浦和カップ 高校サッカーフェスティバル2017/04/05 – 浦和レッズユースvs矢板中央高校 1-2敗戦・・・新1年生を見ることができました。

どうも、ブクメです☆

再び4日より日本に帰国しています。当初、2週間ほど滞在する予定でしたが、他の予定など入り、13日の夜中に日本を発つことになりました。

週末にジュニアユースの関東リーグや、ユースのプレミアリーグを観戦しつつ、余裕があれば、その次の週末まで滞在して大学サッカーの開幕まで見ていこうと思っていたのですが、それはできなくなりました。

本来は、今回の一時帰国も金曜日あたりになる予定だったのですが、花見の季節の関係か、週末近い航空券が残っていなかったり、通常の3倍近くの値段に跳ね上がったりしていて、なんとか、多少安めの便を見つられたのが、4日帰国だったため、結果的に、1日だけですが、浦和カップの試合も見ることができました。

ツイッターなど便利な情報収集ツールが増えたものの、やや浦和カップは情報が少ないなと思いつつ、5日の予定がわからずヤキモキしていたのですが、浦和レッズユースは、5位決定戦で10:30からさいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合と言うこと。アカデミー出身の選手の試合も見られないかなと思いつつ、その情報も、なかなか見つからなかったのですが、3位決定戦が武南高校vs市立船橋高校ということで、この試合が10:00キックオフでお隣のさいたま市浦和駒場スタジアムの方。

ほんの10分程度眺める程度しかできなかったので、運が良いのか悪いのかわかりませんが、プログラムを購入して背番号を確認し、フェスティバル系は、時々背番号がいい加減だったりするので、やや不安になりつつも、武南高校の9番が長谷川魁哉、市立船橋高校の47番が白田颯人と2名の浦和レッズジュニアユース出身の選手(共に新3年生)が出場していることを確認し、簡単に写真だけ撮ることはできました。

・武南高校の長谷川魁哉

・市立船橋高校の白田颯人

この試合もできればじっくり見たかったのですが、目的のユースの試合に移動。

浦和カップの情報は、足を運んだ方の情報や結果を眺める程度しかできなかったのですが、昨年同様、試合によっていろいろなメンバー構成で今年も臨んでいたようですね。

今日の5位決定戦は、キーパーの控えに1番河畑光がいた以外は、新2年生、新1年生で臨む状況でした。

新しい選手をじっくり見るという点では、駒場のサブグラウンドでの試合は、かなり距離が近いので助かります。特に、ブクメにとっては、本格的に新1年生がプレーする状況というのは、この試合が初めてになりますので、表情は真剣に、内心は、かなりテンションが上がっていました。

フェスティバルなので、前回足を運んだイギョラカップ同様に、相手がどのくらいの本気度で臨んできているかなどわかりませんし、もちろん浦和レッズユースにとっても、週末にプレミアリーグの開幕を控える中で、試合数も多いため、現時点でのベストメンバーの最終調整を兼ねつつ、新戦力の経験、そして、アピールの場など様々な位置づけとしてこの大会に参加しています。

この試合は、新戦力の経験と、アピールの場という位置づけが強いでしょうか。

今年は、ジュニアユースからの昇格が7名と外部からの加入が7名ということで、特にこの時期は、単純にAチームがどうだとかBチームがどうだとかの前に、ある程度の土台があるプレミアリーグを戦うメンバーの中に入ってチームとしてある程度試合をこなしていて、戦い方がある程度見えている中でそこに入ってアピールするのと、ほとんどメンバーを組んでこういう大会でプレーするのは初めてに近いという組み合わせになるため、勝手が全く違うなかで、選手によっては、Aチームに絡めていないことで悔しさがあり、集中して臨めていないかもしれないなど、様々な状況を考慮しつつ、いつも言うように、それでも、どんな試合でも、どんな人が見に来ているかわからないから、そこで伝われるプレーを見せられるか、違いを見せられるかというのは、重要なわけでして、その点では、プレーの善し悪しの前に、伝わるようなプレーとか気迫とかを見せてくれた選手は、数名だったようにも感じられます。

と、厳しめのことも書きつつ、浦和カップのこの雰囲気は好きなので、個人的には良い時間を過ごさせてもらいました。

では、簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK30番石塚悠汰、DFが左サイドバックに42番山中惇希、右サイドバックに34番清水哲太、センターバックに37番冨田蓮と40番南濵優大、MFがボランチに22番佐藤陸人(後半27分⇒29番石橋遼大)と21番上野夏輝(後半18分⇒38番鳥海颯)、左に24番柳田大輝(後半13分⇒31番遠藤龍河)、右に23番清宮昴大(後半13分⇒35番玉城大志)、FWが左に26番縄田脩平、右に28番岡村勇輝(後半13分⇒39番波田祥太)

となります。

あくまでプログラムを見ての情報がメインなので、相手チームに関してはよくわかりませんが、矢板中央高校は、3年生主体のメンバー構成ということで、試合中にも聞こえてきましたが、現時点で体格差がある部分も多く、マッチアップのところでは、強さの部分で苦戦しているところも見受けられましたが、試合展開的には、ボールを持つ時間は浦和の方が長いがシュートまでいく場面がほとんどない前半、逆に、やや無理な位置からでもシュートを狙う意識は高いが、枠をとらえられない強引すぎるシュートが多い相手という序盤。

全体的には、やはりコンビネーションの部分では、まだ慣れていない選手同士なので、例えば、21番上野夏輝が中盤でボールを受けて捌いたり、ここに走って欲しいというスペースにパスを供給するも、見方が反応していないという場面などが多いのは、ある程度、仕方ないとは思いますが、多かったようにも感じます。

ポイントポイントで見ると、前半5分の23番清宮昴大が右で持ち、近い距離で21番上野夏輝に出し、このパスをワンタッチで落として22番佐藤陸人もワンタッチで再度に展開するという、細かいパス回しなどが味方同士の意思疎通がうまく行った時には、やはりうまさを感じさせるというか、相手はついてこられないなというプレーになっていました。

前半20分くらいまで、おそらくシュートがなかった浦和でしたが、23分にゴールにやや近い位置でのフリーキックからゴール前での混戦状態の中で最後に28番岡村勇輝が押し込んで1-0と先制に成功します。

その数分後の前半26分に、最初のパスの段階でオフサイドにも見えたのですが、相手の突破を許し、最終的にペナルティエリア内で後ろから倒す形になり、PKを与え、1発レッドで退場となり、このPKの場面で、30番石塚悠汰が一度は止めたものの、こぼれ球を詰められて1-1の同点とされます。

ここから、1名少ない状態での戦いになりますが、試合が相手の一方的なペースになるということは、特になく、同じような展開で進められます。

後半に入り、9分に37番冨田蓮からの縦パスが23番清宮昴大に上手く入ればと言う場面は、相手ディフェンダーに阻まれ、15分には、21番上野夏輝と35番玉城大志の中盤でのテンポ良いパス交換から前線に走る39番波田祥太に通し、左前線まで持ち込んで惜しいクロスを上げる場面がありました。

同点のまま終盤を迎える中で、後半18分から投入された38番鳥海颯が、気迫のこもった突破を何度か見せてチャンスを作ります。23分の突破から折り返しを42番山中惇希につなげてゴールに迫る場面がありました。

25分前後の数回のフリーキックでキッカーを務めた35番玉城大志のゴール前へフィードから何度かチャンスを作りつつ、得点は奪うことができない中、27分に投入された29番石橋遼大が持ち味となるサイドからの仕掛けとクロスでチャンスを作るもゴールは生まれず、逆にゴール前の良い角度でフリーキックを与えてしまったところで直接決められてしまい、結局これが決勝点となり、試合は1-2で敗れました。

試合数も多かったり、最終日の試合と言うことで、疲労がたまっていたり、色々な背景はあると思いますが、現状、試合数として多く運べず、この大会で唯一この試合1試合のみに足を運んだブクメとしては、終盤に交代で入った選手の気迫のこもったプレーが印象に残っています。また、終盤ビハインドの段階で相手キーパーに対してかかんにプレスをかけた選手は凄く良かったです。ただ、追い込まれる前からこのプレーができることが望ましいようにも感じます。特に、昨年のユースは、特に前線の選手は、相手のキーパーに対してまでの激しいチェイスをすることが求められていましたし、それができていた選手が起用されていたわけで、常に、そういう意識を持てるようになると、競争もより激しくなっていくのかなと感じる、最近足を運ぶ回数が少ないのに知ったようなことを書くブクメでした。

でも、再度書きますが、試合自体は楽しませてもらいました。

ではでは。

イギョラ杯2017/03/18 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-0勝利・・・久しぶりのユース試合観戦

どうも、ブクメです☆

イギョラ杯という大会名自体は、ユースに関わりだした最初の方から聞くことは、よくあったのですが、実際に浦和レッズユースとしては、様々な事情から参加すると言われていた年も結果的に参加しなかったりで、あまり縁のない大会かと思っていましたが、今年は、清水フェスティバルに参加せずにポルトガル遠征などある関係からか、このフェスティバルに参加することになったということで、足を運んできました。

会場は、FC東京小平グランド。浦和レッズユースは、FC東京U-18と習志野高校、佐野日大高校と同じグループになったということですね。実は、ブクメは、3月6日から日本に一時帰国しているのですが、当初カンボジアにもう少し早めに戻ろうかと思っていたのですが、イギョラ杯に参加すると聞いて、ここまでは見たいということで、帰国予定を延ばしたりしたのですが、勝手に土日のみ試合と思っていて20日も順位決定戦があることを確認せずに、20日に帰国する便をとってその後の予定を組んでしまいました。

よって、見られるのは、18日と19日の2日間のみになります。

実に、前回のユースの試合観戦は、昨年の高円宮杯プリンスリーグ関東の最終戦ということで、年末のGO FORも、JYPSLも全く見られていない状態で、この試合が完全に今シーズンのユースの試合初観戦と言うことになります。

足を運んでいる方など多方面から情報を収集したり、聞かせてもらったりする中で、ある程度の話を聞いている状況で観戦することはできましたが、やはり長期間空いたことや、そもそも私の中では、今日の試合が新チームとして初めて見る試合になるため、わからないことだらけでした。

負傷者がいることや、負傷明けで復活した選手、既に今シーズンの戦いでキレキレの動きを見せていると聞いている選手など、さまざま、聞くままに見させてもらうので精一杯でしたね今日は。

イギョラ杯は、割と本気度が高い大会と聞いていましたが、今回は、同じプレミアリーグで戦うFC東京U-18との対戦だったり、なんだか他の大会にも参加しているのでAチームとかBチームとか、もう色々情報が入ってきてわからなくなるのですが、そもそも、この時期でBチームと言われてもという感じなのですが、個人的には、新鮮な驚き見せてもらえた選手や、はっきりいってアピールが足りないと思われる選手など、色々ありました。

そして、いわゆる今シーズンのベースとなるメンバーと言われている選手が確かに存在感を見せたという感想もこの試合ではあります。

・・・と、久しぶりのユース観戦で試合に触れる前に文章が長くなりそうなので、まず簡単に試合のことに触れますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに27番林海斗(後半20分⇒28番岡村勇輝)、右サイドバックに17番大城螢(後半22分⇒24番柳田大輝)、センターバックに15番北村龍馬と5番関大夢、MFがボランチに13番白土大貴(後半13分⇒20番長倉幹樹)と7番弓削翼(後半スタート⇒3番大西翔也)、左に8番立川将吾(後半8分⇒26番縄田脩平)、右に9番樋口颯太(前半22分⇒23番清宮昴大)、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半スタート⇒6番荻原拓也)、右に16番二見健太(後半19分⇒22番佐藤陸人)

となります。

私が以前見てきたイメージの中でも、このポジションでプレーしていたの見たことあったかなと思う選手もいたり、かなり色々な部分で試す部分などが多いメンバー構成だったようですね。サイドバックでしか見たことがなかった23番清宮昴大が新チームで出場するときは、前の方が多くなったと聞きましたが、なかなか面白い仕掛けを見せていたと思います。ボランチの位置で見たことがある17番大城螢は、右サイドバックに入っていましたが、やはり後半にボランチの位置には行った方がのびのびプレーしているなとか、前半9分くらいに得たフリーキックの場面で、8番立川将吾が直接フリーキックを狙う場面などは、見慣れた光景ですね。10番シマブク・カズヨシは、負傷明けと聞いていましたが、確かに試合開始からしばらくは、動きにキレが感じられないと感じる部分もありましたが、ある程度時間が経過すると、らしさの片鱗が見えるようなプレーも多く見られたと思います。

前半を見ていた限りでは、ややギラギラ感が伝わってこない印象が全体的に感じられたとも言えます。ガツッと相手がプレーを躊躇するような迫力のあるようなプレッシャーをかけなければならない場面で、とりあえず寄せてみる、ジャンプしてみる、それだけでは、相手のミスを誘うことはできないと思うプレーも見られましたね。

サポーター目線で言えば、高い跳躍力でゴール前で競り勝っている場面があった選手が、ゴールを狙わずに、すらしてサイドに走りこむ選手に流した場面がありましたが、こういうところは狙ってほしい。アピールしてほしい、サポーターが「お!」となるようなプレーを目指してほしい。

チームの競争からは出遅れてしまったかもしれないけど、求められるプレーと自分の意図が違くて悩んでいるかもしれないけど、今、あなたは出場して、それを応援する、見るために足を運ぶ人たちがいるのですから、とにかく、出場した試合では、自信を持ってやってほしいと思います。

私たちは、あなたたちの特徴を知っています。新しい選手や、あまり見たことない選手は、これから特徴を知るために、知りたくて、そういうプレーを見せてほしいと思っています。

以前と比べると、外から見る人たちがそういうパワーをもしかすると、あまり与えられなくなっているのかもしれません。そういう私もあまり足を運べていないので、何とも言えないのですが。

・・・また、試合の話から、話が外れてしまったw

チームにはベースというものがあり、今年のチームのベースがある程度決まっているというところで、今日の試合のように、試す要素が強くて、普段慣れていないポジションや組み合わせになる場合は、思うようにいかないケースがあるのは当然ですよね。

実際、試合の勝負のところで言うと、昨年から主力として多くの公式戦を戦っている3番大西翔也と20番長倉幹樹が入った後からは、その2選手が存在感を見せて、チーム全体としての戦いが落ち着いたようにも感じられました。

結果的に、試合の勝負のところでは、20番長倉幹樹が25分に自ら仕掛けて見事なゴールを決め、これが決勝点になり1-0勝利となりました。

この試合で、「お!」と思った部分をいくつかピックアップしますね。

前半10分くらいの、13番白土大貴が相手ディフェンスラインにプレッシャーをかけ、いったんは相手ディフェンダーが処理できる状況になったものの、そこにまたプレッシャーをかけて奪ってマイボールにした場面。29分に、8番立川将吾、10番シマブク・カズヨシとテンポ良いパス回しから、うまく走りこんだ23番清宮昴大へのパスが通ればという場面。

後半早い時間に、やや体が重そうに見られながらも途中から入った6番荻原拓也からのコーナーキックからのセットプレーの連続になった場面。その数分後に、6番荻原拓也からのクロスに17番大城螢がヘッドで狙った場面。後半24分の、左前線のスペースに走る28番岡村勇輝へバックラインから6番荻原拓也が出したちょうど相手選手がクリアできそうでできない高さで頭を越えて長いパスを成功させた場面。後半27分の3番大西翔也の抑えの利いたミドルシュートがバーを叩いた場面。そして、試合終了間際の5番関大夢からのロングフィードが相手キーパーと24番柳田大輝が追う形のぎりぎりのところに入り、ここで24番柳田大輝が競り勝ち、クロスを20番長倉幹樹がシュートしてバーを叩いた場面。

久しぶりのユースの試合を見てのブログなので、まとまりがないですが(これまでも大してまとまっていませんが)とりあえず、感じたことを書きなぐって見ましたw

正直、ユースの試合が見たかった、色々話を聞いていた選手がどういう状況なのか見たかったという気持ちで足を運んだブクメとしては、Bチーム同士の戦いだとか、そういう話はどうでもよくて、話しか聞けなかった選手の現在の状況が見られただけでもなんだか幸せを感じていたというのが本音だったりします。

怪我して悔しいはずの選手も、挨拶の時は頑張って笑顔を見せてくれたり、色々感じるものがあります。

やはり、長年慣れ親しんできた中でも浦和レッズユースの試合にいる時の空気感が一番楽しいです。しっかり見られるので、要求も多くなってしまうんですけどね。

ということで、実のところ、かなり仕事的なことや20日にカンボジア方面に戻るための準備などがバタバタしていまして、19日にしっかり足を運べる方が今の時点で不明なのですが、基本は、明日の2試合をしっかり見て、いったん戻り・・・でも、またプレミアリーグの開幕戦に合わせて帰国するんですけどね(来るんかい~、という突っ込みありがとうございます。)

私もうまく行かないことも多いです。

でも、前よりも先が見えなくなったことで、やらなければならないことが多いプレッシャーと、やってもそれが結果につながるかわからない現実を見つつ、安定感を自ら蹴ってしまった現在を楽しんでいます。環境は違えど、サッカー選手を目指す選手も同じようなことかと私は思うんですけどね。だから、同じような苦労をしているブクメが、見られる時には見る。これでOKですね。

ではでは。

U-18 埼玉県支部リーグ2016/07/24 – 浦和レッズユースvs与野高校 4-0勝利・・・久しぶりの支部リーグ観戦。

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どうも、ブクメです☆

どうも、詳細な情報をもらしがちな、浦和レッズユースのBチームが参加している埼玉県の支部リーグ。試合の情報を見つけていただきお世話になっている方ですら、14時キックオフと思っていて、早めにレッズランドに現れるようなちょっと正確な情報をつかみにくいリーグ戦ですが、私は、ここに足を運ぶまできょう開催という情報を見つけられていませんでした(私にとっては、よくあることですが。)

ということで、11時キックオフの浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグから、ちょうど、この日は、現地に足を運んだところで13時から社会人の都リーグがレッズランドの人工芝のグラウンドで開催され、その試合に浦和レッズユース出身選手が多くいるという情報をいただき、さらに、この試合の情報もいただいた流れで、結果的に1日レッズランドの日となりました。

社会人リーグの前に、ユースの支部リーグを観戦したのでこちらを書きますね。

Bチームでもレベルの高い相手と真剣勝負の経験を積める場として、埼玉県リーグの一番下から参加して、ようやく4部まで来て臨む戦い。単純に、レベルでいうと、このカテゴリで最上位になるS1、S2リーグなどにならないと、やはり対戦相手には申し訳ないですが、力の差のある戦いが続き、試合を通して集中して戦うということが難しい状況もありながら、1年生メインで臨んでいるこのリーグも、無敗でここまで順調に勝ち点を積み上げているとのこと。

今日の対戦相手は、与野高校となりました。浦和のアカデミーで与野高校と対戦するという機会は、あまりないものの、浦和レッズユースでは、アカデミーの練習場に近いなど、いくつかの要因から、高校は与野高校という選手も割とこれまでも今も多いので、高校としては馴染みのある学校ですね。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK25番河畑光、DFが左サイドバックに37番林海斗、右サイドバックに32番北村龍馬、センターバックに29番大桃伶音と22番関大夢、MFが左に39番柳田大輝(後半14分⇒13番樋口颯太)、右に35番清宮昴大(後半スタート⇒27番上野夏輝)、真ん中に21番弓削翼と36番縄田脩平、FWが38番二見健太(後半スタート⇒33番佐藤陸人)と31番岡村勇輝

となります。

22番関大夢は、腕を骨折しているなどの話も聞いていましたが、包帯を巻きつつ出場していました。

得点の流れは、

前半8分に31番岡村勇輝のゴールで先制。直後に35番清宮昴大の惜しいループシュートなど、ゴールに迫る場面は多く作りつつ、追加点が決まったのは、前半24分。37番林海斗のゴールで2-0とします。

前半30分に38番二見健太がドリブルで持ち上がり、仕掛け、自ら決め切って3-0。

その後も、31番岡村勇輝のミドルシュートがバーを叩き、跳ね返ったボールを31番岡村勇輝が再び狙うも枠をとらえきれずという惜しい形がありつつ、前半を3-0で折り返します。

後半も攻めの回数は多いものの、中盤の21番弓削翼を経由してテンポよく攻めるなど、攻めの形として良いプレーも何度かあったものの、全体とすると、やや雑に見える部分も多く、決定機でそれほど相手のプレッシャーがかかっていないにも関わらず、大きく枠を外してしまうなど、なんというか、相手が後半終盤まで集中してプレーしている状況を見ていると、やはり、なんというかチームとしては雑なプレーが多いように感じられました。

結果的に後半15分くらいに、コーナーキックからの流れで、13番樋口颯太のシュートがバーを叩き跳ね返ったところを29番大桃伶音が合わせ、これが決まってスコアとしては4-0で勝利となりました。

どんな試合でもアピールと思ってしっかりやってほしいという気持ちは見る側としては強いものの、力の差のある相手とやる場合には、なかなか逆にやりにくい状況も生まれるので、実際には、難しいことも多いと思います。

ただ、過去見てきた中で、例えば、ユースの3年生の選手で主力として出ていた選手が、一時期Bチームの練習試合にしか出られない時期があった時に、そういう試合でも、一切手を抜かず、そこで強烈な存在感を見せていた選手がいました。その選手は、最終的にその年の終盤では、公式戦のスタメンとしてピッチに立ち、同じ存在感でプレーしてチームを引っ張ってくれました。

その選手は、今、プロの世界でより高い位置を目指して、自らに厳しく戦い続けています。

以前ほど、練習試合まで足を運んだり、この支部リーグをしっかり多く見るということはできませんが、過去にカテゴリ的には、格下になる相手と戦うような状況下でも、一切手を抜かずにプレーした選手がいたときは、ひと際目に留まるものでした。今日の試合でもアピールしようと頑張っていた選手も多いかもしれませんが、見る側としては、少し物足りなさを感じる試合にも思いました。

私は、こういう試合を見るときは、そういう意識がビリビリと伝わってくるような選手が見られると、すごく嬉しい気分になります。

個人の感想です。

ではでは。

025 026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043 044 045 046 047 048

 

U-18 埼玉県支部リーグ2016/04/16 – 浦和レッズユースvs川口工業高校 3-1勝利・・・経験を積める場。ようやく4部まで来ました。

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どうも、ブクメです☆

公式戦での真剣勝負の場。以前と比べると、JYPSLの参加などで、公式戦に位置づけられるものが増えてはいますが、参加チームの大会への位置づけがかなりばらつきがあります。

その点、やはりこの埼玉県のユースリーグでは、プリンスリーグ関東の一つ下のカテゴリに該当するS1、S2リーグくらいまで上がって、Bチームがそこに参加できる状況になると、Aチームを脅かす存在としてアピールするための場として最高の環境が整います。対戦相手もフルメンバーでプリンスリーズ関東を目指すところが多くなりますからね。

とはいえ、このリーグ自体に参加していなかった浦和レッズユースは、2年ほど前に初めて参加することになり、優遇されることなく、埼玉県リーグの最高峰のS1を1部とすると、7部相当に当たる南部支部リーグ5部からスタートになりました。正直、ちょっと実力差がありすぎるような相手ばかりになるため、これはこれでどうなんだろうと思うところもありましたが、しっかり望み勝ち抜いて、今シーズンは、南部支部リーグの2部を戦うところまで来ました。埼玉県の4部リーグ的な位置づけですね。

それでも、例えば、プリンスリーグ関東の試合があったときに、出場時間が短かった選手メインで臨むとかなり力の差があるような状況下とは思います。

昨年は、結果的に1試合も足を運ばなかったので、このリーグ自体久しぶりの観戦になります。どの程度足を運べるかはわかりませんが、今日の川口工業高校戦を見た限りでは、新1年生が、高校のサッカーに慣れていく場(相手は、おそらく3年生中心で本気メンバーできている状況と考える)としては、最適で、実際、16番大西翔也以外は全員1年生というメンバーで臨んだ前半は、テクニックでは、勝るものの、強引な突破を試みるなど単発の仕掛けに対しては、体格的に及ばなかったり、シュートブロックをしっかりされてしまったりと、これまで通用していたタイミングが通用しないという部分をこの試合では多く見ることができました。

埼玉県U16リーグという、1年生同士の戦いもあるものの、全く別の意味で、良い経験の場になる(そのレベルのカテゴリまで上がってきたのかという感触)と感じられました。

そして、もちろん、それでもまだ4部ですから、しっかり昇格するために勝利していく必要もあり、そのために、後半からは、浦和カップのようにチームで存在感を見せられる2年生や3年生を加えることによって、結果を残すこともしっかりできる。思っていた以上に、まだ4部リーグではありますが、このリーグが意味のある位置になってきているという印象を受けました。この部分では、新体制になってから4年目になりますが、積み上げを感じますね。

ということで、ざっくりですが、試合の話にも触れておきますね。

この試合のスタメンは以下、

GK41番西尾優輝、DFが左サイドバックに27番上野夏輝、右サイドバックに35番清宮昴大、センターバックに34番白土大貴と32番北村龍馬、MFがボランチに16番大西翔也、左に38番二見健太、右に26番池髙暢希、真ん中に39番柳田大輝と36番縄田脩平、FWが31番岡村勇輝

となります。

後半の布陣は以下、

GK41番西尾優輝、DFが左サイドバックに34番白土大貴、右サイドバックに32番北村龍馬、センターバックに21番弓削翼と22番関大夢、MFがボランチに27番上野夏輝、左に38番二見健太、右に26番池髙暢希(後半24分⇒33番佐藤陸人)、真ん中に13番樋口颯太と36番縄田脩平(後半14分⇒24番関根束真)、FWが31番岡村勇輝

となります。

すみません、メモ取ったのですが、後半のメンバーが合計10人しか書いていませんでしたw

おそらく、合っていると思いますが・・・。

後半は、もしかすると3バックでやっていたかもしれません。

そして、後半18分から10分ほど、腹痛タイム(トイレということですw)で見ておらず、残り5分ほどは、その流れで別のところでメモ取らずに眺める感じになりました、すみません。

仕掛ける回数で言えば、前半から浦和レッズユースがかなり多かったものの、相手の前線にスピードのある選手がおり、裏を突かれて抜け出されたときには、決定機を作られる回数も多く、実際、前半は、27分に抜け出されて一気に持ち込まれて失点してビハインドを追う展開になりました。

前線の選手が個々でドリブルで仕掛ける回数は多いものの、先ほど書いたように、良い形でシュートまで打たせてもらえることができず、攻めるけど決定機にならない状況と、あとは、少し気になったのは、相手の守備ブロックを見てか、ゴールに向かう姿勢よりも、初めからサイド攻撃などで突破しても、パスありきの動きになるケースが多く、1枚はがして仕掛けるという意識がもう少し欲しかったなという場面が結構見受けられました。

攻撃の形で良いなと思った場面をいくつか挙げると、

前半15分に、39番柳田大輝が高めの位置でインターセプトに成功し、そのまま38番二見健太、抜け出した27番上野夏輝へとテンポよくパスをつなげてゴール前まで持ち込む場面だったり、16分の32番北村龍馬からのロングフィードに35番清宮昴大がオーバーラップして受けて深い位置まで仕掛ける形、17分の26番池髙暢希が味方からのパスをワンタッチで前線に供給し、36番縄田脩平がそのパスに反応して受けてという攻撃、25分の39番柳田大輝からのパスを受けた38番二見健太からドリブルで持ち込んで、折り返しのパスに31番岡村勇輝が先にさわれればという場面など、最後のところでは相手の守備が勝って得点にはならなかったものの、攻撃の試みとして面白い形もいくつか見られました。

前半のチャンスの中では、36番縄田脩平のミドルシュートがバーをたたいた場面が一番惜しかったかなと思います。

0-1で迎えた後半は、各ポジションに2年生の選手が入り、一気に安定感が増しましたね。そして、6分には、右サイドからの攻撃で13番樋口颯太が良いポジションを取ったことで、相手オウンゴールを誘い1-1の同点に追いつくと、

13分には、セットプレーのチャンスで、36番縄田脩平からのクロスに32番北村龍馬が合わせて2-1と逆転。そして、18分には、右サイドからの攻撃で最後は26番池髙暢希のラストパスを31番岡村勇輝が決めて3-1とし(その後、私が見ていなかった時間帯には得点の動きはなかったらしい)、しっかり逆転して、突き放して3-1で勝利となりました。

言われてみればそうだなと思ったのが、今日見たユースの2試合で、プリンスリーグの2得点は、コーナーキックとPKとセットプレーからの得点で、この試合でも、オウンゴールとセットプレーからの得点と、流れからの得点がなかったところで、この日の最後の得点がようやく流れの中から決めたゴールだったんですね。

ということで、土曜日はユース三昧の1日でした。

また、うまく日程の調整ができれば、この支部リーグも、もう何試合かは今シーズン見たいなと感じさせるような試合でした。

ではでは。

003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021 022

第36回浦和カップ3日目2016/04/04 – 浦和レッズユース vs 武南高校 3-2勝利、三菱養和SCユース 2-1勝利・・・2試合連続逆転勝利で決勝へ!

20160402040

どうも、ブクメです☆

連日の大会で、明日の試合も迫っているため、日曜日に足を運んだ大学サッカーの前に、まず4日月曜日の浦和カップ順位リーグのほうを書きたいと思います。

足を運べなかった大会2日目は、1日目の2試合と変わって清水フェスティバルの最終戦のようなメンバー構成になっており、4-0大勝という結果でした。今週末にプリンスリーグ関東開幕を控えていることと、大会の試合日程が35分ハーフとは言っても過密気味になっていることもあるようで、試合によって、メンバー構成をガラッと変えているようです。

大会3日目も2試合行われましたが、12時30分キックオフの武南高校戦は、1年生が多く出場するメンバー構成、15:30キックオフの三菱養和SCユース戦は、おそらくプリンスリーグを戦うためのメンバー構成で臨んだと考えることができます。

チームとしての大会の位置づけもありますが、幸い、3日目と最終日に足を運べる応援する側からすると、決勝まで勝ち進んでさいたま市浦和駒場スタジアムで戦ってほしいので、結果も出してほしいという期待もどうしても込めてしまうものです。

その点でも、やはり、武南高校戦は、相手のペースの時間帯には、厳しい展開になることも途中ありましたが、しっかり勝利してくれたこと。そして、プリンスリーグ関東でも今年も対戦する三菱養和SCユース戦では、プリンスリーグ開幕に向けて、質の高い戦いを見せつつ、それでもビハインドを背負う展開になってしまったものの、結果的には、逆転して突き放して勝利という結果も残してくれたことには、感謝です。

ということで、試合の話に移りますね。

vs武南高校戦のメンバーと交代は以下になります。

GK41番西尾優輝、DFが左サイドバックに24番関根束真(後半14分⇒34番白土大貴)、右サイドバックに32番北村龍馬、センターバックに4番轡田登と22番関大夢、MFがボランチに21番弓削翼、左に35番清宮昴大(後半14分⇒27番上野夏輝)、右に26番池髙暢希(後半8分⇒38番二見健太)、真ん中に13番樋口颯太と19番甲斐崇史(後半22分⇒36番縄田脩平)、FWが20番長倉幹樹(後半7分⇒31番岡村勇輝)

となります。

JリーグU16チャレンジリーグから数えて、少しずつ同じピッチでプレーする時間が長くなってきたところなど、連携面もよくなってきている印象もありつつ、新1年生も含めて、球際の激しさなどしっかり見せてくれている選手が多く見られた試合で、試合開始からしばらくは、主導権を握り、相手の戦い方ということもあるとは思いますが、バックラインに対してのプレッシャーがないなどもあり、かなりの時間を浦和レッズユースが攻めるという時間帯が長い前半となりました。

ゴールに迫ったプレーとしては、24番関根束真のサイドからの突破は、相変わらず迫力のあるものので、持ち上がってのチャンスがありつつ、4分に4番轡田登からの縦のフィードに20番長倉幹樹が反応して抜け出して仕掛けたり、5分には、32番北村龍馬が右サイドバックの位置から攻撃参加する形で深くまで持ち上がる場面などありつつ、16分に、4番轡田登からのパスを受けた19番甲斐崇史が持ち込んで折り返しを13番樋口颯太がしっかり決めて1-0とリードします。

18分には、22番関大夢からのフィードを受けた20番長倉幹樹が13番樋口颯太に落として仕掛ける形、20分には、20番長倉幹樹、19番甲斐崇史を経由して35番清宮昴大が仕掛ける形など、高めの位置での攻撃の試みも多く見られました。

チャンスの数だけでいえば、かなり多かったものの、1日目に観戦した試合同様、畳みかけてしまうという点では、物足りずに1点止まりでハーフタイムを迎えました。

後半に入ると、攻勢に出てきた相手に対して、前半と流れが一気に変わって相手が主導権を握るような状況になり、こういう状況になると、まだ仕方ない部分もありますが、バタバタした感じがでてきてしまい、立て続けに、危険な場面を迎え、シュートミスに救われることもありつつでしたが、15分に失点を喫して1-1と同点にされてしまいます。

その後も、危険な場面が多く、なかなか打開策が見いだせない中で、22分にPKを与えてしまい、1-2といったんは逆転されてしまいます。

ダメですけど、このまま敗れてもおかしくないような流れにはなりかけていたとその時間帯は思う部分もありました。が、ここでもう一度ギアを入れなおしてあきらめずに行けた残りの5分ほどが今後に必ず生きてくると思います。見事でした。

27分くらいから13番樋口颯太が相手ディフェンダー2人ほどを上手くかわして抜け出して、31番岡村勇輝につなげての仕掛けが出たころから流れが少しずつ戻りそうな雰囲気が出たところで、31分にコーナーキックのチャンスから、ペナルティエリア内へのクロスボールに対して21番弓削翼がヘッドで競り勝って落としたところに31番岡村勇輝が詰めて2-2と同点に追いつくと、直後の32分には、先制ゴールを決めた13番樋口颯太が、見事な抜け出しでキーパーと1対1になったところで、左に流れながら、アウトサイドでふわりと浮かせる見事なゴールで3-2と逆転。残りの数分は、時間をかけるところはしっかり時間をかけつつ、しっかりとリードを守り切って3-2で勝利。

しっかり勝利して、15:30からの三菱養和SCユース戦につないでくれました。

さてさて、続きまして、三菱養和SCユース戦となります。

 

この試合のメンバーと交代は以下になります。

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに14番井澤春輝、左に15番荻原拓也、右に2番高山大智、真ん中に23番シマブク・カズヨシと17番立川将吾、FWが11番時里元樹

となります。

キーパーに新1年生の石井僚が入っていることや、代表系の活動でしばらくユースの中では見ていなかった橋岡大樹が戻っていたこと以外は、ある程度、ベースはこのメンバーでまずはプリンスリーグを戦っていくのだろうなというメンバー構成(若干不在で気になっている選手はいますが)でプリンスリーグ関東を戦うライバルとなる三菱養和SCユース戦に臨んでいました。

スピード感と球際の激しさが、際立った試合となりました。

相手のレベルも高く、非常に締まった試合で時間が経つのもかなり早い印象がありましたね。

15番荻原拓也、2番高山大智の両サイドからの攻撃からの仕掛けが迫力あり、相手がロングボール主体の攻めをしてくることから、序盤は、両サイドバックが比較的守備意識高めに臨んでいたように感じます。

相手の単発の攻めに対しては、バックラインが追い込んでもう一人の選手が奪うという形も多く見られました。

前線に入っていた11番時里元樹のプレスも効果的で、早い時間で、高めのプレスから奪って23番シマブク・カズヨシ、15番高山大智とつなげて深くまで仕掛ける形など作れていました。

中盤では、17番立川将吾がキープ力を生かしてたまらず相手がファールするなどありました。また、このところサイドバックに入ることが多い6番鈴木海都の守備力が以前と比べてだいぶ上がっていることもしっかり感じられました。

攻撃の形で良かったパターンをいくつか挙げると、左の低い位置から右前線への鋭いフィードを2番高山大智が受けて、いったん下げたところで受けた17番立川将吾が左サイドに開いて15番荻原拓也が仕掛けると言った、ピッチを広く、大きく揺さぶるような展開を見せた攻撃だったり、先ほど書いたような両サイドの積極的な仕掛け、例えば、前半26分の15番荻原拓也の突破は、ディフェンダーをはがして深くまで突破してさらにゴールラインぎりぎりからゴールに向かって持ち込んで、ひきつけたところで、折り返して2番高山大智がシュートを狙うという形も一連の流れは見事でした。

前半33分の、中盤の位置で運動量多く、受けてさばくプレーをしっかりできていた23番シマブク・カズヨシから、6番鈴木海都にあてて、この場面で、6番鈴木海都が持ち上がって、仕掛けた場面も良かったですね。仕掛ける回数は少なかったものの、行けるというタイミングで仕掛けたときには、大きなチャンスに近づけるというプレーになっていたと思います。

そんな良い部分が多くみられる中でしたが、やはり、プリンスリーグからの戦いは、もっと突き詰めていかないといけないと感じさせたのは、相手の戦い方ですね。

チャンスは多いけど、最後のところで踏ん張られてしまい、決定機を体を張って守られることが多くなり、通常であれば、難なく決められるような場面でも、結構防がれていたように感じること。

また、攻撃的に行くポジションでの守備での隙をかなり狙われるようになって、そこから相手がチャンスを作り出す回数が増えたところで、対応する前にゴールを奪われてしまうところなどが、やはり、一つ上のレベルの戦いになってくると、簡単ではないなと感じるわけです。チームが良い流れで進んでいる中で課題を肌で感じることができる試合でもあること。

前半は、0-0で折り返すも後半に入ると、ややサイドが攻撃になったところでの隙を狙われることで、ピンチの回数が増えると、6分にそのサイドからの攻撃から決められてしまい0-1とビハインドを追う展開になります。

相手ペースになりかけながらも、やるべきことはしっかり続け、高い位置からの23番シマブク・カズヨシのインターセプトから、11番時里元樹が抜け出して枠をとらえるシュートを放ったり、14番井澤春輝の両サイド深くへの精度の高い長い展開など得点に近づくための試みは、続けられていましたね。

また、この試合では、相手の特徴と狙ってきたことに対しての交代策がはまった形によって、再び流れを押し返して逆転まで行ったともいえる試合だと思います。

細かいところは、今回は触れませんが、相手の狙いに対応するための交代が行われ、ポジション変更などもしたことによって、再び主導権を奪い返すことに成功したとも言えます。

そして、結果的に、24分にセットプレーのチャンスから14番井澤春輝のヘッドで同点に追いつき、28分に20番長倉幹樹が逆転ゴールを決めると、慌てたのか、バックラインのミスが起こったところを逃さず20番長倉幹樹が再びゴールを決めて3-1とし、最後の6番鈴木海都からのクロスを26番池髙暢希がペナルティエアの中でうまく入って合わせた惜しい形などもありつつ、終わってみれば2点差をつけての勝利となりました。

かなり後半からの部分は、おおざっぱに書きましたが、その中にも例えば、相手の決定的な形を24番関根束真の見事なカバーで摘んだ場面だったり、狙われていたスペースをポジションを一つ下に下げた11番時里元樹が、守りの時には、バックラインまで戻って埋めていたとか、試合を左右する局面が色々詰まっていました。

出場する選手一人一人が、チームとしてやるべき約束事を実行し、その中で、誰が出ても特徴が見えるような場面が、試合を見るごとに増えていきます。より、アピールするために、考えながらプレーしている姿も見えます。

競争が激しくて、気を抜いたらポジションを奪われるかもしれないという雰囲気も見えます。すごく良いことです。

ちなみに、相手に攻撃の隙を狙われたと書きましたが、だからと言って、攻撃的に行っていた選手が守備意識を高くして、行くところを押さえろとは思いません。

それこそ、味方の特徴を殺さず、引き出し合うことも、アピールですし、補い合うのも連携です。そこを考えていく方が、多少のバランスが崩れても、大きく崩れることなくできると思います。

ということで、決勝進出しましたので、さいたま市浦和駒場スタジアムで、プリンスリーグ前の最後の公式戦、がっつり力を見せつけてください!

ではでは。

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