第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 3位決定戦 2013/03/09 浦和レッズJrユースU13 vs HAN FC U13 2-1勝利・・・終了間際に勝ち越し3位死守!

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ポカポカ陽気で風の影響もそれほど受けないコンディションでの公式戦の試合を観戦するのは久しぶりな気がします。ここ数日一気に春めいてきたと思ったら、日なたではむしろ暑いくらいのコンディションでしたね。

ということで、今日は、浦和レッズジュニアユースU13の新人戦の3位決定戦を観戦に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にやってきました。

いつも以上に道が混んでいたり、他にも多くのイベント大会が行われていたようで、駐車場がかなり混んでいて驚きました。

 さて、残念ながら準決勝で敗れてしまい、優勝の可能性はなくなてしまったものの、公式戦の経験をしっかり積める試合であり、しっかり結果も残しておきたい今日の試合です。対戦相手は、HAN FCになります。ここ最近、このような公式戦の舞台の上位ラウンドで対戦していないイメージもありますが、このHAN FCという相手もやっかいな相手であり、数年前には、この大会(U14かもしれませんが)で敗れたこともあったはずです。

とはいえ、実力的には浦和が一つ上という相手になりますので、しっかり勝っておかなければならない相手でもあります。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが1番柿沼優輔、DFが左に15番三井愁雲、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFが左に6番白田颯人、右に3番荻原拓也、真ん中に4番菊地泰智と19番山下勇希、FWが左に7番関根陸斗、右に17番山崎舜介

となります。

相手の布陣を見つつ、この試合も準決勝の相手だった大宮と同じように右前線の選手は、やや大きめでドリブルのうまい感じの選手がいるな~、背番号が88とか99とかすごいな~とか、そういうことが気になりつつ、ちょっとすみません、集中せず、話している時間が長かったりで、今日はブクメ自身あまり集中して見られていなかったんです、言いわけです。

相手の組織はしっかりしているものの、準決勝に比べると、前線でも比較的ボールを持たせてくれるイメージがあり、個々のプレーを見せて打開していくというプレーでチャンスは作れているものの、今日に関しては浦和の選手同士のパスの精度が序盤は、なかなか合わないようで、いわゆるシュートも含めて雑になっている時間が多かったようにも感じます。

また、守備の最後の集中力のところで相手がかなり集中していたのか、密集地帯で結果的にゴールにならなかったと言うこともできるかもしれませんが、セットプレーのチャンスでは、かなり浦和が押し込んでいる場面が多かったものの、ゴールにまで押し込むことができずに、なかなか得点が動かない状況が続いていました。

攻撃の際の落ち着けどころという意味では、先日のジュニアユースの関東U15リーグのように、中盤の真ん中に入る選手が運動量多くつぶし役、ボールを落ち着けて捌く役割などをしっかりバランスよくになって攻撃を構成するという部分では、やや苦しんでいた印象があります。

前目で攻めの部分に魅力がある選手が多いため、誰かが我慢してそのような役割を堅実に行うという意味では、例えば関東U15リーグでそのポジションに入っていた立川将吾や、前の試合でうまくその役割をしてリズムを作ろうとしていた大西翔也が、おそらく明日の関東リーグの関係で今日はいなかった(はず)ことも影響していたのかもしれません。

ただ、それでも浦和の方が確実に多くのチャンスを作り出していましたし、前半は、左から6番白田颯人が仕掛けてチャンスを作る場面が多く見られ、後半は17番山崎舜介が右から仕掛けることでチャンスが多く作られていました。

時間別のチャンスでいえば、20分前後に7番関根陸斗がキープして粘ってファールを受けて得たフリーキックで4番菊地泰智が狙った形や、例えば、17番山崎舜介が受けて近い距離の下がり目の位置にいた16番山崎広大にあてて、ワンタッチで前線に供給して7番関根陸斗が抜け出す形など、一人経由してワンタッチで長い展開という形が、相手を苦しめていました。

全終了間際のコーナーキックからのチャンスは、密集の中で押し込めればゴールというところまで行きながら、決められず前半は0-0で終了。

後半スタートから、7番関根陸斗に代わり10番長倉幹樹が入ります。

さっそく、立て続けにコーナーキックのチャンスを得るなど、浦和の攻勢は続きます。

5分に、4番菊地泰智が少し上がり目のポジション入ったところにうまくパスが通り、ゴール左上を狙い澄ましてシュート、これはキーパーに反応されるもこぼれ球を、10番長倉幹樹が押し込んでゴールかと思われましたが、これはオフサイドの判定。

続いて、10番長倉幹樹からのパスを受けた6番白田颯人がシュートまで繋げる場面を作り、迎えた9分に、ペナルティエリア手前くらいのところから6番白田颯人が見事なシュートを決めてようやく浦和が先制します。

1-0。

更に6番白田颯人のサイドチェンジから16番山崎広大が力強いドリブルで突破してチャンスを作ります。

17分には、20番弓削翼からの縦へのロングフィードがうまくディフェンダーを超え、抜け出した10番長倉幹樹が抜け出してチャンスを作ります。

20分くらいまでの時間帯は、浦和がかなり攻め込む形が多かったものの、23分に今度は、相手選手にペナルティエリア僅か外くらいから見事なシュートを決められ1-1に追いつかれると、ここから得点を取った相手の勢いにも押され、やや守勢に回る時間帯になります。

この時間は、やや守備の連係でもたついてピンチになる回数も多かったと思いますが、パスの精度はあまり高くないものの、攻勢になった時に気になったのは、相手の中盤でパスを供給する選手に対してのプレスが少し甘く、前を向いてパスを出されるために、それでもそれほど精度は高くないものの、前線の大きめの早い選手などがこれをチャンスにつなげて、得点を取った勢いがほかの選手も走らせる、浦和慌てるという構図になっている時間は少し怖い時間でした。

それでも、この時間帯をしっかり集中して守りきり、再び浦和のチャンスが増えてきた中で26分に4番菊地泰智からのパスを受けて10番長倉幹樹が狙ったシュートは枠をとらえきれずも、試合終了間際に、起点が誰だったのかはしっかり確認はできなかったのですが、左サイドからの攻撃で19番山下勇希がワンタッチでアウトサイドで前線にパスを出し、抜け出した6番白田颯人が持ち込んでシュート。低い強い弾道のシュートということもあり、キーパーが反応はしたものの、はじき出せずにそのままゴールに転がりま
す。

このゴールが決勝ゴールとなり、2-1で浦和が勝利!3位を勝ち取りました!

課題も多い試合ではあると思いますが、先制して追いつかれて、相手が勢いを増した時間を抑えきって、延長まで持ち込ませずに勝ちきる。こういう展開で勝利に持ち込める力というのは、今後も必ず必要になってきます。

本当に、サッカーでこういう展開って多いですし、この展開で逆転されてしまうチームも多いですし、引き分け止まりという結果で失った勝ち点で泣くようなこともあります。

ブクメは、その年代ごとのチームには、それぞれチームとしての性格があると思って見ています。その意味では、この大会を戦った世代は、たびたび使っている個々に力があり、破壊力のあるチームであり、難しい展開での勝負強さを発揮できるチームだと思っています。

実際に、そういう試合を多く見ていますし、そういうチームだからこそ苦戦する相手との試合での苦戦ぶりも見てきています。学年ごとのチームの場合は、そういう性格を理解しつつ、それぞれの選手が、チームとして自分がこう成長すると強みをさらに活かせると、理解しながら、難しいことに挑戦していくことでチーム自体の強さが増しますし、その学年ごとの性格が、上の学年や下の学年の性格に足りない要素を補ったりすることもあります。

今年から、2年生というチームではなく学年の区切りをなくしてチーム作りをするという話も聞いたりしていて、具体的にどうなっていくのか、実際にユース同様、ジュニアユース全体も体制が変わっていますので、ブクメも正直手さぐりで見させてもらっているという状況なのですが、課題を見つけた、もらった場合は、一つ一つじっくりとクリアしていくことが必要で、個性のある選手なのですから、それぞれ求められることは変わって当然で、同じとか平等にと考える前に、これを覚えれば更に成長すると信じて練習していくことが必要だと思います。

何か、試合以外の話が長くなりましたのでこのくらいにしておきます!

ではでは~! 

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日

 

 

 

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日

 

 

 

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日

 

 

 

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場  2013年3月9日

 

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 準決勝 2013/03/02 浦和レッズJrユースU13 vs 大宮アルディージャJrユースU13 0-2敗戦・・・組織と個、次のステップへ必要な敗戦

秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

U13の埼玉県の新人戦の1回戦、2回戦は、足を運ぶことができなかったため、U13の試合としては代表決定戦の1月20日以来、ユースの練習試合でレッズランドに行った際に先週あたりに、3本目の最後のほんの少しだけチラッと眺めるくらいだったので、割と久しぶりの観戦になります。

代表決定戦に勝利し、1回戦、準々決勝を勝ち上がった浦和レッズジュニアユースU13は、今日の準決勝で大宮アルディージャJrユースU13と対戦しました。

このところ、強風が吹く日が多く、今日もかなりの強風の中での試合となりました。

1回戦は大勝、準々決勝は1-0で勝ち切った試合という結果のみで、その経過自体はほとんど分からずも、浦和の個々の能力の高さと破壊力は、既に何度も見ているため、その特徴を組織的なサッカーをしてくる相手に対しても発揮できるのか、強風という悪条件を上手く活かせるかなど、いくつかのポイントを置きつつ見させてもらいました。

では、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に15番三井愁雲、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFが左に19番山下勇希、右に17番山崎舜介、真ん中に2番大西翔也、10番長倉幹樹、FWが左に5番シマブク・カズヨシ、右に13番樋口颯太

となります。

前半は、風上で難しい状況での立ち上がりと同時に、相手の組織的な戦いに個人での打開を狙う浦和と言う構図になるケースが多く、2分に17番山崎舜介からの縦パスに5番シマブク・カズヨシが抜け出すも惜しくもオフサイドになる場面、13番樋口颯太がインターセプトからシュートまで持ち込むもキーパーに阻まれた3分のプレーなど、惜しい形も作れてはいたものの、かなり長い時間を浦和が守備、大宮が攻撃という苦しい展開となりました。

サイドから、長身の選手やドリブルの巧い選手を上手く生かした大宮の攻撃に対して苦しみながらも耐える展開が続き、ボールを奪った後の攻撃も中盤でパスを狙われてカットされてしまうケースが多く、個人の突破もうまく囲まれて奪われるなど、なかなかうまく行かない状況の中、15分前後に2番大西翔也が逆に中盤で相手からボールを奪ったり、キープしてパスを捌いたり、リズムを作るようなプレーを多く見せることで、少しずつ浦和のペースになりそうな空気もあったものの、その流れを断ち切るように、相手選手のミドルシュートが風に乗って豪快に決まってしまい、0-1とビハインドを負ってしまいます。

その後も、攻撃の際に個々の力で突破をしようとして引っ掛かるケースが多く、2番大西翔也のミドルシュートや、5番シマブク・カズヨシのインターセプトからの攻撃などあったものの、同点ゴールまでは遠く、逆に20分に、どのくらいの接触があったのかはやや怪しげではあったものの、ペナルティエリア内で相手選手を倒したという判定でPKを取られてしまい、これを決められて0-2とされてしまいます。

前半は0-2で終了。風上という状況があったにしても、かなり流れも味方しない前半となりました。

後半スタートから、10番長倉幹樹に代えて4番菊地泰智が入ります。

風下の後半、上手く生かしてこの劣勢を跳ね返したいところですが、前半に比べて明らかに攻める時間は長くなったものの、やはり効果的な攻撃はなかなか繰り出せず。5分に16番山崎広大からのパスを受けた13番樋口颯太の放ったミドルシュートが風に乗ってクロスバーを叩く場面はあったものの、全体的には、相手は上手く使っていた風下と言う状況をなかなか浦和は活かせない状況。 

7分に、14番松永悠希に代わり6番白田颯人が入ります。

8分に、19番山下勇希のパスを受けた5番シマブク・カズヨシが抜け出してシュートを狙うもキーパーに阻まれます。

12分には、再び5番シマブク・カズヨシがドリブル突破でサイドから切り込んで行くも得点には至らず。

いくつかのチャンスを作るも決められない中で、15分に、カウンターからキーパーと1対1になる決定的な場面を作られるも、18番高草木天平がしっかりコースに入ってシュートをキャッチし防ぎます。

18分に、17番山崎舜介に代わり7番関根陸斗が、20分に13番樋口颯太に代わり3番荻原拓也が入ります。24分には、6番白田颯人がドリブル突破からクロスを上げたところ、相手ディフェンダーがハンドしたようにも見えましたが、ハンドの判定にはならず。

残り5分ほどは、相手ゴールを脅かすプレーが作れないままに、カウンター気味に2度ほど危険な場面を迎えつつ。

試合終了間際に、3番荻原拓也から4番菊地泰智、裏のスペースへのパスに7番関根陸斗が抜け出すというプレーがあったものの、これはオフサイド。

結果、後半は得点が動かず0-2で終了。

残念ながら、決勝進出はならず、来週は3位決定戦に回ることになりました。

まず、浦和サポーターの気持ちとしては、多くの人がそういうように浦和のエンブレムを付けている選手は大宮アルディージャには負けてほしくないという気持ちが強いので、敗戦と言う結果は純粋にサポーターとしては残念です。

ただ、浦和レッズのジュニアユースの1年生のこの段階ということと、この1年間で見てきたU13のイメージから考えると、個性の強い選手が多いチームで、この1年間での指導方針もおそらく、戦術を重視した戦い方より、個々の特徴を生かしてやるサッカーと言うものに重きを置いて戦ってきたチームだと思いますので、思った以上にチームとして組織的に、いわゆる個々の力を重視したサッカーに対して、こう守られたらいやだな~とか、こう攻められるといやだな~ということを、忠実にやってくる相手に対して、真正面から攻めすぎた部分もあったり、守備でも苦戦を強いられたり、なんというか、術中にはまったような部分もあるのかな~とも思います。

いわゆる、今日の試合で思うように行かなかったことは、浦和の育成の中で個性を生かした戦い方、個人を重視したサッカーでは、必ず通らなければならない道と言ってしまっても良いと思います。

じゃあ、今後どうすればよいか。まず、ドリブルが得意、シュートが得意など色々あると思いますが、今日個人での突破で通用しなかった回数を思い返した時に、どうして通用しなかったのかをよく考えてみることが一つ重要で、更に個人技を磨いて同じケースでも突破できるようにする努力ももちろん必要です。

更に、プレーの選択肢を考えることも必要で、風上なのにそれを計算しないで安易に大きく蹴るケースも目立っていたので、そのような状況判断も必要でしょう。

そして、組織的な戦い方のウェイトを少しずつ増やしていく必要もあると思います。味方との連携での突破のバリュエーションもそれぞれの個性を消さないやり方で考えていくことも必要でしょう。

自分が生きるために、味方の動きをよく見て2つ3つ先の動きを数選手が共有して攻める形もありでしょう。

色々考えられます。

とにかく、今日の試合でなぜ敗れたかを、考えて、話して、聞いて、試して。また、これまでの個人重視だったところに少しずつ組織的な戦い方も加えていくことも今後は必要になっていくと思います。ただし、これは、個性を消すための組織ではなくて、個性を生かすための組織。

ただ、ブクメがこの大会を戦っているU13で好きなのは、破壊力のある攻撃を仕掛けることができる攻撃的な特徴を持った選手が多いことでもあるので、そこだけは常に継続させていってほしいです。

ブクメは、わがままですよ、要求も多いです。

 

まずは、来週の3位決定戦できっちり勝利して、次のステップへ進んで行きましょう!

ではでは。 

秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日

 

 

 

秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日

 

 

 

秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 代表決定トーナメント決勝 2013/01/20 浦和レッズJrユースU13 vs クラブ与野U13 4-1勝利・・・強風の中で終始支配

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場での試合の際に、最近なんとなくいつもこの辺と言うお気に入りの場所があり、今日もそこで観戦したのですが、逆光が凄くて写真が分かりにくいですね、すみません。

浦和レッズジュニアユースU13が、試合の前の円陣を考えて通常とは違う形でやってますね。試合前の気合いを入れる瞬間、なかなか特徴があって良いです!

ということで、第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会の代表決定トーナメントも決勝まで来ました。ここで勝利すると、来月からの本戦に進みます。今日の対戦相手は、それなりに実力のあるチームではありますが、浦和レッズのジュニアユースとしては、力の差を見せつけて勝ち進まなくてはならないラウンドです。

昨日のU14は、補助競技場、今日のU13は東多目的広場での試合となります。昨日同様に晴天ながら、今日は常に試合中横からの強風を受ける状況での試合となりました。

さて、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに8番立川将吾、トップ下が13番樋口颯太と19番山下勇希、FWが左に2番大西翔也、右に4番菊地泰智、真ん中に6番白田颯人

となります。

逆光の中で、特にサイドでは自由に前後ろが入れ替わるので、基本的なポジションは誤っているかもしれません、最初メモした時は2番大西翔也が左サイドバックにいて9番角田涼太朗が真ん中、左前線に13番樋口颯太が入っているようにも見えたので、そうだったのかもしれませんし、そうでなかったのかもしれません。

強風の影響があり、また、相手の守備意識の高さや体格面でも大き目の選手も多めにいたりと、前の試合と違った状況環境の中で、思うようなパス回しやプレーができない場面が多くなりましたが、それでも、ほぼ最初から最後まで浦和が試合を支配していた試合と言えると思います。そういう展開を前提に試合を考えていただけると良いかと思います。

まず、前半1分に6番白田颯人がキーパーに防がれたものの枠を捉えたシュートで惜しい場面を作ります。

続いて4分には、19番山下勇希から右に開いた6番白田颯人にパスを通し、左の13番樋口颯太にパス、ドリブルで中に切れ込みシュートと言う形を作ります。

守備の面では、時折カウンター気味に相手が攻め込む場面があったものの、20番弓削翼が常に狙ってくるところを意識した守備をしており、味方の動きをカバーして相手の攻撃を摘むプレーを繰り返していました。

また、10分に16番山崎広大から右の4番菊地泰智にパスを通し、左前線に上がった2番大西翔也へ大きなサイドチェンジとなるパスを通すなど、強風の割には長い距離の広い展開で相手を崩そうとするパスが成功する機会も多く作れていたようにも感じます。

12分に8番立川将吾がミドルシュートを狙うも枠を捉えられず。前の試合と同様にボランチの位置に入っている8番立川将吾が、通ったら大きなチャンスになるパスコースを狙ってパスを出す回数や、チャンスでシュートを狙う場面も何度も作っていました。

ただ、このチームとしては珍しく、得点が入らない時間が続きました。浦和が先制点を決めたのが22分。その前に18分に8番立川将吾がコースを狙ったシュートがわずかに右に外れ、13番樋口颯太へパスを通し、シュートまで持ち込む場面を作った流れで、22分に得たFKのチャンスで8番立川将吾がペナルティエリアに蹴ったボールに、13番樋口颯太が合わせてゴールとなりました(最初、混戦の中で相手のディフェンダーがオウンゴールをしたと勘違いしてしまったのですが、13番樋口颯太のゴールだったようです。6番白田颯人だったかも(?)・・・とりあえず逆光のせいにさせてくださいw)

時間はかかったものの、しっかり先制して試合を有利に進める状況を作ります。

その後、27分にセンターバックの14番松永悠希を起点に4番菊地泰智、8番立川将吾、13番樋口颯太とテンポ良いパス回しで前線までボールを送った攻撃は、相手ディフェンダーに引っ掛かってしまったものの、惜しい形を再び作り、前半終了間際には、13番樋口颯太がゴールを決めて、2-0となったところで前半終了となりました。

大量得点という流れにはなっていないものの、前半の間にしっかり先制し、更に終了間際に追加点を決めて2点リードして折り返すという、サッカーの試合で言えば、欲しい時間に先制し、相手にダメージを与える終了間際の追加点という望ましい展開で折り返すことに成功しました。

そして、更にこのチームは強いな~と思ったのが、後半の立ち上がりの早い時間で相手の反撃の気持ちをくじく3点目を奪うことができたことなんですね。これができると試合はだいぶ楽になります。

後半3分に6番白田颯人から左の2番大西翔也にパスが通り、パスを受けた2番大西翔也がそのまま、横へドリブルしシュートコースを開けたところでしっかり決めてくれました。

これで3-0となります。

ただ、その後5分に一度サイドから突破されて折り返しを決められて1点を返されてしまいます。・・・まあ、風の影響で上手く相手に流れたとも言えますが、得点後にすぐに点を返されるのはあまりよろしくないですね。3-1。

8分に13番樋口颯太がドリブルで仕掛ける場面、10分には2番大西翔也から19番山下勇希を経由して前線の6番白田颯人につなげてシュートまで持ち込む場面、更には、19番山下勇希が2番大西翔也にパスをいったん預けて、前線のスペースへ走ってパスはディフェンダーに引っ掛かってしまったものの、通れば面白いという形を作るなど、失点後も浦和の攻撃が続きます。

そして、この試合の最後の得点はセットプレーから入ります。11分にコーナーキックのチャンスで13番樋口颯太の蹴ったボールに6番白田颯人がドンピシャでヘッドで合わせて豪快にゴールに叩き込みます。

これで4-1。

その後、20分に13番樋口颯太、9番角田涼太朗に代えて3番荻原拓也、15番三井愁雲、25分には18番高草木天平に代えて1番柿沼優輔、19番山下勇希に代えて7番関根陸斗を投入し、3番荻原拓也がクロスバーを叩く惜しいシュートを放ったり、15番三井愁雲がオーバーラップで攻撃参加して狙う形など、交代選手もしっかりゴールを狙う姿勢を見せましたが、追加点は決まらず、試合は4-1で終了となりました。

1失点はしましたが、守備陣も集中してできていましたし、強風で対応が難しいハイボールの処理もゴールキーパー陣もしっかり対応していましたし、得点経過も望ましいもの
でした。

前の試合で書いた、守備の固い相手に対しての対応と言う意味では、前の試合より、実際守備の固い相手と対峙したことで、崩すための試みで考えながらプレーしている様子も多く見られたので、良かったと思います。

これで、本戦出場ですね。ブクメは、来月の2試合は、足を運ぶことができないのですが、しっかり勝ち進んでもらって3月の準決勝、決勝は、ユースの大会などとの絡みで被るとどうなるかまだ分からないものの、しっかり見届けさせてもらいたいと思っています。

怪我をしている(または、体調不良の?)選手も増えているようにも見えましたが、まったく焦る時期ではありませんのでじっくりじっくり万全の状態に戻してからチームの中で特徴を発揮してくださいね。これまで、下部組織を見てきた中で短期間長期間にかかわらず、怪我を乗り越えてきた選手は、プレー以外のところでの精神的な強さを身に付けて戻ってきている姿を見ることができていますので、そういう時期も大事に過ごしてください。

ではでは。 

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日

 

 

 

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日

 

 

 

熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日熊谷スポーツ文化公園東多目的広場  2013年1月20日

 

 

 

 

 

 

 おまけの写真。

 

第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 代表決定トーナメント準決勝 2013/01/13 浦和レッズJrユースU13 vs Siraoka K’s JrユースU13 11-0勝利・・・新年も破壊力抜群

県立三郷高校グラウンド2013年1月13日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年は年始から色々サッカー観戦をしておりますが、浦和レッズの下部組織の試合自体は今日の試合が2013年初観戦となります。 やはり、浦和レッズのユニフォームをまとった選手を応援するのは気持ちが良いですね。

昨年までは、前年の11月くらいから予選を戦っていたU13の埼玉県の新人戦にあたる、この埼玉県ユース(U13)サッカー選手権大会が、今年は数試合シードのような形になり、浦和レッズジュニアユースは、2つ勝てば本戦出場というタイミングで登場する組み合わせになっており、今日がそのスタートの試合となります。

その初戦の対戦相手は、Siraoka K’sというチームになります。会場は、県立三郷高校のサッカーグラウンドということで、土のグラウンドです。この大会の早いラウンドではおなじみになってますね。

対戦相手のことは、よくわかりませんが、昨年のメトロポリタンリーグの戦いぶりを見ていれば伸び伸びと破壊力のあるサッカーを見せているU13が、問題なく大量得点で突破してくれるんだろうなと思っていましたが、思った通りの破壊力でした。

冷え込むことの多いここ最近ですが、今日は比較的ポカポカ陽気の中での試合です。

さて、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに8番立川将吾、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に2番大西翔也、右に4番菊地泰智、真ん中に5番シマブク・カズヨシ

となります。

かなり力の差のある相手で、ほとんどピンチの場面がなかったので、細かい判断が難しいですが、得点経過、交代、チャンスなどをざっと書き上げてみますね。

開始早々に5番ジマブク・カズヨシがゴール、3分に19番山下勇希が追加点。この2得点は、スターティングメンバーをメモしている間にあっという間に決まってしまいました。2-0。

5分に5番シマブク・カズヨシからのパスを6番白田颯人がヒールで見事なトラップから抜け出してシュートまで持ち込む場面がありました。

そして、8分に左に開いた5番シマブク・カズヨシからのパスを受けた2番大西翔也が決めて3-0。

10分には、右サイドバックの位置でボールを持った4番菊地泰智が中盤に位置していた19番山下勇希が右のスペースに走り出したと同時にパス、自らは中盤のスペースへ走り、19番山下勇希もワンタッチで、再び4番菊地泰智に戻し、早い展開ですぐさま左前線に走る2番大西翔也へパスを繋げ、シュートまで持ち込む場面がありました。

相手の守備がかなり甘い部分もあったため、一人でも打開できる場面が多い中で、こういう連携をうまく利用した攻撃での崩しは逆に目を引きました。

11分に、8番立川将吾から裏のスペースへのパスに5番シマブク・カズヨシが反応して走る良い動きがあり、迎えた12分に6番白田颯人がゴール。これで4-0。

15分に8番立川将吾のミドルシュートでの惜しいチャンスがあり、18分には再び2番大西翔也がこの日自身2点目となる5点目を決めます。5-0。

更に19分には2番大西翔也のアシストで5番シマブク・カズヨシもこの試合自身2得点目となるゴール。これで6-0。

25分には、2番大西翔也が決めて、これでハットトリック。7-0。

26分には、4番菊地泰智のコースを狙った惜しいシュート。30分には8番立川将吾の裏を狙ったパスに再びシマブク・カズヨシが反応して抜け出す惜しいチャンスがありました。

前半だけで大量7点のリードでハーフタイムを迎えます。

後半は、2番大西翔也、4番菊地泰智、8番立川将吾、9番角田涼太朗、18番高草木天平に代えて3番荻原拓也、7番関根陸斗、15番三井愁雲、17番山崎舜介、1番柿沼優輔が入ります。

大幅にメンバーが変わったので、だいたいのポジションを書き出しますね。

GKが18番高草木天平、DFが左に15番三井愁雲、右に17番山崎舜介、真ん中に16番山崎広大と14番松永悠希、MFがボランチに20番弓削翼、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に3番荻原拓也、右に7番関根陸斗、真ん中に5番シマブク・カズヨシ

となります。

後半は、3番荻原拓也の左からの攻撃の回数が非常に多いように感じました。その3番荻原拓也がまず開始早々にシュートの場面を作り、2分には、3番荻原拓也のパスから6番白田颯人がループ気味にシュートを狙うも枠をとらえきれず。

4分に、6番白田颯人が決めて8-0。

5分に7番関根陸斗からのパスを受けた6番白田颯人がシュートを狙います。

7分に、19番山下勇希、6番白田颯人、5番シマブク・カズヨシに代わり10番長倉幹樹、12番長谷川魁哉、13番樋口颯太が入ります。

8分に、3番荻原拓也からのクロスを7番関根陸斗が頭で合わせる惜しいシュートチャンスを作ります。

10分に7番関根陸斗が右サイドでドリブルで深い位置まで持ち込み、ラストパスを13番樋口颯太が押し込んで9-0とします。

12分には、コーナーキックのチャンスから混戦になりこぼれたところを17番山崎舜介が押し込んで10-0。

20分にこの試合唯一のピンチというカウンターから抜け出される場面があったものの、ここは15番三井愁雲がしっかりカバーの意識をもってプレーしており、抜け出した相手から見事にボールを奪い返します。

その後もチャンスは多いものの、おそらく5本以上はクロスバーやポストに当たったシュートがあり、そのまま終わるかと思われた試合終了間際に7番関根陸斗からのパスを受けた17番山崎舜介が決め、結果的に11-0で試合終了となりました。

もっと得点が取れた試合ではありますが、無失点で11得点という結果は見事です。

試合終盤には、やや前線で自分が取ろうと個人プレーに走る選手ばかりが目につくようにはなりましたが、今日の相手は守備の厳しさがほとんどなかったので、ある程度は許容されるものかとも思います。

ただ、今後の自らの成長、チームの成長、守備の固いチームやプレスの早いチームを相手にしても有利に試合を進められるようにするためには、先ほどあげたような数人でのスペースやワンタッチパスを利用した連携や、裏を狙ったプレーで意図がぴたりと合って抜け出すようなプレー。また、試合終盤に13番樋口颯太が見せたポストプレーで味方の動きをうまく使ってリズムよく攻撃を作るようなプレーなども、意識して増やせるようにしていくのも良いと思います。

ただ、そういう状況というのは、そういう相手と対戦した時に肌で実感した方がわかりやすいので、今後この大会でそういう相手とあたる機会が多くなると、試せる機会は多く出てくるのかと思います。

ただ、決めきるところでの破壊力は見事ですので、決められる選手が自ら決める気持ちも持ち続けて、継続させてください!

色々書きましたが、気持ち良い試合でしたよ、満足です。

ではでは!

県立三郷高校グラウンド2013年1月13日県立三郷高校グラウンド2013年1月13日県立三郷高校グラウンド2013年1月13日

 

 

 

県立三郷高校グラウンド2013年1月13日県立三郷高校グラウンド2013年1月13日県立三郷高校グラウンド2013年1月13日

 

 

 

県立三郷高校グラウンド2013年1月13日県立三郷高校グラウンド2013年1月13日県立三郷高校グラウンド2013年1月13日

 

 

 

おまけの写真。