GO FOR WORLD CUP 2017/12/27,28 3日目~最終日 vsアルビレックス新潟U-18、湘南ベルマーレユース、興國高校・・・全試合PK決着。危機感を持って、前へ進む年へ

どうも、ブクメです☆

やはり、昨日は、夜に予定があり、遅くに自宅に戻って、仕事もあり、翌日も朝から試合ということで、3日目単体でのブログは書けませんでした。昨日の段階では、それぞれの試合を少しずつ書きながら、思ったことを書いていこうかな~という感じだったのですが、全体的にざっくりにします。

3日目からの3試合が全てPK戦という珍しいことになり、結果的に、今大会に登録されていた3名のゴールキーパー全ての選手が1回ずつPK戦でゴールマウスを守る経験を積めたというのは、ある意味すごく大きいことで、最近はあまりないですが、どうも、浦和レッズユースというのは、歴代公式戦の重要なところでPK戦に弱いところがあり、そういう意味では、キッカーの選手もそうですし、キーパーにとっても、新体制スタートのところで、PK戦の経験ができたのは、とにかく良いことだと。

貴重なので、3試合のPK戦の整列の写真を意味もなく3つ並べてみます。

*アルビレックス新潟U-18戦(PK)

*湘南ベルマーレユース戦(PK)

*興國高校戦(PK)

PK戦2つには、ギリギリのところで敗れてしまったものの、最終戦では、ついにPK戦で勝利したということで、アイキャッチの画像には、最後のキッカーとなった16番清水哲太の蹴るところを載せてみました。

続いて、3試合のメンバーと交代を載せます。

vsアルビレックス新潟U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝(後半20分⇒1番石井僚)、DFが左に21番清水楽人(後半21分⇒24番山中惇希)、右に9番二見健太(後半4分⇒4番大桃伶音)、真ん中に5番大城螢と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗、右に19番波田祥太、真ん中に15番玉城大志と2番白土大貴、FWが左に29番長田拓巳(前半10分⇒8番岡村勇輝)、右に7番佐藤陸人

vs湘南ベルマーレユース戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝(後半15分⇒25番石塚悠汰)、DFが左に12番林海斗(後半13分⇒24番山中惇希)、右に16番清水哲太、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に14番柳田大輝(後半18分⇒19番波田祥太)、右に27番冨田蓮、真ん中に6番縄田脩平(後半8分⇒23番遠藤龍河)と2番白土大貴(後半19分⇒15番玉城大志)、FWが左に17番與那覇航和(後半13分⇒13番上野夏輝)、右に29番長田拓巳(後半10分⇒8番岡村勇輝)

vs興國高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に9番二見健太、真ん中に5番大城螢と4番大桃伶音、MFが左に12番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に15番玉城大志と2番白土大貴、FWが左に19番波田祥太、右に7番佐藤陸人

*(オフィシャルに倣って、自由交代とメンバー省略になんの意味があるのかは不明ですが)自由交代の為(交代)メンバーは省略させて頂きますw

と書きつつ、実は、今日は、スマホのメモソフトがご乱心気味で、書いて保存してポケットに入れて出すと、消えているという不思議現象が発生したため、細かく確認できませんでした。もちろん、試合内容も。なので、最終戦ということで、メモ取らずに、試合を眺める形にしました。写真は、そこそこ撮りました。

総括的な話になれば、とにかく、シュートが少ない大会だったなと言う印象です。1日目の最初のb戦では、動きもシュート意識もあるように感じ、実際に3点を奪っていましたがこういう書き方をすると、でもB戦だからね~とか言われそうなので難しいところですが、この試合が最も試合を通じてゴールへの意識が高い試合だったように感じつつ、グループ初戦のコンサドーレ札幌U-18戦では、スコアレスドロー。

2日目は、グループ第2戦の興國高校相手に、前線のスピードとテクニックのある選手と、激しいプレスで、飲まれてしまい、5失点大敗。この試合もシュートはほとんど見られなかった(思い切ったプレーもあまり見られなかった。)

グループ第3戦では、うまく切り替えたのと、メンバーのポジションがそれまでの起用と少し違った形が試されていた流れで、試合序盤にかなりシュートの意識高く、その時間帯で2点を奪うことに成功し、その後は、同じような展開になったもののしっかり勝利。

3日目は、決勝トーナメント。前日の流れで再びシュート意識も高くという試合を期待しましたが、この日の2試合とも、正直なところ、全体的には、印象に残る場面がほとんどない試合で、アルビレックス新潟U-18戦では、どちらもチャンスが少ない展開で、フリーキックでアルビレックス新潟U-18に直接決められて、先制されて、同じくフリーキックで8番岡村勇輝が直接決めて同点として直後にPKを獲得するなどピンポイントの数分のみ盛り上がったような試合でした。湘南ベルマーレユース戦は、相手も同様に思うように行かない状況が続いていたのかわかりませんが、なんだか、試合は熱くないのに、選手がフラストレーションで熱くなっているような場面が目立ちました(特に相手。)で、結果はスコアレスドローでPK。

結果的に、この日のPK2つで敗れたことで、7位決定戦に回ることになりました。

そして、迎えた最終戦が、まさかの興國高校との再戦でした。

また、豪快に点の入る試合になるのかと考えていたのですが、相手チームで前の対戦で、かなり強烈なインパクトを見せていた2選手ほどが出場していなかったことや、そもそも、浦和レッズユースが、この大会で最も激しく、意識高く、声も出してプレーしたこともあり、前回の対戦と比べて、浦和が主導権を握る場面の多い試合となりました。

実際、バーを叩いたりするシュートもあり、ゴールに近いプレーを多く見せていたことや、これまでの試合と比べると、パススピードも速くできていた時間帯もありました。ただし、試合終盤になると、やはり全体的には、細かいところで雑なプレーが目立ったようにも感じました。

ただ、1試合トータルで見れば、相手よりも優っていましたし、一人一人の動きもこれまでで一番良いという選手も多かったと思います。

ちなみに、全体を通して感じた点を挙げると、ロングボールが多いのは、もうこの体制になってからのやり方の一つになっているので特にそれ自体の良い悪いを言うこともないですが、ただ空いているスペースや、味方がいそうな位置に出すのと、局面を打開する意図を持ったロングボールでは、まったく意味合いが違っていて、これが、明らかに前者になっているケースが多い。

こういうプレーが多いのであれば、前線の選手の動き出しだけ徹底するだけでも、変わることも多いのに、どうして、その辺の意思疎通ができないのかは気になりました。もちろん、新チームスタートで、連携連動はこれからなのは当然ですが、それでも、この大会で既に6試合戦ってきているのですから、そこで修正されないのは、気になります。

また、ボールロスト率の高さも気になります。相手チームとの接触を避けたい選手が多いのか、寄せられたり、囲まれたりすると、安易なパスで逃げようとして、それで奪われる場面が本当に多い。メッセージ性のあるパスを出して、それに対して、受け手に要求することも、受ける側が要求することもあまりないように感じますし、ベンチからの、言葉を待っているのかなと感じるところも多い。

もちろん、指示された動きと違うことをやると、大変なことになるというのは、私も何年もそこで苦しむ選手たちを見てきたのでわかります。

難しいことが多いですね。でも、来シーズンもそのままの体制が続く可能性が濃厚なようなので、そこに関しては、私は、もう何も言えることはありません。

私(たち)が考える育成と方向性が違うのですから、もちろん、そのチームが信じて置いている体制が、正解なのです。結果が全てということであれば、実績があるので、変わる必要もないのでしょう。

だから、特に、こういう文章を書き続けている私は、雑音でしかないのでしょう。

出場できている選手にとっては、良い指導者。そうでない選手にとっては悪い指導者。

出場するためにやるべきことは・・・。

日本に拠点を戻したものの、来年の私のサッカー観戦のベースをどこに置くのかは、不明ですし、悩んでいます。

このくらいにしておきます。

ただ、最終戦の選手一人ひとりの意識と、プレーがこの大会の中で最もよくなっていたことと、難しいPK戦というところで、結果を出して2017年の最後の試合を締めくくれたのは、前向きなことです。

前向きな要素を大事に、来年の戦いに備えてくださいね。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒大会3日目の写真は、こちらから、大会最終日の写真は、こちらからどうぞ

 

GO FOR WORLD CUP 2017/12/26 2日目 vs興國高校 0-5敗戦、vs帝京長岡高校 2-0勝利・・・明暗くっきりの2試合も2位で突破

*強さでも他方面でも、強烈なインパクトを残した興國高校。試合前に自前の記念撮影してました。

*帝京長岡高校戦。大敗の後で良い意味で吹っ切れて戦えました。

どうも、ブクメです☆

今回は、最初に今日の2試合とメンバー、簡単な経過を書いてから、つらつらと思ったこと書きます。

vs興國高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚(後半スタート⇒18番西尾優輝)、DFが左に21番清水楽人(後半26分⇒13番上野夏輝)、右に16番清水哲太(前半23分⇒17番與那覇航和)、真ん中に4番大桃伶音(後半スタート⇒5番大城螢)と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(前半14分⇒2番白土大貴/後半?⇒27番冨田蓮)、右に14番柳田大輝(後半9分⇒9番二見健太)、真ん中に15番玉城大志(後半スタート⇒6番縄田脩平)と7番佐藤陸人(後半26分⇒24番山中惇希)、FWが左に19番波田祥太(前半34分⇒11番清宮昴大)、右に8番岡村勇輝(後半9分⇒29番長田拓巳)

となります。

得点経過は、前半11分、14分と失点し、0-2で折り返し、後半も3分、15分、32分と失点し、0-5で敗戦。

強烈な攻撃陣、球際の強さ、寄せの速さと、攻撃的な選手のスピードに翻弄される形で、失点を重ねての大敗。

vs帝京長岡高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に9番二見健太、真ん中に5番大城螢と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(後半スタート⇒19番波田祥太)、右に14番柳田大輝(後半15分⇒26番石橋遼大)、真ん中に15番玉城大志(後半25分⇒17番與那覇航和)と2番白土大貴、FWが左に29番長田拓巳(後半スタート⇒24番山中惇希/後半21分⇒8番岡村勇輝)、右に7番佐藤陸人(後半25分⇒6番縄田脩平)

となります。

前半2分に12番林海斗のミドルシュートで先制、15分に7番佐藤陸人が難しい態勢ながら、ゴール左隅のコースを狙った見事なシュートで2-0。後半は得点はいらず2-0勝利。

前の試合の敗戦を引きずることなく、また、ポジションなど、これまで見たことない配置もいくつかみられる中で、シュート意識も序盤高く、その意識から2ゴールを奪って有利に試合を進めたことや、試合終盤の相手チームの猛攻での1番石井僚の好セーブ連発(決定的な形での難しいコースへのシュートを3本は止めていた)ことで、勝利となりました。

 

昨日に引き続きGO FOR WORLD CUPに足を運んでいます。昨日は、b戦1試合、グループステージ1試合の計試合でしたが、今日は、グループステージの残り2試合となります。第1試合の開始は、早く9時キックオフで、興國高校、15時キックオフで帝京長岡高校との一戦となりました。

グループステージ突破を考えると、昨日は、浦和レッズユースは、コンサドーレ札幌U-18とスコアレスドローで勝ち点1という状況。グループのもう1つのカードでは、興國高校vs帝京長岡高校の試合は、興國高校が2-1と逆転勝利で勝ち点3を積み上げて一歩リードという形で2日目に入りました。

どちらの高校とも、地域も全く違く、高校ということで、なかなか公式戦で対戦する機会はないのですが、興國高校に関しては、何度か練習試合などで対戦していたと思います。私も2,3年前に一度見たことがありますが、その攻撃力の高さが印書に残っていて、その時のユースもかなり苦しめられた記憶があったのですが、1日目がビハインドを背負っての2-1逆転勝利という結果で、僅差での勝利と聞いた時には、そこまでではないのかなと思っていたのですが、甘かったです。

先ほど書いたように、0-5という正直屈辱的な敗戦と言えます。昨日の課題の修正がどうこうという前に、相手の迫力に完全に飲まれてしまったのが残念でした。ただ、相手チームが強かったのは事実ですし、正直、基本的に浦和の育成を応援する形で、相手チームに目を奪われるということは、少ないのですが、これまで、例えば、横浜F・マリノスユースの小野裕二や、山梨学院大学付属高校の前田大然などのように、ユース時代に浦和レッズユースと対戦した相手なのにそのプレーに目を奪われてしまったという何人かの選手のように、この試合には目を奪われました。

スピードスター系の得点を決めた選手もそうですが、一番印象に残ったのは、何点目かのアシストをした14番村田透馬選手のディフェンダーを細かいフェイントで完全に翻弄してマークを外し、鋭いクロスを入れて豪快なヘッドでのゴールを演出した場面が頭から離れないというか。

昨日書いたような浦和の選手に欲しかったギラギラした感じも、相手選手にばかり感じてしまいました正直。

1試合目が終わった段階では、得失点差でも失点が大きく、ちょっとグループ突破は厳しいかなと思っていましたが、その後のコンサドーレ札幌U-18が帝京長岡高校と引き分け、さらに、興國高校には1-4で敗れたため、15時からのグループ最終戦では、勝てば2位通過という自力が用意される状況となり、迎えた帝京長岡高校戦では、これまで見たことがない、前線に7番佐藤陸人が入るなど、最初見たときは、どうなるのか全く分からない状況でのスタートとなりましたが、しっかり前の試合の大敗は吹っ切れており、さらに、これまでにはなかったシュート意識の高さを序盤から見せ、12番林海斗の豪快なミドルシュートでのゴールに始まり、14番柳田大輝など、ゴールが見えたらシュートを狙うような意識を見せてくれました。

その中で、前線で起用された7番佐藤陸人が、なんとなく、昨年までユースに所属していた時里元樹を思い起こさせるような相手キーパーへのチェイスなど高い位置で奪う姿勢を見せ、その結果が、先ほど書いたような、やや混戦で相手ディフェンダーの方が優位に見えた状況下で、コースを狙ったシュートを決めるという結果にもつなげています。

また、帝京長岡高校もプレスなど激しめに来てはいたものの、興國高校に比べるとその迫力のある激しいプレスを経験していたからか、慌てずに問題なく対処できていたのもこの試合のプラスの要素でした。

ただ、2点を奪って30分くらいまで行ってからは、やや落ち着いてしまったというか、もっと得点を奪ってやるという意識がやや薄くなったように感じられ、その後のミドルシュートは、ほとんどなかったように感じます。

狙える時には、ゴールを狙う意識がもっと持続できるようになると良いなと感じたのは事実ですが、確かな前進も感じられました。

かなり陰湿な言い方で、指示通りにできていないと、ベンチから責める言葉が飛ぶのが聞こえてくると、ミスを許してもらえない環境なのかなと心配になる部分も相変わらずありますが、この環境が変わらない限りは、ミスを許してもらえないのは、宿命と考えるしか残念ながらないので、見ていると、本来できるプレーやできていたプレーができなくなっているように感じられる選手もいることから、とにかく、萎縮だけはしないでもらいたいと思います。

悪循環にしかならないので、言われてことが難しいとか、納得いかないとかでも、それによって聞こえてくる言葉を上手く受け流すくらいの気持ちでいないと、せっかくの能力がもったいないことになります。

それ以外で気になったところは、一つの課題をクリアしても次のところが甘くなる傾向のある選手が多いように感じます。

球際厳しくとか、しっかりキープできた、「お、いいね!」と思ったすぐ後に、もったいないパスで相手ボールになってしまうケースなど多いです。

難しい状況から、グループステージ突破まで来たのですから、もう1度興國高校とやって次は倒すくらいの意気込みで、ダントツの3連勝でグループ1位通過した相手との対戦を視野に入れて、この大会の残り3試合で、まず、一つ壁を乗り越えて確かな成長を確認してから年を越しましょうね。

そういう姿を見られると、サポーターサイドとしても、気持ち良いです。

さてさて、

私は、明日の決勝トーナメントも28日の最終戦も足を運べるのですが、明日は、夜に予定があったりするので、もしかすると、次のブログは、決勝トーナメント以降ということで、28日の夜くらいに書くことになるかもしれません。

その点はご容赦ください。

まずは、アルビレックス新潟U-18ですね。どのような結果でもあと3試合は戦える今年のレギュレーションですが、もちろん勝ってより現時点で調子の良い強い相手と戦える方が良いですからね。勝ちに行きましょう!

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ

GO FOR WORLD CUP 2017/12/25 1日目 vs藤枝東高校(b戦) 3-1勝利、vsコンサドーレ札幌U-18 0-0引き分け・・・新チーム始動!ab関係なくクオリティが求められるシーズンへ

*浦和レッズユースvs藤枝東高校(b戦)

*グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18

どうも、ブクメです☆

今年もGO FORの季節がやってきました・・・とは言え、昨年は日本にいなかったので、この大会を全く見ることができず、そして、昨年から大会名からワールドカップ開催年が消えて、GO FOR 2018 CUPや、どのタイミングでGO FOR 2022 CUPになるんだろうとか、そういうことを考える必要のないGO FOR WORLD CUPに名称が変更されていたことを、今日初めて知りました。

facebookページで普通にGO FOR 2018 CUPがスタートとか書いていたのは勘違いでなく、素ですw

昨年まったく足を運べなかったことから、ぽっかりこの大会の情報は、1大会分空いてしまっているので、的外れなことを書いてしまうかもしれませんが悪しからず。これまで、ここしばらくのこの大会は、レッズランドの人工芝グラウンドで浦和レッズユースの試合は開催されることが続いていたので、与野八王子グラウンドでのこの大会の観戦は久しぶりです。

与野八王子グラウンドでのGO FORでは、過去に強く印象に残っている試合があります(最近物忘れが多いのですが、その試合のその場面だけはしっかり未だに覚えている。)それが、ちょうど、日本代表にも選出されて存在感を見せだしている柏レイソルのゴールキーパー中村航輔。彼がユースだったころに、この場所で浦和レッズユースと対戦しており、その時のユースには、新井純平だったり、関根貴大や、進昂平など、ギラギラした選手がたくさんいて、本当に新チームなのかと思うくらい課題は当然多い中でも、激しい戦いで目を奪われた試合だったのですが、ドンピシャで西袋裕太がヘッドで、しかもコースもここを狙えば普通は入るでしょうというヘディングシュートを中村航輔に防がれたり。与野八王子グラウンドでのGO FORと聞いた時に真っ先にこの試合が思い起こされました。今回の大会でも、そういう強烈な印象に残るような戦いを期待しています。

その時のブログ『GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

さてさて、この大会自体毎日2試合ずつ開催される流れになることや、割と色々なことに追われている状況になるため、試合内容などは、簡単に触れる程度で1試合ごとではなく、1日目としてまとめて書くことをお許しください。

そして、ここからまずは、新2年生、3年生による競争が始まり、来年になると新1年生が加わり、さらに競争が激しくなってシーズンが進んでいくわけですが、その中でもこれまでと一つ違う状況は、これはもちろん、高校のように、部員が凄くたくさんいるというような状況とは違うため、浦和レッズユースがBチームに関しても、本気でS1(埼玉県1部)や、その上の関東プリンスリーグへの昇格と定着を狙っていくかによってだいぶ変わってしまうので、一概にさっポーター側の立場で何か言える段階ではないのですが、長い年月をかけて6部相当の支部リーグからスタートした浦和レッズユースBチームもついにS2(埼玉県2部)まで昇格を果たし、いわゆる、しっかりそのカテゴリでも戦えるチームを作ることを考えないと、これまでのように実力差で優勝するということが、簡単ではないレベルになってきます。

その意味では、もちろん応援する側としては、Aチームがプレミア、Bチームが関東プリンスリーグに所属するという状況を望むわけですので、Bチームという形であっても、味方は当然厳しくなっていくことになると思います。先ほどの表現ではないですが、ギリギラした選手が多くなって来ないと難しい環境になると思います。その意味では、1日目は、B戦含めた2試合とも、まだまだ足りないかなという印象が残ったのも事実です。

ただ、可能性として感じられる要素も多く見つけられたのも事実です。

フォーメーションなど、ざっくりになってしまうのですが、4-4-2で書き出しておきます。

vs藤枝東高校戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に12番林海斗(後半8分⇒27番冨田蓮)、右に16番清水哲太(後半8分⇒29番長田拓巳)、真ん中に23番遠藤龍河と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に26番石橋遼大、真ん中に17番與那覇航和と6番縄田脩平、FWが左に13番上野夏輝、右に11番清宮昴大

となります。

得点経過は、30分に、24番山中惇希からのパスに抜け出した13番上野夏輝が、ペナルティエリア内でラストパスを6番縄田脩平に出し、これを決めて1-0とするも、直後に豪快に決められ1-1と同点とされるものの、33分に26番石橋遼大が決めて2-1とし、1点リードで折り返し。

攻める回数は多いものの、シュートが少ない試合で、後半も同じような状況でなかなか得点が奪えなかったものの、23分のコーナーキックのチャンスで5番大城螢が決めて3-1と突き放し、結果的には3-1と快勝という結果に終わりました。

vsコンサドーレ札幌U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に2番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と20番南濵優大、MFが左に9番二見健太(後半9分⇒29番長田拓巳)、右に14番柳田大輝(後半13分⇒12番林海斗)、真ん中に15番玉城大志と7番佐藤陸人、FWが左に19番波田祥太(後半27分⇒13番上野夏輝)、右に8番岡村勇輝

となります。

この試合は、結果的にスコアレスドローで終わりました。

新チームのメンバーを眺めてみると、全体的に、シーズン通して、Aチームに絡んで公式戦を経験してきたという選手が少なく、ある意味、わかりやすいくらいに新チームとしてこれから、やらなければならないことが多いなという印象でした。

この試合だけで見れば、守備のところは、比較的安定して守れていた印象が強く、その中で、センターバックの位置からの攻撃参加という点で、その試みが良い結果につながることと、味方との意思疎通ができておらずに、上がったところですぐに奪われた時に、その空いたポジションのカバーが遅れて大きなピンチになるという場面が2度ほどありましたが、この辺は、現段階では、そうしようとすることが大事と考えるべきで、ここからコミュニケーションがしっかりディフェンスラインや中盤と取れていければOKです。中盤に関しては、ともにプレーする機会は少なかったものの、昨年の時点で公式戦での経験を比較的多く積んでいる、7番佐藤陸人と15番玉城大志のボランチに安定感と、まだ味方の動きと合っていないなという部分の両方が感じられ、これは、少し厳しい言葉になりますが、前線がもっと奮起しなければならないなかで、良い動き出しや、ゴールに直結するようなスペースを見つけて走り出すなどが、あれば中盤からパスを供給できたであろうなという場面で、動きがなく、そこにメッセージ性のあるパスを出して、だれも反応できていないというケースが何度か見られました。これも意思疎通と一緒にプレーする時間が長くなることで、合ってくることでもあるので、今日の状況を踏まえての明日でまた見ながら考えたいです。

右サイドバックに入っていた2番白土大貴が、攻撃参加した後に前線に声をかけていた、「もっとシュート意識を持とうよ」という言葉には、納得で、本当に、思い切ったシュートが少ない試合でした。

相手のコンサドーレ札幌U-18は、特にサイドの守備がうまい印象で、サイド攻撃に対しては、素早く3人くらいに囲まれる形でコースを消されて強引に行こうとしても引っかかり奪われる場面が多かったので、そういう相手のプレーに対して、ではどうするかということを工夫という形で見せてほしかった部分もあります。

フォワードの選手としては、2試合とも途中交代という形で投入されていた29番長田拓巳のプレーが印象に残っています。高さがあり、ポストプレーや味方を活かす動きなど、一つ膠着状態になりそうな時のチャンスを作る役割として、今日の2試合では、目立っていたように感じます。

新チームの公式戦スタートの試合で、なおかつ昨年は見られなかったということで、なんだか、色々書きたくなってしまい、前のめりになってしまいそうですが、スタートの今日を踏まえて、また明日の2試合を観戦することでまた見えてくることがあると思いますので、そのあたりを楽しみに、また明日足を運ばせてもらいます。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ