日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 2017/07/31 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 2-0勝利・・・疲労のピークの中で、強い気持ちが頂点へと導く

どうも、ブクメです☆

まず、この大会とは別に、2017水戸証券チャレンジフェスティバルに参加していた浦和レッズユースが優勝したのこと、おめでとうございます!結果を残して、メッセージを残す、そして競争が正常に激化するような流れになると素晴らしいと思います。

さてさて、ちょうど、今回のブログに写真載せて、文章を書き始めたのが、7月31日の夜遅め、あまりの眠気で気が付けば、その後眠ってしまっていて、気が付けば朝になっていました。浦和レッズユースが戦っているクラブユース選手権U-18の第3戦から準決勝まで足を運べる日程で短めに帰国している今回、まだブログは書けていないものの、日曜日に足を運べた浦和レッズジュニアユースU-14が参加していた柏レイソル招待U-14の大会の決勝含めて、また浦和レッズユースが見せてくれた、私が育成に足を運ぶようになってから未踏の、準決勝進出もあり、毎日そこそこの距離を運転しつつ、試合を見て、空いている時間に仕事や打ち合わせをしてなど、過密日程を繰り広げて、その疲労の蓄積というものをもろに感じています。

連戦での戦いと、よりにもよって、準決勝のタイミングで、猛暑が戻ってきた中での疲労の蓄積など、プレーしている選手の大変さを少しでも共感できているような気持になりつつ、目が覚めて朝に慌ててブログを再び書き始めています。

それにしても、少し前までは、簡単に勝てる相手だったようなチームが見違えるような特徴を持った戦い方をするチームに変貌して簡単に勝たせてくれないというケースが増えて来たなと、最近は、強く強く感じます。今日のモンテディオ山形ユースも強かった。情報は少なかったですが、実際に戦ってみて、1,2人の凄い選手とかがいるチームではなく、チームとして強かった。こういうチームが増えている。本当に、広く育成を捉えると羨ましくもあり、楽しくもあります。今回の大会での浦和レッズユースの対戦相手を見ていても、一見すると、名前だけ見れば、組みやすそうな雰囲気の相手に見えた決勝トーナメントの試合も実際に見てみれば、決勝トーナメントなどを戦うチームとしての歴史や経験がまだ足りないように見えた部分はあったものの、楽に勝たせてもらえる相手などなく、おそらく、なめてかかっていたら、やられていたと思います。

そういう意味で、浦和レッズユースも、チームとしての大きな成長がこの大会で1試合戦うごとに見られました。

勝利という結果も嬉しいですが、それ以上に、特にガンバ大阪ユース戦あたりから特に見られるようになった、試合終了まで戦いきる戦い、リードしている状態で守りに入らず、相手選手に対して真っ向から挑んで戦う姿勢というのは、見ていて本当に嬉しかったです。色々、育成のところでは、この段階で覚えてしまうべきではないようなズルい部分をやらせる傾向があって、それが選手にしみこんでしまったらどうしようと思っていましたが、うち破ってくれたように私は感じています。

この大会の前から書いているように、私は、決勝まで勝ち進んだ場合でも決勝を観戦することはできず、今日8月1日の夜中の便でカンボジアに戻ります。また、会場が西が丘サッカ-場に移った準決勝まで勝ち進んだことで、おそらく、試合に関しての動画とか、書く方も増えると思いますので、試合の細かい部分は、そちらにお任せします。

なので、簡単に触れさせてもらいますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に17番大城螢、右に4番橋岡大樹、真ん中に7番弓削翼、MFが左に6番荻原拓也(後半45分⇒11番関根束真)、右に2番池髙暢希(後半45分⇒5番関大夢)、真ん中左に3番大西翔也(⇒15番北村龍馬)、真ん中右に22番佐藤陸人(後半30分⇒13番白土大貴)、FWが左に20番長倉幹樹(後半24分⇒8番立川将吾)、右に10番シマブク・カズヨシ、真ん中に14番井澤春輝

となります。

この試合は、これまでと違い序盤から、仕掛ける際の攻撃の部分で、これまでは、おそらく 「行くな」と言われていた部分に対して積極的に行くような指示がよく聞こえる印象で、少し指示には違和感を覚えていたものの、ボランチの位置に入っていた22番佐藤陸人の攻撃の意識を高めた時のプレーというのもをようやく見ることができたなと感じるくらい、これまで守備のバランスを取るようなプレーだった選手がもちろんバランスもとりながらですが、一つ前のスペースへ入って行って攻撃するという形も多く見られました。

この大会通じて、本当によく体力が続くなと思うような果敢な10番シマブク・カズヨシのドリブルでの仕掛け、6番荻原拓也のサイドからの仕掛けは、この試合も健在でした。ただ、疲労の蓄積なのか、小さな怪我をかばって来ての傷みの蓄積なのか、暑さも相まって、仕掛ける意識と回数は変わらないものの、この試合の前半は、相手の方が出足が良いような印象がありました。また、相手の守備も堅く、これは、この試合の相手に限ったことではないのですが、なかなか仕掛けの迫力が相手のゴールを脅かすところまでは持っていかせてもらえないという状況になっていました。

ただ、勝負のところで強いチームに大会の中で成長したなと強く感じたのは、「相手は、比較的中盤までは自由にやらせて、ペナルティエリア付近のところでしっかり跳ね返して、耐えながら、どこかのタイミングで1点を奪いに来て鍵をかけるような戦いをしそうだから、そのプランを崩すようなセットプレーでの得点が欲しいな」と感じていた、ところで前半19分に14番井澤春輝のセットプレーからの得点。これが、相手のプランを崩したのは間違えなく、まず勝負のところで一つ勝った要素だと思います。

その後、相手選手の切り札と思われる選手が得点から数分後に入るなど、点を取るための交代をしてきたところで、相手ペースの時間が多くなりました。何度か決定的な形を作られながらも、ここで行かれたらというところで、最後にクリアしたのが攻撃でかなり体力を使っているであろう6番荻原拓也だったり、この大会で決定的なピンチを防いできた1番河畑光の好セーブはこの試合も健在。そして、相手のシュート精度にも助けられる部分もありつつ、無失点で切り抜け、最後の最後に、悔しい気持ちも強かったであろう11番関根束真が、アディショナルタイム投入から最初のタッチがゴールにつながる(そのアシストとなった10番シマブク・カズヨシの疲労のピークの中での走りがあってのものですが)という追加点で2-0と突き放しての勝利となりました。

冗談半分に、美味しい得点という話も出たりはしていましたが、控えで悔しい思いをしていた選手がしっかり結果を残したことが重要であり、また、今シーズンのこれまでアディショナルタイムの同点弾という、追加点を取れないことでの悔しい思いをしてきたチームですから、最後の最後に追加点を奪えるということがまた重要なわけです。

結果は、2-0勝利。決勝は、昨年悔しい思いをさせられたFC東京U-18との再戦になりました。

タレントのいる相手ということで別の意味で注目が集まりそうな試合ですが、浦和レッズユースとしては、この大会のこれまでの戦いの「まとめ」と考えて、成長してきた部分を大事に、相手よりも優勝したい気持ちを前面に見せて、戦いきって優勝を勝ち取ってもらえれば嬉しいです。

昨年のプレミア昇格の試合同様、歓喜の舞台にブクメはいませんが、その試合は、見事な戦いぶりだったという結果が遠くから聞けるだけで十分嬉しいです。平日の試合が多かったため、サポーターの方で足を運べないという方も多かったので、ナイターとなる決勝は、私と同じように足を運べなくて悔しい思いをしていた方に任せます!

何より、この大会を通じて、これまで、戦術的に(?)タブーとされていたことが、OKになる瞬間、そうせざるを得ないような空気を選手たちが作り上げてくれたことが嬉しいです。

前半最初の方で、ディフェンスの4番橋岡大樹が、相手のスペースが開いているところにドリブルでするすると持ち上がって攻撃参加して行った場面など見ていて嬉しかったですし、この試合は、これまでの試合よりも、守備的な選手がポジションの入れ替わりで攻撃参加するという形も見られました。センターバックに入っていた7番弓削翼が、するすると上がっていくタイミングで22番佐藤陸人がしっかりセンターバックの位置に下がってカバーするとか。

そして、試合最終版の本当に疲労のピークというところで6番荻原拓也が見せた、斜めにドリブルで相手ディフェンダーを交わしていき、ペナルティエリア内まで仕掛けて行き、最後のシュートは利き足とは反対で強いシュートは打てなかったものの、その姿勢にも感動しました。

ベンチスタートでピッチサイドでアップしている選手の中でも特に5番関大夢がチームを鼓舞するような声を頻繁に送っていたのも印象的でした。気が付けば終盤は、アップしている選手の多くからチームを鼓舞する声が上がっていました。だからこそ、試合最終版で投入された11番関根束真にゴールという結果が待っていたことも嬉しかったわけです。

私としては、この試合での歓喜よりも、見られない決勝へ向けての気持ちが強くなっていたので、最初に載せた写真は、試合前とかハーフタイムとかではなく、決勝進出を決めて、選手挨拶が終わっての、チームが集合して監督が話している写真にしました。

疲労のピーク、体も思うように動かないという選手も多くなっているかもしれませんが、決勝は、きれいな試合をしようとせず、これまでのこの大会での戦いぶりの「まとめ」として戦いきることを大前提として、「勝負」に打ち勝ってください。それによって、より今年のチームは前進することができると思います。

楽しみにしています!

ではでは。

・・・あ、最後に一つだけ追記。浦和レッズユースは、トップチームのごたごたのスケープゴート(身代わり)ではないので、今回の快進撃をやみくもにトップチームと絡めて色々な場所でコメントするのは、止めてほしいなと思います。内部の方も同じです。こんな時だけ、見に来ないで。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 2017/07/29 浦和レッズユースvsガンバ大阪ユース 2-1勝利・・・試合終了まで戦い続けての勝利は格別

どうも、ブクメです☆

他の方も指摘していましたが、逆転ゴール時の、選手の動きが非常に興味深く、多くの選手はピッチサイドの控えや交代した「仲間(選手)」に走り、まだ試合が終わっていないぞと、集中を切らさない方の役割をしっかりやった22番佐藤陸人。ちょうど、その写真が残っていたので、アイキャッチに、その写真と、試合終了して満面の笑みでようやく喜ぶ方に移った22番佐藤陸人の写真を最初に入れてみました。

ということで、クラブユース選手権U-18も準々決勝まで来ました。ベスト16ラウンドでガイナーレ鳥取U-18を破った浦和レッズユースは、準々決勝でガンバ大阪ユースと対戦。会場は、下増田運動場から、整備されて前橋フットボールセンターと名称も変わって完成した形になって初めて私としては、足を運ぶことになったグラウンドです。

土曜日でもあり、関東のチームが多く勝ち残っていたことから、2時間近く前に会場に到着していましたが、結構既に到着している他チーム応援のご父兄の方が多かったですね。暑いと本当に暑いだけのイメージが強かった会場なので、ここのグラウンドが増えて大会で使われる頻度が多いと聞いた時には、どうかと思いましたが、1か所で多くの試合が同時に行われる会場というのは、なんというか全国大会の雰囲気を感じられますね。Jヴィレッジが懐かしいとか少し考えたりしていました(再びここを全国大会で使う案も出ているとか?)

今日は、なんというか、久しぶりに自分の世界に入って試合を見ることができたというか、結果論というか、応援エリアから少し離れたコーナーフラッグ付近のところで試合観戦しました。雨は降らないかなと思っていたら途中から結構な雨になり、小さいビニール傘で結構苦戦したものの、前半は、攻めて来る選手のゴールを呼び込み、そして、後半は相手の攻撃を凌ぐ選手たちと勝手に一緒に戦えている気分になっていました。

グループステージ第3戦から足を運ぶことになったブクメとしては、この試合の逆転勝利で、今回の日本帰国時に最大数試合観戦できる4試合まで見させてもらえることに感謝しつつ、今日の試合は、チームとしての大きな成長が見られたことがかなり嬉しく、結果以外の部分の試合に臨む姿勢で最後の最後まで戦い続けての勝利という結果にも喜びを覚えています。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に15番北村龍馬(後半7分⇒22番佐藤陸人)、右に4番橋岡大樹、真ん中に17番大城螢、MFが左に6番荻原拓也、右に2番池髙暢希、真ん中左に7番弓削翼、真ん中右に13番白土大貴(後半23分⇒8番立川将吾)、FWが左に20番長倉幹樹(後半39分⇒3番大西翔也)、右に10番シマブク・カズヨシ、真ん中に14番井澤春輝

となります。

昨日も少し触れましたが、もちろん地域が違うこともありますし、他チームの試合まで足を運ぶことをしていないブクメとしては、関西勢のガンバ大阪ユースの情報は持ち合わせておらず、基本的にガンバ大阪の育成は強いというイメージと、今年は、少し不安定な戦いをしているらしいという信ぴょう性があるのかないのか、わからないような情報のみで見ていましたが、攻撃面で飛び抜けた個人技で打開するようなタイプは、この試合では、いないように見受けられたものの、対人に対しての守備力の高さが凄く印象に残りました。組織的な守備力は当然のことながら、浦和の選手が1対1で仕掛けた時に、抜き切れない場面や、サイドからのクロスも、雨で精度の高いクロスを上げるのは難しかったことを差し引いても、サイド攻撃に対する選手のポジション取りや跳ね返し方なども、見ていて、単発の攻撃、シンプルな攻撃で得点を奪うのは難しいかなと思わさせるものでした。

実際、試合開始から、攻撃の主導権としては、浦和が握れる回数が多く、特に10番シマブク・カズヨシと6番荻原拓也が、仕掛ける回数が多かったものの、そこに対して人数をかけることができないところでは、決定機になるケースは少なくなりました。

また、この大会で初めてと言ってよいほど、フォワードの真ん中で受けていた14番井澤春輝が思うようにプレーできなかったほど、攻撃のストロングポイントも研究されてきていたように感じました。ただ、浦和もいち早く、14番井澤春輝を少し下がった位置にポジションを移すなど、対応はできており、それにより、少しこれまでと違った形で14番井澤春輝が攻撃に絡む場面も増えていたのも事実です。

浦和にとっての決定機は、前半7分に右サイドから10番シマブク・カズヨシがドリブルで仕掛け、クロスに対して、コースに入っていた6番荻原拓也がスルーしたところを20番長倉幹樹がシュート。これは、惜しくもサイドネットでゴールになりませんでした。

攻撃回数では、浦和が多かったものの、相手も、時折見せる、サイドチェンジの弾道などには、やはり良い選手がいるなと感じさせられ、裏へのパスなどで14分にはピンチを迎えたものの1番河畑光がしっかり防ぎます。

得点を奪うためには、ボランチの13番白土大貴か7番弓削翼が攻撃時に、上がってより多くの人数を攻撃に割けないかと思って見ていましたが、今日の試合では、序盤7番弓削翼が、そういう場面で前線に入っていく場面も見られました。16分の左サイドからの6番荻原拓也の仕掛けの時に、クロスがディフェンダーに跳ね返されてしまったものの、この場面では、14番井澤春輝、10番シマブク・カズヨシに加えて、7番弓削翼も前線まで入ってきていたのが、その一つですね。

サイド攻撃という点では、互いに右サイドからの攻撃でややチャンスを作る場面が多く、攻めるものの、ゴールを脅かす回数が少ない中で、右サイドから2番池髙暢希が攻撃参加した時には、より深い位置まで入り込んでクロスをあげられる場面が多かったように感じます。

これまでと少し違うなと思ったのは、例えば、流れの中での場面で、センターバックの17番大城螢が高めの位置で相手からボールを奪った際に、そのまま前に上がって行って攻撃参加して、20番長倉幹樹にパスを出して惜しい形を作るなど、いつもより守備意識よりも行ける時には、もう一つ前にという意識が強い選手が多く、それが今日は許されているのかな、と思う場面もいくつかありました。

23分の13番白土大貴の割と高めの位置まで入って行って、それによってこぼれ球に反応してキーパーにセーブされたものの枠をとらえるシュートを放つ場面もありました。

ただ、得点を奪うところまでできておらず、逆に、前半31分に相手に決められて0-1とビハインドを背負う形になります。

0-1で迎えた後半も、同様に浦和の前線やサイドの選手が力強く仕掛けようとする場面は多くなるものの、なかなか相手の守備をかいくぐって決定機を作るというところまで行けず、工夫が必要かなと思っていた後半23分に前の試合で攻撃にアイデアを加えたり、落ち着けどころとしてのプレーができていた8番立川将吾が投入されると、攻撃の質が徐々に変わっていった印象があります。

とはいえ、投入直後に裏へのパスに抜け出されてキーパーと1対1になる大ピンチを迎えたりしたのですが、ここは、この大会で何度も失点していてもおかしくない決定機を阻止してきた1番河畑光がしっかり防ぎ、これも浦和の反撃のスイッチになったのかなとも思います。

パスの狙いどころが変わり、前線の選手も受けたところから、より相手が対応しにくい形でそのまま仕掛けられる回数が増え、ゴールのにおいのする仕掛けが増えて来た中で迎えた35分にセットプレーのチャンスから10番シマブク・カズヨシの上げたボールを4番橋岡大樹がヘッドで合わせ、バーに跳ね返ったところを17番大城螢が頭で押し込んで1-1の同点とします。

強いチームは、この同点で相手が落ち着く前に逆転ゴールを決めるものだ。そういう状況をこの試合では、見事に実現してくれました。

よりギアをあげたところで、迎えた37分に右から10番シマブク・カズヨシがドリブル突破で仕掛けクロスを上げるとその跳ね返りを7番弓削翼が抑えの利いた見事なシュートでゴール。

これで2-1と逆転に成功します。

試合の後に、得点場面を動画で挙げている方がいてその場面を見ることができたのですが、7番弓削翼のゴールに関して、なんか現地で見ている時には、凄くスローに見えたというか、枠に飛ばすために集中して蹴っているように見えたのですが、動画で見ると、早いテンポで振り抜いていますね。どうしてだろう。

で、最初に書いたように、今日に関しては、凄く最後まで楽しかったんですね。それは、得点後に選手が味方選手に向かって走り喜ぶ姿と、冷静にまだ終わっていないと次にことに集中する選手がいるという情景。こういう形が出てくるとチームのまとまり(選手の性格がかみ合うというか)を感じます。そして、逆転ゴールからのアディショナルタイムを入れての残り10分くらい。

通常であれば、ここから恒例のコーナーポストに持って行ってキープの時間に入るのですが、この試合では、最後まで戦う姿勢を維持し続けて試合終了のホイッスルを迎えることになったのが嬉しかったです、本当にうれしかったです。行けそうならもう1点取ろう、守備も集中するが守るばかりの意識ではなく、攻撃的に守備もしようという姿勢。

特に、4番橋岡大樹が、試合終盤の場面で行けると思った時にボールを持ち上がって行ったところなどは、「おお!」と、うなっていました。

とにかく、チームが一つ殻を破ったかな、という、そういう試合に立ち会えたことに喜びを覚えたりもしていました。

これでベスト4ですね。

浦和レッズユースの歴史の中では、優勝経験もあるこの大会ですし、準優勝も何回かあったりするのですが、ベスト4まで行った最後の大会が2004年ということで、育成見始めてからも、もうだいぶ期間が経過しているブクメですが、実は、このラウンドでで浦和レッズユースが戦うのを見たこともなければ、当然、群馬開催に変わり準決勝以降が他会場という形式になってから、浦和レッズユースが群馬以外で戦うところを見るのも初めてだったりします。

このくらいの年になると、初めての経験というのは、なかなか少なくなってくるものですが、そういう経験をさせてもらうことに感謝するとともに、以前のブログで触れたように、現地で観戦できるのは、準決勝までで、決勝のタイミングでは、カンボジアに戻るということで、昨年のプレミア昇格を決めた試合のように、私がいない状況で見事に大きな舞台で頂点に立つという形を再現してください。

今日のような戦いや起用、試合最後までの戦いの継続が許されるのであれば、そして、相手よりも勝ちたい気持ちを常に持ち続けて戦えば、優勝できると確信しています。

準決勝の戦いを楽しみにしています。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 2017/07/27 浦和レッズユースvsガイナーレ鳥取U-18 3-1勝利・・・得点の時間帯が素晴らしかった

どうも、ブクメです☆

クラブユース選手権は、今日から決勝トーナメントに入りました。現時点でベスト16と言う状況ですね。ベスト8をかけた戦いの相手は、ガイナーレ鳥取U-18となりました。対戦相手のタイプとしては、昨日のヴィッセル神戸U-18とは、対照的な印象でしたし、単純に強さで言えば、やりやすい相手だったのかもしれませんが、総合的に考えると、割と展開的に紙一重な状況になってもおかしくなかったという要素もあり、そう考えると、タイトルでも書いたように、非常に、相手との駆け引きで優って、取るべき時間にとってという試合ができたという試合だったと思います。

決勝トーナメント初戦は、確率的には、下増田(前橋フットボールセンター)で開催される可能性が高かったものの、結果的に浦和レッズユースは、この大会でおなじみの会場となる前橋総合運動公園での試合となりました。やや選手との距離はあるスタジアムですが、私個人的には、クラブユース選手権の様々なドラマ(良いことも悪いことも含めて)をこの会場で見て来たので、なんとなく、ここが会場になった時に嬉しくなったりしていました。

今日もどんよりした朝の天気でしたが、試合が始まるころには、雲の切れ間から日が差すような時間も多くなり、この大会名物の猛暑との戦いというところまでは行かなかったものの、あまり風が通らないピッチ上の選手にとっては、連戦の疲労に加えて蒸し暑さが加わる試合となりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に15番北村龍馬、右に17番大城螢、真ん中に7番弓削翼(後半43分⇒5番関大夢)、MFが左に6番荻原拓也(後半31分⇒13番白土大貴)、右に2番池髙暢希、真ん中左に22番佐藤陸人、真ん中右に3番大西翔也、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半38分⇒11番関根束真)、右に8番立川将吾(後半21分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に14番井澤春輝(後半40分⇒19番甲斐崇史)

となります。

相手チームの情報は、地域も全く違うのでほとんどない状態ですが、キックオフからしばらくの間は、フィジカル的な部分や球際の激しさなどで完全に浦和レッズが圧倒する展開で、もしかすると大量得点の試合になるのではないかという印象もあるくらいの立ち上がりでした。

今考えてみると、相手が必要以上に浦和レッズユースというチームをリスペクトしたスタートをしてくれたこともあったのかなとも考えられるのは、個々の能力が突出している選手は、この試合の中では見いだせなかったものの、ワンタッチでのパス回しと、人の動きというところでリズムに乗った時の攻撃とアイデアは、かなり面白いものがあり、試合が0-0で拮抗した状態で推移していた場合には、暑さもあったので、結構厳しい展開になったかもしれないとも感じられました。

その展開には、なりませんでしたが。

試合の序盤から、高い位置での激しいプレッシャーに対して、相手が受ける一方になっている時間帯で、迎えた3分に浦和が先制に成功します。決めたのは、この大会で重要な局面でのゴールを多く決めている14番井澤春輝で、ヘディングシュートがポストに当たってラインは越えなかったものの相手選手に当たって入るような形だったと思いますが、とにかく押し込んでスタートした早い段階で決まるべくして決まったゴールと言えるでしょう。

先制点により、より攻撃に勢いがでた浦和が攻め込み続け、多くのセットプレーのチャンスを作り、特に6番荻原拓也や10番シマブク・カズヨシの仕掛けの回数が多く、ゴールに迫る形が多くなっていました。この試合スタメン出場となった8番立川将吾の前線の選手へのパスも効果的に機能していたと思います。

また、前回の試合でほとんど見られなかったミドルシュートなども、3番大西翔也など狙える時には狙う姿勢でシュートを放っていたのも良かったですね。

チャンスは多かったものの、追加点はなかなか生まれない中で、迎えた30分に6番荻原拓也が、スピードとボールの見事な持ち方、運び方で相手ディフェンダーを振り切ってゴール。攻め込みながら追加点が奪えない雰囲気が少し出ていた中で、見事な個人技で追加点を決めてくれました。これで2-0となり、試合展開としては少し楽になりつつ、同時に、相手が浦和の前線からのプレッシャーに慣れ始めてきたところで、先ほど触れたような細かいパス回しと良い距離間で数人が動く形で仕掛けた時に、やや守備陣がついて行ききれないという場面が増えてくるところも気になりつつ、それでも主導権は終始握り続けたまま進みます。

私は、勝手に不安要素ばかり考えてしまっていましたが、一つこの試合の勝敗を決めたポイントとして、前半35分にこの試合初めての相手のコーナーキック(?)の場面で、決められてもおかしくないような合わされ方をしたのですが、これがバーに助けられた時に、一つこの試合は、ツキも浦和にあるかなという印象を持ちました。

また、前半終盤相手のパス回しでやや相手ペースになりそうな時間帯もありましたが、8番立川将吾のところでキープできたり、中盤の選手たちが相手のパスコースをうまく読んで奪って高い位置からのカウンターに持っていく場面なども作れていましたし、前半終了間際には、8番立川将吾から3番大西翔也と渡り、クロスに14番井澤春輝が合わせる惜しい形があったり、相手のパス回しのコースを読んだ6番荻原拓也が奪ってそのままサイドを駆け上がり仕掛けるなど、結果的に相手の時間帯を作らせることなく、前半を2-0で折り返します。

後半も、浦和のペースは続き、14番井澤春輝、10番シマブク・カズヨシ、6番荻原拓也など何度もゴールに迫る場面を作ります。攻撃陣が目立つ試合にはなりましたが、その裏で、相手のパス回しで危険な形を作られそうな場面で、例えば17分にここでスルーパスを通されると危険だというような場面で15番北村龍馬が待つディフェンスではなく、この位置からのパスは危険というところを察知して摘みに行って奪うプレーなど、守備陣の集中力を持っての積極的な守備も目立っていました。チャンスは多いものの、この試合で決定的な雰囲気を相手に与えるための3点目がなかなか入らない中で、後半20分くらいから投入された20番長倉幹樹が、まず22分に10番シマブク・カズヨシと14番井澤春輝がワンツーで10番シマブク・カズヨシがサイドから突破してのクロスにヘッドで合わせるも、ややパスが深くなりとらえきれずも良い形を作り、その後、きちんと収まれば決定的というところでらしくないトラップミス(たぶん、イレギュラーバウンド)などもありつつでしたが、その直後の28分に10番シマブク・カズヨシからのグラウンダーのクロスにヒールで合わせての見事なゴールで決定的な3点目を決めます。

その直後に、相手に決定的な形を作られるも、1番河畑光が見事な反応で失点を防ぎます。

残りの15分に、試合の流れを変えてこいというような声を賭けられていたと思われる11番関根束真の投入があり、最後まで攻撃の姿勢を貫く試合なのかなと思ったものの、かなり時間が残っていて、更に3点リードがあるという中で、コーナーフラッグ付近でのキープに入るという、今までも多くあったので、もう驚かないですが、守備意識優先のやや不思議な戦いになったりしましたが、たぶん、カテナチオ魂なんでしょうね、もう1点取るよりも1点取られることの方が屈辱だから鍵をかけるんだの精神ですね、わかります。

選手も指示をしっかり遂行する形で、終了間際に1点取られたものの、3-1で勝利となり、ベスト8に駒を進めました。

結果的には、選手は、試合の中での重要な局面でしっかりゴール、追加点、ダメ押し点を決めることをして、勝利してくれました。

次の対戦相手は、ガンバ大阪ユースですね!今年のガンバ大阪ユースは、やや不安定だとか、そういう情報も耳に入ったりはしますが、わかりやすい強敵と考えて良いと思います。

ここまで来たら、よく言われるようにより勝ちたい気持ちが強いチームが勝利するという段階に入ってきていると思います。

次の戦いを楽しみに待ちつつ、選手にとっては、休息日の金曜日にどれだけ回復できるかも重要です。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 2017/07/26 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18 0-0引き分け・・・激しい戦いを戦いきり1位通過

どうも、ブクメです☆

昨日の夜から日本に戻っています。浦和レッズユースが挑んでいるクラブユース選手権も既にグループ3戦目。私は、この試合からの観戦となります。そして、準決勝まで観戦することができる日程です。

なんとなく頭に思い浮かべているのは、浦和レッズユースが勝ち進んでいき、決勝まで勝ち進む。そして、ブクメは、決勝は、見られない。でも問題なく優勝する。そう、昨年のプリンスリーグの入れ替え戦など重要な一戦で足を運べない時こそ、力強く戦い抜いて勝利するという構図。うん、それで良いと思います。

ということで、台風の影響で雨が多く、比較的過ごしやすいカンボジアよりも昨日の夜に羽田空港から外に出た時は蒸し暑い、不快指数高いという印象を強く持っていたのですが、聞けば、関東地方は、梅雨明けをしてから雨が多くなったとか。で、この試合も雨、気温も25度程度でどちらかというと涼しいという中での試合になりました。

浦和レッズユースは、グループリーグ初戦の湘南ベルマーレユース、第2戦の塩釜FCユースとギリギリの戦いで競り勝っての2連勝で既に勝ち点6を積み上げながら、ヴィッセル神戸と湘南ベルマーレが1勝1敗(浦和と湘南は得失点差+2で同じ、得失点差では神戸が、だいぶ有利)という状況で最終戦を迎えたため、最終戦で湘南ベルマーレが塩釜FCユースに勝利した場合は、浦和が敗れると得失点差が必ず1以上減り、湘南ベルマーレが1以上積み上げることになるため、勝ち点6でも最終戦に敗れれば敗退の可能性も残した中でのヴィッセル神戸U-18戦となりました。

見方によっては、引き分けOKでもあるのですが、当初、このグループで最も強い相手と思われていて、プレミアリーグウェストで首位の神戸ということで、ゾクゾクするような状況が用意されたとも言えますね。

すぐに翌日に決勝トーナメントがスタートするため、ある意味、勝ち点では余裕があっても、敗退の危険もあるギリギリの戦いを最終戦でもできたうえで、決勝トーナメントに入っていけるというのは、良いことだと思います。過去、この大会のユースで、グループ最終戦に快勝して、逆に決勝トーナメント初戦で、完敗したということもありましたので。

さてさて、前置きは長くなりましたが、簡単に試合の内容に触れますね。あまり見られていないですし、この大会の浦和レッズユースの戦いもこの試合が最初になるため、1試合ごとの変化など書けないので、簡単にです。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に15番北村龍馬(後半38分⇒12番大桃伶音)、右に4番橋岡大樹、真ん中に17番大城螢、MFが左に6番荻原拓也、右に2番池髙暢希、真ん中左に7番弓削翼、真ん中右に13番白土大貴、FWが左に20番長倉幹樹(後半35分⇒3番大西翔也)、右に10番シマブク・カズヨシ(後半アディショナルタイム⇒8番立川将吾)、真ん中に14番井澤春輝

となります。

宮城総合運動公園のグラウンドは、イメージとして、見た目が良くても凸凹しているという印象を以前から持っていて、加えて雨というコンディションでどうかと思いましたが、思っていたほどピッチコンディションが悪いようにも見えず。いずれにしても、やや肉弾戦の様相が強い、互いにシンプルでいて激しい戦いでぶつかり合うという試合になりました。

テクニックを重視して、細かいプレーや飛びぬけた個人技(対人の強さという意味では、抜けている選手は何人かいましたが)を駆使してくるようなタイプよりもガッツリ向き合って戦える形になり、比較的浦和レッズユースとしては、組みやすい相手だったようにも感じられます。

互いに人数をかけた攻撃よりも、まずバランスを崩さないことが重視され、サイドに攻撃的な選手を配置していた浦和も、最初は、相手がそのスペースを作らせていないから攻撃参加できないのかなとも感じましたが、ある攻撃を抑えるように言われているようにも見えました。逆に、相手は、前線に強靭な選手を置きながらサイドからの攻撃を試みてきた時には、サイドの選手や中盤の選手で囲むような形で奪うこともできていました。

この大会から途中出場で存在感を発揮していたと聞く14番井澤春輝が、この試合はスタメン出場で前線の真ん中に入っていましたが、確かにいるかいないかでだいぶ局面が変わりそうだというプレーを多く見せていました。そして、コーチングも多く聞こえてきました。

前半は、決定的なチャンスは、もしかすると16分のセットプレーでの17番大城螢の枠をわずかに外れてしまったヘディングシュートくらいだったかもしれませんが、右前線で10番シマブク・カズヨシが簡単に奪われずに仕掛けてチャンスを作る場面が比較的多く見られました。

惜しい形としては、24分に6番荻原拓也がインターセプトから20番長倉幹樹に預けて前線に走り、越える形で右サイドの10番シマブク・カズヨシに出したところは、結果的にオフサイドになりましたが、高めの位置で奪って、テンポ良い攻撃で左右に揺さぶる良い形の攻撃でした。

同様に、33分に7番弓削翼が高めの位置で相手の不用意なボールの持ち方を見逃さずに奪って、20番長倉幹樹にパスが良い形で通ればという場面などありました。

崩してという形はなくても、チェイシングだったり、こぼれ球への反応などは、一つずつ浦和の方が優っていた印象があります。チェイシングで言うと、13番白土大貴が相手キーパーへチェイシングして、ミスキックを誘ったという場面もありました。

それでも、やはり相手ゴールを脅かすプレーができていない中で、攻めている数が多いけど、決められないという状況で相手がラッキーな形で得点ということは、サッカーではよくあることで、実際に、前半の終了間際に、相手の放ったシュートがディフェンダーに当たって、決まっていてもおかしくないようなコースに飛んだ場面があったのですが、ここをゴールキーパーの1番河畑光が見事な反応で弾いてピンチを防ぎます。

前半を0-0で折り返し、その時の印象は、先ほども少し書きましたが、強さは見ていてわかる相手ではあるものの、工夫が多い攻撃でないために、集中を切らさず、また不用意なミスをしなければ、後半も無失点で行けるのではないかと考えていましたが、後半に入り、基本的にそのイメージは変わらなかったものの、後半3分くらいに、テンポよくパス回しをする中で、そのコースを狙うかという見事なスルーパスを通されて、決定機を作られてしまう場面がありました。結果的に、相手のシュートが枠をとらえきれなかったので助かりましたが、こういうプレーができる選手もいるんだと一人でびっくりしていました。

後半の15分くらいまでの時間は、相手の攻撃が多い時間帯で、ロングスローを投げられる選手がいるということで、サイドラインを割っても、セットプレーのようなボールが飛んでくるという、対応が大変な場面が多くありましたが、ここを集中して跳ね返すと、迎えた15分に、2番池髙暢希が起点になっていたと思いますが、14番井澤春輝がペナルティエリア内でパスを受けて角度がないところであえてパスかシュートかという強めのグラウンダーのボールをゴール方向に入れ、これは押し込めなかったものの、こぼれ球を6番荻原拓也がシュートというかなりゴールに近い場面を作りました。

一進一退の攻防が続く中で、やや判定などで荒れ気味になるところもありつつ、0-0のまま迎えたアディショナルタイムに再び相手に決定機が訪れシュートも枠をとらえて決まってもおかしくないような場面がありましたが、ここも1番河畑光が反応して防ぎ、結果的に0-0で終了。

もう一つの試合で、湘南ベルマーレユースが勝利したため、もし0-1で敗れていたら敗退になっていたというところをチーム全体で、そして、最後の砦の1番河畑光が防いでグループ1位で突破となりました。

くどいようですが、私は、この大会の前までの2試合を見ていないので、積み上げられたものは、よくわかりません。戦術や指示が良くなったとも思いません。改めて、私は今の浦和レッズユースの育成方針や戦い方が好きではない現状ですが、選手それぞれやチームというところでは、少しずつ、上昇できる条件が増えてきているように感じています。

この試合で、相手選手のラフプレー(橋岡大樹に対してではない)に対してだと思いますが、4番橋岡大樹が、激怒して審判とその選手に対してかなり詰め寄っていた場面がありました。確かに相手も得点を取らなければならない場面で、苛立ちからそういうプレーが相手チームには増えていたように見えましたが、ああいう場面で感情をむき出しにして怒る橋岡大樹は珍しいなと。結果的に、両成敗(?)でイエローカードが両社に提示され、結果的に累積2枚で次の試合は出場停止になったのですが、「~だから、○○しなければならない」「求められている選手像に近づかなければならない」とか、そういうところでらしさを失っていた、少し前までの状況から考えると、「やっちゃったな」と私は、少しニヤニヤしてみてしまいました(個人の感想です。)

なんとなく、今のチームでは、それぞれの選手を補い合ってまとまっていくというところに少しずつ選手自身は近づいて行っているような気がしています。

試合後の選手挨拶の時に、怪我でメンバー外になっている、関根束真がボトルを片付けるために近くを通った時に、多くの選手と力強く互いに手を重ねる。一つ一つ、少しずつ、変わってきていることを嬉しく思っています(個人の感想です。)

さらにさらにくどいようですが、私は、今のユースの人間育成の部分のところが本当に嫌いです。やり方は、間違っていると思っています。でも、選手は、悩みながら成長している、多く見られない中で、そういう姿をこれまでと違った形を足を運べた時に感じられる、そこを大事にしたいと思います。

きれいな戦いは、できなくても、勝負を勝ちきるために必要なことが今のチームにも見えてきている。この大会で、一つでも多く、そして一番高いところまで上り詰める。そんな流れを見ていきたいです。

決勝トーナメントの初戦は、ガイナーレ鳥取。疲労や負傷者の具合も心配ですが、ここからは、総力戦で戦い抜いてください!

ではでは。

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