高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 埼玉県南部支部リーグ(SS1) 2017/11/23 浦和レッズユースB vs 県立浦和高校 7-0勝利・・・AチームとBチームの経験差を縮める取り組み前進

どうも、ブクメです☆

昨日から日本に帰国しており、約1か月ほど日本に滞在する流れで、ちょうど、今日23日に浦和レッズユースBが戦っている埼玉県南部支部リーグ1部の戦いの最終戦となる県立浦和高校戦。確か16時キックオフとオフィシャルでも出ていたと思うのですが、どうやらいつの間にか15時キックオフに変わっていたようで、着いた時には、ほぼ前半終了というタイミングでしたので、来るまでは、割と久々の浦和の育成の試合観戦なので、しっかり気合入れてメモ取りながら見ようと思っていたのですが、すばやく、この試合に関しては、眺めて、写真はしっかりとることに切り替えました。

公式戦ではありますが、キックオフ時間が、しれっと変更になるのは、思い返せば、まだユースにも天皇杯出場のチャンスが与えられていたころの、予選とかでこういうことがあったような、ないような。埼玉県U16リーグとかでは、普通にあったな~とか、そういうことを懐かしみながら、ちょっとプンプンしていましたw

中途半端なタイミングでの観戦になったので、細かいところまでは書けません、すみません。

前半35分くらいから見た時のメンバー(自信なしポジションも確認しきれず)*オフィシャルの更新を受けて若干修正。

GK18番西尾優輝、DFが左に33番清水楽人、右に37番冨田蓮、真ん中に31番遠藤龍河と34番清水哲太、MFが左に23番清宮昴大、右に26番縄田脩平、真ん中に9番樋口颯太と36番千葉希、FWが左に21番上野夏輝、右に30番石橋遼大(⇒32番長田拓巳)

後半メンバー

GK18番西尾優輝、DFが左に42番山中惇希、右に37番冨田蓮(後半?⇒38番鳥海颯)、真ん中に33番清水楽人と34番清水哲太、MFが左に23番清宮昴大、右に21番上野夏輝、真ん中に43番與那覇航和と26番縄田脩平、FWが左に9番樋口颯太、右に32番長田拓巳

となります。

前半終了時に聞いた話だと、前半2-0とリードで折り返したとのこと。

後半は、37番冨田蓮がサイドを持ち上がり、折り返しを受けた26番縄田脩平がゴール前にグラウンダーのパスを供給し、ディフェンダーがクリアできずこぼれたところに反応した21番上野夏輝のゴールで、3-0。

9番樋口颯太のゴールで、4-0。

21番上野夏輝の右からの突破でラストパスを9番樋口颯太が決めて5-0。

その直後に、抜け出して9番樋口颯太が決めたように見えた流れは、オフサイド。

42番山中惇希の左の突破からのクロスに21番上野夏輝が決めて6-0。

9番樋口颯太が突破で完全に抜け出したころで、ラストパスを受けた32番長田拓巳がゴールで、7-0。

ということで、前半の2点のいずれかが、樋口颯太か上野夏輝であれば、ハットトリックということになりますが、ブログを書いている時点では、よくわかりません。

今シーズンのしめくくりとなるこの試合は、既に優勝とS2(埼玉県2部リーグ)への昇格が決まっている状態でありながらも、気を緩ませることなく、無失点で7得点を奪って快勝で幕を閉じるという結果となりました。

試合自体は、全部は見られなかったものの、前半左にいて、後半右にいたことで、近くで見ることも多かった21番上野夏輝が見ていた時間帯、試合の最後まで、運動量を落とさずに走り続けていたことが印象に残る試合でした。

全体的に、集中力を切らさない戦いで、後半途中からセンターバックに入っていた26番縄田脩平が大声でコーチングをし続けていた場面なども印象に残っています。

既に勝敗で言ったら間違えない点差になっていた状況ながらも、自分でも狙える状況で、ラストパスを渡した場面で、「自分で行けよ」とか思ってしまってボソッと言ってしまったところは、私の悪い癖ですね。

この後は、感想文みたいになります。

結果的に、こういう時間帯で寒い時期に、レッズランドの人工芝グラウンドでの試合を見ていると、昨年と今年も見られない、GO FOR 2018 CUPと同じような環境と時間帯で逆光状態で試合が見にくいとかも含めて、その時の雰囲気も思い起こしてくれながら楽しむことができました。

今のユースの育成の根本のところが、私としては許せないこと続きという状況が既にもう4,5年続いていますが、唯一、その体制下になって良かった変化として、Bチームにも高いレベルでの真剣勝負の場が用意されるための試みがされたことで、それでも特例は認められず、埼玉県支部リーグの下の方からスタートして、数年かけて、ようやく南部支部リーグの1部で優勝し、来年からは、埼玉県2部リーグ(S2)へ昇格し戦うことができます。

ここからは、埼玉県の高校サッカーのトップクラスのチームや、そのBチームにあたるチームが参加するレベルでの戦いとなり、Bチームという名前にはなっても、公式戦としてのレベルは、かなり高いところでの戦いが可能になります。

要するに、強豪として、能力の高いメンバーが多く所属する高校のBチームや、S1、プリンスリーグを目指す埼玉県の強豪校のAチームと対戦することができるようになるわけです。

もちろん、それでもBチームはBチームという考え方もあり、そこでプレーすることが悔しいと感じる選手も多いと思いますし、ユースに所属する以上は、1年生から、その悔しさと這い上がる気持ちを強く望んでもらいたいとも思いますが、私が考えるのは、2つの環境が用意されることと高いレベルでAチーム、Bチームともに公式戦で真剣勝負を行えることのメリットの方を強く感じるからです。

もちろん、一つの浦和レッズユースで考えれば、Aチームの監督の方針というもので動くことにはなりますが、もちろん、合う合わないという問題も出てきます。そういった中で、もちろん、Sリーグとプレミア、プリンスリーグを配慮して日程を分けるようなことはありませんので、基本的には、相手のレベルが上がろうが、S2リーグに臨む浦和レッズユースのチームは、他の監督が見ることになります。

これによって2つの環境が発生すること、そして、Bチームと呼ばれようが、相手のレベルが上がることで開ける未来というものも増えると考えます。これは、大学で言えば、流通経済大学のように大学サッカー関東1部リーグに臨むチーム以外に、流通経済大学FCや、ドラゴンズなど、高いレベルで戦える環境が関東1部リーグに臨むチーム以外にも用意されており、可能性を維持できることに近いと思います。

所属する場所が1つになると、その場所が1つの道しか用意されないとなると、可能性のある選手が、その1つの道との相性が悪いというだけで、力を発揮できないという状況も生まれてしまいます。

そこにもう一つの可能性が生まれるわけです・・・と、私は勝手に強く思ってきたので、この環境を作るための支部リーグから参加するという道を浦和のユースが選んだことに関しては、感謝しています。そして、そこで、気持ちを切らさずに、最短の期間でここまで上り詰めることに貢献してくれた選手にも感謝しています。

感想文にお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 埼玉県南部支部リーグ(SS1) 2017/10/08 浦和レッズユースB vs 浦和北高校 2-0勝利・・・序盤は圧倒!

どうも、ブクメです☆

午前中にジュニアユースの関東U15リーグを観戦し、少し時間を空けまして15時からは、浦和レッズユースのBチームのSS1リーグの試合を観戦しました。

今シーズン初めて観戦することができたSS1リーグ(埼玉県支部リーグに浦和レッズユースは、Bチームで数年前から参加しており、スタートは、6部相当からになったかと思いますが、Aチームがプレミアリーグに所属している場合は、Bチームは、プリンスリーグまで昇格することができ、実際、埼玉県の強豪の高校などが多く参加しているS1リーグあたりになると、Bチームでも、Aチームレベルの真剣勝負と相手のレベルで戦える場が用意されるので、そこまでは、あと2つ昇格すればというところまで浦和レッズユースは来ています。)は、既に残すところ数試合となっており、浦和レッズユースは、現在1位。

自動昇格は1位のみということらしく、今日の対戦相手の浦和北高校は、勝ち点差3で現在3位のチーム。よって、この試合で勝利することで、S2リーグへの昇格が大きく近づくという試合になります。

この試合のスタメンと交代、

GK18番西尾優輝、DFが左に27番林海斗、右に11番関根束真、真ん中に31番遠藤龍河と40番南濵優大、MFが左に28番岡村勇輝、右に43番與那覇航和(後半21分⇒42番山中惇希)、真ん中に35番玉城大志と26番縄田脩平(後半27分⇒33番清水楽人)、FWが左に16番二見健太、右に8番立川将吾(後半6分⇒39番波田祥太)

となります。

埼玉県の3部というカテゴリのレベルはどのようなものなのか、そして、この時期で優勝争いをするチームですので、S2でも戦えるレベルのチームとも考えられるということで、どのような試合になるのか興味深く見てみましたが、試合開始から力の差は実際のところかなりあるなという試合にはなりました。

その一つは、浦和の選手がボールを持った時の相手がかけてくるプレッシャーが、それほど厳しくないことで、開始から特にこの試合では、昨日のプレミアリーグにも後半の早い時間から途中出場していた8番立川将吾がパスを受けて展開する役目として、前後左右、ためて展開、ワンタッチで流すなど、かなり相手を翻弄する形でそこに絡む形で、16番二見健太と26番縄田脩平がかなり質の高い動きを見せる形で、見事なパス回しや、サイドを広く使ったパス回しなどで相手ゴールを脅かす場面が多くなります。

前半9分には、同じく昨日のプレミアリーグにも途中出場していた11番関根束真がサイドから突破を試み、さらにドリブルで深くまで切り込んで折り返しに26番縄田脩平が合わせるも枠を捉えきれず。

迎えた前半11分に35番玉城大志が見事な縦へのフィードで16番二見健太へパスを通し、そのまま持ち込んでキーパーもかわす形でゴール。1-0と先制します。

直後の12分にも相手の攻撃を積んだところで43番與那覇航和からの早い展開で8番立川将吾がゴールに迫るも得点にはならず。

前半15分には、中盤からの縦パスを8番立川将吾がスルーして28番岡村勇輝が受けてサイドから駆け上がる11番関根束真へつなげチャンスを作ります。

16分にも16番二見健太が惜しいシュートを放ちます。

攻撃の回数が多い中で迎えた26分、8番立川将吾からのパスを密集地帯で受けた26番縄田脩平がシュートを決めて2-0とし、リードを広げます。

上位直接対決という構図でしたが、前半だけ見るとかなり相手を圧倒する形で楽勝ムードが出ていましたが、後半に入ると、やや相手ペースに傾く時間も増え、前半にできていたようなパス回しも、あまりできなくなるなど、見ている側としたら、どうしたのかなと思うような展開になりますが、これは、先ほどのジュニアユースの試合ではないですが、攻撃で相手を翻弄することができた前半で2点取ってリードもしっかりできているということで、どこか、気が緩んだところもあるのなと思う部分もありましたが、それでも、全体的に決定機を多く作られていたわけではなく、勝たなければならないということで、ギアを上げてきた相手を受ける形になったことなども影響した可能性もあります。

結果的に、後半は、11番関根束真が突破からクロスバーを叩く惜しいシュートなどもありましたが、それ以外のところでは、ゴールに迫る場面自体は、何度か作れていたものの、決定機もあまり作れないままでしたが、無失点で抑えきって2-0で勝利となりました。

色々、昨日に試合と絡めてこの試合を眺めて思うこともありましたが、純粋に、選手が伸び伸びとプレーして、こういうアイデアたくさんで流動的な動きと挑戦が許されることで、これだけ面白い攻撃を作ることができるんだよなと思いました(このカテゴリの試合だからできることとか、そういうことを言いたいのではありません。)

後半の戦いぶりに関しては、課題が多いものの、やはり支部リーグにBチームが参加するようになり、カテゴリも上がってくることで、過去のBチームが参加していない時に多く組まれていた練習試合などで、対戦相手が強い相手だったりしても、どうしても、公式戦ではないことで、選手もわかってはいるはずなのに、どこか「この試合は、練習試合なんだよな」という状況が生まれてしまうということが多々あったのですが、公式戦であり、上を目指す戦いであり、上を目指してきたことで、徐々に相手のレベルも上がってきたことで、形上はBチームであっても、真剣勝負の場としての戦いとしてこのリーグに参加したのは間違いではないなというのは、見ていて伝わってきました。

実際、Aチームがプレミアに所属していれば、プリンスリーグまではBチームでも参加できるわけですし、そうでなくても、埼玉県の最高峰であるS1まで上がれば、常にBチームも埼玉県の強豪チームと戦える場が持てるということで、そこへの期待も膨らみます。

そこまでの階段は、Aチームに絡めなくて悔しい気持ちはあると思いますが、Bチームで機会をうかがう選手たちがしっかりと戦いここまでの結果を残してくれているからあることで、その戦いぶりは誇らしい限りです。

優勝して、昇格、そして、多くの選手がより高いレベルでの戦いに参加できるように、残りも全勝で力を見せつけてほしいです。

今回の日本帰国中に観戦できた最後の試合が、この試合で良かったです。

また一つ、育成を見る中での原点を見させてもらえて少し気持ちが楽になりました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら