アカデミー卒業生関連2013/04/28 大学サッカー、神奈川大学vs朝鮮大学、中央大学vs日本体育大学の2試合を観戦

三ツ沢陸上競技場2013年4月28日三ツ沢陸上競技場2013年4月28日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、大学サッカーの観戦に三ツ沢公園陸上競技場に足を運びました。既に4月最初に関東大学リーグは開幕していて、今日観戦した試合は第4節になります。対戦カードは、2部の神奈川大学vs 朝鮮大学と中央大学vs日本体育大学の2試合になります。

浦和レッズユースの昨年の卒業生が、これまで浦和レッズユースから進んだことのない大学など様々な大学に進んだことで今年は、どの試合に足を運んでも浦和レッズユース出身の選手の誰かしらが所属しているという状況になっていて、かなりどの試合に足を運ぶか迷います。

そして、どこを応援して良いのかもわかりませんので、フラットにその選手を応援しつつ、大学サッカー自体を楽しむスタンスで行こうと考えています。

今日の2試合では、神奈川大学の1年生に西袋裕太、中央大学の2年生に小出啓太と鈴木悠太、日本体育大学の2年生に広瀬健太がいます。

西袋裕太については、開幕時には登録メンバーに入っていなかったものの、その後の練習試合で評価され、追加登録されて試合に出られる状態までは来ているということですが、今日はスタンドで応援していましたね。 

三ツ沢陸上競技場2013年4月28日

 

 

 

 

 

 

第1試合は、神奈川大学が優勢に試合を進めゴール前に迫る回数は多いものの、その後の精度や連携がまだこれからという印象でなかなか決めきれず、前半終盤にようやく個人技から先制するも、後半も同様になかなか追加点が決められないところで、セットプレーの精度の高い朝鮮大学にたびたびゴール前でセットプレーのチャンスを与えるなど、危ない場面も増えつつ、追加点を奪えないままに同点に追いつかれたものの、逆にセットプレーで見事なヘッドで逆転して結果2-1で神奈川大の勝利でした。

神奈川大学は成長途上の印象がありましたが、中盤にタレントもいて連携があってくると多彩な攻撃を展開するチームになりそうです。ディフェンダーなので、運も味方しないとすぐにポジションを奪うということはできないかもしれないですが、練習試合でしっかりアピールできて追加登録まで来ていますので、今後出場機会を得られるのを待ちたいと思います。

さて、第2試合ですが、大学サッカーは、公式記録が細かく出てくれるので、浦和レッズユース出身の選手がどのような状況なのか大まかに把握するのは容易にできるのですが、日本体育大学で1年生からスタメン出場していた広瀬健太が今シーズンはベンチにも入っていない様子だったので、おそらく怪我だったと思いますが、この試合では出場機会はなかったもののベンチには復帰していたので、近いうちにはまた見られるようになると思います。

そして、中央大学では、小出啓太がスタメン出場、鈴木悠太がベンチスタートで後半途中からの出場となりました。そのころのジュニアユースは見ていなかったので、その時の状況はまったく知らないのですが、高瀬優孝も浦和レッズジュニアユース出身です。 

三ツ沢陸上競技場2013年4月28日三ツ沢陸上競技場2013年4月28日

 

 

 

 

 

 

この試合は、ところどころレベルの高さをうかがわせる局面も見られたものの、全体的にはやや大味な試合という印象でした。結果はオウンゴールで日本体育大学が1-0で勝利となりました。 

三ツ沢陸上競技場2013年4月28日三ツ沢陸上競技場2013年4月28日三ツ沢陸上競技場2013年4月28日

 

 

 

 

左から、27番小出啓太(練習着なので50番)、19番鈴木悠太、3番広瀬健太です。

ということで、今年の大学サッカー初観戦のお話でした!

ではでは~!

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/10/02/ 第14節 vs 静岡学園高校 1-2敗戦・・・前半と後半

静岡学園高校グラウンド2011年10月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日の試合の流れをまずは大まかに書こうと思います。今日のような試合の場合、実際プレーしている選手がどのような指示でどのように解釈して、90分を考えてプレーすることになったのかが凄く気になります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに19番西澤秀平と18番西袋裕太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下に15番小峯洋介(⇒23番岸伯富実:後半25分)と14番繁田秀斗(⇒6番野崎雅也:後半35分)、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に10番矢島慎也

となります。

サッカーのセオリーとしてざっくり書き出してしまえば、非常に簡単な流れで

前半は浦和が相手を圧倒する戦いぶりで展開。フィールドを広く使った展開、攻守の切り替えもしっかり考えながら、サイドバックの攻撃参加も見え、理想的な攻撃の形。両サイドの前線の選手がバックラインからのフィードを受けてサイドを切り裂く攻撃。そして、前半10分で7番鈴木悠太がサイド攻撃から持ち込んでゴールを決めて先制点で1-0。

攻勢を続けながらも、追加点までは届かず進みながらも、38分には相手が2枚目の警告で退場して数的優位もできるというこれまた理想的な展開。

追加点は入らなかったものの、後半の最初に当然相手が点を取りに激しく来る所を凌げば問題なく勝ちきれるだろうという展開。

・・・が、後半に入ると、何か重りを背負ってプレーするかのうように積極的な展開はなく、守備ラインは上がれるタイミングでも上がらず、相手は当然の如くというよりやや、オーバーワーク気味な激しい動き。一人少なくて、あれだけ激しい運動量を見せていれば最後までは持たないだろうと言うくらいの状況。

何か守備に意識を置き過ぎるようなプレーが相手にPKを与える流れになり、同点にされ、更に危険な空気の時間帯のセットプレーで見事に逆転されてしまい、その後の反撃も実らず敗戦という流れ。

正直な所、今日の相手は浦和と比べると数段レベルが劣る相手で、この時期にコンディションを上げてくる高校のチームとは言っても前節の流経大柏高校とは全く異なる相手でした。

正直、後半は何かおかしかったので、余り書きたくないです。

前半に関しては、とにかくロングフィードで相手を切り裂くような展開を狙い、18番西袋裕太や21番小坂慎太朗、少し下がり目の位置に下がった際の10番矢島慎也などから鋭いフィードで展開が何度も見られ、ちょうど自分が見ている位置からは見難い浦和の右サイドの攻撃が多く、7番鈴木悠太と20番新井純平の絡んだ攻撃が何度も見られ、攻守の切り替え自体も早く、オーバーラップを多用しながらも守備でもしっかり相手の攻撃を抑えるプレーを見せていました。左サイドの21番小坂慎太朗も、ここ数試合の中で最も落ち着いて安定した動きで、いわゆる右サイドの20番新井純平の思い切りよいオーバーラップとは対称的な、スルスルとタイミングでいつの間にか攻撃的な位置に上がって攻撃参加もするプレーが見られましたし、全体的に安定感がありました。当然、思った以上に相手のプレスが緩かったこともありますが、とにかくこの相手にはこれで押し切ってしまえば、完璧という内容だったと思います。

久しぶりにセンターバックで先発となった19番西澤秀平も落ち着いたプレーと相手の前線がプレスに来ない時には思い切って持ち上がって高めの位置から攻撃展開をするなど持ち味を見せていました。

後半の良かった部分は、逆転された後に25分ごろから投入された23番岸伯富実の中盤での効果的なスペースを上手く使った動き。視野広く動けていて効果的だったと思います。

また、パワープレーという形にしなければならなかったこと自体は良くないのですが、得点を取るために18番西袋裕太がセンターフォワードの位置に上がった際に、チーム全体でその割にシンプルに高いボールで競らせる意識が浸透していないように感じましたが、20番新井純平はそこをしっかり意識して18番西袋裕太が競りやすい高いボールを放り込んで、そのボールに対して高い確率で18番西袋裕太は競り勝っていた。最終的には、18番西袋裕太が競りやすいボールを他の選手も蹴るようになっていて良かったです。そして、最後の最後に8番片槙吾がペナルティエリアまで持ち込んで倒されたところは、PKだったんですけどね。

サッカーの試合運びで言えば、前半に2点目を取るべき時間帯に取れなかったことが最大の敗因。危険な時間帯のセットプレーに対する対処の甘さ。この2つで説明できる試合でもあったと思います。細かく言えば、センターフォワードタイプとして存在感を見せていた進昂平や決定的な仕事のできる関根貴大が国体でいなかったために、点を取ることに特化したタイプの切り札が不在ということもあるかもしれません。

ただ、今日に関しては例えば、彼らがいて逆転して3-2で勝ったとしてそれでOKだったかなという気になる部分があったんです。知る必要はないけど感じるモヤモヤというか。どこかでミスリーディングが起きているのではないかという不安。いわゆる誤解を招く表現で伝える側と受ける側の意識にズレが生じるような現象というか・・・。

後半スタートに感じた違和感は、反撃してくる相手をいなすための守備意識に対して、指示と解釈にズレがあったのかもしれないとか、勝手な想像ですが。言葉って凄く難しくて、「走れ」「守れ」「上がるな」とか、シンプルな指示も、実際には「臨機応変に走れ」「最初10分は守備意識を強く」「相手が前掛かりに来る時間帯はできるだけ上がるな」など、シンプルな言葉にも裏に意味があることが多いんですよね。

よくわかりませんが、今日の場合は何人かの選手が後半になって指示に縛られているようにも感じられたのも事実です。

サポーターという立場で言えるのはこのくらいまでで限界です。選手間の話し合いは凄くできていると思います。どうして?と思うような指示に対しては、納得できるまで指示を出した人に聴くことも、やらなければならないことだと思いますし、プロを目指すのであれば、その部分のコミュニケーション力は必須能力になると思います。まずは自らで解決を目指してください。

話がかなり逸れてすみません。

来週の遠方アウェイ。気持ち良く勝ちましょう!

お疲れ様でした。

ではでは。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/09/23/ 第13節 vs 流通経済大学柏高校 2-4敗戦・・・プレスの激しさ

レッズランド2011年9月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週のアウェイ、ヴェルディユース戦から再びホームに戻りまして今日はレッズランドで行われたプレミアリーグの流通経済大学柏高校との試合を見て来ました。

一昨日の台風の影響がどのくらいでているかと思いつつピッチを試合前に眺めていましたが、見た目は問題なさそうながらも実際は足を取られやすい細かくステップを踏んでプレーするタイプの選手やスピードを生かした攻撃をする選手にとっては結構な重馬場というピッチコンディションだったと思います。

FC東京U18、ヴェルディユース相手に2連勝で勢いに乗る浦和レッズユース。ここで更に連勝を重ねて上を目指したいところです。

この試合のスタメンは以下、

GK30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左に24番中村駿介、右に7番鈴木悠太、真ん中に25番進昂平

となります。

前節のメンバーから、出場停止の11番堀田稜の左前線に24番中村駿介が入り、センターバックが4番小出啓太から18番西袋裕太に代わっています。

ここ数試合の良いリズムでこの試合も、ペースを握って自分たちのサッカーで進めたい浦和でしたが、相手の激しいプレスと体格差により、試合序盤のペースを握られてしまいます。

プレスが強くかかってくることで、プレーの精度がやや落ちた形でリズムが作れないながらも、例えば相手コーナーキックからのカウンターで25番進昂平に素早く当てて、24番中村駿介に預け、更に前線に走り25番進昂平が攻め上がるなどの攻撃や、20番新井純平から10番矢島慎也を経由してサイドを駆け上がった7番鈴木悠太へとつなげてサイドから攻めるなど、ポイントポイントで攻撃もしかけながらも、やはり相手の激しさでプレーが消極的になったところを狙われてしまいます。

前半7分、前半10分に、それぞれペナルティエリアわずか外のところでディフェンダーの寄せが甘くなったところを強引にシュートを撃たれ、いずれもグラウンダーのシュートがディフェンダーに当たり、キーパーの届かないコースに飛んでしまい連続で2失点してしまいます。

ここまでややサイドに貼り気味だった24番中村駿介ですが、おそらく試合の流れの中で徐々に10番矢島慎也などトップ下の選手とポジションチェンジをしながら持ち味を発揮していくだろうと思っていた矢先に、負傷。足首を痛めてしまったらしく予定外の交代を強いられることになります。

24番中村駿介に代わって28番関根貴大が投入されます。

センターフォワードの位置で存在感を発揮している25番進昂平は、この試合では正直体の強さや体格差などでまともにぶつかり合ってもまだ敵わないような相手と対峙することになって大変だったと思いますが、それでも一旦体をぶつけて裏へぬけ出す動きや、競り勝てないながらもしっかり、競り合うことで、相手のクリアを中途半端にさせるなど、やるべき動き自体はしっかりできていたと思います。

ちょうど、28番関根貴大が投入されて、25番進昂平の動きを良く知っているな~と思うプレーから1点を返すことに成功します。

左サイドに開いた25番進昂平が相手ディフェンダーと競り合う中で簡単には離さずに、相手が処理にもたつくことを察知した28番関根貴大が、こぼれたボールを奪い一気にサイドを駆け上がり右サイドに低めの長いクロスボールを上げ、そこに7番鈴木悠太が走り込み、きっちりゴールに流し込んでゴール。

理想的な展開でビハインドを1点差まで縮めます(22分)。

前半のうちに同点に追いついておきたいところでしたが、相手の激しいプレーで押し込まれる場面も多く、やや相手ペースの中で時折右サイドで7番鈴木悠太と20番新井純平が絡んだ攻撃で打開を図るというシーンが多かった印象。

相手のプレスや勢いを警戒して、守備ラインが思いきって高い位置に上がったりすることがなかなかできない状況の中で10番矢島慎也がトップ下の位置からボランチの位置くらいまで下がったりしながらボールを受けたり、相手の中盤の選手をひきつける動きをしていたものの、そこで空いたスペースを使うなどの余裕が持てる状況が周りになかったのか、なかなか生きない状況が続きました。

ようやく前半の終盤に、浦和が自信を持ってボールを回したり、3番寄特直人のロングフィードからサイドにつなげて一気にサイドから攻撃をしかけたり、中盤で回しながら展開して相手の動きをボールの動きでいなしながら攻められる場面も増えつつも同点ゴールは生まれず、1-2で前半を終了します。

後半に入り、やや右サイドに偏った攻撃になってはいたものの、7番鈴木悠太を経由した形での攻撃のチャンスが多く作れるようになります。右が多い中で時折左サイドから28番関根貴大が鋭いドリブルで仕掛けるという形も見られるようになってきてはいましたが、どうも最初に書いたように重馬場状態のピッチに足が取られるような場面が多く、持ち味が出し切れていないようにも見えました。それでも、その時間帯で1本ドリブルで攻め上がってシュートを放つところまで行く惜しい場面も作れていました。この後半序盤でもっとも惜しかったのは、7番鈴木悠太からのクロスに25番進昂平が合わせたシーンで、難しいボールだったため、合わせるのが精いっぱいでボールはゴールの上を越えてしまいましたが、決定的なところまではいりこめていました。

後半15分くらいまでは、コーナーキックのチャンスや、8番片慎吾が攻め上がったところで受けたファールからのフリーキックでの8番片慎吾をおとりに使って10番矢島慎也が狙ったシュートなど、セットプレーからのチャンスを多く得ながら同点ゴールを狙いますが、決めきれない中で、再び相手の攻勢で耐える時間がここからしばらく続きます。

後半15分過ぎに6番野崎雅也に代えて14番繁田秀斗が入ります。

20分過ぎくらいからは、相手の攻撃の時間も多くなりながらも、浦和にもシュートが増えた時間帯となり、10番矢島慎也のシュートや、8番片慎吾のシュート、14番繁田秀斗のシュートなど、前半よりシュートで終わるプレーが増えていたのも確か。そして、24分には異議で相手選手が退場となり数的優位な状態となります。

守備に重きを置いた相手を崩すのは大変と思いましたが、思った以上にそこからの浦和の攻撃はあと一歩でゴールと言う崩し方ができる場面も多く、2度ほど決定的なチャンスを作るものの、不運というかいずれもわずかにゴールを外れて決まらず、反撃を受けた30分に3失点目を決められてしまいます。

35分に25番進昂平に代えて23番岸伯富実が入ります。

残り10分で2点差をまずは追いつくべく浦和が反撃。

後半残り数分のところで、コーナーキックからの混戦状態で8番片慎吾が押し込んで2-3と1点差まで詰め寄るも、試合終了間際に決定的な4点目を相手に決められてしまい、結局2-4で敗戦となりました。

浦和としては、試合序盤に相手の激しさにプレーに戸惑いが出てしまったところでの2失点がまずは反省するべきところ。これまでの試合で考えると結構さかのぼりますが、浦和カップで浦和東高校とやった時のような苦しみ方に再びはまってしまったように感じられます。

パス回しでリズムを作るサッカーをやる以上は、運動量とプレスの激しさを基本的に厳しくやってくる高校生チームの中でも体格もあって、その激しさも他よりかなり強い流通経済大学柏高校であっても、まずは相手の術中にはまってはいけません。パスでいなして運動量を使わせていく戦いをするべきでしたが、このレベルの公式戦ではまだ経験が浅い選手も多い若い年代が多い今日のメンバー構成でしたし、その辺は経験として次に同じような相手とやった時には、同じようには絶対やられない。そういう意識付けをこの試合を通じて強く持って今後プレーできるようになってもらいたいと思います。

何の決定的な証拠もありませんが、やはりプレーの主導権を握る握らないは重要で、今日の前半2失点は、正直なところ入らないときは入らないゴールです。それが入ってしまうのは、やはり相手の勢いに押されていたということなのかもしれません。逆に、浦和がペースを握っていた時間帯には相手の反撃を受けた時に同じような場面があってもいずれもボールは枠を外れて行きました。

今日のような相手は、なかなかJの下部組織の強豪とやっていても得られないような相手だと思いますし、今日出場して悔しい思いをした選手はむしろ貴重な経験を積めたと考えて、次に活かしてください。

体格で全く歯が立たなかったと感じた選手は、もう少し渡り合えるように体を鍛えるか、ぶつかりあわないでかわせる方法を考えて行くか、色々なパターンが考えられると思いますが、いずれもこの試合を経験した選手たちが考え、伝え、浸透させていくことでより強いチームにして行けると思います。

U22のオリンピック予選を先日テレビで観戦しましたが、あれだけの魅力的なパス回しからの攻めもやはり同じパターンの繰り返しだと相手に対応されて攻めきれていないという、凄く分かりやすい手本を見ることができました。あれと同様に、やはりプレッシャーを受けている時でもワンパターンではなく、局面で必要なプレーを選択してできるようになることが、ワンランク上のレベルに到達するために必要だと思います。

とにかく、結果的には負けました。でも、今日のような試合でも引き分けか逆転にできていた局面を作れてはいました。

自信を持つ部分は自信を持ち続けてください。

・・・でも、ブクメ的なわがままですが、こういう公式戦のホームとして戦うグラウンドはやはり埼スタ第2とか第3グラウンドが良いな~と思ったりもしました。台風のせいもあるかと思いますが、もう少しコンディションの良いピッチで戦ってもらいたかったと思います。

お疲れさまでした!

ではでは~。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/09/18/ 第12節 vs 東京ヴェルディユース 4-2勝利・・・競り勝つ強さ

ヴェルディグラウンド2011年9月18日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

遅刻しましたw 割と余裕を持ってヴェルディグラウンドに向かったはずだったのですが、想像以上の大渋滞で試合開始と同時くらいにはなんとか到着し、5分くらい過ぎたころにグラウンドにたどり着きました。ということで、よし見るぞと構えるまでの最初10分くらいは空白です。

なんとなく雰囲気で、ヴェルディの力強い攻撃を上手く浦和のサッカー(もとい、浦和レッズユースのサッカー)で上手く対応しているというのかな~という、感じに試合展開を空気感から見ました(最初の10分は分かりません。)

クラブユース選手権での大敗。ホームでの試合では引き分け。色々な思いを持って今日選手たちは臨んだと思います。気持ちで負けないという迫力が伝わってくる試合でもありました。

この試合のスタメンは以下、

GK30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に25番進昂平

となります(確認済み。)

で、よし見るぞと思った時に右サイドからのクロス(7番鈴木悠太が上げたと思う⇒20番新井純平のアシストと判明!)に25番進昂平が上手く体でディフェンダーをブロックして流れたところを10番矢島慎也が押し込んで先制点。

1-0で浦和が先制と幸先の良いスタートとなります。

この試合に関しては、前半から非常に集中して試合に臨んでいて、個々の能力が高いヴェルディなので前線で力強く仕掛けてくる場面は多くありましたが、際のところでしっかり対応できているため、危ないけど問題ないという不思議な安心感のある前半での戦いとなりました。

前線で25番進昂平がクサビとなる動きや、相手のバックラインに対して運動量豊富にプレスをかけて行くことで中盤との絡み、サイドへの展開がスムーズに行き、浦和の攻撃も多彩に展開されていきます。10番矢島慎也から25番進昂平へパスからシュートや、11番堀田稜のシュートがポストを叩くなど惜しい攻撃もありながら、やはり時折ヴェルディの反撃で危ない場面も作られつつ、10番矢島慎也から8番片慎吾、持ち上がってクロス。7番鈴木悠太から裏へぬけだした10番矢島慎也へのパスは惜しくもオフサイド、浦和の2回のチャンスに対して相手が1回のチャンスというくらいの割合だったと思います。

U17ワールドカップで愛着の湧いたヴェルディユースの高木大輔。普段は応援していますが、浦和の試合の時は敵なので絶対にやられたくないと勝手に強い思いを持っているブクメですが、20番新井純平がマッチアップで仕事をさせない上手い守備をするなど、気持ちよかったです見てて。

そういう局面も挟みつつ、前半30分ごろに左サイドバックの21番小坂慎太朗がスルスルと前線に攻撃参加。11番堀田稜に一旦渡し、更にサイドを駆け上がたったところにパスが入り、持ち上がりクロスを上げるも惜しくも合わずでしたが、試合ごとに本来の持ち味を守備と合わせて見られるシーンも多く出て来ました。

浦和にとって前半最大のピンチは前半37分。細かいパスから右サイドを突破されて強烈なシュートを撃たれるも、これをGK30番関口亮介が見事に反応してはじきだします。本当に決定的な場面だったので、よく抑えてくれました!

このピンチの後、浦和の攻撃からゴール前でフリーキックのチャンスがあり、10番矢島慎也が直接フリーキックでゴールを襲い、キーパーに弾かれるも、この後のコーナーからも鋭くゴールを狙い浦和のチャンスもかなり多くなります。

守備の意識高めにプレーしていた20番新井純平もこの時間帯にはチャンスと見て、オーバーラップから7番鈴木悠太とのパス交換で前線に上がりクロスを上げるなど攻撃参加も見られます。

前半終了間際には、6番野崎雅也が相手の攻撃の場面で中盤でプレスをかけインターセプトに成功。一気に前線に走る10番矢島慎也へパスを通し、10番矢島慎也の放ったシュートをキーパーが弾き、そこへ25番進昂平が走り込みこぼれ球をシュートするもこれも弾かれ、混戦からの追加点が入るかと思われましたが、ここは相手ディフェンスに粘られてゴールにはならず。

前半を1-0で折り返します。

後半の序盤も気持ちを緩めることなく、前半と同様のペースで試合を運び、右サイドの7番鈴木悠太から8番片慎吾へつなげてのシュート。コーナーキックから3番寄特直人のヘッドはわずかにゴール右へ。同じくセットプレーから4番小出啓太のヘディングシュートが惜しくも右に外れる、25番進昂平がシュートを放つなど浦和の攻撃が続く中で、迎えた15分。7番鈴木悠太が右サイドをドリブルで駆け上がり、クロス。25番進昂平が7番鈴木悠太に近い位置に動くことでディフェンダーを引き連れ、空いたスペースに入ったところに10番矢島慎也が飛び込んでゴール。

おそらく、1点目とほぼ同じような形でのゴールで2-0とリードを2点に広げます。

その後、18分に25番進昂平に代わって28番関根貴大が入ります。

2点のリードを奪ったことで、ヴェルディの反撃が激しくなり、ここからしばらくはヴェルディの時間帯となりますが、集中した守備ではじき返していました。

23分に6番野崎雅也に代えて14番繁田秀斗が入ります。

30分に11番堀田稜に代えて24番中村駿介が入ります。

この辺からが、いわゆる経験を重視した時間帯だったのかな~と今思うのですが、前線でクサビになる動きを精力的にしていた25番進昂平から裏へ抜けるタイプの28番関根貴大が入ったことや、守備のバランスも上手く取っていた6番野崎雅也が抜けたことで、やや収まりどころが減ったことや、相手の攻撃の意識が高い段階で中盤が代わったこともあり、キープできる24番中村駿介が入って、ここからと言う時に相手の攻撃がはまってしまったこともあり、やや相手の攻撃をディフェンスラインのみで受けるという場面が増えてしまい、ここから32分、35分と立て続けに失点してしまい、たちまち2-2の同点に追いつかれてしまいます。

この辺りが、ヴェルディらしい強さというか、浦和の課題と言うかですが、今日の浦和はここからが違いました。

立て続けの失点でややバランスを崩しかけていたところで、24番中村駿介が前線でボールをキープしたところで28番関根貴大が裏を狙って走るという攻撃が、相手のディフェンスラインを混乱させ、また28番関根貴大自身も、本来の持ち味となる自らのドリブルからの突破も見られ、相手の行けるぞという勢いを上手く削ぐことに成功。

そして、迎えた40分に24番中村駿介にパスが入り、ディフェンダーの裏のスペースへパス、わかっているかのように28番関根貴大がそのスペースへ走り込んでキーパーと1対1の場面を作り、ここでしっかりゴール。

3-2と再びリードを奪います。

後半43分に20番新井純平に代えて2番西山航平が入り、守備意識高く守りに入りながら相手の最後の反撃を抑えつつ、カウンターから右サイドの7番鈴木悠太へパスが通り、そこから鋭くペナルティエリアまで切り込み、思い切りよく放ったシュートがゴール!

試合を決める4点目を7番鈴木悠太が決め、試合終了。

確かに連続失点の場面はよくないのですが、今日非常に大きかったのは、気持ちの面で最後まで相手に負けなかったこと。アウェイで、2点リードを、追いつかれたチームの心理と追いついたチームの心理。どう考えても、相手の方が圧倒的に行けるという気持ちが強くなる場面でしたが、ここを乗り越えて逆転まで持ってったこと。

サッカーは、判定一つで、まったく引っかけていないのにPK取られたり、苦し紛れのシュートで点を取られてしまったり、決定的な場面を何度も作っても本当に点が入らない試合があったり、単純に実力だけで勝てない難しさもありますが、やはり前節や今節のように、駆け引きができて、競り勝つことができるようになればなるほど、勝負にも強いチームになることができると思います。

こういう戦いができてきているのは見ていて誇らしいですよ。

気持ち良い勝利でした!

お疲れさまでした!

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/26 – 1次ラウンド第3日vsジュビロ磐田U-18 6-0勝利・・・1位の1位で決勝トーナメントへ

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月26日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

1日の空き日を経て、浦和レッズユースが戦っているクラブユース選手権の1次ラウンドも最終日の3日目となりました。全ては初戦の大宮アルディージャ戦でギリギリのところで引き分けに持ち込んだところからスタートして、第2戦では4-0で快勝。今日に関しては引き分けでも1位通過できる可能性が高いというやりやすい状況を自らで作り出して臨んだ第3戦という、勝ち進んでいくチームに必要な条件をクリアしながら今日を迎えました。

ジュビロ磐田U-18との対戦は、自分が思い当たる限りここ数年ユースでは対戦していないと思いますし、とにかくどういうサッカーをするのかの情報もなく、前回のブログでも書いたかもしれませんが、ベガルタ仙台と接戦だったということで浦和が第2戦のようなサッカーができれば問題ないだろうと思いつつ、ふたを開けてみるまで分からないとドキドキしながら観戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

第2戦のベガルタ仙台戦とまったく同じスタメン構成となりました。

試合の入り方でまず浦和レッズユースが主導権を握ることができ、更に思ったよりプレスがきつくないかったり、サイドのスペースを空けてくれたこともあり、浦和のやりたいようなサッカーを終始展開することができる状況になりました。

いきなりロングボールが左サイドの空いたスペースに入った10番矢島慎也に通り、鋭い仕掛けで相手ゴールを脅かしたり、その後も10番矢島慎也、左サイドの堀田稜がえぐって、右サイドの7番鈴木悠太へ展開してシュートまでつなげたり、10番矢島慎也がミドルシュートを放ったり、面白いように浦和がやりたい攻撃が実行できていました。

また、いつもと違った攻撃パターンと言うのが的確かはわからないのですが、10番矢島慎也と14番繁田秀斗、11番堀田稜と14番繁田秀斗など中盤と前線の間で相手ディフェンスラインのところで凄く細かいワンタッチパスでのパス交換で崩していく展開も多く見られました。

守備の部分でもバランス良く、危ないところまでは持ち込ませなかったり、カウンターをくらってサイドを走られた時でもタイミングの良いタックルで20番新井純平が奪い返すなど、ペナルティエリアに侵入されることはほとんどなかったと思います。

ただ、攻めこんではいるものの、なかなか得点までに至らない状況が続く中で、前半の25分にようやくその均衡を崩すことに成功します。

左サイドから11番堀田稜が深くまでドリブルで攻め上がり、中へ切り込んでゴール前のスペースに入った14番繁田秀斗にラストパス。シュートと思わせて、右の7番鈴木悠太へパスを出し、7番鈴木悠太がしっかりと決めて先制。14番繁田秀斗の見事な見事な狙い通りのアシストでの先制です(シュートミスが結果的に絶妙なパスになったようにも見えましたが、ブクメの個人的多数決で狙い通りのアシストということになりました。解決!)

先制点の後も、11番堀田稜の左サイドからの攻撃が冴えわたり大きなチャンスを作ったり、20番新井純平から7番鈴木悠太、持ち上がって正確なクロスをファーサイドの10番矢島慎也に通してあと一歩でゴールと言う場面もあったり、とにかくやってほしい攻撃が思い通りに展開されていました。

6番野崎雅也へのマークがプレスというよりゾーンで守ろうとされていたのか、それが上手く機能せずに逆に6番野崎雅也の周りに大きなスペースが空くことが多々あり、いわゆるやりたい放題にボールを捌くことができていました。

攻勢に進めることでセットプレーが割と多い。でも、ここしばらくセットプレーからのゴールがないような気がしていたのですが・・・決めてくれました。

伏線となるような10番矢島慎也の蹴ったコーナーキックに18番西袋裕太が反応した惜しい場面の後、同じようなコーナーキックのチャンスで10番矢島慎也が蹴ったコーナーキックに18番西袋裕太が打点の高いヘッドでゴール右隅に押し込んでゴール。欲しかったセットプレーからのゴールで2-0とリードを奪います。

これ以外にも、セットプレーからの攻撃で18番西袋裕太が絡んで10番矢島慎也が押し込んだような場面がありましたが、これはオフサイド。それでもセットプレーからの得点チャンスが多かったこともこの試合の収穫だったと思います。

左サイドからの5番佐藤大介からのピンポイントのクロスに12番高田拓弥が頭で合わせてあと一歩でゴールと言う場面など作りつつ、前半は2-0で終了。

後半に入っても、2点ビハインドの磐田が戦い方を変えてきたり激しさを増してくるという様子もあまりなく、浦和ペースで展開されていきます。

10番矢島慎也から12番高田拓弥へパスからシュートや、20番新井純平のオーバーラップからのクロスボールに14番繁田秀とがヘディングシュートなど様々なパターンでの攻撃が展開されるも前半同様なかなかゴールには至らなかったものの、迎えた20分に左サイドをドリブルで持ち上がった11番堀田稜のクロスに7番鈴木悠太がヘッドで豪快に押し込んでほしかった追加点を入れ、3-0とし、ほぼこの試合の勝利を決めます。

この得点の後、7番鈴木悠太に代えて21番関根貴大、5番佐藤大介に代わり2番西山航平が入ります。21番関根貴大は7番鈴木悠太と同じ右サイドのポジション、2番西山航平も5番佐藤大介と同じ左サイドバックに入りました。

そして、この大会で流れの中から得点が取れていなかった12番高田拓弥が25分に(たぶん)10番矢島慎也からのスルーパスに抜け出してキーパーと1対1となり、これを落ち着いて決めて4-0。

更に、大会ベストゴールに選んではいかがですか?と言いたくなるような10番矢島慎也の豪快なミドルシュートからのゴールで5-0。

この後、30分に12番高田拓弥に代えて24番中村駿介、35分に10番矢島慎也に代えて8番片慎吾が入り、締めくくりは11番堀田稜が自ら持ち込んでゴールで6-0。

難しい試合になる可能性もあると思っていた第3戦で6-0の大勝。この結果、グループ1位となり決勝トーナメント進出を決め、更に気がつけば1位の中の1位で1次ラウンドのグループステージを通過となりました。

気になる準々決勝の対戦相手は2位の2位となった東京ヴェルディユースとなりました。

那須での順位決定戦での勝利を私は見ていませんので、明日群馬でまた勝利を見せてくださいね!

明らかに今日の相手より個々の能力が高い強敵になりますが、間違えなくこの大会での優勝するべきチームへの流れは浦和に傾いていると思いますし、自信を持って浦和レッズユースのプレーを続けて行けば間違えなく勝ち進めます。

後は、まあ当然と言えば当然なのですが、今日の試合をビデオで撮影してチェックしているようなどこかのチームのスタッフらしき人もいたように、決勝トーナメントに勝ち進んでくるようなチームは、浦和の長所を消すためにしっかり研究してきますので、今こそスカウティングに負けない浦和レッズユースのサッカーを見せてくださいね!

暑い中で疲労もたまってくる時期で、しかも連戦となりますので大変かと思いますが、出来る限り体を休めて明日の戦いに備えてくださいね!

まず、決勝トーナメント進出おめでとうございます・・というか、ありがとうございますというか、なんというかです。

明日の試合を楽しみにしています!

ではでは~!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/05/08/ 第5節 vs静岡学園高校 4-1勝利・・・期待通りの快勝!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年5月8日

どうも、浦和サポブクメです☆

土曜日は、まず午前中に大学サッカーの青山学院大学vs中央大学の試合を西が丘サッカ-場で見て、浦和レッズユース卒業生の田仲智紀や林容平、武富尚紀のプレーを見つつ、スタジアムでは国士舘大学に進んだ高木凛や専修大学に進んだ新井貴晴、利根川良太など懐かしい顔をたくさん見ることができました。その後、国立競技場競技場へ向かい、久しぶりにトップの試合を観戦してきました、負けました。

そんな土曜日を過ごしつつ、今日は浦和レッズユースの高円宮杯U18プレミアリーグの第5節となる静岡学園高校戦を観戦してきました。埼スタ第2グラウンド開催です。

直接今シーズンの静岡学園高校の試合を見ていないので大まかな計算でしかないものの、相手は1分2敗というチームになるため、チームとしてのバランスが良く強豪相手にもしっかり勝点を積み重ねられている今年の浦和という構図を考えると、この試合はただ勝つだけではなく快勝という結果を求めて戦ってもらいたいと期待しながら見ていました。

昨日の肌寒さとは打って変わって暑い今日は今期初めて給水タイムが設けられる、体力を削られる環境になっていました。本当に暑かった・・・。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

控え:8番片槙吾、9番長坂竜一、18番西袋裕太、22番吉野雅大、23番岸伯富実

となります。

前節の流通経済大学柏高校戦と同じスタメンになります。

状況の違いとしては、左サイドバックの5番佐藤大介が累積警告が2回でこの試合で警告を受けると次節出場停止になるという状況。

試合開始からの印象として、静岡学園は浦和のバックラインからのロングボールなどの攻撃を警戒しているのか、比較的前線とバックラインに人数をかけるぶん中盤が空くことが多いような印象があり、そのためか前線のプレスは早く、バックラインから3番寄特直人が何本か序盤狙っていたロングボールが少し長めになってしまうなどはありつつも、その分中盤がいつも以上に浦和の狙い通りに使えていることから、ボランチの位置の6番野崎雅也、トップ下の10番矢島慎也、14番繁田秀斗の中盤とサイドの11番堀田稜、7番鈴木悠太、真ん中の12番高田拓弥と攻撃の選手が全体的に良い距離感で攻撃を仕掛けていけていました。

更に、相手の左サイドのところを2番西山航平がバックラインでしっかり抑える分、相手の右サイドでは5番佐藤大介がやや高い位置を保ちながら攻撃に参加する場面も多く見られました。

この試合最初のチャンスは10番矢島慎也のミドルシュート。続いて、7番鈴木悠太が右サイドを駆け上がりクロスボール。14番繁田秀斗から12番高田拓弥へ渡り混戦の中での狙いすませたシュート、いずれも惜しくも得点にはならなかったものの、前半9分に6番野崎雅也から14番繁田秀斗、10番矢島慎也と渡り、そのまま抜け出して体を投げたしたディフェンダーと飛び込んできたキーパーをキレイに越える浮かせ気味のシュートでゴール。

前節ほどではないですが、序盤の攻勢の中でしっかり早い時間に先制点を奪うことができました。

しっかりバランスをとりながら追加点を狙いたい所でしたが、先制点から数分で混戦状態の中で放たれたシュートをGK1番三上綾太が弾いた所を詰められてしまい、失点。同点に追いつかれてしまいます。

展開としては決して誉められたものではありませんが、同点に追いつかれた後流れが変わるということもなく、中盤を浦和が支配する形で試合が進められていき、少し高めの位置で5番佐藤大介がプレーできる状況で左高めの位置から、スタートする攻撃に左前線の11番堀田稜が左サイドを切り裂いてという攻撃、一度6番野崎雅也がドリブルで仕掛けていって「お!」と思わされたり、10番矢島慎也が中盤を面白いように動き回りながら攻撃を展開、12番高田拓弥が激しいプレスにあいながらも粘ってパスをつなげたり、多彩な攻撃が見られます。

守備に関しても綻ばず、高めの位置に5番佐藤大介が上がっていることが多かったために狙われることは当然何度かありましたが、しっかり戻って対処できていました。

そのような展開の中で、この大会で得点を決めて欲しかった7番鈴木悠太に待望の得点が生まれます。サイドというよりやや中央に近い位置でボールを受けるとドリブルで仕掛け、ディフェンダーにかかりながらもボールを放さず抜き去り、キーパーと1対1になったところで落ち着いて決めます。これで2-1となり再びリードを奪います。

このゴールの後に、少し静岡学園が攻め込む時間がありゴールに近い位置でFKのチャンスを与えてしまった時に外してくれたものの危ない場面が立て続けに2度ほどあり、冷やりとしたものの危険な時間帯を何とか凌ぐと、再び浦和のペースとなり、11番堀田稜が左サイドを切り裂き何度かチャンスを作り、そのチャンスから得たCKのチャンスで3番寄特直人がヘッドで狙うもややずれてしまいます。

浦和のペースは続き、この後11番堀田稜が左サイドから切れ込んでシュート、このシュートはキーパーに弾かれるものの、ここに14番繁田秀斗がつめてゴール!欲しかった追加点で前半の内に2点のリードを奪うことに成功しました。

前半は3-1で終了。

後半に入り、静岡学園が攻撃的に来るところをどうかわしていくかと見ていたら、心配無用で後半も序盤から12番高田拓弥の前線での激しいプレスや中盤のバランスと激しさで浦和が勝り攻撃を仕掛けていきます。そんな流れから後半6分に追加点が生まれます。左サイドを攻めあがった11番堀田稜がグラウンダーのクロスを右サイドのポジションに上がっていた10番矢島慎也まで通し、ワイドな展開で揺さぶった後に10番矢島慎也が真ん中のスペースに走る12番高田拓弥へラストパス。これをしっかり決めて4-1。

後半出鼻で追加点を決めたことで浦和としてはかなり楽にプレーできる展開になりました。

この後も12番高田拓弥のシュートや、中盤のスペースに出たパスを流れて受けた10番矢島慎也が斜めにドリブルで動かしながら鋭いシュートを打って12番高田拓弥に当たってしまったという場面も相手の守備が対応できないスペースを狙って動いていたことの証明でもあり、とにかく中盤を浦和が支配していました。

3点リードを奪ったことで、浦和も控え選手を有効に使いながら試合を進めていくことができるようになり、25分に11番堀田稜に代えて23番岸伯富実、30分に12番高田拓弥に代えて8番片槙吾、その後5番佐藤大介が警告を受け次節出場停止になったことからか、5番佐藤大介に代えて18番西袋裕太を投入、3番寄特直人が左サイドバックに入り18番西袋裕太がセンターバックへと入り、あまり見られないバックライン構成になる時間帯がありつつ、35分に7番鈴木悠太に代えて9番長坂竜一が入り、攻撃のオプションを試すなど様々な試みを試しつつ、終盤は相手の攻撃陣をじらすようなバックラインでのパス回しなど、これもまだ少し危なっかしいと感じることもないことはないものの、理想どおりの展開で進められていたと思います。

結局、試合はこのまま4-1で終了となりました。

静岡学園は浦和のサイドが上がる所を狙ってそのサイドを狙って攻めようとする姿勢が多く見られたものの前半は、かなり精度が悪く自らチャンスを潰していた印象があったのですが、後半はやや精度の高さを取り戻して攻めて来る時間帯がありました。それでもバランスよく浦和の守備が跳ね返したり、今日は特に右サイドの2番西山航平のところで完璧に抑えていたことや、左サイドで高めの位置にいた5番佐藤大介のところはスペースに入れて走られたものの、危険な位置までは持ち込ませず摘めていたと思います。

後半に、それほど長い時間ではないものの、相手ペースになっている時間帯にゴールにやや近い位置でファールを与えてしまう場面が多くなった時があり、やや失点の危険性が高まるセットプレーを与えてしまっていた場面が多くなる時間帯があったので、このあたりを更にファール無しで奪ったり、スローに逃げるなどしっかりできれば問題ないと思います。

とにかく、調子が悪い相手や力の差のある相手との対戦の際に割と相手に合わせてしまう傾向が出てしまいがちなところで、しっかりと自分達のペースで快勝してくれたことが何より嬉しかったです。

今後は、今日以上に暑い日が出てきて体力的にも厳しく、コンディションが崩れやすい季節に入っていきますが、今のチームのバランスの良さを生かしながら、浦和のペースで試合を支配できる(時間帯でのスイッチのON,OFFをコントロールしたり、相手に走らせて疲れさせてしまうとか)更なるレベルアップを期待してみさせてもらいますね。

暑い中お疲れ様でした!

ではでは~。

第16回彩の国カップU-18クラブ代表決定戦決勝2011/04/24 – 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 2-1勝利・・・本戦出場決定

レッズランド2011年4月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよトップチームも今日から再開ですね!

そんな今日、浦和レッズユースにとっても一つの負けられない試合がありました。天皇杯に繋がる大会となる彩の国カップのU18クラブの代表の埼玉県代表を決める決勝戦となる大宮アルディージャユース戦です。

高円宮杯U18プレミアリーグのようなリーグ戦ではなく負ければ終わってしまうノックアウト式の大会ですから勝負にこだわる必要のあるという意味で勝ちきることが重要な試合。この試合に勝利すると、彩の国カップとして世代上の大学生や社会人のチームと真剣勝負できる場が用意されます。

ブクメとしては、浦和のトップチームと真剣勝負できる天皇杯に繋がる大会なので是非とも勝ち進んで欲しい大会でもあります。

この試合のスタメンは以下、

さて、この試合のスタメンは以下になります。

GK16番大石祐輝、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に7番鈴木悠太、右に23番岸伯富実、真ん中に12番高田拓弥

となります。

対戦相手には、昨年U16トレセンメンバーで埼玉県代表として浦和の選手たちとも共に戦った菊池翔や中山雄希、川田修平、河野隼人、飛奈 洸太など見慣れた顔がいるものの、ただでさえ大宮には負けたくないのですが、知っている顔がいるとむしろ余計に負けたくないと思ってしまいます。

そういう少し違った感情も混ざってみている分にはかなり満足できる試合開始からの浦和ペースになりました。

まず、中盤のトライアングルとなる10番矢島慎也と14番繁田秀斗、6番野崎雅也の3人のバランスが非常によく中盤を支配できていたことや、やはり前の試合となるFC東京U18と比べても前線でのプレスがそこまで激しくないこと、12番高田拓弥、7番鈴木悠太、23番岸伯富実の前線の3人が逆に大宮の守備ラインにプレスを仕掛けることでこぼれだまも出足良く奪えるなど主導権をしっかり奪っていました。

攻撃面では、12番高田拓弥のポストから14番繁田秀斗や10番矢島慎也を経由しての攻撃展開、そこからサイドの7番鈴木悠太や23番岸伯富実へ展開されてサイドから攻撃など、得点自体はなかなか生まれなかったものの、思うように展開できていたと思います。

チャンスは作るもののなかなかゴールが決まらなかったのですが、前半20分にゴール前での分厚い攻撃のなかで7番鈴木悠太がこぼれだまを押し込んで浦和が先制します。

先制点以降は大宮アルディージャも取り返すために攻撃の姿勢を強めて攻めて来る時間がありましたが、守備の部分ではこの試合、比較的左サイドバックの5番佐藤大介も右サイドバックの2番西山航平も上がりすぎずに守備の意識高くプレーしていたこともあり、また3番寄特直人が危ない所でのパスを上手く読んで速めにつぶしていたことで大きな破綻はなく、前半を1-0で終了します。

前半の攻撃面では、10番矢島慎也のポストを叩くミドルシュートが2本ほどありました。惜しいところで枠の中まで飛ばないのはどうしてでしょう。ただ、試合の攻撃面で特に存在感を示していた10番矢島慎也は前半40分くらいに、足を痛めたらしく交代となります。11番堀田稜が入り、これにより23番岸伯富実がトップ下の位置へ入り、7番鈴木悠太が右サイド、11番堀田稜が左サイドへと入ります。

後半に入り、スタートから何度か11番堀田稜のスピードを生かした左サイドからの仕掛けでチャンスを作ります。浦和のペースは後半も続き、そんな中で12番高田拓弥が持ち味の裏へ抜け出す動きから、ディフェンスラインを上手く欺き抜け出したところでたまらず大宮ディフェンダーが倒してしまい、これで倒した選手は一発退場となりました。浦和サポですが、ちょっと一発レッドは判定が厳しすぎるような気がしましたが・・・。

何はともあれ、ペナルティエリア外からFKのチャンスを獲得します。このFKを5番佐藤大介が蹴り、左上隅を狙ったボールは惜しくもクロスバーに弾かれます。

さて、数的優位になって畳み掛けたいところなのですが、ここで思わぬ大宮の反撃に遭います。ややバランスを崩して攻撃を仕掛けてきた際にペナルティエリア付近でサイドを広く展開され、そこに付ききれず、同点ゴールを決められてしまいます。

この同点ゴールで大宮が一人少ないながらも勢いづき、浦和が少し対応にもたついてしまうというやや悪い流れに変わってしまいます。

数的優位を上手く生かせないながらも、7番鈴木悠太の仕掛けや、12番高田拓弥のポストから11番堀田稜のシュートなど、惜しい場面はけっこう作れながらもフィニッシュに精度を欠き、逆転ゴールがなかなか奪えません。

交代で流れを変えるのかな~と思いながらも浦和のベンチは動かないまま気が付けば後半も残り5分くらいになり、ようやく9番長坂竜一が交代で準備していたところで、7番鈴木悠太が値千金の逆転ゴールを決め、2-1という状況にして9番長坂竜一と交代します。

更に試合終了まであと数分と言う所で23番岸伯富実に代わり8番片槙吾、14番繁田秀斗に代わり18番西袋裕太、2番西山航平に代わり19番西澤秀平と3人交代するものの、大きな展開はなくそのまま2-1で試合終了となります。

とにかく、90分で勝ちきってくれましたが心臓に悪い展開でしたw

ただ、何はともあれこれで彩の国カップU18クラブ代表となりましたので、昨年同様に彩の国カップ本戦へ駒を進めることができました。試合を楽に進める得点は奪えなかったものの、勝負にはしっかり90分で勝ってくれましたのでOKです!

さてさて、この試合の後に40分×2で練習試合が行われましたのでその試合も見てきました。

前半のスタメンは以下、

GKが40番高浪祐希、DFがセンターバックに18番西袋裕太と19番西澤秀平、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに29番立野峻平、トップ下に8番片槙吾と24番中村駿介、FWが左に13番長谷優、右に9番長坂竜一、真ん中に25番大野将平

となります。

浦和は黒ビブスをつけていてパンツの小さい背番号しか見えなかったので24番以降の番号は間違っているかもしれませんのでご了承を。。

前半を18番西袋裕太のゴールと25番大野将平のゴールで2-0で折り返し

後半のメンバーは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに19番西澤秀平と15番上野文也、左サイドバックに28番森亮太、右サイドバックに27番金野僚太、MFがボランチに29番立野峻平、トップ下に8番片槙吾と24番中村駿介、FWが左に13番長谷優、右に25番大野将平、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

途中で19番西澤秀平に代わり18番西袋裕太、8番片槙吾に代わり21番小坂慎太朗が再び投入。18番西袋裕太がボランチの位置に上がり、21番小坂慎太朗がセンターバックに、29番立野峻平がトップ下の位置にはいるというフォーメーションで残りの時間展開されました。

後半は、13番長谷優のゴールとPKによる失点が1。トータルで3-1で勝利となりました。

見ていた位置であまり試合がしっかりは見られなかったのですが、ポイントポイントで見て見たところでは、例えば右サイドで20番新井純平がオーバーラップ、パスを9番長坂竜一に出し縦への突破と前半の右サイドの縦への攻撃に魅力のある2人が見せた攻撃は面白かったです。更に、13番長谷優の得点意識の高い突破から角度のないところで決めきった見事なシュート、トップ下の位置に入った時の29番立野峻平のテンポ良いパスや大きな展開、試合終了間際の27番金野僚太のタイミング良い上がりからのピンポイントクロスなどなど、先週の大宮アルディージャユースとの試合とは別の意味でバランスを崩しすぎずに個々の持ち味を見せるプレーがでていたので面白かったです。

思った以上に、今年の浦和レッズユースはチームとしてのバランスが良い構成で一つの完成度が高いパターンはできつつある中で、やはり更に様々なケースで対応できるような層の厚いチームとして戦っていくためには、現時点でのスタメン候補をどんどん脅かすような押上げが必須で、本当に持ち味は維持しながら、少しプレーをプラスアルファで変えればという選手がたくさんいることが、この練習試合を見るだけでもわかりますので、ガンガン行って下さい!

そんな、ブログを書きながら、ふとトップチームの結果を見たら名古屋グランパス相手に快勝してる。良いことです。

ではでは~!

 

プーマカップ2011/03/05 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 3-3引き分け・・・凄いゴールの応酬

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さてさてさてさて、プーマカップ1日目の3試合目になります。やや寒さが増してきた16時キックオフの今日最後の対戦相手は前橋育英高校になります。

スタメンは第1試合のメンバー中心の構成で組まれるのかと思っていましたが、結構違っていました。

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下が10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左に19番大野将平、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

試合開始から、しばらくは浦和の一方的な展開になります。1試合目の最前線の位置からトップ下に下がった10番矢島慎也が持ち味を存分に発揮し、12番高田拓弥や7番鈴木悠太と見事なコンビネーションを見せて何度もチャンスを作ります。自身も一度豪快なミドルシュートを放つも惜しくもクロスバーに阻まれてしまいます。どちらかというと、ポジションを動き回って攻めるというよりは、中盤がどっしりとボールを捌きながら前の選手の個人技で攻めていくという形が当たり、何度も惜しいチャンスを見せます。15番西袋裕太からの縦のロングフィードから12番高田拓弥が見事なトラップから攻めこむなど、見事な攻撃の形を作ります。

しかしながら、得点を奪うことができず、見ていたこちら側もちょっと攻めこむまでの形に満足してしまって得点した気分になってしまったことを反省します。攻勢が続いている中で、守備も非常にバランス良く守れているという中で、前橋育英高校にサイドからの攻撃で、先制点を奪われてしまいます。

この辺りから、攻撃がうまく機能しなくなり徐々に主導権を前橋育英高校に奪われてしまいます。迫力のある攻撃というわけではないのですが、ゴール前での攻撃でシンプルに落ち着いて攻めてくる相手に攻められるシーンが増えてくるものの、やはり守備のバランスは良く、しっかり抑えて前半は0-1で終了します。

攻めながら得点を奪えず、攻撃が機能しなくなってきた時の状況を打開するために中盤が動き回るような工夫が後半には見られれば良いと思っていました。

1人くらいの交代かと思っていたら、後半最初から浦和は一気に5人選手を交代。

5番佐藤大介、6番野崎雅也、10番矢島慎也、19番大野将平、18番大石祐輝が下がり、

20番新井純平、21番繁田秀斗、25番岸伯富実、26番小坂慎太朗、40番高浪祐希が入ります。

ポジションが結構いつもと違うので、書きなおしますと

GK40番高浪祐希、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに21番繁田秀斗、トップ下に25番岸伯富実と8番片槙吾、FWが左に7番鈴木悠太、右に20番新井純平、真ん中に12番高田拓弥

となります。

繁田秀斗がボランチだったり、新井純平が右ウィングだったり珍しい(違和感のある)ポジションとなりました。

前半の修正というより、後半から別のチームで試してみようという感じですね。

さっそく、攻撃の部分が機能し、7番鈴木悠太が力強いドリブルで仕掛けたところ相手ディフェンダーの激しい接触プレーでファールを受けながらもボールが前線の12番高田拓弥へつながったことでアドバンテージをもらい、12番高田拓弥が相手ディフェンダーのプレスを受けながらボールを失わず、難しい位置から回転をかけたシュートを放ち、巻くような軌道を描いてゴール右隅へ吸い込まれていきます。これで1-1の同点。

攻撃部分が活性化されたものの、同時に中盤での守備意識が薄くなり機能しなくなったことで、前橋育英の攻撃に対応ができなくなってしまう時間帯があり、浦和の攻撃も凄いが、相手の攻撃を防ぎきれない危険な場面が増えるという不安定な時間帯ができたところで、浦和が得点してしまえば良かったのでしょうが、先に失点をしてしまい1-2とされ、その後ルーズボールの浮きだまの処理で相手キーパーが不用意に飛び出していたところをしっかり12番高田拓弥がヘッドでゴールを狙ったもののあと数センチのところでゴール右に外れてしまい、その後、不安定な守備を完全に崩されて3失点目を喫してしまいます。

ここで、20番新井純平が右サイドバックに下がり、右ウィングに21番繁田秀斗が入り、15番西袋裕太がボランチへ入り、4番小出啓太がセンターバックとポジションチェンジをします。

それぞれの選手が慣れたポジションに移ったことで守備のバランスが戻ります。

ここからの攻撃陣が凄かったです。2点のビハインドを奪い返すべく、とにかく7番鈴木悠太が果敢にドリブルで何度も仕掛け、この仕掛けが実り個人技で見事なゴールを決め1点差とし、U16リーグの時に多くボランチのポジションもやっている15番西袋裕太が守備のバランスを保ちながら、タイミングで前線に抜け出したところに中盤からの見事なパスが通り、パスを受けた15番西袋裕太は左サイドをドリブルで持ち上がり、鋭いクロスをゴール前に入れるとそこに25番岸伯富実がタイミング良く飛び込みゴール。3-3の同点に追い付きます。

残り5分くらいのところで、12番高田拓弥に代えて27番小峯洋介を投入し、あと一歩で逆転ゴールという惜しいシーンを作りながらも決められず結果として3-3の同点で終了となりました。

なんというか、凄い試合でした。

さてさて、1日3試合ということで、やや雑な感じで3試合それぞれのブログを投稿させてもらいましたが、色々な選手が色々なポジション、組み合わせを試されながら、既に何パターンか、今年のチーム構成で全国でも戦えそうという形も見えてきており、その中から更に新しい別の形の模索もされているという、見る側も頭を使って見ることが必要となる。

そんな状況が今の浦和レッズユースなのかと思います。

それらを踏まえながら、明日の2試合も楽しみに見させてもらいたいと思います。

ではでは~!

彩の国カップvs浦和SC U-18 2011/02/20 11-0勝利・・・天皇杯予選?

レッズランド2011年2月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、先週末開催予定が雪で延期になった彩の国カップを観戦にレッズランドにやってきました。同時刻に隣のグラウンドで浦和レッズジュニアユースU13のメトロポリタンリーグvs栃木SC戦が行われていたので、両方見たかったもののそんな器用なことはできないのでユースのほうをしっかり見させてもらいました。

今日の彩の国カップ、勝つと来週末に行われるACフツーロvs大宮アルディージャの勝者と対戦するようなのですが、細かいことが全く分かりません。天皇杯の予選という話もあるようなのですが、昨年夏ごろにあったものと同じでここで勝ち進めば彩の国カップ決勝トーナメントに進めるというもの・・・なのかな??と曖昧なのでその辺は現時点では放置しておきます。

さて、対戦相手の浦和SCですが、昨年6月の彩の国カップでの対戦の際には、高木凛が7得点と爆発し14-1で勝利したのをよく覚えています。

さて、この試合のスタメンは以下になります。

GK16番高浪祐希、DFがセンターバックに4番小出啓太と8番西山航平、左サイドバックに13番小坂慎太朗、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに3番片槙吾、トップ下に12番岸伯富実と14番小峯洋介、FWが左に9番堀田稜、右に5番鈴木悠太、真ん中に11番カドコダイ・アシカン

となります。

公式戦にはなりますが、以前の彩の国カップ同様この大会用の背番号と思われます。

この試合は11点入っていますので、得点経過と大まかな得点内容をざっとまず書きますね。

まず、5番鈴木悠太がゴール前で低めのコースを狙ったシュートを右隅に決めて1-0

続いて、12番岸伯富実が豪快なミドルシュートを決めて2-0

右サイドからのクロスボールを11番カドコダイ・アシカンが頭で合わせて3-0

12番岸伯富実のアシストでパスを受けた5番鈴木悠太が決めて4-0

後半に入り、5番鈴木悠太に代えて7番長坂竜一、11番カドコダイ・アシカンに代えて6番高田拓弥、15番金野僚太に代えて10番大野将平、8番西山航平に代えて2番今泉賢人、3番片槙吾に代えて18番繁田秀斗と5人交代して後半を戦います。

後半はまず2番今泉賢人がヘディングでゴールし5-0

7番高田拓弥がヘディングでゴールし6-0

18番繁田秀斗からのスルーパスに抜け出した7番高田拓弥がゴールし7-0

左サイドから10番大野将平が難しいシュートを決めて8-0

サイドからの鋭いクロスが相手ディフェンダーのミスを誘いオウンゴールで9-0

10番大野将平が決めて10-0

最後は、7番長坂竜一がドリブルでペナルティエリアまで持ち込んだところで相手ディフェンダーがファールしPKを獲得し、6番高田拓弥がしっかり決めて11-0

後半だけで6番高田拓弥がハットトリックを達成しています。

前回の関東第一高校の練習試合の時から感じているのですが、今年のチームは大量得点できるパターンを作れる形があり、それが後半のように中盤がポジションを入れ替えながら動き多くスペースを狙って細かいパスで打開していく形から、6番高田拓弥のようなタイプの選手がスペースを抜け出して得点するという形。この形がかなりはまっています。また、前半の11番カドコダイ・アシカンがワントップに近い形で入る戦い方も今日のようにしっかり収めて捌くような形がプレスが早かったりアシカンへのマークへ人数を割くような相手とやっても同様にできれば、2パターンの戦い方、試合の中で臨機応変にそのような戦い方を使い分けることができると、そうとうドッシリしたチームになることが期待できます。

両サイドにスピードある選手がいる際にやや張り過ぎて中盤の選手との距離が離れすぎてしまい、守られやすくなることがあるようですので、この辺りは動き回る中盤の選手がコントロールして距離を考えることができるとより良いと思います。

前回のこの対戦では、試合開始早々にあれあれと失点からスタートしてしまったことを考えると、全体的に大きなピンチなく無失点で勝ちきれたことは大きいと思います。

この大会の次のラウンドがいつあるのか、どうなっていくのか、全く現時点で分からないのですが、ACフツーロか大宮アルディージャ、負けたら終わる公式戦では勝負に拘って戦ってもらいたいのでどのような構成のメンバーで挑むにしても勝ちきることをこの大会では目指してくださいね!

ではでは!

 

Jユースカップ2010・グループリーグ第5戦 | 2010/11/7 vs 横浜FCユース 0-1敗戦・・・結果がついて来なかった

大原サッカー場2010年11月7日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

第4戦の大宮アルディージャユースとの試合は、ウズベキスタンに行っていたため見られなかったのですが、第4戦目に敗れて大会自体のグループリーグ突破が厳しい状況に追い込まれていること。上手く行っていないチーム状態が見る側にもはっきり分かるようになってきている。そのような状況を調べたり、人に聞いたりしながら踏まえて、この第5戦を見させてもらいました。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と15番小峯洋介、FWが左に10番礒部裕基、右に17番鈴木悠太、真ん中に9番高木凛

となります。

まず、試合開始早々10番礒部裕基が左サイドからドリブルで持ち上がりシュートからスタート。更に5番藤野友則のミドルシュートや左サイドの18番堀田稜の左サイドからドリブル、クロスを9番高木凛がスルーし、5番藤野友則がシュートなど、試合開始から非常にテンポ良く攻撃が展開されていきました。ここ最近見られなかったリズム

また、この試合トップ下でスタメン出場した15番小峯洋介が攻撃の意識高く攻撃に絡むことで攻撃が活性化されていました。前半15分間くらいでかなり攻め込んだイメージがありましたが得点することはできませんでした。

攻め込みながらフィニッシュの精度が甘く、シュートが枠に飛ばない状況が多数あると、やはりというか前半の途中からは主導権は浦和が握り続けているものの、やや攻撃のテンポが悪くなってきてしまう時間帯があったと思います。

ただ、攻撃に関しては数人が効果的に絡んで仕掛けられるシーンは作られ、9番高木凛もポストプレーをしっかりこなしつつタイミングでミドルシュートを放ったり、やや守備的になりすぎる6番野崎雅也も時折前への鋭いパスを織り交ぜたり、タイミングでミドルシュートを放ったり、上手く前への姿勢も見せることが出来ていたなど、この試合はこれまでの試合とは違う何かをチーム全体が雰囲気として放っていました。表現としては適切ではないかもしれませんが、左サイドの18番堀田稜、右サイドの17番鈴木悠太が鬼気迫るサイド攻撃を何度も繰り広げていたというイメージを持ちました。クロスの精度やまだまだ課題はありますが、とにかく仕掛けと前へ行く気持ちが凄かったです。

前半は、18番堀田稜が左サイドから持ち上がって、大きくサイドチェンジのボールを17番鈴木悠太に入れ、持ち上がった17番鈴木悠太が15番小峯洋介にパス、ドリブルで仕掛けた15番小峯洋介が倒されるもファールをもらえずという2人のサイドが大きな展開を見せた攻撃で終了。

後半は左サイドからの攻撃が多くなり、18番堀田稜と10番礒部裕基が絡んだ攻撃で再三攻撃を仕掛けます。攻撃の形はできるもののやはり、フィニッシュの精度には欠け得点が出来ず、このまま得点が入らなければ流れ自体が悪いわけではないものの交代が必要かと思っていたところで後半15分くらいに9番高木凛に代わり26番カドコダイ・アシカンが投入されます。

26番カドコダイ・アシカンが入ることで前線での高さという武器が出来、それを生かそうとするプレーも見られます。彼を生かした惜しいチャンスが2度ほどあり、一つは横浜FCの攻撃をディフェンスラインでカットした3番畑本時央がそのまま前線の26番カドコダイ・アシカンめがけて縦にロングボールを供給し、そのパスが通り、あと一歩でゴールを狙える場面を作った時。2度目は右サイドの17番鈴木悠太からのパスに抜け出した26番カドコダイ・アシカンがあと一歩足が届かなかったものの、もう少しでゴールという非常に惜しいシーン。

この後半の15分から30分くらいまでの時間帯でほぼ相手守備エリア内で攻撃をし続ける得点がいつ決まってもおかしくないような時間帯があったものの、ここで決められなかったのが非常に痛かったと思います。

得点を奪うべく、17番鈴木悠太に代わり24番中村駿介、15番小峯洋介に代わり12番皆川孝之、5番藤野友則に代わり11番鈴木大輝と立て続けに交代して攻撃を仕掛けますが、決められないままにいた中で、カウンターから放り込まれたボールから失点を喫してしまいます。

ロスタイム入れて残り10分くらいの中で、2番西山航平に代えて25番寄特直人を投入し、3番畑本時央も攻撃参加できるように右サイドに入れるという今まで余り見たことないフォーメーションでしたが、攻撃を狙う意図として機能していたと思います。効果的な交代とポジションチェンジで最後まで攻撃の姿勢を見せたものの得点ならず。試合はそのまま0-1で終了となりました。

結果から言うと、チャンスが非常に多かったものの得点を決められずに試合終盤に失点して敗戦というサッカーではよくある展開になってしまいました。

それでも、この試合ではここ数試合で見られた味方の選手を信頼してパスを出せないような停滞した展開がなく、前線の動きに連動性も見られました。更に、それぞれの選手が得点を奪うために気持ちの入ったプレーを持続させていましたし、本当に結果のみがついてこなかった試合でした。

今日は、1試合としてみれば面白い試合でした。しかし、結果は敗戦でJユースカップという大会自体は、本当に厳しくなりました。これで横浜FCが勝点11で残り試合2試合。今日の試合で大宮アルディージャユースがザスパ草津に勝利したことで勝点を11まで伸ばし残り試合3試合。浦和が残り試合を全勝しても勝点が13までしか伸ばせず、この2チームが1勝でもすれば、抜くことは出来なくなります。現在勝点9の東京ヴェルディは残り4試合残しており、対戦カードを考えてもまず勝点13以上は行ってしまうと思います。

ただ、大宮と横浜FCが当該対戦で2戦を0-0で引き分けているために、数字上は絶望というほど離れているわけではなく、可能性として完全に消えたわけではありません。可能性が残る限りは、2位以内に入ることを目指して今日のような試合を続けてフィニッシュの精度を増して残り3連勝目指して戦ってください。

来週末の大宮アルディージャ戦を楽しみにしています。

ではではー!