リザーブリーグ2014/04/19 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 5-5引き分け・・・3点差からの同点劇

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どうも、浦和サポブクメです☆

日付が変わってしまいましたが、昨日4/19土曜日は、マリノスタウンで行われたリザーブリーグの横浜F・マリノスユース戦を観戦してきました。

プリンスリーグの開幕戦の横浜F・マリノスユース戦の後に途中まで行われて雷雨のために延期された試合ですね。

今日は、レッズランドで町田ゼルビアユースとの練習試合も行われるということでしたが、こちらに足を運びました。

今週末は、プリンスリーグがないということで、2チームに分けた形でマリノスタウン組とレッズランド組に分かれていたようです。マリノスタウンに来ていたメンバーは、交代メンバー4人ほどの結構ギリギリのメンバーでしたね。

もう4月も後半に入っていて、暖かい日も増えているようですが、とにかく土曜日は寒かったですね。観戦したマリノスタウンの人工芝のピッチの横は、隣のビルで日陰になり、風も強めだったので、完全に冬の服装でもまだ寒い感じもしました。

ということで、最初に書いたように合計10得点とかなりの得点が入ったので、得点が中心になりますが、試合の話に移りたいと思います。

横浜F・マリノスユース戦のスタメンは以下、

GKが41番山田晃士、DFが左に14番長島巧、右に22番東伸幸、真ん中に4番茂木力也、MFが左に19番川上開斗、右に12番松崎洸星、ボランチに17番影森宇京と15番中村透、トップ下に13番清川大輝と24番松尾佑介、FWが16番松澤彰

となります。

相手の横浜F・マリノスユースがどのくらいのメンバー構成で臨んできたのはわかりませんが、この試合の序盤の印象としては、プリンスリーグの時と同様に、浦和のサイド攻撃に対しての守備がうまく、サイドから攻撃を仕掛けようとした時に、追い込まれて囲まれてひっかけられてしまうという場面が多いような印象を受けました。

前半に関しては、各選手の動きが合わない場面が多く、中盤でインターセプトなどできる形があってもその後がスムーズにつながらず、逆に奪われてピンチになるなど、やや落ち着きがないようにも感じられました。

上記を踏まえて、試合の流れを大まかに書いていきます。

まず浦和の最初のシュートは、4分の24番松尾佑介が狙ったシュートになります。

5分には、右から抜けた4番茂木力也からのクロスは16番松澤彰に合わず。

7分に迎えたピンチは22番東伸幸の好判断で防ぎます。

10分には、41番山田晃士からのフィードを22番東伸幸がヘッドですらし、12番松崎洸星が受けて仕掛ける形を作ります。

12分には、19番川上開斗のミドルシュートがクロスバーを叩きます。

13分には、高い位置でインターセプトされてしまい、決定的な場面を作られるも相手のシュートミスに救われます。

14分には、13番清川大輝がドリブルからシュートを放ち、ディフェンダーに当たり、タッチを割ってコーナーキックを獲得します。

15分に、24番松尾佑介が足を痛めて、27番新井瑞希が入ります。

この時間帯は、中盤と前線の距離が大きく空いた状態で守備に回る時間が多く、前線での上下の動きが少なく、なかなかロングボールも収まらない状況になっていました。

19分に16番松澤彰がディフェンダーを交わしてペナルティエリアに侵入するもシュートまで少し時間がかかってしまい、角度がないところからアウトサイドで狙ったシュートはサイドネット。

21分には、相手コーナーキックの場面で、相手ヘディングシュートが枠を捉えるもここは、41番山田晃士の好セーブで失点を免れます。

27分には、19番川上開斗からのパスを受けた27番新井瑞希が左サイドをドリブルで突破し、15番中村透が最終的にシュートを放つもキーパーに防がれます。

30分に失点し0-1。

一旦は、44分に27番新井瑞希の見事なシュートで1-1の同点に追いつくも、前半終了間際に再び失点し1-2とリードを許した状態で前半は終了します。

後半スタートから、4番茂木力也に代わり26番堀内千寛が入ります。

この交代で、バックラインは、センターバックに14番長島巧が入り、左に19番川上開斗、右に22番東伸幸が入りました。26番堀内千寛はトップ下に入り、13番清川大輝が中盤の左に入りました。

後半開始早々に17番影森宇京からの左前線への長いパスを抜け出した13番清川大輝が受けてサイドから仕掛け、クロスが16番松澤彰に合えばという惜しい形を作ります。

1分のコーナーキックの場面では、27番新井瑞希からのクロスボールに26番堀内千寛がヘッドで合わせるもここは相手キーパーに防がれます。

更に連続で27番新井瑞希がゴールに迫る形を作るも、同点ゴールが奪えないままに、逆に9分に相手にゴールを許し1-3とされます。

13分に、13番清川大輝に代えて28番中塚貴仁が入ります。

15分にも失点し1-4とされ、この時間帯は、相手の攻撃を受ける回数が多く、点差も3点になり、このまま押し切られてもおかしくないような展開になってもおかしくありませんでしたが、この試合では、ここから怒涛の巻き返しが始まります。

特に左の27番新井瑞希と右の28番中塚貴仁のスピードに乗ったドリブルと、サイドをしめられたときに工夫して横へのドリブルで相手ディフェンダーを動かすなどで相手守備陣を混乱させることができたことや、前半からやや上下の動きや運動量がいつもより少ない印象のあった16番松澤彰の運動量や動きの質がこのあたりから良くなってきたことが、ここからの同点劇の大きな理由になっていたと感じます。

16分に、26番堀内千寛から右の28番中塚貴仁に展開し、右サイドからの仕掛けでクロスが味方に合えばと言う形を作り、16分には、16番松澤彰の惜しいシュートがあります。

21分に、41番山田晃士に代えて30番田桑龍輝が入ります。

23分に、15番中村透が相手ディフェンダー数人の隙間を通す見事な縦パスを通し、抜け出した27番新井瑞希がドリブルで深くまで持ち上がり、クロスに16番松澤彰がヘッドで合わせてゴールし2-4と2点差にします。

28分には、中盤に下がってパスを受けた16番松澤彰から、右サイドの28番中塚貴仁へパスを通し、相手キーパーが出ているところをしっかり見て、ループシュートでゴールし3-4と1点差にします。

更に31分には、左前線に抜けてパスを受けた12番松崎洸星からのマイナスのパスを受けた27番新井瑞希がクロスを上げると16番松澤彰もゴール前に入っていたものの、一つ越えたところに入った28番中塚貴仁がヘッドで合わせて4-4とついに同点に追いつきます。

浦和の勢いは、止まらず、32分のコーナーキックのチャンスで16番松澤彰がヘッドで合わせたシュートがクロスバーを叩く惜しいチャンスを作るも、直後の33分に再び相手ゴールを許し4-5と逆転されます。

35分に16番松澤彰から28番中塚貴仁とつながり、クロスに12番松崎洸星が飛び込むもわずかに相手キーパーが先に反応し防がれます。

その直後の36分に、16番松澤彰が中盤でボールキープし、前線に抜ける26番堀内千寛にパスを通すと、左サイドネットに鋭く流し込み再び5-5と同点に追いつきます。

試合終了間際に、27番新井瑞希から左前線に抜けた12番松崎洸星にパスが通り、クロスボールに対し、16番松澤彰がおとりになったところで、その奥からペナルティエリアに走った17番影森宇京が合わせるも、枠を捉えきれず。

しかしながら、いったんは3点差まで開かれた展開から、諦めずに同点に追いつき、再び逆転されても追いつくという粘りを見せて、5-5の引き分けと言う結果に終わりました。

正直、今日の試合は、なんというか、集中力に欠けるようなミスの多い展開からスタートして、この戦術で失点が多くなる時のボランチの選手がディフェンスライン最後の砦になってしまうような、連携面でのリズムの悪さだったり、インターセプトには成功する回数が多いものの、その後にスムーズな展開を作れなかったり、大げさかもしれませんが、「リザーブリーグだから」という、考え方に甘さが出ているようなプレーも見られたような気がしました。

以前にも書いたことがありますが、そういう考え方は、嫌いです。

観客が一人でもいる限りは、どんな試合にも可能性は詰まっている。そう思います。

ただ、後半途中からは、スイッチが入ったというか、運動量も含めて、攻撃の形も含めてプラスに考えられる要素が多くなっていたので、結果的には楽しませてもらいました。何度かあった、逆転のチャンスをものにして勝っていれば、より良かったと思います。

今日ゴールを守った、41番山田晃士、30番田桑龍輝の2人の好プレーで防いだピンチも多く、失点のうちの2点は、相手の思いきったミドルシュートが、バーを叩いた跳ね返りを押し込まれるアンラッキーな失点でもあり、失点が多かった理由とキーパーのプレーの質は直結しない試合だったとも思いますし、良い判断だと思うプレーの方がこの試合では多く見られました。

失点の多さに目を瞑れば、今日の5得点は、いずれも崩し方、得点者のシュートの選択肢などで質の高いものでしたし、監督がレッズランドの練習試合の方にいて直接見ていない試合においては、結果がものをいう部分では、大きなアピールになるべき5得点であったと思います。

ではでは。

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