第3回和倉ユース(U18)サッカー大会 2015/8/13 浦和レッズユースvs実践学園高校 2-1勝利 【2日間観戦しての大会総括】

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どうも、ブクメです☆

大会最終日。形式上は、9位~12決定戦という位置づけの試合のようです。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに20番関慎之介、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半23分⇒高山大智)、右に21番時里元樹(後半17分⇒22番遠藤凌)、真ん中に14番渡辺陽と8番影森宇京、FWが左に13番新井瑞希(後半9分⇒12番松尾佑介/後半20分⇒9番松澤彰)、右に16番轡田登

となります。

前半24分13番新井瑞希のゴールで1-0(ちょうど、ゴールの場面を見逃して、どのような流れでのゴールかわからないですが、ペナルティエリア内で思い切ってゴールを狙ったシュートのようです。)

前半終了1-0。

後半8分13番新井瑞希の左前線でのドリブル突破からの折り返しを詰めていた2番川上開斗が合わせて2-0。

後半18分に失点で2-1。

試合終了2-1。

*******************************

と、ここまで細かい部分に触れず、3試合のメンバーや交代、得点を書きました。

大会の3つ目のこのブログでは、総括としてもう少し細かい情報を含めて、そして、リスタートと考えているチームの継続の部分などに触れながら書きたいと思います。

まず、他チームも同じようなところも多いとかそういうことなしで言えば、この石川遠征の前に、浦和レッズユースは、レッズランドでかなり過酷な合宿を行って、選手によっては、結構蓄積された疲労を抱えての参加となった選手も多いようです。また、前回私が観戦した立正大学戦からの期間で、怪我を負ってしまった選手もいるということでした。

怪我に関しては、怪我の部位によって、長期離脱中で、相当ストレスがたまっているであろう選手も含めて、なってみないとわからないことなので、見るだけの立場では、何も言えませんが、これまで育成年代を見てきた中で言えることは、この期間を乗り越えてきた選手でチームに参加できなかった期間分を取り返して、高い位置まで行っている選手も多くいますので、乗り越えてほしいと思います。できることをやるしかないんですよね。もどかしいことですが。

大会を通してみると、まだこの形をベースにやっていけば、継続できればというやり方は、継続されていました。安心しました。

この大会でというところで言えば、大会1,2日目まで参加していたシマブク・カズヨシや橋岡大樹が3日目には参加していなかったのは、今週末のミニ国体に向けて、埼玉県代表の方に参加するためだと思われます。

また、先日オフィシャルでも発表されていました、メキシコのチームとの交流のなんたらで、夏の期間に2選手のチヴァス・グアダラハラの選手が参加していましたね。これに関しては、私が特に触れる必要はないと思います。こういった交流が表面的なものにならないように、浦和レッドダイヤモンズの体質として苦手な「交流 」をしっかり真剣に活かして育成年代にプラスに作用するように長期間できるように、様子を見守ります。

Bチームが参加した1dayトーナメントは、今回は、観戦していません、すみません。

この大会の3試合を観戦しましたが、一つのチームとしての方向性として、良い印象が継続されていますので、その中で見えてきた課題などを今後どのように改善していくかで、チームにとって良い形で作用していくことも期待できるようにはなってきました。

例えば、初戦の大津高校戦では、前線に自らのテクニックで得点を奪う特徴のタイプの選手が多く並ぶ形になり、かき回す形で、序盤から相手守備陣を脅かす形を多く作り出していたものの、そこで得点が奪えないままに、サイド攻撃において、クロスなど精度が低いことで序盤の勢いから畳み掛ける展開に持っていけないという課題が見られました。

相手に先制された中で、例えば、中盤の右に23番高山大智が投入されて、シンプルに右サイドを突破してチャンスメイクすることを力強く見せてくれた流れで、よりチャンスが増えたことも印象的で、左サイドで言えば、クロスの精度の高い2番川上開斗が中に入っていく回数が多くなりすぎたことで、得点意識としてはOKですが、割合としてサイドからのチャンスメイクも意識したほうがよかったと思う部分もありました。これは、前線にテクニックがあり自ら仕掛けるタイプの選手を多く配置したことによるものなので、組み合わせの問題の部分もあるかもしれません。

同点ゴールを決めた場面での14番渡辺陽からのパスを16番轡田登が決めた場面も象徴的で、少し彼らの世代のジュニアユースのころを思い出しましたが、高い位置で奪ってシンプルに前線を使い、受けた選手もシンプルにゴールを目指していき、ゴールを奪うという、割と今のユースのチームができていないゴールの形が見られたことも収穫でした。

このような見方ができるのは、ある程度の戦い方のベースが継続されているからということもありますね。

12日の第2戦の横浜FCユース戦でも、途中出場にはなりましたが、中盤の右に入った23番高山大智のサイドからのシンプルな抜け出しと、中にいる選手のタイプから、チャンスメイクを意識したプレーで、結果的に、ペナルティエリアの深くまで持ち込んで、よりサイド攻撃が有効に生きる位置まで持ち込んで、ピンポイントのクロスで9番松澤彰に合わせてのゴールとなりました。

また、この試合でのもう一点にもヒントがあって、8番影森宇京からのパスを受けた21番時里元樹が決めた場面ですが、一見、シンプルなパスに21番時里元樹が抜け出して決めたシンプルなパターンでのゴールに見られますが、パスセンスという意味で非凡なものを持っている8番影森宇京だからこそ狙えるパスコースだったとも言えます。

第1戦で先発で出た前線のメンバー構成を、気持ちよくプレーさせるパスが出せる8番影森宇京が中盤の高めでプレーできるような構成にしていけば、シンプルさを奥の手にでき、スタートは、前線を守備陣が対応が大変なタイプの選手で並べてかき回すという形もありなのかとも思います。

未だに私は、14番渡辺陽は、点を取ることにウェイトを置いた方が良い選手だと思うので、より守備的な中盤の選手と8番影森宇京の組み合わせで中盤を構成して、フォワードの組み合わせの一つとして14番渡辺陽が入る方が生きると思うのでそう考えてしまう部分もあります。

そして、最終戦となった13日の実践学園高校戦は、より自由度が与えられた(?)13番新井瑞希が前線でドリブルでかき回すことで、押し切った攻撃パターンが作れた試合と言えるのかもしれません。

これまでの試合と違った点は、より高い攻撃意識でスタートした流れで先制することができて、アドバンテージを持って試合を進めることができたことにあると思います。

また、チームとして約束事として、前線の選手でも守備の意識をしっかり持つことが見ていてわかります。試合に出始めたころには、守備のところがややおろそかになっていた21番時里元樹は、出場機会が増えてから、現在までの期間で、確実に守備意識も上がっていることがわかります。

育成は、人間と向かい合うことということで、その意味では、現体制では、決定的に足りないと思いますが、それが飛躍して、約束事ができないのに、それができないことで、短い時間で交代させられてしまった選手に、選手の性格を考えると逆効果と考えるのは、私の考えでは、少し違うなと思うんですね。

そこを甘くすることで、プロになってからも、苦しんでいる選手も多く見ています。だから、今回のケースでは、私は、自らの突破で奪われた後に、奪い返す意思を見せなかった選手が、それがどういうことかを自発的に考えられるようになる必要性の方が大きいと思います。

以前にも触れましたが、継続することで良くなる可能性が高い形に戻ってリスタートを切って、手ごたえを感じる部分も出てきていますが、ここから、勝負どころで追いつかれたり、逆転されたりという、内容以外の部分で一つ前進するためには、チームとしての意識改革も必要になってくると思います。

みんなスタメンで出たいですよね。攻撃的な選手は、攻撃的なことに専念したいと思うんですよね。でも、それができないのがサッカーという11人で行うスポーツであって、そのことをどのくらい理解して取り組めるかが、チームとしての強さにつながると思うんですよね。

サポーターサイドとしては、深い部分でのチーム事情というのは、本来は知らないで良いことなんです。色々な事情を知らないサポーターを、言い訳をしないで満足させることに取り組むのが、プロサッカー選手だと思うんですよね。

私は、比較的情報を得てしまう方のサポーターかもしれませんが、それを聞いても、基本的には、フラットに見ることを心がけています。大人の事情に左右されて、細かいことを言い訳にして、ふてくされてしまうことは、選手にとってもプラスに作用しないと思いますので。しかも、その情報が正確かどうかなんてわかりませんし。

だから、基本的には、見えるもので判断したいんです。

その意味では、今回の大会で見た3試合は、見えるもので、良い要素が多くみられた大会だったと思っています。

たいてい、こういった良い要素が見られた時からしばらくして、ぶった切られて、なかったことになってしまう、チーム事情(?)をよく見てきたので、まだ、見る側としての不安、応援する側としての不安、選手を比較的長い期間見てきたサポーターとしての納得できないこともあると思いますが、今回のように、試合のことを少し細かく書けるようになったのも、チームとしての方向性が少し見えてきたからとも言えます。

課題も多いですよ。サイドからの組み立てなどは、改良すれば、もっと多くの選手が活きるのは確実です。そういった部分も含めて、この先を楽しみにしています。

・・・ただし、それを見られるであろうプリンスリーグが再開される23日の三菱養和戦は、私用で足が運べないという・・・。また、文字でしか情報が見られない試合になってしまいますが、速報や、足を運んだ方から、「確実に良くなっている!」という話が聞けることを楽しみにしています。

充実した観戦になりました。

あ、あと、今回の大会には、多くのチームが参加していて、ジュニアユース出身の選手など見かけることができました。久しぶりに流通経済大学柏高校に進んだ、河内渉真とも少し話をすることができるなど、その点でも嬉しい旅になりました。

反省点としては、試合日程の情報収集ができず、13日は、もう1試合あると勘違いしていて気が付いたら、大会が終わっていたという。なんか、もう1試合あるという気持ちで、実はなかったという状況は、思ったよりも、残念な気持ちが強いですね。

例えば、市立船橋高校に進んだ、ジュニアユース出身の白田颯人を見かけたのですが、次の試合が浦和レッズユースvs市立船橋になるかと思っていて、その試合の後に声をかけるタイミングがあれば声をかければ良いかと思っていたら、試合がなかったというw

思うように行かないのも遠征ですね。

ではでは。

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第3回和倉ユース(U18)サッカー大会 2015/8/12 浦和レッズユースvs横浜FCユース 【メモと写真のみ】

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どうも、ブクメです☆

和倉ユース8月12日の大会3日目第2戦の横浜FCユース戦です。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに20番関慎之介(後半20分⇒13番新井瑞希)、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に40番ジョナ(?)、右に21番時里元樹(後半6分⇒23番高山大智)、真ん中に14番渡辺陽と8番影森宇京、FWが左に39番ペペ(?)、右に9番松澤彰

*2番川上開斗が試合終了間際に交代待ちでそのまま終了。

となります。

39番のペペと40番のジョナは、例のメキシコの交流がどうたらこうたらの選手ですね。長めにチームに入るのかと思ったのですが、短期間だけの交換留学生的な(?)参加らしいです(細かくはよくわかりませんが。)

前半11分失点0-1。

前半13分に8番影森宇京からの縦パスに抜け出した21番時里元樹が決めて1-1。

前半24分に失点で1-2。

前半1-2。

後半12分に23番高山大智がペナルティエリア深くまで侵入しての正確なクロスに9番松澤彰が合わせてゴールで2-2。

後半終了2-2。

PK3-2で勝利。

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