GO FOR 2018 CUP 2011/12/28/ 4日目 3位決定戦 vs 大宮アルディージャユース 1-0勝利・・・ダービーに勝って3位で締めくくり

埼玉スタジアム第4グラウンド2011年12月28日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

同じ埼玉の大宮アルディージャには、下部組織でも負けては行けないのです。ダービーですから!

結果的に、さいたまダービーという形で2011年の浦和レッズユースの最終戦を迎えらえるのは悪くない流れです。しっかり勝って3位を掴みとらなければならない試合。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに3番小坂慎太朗、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に10番中村駿介と8番岸伯富実、FWが左に14番長谷優、右に28番広瀬陸斗、真ん中に9番大野将平

となります。

しつこいほど毎度書いてしまうのですが、国体で浦和レッズユースの選手と一緒に戦ったメンバーも多くて、浦和との試合ではない限りは応援している選手も割と多い大宮アルディージャユースの選手たちですが、浦和の試合の時は敵なので絶対に負けてはいけないし、点も絶対に取られたくない。

と思ったら、前半9分くらいに大宮アルディージャユースの29番中山雄希にディフェンスラインを突破されてキーパーと1対1の場面を作られたものの、22番関口亮助がタイミングよく飛び出してコースを消して防いでくれました。ホッとしました。そんな序盤に危険な場面を作られる少しバランスを欠いた試合にはなりましたが、ある程度落ち着いてからは、浦和ペースで試合を展開できる時間が多かったと思います。

14番長谷優のインターセプトから9番大野将平を経由して10番中村駿介が受けてシュートなど前線で3人以上が絡んだパス回しからの攻めも多くできていたと思います。

10番中村駿介のドリブル突破+キープでためて右サイドバックの2番新井純平のオーバーラップに合わせてパスをだしての深い位置からクロスを上げる場面もあり、28番広瀬陸斗から同じく2番新井純平のオーバーラップに合わせてパスからクロスで9番大野将平がヘッドで合わせる場面もありました。

14番長谷優のドリブルで相手を抜こうとする頑ななプレーも今の段階では良いと思います。自信をもって抜ける形を見つけるにはとにかく仕掛けてみるしかないですからね。その上で、味方を使うプレーも徐々に増やしていって更にテクニックが生きるようにしていくことができれば良いかと思います。

このように攻撃で良い形を多く作れる試合ではあったのですが、疲労の蓄積などもあるとは思うのですが、これまでの試合に比べてやや不用意なパスミスで危険な場面につながることもやや多くなってしまっていたとも感じました。

そんな試合展開でしたが、試合自体は勝たなきゃダメ!ということで、しっかり得点を決めてくれました。

前半30分くらいのフリーキックのチャンスで10番中村駿介が浮き球のパスを6番西袋裕太めがけて蹴り、しっかりおさまりシュートを放ったところでディフェンダーに当たり、こぼれ球を9番大野将平が狙うも、これもディフェンダーに当たりましたが、そのこぼれ球を2番新井純平がしっかり押し込んでゴール!

1-0で前半を折り返します。

後半に入り、8番岸伯富実に代えて20番須藤岳晟、28番広瀬陸斗に代えて23番條洋介、14番長谷優に代えて29番細田真也、9番大野将平に代えて11番小峯洋介が入ります。

また、ボランチの4番寄特直人がセンターバックに入り、センターバックの12番西澤秀平がボランチに入りました。

なんというか、後半のイメージとして、2年生のやっているサッカーと1年生のやっているサッカーがそれぞれの持ち味を見せながら、今後融合していく可能性が少し見えたと言えば良いでしょうか。

そして、左前線のポジションに入った(本来はサイドバックで使われることが多い)29番細田真也が、シュートの場面では硬さが目立ちミスが多くなったものの、かなり効果的な動きをこのポジションで見せていたと思います。左前線が活性化していると言えば良いのでしょうか、攻撃に絡んだプレーですごく良かったです。

いくつか挙げると、23番條洋介がためて、オーバーラップした2番新井純平に出し、中の20番須藤岳晟に出す。このタイミングで既に左前線のスペースへ勢いよく走る29番細田真也に的確なパスが20番須藤岳晟から出されて、サイドからクロスまで行く。

同様に、左サイドから中へ走りながらパスを受けて、同時に左サイドバックから攻撃参加した3番小坂慎太朗へテンポよくパスを供給する。

おそらく、20番須藤岳晟が、しっかり動きを見ているということもあったかと思いますが、20番須藤岳晟から29番細田真也というラインで良い展開が作れていたと思います。

後半終盤に11番小峯洋介に代えて24番関根貴大、3番小坂慎太朗に代えて26番森亮太が入り、Aチームとしてのメンバーの中に1年生も多く混ざったチームとして試合の残り10分ほどをプレーする中でも、バランスも崩れず、良い形も作れたり、まだ少しずれたりなどありましたが、今後の期待が膨らむ形で試合はそのまま1-0で終了。

大宮アルディージャユースに勝利して、前回、前々回の大会でここで敗れて4位どまりだったこの大会の流れからも一歩前進して、今年のGO FOR 2018 CUPを3位で締めくくってくれました。

開催場所が、浦和にとってやりやすいと思われがちの大会ではありますが、4日間連続で毎日3試合ずつが行われるため、疲労の蓄積も他の大会の比ではなく、その中で丸1日試合を終えて、それぞれで自宅と会場を往復してというこの4日間の状況を考えると、遠方からの参加チームのように集団行動で一か所に滞在してバスで移動するという環境よりある意味過酷だったとも考えることができます。

大変な環境のなかで、よく戦い抜いてくれたと思います。そして、初戦で思うような結果が出せないというスタートから、色々な選手が色々なポジションに挑戦しながら、この大会で来年の戦い方のベースもある程度見出して安定した戦いをできる形も見せてくれました。

攻撃の部分では、とにかくゴール前での迫力という点では、期待通りのプレーを見せてくれた選手もいましたが、全体的にはもっともっと多くの得点を計算できるプレーができる選手が増えて成長しなければ、今年結果を残せなかったような相手が慣れたアウェイでの戦いや、1点勝負になる試合、ビハインドを追いかける試合などで、勝ち切れない試合が出てきてしまうことも考えられます。

ただ、ここ数年の中で、新チームとしてスタートしたこの大会の段階で、ここまで手応えを見る側としても感じた年はなかったと思います。引退した3年生がいたチームで残せた結果や手応えに、その更に上に行くためのチームとしての成長を楽しみにしています。

・・・とにかく、相当疲労がたまっていると思いますので、来年の始動までの休暇期間でしっかり休息して、気持ちもリフレッシュしてもらえればと思います。

お疲れ様でした。

ではでは~!

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/28/ 4日目 準決勝 vs コンサドーレ札幌U-18 1-1 pk=5-6敗戦・・・PK戦で敗れ3位決定戦へ

埼玉スタジアム第3グラウンド2011年12月28日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年の浦和レッズユースの全日程が終了。家に戻り、しみじみと今年の浦和レッズユースの戦いとこの新チームで臨んだGO FOR 2018 CUPを振り返りながらブログを書いています。

この試合を見るために埼スタに到着し、グラウンドに向かう途中であった方と話をしながら、柏レイソルU18との再戦でのリベンジも良いが、今シーズン最終戦なので、同地域の大宮アルディージャユース(もう一方の準決勝で柏レイソルU18と対戦する)を倒して終わるのも良いですね~とか会話を交わしつつ、やはりこの大会は最後に埼スタで戦って終わるのは気分が良いな~とか色々なことを考えつつ。

グループ2位で通過した浦和の対戦相手は、コンサドーレ札幌U18となります。新チームでここまで戦ってきて得た手ごたえをぶつけるべく、勝利を目指してどういう戦いを見せてくれるのかを楽しみに見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に15番金野僚太、右に13番立野峻平、真ん中に21番進昂平

となります。

前の試合でも見せた、現在左サイドバックが本職の5番佐藤大介と3番小坂慎太朗の並びとなる左のディフェンスの関係性が凄くよく、5番佐藤大介がスムーズに高い位置で攻撃にも参加できるプレーがこの試合でも見られました。

前半8分にサイドを突破されて1度危険な場面を作られてしまうものの全体的に守備のバランスはよく、攻撃も10番中村駿介から左右に展開される展開で15番金野僚太が仕掛けたり、13番立野峻平が絡んだ攻撃、ボランチの4番寄特直人も守備のバランスを取りながら、行ける時は前線へ攻撃のスイッチが入るようなパスを出すなどできていました。

また、攻撃的なプレーの中では、5番佐藤大介が左サイドバックの位置でボールを受けた時に左前線の15番金野僚太が下がりながらもらいに来たところでディフェンスを引き付け空いたスペースに浮き球でボールを出したところに21番進昂平が走りこんでいくという一連の動きは良かったと思います。

前半の最初の大きなチャンスは、6番西袋裕太からのロングボールを左前線で受けた15番金野僚太がドリブルで切り込んでのシュート。これは、キーパーが弾きだしたものの、ここで得たコーナーキックのチャンスで10番中村駿介が蹴ったボールに5番佐藤大介が合わせるもしっかりミートせずシュートは枠に飛ばず。

前半の25分あたりから、相手の攻撃にやや守勢に回る時間が多くなる時間帯になった時に、相手セットプレーを防いだ後に、前線に出したボールが前線の21番進昂平に収まり、この段階で3番小坂慎太朗と7番繁田秀斗が前線に走りだし、21番進昂平から7番繁田秀斗、3番小坂慎太朗へとテンポよくパスを回し、右前線を走る13番立野峻平に速いパスを送ります。このパスが通り、カウンター気味だったため相手の守備が間に合っていないところで思い切って放った13番立野峻平のシュートが見事に決まり、28分に浦和が1-0と先制します。

試合数も多く運動量も多いため、やや全体的に体が重そうな印象があり、いつもに比べると7番繁田秀斗の気の利いた動きが少ないように感じる部分もあったのですが、この得点に絡んだ動き辺りから、いつも通りの動きとなり、先制点の後も、うまいタイミングで抜け出してパスを受け、10番中村駿介に送り、シュートまで行った展開の起点となる動きも見せてくれました。

前半は1-0で終了。

後半も一進一退の攻防の中で、3番小坂慎太朗から7番繁田秀斗へ狙った鋭いパス、15番金野僚太を経由して10番中村駿介へつなげてのプレーからコーナーキックを奪う場面、2番新井純平のオーバーラップをおとりに使っての13番立野峻平からのクロスを10番中村駿介が狙う場面など、ポイントでの攻撃はスムーズに行っていたと思います。

11分に15番金野僚太に代えて8番岸伯富実が入ります。交代で入った8番岸伯富実はタイミングで裏を狙うプレーを入ってすぐに見せ21番進昂平を経由して13番立野峻平とテンポよくパスをつないで前線に送られたところでうまく8番岸伯富実が抜け出して通ればキーパーと1対1という場面がありましたが、これは惜しくもオフサイド。

17分に13番立野峻平に代えて11番小峯洋介が入ります。

この後も左サイドで細かいパス回し数人が絡むパス回しから、スペースに走る7番繁田秀斗へのパスが出たり、10番中村駿介のドリブル突破からのシュートなどありましたが、追加点を奪うところまでは行かず。

27分に7番繁田秀斗に代えて28番広瀬陸斗が入ります。

この後、接触プレーのところで5番佐藤大介が足を痛めるもプレーを続けている状況で、ここのフォローが少し甘くなったところから攻め込まれ、同点ゴールを奪われてしまい1-1となります。

この後、5番佐藤大介に代えて12番西澤秀平が入ります。試合時間が残り少ないところで、3番小坂慎太朗からのパスを受けた21番進昂平が惜しいシュートを放つ場面もありましたが、結局試合はこのまま1-1で終了。

この大会は決勝戦以外は、延長戦はなくいきなりPKということでPK戦になり、結果的には残念ながらPK戦は5-6でコンサドーレ札幌U18に敗れ、3位決定戦に回ることとなりました。

結果的には敗れましたが、この大会を通して少しずつ見えてきた新しい形で、コンサドーレ札幌U18相手でも問題なく戦えることが分かりましたし、PK戦での勝敗はどちらに転んでも仕方ないものでもあると考えていますので、OKだと思います。

一つ不満なのは、3位決定戦に回ると人工芝でやややりにくそうな埼スタ第4グラウンドで試合をすることになってしまうんですよね。

決勝トーナメントくらい、3位決定戦であっても第3グラウンドでやってくれればなーとブツブツ言いつつ、3位決定戦の相手は大宮アルディージャユースです。同じ埼玉の大宮アルディージャユースにはしっかり勝って終わらなければならないです!

ということで、後程3位決定戦のブログも書きますね~。

ではでは。

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/27/ 3日目第2戦 vs 前橋育英高校 2-1勝利・・・2位で決勝トーナメント進出!!

与野八王子グラウンド2011年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今大会のここまでの9試合、ほぼ同じような位置から、1日3試合写真を撮っていたので、毎回同じ写真の使いまわしに見えますが、よく見ると違います。一応試合ごとに撮ってます。言い訳です。

第1戦が終わった後に行われた藤枝東高校vs前橋育英高校が引き分けに終わったことで、浦和としてはこの試合で勝利すれば前橋育英高校を勝ち点で上回れるということは分かっていたものの、柏レイソルU18の1位通過がほぼ確実という状況で2位になるためには、別会場で行われている立正大淞南vs横浜F・マリノスユースの試合で横浜F・マリノスユースが勝ってくれないとならないと言う状況。浦和がこの試合勝っても立正大淞南が勝っていたら2位はないということで、結構気になっていたこの試合。既に浦和の試合の前に結果が出ているのですが、情報もなく、情報を知っている方もおらず、そんな中で試合は始まりました(たぶん、選手は勝てば2位と既に知っていたはず。)

そんな、浦和を応援するために来ていた人たち全てがモヤモヤしながらスタートした試合。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と8番岸伯富実、FWが左に28番広瀬陸斗、右に13番立野峻平、真ん中に21番進昂平

となります。

第1戦に引き続き、左サイドバック本職コンビで左サイドバック、センターバックの左という組み合わせになったことで、第1戦よりも更に5番佐藤大介が高い位置でプレーする機会が多くなったこの試合。更に、既にこの大会でもこのポジションで途中出場した時は高い確率で得点を上げている21番進昂平がフォワードの真ん中でスタメン出場となりました。

期待通り、21番進昂平が前線に入ったボールに対してしっかり競り合い、捌いていき、狙えるときにはゴールも狙いに行くという動きがこの試合でも見られ、開始からすぐに21番進昂平からの惜しいパスが28番広瀬陸斗へ通される場面があり、得点の可能性がいきなり見え、その後の6分に21番進昂平のアシストから8番岸伯富実が決めて、この試合でも早い時間での先制点を奪うことに成功します。

右の前線に入った13番立野峻平もこの試合では、さまざまポジションを動きながらパスの経由役として攻撃のリズムを作る動きができており、攻撃のテンポが非常に良く展開されていきました。

21番進昂平がしっかり競れることで、そこへボールが入った時に8番岸伯富実や7番繁田秀斗がためらわずに裏のスペースへ飛び出すことで大きなチャンスになる場面も多く、攻撃のリズムも良い中で28番広瀬陸斗もこれまでの試合以上に激しく仕掛けていくプレーが見られました。

チャンスメイクと同時に自らが得点を奪うプレーにも貪欲で狙い続ける21番進昂平が21分に抜け出してゴール。前半中ほどの時間で2点のリードを奪うことに成功します。

5番佐藤大介も攻撃に絡むプレーが多く、フリーキックの場面では角度のないところから直接狙うキックを見せたり、6番西袋裕太からのロングフィードを左前線で受けて攻撃を仕掛けるという場面も多く見せていました。この時は、やはりしっかりと左サイドバックの位置は3番小坂慎太朗がカバーしており、そのためにあくスペースも4番寄特直人がしっかりカバーしていました。

2点リードで後半に入ります。細かい内容は分かっていなかったのですが、ハーフタイムの段階でこの試合に勝った方が2位になるという情報が入り、応援する側もテンションが上がりながら後半に入りました。

後半のスタートから、13番立野峻平に代わり24番関根貴大、8番岸伯富実に代えて10番中村駿介が入ります。

後半も、概ね浦和ペースで進みます。10番中村駿介のところでしっかりボールキープされて、タメができたところで15番金野僚太が攻撃参加して攻める場面や、前半同様21番進昂平のシュート場面も多く、守備のバランスもよく、気がついたら珍しく6番西袋裕太がセットプレー以外のところで攻撃参加している場面もあって驚かされたりと、全体的に空いたスペースを埋めあう動きができていることで、こういういつもと違った試みもでてきたのかもしれませんね。良いことです。

後半15分前後に3人の交代がありました。14分に21番進昂平に代えて11番小峯洋介、15分に15番金野僚太に代えて2番新井純平、18分に5番佐藤大介に代えて12番西澤秀平、28分に28番広瀬陸斗に代えて23番條洋介が入ります。21番進昂平が下がったところで少し、シュート場面が減ったようにも感じましたが、10番中村駿介からサイドも広く使ったパス回しで攻撃の仕掛けはできていましたが、フィニッシュのところがややスムーズに行かないなか、24番関根貴大と2番新井純平の右サイドのところで大きな展開でクロスを上げる場面などでチャンスを作るも追加点を奪うところまでは至らず、相手も点を取るために更に激しく仕掛けてくる中で、残り時間数分というところで1点を返されたものの、そのまま逃げ切って2-1で勝利。

未だに、大会の公式ページでは3日目の結果が更新されておらず、言葉では逆転で2位になった(=立正大淞南が横浜F・マリノスユースに敗れた)ということは聞いていても、なんかもしかしたら違ったりしたらどうしようという頭もありつつ、まあ選手も言っていたので2位になれたのでしょう。そして、明日の決勝トーナメント(準決勝)の相手は、コンサドーレ札幌U18らしいのでこれまた因縁。しっかり勝って、その先の決勝も勝って2011年を終えたいですね。

ということで、新チームが始動した浦和レッズユースですが思った以上に早くバランスの良い形が見えつつあるものの、現状では、プレーに迷いがある選手が多くみられるのも事実です。例えば、1年生から既に今年試合に絡んでいる選手でも、少し迷いがあるように見える選手もいますが、近い例で言えば、これも名前はわざわざ挙げませんが、持つところと捌くところのバランスが、どうもうまくいかずにキープして仕掛けては引っ掛かるプレーが増えていた選手がいましたが、時間はかかりましたが今は、本人がその時期を乗り越えてくれ、キープ力と展開力、非常にバランスよくパスを捌いたり仕掛けたりできるようになり、今年の攻撃の組み立ての軸となるであろうところまできた選手もいます。

特に、攻撃の選手であれば、今は失敗しないように安全なプレーをするよりは、豪快にやってみて失敗してしまうくらいの方が良いとも思います。

今年も残り2試合となりましたが、その中で出場機会を得た選手たちは、一つでも二つでもチームとして個人として成長できるような何かを掴んでもらえればと思います。

とにかく!結構厳しい状況からの決勝トーナメント進出は凄い!もう、思いっきりやってほしいです残りは!(個人的な感想です。)

あと、毎年恒例ですが、この大会は結構試合続きになるため、かなりの疲労を抱えているのが見える選手もいたりします。しっかり休んで残り1日踏ん張ってください。

ではでは!

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/27/ 3日目第1戦 vs 野洲高校 3-0勝利・・・逆転2位以内へ向けてまず快勝!

与野八王子グラウンド2011年12月27日与野八王子グラウンド2011年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

GO FOR 2018 CUPも早くも3日目を迎え、浦和レッズユースのここまでの成績は、2勝2敗(7得点6失点)と言う状況。新チームということで、勝つことばかりに執着するのもという意見もあるかと思いますが、やはり今年を締めくくる大会ですので、優勝を目指して戦うべきなのも確か。そう考えた時に、ここまでの成績だと既に他力本願にはなりますが、今日2連勝することで2位に入れる可能性は残せる。だから、今日は勝ちにこだわった部分も見せてほしい。でも、育成もしっかり考えて選手起用をしてほしい・・・と、そんなわがままな考えで見るのがサポーターなのです。

さてさて、昨日、一昨日に引き続き、まずは第1戦とB戦に関して書きます。

3日目の第1戦の相手は野洲高校になります。横浜F・マリノス相手に5点取っていたり、柏レイソル相手に2-2の引き分けに持ち込んでいたりしたかと思えば、前橋育英高校には4失点で敗れていたり、やや読めない相手ながらも、高校サッカーの中では、かなり特殊で攻撃的なサッカーをするという噂は聞いていましたので、そういった相手にどのように浦和が対応して勝利まで持っていくことができるのか、注目して観戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に8番岸伯富実と7番繁田秀斗、FWが左に14番長谷優、右に13番立野峻平、真ん中に28番広瀬陸斗

となります。

本来左サイドバックの3番小坂慎太朗がセンターバックという、これまた新しい試みがありつつ、ボランチの位置には4番寄特直人を置くなど、ある程度のバランスを取れる計算がここまでできている布陣や、攻撃の部分では28番広瀬陸斗をフォワードの真ん中に置くなどの新しい形も試されるスタメン構成となっています。

試合開始から、驚いたのは、野洲の布陣。一応4バックなのでしょうが、とにかく両サイドのとる位置が高い。超攻撃的な形ではありましたが、浦和の守備陣がバランスよくパスを回し、トップ下の7番繁田秀斗の読み良く相手の攻撃を摘む動きや攻撃参加など、相手の攻撃に問題なく対応します。

そうなると、浦和の攻めの時に相手が高い位置を取る両サイドがぽっかりあくため、ここを巧みに狙いつつ、引っ張られたセンターバックによってあくスペースにパスを出して狙うという形も何度も作ることができます。

28番広瀬陸斗も前線で体を張ったプレーをすることで、ポストとして落としたり、パスを捌くことで中盤の7番繁田秀斗や8番岸伯富実を経由してサイドに開いてと言う攻撃もスムーズに展開されます。

浦和の先制点は、やはり相手の手薄なディフェンスの裏を突いた攻撃からで、5番佐藤大介がディフェンスの裏へのパスを出したところに8番岸伯富実が抜け出して、キーパーと1対1になり、落ち着いて決めてという形になります。

更にコーナーキックのチャンスで5番佐藤大介がヘッドでゴールを決めたかと思われる場面もありましたが、これはファールの判定でゴールならず。

3番小坂慎太朗がセンターバックに入ることで、より5番佐藤大介が攻撃参加する回数が増え(上がった時に、左サイドバックのケアを3番小坂慎太朗ができるという意味)、相手の攻撃になった時にはボランチの4番寄特直人がしっかり、カバーに入っているというバランスの良さがありました。実際、5番佐藤大介の攻撃参加からのチャンスも多く作っていました。

野洲高校は、おそらく戦術が成熟してくるころには、攻撃の迫力である程度守備の負担が少なくて済むというくらいの破壊力になるのでしょうが、おそらくムラがある状態で、更に浦和の守備のバランスが非常に良いため、現時点では浦和のほうが戦い方で勝っているという状況ともいえると思います。

それでも、相手の攻撃を浦和が耐えるという時間も前半20分ほどからしばらくあったのですが、これに関しても完全にやられたという場面はなかったと思います。

ただし、中盤で攻撃の形を作ることができる浦和ではありましたが、前線でのチャンスボールをトラップミスで逸してしまったり、細かいところでもったいない部分も浦和にも多かったとは思います。

13番立野峻平もシンプルにパスの経由役を果たしながら、惜しいシュートを放つ場面もあったりと攻撃の部分で効果的な動きをしていました。

前半は、1-0で終了。

後半のスタートから、13番立野峻平、7番繁田秀斗、14番長谷優に代わり10番中村駿介、24番関根貴大、21番進昂平が入りました。

フォワードの真ん中の位置に入った21番進昂平。この位置に入った時は、しっかり結果を残している21番進昂平がこの試合もあっという間に得点を取り、2-0。そのすぐ後に、今度は8番岸伯富実が見事なループシュートを放つもこれは、惜しくもクロスバーを叩きます。10番中村駿介が入ったことにより中盤でキープして展開するパターンも加わり、何度も浦和がチャンスを作り、迎えた20分に、パスを受けた21番進昂平がいったん左サイドの5番佐藤大介にはたき前線へ走り、5番佐藤大介がペナルティエリアに上げたボールに対して21番進昂平が合わせてゴール。試合をほぼ決定付ける3点目が入ります。

更に、得点にはならなかったものの24番関根貴大の激しいプレスからのインターセプトを起点に21番進昂平にパスを送りシュートを放つ場面もありましたが、このシュートは枠を捉えなかったものの、このような21番進昂平の得点を奪うためのプレーが多く見られたのは良かったです。

試合終盤は、あえて相手の攻撃をいなすためのプレーを意識してやっているかのような、バックラインでの落ち着いたパス回しで点がほしい相手をいなすこともしつつ、試合は3-0で終了。

文字通り、勝ちにこだわり安定感のあるベースを保ちつつも、新しい試みを入れつつで、しっかり無失点勝利を飾ることに成功し、逆転2位へ向けてまずは一歩前進です。

この試合に関しては、野洲高校の攻撃重視の姿勢があまり機能していないために、浦和にとってやりやすい相手となったのは確かですので、このチームが完成する来年の秋くらいにもう一度どこかで対戦する機会があれば良いなとも思いました。

 

さてさて、この後のB戦の今日の対戦相手は浦和東高校となります。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに12番西澤秀平、トップ下に20番須藤岳晟と19番安東輝、FWが左に18番倉本隼吾、右に23番條洋介、
真ん中に9番大野将平

となります。

浦和東高校と言えば、近い対戦で言うと昨年の浦和カップで対戦して、激しいプレスで浦和のパス回しがうまくできずにかなり苦戦されたというように、運動量豊富に激しいプレスで苦しめられるというイメージがあるのですが、今回の試合では、そこまでプレスも厳しくなく、むしろ浦和の方が効果的なプレスをかけてボール奪取から攻撃という流れが作れていたと思うような展開になりました。

この大会が始まって、何人かがボランチのポジションを務めましたが、今回新たに12番西澤秀平が務める形を試していましたが、この形も安定感があってよかったと思います。

4番寄特直人同様に、守備の部分にも頭を置きながら気の利いたポジショニングと共に視野広く攻撃に参加したりパスも供給できるという部分で、一つの形としては今後もありだと思います。

この試合で特に目を引いたのはトップ下の位置に入った20番須藤岳晟の球際に激しいプレーで、いわゆる摘む動きを何度も成功させてここから攻撃がスタートしてチャンスができたという回数も多かったと思います。

前半は無得点でしたが、例えば26番森亮太が裏のスペースを狙って12番西澤秀平がそのスペースを狙って攻め上がった場面や、20番須藤岳晟のインターセプトから9番大野将平を経由して左前線の18番倉本隼吾にパスを通してシュートまでいった場面、12番西澤秀平がうまくタメを作って追い越して前線に走った19番安東輝へパスを通してシュートまでいった場面など、チャンス自体は多くできていたのですが、ゴール付近まで攻め込んでからの得点を奪うためのプレーが少しゆるいようにも感じ、それが結果的に前半のノーゴールになってしまった要因かとも思います。

後半スタートから、右サイドバックが29番細田真也から2番新井純平に代わります。

後半も、攻撃の組立自体はスムーズに行くものの、やはりゴール前でのプレーがやや雑と言うか、シュートも枠を捉えない事が多く、次第に浦和東のプレスも良くなっていっていたため、少し危険な雰囲気も感じていたのですが・・・、15分に20番須藤岳晟からのパスを受けた23番條洋介がシュート、キーパーが一度は弾くものの、これを19番安東輝がしっかり決めて1-0と先制するとこれまでの展開が嘘だったかのように得点ラッシュが始まります。

2点目は、23番條洋介のループシュート。2-0

この得点の後に、12番西澤秀平に代わり怪我でしばらく戦列から離れていた31番上野文也、23番條洋介に代わり11番小峯洋介、2番新井純平に代わり29番細田真也が入ります。

3点目は、キーパーのミスをついてボールを奪った9番大野将平が決めて3-0。

4点目は、18番倉本隼吾がループシュートで決めて4-0。

5点目は、9番大野将平が決めて5-0。

なんというか、相手の集中力が切れたこともあるかもしれませんが、1点目が入ってからはこれまでフィニッシュに対して硬さが見えた選手たちが、落ち着いてフィニッシュを決めることができるようになっていましたね。

このゴール以外にも、29番細田真也がディフェンスラインでボールを受けてから、かなりの距離をドリブルで持ちあがってシュートまで持ち込んだ場面や、25番副島暢人の前線の上がれるスペースを見つけた際のドリブルでの攻め上がりも見られたり、得点が入ってからは、枷が外されたかのように、持ち味を見せる選手が多かったと思います。

守備の部分も、安定感のあるプレーができていたと思います。

ということで、1日目2日目と敗れていたB戦でしたが、3日目にして5-0の大勝となりました。

では、後程第2戦の前橋育英高校戦のブログもアップしますね。

ではでは~。

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

与野八王子グラウンド2011年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

現在2年生で来年3年生になる代表クラスの選手が盛りだくさんの柏レイソルU-18。ブクメ自身も、ここ最近は、新井純平が選ばれたU17やU18の日本代表の試合に足を運ぶ機会も多くなっていることから、秋野央樹や中村航輔などのレベルの高いプレーを見ているため、こういう選手たちのいるチームを敵に回した時に浦和がどのくらいやれるかということは気になっており、この大会のこの組み合わせが決まった中で、この対戦を見ることを最も楽しみにしていました。

新チームとして3試合を戦い、ある程度3年生が引退する前のチームに近いくらいのバランスの良い戦いができる現時点での布陣が見えたところで、この試合を迎え、実際にハイレベルな試合を浦和ができることを再確認したことと同時に、明確な課題も見えた試合となりました。

午前中に柏レイソルU18vs野洲高校の試合を車の中から眺める程度でしたが少し見ていたのですが、その試合では前半は代表経験のある選手を全く使わずに戦っており、浦和の試合に合わせて本気で戦ってくれるという期待を持ちながら試合の時間を待ちました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に24番関根貴大、右に23番條洋介、真ん中に11番小峯洋介

となります。

おそらく、現時点で最もベストに近いと思われる布陣のスタメンだと思います。

メンバーを見る限りは柏レイソルU18もベストに近い布陣で臨んできたと思います。

試合開始から、両チームとも球際に激しいプレーを見せ、浦和も特に中盤の7番繁田秀斗、10番中村駿介、4番寄特直人の3人が相手の攻撃の起点をつぶすために激しいプレスをかけ、スムーズなパス回しをさせないことに成功します。同様に相手も浦和の攻撃への対応が早く、なかなかチャンスを作ることができないものの、前半は、センターバックの6番西袋裕太からのロングフィードや4番寄特直人からのロングフィードなど、細かい攻防から一気に展開して、左前線の24番関根貴大につなげての攻撃というところに付け入る隙があり、ここを狙って何度か大きなチャンスも作ることに成功していました。

やや右サイドが守備に気持ちを置く展開になっていたため、昨日の藤枝東高校戦のような、23番條洋介や2番新井純平の攻撃に参加する回数が減ってはいたものの、そういった隙を狙った、ハイレベルな試合になっていたのは確かです。

全体的には、うまく守れていた浦和ですが、左からの攻撃が多かったために、5番佐藤大介が攻撃に参加した時にスムーズン攻撃が行かなかったときの反撃で、大抵は12番西澤秀平や4番寄特直人、または前へ後ろへ気の利いたところへ運動量豊富に動いていた7番繁田秀斗がうまくカバーに入りながら対応していたのですが、1度だけ対応が遅れて完全にサイドを切り裂かれてしまった場面があったのですが、クロスを上げられて合わせられたシュートには22番関口亮助が見事に反応してはじき出して防ぎました。

浦和も前半の終盤に、右サイドの2番新井純平からのパスを受けた10番中村駿介がゴール前にクロスを上げたところに24番関根貴大がドンピシャのタイミングで左隅にヘッドで狙うも、このシュートは相手キーパーに防がれてしまいます。これ以外にも、普通なら入るというくらい決定的なシュートに対しても、キーパーに阻まれてしまうという、キーパーのレベルの高さも感じる試合であったのは確かです。

フリーキックのチャンスで10番中村駿介が直接狙ったシュートもそのままポストに当たったようにも見えましたが、おそらくキーパーがギリギリのところで反応していたと思います。

どちらかと言えば、僅かに柏がポゼッションが高かったようにも見えつつ、拮抗した展開の中で決定機の数では浦和のほうが勝っていた前半だったと思います。

後半の入りのところで浦和が主導権を握ることに成功し、ゴール前の混戦から10番中村駿介が粘り、こぼれ球を11番小峯洋介が受けてシュートを狙うもプレスが早く、それでも更にこぼれたボールに7番繁田秀斗が反応してシュート。これは決まらずも、ゴール前で厚みのある攻撃ができ、迎えた4分に得たコーナーキックのチャンスに4番寄特直人が上げたボールを6番西袋裕太がヘッドで押し込んでゴール。

後半の立ち上がりのところで見事にゴールを決めて浦和が先制します。

この先制点により、柏も点を取るために更に迫力のある攻撃を仕掛けてきたところで7分にPKを与えてしまい、これを決められて1-1とされます。

同点に追いつかれたことや、相手の攻撃の勢いに押されて、また前半と比べると少しプレスのかけかたが甘くなった部分もあったような気がしますが、同点にされてからはやや受ける時間が多くなってしまいます。

厳しい時間帯ながらも、裏へ抜けた24番関根貴大へパスが通り、決定的なチャンスがありましたが、シュートはコースが甘くキーパーに防がれ、更に右サイドからドリブルで持ち込んだ24番関根貴大からのクロスを11番小峯洋介が合わせるも、決められず、少ないながらも作ることができた大きなチャンスで決められないところで、17分に失点し1-2と逆転されてしまいます。

この失点の後、24番関根貴大に代えて8番岸伯富実、5番佐藤大介に代えて26番森亮太、その数分後に11番小峯洋介に代えて21番進昂平が入ります。

残り10分ほどの時間の中で、21番進昂平の惜しいシュートもありつつ、結局得点は奪えずに試合は1-2で敗戦となりました。

敗れはしましたが、新チームとしてスタートした段階での現状でのベストなメンバーで戦えば、このレベルの相手でもここまで戦えるという手ごたえは確実に感じることができた試合でしたが、やはり決め所での決定力、相手に与える迫力などを考えると柏レイソルの方が確実に上という状況。

相手のキーパーの反応があれだけ良いという相手もそこまで多くはありませんが、来シーズン全国でタイトルを奪うためには、やはり攻撃の部分での連携や種類を増やすことと同時に個々の選手の成長が不可欠と感じることができる試合でもありました。

正直、暗くなって照明が入ったこの時間帯で、見ている位置から遠いゴールサイドの後半の柏レイソルの攻撃や浦和の守備の対応の細かいところはよく見えませんでしたが、失点した時の相手の攻撃の迫力はあまり見えないながらも感じられました。

今後の成長を楽しみにしています。特に攻撃の選手は自分に厳しく上を目指してくださいね。

とりあえず、大
会自体での優勝を狙うためには、明日は2連勝必須であとは他の結果待ちと言う感じです。

粘り強く上へ勝ち進んでやりましょう!

ではでは~。

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第1戦 vs 横浜F・マリノスユース 2-1勝利・・・勝ち切った!

与野八王子グラウンド2011年12月26日与野八王子グラウンド2011年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日に引き続き、今日もGO FOR 2018 CUP観戦に与野八王子グラウンドに行ってきました。

今日の対戦カードは、10時から横浜F・マリノスユース、13時から横浜F・マリノスユースB、16時から柏レイソルU-18との対戦となります。昨日同様、まずは10時からの横浜F・マリノスユースと13時からの横浜F・マリノスユースB戦について書きます。で、ちょっと休憩して16時からの柏レイソルU-18戦を書きますよ、と。

この大会に入って試合を見ながら、この時期ならではのことに関してしっかり考えて見て、そして伝えられる機会があれば伝えられるように心がけています。

新チームから出場機会を伺う選手たちに起こりがちなこととして、自分たちの学年でやっていたサッカーをやりたいという気持ちが強く、固執してしまうことで、順応するための努力がおろそかになってしまうという怖さ。

上のチームに加わることの難しさに疑問を覚えてしまうことで、苦しんでしまうことが起こりやすい時期でもあります。

トップチームの状況を見ていれば分かるように、まあ浦和の場合は異常ですが、監督が変わることで戦術が変わる、求められることが変わる、増えるなどなどとにかく変化が多いのがサッカーの世界。確かに得意なやり方で最高の力を出せることで成功を収めることは重要ですが、どのような状況でも順応できるようになることもそれと同じくらい必要とされてきます。

なので、この時期から来年の3月くらいまでの公式戦開幕までの時期の主力になるためのアピールをするこの期間で、今求められているチームでの戦い方の中で自分のやりたいこと、得意とすることと少し違う状況が今あっても、その状況に対する向かい合い方を誤らずに、無駄にせずに競争していってもらいたいと思っています。

最低限、今求められる戦術でもできるところをアピールして、その先に自分がやりたい形も加えられるように努力することで、チームとしても更に強くなります。

モヤモヤを抱えているような雰囲気を感じる選手が多いような感じもしましたので、この部分に最初に触れました。

ということで、試合の話に移りますね。昨日の第2戦で、バランスの良い戦い方ができる現時点での布陣がある程度見えたことで、ここをベースにしつつ戦えば一応の結果は出していける可能性を見せてもらいつつ、そこに新しい形、バリュエーションを加えて新チームとしての強さを身に着けるべく、2日目ではどのような戦いを見せてくれるのか楽しみにまずは第1戦の横浜F・マリノスユース戦を見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに3番小坂慎太朗、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に8番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に15番金野僚太、右に13番立野峻平、真ん中に24番関根貴大

交代⇒後半20分:15番金野僚太⇒20番須藤岳晟

となります。

守備の部分の大きなポイントとなる、センターバック、ボランチのところの組み合わせは昨日の第2戦と同様になり、ある程度の安定感をもって戦えるであろうと期待できる布陣。サイドバックでは左サイドバックが5番佐藤大介から3番小坂慎太朗に代わっています。攻撃の部分では、おそらく昨年の公式戦では試されたことがない、24番関根貴大がフォワードの真ん中を務める布陣となりました。

スタートから浦和が主導権を握った戦い方ができ、相手の攻撃に対してもバランスよく対応できており、更に、早い時間に先制点を奪うことに成功するという願ってもない出だしとなります。

得点シーンは、2番新井純平が右サイドでボールを受けた時に24番関根貴大が右前方のスペースへ走りこみパスを受けるとそのままドリブルで右サイドを持ち上がり、更にペナルティエリア内までドリブルで進入、更にゴール近くまで持ち込んだところで、ラストパスを走りこんだ8番岸伯富実に出して、難なくゴール。

前半5分ほどのこのゴールで1-0とリードを奪います。

浦和のペースで試合が展開し、いつも通り10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃などが見られる中、浦和攻勢ではあるものの、前線でのコンビネーションがあまり組んだことがない組み合わせからか、しっくりいかないことが多く、鋭くいくも単発で終わってしまう攻撃も多かったとは思います。

15番金野僚太の中へ切れ込んでのシュートだったり、24番関根貴大の仕掛けだったり、13番立野峻平もシンプルに捌いて攻撃を活性化させようとするプレーだったり、以前から触れてきたような個々の持ち味を出した動きやプレーはしているものの、なかなかお互いの動きを理解して細かく仕掛けるというところまで行っていなかったとも思います。

前半は、ほぼ相手の攻撃は問題なく抑えきったものの、追加点は奪えず1-0で終了。

後半に入ると、相手が点を取りに来るためにギアを上げたこともあるかもしれませんが、中盤のパス回しのところで不用意なパスミスなどが目立つ時間帯があり、それでも4番寄特直人がうまくカバーしていたため、大きなピンチというところまではそこまでは行かなかったものの、奪われたところで激しいプレスのために運動量を使って奪い返す、そのプレスや運動量は良いものの、その前のプレーの精度をしっかりしておけば、もっと良いという部分もありつつ。

後半の8分のところで、相手のプレスからの不用意なミスが起こって失点し、1-1とされてしまいます。

先ほど書いたような状況が、間間に入りつつですが、攻撃の部分では大きなチャンスも何度も作り出します。3番小坂慎太朗が左サイドからの攻撃参加を仕掛けてクロスを入れた時に15番金野僚太がペナルティエリア内で受けて、相手ディフェンダーに倒されたように見えましたが、これは流され、24番関根貴大が突破して放ったシュートはゴールポストを叩き、フリーキックのチャンスで10番中村駿介が蹴ったボールに2番新井純平が足で合わせようとするもミートしなかったり、あと一歩でゴールと言う場面はありつつも、得点は決められずに試合終盤まで進んだところで、このまま同点で終わってしまうような雰囲気もあったのですが、24番関根貴大がペナルティエリアで仕掛けて相手のPKを誘い、このPKを10番中村駿介が落ち着いて決めて2-1。結局このまま試合は終了し、浦和の勝利となりました。

何より、勝ち切れたことが良かったと思います。

また、相手に押されている時間帯も後半はあったものの、守備のバランスは良かったと思います。

攻撃に関しては、持ち味を出すことに成功している選手は多かったので、あとは単発にならずにお互いの持ち味を生かし合いながらプレーできるように高めて行けると良いかと思います。

 

続きまして、13時からのB戦になります。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに7番繁田秀斗、トップ下に21番進昂平と19番安東輝、FWが左に28番広瀬陸斗、右に14番長谷優、真ん中に11番小峯洋介

となります。

後半の布陣は

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに20番須藤岳晟、トップ下に21番進昂平と13番立野峻平、FWが左に14番長谷優、右に24番関根貴大、真ん中に18番倉本隼吾

交代⇒後半30分前後、14番長谷優⇒23番條洋介、25番副島暢人⇒5番佐藤大介、13番立野峻平⇒8番岸伯富実

となります。

なんというか、この試合は、そこまで大きな変化はあったとは思えないのですが、前半と後半で別のチームになってしまったかのような試合となりました。決して後半がやられまくったということではないのですが、前半のものすごい攻撃的でテンポの良い攻めをする戦い方から、後半は、攻撃面でお互いの呼吸が合わなくなってチグハグしてしまったようなイメージでした。

ただ、攻撃的とは言っても、前半得点を奪えず、後半も奪えずに1点取られて0-1で敗戦という結果ではあるのですが・・。

この試合では、7番繁田秀斗の運動量と摘むプレーが効果的に機能し、結構な回数インターセプトに成功していたと思います。攻撃面では、トップ下に入った19番安東輝が良いリズムで何度も攻撃に絡んでチャンスを作っていました。

前半後半共に、25番副島暢人がセンタバックの位置でボールを受けた時に、前のスペースが空いている時に持ち上がって攻撃参加というプレーがこの試合でも何度か見られました。効果的で良いです。

コーナーキックからの21番進昂平のシュートや、7番繁田秀斗のミドルシュート、21番進昂平からのパスを受けた28番広瀬陸斗のシュート、11番小峯洋介のポストから14番長谷優を経由して21番進昂平へつなげてのテンポの良い仕掛け、オーバーラップした26番森亮太からのクロスに7番繁田秀斗が合わせた場面などなど、色々な攻撃の形は作れていたのですが、フィニッシュのところの精度が甘かったとも言えます。

1点は奪われてしまったものの、この試合の守備ラインも1年生だけの組み合わせで昨年U16リーグなど戦ってきた慣れた組み合わせということもあり、それぞれの動きの理解度とバランスは良かったと思います。

どうでも良いことかもしれませんが、この試合の後半に昨年のトレセンリーグの練習試合以来と思われる(自分が見ている限りはですが)、佐藤大介のセンターバックでのプレーを短い時間でしたが見られたのは貴重でした。

そんな、10時からの横浜F・マリノスユース戦と13時からの横浜F・マリノスユースB戦でした。

今日は昨日より、じっくりしっかり見られたのですが、やはり3試合見たので雑だ・・・。すみません。

もう少ししたら、夕方の柏レイソルU18戦書きますね。

ではでは!

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/25/ 1日目第2戦 vs 藤枝東高校 3-0勝利・・・ベースとなりそうな試合

与野八王子グラウンド2011年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日25日から始まったGO FOR 2018 CUP。午前の立正大淞南高校との試合は、バランスの悪いところを突かれてB戦も含めて大量失点で敗れるというスタートになりました。新チームを作っていく段階なので、試して苦しんで、は当然のことなのですが、この大会自体のタイトルを狙うことも当然必要になります。

試すことと同時に、今のメンバーで考えた際にしっかり戦えて勝てるメンバー構成での試合も見て見たいと思っていたところで迎えた夕方の藤枝東高校戦。

ここで、「なるほど!」と思えるような安定した戦いぶりを見ることとなりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に28番広瀬陸斗、右に23番條洋介、真ん中に11番小峯洋介

となります。

このスタメンを見た時に、2年生の選手たちが、今はジュニアユースの2年生の監督をやっている岩瀬健監督がコーチとして彼らを指導して戦っていたU16リーグの時の守備ラインとボランチの構成だと思いだしました。西袋裕太がボランチで寄特直人がセンターバックと言う時もありましたし、左サイドバックが小坂慎太朗の時もありましたが、このボランチを含めたバックラインはその時も非常にバランスよく機能していたのを覚えています。

そして、思った通り、4番寄特直人がボランチとして非常に気の利いたプレーや時には攻撃参加なども見せることでこの試合は、終始浦和がペースを握り続ける試合となりました。

また、午前の試合の敗戦でチーム自体に喝が入れられたとは思いますが、一つ一つのプレーを激しくすることもできており、11番小峯洋介と7番繁田秀斗の運動量と激しさはその中でも目を引くものがありました。

・・・が、やはり今日は11番小峯洋介の日ではないということなのでしょうか、この試合も決定的なシュートを何本も放つものの、好セーブにあったり、ギリギリ外れたりと得点するところまで行かなかったのです。改善する点は・・・というより、このまま続けていれば良いと思います。

ある程度慣れているためということもあるとは思いますが、守備ラインの部分で、左サイドバックの5番佐藤大介が上がった時や、右サイドバックの2番新井純平の上がった時のカバーの動きなども、センターバックの2人がケアして動いたり、ボランチの4番寄特直人がちょうどよい位置に下がったりと、スムーズでほぼ完ぺきに相手の攻撃をシャットアウトしていました。

攻撃の部分では、右前線に入った23番條洋介の動きが呼応するように良く、2番新井純平のコーチングと共に鋭く相手ゴールに攻め上がる場面が何度も見られました。

コンビネーションと言う点でも良かったのですが、この23番條洋介の個人技からゴールが生まれます。

15分に、右前線でボールを受けた際にドリブルで中へ切り込み、ディフェンダーをかわしてゴール。

このゴール以外にも、前半終了間際に2番新井純平からのパスをヒールで10番中村駿介が走りこんでいた、スペースへ下げて10番中村駿介のミドルシュートの場面を演出するプレーなども見事でした。

7番繁田秀斗も守備に攻撃に、ここにいたら助かるというポジションを見つけて動けており、この動きから作った決定的なチャンスがありました。4番寄特直人がゴール前のスペースを見つけてパスを通すと、そこにしっかり7番繁田秀斗が走りこんでおり、キーパーと1対1の場面になります。シュートを打っても良い場面だったとは思いますが、フリーで走りこんだ11番小峯洋介にパスを送り決定的な場面を演出します・・・が、このシュートもキーパーに阻まれてしまうのですが。

パスの選択肢もOKですが、あの状況なら問題なく決められたと思うので、7番繁田秀斗自身にゴールを狙ってほしかったとも思います。

ということで、前半は23番條洋介のゴールで1-0で終了。

後半スタートから、11番小峯洋介に代えて21番進昂平が入りました。21番進昂平はそのままフォワードの真ん中に入りプレー。本来のポジションでやっとプレーしてくれました。

で、期待通りのプレーをしてくれ、見ている場所からは浦和の後半攻めるゴールが遠かったので細かいプレーは見えなかったのですが、後半は21番進昂平が前線でチャンスを作る場面も多く、自身も2ゴールを上げる活躍。

後半の、途中交代は、28番広瀬陸斗に代えて20番須藤岳晟、6番西袋裕太に代えて27番齋藤一穂でした。

球際の激しさなどを考えると第1戦の立正大淞南の方が激しかったと思う部分もあるので、この1日目だけで判断するのは尚早かとは思いますが、この試合のメンバー構成というのが、新チームのベースになっていくのではないかと思われるような、安定感がこの試合にはありました。

この試合を踏まえて、明日以降の試合も見ていきたいと思います。

試合数が多いため、あとに見た試合のほうが記憶に残っているということで、先ほどのブログ…自分で見ても雑な感じになってしまいすみませんでした。

この傾向は、続くと思いますが、ご勘弁ください。

ということで、初日の結果は1勝1敗(得点4、失点3)になっています。

では、明日も楽しみにしています。

お疲れ様でした!

ではでは。

 

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/25/ 1日目第1戦 vs 立正大淞南高校 1-3敗戦・・・新チーム始動!

与野八王子グラウンド2011年12月25日与野八王子グラウンド2011年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースの年末恒例となりましたGO FOR 2018 CUPが今日からスタートしました。この大会がスタートしてから、いつまで2014でやるのかと思っていましたが、5回目の今回、大会名が2014から2018に変わりました。

また、これまで浦和レッズユースの試合はレッズランドの人工芝グラウンドで行われていましたが、今大会は予選はすべて与野八王子グラウンドで行われます。

試合は35分ハーフで行われるものの、B戦も含めて1日3試合ずつ予選は3日間行われるということで、実は結構過密な日程となります。

ブログも1日3回アップは多すぎるので、同チームとのB戦との試合も1つのブログで書きます。ここでは、10時からの立正大淞南高校との試合と、13時からの立正大淞南高校BチームとのB戦について書きますね。

新チームとして、色々な選手やポジションを試しながら、チームを少しずつ作っていく段階になりますので、勝利が必須ということではありませんが、タイトルがかかった大会となるため、また経験値ということを考えてもグループで2位以内に入って最終日の28日の優勝をかけた戦いまでは、少なくとも行かなければならない大会だと考えています。

まずは、午前の試合。

この試合のスタメンは以下、

GKが16番吉野雅大、DFがセンターバックに4番寄特直人と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに20番須藤岳晟、トップ下に21番進昂平と10番中村駿介、FWが左に14番長谷優、右に24番関根貴大、真ん中に9番大野将平

となります。

背番号は、これで来季の公式戦も確定ということではありませんが、例年通りであれば、大体の選手がこのままの背番号で行くと思います。昨年は、この大会では誰もキャプテンマークをまいていなかったような気がしますが、今回は2番新井純平がキャプテンマークをつけていました。

この試合のスタメンをざっと見た限りでは、まずディフェンスラインが既に2年生の段階で多くの公式戦を経験している選手で構成されていること、攻撃の選手に関しては、昨年このタイミングでフォワードとして存在感を増していった真ん中の位置に9番大野将平が入る。前線の両サイドは3年生が抜けたところでどの選手が存在感を示せるかと言うことで、この試合では14番長谷優と24番関根貴大がスタメン出場。21番進昂平がトップ下で使われることには若干の違和感がありますが、何か意図があってのことだと思います。

そして、トップの試合を見ている方も終盤の戦いで堀監督の采配を見ていると思いますのでわかると思いますが、非常に重要な役割となるボランチの位置には、20番須藤岳晟がこの試合ではスタメンとなりました。

対戦相手の立正大淞南高校ですが、島根県の強豪校で、おそらく、昨年全国高校サッカーの準々決勝で埼玉県代表の西武台高校を破った相手として記憶している方も多いかと思います。

試合開始から、立て続けに24番関根貴大が仕掛ける場面が多くなります。ドリブルからシュート、21番進昂平からのパスを受けて突破、14番長谷優からのパスを受けて突破、と攻撃を仕掛けていきますが、相手の守備のブロックが相当激しく、ペナルティエリアの中で決定的な形を作るところまではなかなか行けない展開となります。セットプレーの場面では、5番佐藤大介が惜しい場面を何度か作るも得点には至らず。

2番新井純平のオーバーラップからの攻撃参加や、10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃なども見られるものの、サイドからのクロスを上げた後のところでの工夫がやや足りないところや、本来なら前線で動き回って競り合うべき21番進昂平がトップ下に位置していて前線真ん中の9番大野将平と動き回るスペースがうまく共有できていなかったことからか、なかなかスムーズにいかないという印象。

更に、練習ではやったことはあるかもしれませんが、2年生中心の4枚のディフェンスラインとおそらくこういう試合形式では初めてやったのであろうボランチの20番須藤岳晟が動きに苦慮していた印象があり、この辺りの迷いを運動量豊富に仕掛けてくる相手に突かれてしまい、12分、20分と連続失点で0-2となります。

その後、20番須藤岳晟は7番繁田秀斗と交代となります。凄く悔しかったと思いますが、学年違いの選手とのコンビネーション面で苦戦するのは普通なので、上手くコミュニケーションを取りながら、順応できるようにまずはこの大会の中で目指してくれれば良いと思います。

さて、代わった7番繁田秀斗ですが、この選手も基本はトップ下(以前はサイドもよくやっていましたが)で、守備的なポジションはあまり馴染みがないのですが、そのままボランチの位置でプレー。動きは決して悪くないのですが、やはりタイプ的にはバランスよりも攻撃の際の読みが特に優れている選手でもあるため、結果的に中盤に攻撃的な選手が3人入る感じになり、やはりバランス面では改善されず、結果的に中盤からバックラインのバランスの悪さを狙われることが多くなってしまっていたとも思えます。

27分に再び失点をして前半0-3で折り返します。

後半に入ると、浦和は一気に5人交代。

左サイドバックを5番佐藤大介から3番小坂慎太朗、トップ下を21番進昂平から8番岸伯富実、FWの真ん中を9番大野将平から11番小峯洋介、FWの左を14番長谷優から28番広瀬陸斗、右を24番関根貴大から13番立野峻平に交代。

後半のスタートで攻勢をかけた浦和が2分に相手ペナルティエリアわずか外くらいでファールをもらいフリーキックのチャンスを得ると、このフリーキックを4番寄特直人が見事に決めて1点返します。4番寄特直人のフリーキックは初めて見ましたが、精度やコースなど見事でびっくりしました。

このゴールによって、浦和の攻撃の勢いが増し、多くのチャンスを作り出します。特に代わって入った11番小峯洋介が前線で激しくプレスをかけたりシュートを狙うことで相手の守備陣を脅かしていたのですが、なんというか、サッカーでよく言われる今日は~の日ではないという言葉がぴたりと当てはまるくらい、シュートの狙い、コースなど枠をしっかり捉える悪くないシュートが多かったのに、ことごとくキーパーに阻まれてしまい、結局得点は奪えず。

試合は1-3で敗戦となったものの、前半に比べると、6番西袋裕太のロングフィードからの大きな展開など昨年のこの大会で見られ、全国大会でも多くチャンスを作ったプレーも多くみられるなど、好材料も見られました。

ただ、やはり野崎雅也が抜けたボランチの穴と言う部分、攻撃のところでサイドからは崩せるものの、ペナルティエリア内での工夫や人数の足りなさなどは、これからしっかり作っていかなければならないのかなと感じる部分もありました。

そんな第1戦でした。

 

13時からは、同じく立正大淞南高校のBチームとの対戦。

この試合のスタメンは以下、

GKが16番吉野雅大、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに12番西澤秀平、MFがボランチに19番安東輝、トップ下に13番立野峻平と8番岸伯富実、FWが左に23番條洋介、右に29番細田真也、真ん中に11番小峯洋介

となります。

この試合も、午前の試合同様、ややバランスを欠いた試合となってしまい、結果的に2-4と敗れてしまいます。

前半は0-1

後半に、トップ下の13番立野峻平と8番岸伯富実を18番倉本隼吾、15番金野僚太に代え、29番細田真也のゴールで追いつき、そのすぐ後に失点し1-2、更に失点し1-3、そのすぐ後にも失点し1-4となり、最後に1点返して2-4という流れでした。

後半の交代は、27番齋藤一穂に代えて3番小坂慎太朗、23番條洋介に代えて20番須藤岳晟、19番安東輝に代えて14番長谷優でした。

浦和の2点目の選手は誰だか確認できませんでした。

この試合も、普段攻撃的な選手である19番安東輝をボランチ起用ということで驚きました。

全体的な流れというところでは、まだまだこれからという感じはしましたが、例えば25番副島暢人のオーバーラップからの仕掛けなど、個々の持ち味を苦しい試合展開の中でも見せていた選手のプレーなどは印象的でした。

また、得点を決めた29番細田真也ですが、いつの間にそこへという感じで裏を狙ったパスで良いタイミングで抜け出して狙うという場面を何度か作っていました。

 

う~ん・・・、毎度この大会の時は反省なのですが、試合数が多いので結構細かい試合の状況の記憶が飛んでしまってることが多い・・・。

 

続けてこの後、夕方の16時からの試合のブログも書きます。こちらは割としっかりと書けると思います!

ではでは。

 

第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 2回戦 2011/12/24 – 浦和レッズJrユース vs 京都サンガFC U15 延長2-3敗戦・・・貴重な経験のできた年代

島原市営平成町多目的運動広場A 2011年12月24日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

まずは、試合の流れを先に書かせていただきますね。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と2番益子大輝、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に12番岡野森、7番勝野瑛、FWが右に9番橋岡和樹、左に8番斎藤翔太、真ん中に11番小島良太

となります。

昨日のスタメンからの変更点は、トップ下が17番松崎洸星に代わり12番岡野森となり、それ以外は昨日同様のメンバー構成となっています。

やや昨日よりも硬さを感じたスタートではありましたが、勢いは昨日のまま前半スタートから運動量豊富に前線からもプレスをかけて攻撃を仕掛けるサッカーができていたと思います。その攻勢の流れの中で、前半2分に8番斎藤翔太のペナルティエリア左外あたりからの見事なミドルシュートが決まり、浦和が先制します。

こぼれ球に対しての出足などでも浦和が勝っていたのですが、昨日の相手よりも相手の個々の能力が高かったのか、思うようにいかなかったのかは、はっきりとはわかりませんでしたが、サイド攻撃をされた際に抑えきれずに危険な場面を作られてしまう、守備の際の球際のところでプレスをかけきれない、ここを狙われてサイドからの攻撃から崩されて22分に同点ゴールを決められてしまいます。

この後、32分に6番荒木聡太に代えて3番久保龍希が入ります。

先制して追い付かれた試合と言うのが結構久しぶりだったこともあるからか、同点ゴールを決められたことにより、やや気持ちが守備に行き、消極的になるような場面が出てきてしまいながらも、ギリギリのところで跳ね返して前半はそれ以上の失点はなく1-1で終えます。

後半スタートから、12番岡野森に代えて10番清川大輝が入ります。

この10番清川大輝が入ったことで、後半の立ち上がりから前線の攻撃陣が息を吹き返し、特に11番小島良太の前線での粘り、仕掛け、ボール捌きの部分が良くなり、これにより浦和がチャンスを多く作れるような時間帯を作り出すことに成功します。

そのような流れの中で、後半7分に右サイドでボールを受けた9番橋岡和樹が一度は相手守備陣にボールを奪われかけるもあきらめずに追いかけボールを奪い返し、クロスを上げたところに11番小島良太が飛び込みヘッドでゴール。

このゴールで再び浦和が2-1とリードを奪います。

この後は、一進一退の攻防となり、浦和もチャンスを作るが、相手の攻撃も鋭く大きなピンチも数回迎えると言う流れ。浦和としての大きな追加点のチャンスは、11番小島良太からのパスを受けた10番清川大輝が、ペナルティエリア右外あたりから、やや難しい体勢ながら、しっかりとゴール左隅を捉えた見事なシュートを放った場面でした。決まってもおかしくない軌道でのシュートでしたが、相手キーパーが片手でギリギリで反応してはじき出されてしまいました。

やや相手の攻撃に苦慮してファールが増え、イエローカードも出たりはしたものの、相手にゴールは許さずにこらえ、あと数分持ちこたえればという流れにもなりつつありましたが、後半33分に失点を喫してしまい2-2。

試合はこのまま80分を終了し、延長に入ります。

延長前半開始から、9番橋岡和樹に代えて18番神宮未来人が入ります。

延長前半のもっとも注意しなければいけない立ち上がりのところで、後半に決められた同点ゴールと同じような形で失点を喫してしまい、2-3となります。

その後、8番斎藤翔太に代えて17番松崎洸星、7番勝野瑛に代えて14番加藤智陽と交代メンバーを使いながら得点を狙うも、追い付くことができずに試合は2-3で終了。

残念ながら、2回戦で敗退となりました。

判定がちょっと怪しい部分があったところとか、理由にしたいポイントがないわけでもありませんが、やはり相手の方が試合を決めるためのところで決める力に長けていたということは現時点では認めざるを得ないと思います。

ジュニアユースの高円宮杯での浦和の戦いを見るのは今大会で3回目になりますが、毎年毎年、同じチームで同じ監督が受け持っても、メンバーの個性や、対戦相手、過程、結果など様々な要素が絡み、そのチームの1年と言うのは全くその色が同じになることがないことを実感します。

今年のチームは、特に選手個々の個性の強さが、なかなかチームとしてまとまらないという苦しい状況からスタートし、夏の全国を逃すという悔しい思いをし、関東リーグでも点は取れるが失点もするという、結果を計算した時には危ない状況が続きましたね。

そんなチームが、スタートした時の状況から比べると、驚くほどの成長を遂げて、堂々とこの全国の戦いに乗り込むことができました。

正直、見る側としては、一つ一つの試合を見るたびに、今年のチームには、酷と言うくらい厳しい試練が与えられると思うことも多々ありました。いわゆる、どちらに転んでもおかしくないところで、浦和側に転んでくれないことが多かったとも思います。

関東リーグだって、今年から3位までが自動で高円宮杯に出られるという状況になったら、3位になれずに4位だったとか、これだって少し運が傾けば、3位になっていてもおかしくないくらい勝ち点は積み上げられていたと思うんですよね。

そして、関東予選を4試合戦うことになり、結果的にこの4試合で得たものも非常に大きかったわけで、最も苦戦していた守備の部分での粘り強さも加わりました。

スタートからの成長の度合いを見た時に、ここまでの大変過ぎる状況は、全国大会で優勝するための流れだったのかもしれないと思って見ていました。しかしながら、戦い切ったものの結果はついてこなかった。

でも、これだけ貴重な経験を1年の中で密に経験できたというチームはなかなかないと思います。本当に乗り越えるのは大変なことですが、順風満帆に進むよりも、今年の君たちが経験したような大変な道のりのほうが、今後のサッカー人生やそれ以外の部分でも大きく経験値として生きてきます。

はっきりと書きます。最初に今年のチームの状況を見た時に、今年1年でチームとして戦うのは大変だろうけど、個々の能力の高さや個性の強さがある選手が多いため、ユースに上がってからや、適した高校へ進んでサッカーをすることで、ある程度チームとしての戦い方がしっかりとある中に入って吸収していく中で、能力を発揮する選手は多くなる学年になるだろうと思っていました。そういう見方もしようと思っていた部分も正直ありました。

それが、本当に想像以上に、驚くほどに、この最後の大会の段階ではチームとして戦うこともできるチームになっていた。今年一年の成長は、本当に凄いことで、誇らしく、そして、先ほど書いた部分に関して、ブクメとしては、お詫びしたい気持ちでいっぱいです。

だから、育成の中での自分たちのここまでの3年間に胸を張ってください。そして、結果が残らなかった今回の悔しさは、次の舞台で成し遂げるための糧としてください。

浦和レッズユースに上がる選手、高校サッカーへ進む選手と、進路は分かれていきますが、サッカーを続ける限りは、今年の経験は確実なアドバンテージになります(しっかり活かさなければだめですよ。) まあ、こういう経験が活きるのはサッカーに限ったことではないんですけどね。そのうち分かります、はい。

3年間お疲れ様でした!

ユースに進む選手は、次はユースの舞台でよろしくお願いします!高校サッカーへ進む選手も、しっかり時間のある時に、見に行きますからね!

ではでは!!!

 

第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 1回戦 2011/12/23 – 浦和レッズJrユース vs ロアッソ熊本Jrユース 4-0勝利・・・場所を長崎に移しまして

島原市営平成町多目的運動広場C 2011年12月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユース全国大会が本日よりスタート・・・なのですが、この全国の戦いは既に先月の関東予選の4試合からスタートしている気分なので、高円宮杯5回戦の今日は場所を長崎県に移しましてロアッソ熊本ジュニアユースと対戦ですという心境だったりします。

とは言いつつ、見る側として緊張していたのか、ブクメは腹痛で何度もトイレに行ったり来たりしていたのでやはり全国は違う!

そして、ユースの夏の全国の時の複数の会場で1試合ずつ開催していた時に違和感を感じていたのですが、サッカーの全国大会というのは、同じ会場の複数のグラウンドで同時開催の試合があることによって、雰囲気を感じるというか、そういう意味でも2回戦までの会場の島原市営平成町多目的運動広場ではグラウンド3面を使って同時進行で3試合が行われるので、Jヴィレッジの時ほどではないものの、全国大会やっているんだな~という雰囲気も強く感じました。

さて、話を本題に戻します。

ジュニアユースのカテゴリの全国大会と言うのは、正直なところ対戦相手の名前だけでは測れない、そして、1位で通過してきた各地域の第1代表だから、凄く強いということでもないなど、やってみないとわからない部分(当然、チームとしてはスカウティングをしているのでしょうが)が多いため、この相手だから勝てるとか、厳しいとか、そういうものでもないのは、ここ何大会かを見て実感しているため、今回の1回戦の相手のロアッソ熊本ジュニアユースが、九州地区の第1代表だからというよりも、浦和がこれまでの経験をしっかり試合に出せるかどうかが全てな部分もあります。

そういう意味では、関東予選で浦和が戦い抜いてきた経験が、かなり如実に表れた試合になったとも言えるのがこの試合だったと思います。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と2番益子大輝、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に17番松崎洸星、7番勝野瑛、FWが右に9番橋岡和樹、左に8番斎藤翔太、真ん中に11番小島良太

となります。

関東予選の時と比べると、トップ下の位置でプレーすることが多かった8番斎藤翔太が左前線に入り、これまで途中出場が多かったものの、中盤での読みが良く、相手の攻撃を摘むことでチームに貢献してきた17番松崎洸星がスタメン出場となりました。

試合開始から、浦和の前線での運動量豊富なプレーから奪って攻撃して主導権を握ろうとする動きができている中で、相手も攻撃に関しては前線の大きめの選手を当てどころにしながら、力強く攻めてくるというスタート。コーナーキックのチャンスなど浦和も作りつつ、全体的には上手く守備の対応ができている中でしたが、序盤ではやや攻撃を受ける部分もあり、その中で、前半始まって数分のところでサイドから攻められ決定的な場面を作られた場面がありましたが、ここでしっかりしのぎ切れる力が今の浦和のまず大きな強さの一つになっているというプレーがありました。

サイドからのクロスでシュートを放たれ、16番高須雄大がなんとか反応して弾いたところに相手が詰めてくるなかで、2番益子大輝がしっかりカバーする動きをできており、ここのかなり危険な場面をしのぎました。

この辺りから、浦和の守備の部分での動きも更に安定し、サイドからの攻撃に対しての対応、真ん中から来た時の対応、カバーリングなど、しっかり一人抜かれてももう一人がフォローするという動きや、サイドに関しては守りやすい位置に相手を追い込んでそこにもう一人来てプレスで奪うなど、見事にできていました。

浦和の攻撃としては、前半はかなり右に偏る傾向があったのですが、ちょうど右前線の9番橋岡和樹と相手の左サイドバックのところでの駆け引きでほとんど9番橋岡和樹が勝てることや、右サイドバックの15番及川皓平が早めのプレスで相手の芽を摘む守備をしつつ、攻撃参加する機会を多くうかがっていたことなど、偏ったことで相手に守りやすくなっていたということではなく、狙いどころをしっかり突くことができていたと考えて良いと思います。

この2人のサイドからの攻撃、クロスに対して左サイドの8番斎藤翔太がヘッドで合わせて狙うなどする攻撃が、相当効果的に相手の守備を苦しめていました。

例えば、7番勝野瑛から11番小島良太を経由して、右サイドのスペースへパス、ここに9番橋岡和樹が走り込んでマイボールにし、クロスを上げて左からペナルティエリアに侵入した8番斎藤翔太がヘディングで狙う展開があり、このチャンスは決められなかったものの、そのすぐ後の10分に再び右サイドでボールを受けた9番橋岡和樹が上げたクロスに8番斎藤翔太が打点の高いヘッドでゴールに押し込んで見事なゴールで先制します。

前半はこの1点のみであるものの、出足でも浦和がまさり続け、運動量を惜しまず全ての選手がプレーすることで高い位置でのインターセプトからの反撃などでスタートは浦和と同様の激しさで相手も攻めこむ場面も何度か作れていたとは思いますが、気がつけば浦和の攻撃に対応することで手いっぱいになり、浦和のペースに終始持ち込んで試合を進めることができていたと思います。

前半の惜しいチャンスとしては、7番勝野瑛が中盤でインターセプトしてそのままドリブルで持ち込んでのシュートの場面、コーナーキックのチャンスで8番斎藤翔太が上げたボールに11番小島良太がニアに飛び込んで足でコースを変えて狙った場面、5番長島巧からの縦パスに11番小島良太が抜け出して狙った場面、11番小島良太がボールを受けて、溜めて右サイドの9番橋岡和樹に送ったパスからの流れがありました。

この流れの中には、5番長島巧のカバーリングが生きたことや、17番松崎洸星のやはり読みの良さからのインターセプトや攻撃参加の動きが大きく作用していたと思います。

後半に入り、予想通り相手が更に運動量を増して攻めてきましたが、ここも上手くいなすことができたところで、浦和の反撃となり、7番勝野瑛からのクロスに17番松崎洸星が頭で合わせ、ポストに当たったボールがゴール方向へこぼれたところをキーパーが弾き切れずにゴールに転がり込みます。

後半2分でのゴールで2-0とリードを奪います。なんというか、理想的な展開です。

更に後半は、左の8番斎藤翔太を使った攻撃も多く見られ、ここから惜しい場面が何度も生まれます。8番斎藤翔太からのクロスを11番小島良太へ送ってスルーしたら誰も上がっていなかったという場面もあったのですが、これは展開としてもう一人入ってくるような前線の動きができている中での判断であり、問題ないです。

完全に浦和攻勢となったところで、3点目のゴールが生まれます。

右サイドを攻め上がった9番橋岡和樹からのクロスを9番小島良太がシュート、これは相手キーパーがギリギリで弾くもそこに8番斎藤翔太がしっかり詰めていてゴール。

更に15分には、8番斎藤翔太からのパスを受けた11番小島良太がシュートし、ゴール。後半15分までで4-0とし試合をほぼ決めます。

これにより、他の選手と組み合わせた形や、連戦になるために選手交代も上手く使いながら試合を進めることができるようになりました。

18分に11番小島良太に代えて12番岡野森が入ります。見慣れたところでは、サイドの前から後ろというイメージのある12番岡野森ですが、11番小島良太のポジションにそのまま入ってプレーしていました。少し動きにくそうな部分も見られつつでしたが、17番松崎洸星からの見事なパスに抜け出してシュートは浮かせてしまったものの、あと一歩でゴールと言う場面も作り出していましたね。

25分には、9番橋岡和樹に代えて18番神宮未来人が入ります。18番神宮未来人も、何度か惜しいチャンスを演出するプレーを見せていました。

同様に30分に17番松崎洸星と代わって出場した14番加藤智陽も短いながら、何度かゴールに迫るプレーを見せていました。

結果的に追加点は奪えなかったものの難しい初戦を4-0で快勝。更に、4点くらい取ると不用意な失点をしてしまいがちなのですが、これに関しても相手のシュートミスに助けられた場面も確かにあったものの、無失点に抑えきった守備も見事でした。

なんというか、相手の攻撃の時間帯に粘り強く守りきることができるようになったことに加えて、今日は数人が絡んだ攻撃、特にここ最近では守備の部分での貢献度の高さが多く見られた7番勝野瑛の中盤での動きで今日は攻撃の部分でも、味方と息のあった狙いどころの鋭いパスなどが見られたのも良かったと思います。

また、得点にはならなかったものの、苦しい時期の得点源として強みとなっていたセットプレーからの浦和の攻撃のところでも、4番吉原大や5番長島巧があと一歩でゴールという惜しい場面も作れていましたし、ここからのゴールが今後、展開が難しくなった時には再び大きな武器になることもありえるなと実感できる部分も感じました。

ただ攻めが華麗で凄いというチームは、機能しないとあっさり負けてしまうことも多いですが、今の浦和のように、相手の攻勢に対してもしっかり対処できて、その中で攻撃の形を作って得点を奪うということができている、そのパターンも試合ごとに増えているというチームは本当の意味で勝負強いチームだと思います。

明日の戦いにも期待しています。ここしばらくの試合は追いかける展開になっていませんし、こういう試合が常にできれば問題ないのですが、守備が悪くなくても、先に失点してしまう可能性はサッカーでは十分ありますので、もし今後そういう展開になるような試合があっても、自分たちにはセットプレーと言う武器もあるし、苦しい時に得点を決めてくれる選手もいる、とにかく、どうのような場面でも対応力のある浦和の強さを見せて、一つ一つ勝ち上がっていきましょう!

お疲れさまでした。

連戦になるのでしっかり休んでくださいね。

ではでは~。