どうも、浦和サポブクメです☆
優勝すれば、マンチェスター・ユナイテッド・ワールド・ファイナルズ2014に出場できる大会、要するに世界につながる大会となるJFAプレミアカップですが、浦和レッズジュニアユースが、この全国ラウンドまで進出してこの舞台で戦うのは初めてになります。
大会自体を追いかけるようなサッカー観戦の仕方をしていないブクメとしては、この大会のことは知っていても、細かいことがよくわからず、実際に足を運びながら、確認しながら、聞きながら、少しずつ理解していく流れになりましたが、この機会を与えてくれた浦和レッズジュニアユースにまず感謝です。
で、本当は、1日ごとにブログを書く予定だったのですが、ちょっと初日の試合後に気持ちよく飲んでしまいまして、眠ってしまい、気が付いたら朝になっていました。やらかしですw
大会自体の結果としては、グループステージを2勝1敗の2位で終えたものの、得失点差で残念ながら敗退となりました。この3試合と、20分x1という変則ルールで行われた、2本の練習試合も含めて、簡単に書いていこうと思います。
グループステージの第1戦vsサンフレッチェ広島ジュニアユース(10:00KO)
この試合のスタメンは以下、
GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに23番白土大貴(後半開始⇒21番北村龍馬)、センターバックに5番山崎舜介と4番橋岡大樹、MFが左に7番菊地泰智(後半開始⇒11番白田颯人)、右に15番長谷川魁哉(後半14分⇒19番山下勇希)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太(後半9分⇒22番大桃伶音)、右に10番シマブク・カズヨシ
となります。
ちょうど、この大会の直前に観戦した、関東U-15リーグの東京ヴェルディジュニアユース戦の時とメンバーが同じで、中盤の左に入っていた15番長谷川魁哉が右に、右に入っていた7番菊地泰智が左に代わっていました。
前の試合でも触れたように、現在負傷して離脱している選手や、やや怪我を抱えながら参加している選手もおり、かなり大変な状況でこの大会に臨んでいることは知ってはいたのですが、大会の初戦という緊張感と、思った以上に質の高いサッカーをやってきた相手ということで、試合自体は、かなり厳しいものになりました。
大会自体は、1日に2試合ではあったということもありますが、1試合30分ハーフとかなり短くなるため、また、グループ1位通過とグループ2位の最上位チームのみが次のラウンドに進めるというレギュレーションもあり、40分ハーフの試合と比べて、難しい要素が多い、そういう大会であることを実感した初戦でした。
先に失点すると苦しい展開になることや、主導権を相手に握られてしまうと、時間も少ないため、なかなか持ち直すことが難しい、そんな流れにややはまってしまった部分もあります。
先手必勝で勢いよく行くというよりは、ややお互いに出方をうかがうような落ち着いた試合序盤から、徐々に相手の質の高いサッカーに苦しむようになります。
特に、こちらの前線への楔のパスに対しての守り方が上手く、セカンドボールへの反応も一歩相手の方が上回っている印象がありました。
そのような流れの中で、22分に失点し、前半終了間際の28分にも追加点を決められてしまい、0-2という苦しい状況でハーフタイムを迎えます。
30分ハーフの試合で1つの負けが、大きな意味を持ってしまう部分もあるため、2点を追いかける後半の残り30分は、采配としても、難しくなったと思います。
2トップの選手に対しての相手の守備がかなり固く、思うようにプレーをさせてもらえない中で、後半から入った11番白田颯人がサイドでタメを作り、一つの起点として打開できるチャンスも増えて来た中で、ただ、ゆっくり流れを変えていくには時間が少ないことから、9分に22番大桃伶音を投入して4番橋岡大樹が前線に入る、パワープレーに出ざるを得なかったのですが、ここも全体的に徹底するところまで行かず、結果的にスコアは変わらず0-2の敗戦となりました。
2点リードで余裕もあった相手に落ち着いてボールを回されてしまったことや、浦和がやや相手のペースに飲まれてしまい、打開するための挑戦が少なくなっていたことなど、初戦が厳しくなる流れにはまってしまった感じは強かったです。
思った以上に、疲労で体が動かなくなっていた選手が多くなっていたのも、そのあたりから来たものかと思います。
冒頭に怪我をしていたり怪我明けの選手が多いとは書きましたが、試合に出場している以上は、怪我は理由にならないので、踏まえて考えられる要素もありますが、以降はその部分には触れません。
色々事情はあったとは思いますが、敗れたものの、グループステージはあと2試合あり、あと2つ勝てば十分突破の可能性が残る中で1試合目が終わった後に、既に敗退したような表情の選手が多かったのは、正直気になりました。逆に、しっかり前を向いていた選手には好感を持ちました。個人的な見解です。
大会ベースで考えた時には、ヘラヘラして良いという意味ではありませんが、如何に短い時間で切り替えられるかも重要になりますし、下を向かない強さも必要になります。
グループステージ第2戦vsコーマラント(14:10KO)
第1戦での敗戦を受けて、14時10分キックオフの第2戦となりました。対戦相手のコーマラントは香川県のチームと言うことですが、この大会で初めて知ったチームです。相手のチームのことは知らないものの、このコーマラントが第1戦でヴィッセル神戸U-15に3-1で勝利したチームと言う情報はあり、このような大会で聞いたことがないチームが、思った以上に強敵であることは多いので、注意しつつも、どちらにしても、第2戦は、浦和レッズジュニアユースが、自らのサッカーを遂行することができるかどうか次第だなという思いはありました。
この試合のスタメンは以下、
GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに5番山崎舜介(後半19分⇒21番北村龍馬)、センターバックに22番大桃伶音と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智(後半16分⇒9番樋口颯太)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に11番白田颯人(後半開始⇒19番山下勇希)
となります。
グループステージ突破を手繰り寄せるという意味では、この試合は、最低限3点差での勝利で、得失点差で、コーマラントを上回っておける結果であることが必要な試合ではありましたが、この試合は、今年の浦和レッズジュニアユースの攻撃がはまった時の得点力の高さを見せつける試合となりました。
試合への臨み方自体も、第1戦とは、全く違ったものになっていましたね。
相手の良さを出させずに、浦和ペースで終始進めることに成功し、11分に先制。この先制点は、8番立川将吾からのパスに対して、11番シマブク・カズヨシが相手ディフェンダーと競るような形から、粘りを見せて足を延ばしての執念のゴール。気持ちの入った見事なゴールでした。
前半は、1-0で折り返し、追加点が欲しい後半スタートからすぐの1分くらいに、右サイドからの攻撃でクロスに対して相手ディフェンダーに当たり、最後に14番弓削翼が押し込んだように見えたのですが、公式記録ではオウンゴールになっていました。しかしながら、後半スタートにいきなりの追加点で2-0とし、試合をさらに有利に進めると、16分には、7番菊地泰智が自ら持ち込んで見事なシュートを決めて3-0。そして、24分に、10番シマブク・カズヨシからの裏へのパスに抜け出した9番樋口颯太が、アウトサイドで見事に決めて4-0。
見事に第1戦の、悔しさを払しょくし、突破への可能性を大きく広げる勝利をおさめました。
この試合のメモを眺めていると、セカンドボールを奪ったプレーや、中盤やや高めの位置からのインターセプトに成功しての攻撃が多くなっていたことがわかります。
昨年のチームがそうであったように、セカンドボールへの反応、高い位置で数人の連動した守備で奪いきってしまい、攻める回数が多かったのが印象的でした。
5月3日の2試合は1勝1敗。グループでは、サンフレッチェ広島ジュニアユースが2勝で一歩リードし、1勝1敗で浦和とコーマラントが並んでいますが、この大勝で、得失点差で+2の浦和が、-2のコーマラントを上回って2位で1日目を終えました。
最終戦で対戦するヴィッセル神戸U-15は、2敗で最下位ですが、おそらく流れに乗れなかっただけで手ごわいチームには変わりなく、2日目の対戦では苦しい戦いになると思いますが、しっかり勝利して、可能性としては、サンフレッチェ広島ジュニアユースも得失点差では+3のため、コーマラントがサンフレッチェ広島ジュニアユースを破った場合には1位の可能性も残し、そうならなくても、自力で2位を死守して、ほかのグループの結果を待ちたいところ。
第1戦後の状況を見ていたら、そのまま第2戦も、相手の勢いに飲まれてしまう可能性もあった中で、よく盛り返したと思います。
5月4日に移りまして、グループステージ第3戦vsヴィッセル神戸U-15
この試合は、結果は、1-0と僅差の勝利でしたが、3日の2試合よりも更に今後に大きな可能性を感じさせる試合となりました。
この試合のスタメンは以下、
GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに5番山崎舜介、センターバックに22番大桃伶音と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智(後半開始⇒11番白田颯人)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右にシマブク・カズヨシ
となります。
試合が始まってみれば、やはり2連敗しているとはいえ、相手は弱いチームでは全くなく、1点勝負になりそうな展開になっていきますが、この試合では、チームの集中力の高さが、この大会で最も高く、動きの質、守備においては相手の動きに対しての対応など含めて、試合を通して、高い質でプレーできていたと思います。
特に、この試合では、浦和レッズジュニアユースの一つの目指す形である、高い位置で数人で奪いきってしまって、一気に攻め込むような攻撃の形が何度も何度もできていました。特に、中盤や前線の選手で囲い込んだところで、11番白田颯人が奪うという形が多くなっていたと思います。
また、10番シマブク・カズヨシが斜めに抜けて高い位置まで攻めあがる形もこの試合では多く見られました。
守備のところでは、何度か決定的な場面は作られたものの、18番高草木天平の見事な反応で防いだ場面や、最後のところで粘りを見せて防ぎきるという場面が多くありました。その意味では、相手が浦和の陣内に攻めてくる回数自体は、少なくはなかったものの、本当に危ないと思われた場面は、2回くらいしかなかったと思います。そのくらい、際での集中力が高かったと思います。
ちなみに、この試合の決勝ゴールは、後半11分に、裏に抜け出してパスを受けた9番樋口颯太が倒されて獲得したPKを8番立川将吾が決めたゴールでした。
この得点の場面以外にも、後半開始早々に10番シマブク・カズヨシのインターセプトからのクロスボールに対して、9番樋口颯太の狙いどころとしては、ゴールになるべきだった見事なシュートが相手キーパーのこれまた見事な反応ではじかれ、こぼれ球を8番立川将吾が狙ったシュートもまた見事なシュートだったのですが、これも相手キーパーが、ぎりぎりのところで防ぐという、本当に惜しい場面もありました。
試合の終盤では、サイドバックの3番大西翔也と5番山崎舜介の気迫の守備で相手のサイドからの仕掛けを防いだ場面も多くなりましたし、チームとしての集中力と運動量が凄かったですね。
この試合を1-0で勝利し、2位でグループステージを終了した浦和レッズジュニアユースですが、惜しくも2位の最上位になることはできませんでした。
昨年のチームが優勝した時にやっていたサッカースタイルの片鱗を見せつけたこの試合の流れだったので、この大会をもっと戦わせてあげたかったですが、こればかりは結果なので仕方ありません。
後は、今日できたことをしっかりと継続することが重要で、今後、調子の良い時も悪い時も、最低限、やるべき形の平均値は崩さないことができることが重要になります。
連携連動が必要ですし、このような動き方を様々なメンバーの組み合わせでも精度高くできるようにする必要があります。この戦い方の良いところは、高い位置で奪った後は、個々の特徴を見せつける時間が待っているということだと、なんとなくですが思います。
戦術ありきで、崩し切ることが優先される、きれいなパス回しと動きが優先されるサッカーも良いですが、やはり、前線では個々の特徴を見せつける局面があるサッカーが好きですし、それができる戦い方が今の浦和レッズジュニアユースが目指す形にはあると思います。
そのためには、運動量も必要ですし、味方との連携や味方の動きを理解しあう努力も必要です。
チームとして5月という早い段階で、こういう舞台で、片鱗を見せたこのチームが、今後どのような成長曲線を描いていくのか楽しみです。
さてさて、大会自体は、午前中の試合で終わりになったのですが、午後にコンサドーレ札幌U-15と青森山田中学校と20分x1ずつの練習試合がありましたので、メンバーと結果のみですが、書いておきますね。
1本目vsコンサドーレ札幌U-15
GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに22番大桃伶音と21番北村龍馬、MFが左に24番吉岡佑馬、右に7番菊地泰智、真ん中に3番大西翔也と4番橋岡大樹、FWが左に15番長谷川魁哉、右に19番山下勇希
結果:0-0
2本目vs青森山田中学校
GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに22番大桃伶音と21番北村龍馬、MFが左に24番吉岡佑馬、右に19番山下勇希(⇒10番シマブク・カズヨシ)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右に7番菊地泰智
結果:1-0(得点:9番樋口颯太・・14番弓削翼かも、、)
試合とは、関係ないのですが、練習試合の前に空を見たら、ちょっと変わった虹が出ていましたので載せますw
ということで、以下、試合と関係のあるおまけの写真です。