埼玉県S2リーグ 2019/04/07 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-0勝利・・・もう1つの戦いもスタート!

どうも、ブクメです☆

味の素スタジアム西競技場での高円宮杯プレミアリーグのユース開幕戦観戦後、場所を埼玉平成高校に移動しまして、もう一つの浦和レッズユースが望む公式戦となる、埼玉県S2リーグの開幕戦を観戦してきました。

浦和レッズユースBとして、埼玉県のリーグに参加してようやく昨年S2リーグまで昇格を果たし、幸い私も比較的多くの試合に足を運ぶことができ、このリーグの上位争いをするチームのレベルの高さを感じることもでき、ユース全体として高いレベルの中で戦える環境ができてきたと感じた1年を過ごし、そのレベルの中でも、S1昇格争いを最後まで演じ手ごたえも感じた中でのS2リーグ2年目となります。

S2リーグに臨むチームの監督も今年は新しくなったため、見る側としては、新1年生(特に外部から来てくれた選手は、初見の選手も多い)も含めて、特に楽しみな要素が多い開幕戦となりました。

昨年は、確かS1リーグにAチームが所属するチームのBチームとの戦いがスタートは多く連勝スタートとなった中で、観戦はできなかったものの、Aチームでこのリーグに臨んでいる西武学園文理高校相手に初黒星を喫して、その次の試合でもAチームに敗れたということから、S2リーグのトップチームで来る相手に対しては、簡単には行かないと言うことを実感。ちなみに、今回対戦した西武学園文理高校とは、ホームとアウェイが入れ替わった2回目の対戦でも敗れたため、昨年2敗した相手といきなり開幕戦で対戦することになりました。

この相手に、どのような戦いができるのかも含めて、見る側としても濃い内容の試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉、MFが左に37番高橋悠、右に14番千葉希(後半14分⇒35番島垣翔)、真ん中に39番戸田大翔と42番吉田来綺、FWが左に29番伊澤壮平、右に33番小川聖凪(後半35分⇒36番瑞慶山一真)

*26番舘澤佑磨が後半アディショナルタイムに準備も出場前に試合終了したため交代はなし

負傷者や、プレミアリーグの方でメンバーに入っていた2年生などあり、こちらのスターティングメンバーでは、3年生の3番清水哲太、14番千葉希以外は、全て1年生という構成になりました。

くどい様ですが、S2リーグは、浦和レッズユースにとっては、Bチームが望む戦いという位置づけにどうしてもなってしまいますが、見る側の私としては、そういう見方はしていません。もちろんプレミアの方のメンバーに入れない悔しさや、そこへ上がるためのアピールの場と考えてプレーする場として考える必要もあると思いますが、基本的には、埼玉県の上位校のトップチームも多く挑んでくる大会ですから、ここで臨むチーム自体がそのままプレミアリーグで戦ってもそん色ないくらいのチームになってくれることを望んでいます(もちろん、現実的には、ここで活躍した選手がプレミアのメンバーに入っていく流れにはなるので、難しいところですが。)

応援する側としては、Aチームがプレミアリーグにいる状況であれば、最大であと2つ上のカテゴリのプリンスリーグ関東までは昇格ができるので、そこを目指したチームになってほしいと考えて見ています。

その点で、この試合では、3年生の3番清水哲太と14番千葉希がチームを落ち着ける役割も含めて重要な存在となる試合でもありました。実際に、この試合でも声をかけチームを落ち着ける役割もしつつ、狙える時には、仕掛けていく形などもありました(守勢の時間帯で突破を試みて引っかかりカウンターを受ける場面もあったりはしましたが、もちろんアピールも重要なので、これに関しては、特に言うことはありませんw)

この試合で思い出した(実は、若干忘れかけていた)こととしては、やはり埼玉県の上位のトップチームになるので、90分を通しての勝負所での変化というものがあるなという点。それに関しては、後半のところで触れます。

正直なところ、序盤は、1年生中心で臨んだ浦和が試合を支配するような展開が多くなりました。相手の攻撃に関しても、特にセンターバックに入っていた34番工藤孝太が高いボールに関してはほぼ競り勝ち跳ね返し、センターバックで組んでいた40番茂木柊哉とともに安定した守備を見せていました。

前半10分くらいには、34番工藤孝太が攻撃参加して枠を捉えた強烈なシュートを放つ場面も見られるなど、ジュニアユースの時にフォワードもセンターバックも両方やった時のイメージ通りのプレーを堂々とやれているのが印象的でした。

まだ、この試合だけでは、外部から入った1年生の特徴を大まかにしか把握できませんでしたが、前線に入っていた33番小川聖凪は、印象に残るプレーが多く、大型のフォワードながら、柔らかくテクニックでかわす場面なども見られました。前半33分の得点の場面も、3番清水哲太のロングフィードをペナルティエリア内右辺りで受けて、アウトにかけてループ気味に決めたゴールに見えました(見ていた位置から、もっとも遠い位置だったので、はっきりはわかりませんでしたが。)

もちろん、ジュニアユースから見ていた37番高橋悠の前後半通してのスタミナがどれだけあるのかというドリブルでの仕掛けや突破、29番伊澤壮平の左サイドに流れながらの突破なども多く見られました。

・・・と褒めまくっておいて、落とすわけでもないのですが、1-0とリードして迎えた後半は、修正してきた相手に対して、守勢に回る時間がかなり長くなりました。この辺りが、やはりトップチームで来る相手と対戦する時の難しさで、浦和はスタートからかなり飛ばしてきたことで主導権を握ったものの、90分を考えてということではオーバーペースだったのかもしれず、後半にスイッチを入れてきた相手に対して、まずは、わかりやすく、寄せの速さに対して、精度が落ちたり引っかかる場面が増え、逃げるために大きく蹴る場面も増えてきてしまうなど、かなり危険な時間帯が長く続いてしまいました。

この時間帯に、落ち着けられるポイントがなかったことも後半が難しい試合になってしまった理由かと思います。

先ほど書いた、埼玉県の上位チームのトップチームがいるようなカテゴリになった時に、昨年も対応しきれずに試合終盤に形勢逆転されてしまって実際に追いつかれたり逆転負けしたのもこういうところで、90分を考えて強弱をつけながら、監督の采配も受けながら、勝負するところで効果的に変化してくるチームがいる。この難しさがあるんですよね。

結果的に、この試合は、なんとかしのぎ切って1-0で勝利することができましたが、S2を戦うチームにおいては、こういう相手に対しても、90分戦いきることをしていかないと、勝ち点が積み上げられないところもあるんだよな(という、忘れていた私も再確認したことでしたw)

とにもかくにも、S2リーグ開幕戦でこの相手に勝利できてスタートできたということは、かなり大きいと言えます。1試合を通した戦い方という課題も残りますが、実際に序盤の戦いぶりを見ていると、まだまだ慣れていないメンバー構成で連携などがずれまくってもおかしくないところで、思った以上に、できていたこと、ゴールを奪うための姿勢が多く見られたところなども、まだ1試合のみですが、S2リーグの今シーズンの戦いにもかなり期待させてもらえる結果となりました。

次節は、5月3日ということで、約1か月ほど先になることや、S2リーグを頂点として戦っているわけではないので、今回の開幕戦は、プレミアリーグとかぶったことで考えられたメンバー構成かもしれませんし、常にAチームの状況に影響されるのがS2リーグを戦う選手になるので、プレミアリーグとかぶっていない次節は、変化もあるかもしれないということを想定しつつ、新1年生の特徴ももっとつかめるように、おそらく足を運べると思うので、楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

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高円宮杯U-15サッカー選手権大会 2018/12/27 浦和レッズJrユースvsツエーゲン金沢U-15 1-1,延長1-1,pk4-5敗戦・・・ここまで連れてきてくれてありがとうございました。

どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの高円宮杯U15の戦いも、いよいよベスト4まで来ました。このラウンドまで勝ち上がってきたもののみに与えられる西が丘サッカ-場での戦い。

思えば、浦和レッズの育成チームを見始めてから既に10年以上が経過してくる中で、私自身にも様々なことが起こる中で、少し前までは、幸いにも、行きたい試合があれば、調整すれば比較的行けるという生活を送ってきました。ジュニアユースと言うカテゴリで言えば、1年生から、メトロポリタンリーグなども含めて、しっかり見られていた時期も数年は作れていたと思います。行けていた時期には、海外遠征にも足を運んでいたこともあった。

それが、私自身の考え方の変化や、実際に仕事的なところも変わってきて、特に、2年ほど前からは、カンボジアに移って仕事をするという時期ができたことで、そもそも、時々帰国したタイミングで行ける試合にしか行くことができなかったのですが、気が付けば、最近は、ジュニアユースの試合は、関東U15リーグなど公式戦のみしか足を運ばないことが普通になっており、今年のジュニアユースの戦いでの最高学年の3年生の場合は、2年生1年生からメンバーに入っていた選手に関しては、関東U15リーグなどで見ることはあっても、ほとんど見る機会がないという状態で今年を迎えたことになります。

ただ、縁というところでは、ちょうど1次帰国していた2017年の8月に私が尊敬する方がU14の監督をしていた時の柏レイソル招待で決勝まで勝ち進んでいるという情報で、勢いで足を運んでU-14の時の戦いを見ていたんですね『柏レイソルU-14フェスティバル 2017/07/30 – 浦和レッズジュニアユースU-14 vs 名古屋グランパス U-14の決勝のみ観戦』、その時に、この世代のポテンシャル的なものをがっつり話をうかがって、観戦した試合自体は敗れてしまったものの、尊敬する方が、この世代を途中まで指導していた貴重な世代と言う見方も私の中では、常にありました。

最高学年になったところで、ちょうど、私自身も5月ごろに拠点を日本に戻すことになったことから、中途半端な時期からですが、比較的ユースとかぶらない時などは、頻度多く足を運ぶこともでき、強いけど、急に弱さの出る不思議な印象も持ちつつ、それでも、割とチームにとって重要な局面は見させてもらっていたのかなと感じています。

夏のクラブユース選手権では、結果的に、足を運べた1試合で気持ち全面のチームに敗れるところを見ることになってしまったものの、その試合を現地で見ることができたことで、今年のチームの課題と、そこからの関東U15リーグでの、戦いでの変化を見届けていくことができながら、この最後の大会となる高円宮杯U15の戦いへと入っていくことができたわけです。

予選がないことで、ぽっかりと2か月ほど観戦はできていなかったですが、大会が始まり、課題を見つけながらも、どちらかというと、夏までは、苦手としていたタイプの相手に対して、粘り強く勝利を続けて、ここまで勝ち上がってくれました。

今私は、トップチーム絡みのところには、ほぼ足を運ばないため、現在トップチームのコーチとなっている、先ほど挙げたU14時代に今年の3年生を見ていた方にだいぶ長い間会うことができていなかったのですが、この準決勝まで勝ち上がってくれたことで、この会場に来ていたその方と、久しぶりに会うことができました。

これも、ここまで勝ち上がってくれたから、ということだと思います。

まず、そのきっかけを与えてくれたことに感謝しています。

試合の事にも触れておきますが、おそらく、私のブログの傾向を知っている方であれば、今日の試合は、細かく書かないだろうなと思っていたかもしれませんが、細かくは書きません。

相手も強かった、でも、浦和も強かった。そして、トーナメントでガツガツ来る、集中してくる粘り強いタイプの相手に勝ち続けてきた浦和レッズジュニアユースとしては、試合終盤に先制点を決めて有利に進めたところで、ポッと失点をしてしまうという、ある意味今年のチームに起っていた、弱さというものが出てしまったのかなとも思います。

ただ、私としては、この試合で大事にして今後様々な舞台で高みを目指してサッカーを続けていくために重要だと刻みたいポイントは、後半のスイッチを入れた時間帯。

比較的、良いピッチコンデションだったことから、本来の細かいパス回しや技術などがこれまで以上に活かせた試合の中で、比較的、バランスを崩さずに試合を進められていた時間帯が多かったと思いますが、点を取るためにスイッチを入れ、本来のポジションを崩しながら、個人技で前線に突破していったプレーで、相手を圧倒した時間帯がありました。

勝負には敗れてしまったものの、私個人的には、簡単に崩せない相手に対して、少し工夫をしていく必要がある、バランスを崩すリスクがあっても、点を取ろうと、この時間帯を作ってくれたことが嬉しかったです。

この高円宮杯U15での戦いと早期敗退せずに、勝ち進んでくれて試合数を増やしてくれたことで、見る側としての発見もより多くできましたし、少し遅めの特徴探しができた選手も多いです。この発見を持って、来年のジュニアユースや、ユースに上がる選手は、そこでのプレー、高校サッカーなどほかの道でサッカーを続ける選手は、そこでのプレーをまた楽しみにできます。

年末まで楽しい時間を与えてくれたことに感謝します。

ありがとうございました!

ではでは。

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高円宮杯U-15サッカー選手権大会 2018/12/25 浦和レッズJrユースvsガンバ大阪門真Jrユース 1-1,延長1-1,pk4-1勝利・・・ギリギリの攻防。勝ち方に余裕も見せ、高みを目指す

どうも、ブクメです☆

年末もサッカー三昧ありがとうございます。今日中にやる仕事を忘れかけて、慌ててやるなど、曜日の感覚を忘れてしまうくらい、毎日サッカー観戦を楽しませてもらってます。ということで、昨日は、いったんFC Goisの試合観戦を挟みつつ、25日は、準々決勝進出を決めた浦和レッズジュニアユースの高円宮杯U-15の試合に足を運びました。

会場は、前橋総合運動公園ですね。よく書いているのですが、群馬でやる大会の中で、とくに大きな理由はないのですが、この会場は好きなので、全国大会がある時には、1度くらいここで試合を見たいなと思いつつ、今回もそれがかないました。なんだか、ピッチの向こう側がアスファルト舗装されていて、時々、新しい道路のにおいが漂ってくるという不思議な感じ(いつもは、またこの地域的な別のにおいが漂ってくることが多いw)の試合でしたね(プレーしている選手は気にならなかったと思いますが、そういうの割と気になる方ですw)

真剣勝負の全国大会でピリッとした感じのスタートではなく、割と緩く書き始めることができたのは、おそらく、実際の試合自体は、ギリギリの攻防で、本当に勝敗においてはどちらに転ぶかわからないような難しい試合となったものの、延長PK戦まで行った後の浦和の選手たちの落ち着き具合(駆け引き勝ちができてしまっていたこと)と、試合終了後の、この1試合の勝負に一喜一憂と言うことではなく、少し表現が合っているかはわかりませんが、喜び方の余裕があるというか、そんな1面を見ての準決勝進出を見届けた後だからななのかなと思います。

PK戦で勝利でこれを決めれば勝利と言うところで、決めた後に「あれ、勝ったよな?」と思いつつ、浦和の選手が喜んでいないから、数字間違っていたかなとか、PKの最初に停めたかに思えたプレーが先にキーパーが動いたということでやり直しになった流れから、決まったように見えた場面が、またやり直しになるのかと一瞬思いましたが、審判が決着の笛を吹いたところで「ワー!」という感じ。そして、淡々と試合終了と見せかけて、急に「ワー!」とキーパーに走り出し、キーパー逃げるの構図とか、なかなかのものでした。なんだろう、図太くなったなというか、どういう表現が合っているのだろうか。

浦和の下部組織の試合を見てきて、もしかすると、これまで私が見てきたPK戦の中で、もっとも、キーパーがが駆け引きに勝ち、蹴る選手が外す気配のない安心感のあったPK。80分+延長20分の攻防がギリギリだっただけに、その対照的な状況にやられたのかなと。

で、ふと「浦和レッズジュニアユースの目標は優勝だから、ここも通過点と言う落ち着きなのかな」とか解釈しておきました。

では、簡単に試合の話に触れますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に34番都築駿太、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半31分⇒17番小山田直人/延長後半3分⇒22番萩元雅樹)、右に14番坂田綜太郎(後半開始⇒37番稲垣篤志)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが10番高橋悠と13番伊澤壮平(後半20分⇒27番西田春斗)

となります。

簡単にと書いたのは、この試合が、全体を通して、「強さ(強度)」と「集中力」の戦いに集約される試合になっていたから、細かい出来事よりも、相手の強度が強く、前線の強さがあり、ロングスローもあり、そういう相手に対して、浦和としては、苦しめられながらも、決して、上手さや個人技が存分に発揮できた試合にはならなかったものの、勝負に勝つために全力を尽くして、勝ち切ったという試合と言いきれてしまう部分もあるからです。

そして、浦和としては、私が見てきた中では、苦手とするタイプの勢いを打ち破った試合の一つとも言えるのかとも思います。

試合開始早々に、相手の勢いと序盤で主導権を握り切ってしまおうという集中力にやや圧倒されることになり、結果的に、3分で0-1という難しい状況を作られてしまいます。このタイプの相手に対して、こういう失点の仕方をした時には、ガタガタと行ってしまってもおかしくなかった流れで、一つチームとして成長したなと感じたのが、すぐに試合を振り出しに戻すゴールを決めることができたこと。

5分に相手のプレッシャーをかいくぐりながら得たフリーキックのチャンスで8番戸田大翔からのボールを11番工藤孝太がピンポイントに合わせてゴール。この大会で、なかなかセットプレーで競り勝っていても相手キーパーの好セーブなどに防がれていた、11番工藤孝太が、ここ一番の状況で炸裂した形になりますね。

表現を極端にすると、リードされる展開ではなく、先制点を狙っていた状況よりも、ビハインドを背負って、そして、相手のペースに飲まれそうになっていたところでより強さを発揮したということになります(もちろん、先制点を狙う場面でも追加点を狙う場面でも決められるとなお良いですが。)

あっという間に2点が入る試合になりましたが、ここからの攻防が凄かった。特に前半は、相手の前線の選手の強さとセカンドボールへの意識の高さにかなり苦しめられたり、体格的な差のところを狙われて、そこに対応できずにピンチを迎えるという場面も多かったと思いますが、浦和も、ピンチになっても集中して弾き返すことができていたことや、これまでの試合同様に、前線で10番高橋悠が相手の方が人数が多い場面で粘り強くキープして、突破して仕掛ける場面も、作り出すことができていました。

決定機は、あまり作れなかったものの、13番伊澤壮平のポストプレーを起点に10番高橋悠から7番篠田大輝が受けてコースは甘くなったもののシュートまで持ち込む形なども作れていました。

相手の強度から、長いボールを蹴る場面もいつもより多くなってしまってはいましたが、それだけにならないように、特に序盤は、6番大野海翔が食いつかせて交わすなど、相手をいなすプレーなどで勢いをそぐプレーをしていたのも印象的でした。

そして、セットプレーのところでの競り合いなどは、1,2回戦よりも更に惜しい形を作り出すことが多くできていたようにも感じました。

ただ、相手の前線の強さと力強い突破に苦しめられたのは確かです。前半終了間際に連続でコーナーキックを奪われて、ここをしっかり集中して無失点で切り抜けたことがまず一つ大きかったと思います。交代なども、この試合では、攻撃の打開以上に、相手の攻撃に対応する守備の意識を求められる部分が強くなったのかなと。

前半を1-1で折り返し、後半も展開としては、同じような攻防になるわけですが、お互いにちょっと集中が切れたところで狙って決定機になりかけるという場面も何度かありましたね。

そういった浦和のチャンスとしては、後半5分の、相手のバックパスを相手キーパーとディフェンダーが二人くらいいたところで、お見合いしそうになったところを13番伊澤壮平が、狙って、あと一歩で決められそうなところをギリギリ先に反応されたという場面もありました(浦和も同じような場面で危なかった局面もあった。)

この試合でも、崩すというところでは、相手が守備的にきたわけではなく強度を持ってきたことから、そもそも、攻撃に人数をかけるのが難しい試合にはなっていたものの、そういった中で、この試合では、4番島垣翔が狙える時に狙ったミドルシュートが大きなチャンスになったという場面もありました。

互いにチャンスを作りながら、得点が入らないまま時間が経過する中で、後半31分に17番小山田直人が投入されると、17番小山田直人の攻撃の仕掛けや狙い、シュートなどがリズムを変えてチャンスを作る場面があったものの、その分、守備の切り替えなどのバランスのとり方が難しくなったのか、更に交代ということなどもあったようですが、そのくらいギリギリの試合だったということですね。

その中でも後半15分前後は、浦和の時間帯になりかけたところで、コーナーキックから8番戸田大翔のキックが直接ゴールに向かう形で相手キーパーの好セーブにあったり、11番工藤孝太からの長い展開で7番篠田大輝につながり、クロスに13番伊澤壮平がヘッドで合わせる場面も相手キーパーの好セーブに阻まれ、4番島垣翔の見事なシュートもキーパーに弾かれた。相手キーパーのレベルも高かった。

ただ、この試合では、18番淺沼李空がヒーローになる予感があった。それは、後半35分の相手の直接フリーキックの場面。相手が蹴ったシュートは、コースも強さも完ぺきに近かったと思うんですね。しかも、残り5分ほどでこれが決まっていたら、かなり厳しいものになるということろで18番淺沼李空がスーパーセーブを見せて防ぎました。

結果的に、PK戦まで持ち込まれたところで、相手にこのイメージがあったのか、PKの最初のキッカーをやり直しになって決められたものの、完璧にコースを読んで止めたところが、相手のその後のキッカーに強く印象付けられていたことが、結果につながったのかなと。更には、先ほど書いたように、相手キーパーもレベルが高く、試合中も好セーブを連発していたことから、いわゆる当たっているというところでは、相手キーパーも同じだったと思うのですが、見た限りは、浦和のキッカーが落ち着きすぎていたというか。これも、相手にプレッシャーを与えることになったのかなと思います。

非常に厳しい試合をものにして、浦和レッズジュニアユースが26日の準決勝に進出し、頂点まであと2試合を場所を西が丘サッカ-場で戦うところまで来ました。

まだ課題を探せば、色々あるという状況ではありますが、今日のようなタイプの相手に対して、勝負で勝ったということは大きいです。間違えなく、夏に敗れた時のチームは乗り越えたと言えます。

あとは、頂点に向かって2つ勝つだけです。残り2試合も楽しみに足を運ばせてもらいます!西が丘サッカ-場になるので、ピッチコンディションも良くなりますねw

ではでは。

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高円宮杯U-15サッカー選手権大会 2018/12/23 浦和レッズJrユースvsJFAアカデミー福島U-15 1-0勝利・・・崩しの形に苦しむも勝負には勝つ

どうも、ブクメです☆

そこそこ余裕を持って出かけているつもりが2日連続で、試合開始20分前くらいに会場に到着と言う計算ミスをしつつも、しっかり試合に間に合いました。

ということで、22日に開幕した高円宮杯U15は、大会2日目。1回戦で大分トリニータU-15を下した浦和レッズジュニアユースは、2回戦でJFAアカデミー福島U15と対戦。会場は、昨日に引き続き、前橋フットボールセンター。天然芝のピッチになりますが、多くの大会で使用された感が強いというか、結構ピッチ状態は悪いんですよね。「対戦相手も条件は同じだ!」とかなりそうなので、それは言っても仕方ないですが。

雨の予報も出ていた中で、雨に降られる時間がなかったのは、幸いでした。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に34番都築駿太、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半35分⇒16番福田朔良)、右に14番坂田綜太郎(後半20分⇒37番稲垣篤志)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが10番高橋悠(後半40分⇒22番萩元雅樹)と13番伊澤壮平(後半16分⇒27番西田春斗)

となります。

スタメンは、1回戦同様。試合展開もあったので、メンバー交代のタイミングや、入るポジションなどに変更があったものの、基本的に、大きな変更はない構成となっています。

1回戦では、試合自体は相手を圧倒したものの、押し込む時間帯や決定機に決めきれない、相手の集中力を上回るほど崩し切れていない(と言う表現が適切かどうか)という場面も多く見られた浦和レッズジュニアユースでしたが、2回戦も、1回戦同様、試合開始からしばらくの時間帯は、一方的に攻め続けるような展開となり、決定機も実際作っており、クロスバーを叩くシュートもありましたが、決めきれずという課題は残すことになりました。

試合開始早々に、フリーキックのチャンスからのヘディングシュート、10番高橋悠のクロスバーを叩く惜しいシュート、13番伊澤壮平のインターセプトから抜け出した10番高橋悠が仕掛ける形、8番戸田大翔を経由した展開力のある仕掛け、8番戸田大翔がキープしてラストパスを7番篠田大輝が合わせた場面など、かなり相手のゴールに迫るチャンスを多く作ります。

1回戦と少し違っていた点としては、攻撃して奪われた時のカウンターの怖さと言うところが相手にスタートからあったという点かと思います。

また、浦和のサイド攻撃に対して、結構研究されているのかなと言うところがあり、それでも序盤は、相手も若干ミスが多く浦和の攻撃の圧力に対応しきれないというところがあったものの、チャンスを決めきれずに時間が経過するところで、徐々に守備に落ち着きがでてきたところで、サイド攻撃に対して、中盤の選手も囲い込むような形など場合によっては、一人の仕掛けに対して3枚で囲むような守り方で、ここで奪われる形も増え、突破してクロスを上げても中の守備の枚数も足りている状況で簡単にクリアされるか、カウンターを受けるという場面も見られました。

ただ、攻撃ばかりの良さが目立ちますが、守備のところでも、11番工藤孝太が相手の高さを生かした攻撃に対しては、ほぼ完ぺきに跳ね返すことができており、全体的に浦和の守備も集中を切らさずできていたと思います。

前半を0-0で折り返し、後半スタートしたところで、相手の計算もあったのかと驚かされたのは、後半開始早々にこれまでほとんどやってこなかった、左サイドから、左サイドバックの選手がパス交換から攻撃参加して一気にサイドから仕掛けられてヒヤリとする場面を作られます。

おそらく、前半を0-0で切り抜け後半の早い時間に得点を奪うという狙いだったのか、たまたま後半スタートで行くぞと言う気持ちでそういうプレーになったのかは、わかりませんが、後半の最初の15分ほどは、やられているイメージはないものの、危険な形を何度か作られました。

後半10分くらいに、大きめの選手が投入された時のセットプレーで、その選手にいきなり枠はそれたものの、ヘディングシュートを打たれてしまうという場面もありました。

割と怖い展開です。浦和の攻撃力が上回っていることを認めた上で、そこをつぶしながら、シンプルに狙ってくるわけですから。

そして、浦和のサイド攻撃は、個々の突破力だけでは、ほとんど跳ね返されるという時間が多くなる中で、一つは、それでも力強く粘り強く突破を仕掛けることでセットプレーを獲得してゴールを狙うか。その辺りは、7番篠田大輝や10番高橋悠が、意識してやっていたのか、2,3人に囲まれても突破を狙うと同時に、相手の守備でかかってもこぼれ球もキープする意識から高めの位置でフリーキックやコーナーキックを奪うことが数は多くないものの、できており、そこからゴールを狙う惜しい形もありました。ただ、相手のゴールキーパーのセットプレー(特にハイボール)の対応が上手く、先に触りたいところで、キーパーにキャッチされるという場面も多くありました。

攻めの回数は浦和ですが、勝負のところでは、どちらに転んでもおかしくないという雰囲気もあった中で、浦和の対応として良かったなと思ったのは、交代選手を入れつつ、相手の守備のやり方を突破するための試みとして、交代で入った37番稲垣篤志なども加わり、サイドで近い距離に3人くらい入り、相手がサイドに人数をかけたところに対して対応しようという狙いも何度か見られました。

それでも、崩し切るというところは難しく、連戦なので疲労の蓄積もあったと思いますが、徐々に攻撃してから奪われて守備に回って再び攻撃となった時に、全体で押し上げるというところが上手く行かない流れにもなってしまっていたところで、10番高橋悠が見せてくれました。

後半27分にサイドから突破を図り、相手ペナルティエリアに侵入したところで、相手選手に倒されてPKを獲得。正直見ている側としては、10番高橋悠にパスが通ったら、任せてしまって、押し上げがないと話をしていたところ(実際この攻めでは、ペナルティエリア付近に侵入するタイミングでは、誰も中で合わせられる選手がいなかった)での、自らの突破から得たPKではありました。

このPKのチャンスを10番高橋悠が自ら決めて1-0とリードして、残り10分ほどという状況を作ることに成功。

16番福田朔良を投入したところで、1回戦の時は、センターバックの11番工藤孝太が前線に入るということもありましたが、この試合では、シンプルにバックラインに残して後ろでの高さ強さに対して跳ね返せる形をとり、また、交代出場で前線に入っていた27番西田春斗がロングボールを狙う相手キーパーのミスを狙うように積極的にチェイスするなど、残り時間を考えて、同じ交代でも違った役割を意識的にできているのが良かったと思います。

また、1点を奪った後に守りに入ったということではなく、その直後に畳みかけるように攻撃を仕掛け、その中で27番西田春斗がループ気味のミドルシュートを狙う惜しい場面も作っており、点を取ってからのもう1点奪いに行く狙いも見られました。

1点を奪いに来る狙いでは、相手の決定機も何度かあり、18番淺沼李空の好セーブでなんとか防いだ場面や、守備陣がギリギリのところで防いだプレーも何度かありました。

試合開始の時には、1点入れば、点差を開いて勝てそうな雰囲気があった試合が嘘のように難しい試合になりましたが、勝負強さを見せた浦和が準々決勝進出となりました。

ここまで2試合とも、相手が浦和の攻撃を受けるという戦い方で、浦和が主導権を握る形で、それに対しての相手の守備の対応に苦慮しながら、打開してきたという展開になりました。今後の相手がどのようなタイプかは、わかりませんが、相手が守備意識高く来た場合にどのように崩していくかと言うところでは、今日の試合で後半試みた形などは一つ武器になるでしょうし、また、押し込む時間帯でしっかり決めてしまえるかどうかということも、重要になってきそうですね。

あとは、ガツガツ勢いよく来るような相手にここから先当たることになった時は、そういう相手に対して飲み込まれずに自分たちの形に持ち込めるかなど、様々なことを想定しておく必要はあるとは思いますが、2回戦までの戦いぶりと勝ち方を見ている限りは、試合の中で起こっていることに対しての適応力というのも試合ごとに身について行っているようにも感じられますし、たった2試合ですが、おそらく、スカウティングする側のチームからすると、「こういう戦い方だけしかできないチームだ」という対応がしにくい状況になっていると思うんですよね。

センターバックに入っていたと思っていた選手が、前線に入ったと思ったら、パワープレーというよりは、普通にサイドから抜け出して決定機を作るだとか、交代選手でサイドから攻撃を仕掛けるのが怖い選手がいるなと思ったら、次の試合では、前線に入って、執拗にバックラインやキーパーにプレッシャーをかけてくる選手になっているとか、3人で囲んでいるのに、こぼれ球の反応が早くて結局セットプレーを取られてしまうと、精度高く直接も狙える選手がいるとか。

トーナメントに必要な勢いと同時に、適応力や、できることの種類が多い。これは、対戦相手としては嫌でしょう間違えなく。

ただ、優勝するチームと言うところでは、まだもう1つ質を上げなければならないところもあるとも感じています。

2連戦で疲労もたまっているところでしょうから、24日はしっかり体を休めつつ、25日からの準々決勝に、もしまた相手が守備的に来るチームでそれが組織的で難しいものであれば、0-0で長い時間が経過するような展開にもしなるようであれば、後半の押し上げきれなかった時間帯に、今度は、押し上げて、守備的なチームを崩し切ってのゴールを見たいです(もちろん、序盤に畳みかけるという展開が一番見ている方は楽ですがw)

準々決勝も楽しみに足を運びます。

ではでは。

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高円宮杯U-15サッカー選手権大会 2018/12/22 浦和レッズJrユースvs大分トリニータU-15 4-0勝利・・・楽な展開にならない何かは、この先の暗示?

どうも、ブクメです☆

関東U15リーグの最終戦を観戦したのが10月14日になるため、実に2か月と1週間ぶりのジュニアユースの試合観戦となる、今年のジュニアユースの締めくくりの大会となる高円宮杯U15が今日から開幕。2か月前の試合まで足を運べなかったということではなく、リーグ戦でこの大会の出場権となる上位でのフィニッシュに成功しているため、関東予選を免除される形での出場権を獲得となった浦和レッズジュニアユースの公式戦自体が、これだけの期間が空いたということになります。

結果的に、ユースのプレミアリーグ最終戦の時に、おそらくその週末に東海地方の遠征など行っていたと思われる浦和レッズジュニアユースも来ており、会場の竜洋スポーツ公園サッカー場でジュビロ磐田U-15との練習試合が組まれていた時に久しぶりにジュニアユースを見ることはできたものの、試合自体は、その日は、すぐに帰らなければならなかったため、見られておらず、それ以外には、試合など見つけることもできなかったため、完全に2か月ほど見ない中での今日の試合となりました。

結構な期間になりますので、大きくチームが変わっていたら混乱するかもしれないと思うところはあったものの、全体的な戦い方やメンバー構成などは、おそらく負傷してこの大会に参加できなかった選手などは、あったようですが、比較的これまで見てきたイメージ通りのチームだったので、すんなり頭を戻すことができました。

今回の対戦相手は、大分トリニータU-15ということで、この対戦相手もジュニアユースのカテゴリでは、対戦した記憶がなく、イメージとして、サガン鳥栖など九州のジュニアユース勢は、難敵なので、楽には行かないだろうという想定で試合を見させてもらいました。

結果的には、おそらく公式記録など見ても、浦和レッズジュニアユースが圧倒した試合と言うデータは残ると思いますが、実際は、1試合を通して考えたときには、いわゆる初戦の難しさというところで、相手がかなり自分たちの戦い方に自信を持ってプレーできるまでに時間がかかるバタバタした展開になってしまったところで、浦和が圧倒する形になったと書く方が正しいようにも感じます。

その辺りも踏まえて、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に34番都築駿太、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半27分⇒17番小山田直人)、右に14番坂田綜太郎(後半16分⇒37番稲垣篤志)、真ん中に8番戸田大翔(後半28分⇒22番萩元雅樹)と4番島垣翔、FWが10番高橋悠(後半33分⇒16番福田朔良)と13番伊澤壮平(後半21分⇒27番西田春斗)

となります。

開始早々から、浦和が押し込む展開となり、いくつか取り上げただけでも、開始早々の13番伊澤壮平のシュート、2分のバーを叩いた10番高橋悠のヘディングシュート、3分の8番戸田大翔のループシュート、7分の7番篠田大輝の左からのクロスがシュート気味になり、ポストを叩いた場面など、超がつくくらいの決定機をたびたび浦和が作っていたものの決まらないという状況が続きます。

いつ点が入ってもおかしくないような展開の中で、本当にどうしてかわからないくらい、バーやポストに嫌われるチャンスが続き、こういう試合の場合は、相手が守り慣れて落ち着いて自分たちの戦いができ始めて反撃で逆に失点などした時に、状況が一変することがあるので、それが怖いなと言う見方もしていたのですが、相手もなかなか攻め手がないということで、とにかく浦和が押し込んでいつ決まるかと言う時間が長くなります。

序盤は、ミスで決まらなかったものの、徐々に相手が守備のところで当たってきたのは事実で、序盤にチャンスが多かったことで、やや浦和も雑なプレーで奪われる場面も増えてきたところで、このまま0-0で行くと何か起こる・・・かもしれないという雰囲気も起こり始めていた中で、一つのフリーキックの流れから浦和が待望の先制点を奪うことに成功します。

前半22分に直接狙うには、やや距離があるようにも見えたところで、一緒に見ていた方が「狙いそう」と言って私は「ちょっと遠くないですか」とか、そんな会話をしていたフリーキックの場面で8番戸田大翔がサイドを巻いて低めのゴール隅を狙う見事なキックでゴールを狙い、これは、相手キーパーの好セーブで弾かれてコーナーになったものの、そのコーナーキックのチャンスから、ペナルティエリア内での相手のハンドを誘いPKを獲得。

このPKを10番高橋悠が決めて1-0とようやく浦和が専制に成功します。

先制点後に相手が崩れてくれれば良かったのですが、守備に関しての集中は相手がより高まった印象があり、惜しいチャンスは、数多くその後も作ったものの、前半は、その1点のみの1-0で折り返します。

後半もスタートから同じような流れが続くものの、サイド攻撃に対しての相手の守備がやはり前半で手ごたえを掴んだことからか、粘り強さを増しており、相手陣内でプレーする時間は相変わらず長くても決定機が作り切れないという後半の10分ほどになりました。また、前線で裏を狙ってかき回すタイプの選手が相手に投入されたことで、前半より反撃された時に、上手くパスを通されると危ないという雰囲気もありました。

やや焦れるような時間帯が続いたものの、その均衡を破ったのが、相手が集中して攻めきれなかったサイドからの攻撃というのが良かったのですが、後半13分に、左サイドから13番伊澤壮平がサイドから仕掛けペナルティエリア内での相手のプレッシャーがあっても粘り強くキープし持ち込んで10番高橋悠にパスを通すと、パスを受けた10番高橋悠も落ち着いてシュートを決め、2-0とします。

初戦の難しさを考えると、このまま2-0で勝ち切るということでも成功は成功だとは思うのですが、夏の悔しさから、この大会では優勝を明確な視野に入れて戦う浦和レッズジュニアユースは、更に得点を奪いに行くという選択をします。連戦になることから、交代枠もいっぱいに使うことができました。2点リードが開くまでは、比較的バックラインの選手が、リスクを負って前線にという場面は、少なかったのですが、例えば、センターバックの3番岡田翼が攻撃的に高めの位置に上がってプレーする場面や、サイドバックの34番都築駿太もワンツーから前線の中の方へドリブルで切り込んでいく場面なども見られました。

そういった、この先の戦いを見据えた様々な試みを行っていく中で、迎えた後半25分に交代出場でサイドから効果的な攻撃を仕掛けていた27番西田春斗が、コーナーキックのチャンスからのヘディングシュート(11番工藤孝太?)からのこぼれ球を押し込んでゴールし、3-0とします。

そして、3点目が入り、後半33分に16番福田朔良が投入されたところでセンターバックの11番工藤孝太がトップに入り、「パワープレーが必要になる試合も想定してかな?」と言うフォーメーションの変更があったものの、実際高さに強い形になったものの、そこから2本ほど、決めきれなかったことは課題にはなるものの、前線に入った11番工藤孝太がロングボールからではなく、サイド攻撃で抜け出すという形の流れからの攻撃で決定機を複数作ったというのもこの先を考えると大きいなと思います。

最後まで攻撃の意識を崩さずプレーする中で、迎えた後半37分に獲得したフリーキックのチャンスで6番大野海翔が、もしかすると本人は、味方に合わせる弾道で蹴ったのかもしれませんが、そのまま相手のゴールに吸い込まれ4-0とします。

結果的に、攻撃の回数の割には、先制点までにだいぶ時間がかかってしまったものの、終わってみれば、難しい初戦を、見事な勝利で終えることに成功しました。

結果的に4-0とスコア的には快勝と言える終わり方ですが、タイトルでも書いたように、もちろん、決められるところを決められなかった課題として、しっかり考える必要もあるものの、サッカーと言うのは、本当に決定機でどうしてかわからないくらい決まらない時には決まらないことも多いスポーツである中で、その典型的な例となるバーやポストに嫌われる場面が連発と言う展開になったのにもそれなりに意味はある(というか、今後意味を成してくる)のかなと勝手に考える部分があります。

楽な展開で序盤で試合を決められるくらいの点差にできた雰囲気もあった試合ですが、こういうトーナメントでの戦いは、楽に勝ててしまうことが次の試合に与える影響と言うのは思った以上に大きくなることもあり、気持ちを引き締めようと思っても、ペースが狂ってしまい、初戦10-0とか圧勝したのに、次の試合でぽろっと0-1で敗れるとかもありがちというか、それが難しさと言うか。

そういった意味では、この試合は、相手の守備の集中力と最後まで気持ち切らさずに戦ってくれたことで、少しチーム力としては差があったかもしれないが、試合としては、全国大会で勝ち上がることの難しさを感じることができたでしょうし、集中した相手を崩すことと、相手陣内で多くプレーすることは違うと感じることもできたでしょうし、その中で、より守備に自信を持ち集中してきた相手に対して、後半奪った3点という得点の意味も大きいと思います。

思いを背負い、そして、スタメンの選手だけでなく、交代で入った選手も躍動し、結果も出し、試合ごとに課題が見える中で勝ち抜いていく、そういうステップが踏めるチームがこの大会で優勝できると思いますし、そういう意味では、この初戦で起きたもろもろで、その予感を感じだしているのは事実です。

明日の相手は、JFAアカデミーということで、こちらもあまり対戦したイメージがないチームですが、どのような戦い方をする相手であっても、今日のような姿勢で戦っていければ、おのずと結果も付いて来ます。

明日の戦いも楽しみにしています!

ではでは。

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U-16埼玉県サッカーリーグ2018/10/19 浦和レッズユース vs 大宮アルディージャユース 1-2敗戦・・・このリーグもやはり楽しい

どうも、ブクメです☆

確かにU16リーグは、久しぶりだとは言っても、ブログを見てみると2013年12月って・・・5年ぶりでしたw

基本的に平日夕方で、以前浦和に住んでいた時には、仕事を調整して足を運ぶのも問題なかったものの、今は、距離的な問題・・・は、実は私にはそんなに関係ないのですが、それ以外の状況で思うように動けないことが多くなりつつあります。なかなか難しいものですね。私自身は、積み上げてきたつもりでも、実感ができない状況がたびたび訪れます。選手にとっても、そんなことって多いのではないかなと。ある意味、フリーランス仲間みたいに考えているので。

U16リーグは、なかなか日程を知ることが難しいのですが、情報をいただいて木曜日の夕方に与野八王子グラウンドで大宮アルディージャユース戦があるということがわかったので、足を運びました。前日くらいまでは18時だったはずが、18時30分キックオフに当日に(?)変わっていたというのも、なんか、U16リーグらしいなと微笑ましい感じで、試合後予定があり東京方面へバタバタ移動することになったわけですが、そんなこんなでブログを書くのも今日になっていたりします。

浦和レッズユースは、Bチームが埼玉県S2リーグまで昇格をしたことで、多くの選手に高いレベルでの経験の場が与えられるようになり、1年生の多くがこのリーグでの戦いで真剣度の高い相手と公式戦として戦っています。

それを踏まえての浦和レッズユースとしては、1年生やジュニアユースのみで戦うU16リーグということで、今年初めて観戦したわけですが、ある程度見やすくもありました。更に、結果的に足を運べなかったものの、福井国体を制した埼玉県のメンバーの主力同士がそれぞれのチームに戻っての再戦という部分もあるということで、そういうポイントも考えながら見ていると、更に面白かったというか。

では、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャユースU16のメンバーと交代は、以下

GK30番鈴木彩艶、DFが左に32番佐藤優斗、右に38番松村大也、真ん中に33番舘澤佑磨(後半40分⇒42番山本陽生真)と40番山田奈央、MFが左に36番福島竜弥(後半15分⇒31番木下翼)、右に29番奥山圭介、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人、FWが34番成田安里と37番堀井真海(後半39分⇒10番高橋悠)

となります。

前半スタートのインパクトとしては、相手の方が上というか、細かいドリブルで様々な場所に顔を出しては仕掛け、引き付けてのわずかな隙間を通してのサイドへのパスなど、わかりやすいプレーを連発する選手がいて、一緒に見ていた方に、「この選手、国体で活躍していた大宮の選手ですかね?」と聞いたら、調べてくれてやはりそうだったという。その選手とサイドからのスピードのある選手にかなり序盤慣れるまでは、浦和が対応に苦慮するという時間が続きます。

やや印象に残ってしまったのが、前半5分に中盤で39番盛嘉伊人がボールを受けると、前線の37番堀井真海に当て、左前線のスペースの36番福島竜弥に渡すと追い越していく32番佐藤優斗にパスを通して、仕掛けるというテンポの良い攻撃を仕掛けてチャンスを作るのですが、その2分後の7分に失点をすることになったのですが、その大宮の得点までの流れが、中盤から前線に当てて、左サイドに開き、追い越した選手にパスを通して、クロスに合わせられてだったんですよね。

別に意識して同じような形でやり返したのではないとは思いますが、浦和がチャンスを作った形と同じような形で失点したのは、ちょっと悔しかったですね。

これは、プレミアリーグで戦うチームにも共通しての課題なのか、全体的にシュート意識が低いのが気になる中で、前回のS2リーグの埼玉平成高校戦の時と同様に、29番奥山圭介が、ゴールを意識したプレーをこの試合でも多く見せていたのも印象的でした。

この試合の浦和の最初のシュートとなったのも、前半6分のコーナーキックからの流れでの29番奥山圭介のシュートだったと思います。

それ以外にも、相手のバックラインが大型の選手でつぶされるような形も多かったものの、ペナルティエリア内でよりゴールのにおいのするプレーになっていた局面では、その場所に29番奥山圭介がいたことが多かったです。

試合自体は、開始からしばらくは、相手の攻撃の対応に苦慮することが多かったものの、徐々に慣れてきてからは、仕掛ける回数は相手が多くても、いつ点を取られてもおかしくないというような場面は、それほど作られることはなくなりました。

浦和の攻撃では、前半10分にペナルティエリア僅か外くらいまで37番堀井真海が持ち上がり、倒されたように見えたのですが、ここではファールはもらえず。

前半22分に右サイドからの攻撃で38番松村大也のクロスに29番奥山圭介がヘディングシュートでゴールを狙います。

39分には、ディフェンダーとの駆け引きで勝った34番成田安里がボールをキープし、32番佐藤優斗へパスを通し、32番佐藤優斗がシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

サイドからの攻撃でも貢献していた38番松村大也でしたが、相手の前半の猛攻の中で、前半終了間際に相手のスピードのあるサイドからの突破を察知してカバーしたように、守備のところで、自由にサイド攻撃をさせないプレーでの貢献も印象的でした。

前半を0-1と1点ビハインドで折り返し後半に入ります。

後半2分に32番佐藤優斗からの相手ディフェンダーの間を狙ったペナルティエリア内へのパスに29番奥山圭介が反応し、キープできればという形を作りますが、相手ディフェンダーに潰されます。

後半4分には、37番堀井真海から39番盛嘉伊人へ、いったん落とし、右サイドを駆け上がる38番松村大也へ展開し、サイドから鋭いクロスを入れるも相手ディフェンダーに跳ね返されます。

後半13分には、バックラインで奪った流れで33番舘澤佑磨がそのまま前線のスペースが開いていたところへ、持ち上がり、裏へ抜ける34番成田安里へとつなげ仕掛けるもクロスは相手キーパーに防がれます。

後半16分には、交代で入った31番木下翼の左サイド前線のスペースへ、38番松村大也から大きな展開がありますが、僅かに相手ディフェンダーが先に反応して防がれますが、こういう大きな展開からの仕掛けが何度かチャンスにつながる形も増えていきます。

相手チームの事なので事情は、よく分からないものの、前半は、割と制約なく自由に動いて危険な形を多く作られていた選手が、後半は、割とポジションから大きくは動かないようなプレーが多くなり、危険度と言うところでは、前半よりは感じなくなっていたのですが、それでもサイドからの突破はスピードがあり、後半19分には、サイド攻撃からの流れでポストを叩く決定機を作られるなど、気は抜けない局面は続きます。

後半も半分ほどを過ぎたところで、そろそろ得点が欲しい時間帯の25分前後には、37番堀井真海の存在感が増してきたというか、自分のメモを見たところ、後半25分に37番堀井真海のシュート、直後も相手前線めがけてのチェイス◎、後半30分に37番堀井真海インターセプトと連続して印象に残ったプレーのメモに名前を書いていたところで、後半31分にその37番堀井真海がゴールを決めて1-1の同点に追いつきます。

ここから逆転目指してと思っていた矢先に相手に反撃を受けて、サイドからのクロスをクリアできず、もしかすると同点ゴールから1分も経っていないくらいの時間帯で再び逆転を許してしまいます。

残り10分で再び同点ゴールを狙って何度かチャンスは作ったものの(相手にも何度か大きなチャンスは作られていたが)、その後得点は動かず、試合は1-2で終了します。

結果としては、敗戦です。そして、やはり得点後は、一番気を緩めてはいけないところなので、ここで中途半端な対応で失点してしまったことなどは反省しなければならないですし課題として残りますが、全体としては、手ごたえも感じられる試合であり、1年生だけの試合というのもやはり面白いなと実感した部分もありました。

あとは、これは、ある程度は仕方がないことですが、長くジュニアユース時代から一緒にプレーしている選手同士の動きや連携がスムーズなところで、ユースから加入した選手とのところでの連携がスムーズに行かないところが多いというか、当然長くやっている選手の方が勝手知ったるというところがあるので、その辺が気になるのではなく、お互いの動きを理解し合おうというところが少し少ないように感じるところも考えすぎかもしれませんが、ありました。

特徴を生かし活かされが、前線の選手間でももう少しできると、よりそれぞれの選手の特徴を生かしあえるのになという。別にはっきりしたものではなく、モヤっとしたところでの感想ですが。

日程自体があまり情報が入ってこないので、今後のU16リーグの試合に足を運べるかどうか、その時点で微妙なところもありますが、日程がわかって調整ができるようであれば、もう何試合かU16リーグも足を運びたいなと感じましたよ。面白かった。

ではでは。

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関東U15リーグ2018/09/12 浦和レッズJrユース vs 大宮アルディージャJrユース 1-3敗戦・・・ダービーの要素と攻守のバランス

どうも、ブクメです☆

水曜日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。

台風の影響で延期になった試合ですね。平日のナイターで開催場所は、堀崎公園グラウンド。以前は、よく来ていたような気がしていたのですが、自分のブログを遡って調べて見たら、足を運んでブログを書いた前回の記事がなんと2011年10月の埼玉県クラブユースU15の成立ゼブラJrユース戦まで遡る(第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 2011/10/15 – 浦和レッズJrユースU14 vs 成立ゼブラJrユースU15 1-2敗戦・・・勉強になる相手)という。おそらく、基本的にここに足を運ぶ理由は浦和の育成の試合で、足を運んだ試合は何かしらブログに書いているので、本当に7年も足を運んでいなかったということになるのでしょう。

確かに、ここに足を運んだのは、少なくとも浦和に住んでいたときの記憶しかないわけで、鳩山町の今の自宅から向かうのは、初めてだったので少なくとも3年以上は経っているわけですが。

月日の流れは早い・・・。

ただ、この辺りは、もともと住宅地の一角にある公園グラウンドということで、周辺含めてそれほど変わってないので、違和感はなかったですが。

さてさて、今回の対戦相手は、大宮アルディージャジュニアユース。ダービーマッチですね。

私は、トップチームの応援からは離れてしまって長くなるので、ダービーの意識とか、そういうのは、正直ないのですが、浦和レッズサポーターという立ち位置の方から見ると、同じさいたま市をホームに持つチームであり、負けてはいけない相手であり、浦和レッズの方が上と言う考え方で大宮アルディージャを見るという感じですかね。その辺は、変わってません(一緒に見ていた方がそうだったので。)

見方もフィルターがかかるくらいで、私も若干つられてしまうくらい。

選手目線で言えば、どちらかというと、地域のライバルと言うよりは、少年団時代などにしのぎを削っていたり、もしかすると、入りたかったチームが浦和で今は大宮にいるという選手もいるかもしれませんし、いずれにしても、負けたくない相手であり、もちろん、浦和の選手にとっても、それぞれの選手に何かしらのドラマがあるくらい、関りのある選手がいるかもしれません。

で、既にホームでの第1戦では、一緒に見た方と話している限りでは、相性悪くて負けたみたいな話になっていましたが、4-1で大勝していたんですね。

色々な状況を踏まえて考えて見ると、今日の試合の相手と、浦和が抱える課題の部分がピタリと合致してしまったような展開結果になってしまったようにも思えます。

堀崎公園グラウンドは、ネット越しに観戦する形にはなるものの、選手を近い距離で見ることができるため、いつもよりも、細かいところまでしっかり見えます。ただ、ナイターと照明の加減で、少し離れると見辛くはなるのですが、まあ、近くでの攻防を見る限り感じられることもあったわけでして。

試合に対する気持ちの入り方は、どちらも高かったのはわかる試合でしたが、相手は、浦和をよく研究しており、そして、チャンスが来た時に決めきるという点での迫力は、相手の方が優っていた。

試合開始早々の失点も、相手の集中と出だしのところで前がかりになるところをわかっていて狙われたような失点でもあったと思いますし、5分には、13番伊澤壮平のゴールで同点に追いつき、その後も一方的に浦和が攻め続ける展開ながら、攻めの意識とその後のケアと言うところでの連携には課題があって、奪ったところでの狙いどころや、ミスがあったら、そこで決めきるために集中してやろうというプレーも見られた前半終了間際の失点。

前半を1-2と浦和のビハインドで折り返す形を作り出すと、後半スタートに更に高い集中と追加点を決めてより良い展開にしようギアを上げてきたところで後半2分に再び浦和からゴールを奪い1-3と2点リードしたところで、あとは、点を取られないために集中を切らさずに最後まで戦いきっての勝利。大宮サイドから見たらこんなところでしょうか。

浦和としたら、一方的に攻撃をしていた時間帯で、相手の絶対に失点しないという集中力を更に上回る攻撃で得点を重ねられなかった。ここまで集中して負けない気持ちを出してくる相手もそうそういないと思うのですが、そこを上回ることができなかったことと、やはり1試合という考え方で試合ができていないのも、攻撃の強さとともに諸刃として返ってくる、奪われた後まで味方と連携ができていないのかなと感じます。

ただ、前半は、見ていた位置から浦和が攻めるゴールの方向になると、かなり細かい内容がわかりにくい中でも、明らかにすごかった26番桐山龍人のプレー。サイドからの再三にわたる迫力のある仕掛けからのクロスボールでのチャンスの演出は、とにかく凄いの一言でした。

後半に入っても、おそらく、守備のところで相手に狙われるところまで見えていたのか、カバーリングのプレーでのポジション移動も含めて、とにかくこの試合では、目立っていました。

攻撃に目を移せば、前線サイドととにかく個々の技術がかなりある突破できる選手が多く、特に後半は、攻める方向に近いところで見ていたので、相手ディフェンダーへドリブルで仕掛けていく前線の選手たちの、テクニックと駆け引きは見事なものであることは、これまでよりも、より見えて感じることができましたが、相手の集中力を前に最後のところで決めるまでは、持って行けなかったわけです。

それでも、3失点するような内容ではなかった。でも、3失点してしまった。

その失点の理由をそろそろ突き詰めていくことが必要な時期だと思います。前節は、勝利しましたが、今日と同じような展開になってもおかしくない局面も多かったですよね。

例えば、守備的なチームで、チーム全体でまず守備の意識を持ってプレーするのであれば、そこまで考えなくとも、そこから、少ないチャンスを一人でも打開できるようなタイプの選手がいるので、カウンター型のチームにすることでも結果は出せるチームだと思いますが、このチームは、そういう受け身のチームではなくて、攻撃的な選手のゴールへの意識を高めて、相手を攻撃で押し込んでしまいたいサッカーですよね?

であれば、バックラインと中盤真ん中2枚の選手がかなり意識的に、話し合って連携を高めていくことが必要になります。

言葉を変えれば、誰かのミスや動きを責めるのではなく、補い合う意識が持てなければ、相手のレベルが上がれば上がるほど、攻守のバランスが良く、行くべき時間帯と引くべき時間帯を使い分けられるチーム相手に、攻撃的な長所を逆に短所に変えられてしまい、勝負に敗れるというケースも増えてきてしまうと思います。

今は、ちょっと、采配の意図がよくわからなくなって来てはいますが、今年のユースが良い例で、例えば、センターバック2枚のうち1枚は、大きくて強い選手で対人に強くて、跳ね返すことに長けている選手ですが、繊細なプレーでミスが出ることがやや多いものの、そこに組む選手が大きさはないものの、プレーの選択肢にミスがなく、カバーリングの能力にもたけている選手が組むことで、守備のバランスが取れています。

また、ここもやや、怪我明けで自信を失っているのか、思ったようなプレーができないのか、ここ最近は、安定感に欠けるものの、中盤真ん中の2枚が1枚は、守備意識高く、攻撃にも参加するが、バランスを崩すことまではしないことを意識してできている。バックラインとの連携も意識してやれている。

これによって、攻めの選手が多少引っかかって反撃を受けても、その後の対処ができているんですね。

個々の特徴を伸ばすことは必要です。なので、今年のジュニアユースのチームの前線の選手のゴールを目指す姿勢と仕掛けは、本当に見ていて楽しいです。

でも、サッカーはチームスポーツであり、早く得点を取ったほうが勝ちでもなく、最終的に得点で上回っているチームが勝ちなんです。

その辺を意識して(監督からは、そういう指示が出ていたはず)、試合を読む力もチームとして共有できると、手の付けられないチームになっていけると思いますよ。

いや、チームの細かい事情は、私にわからないので、表面的に眺めていてそう感じるだけですが。

 

まあ、あれですよ。あと、最初に、それほどダービーの意識は私にはなくなってしまったとは言っても、大宮に負けるのは、特に嫌だというのが染みついているようで、3回も失点して、相手の応援している方に「キャー!」とか騒がれると、気分悪かったですよ、本当にw

冬に全国優勝したいのであれば、今日のような失点の仕方(ミスをするなではなくて、ミスは必ず出るので、そこを意識して連携した守備ができるために、どうするかを考えることが必要と言う意味で)をなくすことにも挑戦していく段階です。

ではでは。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人(後半33分⇒19番森碧大)、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半26分⇒2番小林純太)、右に14番坂田綜太郎(後半スタート⇒27番西田春斗/後半20分⇒34番都築駿太)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平と10番高橋悠

でした。

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関東U15リーグ2018/09/09 浦和レッズJrユース vs 武蔵野シティFC 2-1勝利・・・贅沢な課題

どうも、ブクメです☆

夏の全国大会後、2週連続でジュニアユースの試合を観戦できているものの、じっくり腰を据えて観戦もできていなかったりする今日この頃。

前回は、直前に予定があって、試合開始に間に合わず、早い時間での得点を見られず。

今日は、朝にカンボジアから帰国ということで、成田空港に到着して、そこから車でレッズランドに移動し、到着時間自体は、試合開始前にしっかり間に合ったものの、なんというか観戦するための集中力というところでは、なんだかあまりよろしくないという反省点も残ります。

でも、試合の全体的な流れと言うのは、良くも悪くも非常にわかりやすい試合ではあった一戦でした。

先週の柏レイソルU-15に快勝して、夏の大会後、勝敗以外のところでも、ゴールに向かう姿勢や、ベンチからの指示の雰囲気も変わったように感じられ、良い流れが持続するかと言うところも気になっていた一戦。

対戦相手は、順位的には、かなり苦戦している武蔵野シティFCということでしたが、そんな簡単な相手かなと、思いつつ、アウェイでの前回の試合は、観戦できていないため、これまでの横河武蔵野だった時からのイメージで、思っていたものの、その辺も実にわかりやすく出た試合だったとも思います。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人(後半40分⇒19番森碧大)、真ん中に11番工藤孝太(後半スタート⇒16番福田朔良)と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝、右に14番坂田綜太郎(後半24分⇒34番都築駿太)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平(後半19分⇒27番西田春斗)と10番高橋悠(後半40分+1分⇒21番鈴木雄大)

となります。

試合開始からしばらくの印象は、やはりこのリーグで勝てていないチームだなという印象を強く感じてしまうくらい、浦和が一方的に攻める形になり、あっという間に2分に14番坂田綜太郎のゴールで先制します(ゴールの選手がはっきり確認できず、13番伊澤壮平のゴールと思っていましたが、公式で坂田綜太郎のゴールとなっていました。)

その後も、13番伊澤壮平のクロスバーを叩くシュートを含め連続で惜しい形のシュートを場面や、右サイドから26番桐山龍人から10番高橋悠につながりサイドからクロスに7番篠田大輝が合わせるなど、シンプルなパス回しからクロスと言う形でゴールに迫るプレーも多く、また、個人での突破でゴールに迫る場面も割と簡単に作れていました。相手が受け身の形になっている状況でこういう場面が続く中で、相手のベンチからのポジティブな言葉が選手に送り続けられているな~と、なんとなく、感じつつ、30分くらいまで、相手が徐々に落ち着いてプレーできるようになってきている印象は持ちながらも、浦和のペースで進んでいたので、追加点が入って3点くらい話してしまえば楽になるかなという感じで見てしまってもいたのですが、28分の13番伊澤壮平から14番坂田綜太郎に繋げての決定機となるシュートが相手キーパーの好セーブで防がれ(コーナーキックは獲得したものの、得点にはならなかった)、今思えば、相手キーパーがかなり当たっていたのはあったものの、追加点を取れない中でも攻めが上手く行っているというイメージで若干、気が緩んでしまっている(攻める姿勢がないとかではなく、個人での突破で行けると相手が守備の対応を修正できて来ていても同じように仕掛けて奪われる場面が増えてきていた攻撃面や、守備のところでも、攻撃が多くて、相手の攻めが少ないことから、若干対応に雑さサボるような場面が見られる選手がいた)流れで、32分に同点ゴールを決められてしまいます。

同点にされた直後も、コーナーキックのチャンスで競り勝った3番岡田翼の強烈なヘディングシュートもわずかに枠を捉えず、逆に、相手に勢いが出てきて、残り時間は、やや攻められる回数も増えた形で1-1で終了します。

そして、迎えた後半はと言うと、前半終盤に勢いづかせてしまった流れそのままに、相手ペースで進み、実際10分前後には、決められていてもおかしくないような決定機を数回与えてしまいます。内容だけで言えば、後半は完全に相手が制していたであろうという流れになってしまったのですが、それでも、後半少ないチャンスの中で、13分に10番高橋悠のアシストだったと思いますが、7番篠田大輝が気持ちの入ったヘッドでのゴールを決め2-1と逆転に成功します。

そこからの30分くらいも、やはり浦和の仕掛けが単発になったところで奪われてしまう場面が多く、どうしても、前半スタートの行けるイメージが強くなりすぎているのか、プレーの選択が雑になるケースが多く、前線に破壊力のある選手が多いので、相手が気を緩めれば、突破して決定機を作れたと思いますが、修正ができてからの相手のプレーを前に、結果的に、少し気になったのは、ディフェンダー1人で止められてしまうような仕掛けが多かった点。数人に囲まれて奪われるような守り方ではなく、個の守りに対して打開できずに、工夫できずにつっかけていくことで相手が予測して対応しやすい攻めになっていたということだと思います。

・・・とは言え、この姿勢がないことには、始まらないので、前節も見られたゴールへの意識を多くの選手が持つことは継続しつつも、今日の試合でどうして相手ペースになってしまい、攻撃がことごとく引っかかるようになってしまったのかは、考えて修正していく必要があると思います。

相手の猛攻もあったものの、結果的に、2-1で勝利し勝ち点3を積み上げたのは、見事でした。

そして、緩く眺める程度でしたが、その試合の後に、30分1本くらいの練習試合があったので眺めていたのですが、フル出場していた7番篠田大輝など、プレー時間が長かった選手もそのまま出場し、疲れも見せずに、攻めの姿勢を強く見せてプレーしているのを見て、ただただ感心して見ていました。

前回からの良い部分も継続することができており、結果的に勝利を収めることができた試合の中で、しっかりと課題を見つけることができたわけです。

割と、何が良くなくて、相手ペースを長い時間作られたのかも、わかりやすい展開だったので、特に順位が下のチームで勝たなければならない相手に対しての試合で、今日の課題をしっかり話し合えているかどうかで、無駄な取りこぼしがなくなると思います。

ではでは。

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関東U15リーグ2018/09/02 浦和レッズJrユース vs 柏レイソルU-15 4-1勝利・・・最高の再スタート

どうも、ブクメです☆

月曜日から、カンボジアに1週間ほど足を運ぶということで、準備などもろもろバタバタした1日になっておりまして、現在は、成田空港近くのホテルにいます。いったん力尽きまして、目が覚めてバタバタとブログを書く形ですみません。

これで本当に秋に入っていくのか、それとも、たまたま曇天模様と雨が長い時間続いたことで一時的に気温が下がっているだけだったのか、ここ最近の気候は、まったく読めないのですが、とにかく、久しぶりに気温的には、なかなかの好条件でプレーすることができる日には、なりつつも、雨でスリッピーな状態だったので、やりやすいかやりにくいかは、なんとも言えませんが。

日曜日は、まずレッズランドでのジュニアユースに足を運び、当初の予定では、夕方の駒場スタジアムでのユースの試合の前にもう1試合見る予定だったので、3試合観戦、そして、空港方面に移動と、かなりバタつく予定を組み込んでしまったのですが、ジュニアユースの試合後にすぐに移動して見る予定だった、別の試合が、会場と書いてあったはずのところに足を運んだら、誰もいなかったというオチ(未だに延期になったのか、場所が変わったのかなど、確認できていないw)で、早めに移動して、駒場スタジアムの駐車場で仮眠を取ることができたので、少し体としては、ましな感じですw

さて、そんなバタバタした1日で、明日のカンボジアに行く際に買っていかなければならないものがあり、その店が10時から開くということで、そこに立ち寄り、急いでレッズランドに移動したものの、キックオフから20分ほど経過してからレッズランドに到着。

夏の全国大会での悔しい敗戦から、2週間程度経過した、浦和レッズジュニアユースにとって、重要な再始動となる公式戦。対戦相手は、クラブユース選手権予選や関東U15リーグのアウェイで、苦戦を強いられて敗戦している柏レイソルU-15。

観戦し始めたタイミングでは、まだ0-0で進んでいるのかと思いきや、先に足を運んでいた方のツイッターを落ち着いてからチェックしたら、既に前半の早い時間に先制されて、追いついて、1-1という状況で試合が推移していました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔(後半37分⇒5番寺田真紘)、右に26番桐山龍人、真ん中に16番福田朔良と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半40分⇒19番森碧大)、右に14番坂田綜太郎(後半31分⇒34番都築駿太)、真ん中に8番戸田大翔(後半38分⇒20番早川凌介)と4番島垣翔(後半36分⇒2番小林純太)、FWが13番伊澤壮平(後半27分⇒27番西田春斗)と10番高橋悠(後半39分⇒21番鈴木雄大)

となります。

試合を見始めて、すぐに感じたのが、前回見たチームから見違えるくらいに、「シュート意識が高い!」の一言、そして、気持ちの入り方もわかりやすいくらいにすごく、相手のパス回しに対する反応も狙い方も上手く、いわゆる柏レイソルが上手く行かなくなるような、テンポ良いパスをさせないで途中で奪ってしまうことで、常に浦和ペースのような形で試合が推移していきます。

見始めてすぐに、7番篠田大輝が強烈なシュートを放ち、相手キーパーは、弾くのが精いっぱいでコーナーキックを獲得する場面や、26分には、6番大野海翔からの大きな展開から10番高橋悠につなげ、サイドからのクロスに7番篠田大輝が合わせるも枠を外れてはいましたが、とにかくこういったシュート場面が多いですし、前線の選手が総じて、シュートの意識が高い。狙える時には、狙う、高い位置で相手に自由にさせずに奪える回数も多い流れになっていました。

そして、迎えた29分には、13番伊澤壮平がミドルシュートを決めて2-1と逆転。更に、コーナーキックのチャンスで、最後は16番福田朔良だったかと思いますが、惜しいヘディングシュートでチャンスを作ると、その後13番伊澤壮平が再び決めて3-1、前半終了間際にも、8番戸田大翔のインターセプトから持ち上がってのシュートは、枠を捉えきれなかったものの、とにかく、あれだけ苦しめられた前回の対戦が嘘のように、ゲームを支配して前半を終了します。

後半に入っても、その流れは変わらず、得点自体は、28分の4番島垣翔のゴールのみでしたが、とにかく攻撃の回数が多く、その中でも相手の左サイド(浦和の右サイド前線)に抜け出しての仕掛けからのクロスからのチャンスを多く作っており、結果的に4-1と快勝。

あえて課題を残すとすれば、シュートの本数に比べると、ゴールが少ない(実際少なくはないのですが)と思ってしまうくらい、シュート意識が高く、実際に枠内のシュートもかなり数放っていました。また、ベンチからの声も、「もっと点を狙って行けよ!」という声が聞こえるなど、なんというか、夏の全国大会の時の悔しい敗戦からの全体的なチームの意識の変化というものが手に取るように見えた試合になりました。

見ている側としても、その意識姿勢が楽しかったわけで、わかりやすく、前半の20分間を見られなかったことを後悔したわけです。

さてさて、ここを踏まえての次節もかなり楽しみになっているのですが、カンボジアから日本に戻る予定が、9月9日の朝(成田空港)ということで、ここから車でレッズランドに向かうことになるのですが、11時キックオフの試合に間に合うかどうか。読めませんが、間に合うことを願いつつ、向かいたいと思います。

楽しい試合でした!

ではでは。

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日本クラブユース選手権U-15大会2018/08/19 浦和レッズJrユース vs S.T.FC 1-2敗戦・・・わからないことがもどかしい。

どうも、ブクメです☆

結果的に、中途半端なタイミングで足を運んでしまったことを、すごくもどかしく思っている今です。

やはりチームの状況とか、流れとかをある程度理解した上で観戦するには、それなりに回数が必要だなということで、今年は、日本にいながらも、あまりジュニアユースの試合には足を運べておらず、そのチームに起こっていることというのが、わからないことが多い。

だから、全体的な様子と起こったことでしか判断できない部分が多く、それで言うと、これまでの浦和レッズのアカデミーチームの中でも苦戦することが多くなった、いわゆる気持ち強く、運動量が多く、球際に激しい、声の良く出ている相手。技術、戦術的には優っていても、こういうタイプの相手にはまってしまうと難しい試合になってしまうことが多い。

それでも、ここまでのグループステージの経過や結果を見つめる限りは、試合に飲まれることなく、勝負強く戦ってきていたように感じていたため、確かに今日は、相手に激しいプレーに苦しめられた時間帯が多かったものの、それでも、こういう展開になったことが少し理解が難しいことと、今日必要だったことは、「なにくそ!(言葉が悪いですが)」と相手に立ち向かう試合の終盤だったのではないかなと思うところもあり、それを考えると、どうしてベンチから、終盤の時間帯に鼓舞する声が上がらなかったのかなと言うのが変に頭に残っていたりします。

アップをする選手からは、声が上がっていた。今日は、特に終盤で勝負のところを考えたときには、そういう声が必要だったのではないかなと、この試合しか見ていなかった私は感じてしまいました(背景や起こっていたことが、わからないですが。)

見えるところで言えば、またも公式記録では、良芝となっていましたが、ある部分の芝は良芝だったとは思いますが、ところどころ土の部分がむき出しになっているような箇所が目立っていたり、雨もあってか、特に後半は、踏み込むと滑りやすい状況になっていたようにも感じ、疲労も重なってか、滑る選手も多かったのですが、それも、相手チームを見てみると、あまりそういう状況は見られなかったので、判断が難しいですし。

前線で11番工藤孝太が体を張ってプレーをして、ポストとしても機能して、そこから10番高橋悠や7番篠田大輝、13番伊澤壮平などに繋げての攻撃も面白かった。やや相手の最後まで粘り強い守備に苦戦していた中でも、クロス気味のボールを決めた8番戸田大翔も、中盤でバランスを取ること含めて機能していた。

チャンスも多かったものの、決められない場面が本当に多かった。本当に、勝負を分けたところは、相手の勢いに飲まれてしまったことではないのかなと思うんですね。そこに対して跳ね返そうとはしていたと思います、でも、そうならなかった。

この世代が2年生の時に、短い期間でしたが、私が尊敬するコーチの方が見ていた時期があり、その方が監督をやっていたら、特にこういう試合では、戦う姿勢

「なにくそ!」という気持ちに持って行かせなければならないと伝えていたのではないかなと思ってしまいました。いわゆる「こうやれ」ではなくて、優先順位としての部分。ただ、この辺は、全て、回数見られておらず、見られたときや場面、この大会をこの試合からしか見ていない私が考えただけのことですが。

ここまで見てきた中で、私の中で、球際とかのところで強く行けていないと考えていた選手がこの試合では、かなりぶつかれていた。あれだけの激しい集中した守備の中でも、崩してシュートまで持ち込むことができていた。

本当に、タイトルに書いたように、ここまでを見られていないだけに、わからない自分がもどかしかったです。

今日は、文章書いて良いのかわからない気持ちです。

ただ、足を運んだ試合として、感じたことだけは残しておきます。

強いチーム。そこに足りない要素が出た試合として、次につなげてください。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番洪潤太、DFが左に6番大野海翔、右に14番坂田綜太郎、真ん中に16番福田朔良と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝、右に13番伊澤壮平、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔(後半37分⇒47番河原木響)、FWが10番高橋悠と11番工藤孝太

ではでは。

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