クラブユース選手権2018/07/28 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 1-1pk3-4敗戦・・・この敗戦を成長の糧にして。

(今日は、試合レポート的な内容はほとんど書きません。)

全面良芝か、公式記録・・・。

どうも、ブクメです☆

そういえば、選手たちって、育成の試合に足を運ぶサポーターのこと、どれくらい知っていますか?

例えば、というか、私は、基本的に「浦和レッズ」というチームの育成をベースに応援してきたので、自分の行動の周りにいる方たちを当然長年色々見てきているのですが、すごくサッカー選手に似ているんですよ。どの環境でも多かれ少なかれ、そういうところはあるのでしょうが、個人的にな感想としては、浦和の育成のチームを応援する人は、とりわけ個性的な人が多い。(だから、好き嫌いで考え方が合わなくて、昔仲良かったのに急に無視されるようなこともあったりするのですがw でも、浦和レッズありきで見ていないことに対して、そういう人とは仲良くできないという考え方であれば、それは、浦和レッズの育成の見方としては、その方の方が正しいので仕方ないのかなとも最近は思っています。それ以外の理由だったら、残念ですが。)

そして、依存型のグループ行動が苦手です

理由の一つは簡単です。普通サッカー好きは、Jリーグなどプロのチームをメインに動き、海外のサッカーを見る。自分の余暇を割く割合は、そちらにウェイトが置かれるんですね。身内がそのチームに入れば応援する理由にはなりますが、そうでない場合にそこメインで足を運ぶかと言うと、そうはなりにくいですよね。

そのマジョリティに考え方としてならない人が、この環境にはまっていくパターンが多いので、当然、考え方がちょっと違います。だから、グループ行動も苦手です。

そして、同じチームの育成を応援している人たちの中でも、本当に様々な考え方が存在します。

私を知っている方は、よく私と一緒に試合を見たり、一緒に行動している人というのを知っていると思いますが、実際のところは、見る時は、一緒に見ることも多いけど、育成に求める方向性でも合う人もいれば合わない人もいる。行動も、実は、基本的にまずは、単独で行動することを考えている人が多いんですね。

今回のクラブユース選手権でも、朝早い試合ということもあり、移動の足の関係で、車で動きやすい私がフォローすることで、一緒に動く人たちが多かったですが、基本的に、皆さん、単独で自力で何とかするところから考えている。遠方の遠征でも、もちろん最初から一緒に動くこともありますが、まず単独で動くことを考える人が多い。試合も、一緒に見始めても、周りの雰囲気とか、集中して見たいとかなった時に、勝手に別の場所に移動して見るとかもよくありますし。

例えば、今日の試合で一緒に動いたメンバーで言えば、浦和レッズユースの敗戦後、試合後に1時間ほどで移動にかかる駅まで送ることになり、その時間を同じ車の中で過ごしたのですが、凄くチームの戦いに感情移入して、敗戦で落ち込んで、言葉数がかなり少なかった人もいます。冷静に公式記録を眺めていた人もいます。そして、私は、悲しいかな、ある程度、このクラブユース選手権と言う大会の浦和レッズユースというチームを俯瞰して見ることができてしまっていたために、その段階で、変な切り替えができてしまっており、ピッチコンディションや、今日のチームの戦い方、相手チームがどういう考え方で戦ってきたか、ベンチ入りできていなかった選手や、水戸で別の大会を戦っている選手も含めて、特徴や現段階で、できることなどを考えながら、「たられば論」を展開できてしまっていました。

どの考え方が正解か、なんてことは、関わる人によって違うので誰にも決められないわけですね。

ただ、実際のところ、「俯瞰して見られるようになってしまった自分」が少し嫌になる時もあります。

だいぶ前の話になりますが、トップチームもがっつり行っていて、育成にもどっぷりはまり始めていて感情移入ばかりがものすごくなっていた時期では、その時一緒に見ていた人がいて、悔しい敗戦の後に、私は、しばらく立ち直れなくて口数も少なく機嫌が悪くなり、一緒に見ていた人は、一緒に試合を見ている時間が好きというタイプの人だったので、平然としている・・・で、喧嘩になるということもありました。

過去ユースがプレミアリーグからの降格が決まった時の最終戦で試合終了後に大泣きしたこともありました。

その時を懐かしく思うこともありますが、今の方が良い、その時の自分がダメだったという感じになるわけでもなく。だから、正解なんてないんですね。

私も敗戦した試合の後には、ブログで、「切り替えて良い」と書くことがありますが、実際のところ、切り替えられない思いを抱えることで強くなれる選手もいるわけで、実は、正解なんてないんですよね。

ということで、なんでこんなことを書いたかと言うと、サッカーって、負けず嫌いで、個性的というか、わがままというか、曲げられなくて、人とぶつかりやすいとか、そういうグループ行動が苦手な人たちの集まりが、1つのまとまりになった時に強さを見せるという不思議なスポーツで、私自身が良いか悪いかは、わかりませんが、この浦和レッズの育成のカテゴリに足を運んでいる、ちょっと変わった人たちは、他チームのように、歌ったり、コールしたりはしていないけど、それぞれが、様々な個性的な見方や考え方をしていて(ある意味、1つにまとまって)、選手全てを後押ししようとしているということをなんか伝えたくなりました。

そして、様々な視点で今日の試合を受け止めていて、もちろん、トップチーム優先で足を運べなかった方には、私たちが伝え、共有して、今後の戦いを見届けていくんですよ、ということを急に書きたくなっただけですw

まあ、実際のところ、私は、俯瞰して見て考えて、切り替えも早かったと言いながら、家に戻ってから、ブログを書き始める時に、どうしたものかと、考えて、いったん普通のレポートっぽく書いて、いったんやめてとか、ウダウダして時間が経ってしまったんですけどね。

さて、俯瞰して考えて見ていた私からすると、やはり、同じリーグで戦っていて、プレミアリーグで既に対戦していて破っている清水エスパルスユースという相手が、かなり、研究してきたことで難しくなってしまったなという印象の試合にはなりました。そして、それを実践できるような技術を持った選手が本当に相手には多かった。

今シーズンの、特にここ最近の浦和レッズユースが強みとして発揮していた前線でのキープ力からの相手ファールを受けてのゴールに近い位置でのセットプレーが、この試合では、かなり少なかった。キーになる選手が強みを見せるプレーエリアをかなりケアされていた。

試合終盤に相手の高い位置からのプレッシャーで中盤を省略した攻撃にさせられており、蹴らされる印象が強い中でのパワープレーや前線のポストプレーの上手い選手にも上手く収まらなかった。その打開策をプレーで見せようとしていた数選手の疲労が限界に近くなっていて交代させざるを得なくなっていた。

勝敗を決めたPK戦というのは、もう、どちらが勝っても仕方がないもの。ただ、1-1の引き分けという結果で終わった中でも、試合全体で言えば、局面で通用しなかったと感じた選手も多いと思います。その感じたことをどう生かすかが、これからより成長できるかどうかのポイントです。

勝負と言うところで言えば、技術や精度では相手の方が優っていた試合でしたが、この大会で特に際立っていた、中盤や高い位置で奪い取る守備というものは、この試合でもかなり相手を脅かしており、実際、攻撃のリズムが良くなかったところで、崩されて先制された後の二見健太のゴールは、高い位置で奪ってから、自らで決めた得点でした。

結果は、ここで敗退になったものの、運とか勢いではなく、「浦和レッズユースは強い」という評価が第3者からでもされるようなチームに今年はなっています。

正直なところ、この準々決勝までの戦いでは、相手チームの戦い方に怖さがないチームが多く、浦和レッズユースの現在地が図りにくいと感じていたのが本音でして、その点でも、今日戦った清水エスパルスユースは、怖さのあるチームでしたし、さらには、前回敗れた相手には絶対に負けないという気迫も見られた。

そういう、難しい相手に対しても、勝負のところでは、譲らず、課題も多く感じたものの、一つ、浦和レッズユースの強さのベースとなるものは、このレベルの相手に対してもかなり脅威になるということがしっかり確認できました。

今は、がっつり落ち込んで、落ち込みまくって、その悔しさをどのくらいの糧にできるかが、ここからの勝負ですね(ありきたりな言葉ですが。)

ではでは。

vs清水エスパルスユースメンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に20番冨田蓮、真ん中に23番遠藤龍河と8番白土大貴、MFが左に24番山中惇希(後半39分⇒28番長田拓巳)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが9番二見健太(後半13分⇒11番清宮昴大)と17番波田祥太(後半36分⇒4番大桃伶音)

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

クラブユース選手権2018/07/26 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18 3-1勝利・・・またも完勝に近い内容で準々決勝へ!

どうも、ブクメです☆

グループステージ最終戦から決勝トーナメントのラウンド16は連戦ということで、ここを乗り越えると、ここからは、試合ごとに1日空くため、疲労の蓄積などもありますが、なんとか踏ん張って戦ってほしい状況。幸い、天候気候としては、グループステージ初戦の猛暑から、試合ごとに少しずつ暑さと言うところでは、和らいでいく(死ぬほど暑いから、普通に暑いになっていった程度w)流れで来ており、ラウンド16の試合では、曇り空で涼しいとまでは、言えないものの、試合に影響があるほどの暑さとはかけ離れた、比較的良いコンディションになりました。

さてさて、この大会の、前橋総合運動公園での試合の時には、どんなこと自分は書いていたかなと昨年のブログを見て見たら、大体同じようなことを書いているのですが、スタンドからピッチまでの距離がやや遠くなるものの、確率的にはそれほど高くない、この会場での試合ながら毎年1試合は、ここで試合をやっているというイメージがあるため、ここで試合があると「全国大会だな~」という感想を持つように勝手になってしまっています。

今日も、そんな感じで、ここに来るといつも一番上で立ってみるのですが、この試合もそんな感じで見させてもらいました。良い意味でリラックスして。

応援する側としたら、選手を鼓舞して負けないようにとにかく勝つことだけに集中して見るぞという感じになるべきなのでしょうが、今大会は、若干不思議な感情がまとわりついています。相手が調子が悪ければ良いなとか、運よくでも点が入れば良いなとか、その真逆で、今年の浦和レッズユースの勝負強さを自分の中でも確固たるものにしたいのか、具体的に今の浦和レッズユースのどこが強いのかを見つけていきたかったので、「相手は凄く強くて、強烈な個を持ったような選手がいて、厳しい試合になるくらいがちょうど良い」という思いが何だか強くなっています。

その点では、この試合の対戦相手のヴィッセル神戸U-18というのは、地域が全然違うので、あまり浦和レッズユースが対戦するという試合を見たことはないにしても、昨年のこの大会のグループステージ最終戦で戦った印象や、ジュニアユースの全国大会の会場で少し試合を見たことがあって、その時の印象からすると、そういう期待ができる相手ではあったのですが、結論から言うと、関西のチームからよく見られるような気迫とか(良い意味での?)怖さとか危なっかしさとか、そういうものも感じられませんでしたし、試合自体も、今の浦和レッズユースの守備を脅かすようなプレーも危険で大胆な試みもほとんどされませんでしたし、そういった意味では、少し残念な気持ちもありました。

では、試合の話に移ります。

vsヴィッセル神戸U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に20番冨田蓮、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希(後半40分⇒37番堀井真海)、右に10番池髙暢希(後半40分+2分⇒26番南濵優大)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢(後半30分⇒21番縄田脩平)、FWが9番二見健太(後半18分⇒11番清宮昴大)と17番波田祥太(後半27分⇒4番大桃伶音)

となります。

前半スタートから、サイドからの攻撃で多くチャンスを作る浦和は、1分に右前線でボールをキープした10番池髙暢希が攻撃参加する20番冨田蓮に落としてサイドからのクロス、続いて5分には17番波田祥太がサイドに流れてクロスを上げコーナーキックを獲得、10分には、10番池髙暢希の右サイドからの突破からゴール前に入る9番二見健太へのパスは、惜しくもオフサイド(サイド攻撃ではないが、直後の23番遠藤龍河からのパスに抜けだして9番二見健太が放ったシュートは、かなり惜しかった)と、サイドからの攻撃で相手ゴールに迫り、更に、この大会通じて目立っている、ペナルティエリアに近い位置でのボールキープや粘りからの相手ファールを受けてのフリーキックや、サイドの仕掛けからのコーナーキック獲得など、セットプレーのチャンスが、この試合でもかなり多く、6分のコーナーキックからの16番玉城大志のクロスを23番遠藤龍河がヘッドで狙った場面など、そのセットプレーから相手ゴールを脅かすプレーも多くなりました。

攻撃面では、10番池髙暢希のキープ力が試合ごとに更に強さを増していき、13分には、そういうキープした形から17番波田祥太にラストパスを送り、ゴールにはならなかったものの決定機を演出します。

攻勢の中で、迎えた前半17分に10番池髙暢希の仕掛けから相手キーパーが対応しきれずに中途半端に弾いて浮き球が、ちょうどペナルティエリア内の良いポジションに入っていた17番波田祥太のところにこぼれ、これをダイレクトで決めて先制、1-0とします。

前節に引き続き、嗅覚と言うか、来そうなところに入っていたことでの見事なゴールとなりました。

前半33分には、17番波田祥太のキープから左サイドに流れる24番山中惇希につなげ、持ち上がって左サイドからのクロスを10番池髙暢希がシュートを狙った場面も惜しかった。

ほとんど相手に危険なシュートを放たれることのなかった前半ですが、唯一の決定機は、相手シュートが枠を捉えず失点は免れます。

前半を1-0で折り返し、迎えた後半、1点を追う相手の激しい攻撃が・・・となるムード作られる前に9番二見健太の仕掛けからペナルティエリアで倒されてPKを獲得。

このPKを10番池髙暢希が難なく決めて2-0とします。

後半4分には、3番林海斗の左サイドからの攻撃参加し、24番山中惇希からのパスを受けクロスを上げて17番波田祥太がディフェンスと競り合う形でゴールを狙うも、ここは、ファールの判定。

後半9分には、前線への突破を試みた9番二見健太へのパスがこぼれる形でキーパーと1対1になる決定機を作りキーパーは交わしてゴールに流し込もうとするも、ギリギリで戻った相手ディフェンダーにクリアされてゴールならず。

そこで得たセットプレーのチャンスで、16番玉城大志からのクロスを24番山中惇希が受けて、23番遠藤龍河がゴールを狙う惜しい形を作ります。

直後にも思わず、「その位置からのヘッドでなんであれだけ強いヘディングをできるんだ」と一緒に見ていた方から言葉が漏れた(私もそう思っている)、ペナルティエリア外くらいからの5番大城螢のヘディングシュートなどありつつ。

試合展開としては、こんな感じで相手は、もちろん2点ビハインドで後半はゴールを狙いに来ているとは思いますが、そのほとんどの攻撃を浦和の守備陣と中盤の選手などの連携で跳ね返しつつも、何度かは、危険な場面を作られることも出てくる時間の中で、まずこの試合を左右したのが、後半18分の相手の真ん中からの仕掛けに対して、守備陣が並んで下がってしまい、シュートコースが空いてしまったところで放たれた決定的なシュート。これを30番鈴木彩艶がスーパーセーブで防ぎ、失点を免れます。ここで決められていたら、相手が勢いに乗っていたかもしれないとも考えつつ、ペースを相手に渡さずにその後もできていたものの、後半29分に結局相手にゴールを許してしまい1-2の状況になったのですが、今年の浦和レッズユースの本当に強いところが、こういう展開になっても崩れないところなんですね。

更に、グループステージのモンテディオ山形戦同様に、後半途中から投入された11番清宮昴大の追加点は大きかった。

相手ディフェンダーとキーパーの距離がやや空いたところで、そのスペースにパスが出された時に、11番清宮昴大が猛ダッシュ、相手キーパーも飛び出してクリアしようとしたものの、僅かに11番清宮昴大が先に追いつきゴール!

残り10分ほどとなった後半32分(この試合は40分ハーフ)で再び2点差に開いたことで、より浦和レッズの集中力も増し、とにかく点を取らなければならない相手の攻撃で34分にゴール右隅の難しいコースへの決められてもおかしくないようなシュートを30番鈴木彩艶が、見事な反応ではじき出し、このピンチの場面を防いだことで勝負あり。

試合全体を通して、ペースを握った浦和レッズユースの快勝となりました。

28日には、準々決勝で清水エスパルスユースとの対戦になりますね。

既にプレミアリーグで1度対戦している相手で、アウェイで足を運べた方も少なかった中で、今シーズンのチームの躍進の可能性を強く感じさせてもらった、見事な逆転劇の試合。

クラブユース選手権で敗れた三菱養和SCが勝ち上がってきたほうが、今度こそ倒してやるというモチベーションが作りやすいのでやりやすいという声も聞こえてきましたが、それとは逆の、前回の敗戦の借りを返してやろうと、強い気持ちで向かってくることが予想される清水エスパルスユースということで、やりにくさも確かにあるかもしれませんが、その試合に足を運べた数人のサポーターからすると、あの試合での興奮するようなプレーを今度は、多くの方が見られるところで見てもらえるので、その方が良いという考え方でまとまりましたw

ここからの相手は、強烈で手ごわい相手であってほしい。そういう相手とギリギリの戦いをすることで、昨年果たせなかった優勝が見えてくる。

より貪欲に!

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

クラブユース選手権2018/07/25 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 3-1勝利・・・有利な条件の相手を一蹴、決勝T進出

どうも、ブクメです☆

決勝トーナメントの対戦相手と場所が決まってからブログ書こうと言うことで仕事してたら、書き始めが遅くなりましたw

前橋総合運動公園でヴィッセル神戸U-18との対戦ですね。下増田の確率が高い中ですが、浦和レッズユースの夏の全国では、前橋総合運動公園がかなり高い確率で入ってきますね。前橋総合になりそうだとサポーターの方と話していたら、やはりそうなったり(NTT図南はなんとなく嫌だと言っていて、そういう話題出すとなるからやめよう見たいな話もしてましたがw)

そんな頻度の多い、前橋総合運動公園なので、この会場では、嬉しい勝利の記憶も、悔しい敗戦の記憶も色々残っています。

今回は、嬉しい記憶にしてくれそうだというくらい、チームにエンジンがかかりまくってますね!

そして、天気予報を見る限りは、曇りで30度に届くか届かないかということで、猛暑という余計な動きを鈍らせる要素も少なくなりそうで、少し安心しています。

ということで、グループステージ第3戦。第2戦で快勝した浦和レッズユースでしたが、第1戦勝利した2チームの対戦が引き分けでアビスパ福岡とコンサドーレ札幌が共に勝ち点4まで伸ばしていて、コンサドーレ札幌は、引き分けでも突破が決まるという、浦和レッズユースにとっては、勝利しないと敗退がかなり濃厚になるという、ある意味追い込まれた状況での試合となりました。

この試合も、昼過ぎには結構気温は、上がったものの、試合の時間帯は、曇りベースで多少はプレーしやすい気候になっていたのかと思います(猛暑を考えればマシというレベル。)

ということで、試合の話に移ります。

vsコンサドーレ札幌U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝(後半スタート⇒20番冨田蓮)、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希(後半35分⇒26番南濵優大)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢(後半30分⇒2番北村龍馬)、FWが17番波田祥太(後半26分⇒37番堀井真海)と11番清宮昴大(後半18分⇒4番大桃伶音)

となります。

ここ最近は、年末のGO FORくらいでしか対戦する機会があまりないコンサドーレ札幌U-18ですが、かなり前に浦和レッズユースがプレミアリーグ初年度に戦ったときの強烈な攻撃陣に苦しめられた時の相手のイメージが未だに残っていて、それに加えて、相手は引き分けでもOKという状況になっていたことで、かなり難しい試合になることも考えていたのですが、試合開始早々から、その心配は消え去るくらい終始浦和ペースの試合となりました。

相手の攻撃陣の特徴を気にする前に、浦和の攻撃の時間が多くなり、おそらく攻撃の起点になる選手だろうなと思われる選手を自由にさせない浦和の守備の良さもあったとは思いますが、相手の全体的な動きが重いというか、浦和の攻撃の潰さなければならい選手のところへのプレッシャーもそれほどなく、攻撃の際には、コントロールが上手く行かなかったりすることも多い。

もしかすると、暑さで疲労が蓄積されたピークの状態になっていたのかなと感じるところも実はありました。

開始早々から、14番柳田大輝のロングフィードに17番波田祥太のポストプレーから24番山中惇希につながればと言う展開や、2分の24番山中惇希の枠を捉えられなかったものの思い切ったシュート、5分の5番大城螢のロングスローを受けた11番清宮昴大の前線での粘り、6分に相手の攻撃を摘んだ3番林海斗が16番玉城大志につなげて前線に供給し、これを前線で11番清宮昴大がしっかり収めて仕掛ける形、7分の10番池髙暢希の相手のプレスが甘いとわかったところで力強いドリブルでの突破から、大きく左サイドに展開し、前線のスペースに走っていた3番林海斗に通して、クロスが合えばという惜しい形などなど、相手ゴールに迫る場面を多く作ります。

特に、前節途中出場で存在感を示してこの試合スタメンだった11番清宮昴大が前線へのパスをしっかりキープできていたことが大きく、それによって、前線に入った時に17番波田祥太が、11番清宮昴大を意識しながら、ボールが収まったところで、相手の激しい守備にあっても、粘ってパスを受けたり、こぼれたところにいち早く反応して17番波田祥太が、そのチャンスを生かして仕掛けるという形も多かったように感じます。

前半9分には、相手の早い仕掛けで決定機を作られた場面もあったものの、ほとんど相手の思うような攻撃をさせずに攻撃を繰り返した中で先制ゴールが18分に生まれます。

直接でも狙えるし合わせる形もある良い位置でのフリーキックを獲得し、ちょうど、今年のチームはセットプレーで良く得点が入るという話を一緒に見ていた方としつつ、でも直接はあまり入った記憶がないですね~、みたいな話をしていたところで、10番池髙暢希が直接決めるという形。お見事でした。

*すごくわかりにくいですが、フリーキックを10番池髙暢希が決める時の蹴る瞬間。

先制点の後も、23分の24番山中惇希のインターセプトから11番清宮昴大に当てて、いったん下げて16番玉城大志からの右サイドの10番池髙暢希につなげるテンポ良い攻撃でチャンスを作ったり、25分の11番清宮昴大の前線でのキープから17番波田祥太につながっての仕掛け、26分には10番池髙暢希が右サイドをオーバーラップする14番柳田大輝にヒールキックでパスを通し、抜け出しての惜しいクロス。

27分のセットプレーでは、10番池髙暢希のクロスに23番遠藤龍河がヘッドで狙う惜しい形。

特に惜しかったのは、31分の10番池髙暢希からの折り返しのパスを11番清宮昴大が受けて放ったシュートで、僅かにゴールをそれるシュートでした。

前半の終盤には、相手チームの攻撃の回数が増える場面があり、一瞬やられたように見えたループシュートを狙われた場面などありましたが、相手の反撃ムードを止める浦和の追加点が、前半終了間際に生まれます。

右サイドからの攻撃で、ペナルティエリア内のファーサイドの方に走りこんでいた17番波田祥太へのクロスだったか、もう少し手前を狙っていたかもしれませんがクロスに対して相手がクリアできず、17番波田祥太のところまで届いたところで、このチャンスをしっかり決めて2-0とします。

*ゴールを決めて喜んでいる17番波田祥太と24番山中惇希。他の方の写真でツイッターなどでも流れていましたが、ゴール決めた瞬間の17番波田祥太の決めたぞアピールは、なかなか良かったですw

ということで、相手にとっては引き分けでも良い状況を考えると2点差が安心とは言えないものの、試合内容でも、経過でも、運動量でも、浦和が完全に優る形で前半終了。

後半、点を取らなければならない相手がどのような戦いをしてくるかと気にして見ていたところ、おそらく、交代メンバーを見る限りは、浦和の右サイド、相手の左サイドからの仕掛けでチャンスを作っていこうという交代に見えたのですが、やはり、相手の攻撃の怖さを感じる前に、浦和の守備が硬く相手に自由に攻撃させず、それでも、相手の2番の選手が仕掛けた時などに何度か危険な場面を作られたり、交代で入っていたサイドバックの4番の選手が攻撃参加できたときなどは、やや危険な形を作られかけたものの、後半から出場して右サイドバックに入っていた20番冨田蓮が対応して、相手のスピードある突破を遅らせて、あとは、味方が囲んで奪うみたいな、そういう守備ができていたことで、相手が勢いづくようなプレーをさせなかったのも大きかったと思います。

後半は、よりサイドバックの選手の攻撃参加が増えたり、中盤真ん中の5番大城螢が右前線のスペースに流れて行ってパスを受けて攻撃など、前半以上に相手の守備が対応に困るような攻撃の形が増えていく浦和と言う感じで、3点差にしたら試合自体は決まりだろうなというくらいの雰囲気になっていたところで、迎えた17分にドリブルを仕掛けてペナルティエリアに侵入した17番波田祥太が倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを10番池髙暢希がなんなく決め3-0とします。

20180725003

*10番池髙暢希がPKを落ち着いて決める(真ん中に蹴っていたぽい!)

その後、パワープレーではない形のため、ロングボールが少ない状況ながら、4番大桃伶音が交代で前線に入り、高さだけではなく、流れながらボールを受けて仕掛けるようなプレーもありつつ(もちろん高さでの強さも見せていた)、3番林海斗の惜しいシュートだったり、26番南濵優大が入ったところで、ボランチの位置に上がった8番白土大貴が途中交代で入った、37番堀井真海からの折り返しのパスを受けて、ポストを強烈に叩くような、かなり惜しいシュートを放ったり、終盤に1点は返されたものの、終始浦和の強さが目立つ形で3-1での勝利となりました。

今日の試合の何が凄かったかと言うと、疲労が蓄積する3試合目で色々な選手が起用はされているものの、出場時間自体はかなり長くなっている選手も多い中で、その3試合目の試合の終盤のところで、そう言った選手たちが、動きの質を落とすことなく、むしろ、気が付けば攻撃参加してゴールを狙って惜しい形まで作っていたりするというところ。

これが今年の浦和レッズユースの勝負強さの要因の一つとは言え、試合の終盤にギアを一つ上げられるところが凄いなと。

コンサドーレ札幌U-18は地域の関係もあり、ほとんど見る機会が最近はないため、この試合では、本来の強さが見せられなかったのかもしれませんが、そういった点で、かなり浦和がわかりやすく優ってしまった試合だったのかなとも思います。

暑さ対策も、今日はついにクーリングブレイクの時に扇風機を持っている選手もいたりしましたし、ドリンクのボトルに保冷用の反射シートを巻いていたり、そういったチームとしての暑さ対策含めたコントロールがしっかりできていることが、ここで差につながったのかなと思います。

追い込まれた状態だったのに、本当に見ていて安心感のある試合を見せてもらいました。

ということで、これでグループステージは終了。2位で突破し、グループ1位通過してきたヴィッセル神戸U-18と決勝トーナメント初戦で対戦することになりました。

ここからは、またグループステージとは違った難しさのある戦いになりますが、今日のような戦いをすることができれば、どんな相手でも倒せます。

連戦になりますが、明日も今日のような戦いを見せてください!

楽しみです!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

クラブユース選手権2018/07/23 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 3-0勝利・・・守備の硬い相手を見事粉砕

どうも、ブクメです☆

ピッチによって観戦環境がこれだけ違うのだと感じた大会2日目。昨日は、ピッチCでネット越しに前から強い日差しを受けて見るような環境だったのですが、それとは打って変わって今日のDピッチでは、ネットに囲まれていない箇所から見られ、テントもピッチに近い位置張ってあり日影の中で観戦太陽も後ろから、そして湿度が若干低めで強い風が吹いていたということで、昨日の止まらない汗の中での観戦は何だったのかと思ってしまうレベル。

でも、ピッチでプレーする選手にとっての環境は、過酷なまま。

さてさて、今日の浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユースののクラセン公式ページに載っていた公式記録の以下がちょっと(そこそこ)気になってます。

プレーに影響があるくらいの強烈なピッチを横切る風、生えている芝は良質かもしれないけど、ところどころ緑でないものが見えまくっているピッチだったと私には感じ、見えたのですがw

ということで、クラセン2日目です。

他地域の現在の力関係というのは、わからないものの、冷静に見つめてみると、グループステージにして、アビスパ福岡U-18とコンサドーレ札幌U-18というユースにおける強豪チームと同居するグループって結構厳しいよなとふと感じつつ、初戦でその中の1チーム、アビスパ福岡U-18に敗れた浦和レッズユースにとっては、今日のモンテディオ山形ユースとの一戦は、引き分けも許されないような試合となりました。

終わってみて試合全体を考えると、対戦相手のモンテディオ山形ユースの守備力の高さを随所に感じたため、得点が奪えないままに時間が過ぎるという試合展開に持ち込まれていたら結構大変だったのかなと思う部分もありますが、この試合は、試合の入りのところと早い時間で得点を奪えたことで、常に浦和ペースで試合を運べたところで勝負ありだったのかなと思います。

では、試合の話に移ります。

vsモンテディオ山形ユースメンバーと交代

GK30番鈴木彩艶(後半35分⇒18番西尾優輝)、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志(後半35分⇒35番根岸恵汰)と5番大城螢、FWが17番波田祥太(後半35分⇒21番縄田脩平)と13番與那覇航和(後半23分⇒11番清宮昴大)

となります。

開始早々から、ゴールを奪いに行く姿勢を見せた浦和レッズユースが、相手が落ち着いて守備に入る前に攻め込み、17番波田祥太のヘディングシュートなど惜しい形を作り相手ゴールに近いところで、セットプレーなど複数チャンスを作る中で、迎えた6分にセットプレーのチャンスから、24番山中惇希か23番遠藤龍河が絡んだチャンスだったと思うのですが、最終的に5番大城螢が決めて先制します。

今日の試合では、相手の守備が硬く、攻め込む回数は多いものの決定機を作る回数がそれほど多くなかったところでしたが、その分セットプレーを獲得する回数が多く、実際にゴールとしてはこのゴールのみでしたが、5番大城螢のセットプレー時の惜しい形というのが非常に多かったことが印象に残っています。

そして、横からの強風が結構影響を受けてしまうのかなと感じていたものの、思ったほど明らかに風の影響でという場面は少なく、この辺は、しっかり考えてプレーができていたのかと思います。また、前の試合では、やや味方との連携というより強引に行こうとしすぎている感もあった10番池髙暢希が、この試合では、味方を活かすようなプレーも入れながら、必要なところでは、相手守備陣が複数いても体の入れ方や、ボールの置き方などで突破するという形を見せており、その辺は、やはり前の試合では、初戦の難しさと、試合に対しての気持ちの入りすぎが招いたことだったのかなと、この試合を見ていると感じました。

そういう形でのプレーの一つを挙げると、15分の16番玉城大志からのパスを10番池髙暢希が受けた右サイドでの仕掛けのところで、右サイドバックの14番柳田大輝が追い越して前線に走っていったところをしっかり感じていて、10番池髙暢希が引き付けてキープしながら、14番柳田大輝につなげたプレーがありましたが、こういうところが、昨日とは全く違ったというか。

前半26分には、カウンターの形で今度は、14番柳田大輝を起点にした反撃で、10番池髙暢希が抜け出して一気に相手ゴール前に迫るという形になりました。

先ほども書いたように、この試合はとにかく、早い時間い先制できたことが大きかったなと思うのは、落ち着いてからの相手の守備には、かなり苦しめられる場面が多く、サイドの深いところのスペースを上手く埋められてしまうことで、両サイドから抜け出してクロスを上げて決定的にと言う形は、実際浦和もなかなか作らせてもらえなかったと言えます。相手の守備を褒めていますが、実際のところ、それでも浦和は、チャンスを多く作り、逆に、相手の攻撃に関しては、決定機もほぼ作らせていなかった浦和の守備の集中の方が見事だったとわけですが(たぶん、前半は、枠内シュートをほぼ打たせていない。)

そういう試合になったので、攻防としては、また別の面白さがあり、ボール奪取での対決が多くなったというか、気になったポイントでメモを取っていたのを今見ていると、13番與那覇航和が、相手の攻撃の起点を摘むインターセプトから反撃とか、24番山中惇希が球際激しく行き高い位置でインターセプトして展開とか、攻撃で特徴のある選手たちが、堅い守備から反撃を狙っていたであろう相手の攻撃のスタートのところで摘み取るようなプレーを多く見せていたのも印象的でした。

前半を1-0で折り返します。

後半に入ると、相手も点を取らなければならないということで、選手を2枚替えしてきたり、少し崩して仕掛けてくるのかなと思いつつ見ていましたが、攻撃の意識は高めたようですが、思ったほど点を取るためにリスクを負うようなプレーはなく、先ほど書いたように、相手の攻撃の起点のところを前線やサイドの選手たちも狙って摘み取るプレーが多くできていたことで、後半は、1,2度危険なシュートを放たれたものの、やはり相手に押し込まれなるような時間を作らせることなく進められていました。

後半の浦和の攻撃で印象に残ったところをいくつか挙げてみますと、9分のバックラインでパスを受けた8番白土大貴の低めの狙いすました縦パスで相手の隙間を縫って一気に前線の13番與那覇航和へつなげた大きな展開。強風の影響をまったく感じないような大きな展開(放り込みではなく、明らかに意図のある長い距離の正確なパス)は、見事でした。

16分には、10番池髙暢希がドリブルで仕掛け、スペースに抜け出した17番波田祥太へのパス。これが通れば大きなチャンスになるという場面でしたが、ギリギリオフサイドだったようです。

後半のクーリングブレイクの前くらいの時間帯には、浦和の攻撃陣がらしさを見せたプレーでチャンスを作る場面も増えており、その中でも、17分の24番山中惇希の突破は見事で、左サイドからドリブルを仕掛け、更に相手ディフェンダーを1枚はがしてペナルティエリア深くまで侵入して、最後の17番波田祥太へのパスがわずかに合わなかったものの、相手守備陣に苦労していた中で、見せるところではしっかり見せるプレーをこういう時間帯に作ったのは見事でした。

そして、やや相手が攻撃に行かなければならないところで、逆に浦和の攻勢が強まっていたクーリングブレイク後のタイミングで、長期離脱していた11番清宮昴大(夏の大会出場も厳しいかもしれないと聞いていたので、ここでの復活はかなり見ていた方してもテンションが上がりました)の投入で、前線が気持ちの面でも明らかに活性化され、迎えた26分には、その11番清宮昴大のサイドからの攻撃から、最後は17番波田祥太がゴール。勝利をかなり手繰り寄せる追加点を決め2-0とします。

この直後には、セットプレーのチャンスで5番大城螢のあとわずかという惜しいヘディングでの狙いがあったり、30分には、24番山中惇希のインターセプトから、17番波田祥太を経由し抜け出した11番清宮昴大へのパスは、僅かにオフサイド。

10番池髙暢希のドリブル突破は、相手が複数で取りに行っても奪えないくらいさえ渡っており、更には、枠は捉えなかったものの、こういう攻撃もあるとばかりに16番玉城大志がやや距離があるところからミドルシュートを狙う。

そして、試合の最終版・・・なんというか、私の癖と言うか、チャンスの時でも違うところを観察してしまうことがよくありまして、3点目のゴールを見逃してしまうという。。。

コーナーキックのチャンスから、11番清宮昴大がヘッドで決めての得点です、はい。

ということで、終わってみれば、3-0の快勝となりました。

ちなみに最近、書いてなかったので、書いておくと、守備側の選手の名前があまり上がらない時は、守備が凄く良かったということを意味しているわけで、3番林海斗、8番白土大貴、23番遠藤龍河、14番柳田大輝のバックラインでの守備は、試合を通してほぼ相手に決定機を作らせなかったということです。

ということで、前の試合では、ひねくれ者のブクメは、やや納得できないところを多く感じてしまっていたのですが、この試合と併せて考えてみると、やはり初戦の硬さや、まず失点しないところから戦おうとしてのあれだったのかなと思いますし、今日の試合では、今年の浦和らしい強さが出たのかなと思います。

指示もあるとは思いますが、選手間で考えて工夫してとか、そういうところが、特に今日のモンテディオ山形ユース戦では見えた気がします。

試合運び含めて見事でしたし、最後の畳みかけるところで、あれだけの運動量を前線の選手(スタートから出ている選手でも動きが落ちていなかったことに驚いている)ができるのも凄いなと。11番清宮昴大が前線に入ってから、もう1スイッチがチームに入ったのも目に見えてわかりました。

さてさて、同グループの初戦勝利チーム同士の試合が引き分けに終わったということで、最終戦が引き分けで突破できる可能性が限りなく低くなってしまいました。

アビスパ福岡U-18(勝ち点4)、コンサドーレ札幌U-18(勝ち点4)、浦和レッズユース(勝ち点3)、モンテディオ山形ユース(勝ち点0)

まあ、勝てば自力で突破が決まる試合。わかりやすいです。アビスパ福岡U-18が負けないと引き分けでの突破はないわけですし、そこを期待しても仕方がないので、勝てば良い。

願わくば、できる限り、暑くない状態で、試合ができることを。

初戦長い時間を戦った選手で今日出場しなかった選手もいますし、1日空きますし、疲労具合のコントロールも上手く行っているようにも見えますし、まずは、突破をかけたコンサドーレ札幌U-18戦に向けて、回復と良い流れを継続できるように意識を高めてもらい、突破を決めた勢いで連戦となる決勝トーナメントの初戦も突破と行きたいですね。

本当にお疲れさまでした。

細かいところですが、ピッチサイドに置くドリンクに反射シート(?)を巻き付けてドリンクが温まらないような工夫とか、初戦では、普段選手がやっているビデオ撮影をコーチがやっていたり、暑さ対策や、チーム一丸での戦いをしようとする工夫も色々見られており、そういうのを見ると、嬉しいです。

次の試合も楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

クラブユース選手権2018/07/22 浦和レッズユースvsアビスパ福岡U-18 1-2敗戦・・・連戦なので気にしないことも大事

どうも、ブクメです☆

通常の全国大会のグループステージ初戦では、初戦の硬さとか、グループステージ3試合を考えた、対戦相手によっての戦い方とか、その辺を考慮されることが多いのですが、そもそも暑い群馬で「猛暑」の中で開催される大会という要素が加わり、試合時間もグループステージが35分ハーフになった、小さいようで大きい前後半合わせて10分(そもそもこの大会は、2連戦で1日休息日という過酷な日程で行われるため、グループステージは、前から40分ハーフではあったので、通常の公式戦の45分ハーフと比べると、合計で20分違うというのは、サッカーでは、かなり1試合におかえる考え方が変わるとも言えますね。)も各チームのグループステージの戦い方に大きく影響を及ぼしているようですね。

簡単に言えば、私個人的には、好きではない蹴り合いのサッカーにこの試合は、なったわけですが、この理由に「猛暑」「連戦」「グループステージ3試合を考えて相手によって戦い方を考える」となってしまうと、何も言えないわけです。

もちろん、選手のモチベーションの高さはプレーしている選手の表情を見ていれば伝わってくるのですが、ようやく今年になって、試合を作って、相手を崩して、ポジションも入れ替わったり、追い抜いて味方同士のパス交換で抜いたり、相手の裏を突いてサイドを抜け出して、決定的なクロスを供給してゴールに迫るとか、そういうことがほとんど見られない試合にはなってしまいました。

これも個人的な話ですが、そういうプレーとしては、後半10分の24番山中惇希が左前線に抜け出して、そこにきれいにパスが通り、鋭いクロスを供給し、そこに右サイドから2番北村龍馬が長い距離を走って混戦の奥からゴールを狙ったという場面くらいしか強く記憶には残っていないのですが、ここのプレーは見事でした。

ただ、確かにそういう戦い方を、この猛暑の中で続けていくのはきついのかなとも感じました。

戦い方がロングボールなので、交代で入ってきた選手の特徴があまり生きる場面もなかったようにも感じましたし。

あとは、こういう試合になったところで、自分で突破してやるという気持ちが強い選手がいて、それが効果的に働くところもありつつ、味方が見えないくらいに常に相手ディフェンダーが人数足りているところにも突っ込んでいくようになっていたりもありましたが、自分で突破してやるという気持ちは必要なので、続けてもらいつつ、もう少し味方を見られると良かったかなとも思います。

こういう試合の中で、やはりセンターバックに入っていた8番白土大貴の落ち着いた判断と危機察知してのカバー能力などは、光っていたと思います。

試合自体は、後半13分に、セットプレーのチャンスから誰のヘディングだったかは確認できなかったのですが、ヘディングシュートがバーを叩きそのこぼれを狙った17番波田祥太がファールを受けて獲得したPKを10番池髙暢希が落ち着いて決めて1-0と先制。

その後、私が見ていた位置からは、本当に1本の電柱によって、その場面だけ切り取られたかのように見えなかったのですが、ハンドが合ったらしくPKを取られて後半18分に1-1とされ、後半27分に相手10番だったかと思いますが、幅を上手く使って揺さぶられながら、ゴール前に上げたボールを打点の高いヘッドで合わせれて失点し、1-2とされ、35分ハーフなので、ここからの残り時間が既にアディショナルタイム入れても10分程度しかないという状況となり、結果的に、試合はそのままのスコアで終了し、1-2で初戦敗れるという結果になりました。

私は、割と(ご存知のようにですかねw)捻くれていまして、この試合の戦い方には、あまり納得できていないので、正直なところ、早く第2戦が見たいです。

第2戦での戦い方も見て、この初戦がどういうものだったのかを考えたい。

プレーしている選手と同様に、連戦ですし、グループステージは3試合で2位以内に入れば良いだけなので、次にさっさと切り替えてしまっても良い。

見る側の私としても、第2戦で、本当に意図が見えてくるだろうと切り替えておきます。

vsアビスパ福岡U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬(後半29分⇒37番堀井真海)、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に10番池髙暢希、右に20番冨田蓮(後半7分⇒4番大桃伶音)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが17番波田祥太と24番番山中惇希(後半24分⇒9番二見健太)

となります。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会準決勝 2018/6/3 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 2-3敗戦・・・背景が考慮されない過酷な世界

どうも、ブクメです☆

タイトルにちょっと意味深な文言入れて見たのですが、別に大変なことが起こっていましたとかそういうことでもなくて、この試合単発の試合をフラッと足を運んだサッカー好きが見た感想と、この2日間の試合をどちらも足を運んだ浦和レッズユース側を応援しながら見ようとして足を運んだサポーターが見た感想は、全く変わってくると思うけど、サッカーの世界はシビアで、フラット足を運んだサッカー好きが見る感想で評価されないと損をすることも多い世界だよなと感じたりしたので、書いてみました。

例えば、だいぶ前ですが、大宮アルディージャユースとのダービーマッチで、選手のプレーが気持ちが入っていないように見えてしまったことがあり、関根貴大がいたころにその中でも関根貴大の動きに力がなくて、勝敗以上に姿勢が気にいらなくてすごくイラついて見てしまったことがあって、あとで聞いたら結構な高熱でギリギリの状態でプレーしていたとか。あ~、なるほどと。でも、そういう状況がわからないと、淡々とプレーして負けて悔しくないのか、ダービーなのに、そういう思いも弱まったのかとか、そういうところまで感じてしまう壮大な勘違いとか。

特にそういうことがあってからは、敗戦した試合は課題と同時に背景も考えてみるようにしています。もちろん、今日の試合に関しては、2,3失点は、緩くなったところをしっかり狙われた課題の多い失点になります。

ただ、なんとなく背景には、思った以上の前日の試合でのピッチコンディションが悪い中での試合が疲労を蓄積させた流れでの連戦で、既に先週同じ場所でプレーしているとしても、また違ったタイプの人工芝でのピッチで、2日連続で同じピッチでプレーした相手との試合の進め方と終盤の課題(三菱養和SCは前日勝利したものの、終了間際に追いつかれてPK戦まで持ち込まれるという終盤の課題と言うものを直近に経験してきている)で差がでてしまったのかなとおもいます。

なので、もし、考慮されたこの理由であっているところが多いとすれば、試合序盤にペースを握り、先制に成功するも徐々に相手のサイド攻撃に対して、動きで着いていけなくなり、合わせて相手10番の中盤でのクレバーな動きに苦しめられていき、同点に追いつかれて、その後、疲労もあるのか、相手の攻撃についていけない選手が出てきたところで、守備の連動でふわっとした瞬間を狙われて逆転、追加点とやられてしまい、最後は、10番池髙暢希のキープ力と突破力で前線の選手が活性化されて奪ったPKで1点差まで行ったものの、もう1点を奪うことができなかった試合。

試合の全体を通して集中力が落ちなかったという点で相手に軍配が上がったのかなという試合です。

はい、では、少し細かく書きますね。

vs三菱養和SCユース戦のスタメンと交代は以下、

GK30番鈴木彩艶、DFが左に2番北村龍馬、右に14番柳田大輝(後半39分⇒26番南濵優大)、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半スタート⇒10番池髙暢希)、右に20番冨田蓮(後半15分⇒9番二見健太)、真ん中に39番盛嘉伊人(後半11分⇒21番縄田脩平)と8番白土大貴、FWが左に17番波田祥太、右に11番清宮昴大(後半15分⇒13番與那覇航和)

となります。

本戦出場を決めた東京武蔵野シティU-18戦では(私は遅刻してスタートの15分ほどは見れていなかったのですが)、試合の入りが悪くて相手にペースを握られた試合になったものの、3回戦、そしてこの準決勝も試合の入りでは浦和が主導権を握る形でスタートすることに成功。

攻めの回数は浦和が多い形で行くものの、これは、両チームともに言えたものの、守備陣の集中力が高く、崩して決定機と言う形はどちらも作ることができない前半で、その中で、高い位置からのフリーキックや、コーナーキックのチャンスでゴールを狙う中で、前半5分くらいのコーナーキックからの5番大城螢の惜しいヘディングシュートなど早い時間からチャンスを作り、先制点もセットプレーから。

11分に、39番盛嘉伊人のコーナーキックからの流れから4番大桃伶音がヘッドで決めて1-0とします。

相手は前線に2枚大きい選手を置いて、高さ勝負も狙ってくるもののその点では、4番大桃伶音と5番大城螢の高さのあるセンターバックのコンビがしっかり跳ね返していたものの、その辺でフラストレーションを貯めたのか、そもそもそういうプレースタイルなのか、ちょっとラフなプレーが目立っていたりもしましたね。

浦和ペースで進み、先制点も奪えた中での流れで、20分あたりから、やや相手10番などのテクニックや抜け出しで対応が遅れだすところなどがある中で、危ない場面も増えていく形が増えてきた印象がありました。

若干運動量で差がでているポジションもあり、この辺りで感じていたのが、連戦で思った以上に疲労がたまっているのかなという話でして。

ただ、流れから決められるということは前半はなかったものの、前半終了間際にセットプレーから失点を喫し1-1と追いつかれて前半を折り返します。

後半スタートから10番池髙暢希が入り、前線でのキープ力が加わり、攻撃のリズムを作っていこうとする中で、守備の部分では、やや相手の攻撃の対応に苦慮する場面も増えた後半は、早々に大ピンチを迎える(反対側のゴール前での混戦状態で細かくは、よくわからなかったものの、相手に押し込まれかけたところを30番鈴木彩艶がなんとか跳ね返した形)など、相手が浦和ゴールに迫る場面、前半はあまりなかったシュートを枠に飛ばされる場面も見え始めます。

それでも攻撃面では、17番波田祥太と11番清宮昴大の2トップで前半は、相手の激しい守備に苦戦していたところが、11番清宮昴大がサイドに入って前線に10番池髙暢希が入ったことで、17番波田祥太と3人での仕掛けでのチャンスは増えたように感じます。

実際11分の17番波田祥太のキープから抜け出した11番清宮昴大へパスが通ってのシュートでコーナーキックを獲得したり、その直後に10番池髙暢希のキープから抜け出した17番波田祥太がシュートまで持ち込む形など、見られました。

セットプレーでも、2回戦で値千金のゴールをヘッドで決めた2番北村龍馬の惜しいヘディングシュートもその直後にありました。

後半15分に3回戦で攻撃の特徴の違いを上手く生かして流れを変えた13番與那覇航和と9番二見健太が同時投入され(並びとしては、前線は、17番波田祥太と10番池髙暢希の2枚で中盤左に13番與那覇航和、右に9番二見健太という感じ)、ここから攻撃と言うところで、守備が少しふわっとしたところを突かれて失点し1-2とビハインドを追う形になったのは、痛かったですね。

その後、攻撃が活性化され、25分くらいには、連続でコーナーキックを獲得するなど相手ゴール前でのチャンスが増えていた中で、37分に再び相手の反撃で失点を喫し残り10分ほどで2点を追いかける展開になります。

一見すると相手ペースに見えたものの、あくまで2失点は隙をつかれたもので浦和の攻撃がかなり相手ゴールを脅かしている流れではあり、迎えた38分には、9番二見健太が相手ディフェンダーをボールを軽く浮かせる形で抜いて17番波田祥太につなげ、ペナルティエリアに侵入した10番池髙暢希にパスをつなげて突破を図ったところで相手に倒されPKを獲得。相手ディフェンダーとの駆け引きを見せたワンタッチで9番二見健太のプレーが起点となった形で1点差まで詰め寄ります。

流れとしては、そのままやっていけば同点ゴールを決められそうな雰囲気はあったのですが、これは、結果論ではあります(実際プレミアリーグの市立船橋戦では4番大桃伶音がパワープレーの時間帯にPKを獲得して追いついているので)が、残りアディショナルタイムを入れての10分ほどを4番大桃伶音と5番大城螢を前線に上げてのパワープレーでゴールを狙うという選択肢になったところで、惜しい形もあったものの、同点ゴールを決めることができずに終了となります。

なんんとなく、1点差に追いついたPKを奪ったあたりの流れだと、あの時間帯は、先ほどの前線の並びでの攻撃に相手が対応できなくなってきていたようにも見えたので、そのまま前線はいじらずにやっていても良かったのではとも思います。たらればですが。

2-3で敗れて、残念ながらクラブユース選手権の関東大会は、準決勝で敗退と言う形になりました。

ただ、本番は夏の全国大会ですからね。それで考えるともう1試合多く強い相手と試合をするチャンスを失ったということは残念ではありますが、しっかりと全国を決め、試合の入り方に課題のある難しい試合展開でも勝負強さを見せ、その後の試合は試合の入り方に成功して、先制して有利に試合運びをする試合も2つ作れた。

そして、今日の試合も失点の場面には課題は残ったものの、やはり追う展開になっても試合終盤での迫力や勝負強さのところでは、今年の浦和レッズユースは、かなり相手を上回れる戦いができることも証明できている。

前線の選手の特徴を組み合わせたバリュエーションで色々な発見があったことも書きましたが、それは、中盤にも言えることで、今日は、久しぶりに8番白土大貴が中盤の位置でプレーしていて、センターバックやサイドバックでやっている時と同様に、やはり試合の流れを読んだプレーで秀でているなと感じ、この試合8番白土大貴と組んだ39番盛嘉伊人は、攻撃的な中盤として一味違った色を出せることを再確認できたところはありますし、パスでの攻撃を作るだけではなく、前線サイドのスペースに入っていってのプレーもなかなか良いなと。そして、怪我から復帰して久しぶりに途中出場で入った21番縄田脩平も、中盤のポジションで安定したプレーを見せていましたし、中盤の選手の組み合わせというのも、面白い。バックラインもサイドも、とにかく今年は、様々な選手が既に特徴を見せてくれていて、本当に色々なことができるだけに、監督はメンバーの選び方に苦労しているのだろうなと考えてしまうこともあるくらいのレベル。

その質を作っている存在としてやはり、ユースBが戦っている埼玉県S2リーグの存在があり、ここでもこれまでと比べて質の高いチームがいるカテゴリまで上がってきているので、ここでしっかり存在感を見せれば、そのままAチームが戦っている舞台にも入っていけている印象があるのも事実。

だからこそ、この循環を確固たるものにするべく、難しい戦いがあってもS1への昇格を今年で達成できると、来年以降が凄いことになりそうとか、そういう想像もしてしまいます。

夏の大会の予選が終了し、ここからは、夏の全国本番の前に6月24日に再開されるプレミアリーグの4試合に向けてということになっていくと思いますので、今回の経験と課題もしっかり生かして、成長した部分を確固たるものにして、また課題の部分を相手に狙われて同じような状況にされないようにまたチーム作りをしていってください。

暑さの中での2連戦お疲れさまでした!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会3回戦 2018/6/2 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 2-0勝利・・・電光石火の先制ゴール!難ピッチで苦しむも強さの見えた勝利。

どうも、ブクメです☆

NTT図南スーパーグラウンドと言えば・・・何年前だったから、ボールが転がらず所々で跳ねるくらい普通のパス回しができないくらいのイメージの会場という初観戦のイメージが未だにぬぐえず、ここでの試合が全国を決める一戦にならなくて良かったなと真剣に思っていました。

だって、もちろん、ピッチコンディションが悪い場合には、両チームともに悪条件は同じですが、あまりにもそこに左右されてしまい、そこから生まれた結果で全国行きが決まる決まらないとか酷ですから。

・・・で、そんなことを書きつつ、浦和レッズユースは、既に先週2回戦をしっかり勝ち切り、全国を決めた状態でのここからは、関東NO.1で全国に進むかどうかという戦いで、もちろん、勝ち進んで最大数レベルの高い相手と試合をして、関東1位という位置で全国に臨むという次に目標に移った状態での試合になるわけで、こうなると、ピッチコンディションが悪くても、そういうこともあるんだから、しっかりそういうピッチにも順応できるようにやろうとできるわけです。

・・・と、言うほどピッチコンディションが悪かったわけでもないのですが、やはり見た目にはそこまで影響しているようには見えなくても、ボールの転がり方や全体を通して、でこぼこしていて思った以上にストレスを感じてプレーしている選手も多かったのではないのかなとも思います。

・・・で、そういう難しいコンディションでの試合では、先制点を奪って有利に進められると良いなと思っていたら、開始50秒くらいであっという間のゴールを11番清宮昴大が決めてくれたわけで、あっという間のことで、見てる側は、喜びを爆発させるというよりは、「もう入った!?清宮が決めた!?早い!」という感じであったのも事実ですが。

で、割とゴール場面やゴールすぐの喜びの写真を撮れないブクメですが、今回は、試合開始でまずは全体的に写真を撮ろうというところでゴールが決まったので、ゴールが決まって喜んでいる姿も撮ることができたわけです、はい。

ということで、試合の話に既に移っていますが本格的に移ります。

vs横浜F・マリノスユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に2番北村龍馬(後半30分⇒15番石橋遼大)、右に14番柳田大輝、真ん中に4番大桃伶音と26番南濵優大、MFが左に24番山中惇希(後半44分⇒7番岡村勇輝)、右に20番冨田蓮、真ん中に16番玉城大志(後半45分⇒22番佐藤陸人)と5番大城螢、FWが左に11番清宮昴大(後半9分⇒13番與那覇航和)、右に17番波田祥太(後半20分⇒9番二見健太)

となります。

ちなみに、8番白土大貴と10番池髙暢希はトップチームのルヴァンカップに帯同ですね。あとは、また数名負傷者が出ているようですが、怪我で離脱していた21番縄田脩平がベンチ入りしていたり、負傷から戻る選手もうかがえました。

見る側も、蚊など小さな虫と戦いながらの観戦になりつつ(w)、ピッチ上の選手たちにとっては、暑さとの戦いにもなる試合になりました。

で、先ほども書いたように試合開始の入り方は、完全に浦和が上、勢いよく攻め込む流れで、抜け出した11番清宮昴大が落ち着いて決めて1-0とあっという間に先制する展開。

逆に先生が早すぎる試合は、その後難しくなるということも多いのですが、今日の試合は、ある意味難しい時間帯も作ってしまったのも事実でしたが、早めのリードから、ペースをつかみ、また、相手のミスも多い中で主導権はしばらく浦和が握って進むという形になりました。

チャンス自体は多かったので、いくつかのプレーをピックアップして書きますね。

7分に、GK1番石井僚からの狙いすましたロングフィードに抜け出した17番波田祥太が一気に持ち込んでシュートを放つ惜しい形を作ります。

序盤から印象的だったのは、この試合右の前線に入っていた20番冨田蓮。サイドバックでプレーすることは多い中でこの試合は1枚前でスタートし、そのポジションでの果敢に仕掛けとサイドからの攻撃や高い位置からの球際に激しく行く守備がかなり相手の守備陣を脅かしていたのですが、その中で、13分には、自ら持ち込んで思い切りよいシュートを放ちます。

14分には、14番柳田大輝からのパスを受けた17番波田祥太が相手のプレッシャーを受けながらもしっかりキープして右の20番冨田蓮に展開、更に、右サイドから一気に左サイドの24番山中惇希へとパスを通し、24番山中惇希の折り返しに誰かが合わせられればゴールという形を作ります。

22分には、5番大城螢の見事な枠を捉えたシュートが決めるかと思われたものの相手キーパーの好セーブでギリギリのところで弾かれます(コーナーキックになる。)

そのコーナーキックのチャンスで、14番柳田大輝からのクロスに4番大桃伶音が豪快にヘッドで狙うも、ここも相手キーパーの攻守に阻まれます。

この一連の攻撃は、詰めが甘いというよりは、相手のキーパーの攻守が凄かったという場面ではありました。

26分には、17番波田祥太が、強引なドリブル流れ相手ディフェンダーを交わしてシュートまで持ち込みます。

30分には、バックラインの26番南濵優大からの鋭い縦パスを20番冨田蓮につなげ、更に玉城大志へとつなげてゴールに迫る惜しい形を作ります。

結果的に前半1-0とリードして折り返す流れで、追加点が入ってもおかしくないプレーもありつつ、試合の流れとしては、前半序盤に相手を圧倒した攻撃の流れから、徐々に相手が慣れてきたところで、序盤に多かったミスも減ってきたところで、途中からは、前線の選手までボールは入るものの、そこから先の突破がなかなかうまく行かない時間帯も増えてきて、なおかつ、横浜F・マリノスらしいというか、素早いパス回しからのテクニックで突破してくるようなプレーで何度かヒヤッとする場面も作られたのも事実です。

後半もスタートは、前半の終盤と同じように相手の守備に阻まれたり、ピッチコンディションの関係もあると思いますが、前線でパスを受けてからのボールコントロールが伸びてしまったり、思ったようにコントロールできずに、攻撃回数は多いものの、より相手を脅かす形まで持って行けない状況にはなっていたものの、中盤の攻防で味方選手プレスをかけたところで、5番大城螢がインターセプトして素早い攻撃に転じる場面だったり、中盤やサイドの攻防のところで、優位な形を作れる回数は増えていたものの、相手の攻撃のリズムも時間を追うごとに良くなってきており、近い距離でのパス回しからの一気に長い展開に持っていくプレーなどでやや難しい守りを強いられるところもありました。

問題ないように見えつつも、相手が得点を奪う場面もありそうだなという時間があったもの事実ですが、この試合で一つ流れを変えたのは、スターティングメンバーとは違った特徴を持った13番與那覇航和(後半10分くらいに投入)や9番二見健太(後半20分くらいに投入)によって、前線にパスを当てた時の攻撃パターンに違いが加わり、中盤的なプレーを前線で13番與那覇航和がすることでリズムが生まれたり相手が対応しにくくなったり、やや、リードしながらも相手と同じペースでせわしない展開(攻撃を受けて、奪った後に、少し落ち着けていなしたりする時間を入れても良いところで、急いで攻めて引っかかり、また相手の攻撃を受けての連続になることが多いように感じたという意味です)になっていたところで、違った色が加わったように感じます。

そして、9番二見健太が投入され、そのファーストプレーではないかと言う場面で9番二見健太が相手ディフェンダーと入れ替わるような形での突破を見せたところで、たまらず相手が倒しPKを獲得します。

そして、このPKを16番玉城大志がしっかり決めて2-0とリードすることに成功します(なんだか、既に16番玉城大志はゴールを何点か決めているような印象があったのですが、この試合が公式戦初ゴールだったのですね。でも、なんか、決めているイメージがあるのは、なぜだろう。)

その後も、9番二見健太が比較的球離れよくプレーすることで、相手がプレッシャーをかけにくくなるという効果も出ていたように思います。

ちょうど、後半の途中から相手も前線に大きめの選手を投入して高さも武器にした攻撃(横浜F・マリノスユースだと珍しいような)もしてきたものの、高さ強さに対しての4番大桃伶音の守備の強さを改めて感じることになったというか、高さが加わって相手の攻撃が怖くなったという印象を全く作らせずにできていたのも凄かったと思います。それ以外のテクニックを活かした攻撃の方は、何度か怖さを見せられたのは事実ですが。

そして、後半30分には、今度はサイド攻撃でまた独特のリズムを持った15番石橋遼大を投入し、ポジショニングのところでは、かなり味方から指示が飛びまくっていましたが、攻撃の際には、サイドからの攻撃で短い時間でも何度か大きなチャンスを作っていました。

その中でも、一連の流れとして良かったのが、34分の、13番與那覇航和がボールを保持している相手中盤にプレスをかけて逃げるような形になった相手から5番大城螢がボールを奪い、すぐさま右サイド前線に走る15番石橋遼大へパス。パスを受けた15番石橋遼大は、そのままドリブルで仕掛けていき、枠を捉えることはできなかったものの思い切ったシュートでゴールを狙いました。

試合終盤で登場した7番岡村勇輝も残り時間も少ない中で、中盤でパスを受けて相手のプレスを受けてもキープして9番二見健太に通し、そこからワンタッチで抜け出す13番與那覇航和に通して、シュートまで持ち込む形の起点となりました。

この時間帯は、攻撃でも仕掛けられそうな時間になっていたので、先ほど、相手に合わせすぎるとか書いておきながら、この時間帯は、 「もっと行け」みたいに見ている側としてはなってしまっていたのですが、味方同士でそこは行き過ぎなくて良いとか声掛けあえていたり、ベンチからも試合の終わらせ方を考えるようにという声も飛んでいたり、2-0リードと言う中で、しっかり無失点で試合を終わらせる、こちらが前がかりになりすぎて相手の反撃での得点の確率を上げてやる必要もないというプレーで、見事に反撃を許さずに2-0で勝利となりました。

若干のピッチコンディション不良が生んだやりにくさの中で、キープ力と力強さと突破力、フォワードらしいプレーでの裏への抜け出しと言う特徴で得点を奪ってリードし、相手が対応するようになったところで、また違った特徴を組み合わせることで、流れを変えていき、更に違った特徴の選手を入れることで、追加点を作り出す。

見事でしたし、今後は、相手の特徴などによっては、今日の前線の選手の組み合わせを変えることでまた違ったバリュエーションが生まれるだろうなと、感じることもできました。

・・・とうことで、本当は、明日の朝試合と言うことなので、私も若干バタバタしていて文章短めにまとめてしまおうとか思っていたりもしたのですが、書き始めたらまたダラダラ長くなってしまいましたw

ということで、明日は準決勝ですね。キックオフの時間を考えると、プレーしていた選手は疲労を回復する時間があるのかという酷な設定だなと思いつつ、対戦相手に決まった三菱養和は、さらに遅いキックオフで大変ではないかと考えつつ、でも、移動はないし、会場も2日連続同じところだし有利な条件もあるよねとか、色々考えつつです。

明日の試合も楽しみに足を運ばせてもらいます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会2回戦 2018/5/26 浦和レッズユースvs東京武蔵野シティU-18 1-0勝利・・・苦戦した内容も、見る側に伝わる気迫満載の試合!

どうも、ブクメです☆

栃木グリーンスタジアムを15時ごろに出て、高速フル活用で、カーナビでは、FC東京小平グラウンド到着が、ほぼほぼクラセン予選2回戦のキックオフ時間ギリギリの17:30付近を指し、おそらく、時間帯的に渋滞するポイントがあって間に合うか微妙だなと思って向かいつつ、東北道を走っている時に埼玉スタジアムを横目に眺めながら「ここ開催なら問題なく間に合ったのにな」と愚痴をこぼしつつ、やはり途中で混むポイントがいくつかありましたが、会場付近には、17:30ちょうど位に到着。

小平グラウンド開催の時によく使っているコインパーキング(会場までは、10分くらい歩く)がなんとか空いていて、キックオフから20分遅れくらいで会場に到着し試合を観戦することができました。

ということで、最初の20分間ほどは、状況がわからないものの、あとで聞いた話によると、試合開始からの入り方が悪く、相手に「行ける!」と思わせてしまうような形を作らせてしまったことで、0-0ながらもやや相手ペースにも近い、難しい試合になっているとかだったとのこと。

vs東京武蔵野シティU-18戦のスタメンと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗(後半45分⇒15番石橋遼大)、右に8番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半23分⇒2番北村龍馬)、右に10番池髙暢希(後半45分⇒14番柳田大輝)、真ん中に16番玉城大志と39番盛嘉伊人、FWが左に11番清宮昴大(後半11分⇒20番冨田蓮)、右に17番波田祥太(後半36分⇒23番遠藤龍河)

となります。

で、その難しい試合になっている理由を聞いたのがハーフタイムなので、それまでは、バタバタ移動で集中できていなかったのもあるのですが、どんな状況なのか試合を眺めて頭を落ち着けている時間がしばらく続いたのですが、これまでに、色々なカテゴリで横河武蔵野FC(東京武蔵野シティに名前が変わる前)との試合を何度か過去に見てきた中で、もともと激しさはあるチームだった印象はありますが、大きくて強い、サイドのスピードとテクニックがある選手がいる時には、カテゴリ下だろうが、浦和レッズユースやジュニアユースは、難しい戦いを強いられたことがあった記憶があり、そういった点では、見始めた時点で勢いよくゴールに仕掛けていた身長の大きい9番の選手や、サイドの選手(番号忘れた)、そして、中盤で細かい動きや裏を狙う動きが面白かった11番の選手など、なるほど、危険な動きをする選手がいる世代なのかと思って見ていたのと、これだけの激しいプレスを90分続けられるのかと思うくらいの守備など、嫌が王にもカテゴリ違いで受けるという形になる浦和としては、難しい展開に持ち込まれている(その勢いに飲まれたらジャイアントキリングもありえる)なというのは、見ていてわかりました。選手の中にも若干イラついている選手もいたようですし。

特に、この試合では、大きめの選手を2枚並べたセンターバックに対して、プレスを仕掛けて、ボールコントロールが乱れたところを狙おうとするプレーなども、実際機能させてしまっていたようにも見えます。

それでも、一つ一つのキープ力や精度で上回る浦和が、サイドの24番山中惇希や10番池髙暢希をバックラインからのロングフィードや、中盤からのパスでボールを渡してサイドから崩していこうというプレーを繰り返してチャンスを作ろうというプレーで何度か惜しい形を作り、フォワードの17番波田祥太と11番清宮昴大が受けて、ゴールを決めてやろうというプレーを見せていましたが、とにかく相手の素早く激しい守備でなかなか良い形でシュートを放てないという場面が多くなっていました。

前半を0-0で折り返し、後半もスタートのところでは、ディフェンスの選手の隙をつかれて決定機を作られるなどありましたが、ここでの失点をなんとか免れ、後半10分くらいしたところから、17番波田祥太や10番池髙暢希が、それならと自らのキープ力と突破力で打開を図る形で、徐々に相手ディフェンダーに消耗をさせていき、何度も裏に抜けてチャンスを作る3番林海斗の動きなども結果的に、相手を消耗させていったのかと思いますが、気が付けば、浦和の攻撃に対して相手が耐えるという時間が大半を占めるようになってきます。

中盤のところでも39番盛嘉伊人が積極的に攻めのパスを出す中で、16番玉城大志がしっかりカバーしながら自らも狙えるところでは、正確なパスを前線に供給し、チャンスの数も一気に増えていきます。

それでも試合自体は0-0で進んでいるため、数は前半に比べると激減していても、時折カウンターがはまった形で反撃を受けることもあり、1点勝負になってくると試合自体はわからない。でも、後半は、明らかに浦和の選手の強さが際立っている、気迫も凄く伝わってくるような展開になっていました。

あとは、ギャラリーの力と言うのがあるのかなんというか、相手のチャンスの時に、それほどビッグチャンスではなくても、かなり惜しいチャンスだったような声援が上がっていて、相手側としては、こういう応援の仕方嫌いだなとか思っていても、実際雰囲気としては、相手ペースではなくても、そういう雰囲気にさせる力があるのだから怖いなと感じつつ、めんどくさいと思いつつ。

で、その辺の流れも含めてやはり効果的だったのが先制点ですね。そこまでは時間がかかったものの、後半25分くらいから入った2番北村龍馬が、後半36分の10番池髙暢希の仕掛けからパスを受けてサイドから狙う形でコーナーキックを獲得すると、そのコーナーキックでのチャンスでヘッドで決めてようやく均衡を破るゴールで1-0とリードします。喜びが爆発したゴール直後の雰囲気も凄く良かったですね。

アディショナルタイムを入れて、残り10分くらい。

ここからの戦いは、守るのか、もう1点決めるのかというところでは、課題になることもあるのかもしれませんが、10番池髙暢希がゴール直後からの場面では、コーナーフラッグ付近でキープして守りに入っているのかと思わせつつ、そのようなプレーがしばらく続いた中で、まだ時間結構あるなということで、コーナーキックの場面で普通にゴールを狙っていく形に変わり、5番大城螢の惜しいヘッドがあったり、2番北村龍馬の2点目かと思われるような惜しいシュート(サイドネット)があったり、守るのか攻めるのかはっきりしろと思いつつも、なんか楽しかったです、その辺の時間帯(見る側の感想です。)

たぶん、前線がそんな感じになりながらも、中盤は、バックラインは守備をしっかりやるぞと落ち着いてプレーできていたから1点差だけど「やられるかもしれない」という感じよりは、「そうか、追加点とりたいなら取れよ」くらいの気持ちで見られる雰囲気だったからなのかもしれません、よくわかりません。

だって、実際に試合の終了間際には、相手の反撃を許して、セットプレーも作られたりしていたので。

結果的に1-0でしっかり勝てたから良いのです。

たぶん、言うことを聞かせるのが大変な選手が多いのかもしれません笑(やんちゃだらけか?)

でも、そのおかげで、本来の選手の力が見えている部分もあり、指示で全部やらされている感じがしなくなった今の方が断然良いですし、なんか、選手も伸び伸びとやれているようにも感じますし。全選手がそれだと困るけど、しっかり締めることができている選手もいますし。

攻撃の選手は、それで良いかなと。

ということで、見る側は自由なことを言えるということで、チームとして課題となるところもしっかり試合後には話し合っていると思います。

これで、全国が決まり、ここからのクラブユース選手権関東予選に関しては、強い相手との試合回数を増やすには、勝ち進む必要がありますが、様々な選手に挑戦する機会を与える場にもできます。その辺は、新体制になっていますし、どうするのかはわかりませんし、私個人的には、どちらでも良いと思っています。

そもそも、S2リーグでプレーしている選手たちも、しっかりギリギリの戦いで経験を積めていますし、色々な組み合わせを試してみることで、全体的なレベルが上がるだけかなと。

心配なのは、次の会場のNTT図南グラウンドのピッチコンディションくらいですかね。

なんか、過去に、凸凹ピッチでとんでもない試合になったことがあったという記憶だけ強く残っています(今は、良くなっているのかな?)

ということで、ここからは、全国大会に向けてですね!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ

どうも、ブクメです☆

午前中のジュニアユースの関東U15リーグに引き続き、間に回転ずしを挟みつつ(w)再び、レッズランドに戻り16:00キックオフの浦和レッズユースの夏の全国をかけた戦いとなるクラブユース選手権関東予選ノックアウトステージ1回戦のエスペランサ戦を観戦してきました。

今日は朝から、ほとんど雲もないくらい晴れ渡った1日でしたが、天気予報で言っていたように、前日の雨が暑さをもっていき、気温はあまり上がらないと言われていた通り、日なたにいると暑いものの、日陰に入るとカラッとしていて涼しいという1日でした。

まあ、日陰なしでプレーした選手にとっては、暑いことに変わりはなかったと思いますが。

さてさて、先週足を運べなかったプレミアリーグでしたが、しっかり勝利したところでプレミアリーグはいったん中断期間に入り、ここからは、夏の全国大会へ向けての戦いになるわけです。数年前は、グループステージのような形からでしたが、現在は、浦和レッズユースが登場するラウンドでは、ジュニアユースと同じくノックアウト方式のトーナメントで、1回戦は、負けたら終わり。2回戦で勝てば全国、負けると負け上がりということで、ジュニアユースに比べれば2つ勝てば全国なので、多少の気持ちのゆとりはあるかもしれませんが、何が起こるかわからないノックアウト方式というのは、怖いものです。

ということで絶対に負けてはならない1回戦です。相手チームはエスペランサというチーム。実力的には差があるチームですが、厳しい予選を勝ち上がってきているチームですので、挑戦者として臨んでくる相手に「やれる」と思わせないでしっかり勝ち切れるかがポイントでした。

その点では、ある意味成功である意味、大きな課題も残ってしまった試合とも言えるかもしれません。

では、試合に移ります。

vsエスペランサ戦メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴(後半26分⇒34番成田安里)と5番大城螢(後半スタート⇒40番山田奈央)、MFが左に24番山中惇希、右に6番上野夏輝、真ん中に16番玉城大志(後半16分⇒22番佐藤陸人)と39番盛嘉伊人、FWが17番波田祥太(後半36分⇒15番石橋遼大)、右に10番池髙暢希(後半スタート⇒9番二見健太)

となります。

実際のところ、負傷者が増えているという事実はありますが、それぞれのポジションにプレミアリーグでも経験を積んでいるどっしりした選手をしっかり配置し、そこにS2リーグで攻撃面で存在感を見せてきた39番盛嘉伊人がスタメンから入ったり、既にプレミアリーグでベンチ入りはしていた鈴木彩艶が初スタメン(ですよね?)を果たす構成となりました。

初戦の難しさなどどこ吹く風か、試合開始から浦和レッズがやや一方的な攻めを見せる展開となります。

開始2分に24番山中惇希が決めて1-0と先制すると、7分に16番玉城大志から前線の10番池髙暢希へとつなげ、ペナルティエリア内で折り返しのクロスから17番波田祥太を経由したかスルーした形になったかで、最後は、6番上野夏輝が決めて2-0。

更に、9分には、3番林海斗が狙いすました見事なコースを狙ったシュートで3-0とします。

そして、16分には、6番上野夏輝からのロングフィードを左前線で受けた24番山中惇希からの折り返しを10番池髙暢希が受けてシュートを決めて4-0。

最初の15分ほどで4点差と一気に試合を決める形まで作る最高の出だしとなりました。

攻撃もしっかり中盤を経由した形での攻撃も多くなり、16番玉城大志からの展開や、39番盛嘉伊人に関しては、中盤のポジションでパスを捌く役割もしながら、かなり意識的に、行けるという状況では、前線のスペースに走りパスを受けて攻撃に厚みを加える役割もこなしていました。その流れでの22分の10番池髙暢希から受けたパスからのシュートは、バーを叩いたボールがゴールラインの中に落ちたようにも見えたのですが、判定はノーゴール。前半は、ゴールのラインが見えるような方向から試合を見ていたので、入っていたようにも見えたのですが、ライン上だったのでしょうかね。

右サイドバックに入っていた14番柳田大輝は、相手のサイド攻撃に対しての安定した守備とともに前線への攻撃の起点にも多くなっていました。

また、この試合は、どうもゴールからは見放されてしまっているような入りそうなゴールが入らない場面が多くなった17番波田祥太ですが、その運動量と前線でのキープ力は、この試合の前半の大量得点や試合を通して攻守において重要な役割を担っていたと思います。

さてさて、チャンスがなかったということではなく、4点目が入ってからも、浦和が攻勢の時間がかなり続いた前半でしたが、若干、相手のプレッシャーが緩い中で、自由なプレーが出来すぎることで、やや雑になってしまう時間が増えたり、少しペースダウンしたのか、パスの出し手は、難しいところへ供給するも見方の出だしが一歩遅れるなどする中で、徐々に相手が攻撃のパターンを把握してきたというか、なかなかフィニッシュまで行かずに引っかかる場面が多くなり、追加点が決められないまま4-0で前半を終了します。

後半に入り、決定力のある9番二見健太を投入したり、22番佐藤陸人を中盤に入れるなど、攻撃面でまた違った特徴を持った選手を入れることで、再び後半体力得点と行きたかったところですが、思った以上に相手チームが自信を持ったプレーをするようになり、浦和がボールを持つ時間が長く、ゴールに迫る回数が多いことには変わりはないものの、前半のように簡単にシュートコースを開けたりフリーで撃たせてもらえるような場面が極端に減った印象があります。

結果から言えば、最初に書いたように前半16分までに決めた4ゴール以降ゴールは入らなかったのですが、後半も24番山中惇希のサイドからの突破からの鋭いクロスに誰かが飛び込めていればという形だったり、39番盛嘉伊人からのコーナーキックに17番波田祥太がヘッドで狙った場面だったり、ゴールに近づく場面はありましたが、前半のそれとは違い、相手の守備の集中力と跳ね返せるという意識が変わっただけで、これだけゴールは簡単に決まらなくなるものだなと言う典型的な形に持っていかれてしまったともいえるかもしれません。

それでも、試合としては4点で十分であり、多くの選手がプレーする機会を得ることもでき、初戦としては上々の快勝とも言えるのかもしれませんが、やはりノックアウト形式の予選と言うことを考えると、この先の試合のことを考えても、守備に集中力が出て簡単に行かなくなった後半の時間帯に、それでも2,3点決めるという強さを見せてほしかったということも正直ありますし、さらに言えば、前半4点取った後に若干、ペースを落としてしまったところもあるところで、えげつなく得点を奪っていき、相手の気持ちを折ってしまうというところまで持って行ってほしかったなという欲が出てしまったりもしました。

たぶん、かなり昔の話ですが、次に対戦相手となる東京武蔵野シティ(が、横河武蔵野FCだったころ)のクラブユース選手権の関東予選で全国をかけた順位決定戦を戦ったときに、守り切られてPK戦まで持ち込まれてPK戦で敗退して全国を逃したという苦い記憶が未だにサポーター的な頭に残っているところもあるからなのかなというところもあるんですけどね。

だから、相手が守備的に来て、守りに自信を持ってこられたときに決められるかという勝負になった時がもしこの先あるとしたら今日の後半は課題として大きく残るのかなということです。

なんとなく、昔から、浦和の育成チームに足りなかったえげつなさ。攻撃的な迫力のある選手も多い今年なので、そういう強さも見せてくれると嬉しいと思いつつ、初戦で早い時間で4点差つけて勝敗自体はほぼ決めてしまっただけでも、十分な出だしすし、Aチームの公式戦が初出場と言う選手もいるなかで、その選手たちが問題なく力を発揮してくれる姿も見られたので、今年は、本当に多くの選手にチャンスが与えられて、その選手がそれぞれの持ち味を見せてくれているだけでもかなり嬉しいんですけどね。

今年のチームのここまでの流れにかなり期待を持っているので、少しずつ厳しくなってしまう。そんなものだと聞き流してください。

ということで、来週、小平でしっかり勝利してまずは全国を決めてしまいましょう。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら