どうも、浦和サポブクメです☆
4月に行われるユースの浦和カップとは別に、この時期にジュニアユースの参加する浦和カップが行われているというのは数年前から聞いてはいたのですが、見逃し続けて数年。今回初めて観戦することができました。
例年は、大会が被らずにジュニアユースの新3年生が臨むということらしいのですが、今年は、土曜日からスタートしているこの大会と埼玉県のU14新人戦決勝が被ったりしていて、参加するメンバーが1年生中心であったり、今日は、昨日の試合に出場していなかったり、出場時間が少なかったメンバー、また、埼玉県のトレセンリーグも被っている今日日曜日ということで、メンバー構成としては、普段やっていないポジションであったり、様々変更が加わった形ということでした。
ちなみに、この大会の仕組みが良くわからないのですが、昨日敗れて、今日は3位決定戦と言う位置づけで、同じく昨日敗れた大宮アルディージャジュニアユースとの対戦ということになった・・・とのことです(わからないことだらけですみません。)
ちなみに、この大会のプログラムを持っている方に見せてもらったところ、浦和レッズジュニアユースのメンバーに記載されていた背番号は、キーパー以外は名前順の通し番号での1~20のいつもの番号だったのですが、この大会では、新3年生のメンバーも含めて実際に付けている番号は、バラバラという状況でした。
なので、大体のところ確認はできたものの、こちらで記載する者も誤っている可能性も多分にありますのでご了承下さい。
では、試合の話に移ります。
GK1番宮川聖冬、DFが左サイドバックに4番関慎之介、、右サイドバックに3番斎木大輔、センターバックに10番立川将吾と5番小崎魁、MFがボランチに6番平野正人、トップ下に8番伊藤敦樹と7番清水裕太、左に2番大西翔也、右に11番菊地泰智、FWが9番シマブク・カズヨシとなります。
2番大西翔也、9番シマブク・カズヨシ、10番立川将吾、11番菊地泰智の4人が1年生ですね。
ちなみに、怪我でしばらく戦列を離れていた6番平野正人、7番清水裕太が(たぶん)この試合で復帰ですね、良かったです。
これは、例えばユースのリザーブリーグなどでも良く見られる現象ではあるのですが、こういう試合において、慣れないメンバー構成になるような試合は、やはり味方の動きが把握できていなかったり、試合勘の問題もあったり、この試合に置いては、どうかは分かりませんが、モチベーションの部分でも影響が出てしまい、ぎこちないサッカーになってしまうことが多くなるのですが、この試合もそういう要因での難しさが出てしまったようにも感じます。
全体的には、攻撃の形に置いては相手の方が、スムーズに展開していたと思います。
ただ、面白い仕掛けを浦和が見せる場面も決して少なくはなかったと思います。
オフサイドにはなりましたが、5分に6番平野正人から3番斎木大輔と近い距離でパス交換をして裏へ抜け出した11番菊地泰智へ通したテンポ良いパス回しからの仕掛けだったり、8番伊藤敦樹が中盤でインターセプトしてすかさず右前線を走る11番菊地泰智へ繋げた場面、10分の8番伊藤敦樹から左前線の2番大西翔也へパスを出してクロスまで持ち込んだ場面など8番伊藤敦樹が中盤高めの位置で簡単に味方を使うプレーで攻撃する形など良い形も見せていました。
7番清水裕太も中盤でテクニックを生かしてなんとかしようとするプレーが見られ、うまい読みから中盤でインターセプトして仕掛ける形も見られました。
前半終了間際には、4番関慎之介がドリブルで左サイドを持ち上がって深くまでえぐるプレーなども見られつつ、前半自体は、う~ん、やはりピンチの場面の方が多かったかもしれませんが、慣れない組み合わせの中でも浦和が仕掛ける形と言うのも比較的作れていたように感じます。
前半は0-0で終了。
後半スタートから、2番大西翔也に代えて13番長倉幹樹が入ります。13番長倉幹樹も1年生ですね。
後半早々に、9番シマブク・カズヨシがドリブルで強引に仕掛けていく形を作ります。7番清水裕太から13番長倉幹樹へ展開して攻撃を仕掛ける形、13番長倉幹樹から裏へのパスに9番シマブク・カズヨシが抜け出して攻めあがる形など5分くらいまでに何度か攻撃の形を見せることができていたものの、5分に失点を喫し0-1となります。
また、足を痛めた10番立川将吾が2番大西翔也と交代します。
後半に関しては、前半ある程度良い距離感でできていた中盤の選手の距離が空いてしまったり、相手の攻撃を受けることが多くなった影響で、攻めの形が作りにくい状況で半分くらいまで経過します。
守備に追われながらでしたが、15分前後くらいからは、前線で1トップという形でやや思うような攻撃が仕掛けられていなかった9番シマブク・カズヨシがサイドに流れて仕掛けたり、6番平野正人を経由して攻撃を組み立てる試み、また13番長倉幹樹と9番シマブク・カズヨシが近めの距離でプレーできていた時など、いわゆるゴールに近づくプレーにまでつながる形が作れることが多くなりました。
右前線に9番シマブク・カズヨシが抜け出してパスを受け、中盤の8番伊藤敦樹にパス、そこから左前線のスペースに抜け出す6番平野正人にパスを通してスペースとサイドを上手く使った攻撃で仕掛ける形が作れたり、18分には、4番関慎之介が左サイドからドリブル突破で、そのままペナルティエリアへ侵入し、やや角度がなかったところからでしたが、ゴール左隅を狙った鋭いシュートを放つも、これはキーパーに防がれます。
更に、9番シマブク・カズヨシが抜け出してキーパーと1対1になる形を作るキーパーに反応されてしまい、コーナーキック。このコーナーキックのチャンスで4番関慎之介からのボールに5番小崎魁が頭で合わせる惜しいシュートがありましたが、枠からは外れてしまいます。
この後、残り5分くらいは、結構危険な場面を作られまくるも追加点はなんとか決められず。浦和も、9番シマブク・カズヨシがサイドから仕掛けて惜しい形を何度か作ったり、終了間際には13番長倉幹樹がペナルティエリアの外から、ゴール左上を狙った、いわゆる見ている側からすると入ったと思ってしまうくらい綺麗な弾道でとんだシュートがあったものの、これはわずかにゴール左に外れ、得点ならず。
結果、0-1で敗戦となりました。
もちろん、浦和サポーターという立場で言うと、どんな試合でも大宮には負けてほしくはないのですが、今日の試合一つの状況を考慮して考えてみると、例えばセンターバック未経験(らしい)、1年生の10番立川将吾がセンターバック初挑戦だったために、ある程度守備のところで苦しむのは仕方がないとか、9番シマブク・カズヨシがどのような動きをすると、より彼が生きて周りが生きるような状況になるかとか、溜めて捌くというプレーンおいてはやはり6番平野正人を経由することで落ち着きを作れる可能性が高いな~とか、7番清水裕太のテクニックを生かすには、中盤の組み合わせと動きがこうなると良いかもとか、比較的、セットプレーで高さという強さが今年のチームには少なくなるのかと感じていた、U14の新人戦で感じていたイメージがあったものの、5番小崎魁がセットプレーの時に惜しいヘディングシュートを見せた時などに、「あ、セットプレーに強みのある選手もしっかりいる」とか、この試合の中だけでも、今後のチーム作りの中でキーとなってきそうなポイントや、これまで分からなかった、選手の特徴が見えるところもあったり、大会と言う意味では敗れて4位で終了となりましたが、個人的には、収穫たくさんの楽しい試合でもありました。
昨年から、関東U15リーグが3月スタートになったことで、2月から本格的に公式戦を戦うためのチーム作りに入っていくことになり、指導する方にとっても、正直短い期間である程度形を作っておくという状況は難しいと思いますが、ここまでの状況を見ていると、昨年の経験も活かされつつ、必要なことをしっかり伝えながら経過している雰囲気はうかがえます。
2月は、最初の週末は日本にいるものの、その後ブクメは月の半分くらいを海外を動き回る予定を入れているため、先日も触れましたが、U13の埼玉県の新人戦の1試合目、2試合目に行けなかったり、同様にジュニアユースの練習試合も予定が分かっても行けない試合が多くなると思いますので、月末の週末あたり、または3月の関東U15リーグの試合で、現段階から1か月ほどでチームがどのようになっているのか、その成長も楽しみに待ちながら過ごしたいと思います。
ではでは!
おまけの写真。