KCYリーグ決勝 2018/12/24 FC Gois vs Y.S.C.Cユース 0-1敗戦・・・出会えたことに感謝

どうも、ブクメです☆

結果としては、残念な敗戦になりましたが、私としては、KCYリーグの存在を知り、トーナメントをFC Goisが勝ち上がっているということを知り、それでも浦和レッズジュニアユースの高円宮杯U-15と日程が被っていることから、ジュニアユースの勝ち上がりの関係もありつつ、決勝まで進んでくれれば、何も被らないので今年最後にFC Goisの試合が見られるなと期待していました。とは言っても、決勝まで残れるチームは、参加チームの中で2チームだけですから、そんな簡単なことではないと思いつつ、23日のジュニアユースの試合の前くらいに、私が最近Goisのことをよくしゃべっているものだから、浦和レッズの育成の試合をよく見る仲間が私よりも先に決勝進出という結果を見つけて教えてくれました。

で、24日は、クリスマス雰囲気のディズニーランド舞浜をスルーして(w)、幕張にあるZOZO PARKまで足を運びました。このサッカーグラウンドには足を運んだことはなかったものの、あの本田圭佑絡みだったり、ZOZOの名前が入っているので、観戦環境も素晴らしいものかと思っていましたが、なかなか試合を観戦するエリアが偏っていて狭めで逆にちょっと驚きましたw

さてさて、今日の試合もいつも通り、ポツポツメモを取りつつ、試合を見ていたのですが、実際ブログの書き方はどうしようかなと考えるところもありました。

というのは、まず、この大会を知らないこと、そして、決勝だけを見ることになったこと、色々、状況がわからない。なので、細かい内容をこの試合に関しては書きません。互いにチャンスはあった、そこで、決めたのが相手だったという試合。勝てる試合だった。でも、勝てなかった。

 

ということで、今回は、FC Goisと言うチームを1年間見させてもらったまとめ的な内容を書かせてもらおうかなと考えました。

結果的に、今回のブログ合わせて今年、声をかけていただいてからFC Goisの試合に足を運んでブログに書かせていただいた回数は9回となります。

私のことを、ご存知の方は、ご存知かもしれないですが、知らない方は全く知らないと思いますので書いておくと、すごく簡単に書くと、もともとは、浦和レッズのトップチームのサポーターで、ある時からユースを見始めて、育成カテゴリに徐々にはまっていき、気が付けば、「浦和レッズの育成」メインの生活になっていき、考え方も色々変わっていって今に至るわけですが、まあ、頑固です。思ったことは、文章に書いてしまうため、最近は、関係者の方々には、邪魔な存在になっているかもしれません。以前からも、これからもずっと浦和レッズユースを中心とした育成カテゴリは、私にとって特別なものではありますが、確実に、育成方針は、相容れなくなってしまいました(なんとなく、監督がやりたい育成が見えて期待する時期もありましたが、やはり体制がそうさせないように変えさせてしまったのかなと言う感想が今年。)

その第一の原因が、私が育成カテゴリを見たときに、当然Jリーグのトップクラスのチームの育成なので、自然と能力の高い選手が集まってきます。その中で、それぞれの選手の個性や特徴を見つけるというところから入り、この選手がプロになって活躍するためには、まずこの特徴を踏まえてどうなっていくと良いのかなという見方をします。小さいことでも、武器になりそうだなと言うものを見つけて、そこがどう伸びていくかがすごく楽しみなんですね。

もちろん、チームプレーは大事。組織として動けることも必要。でも、ユースの段階で個性を殺されてしまって、その先何になるの?いきなり会社の1ピースとなって働くための3年間?それ、この機関で必要?みたいな。いや、あくまで個人的な印象なので、私が間違っているかもしれませんが。

もしかすると、「サッカーのプロになること」と「サッカーで生き抜くこと」と似ていて全く違う2つのところで私が関わった選手が「サッカーで生き抜くこと」のためにどうすべきかを考えすぎているのかもしれないと最近は思うこともあります。実際、本音で言えば、大学後にサッカーをやめて社会人になった、個性や特徴をユース時代に見せてもらった選手たちには、今からでも海外飛び出して行けよとか思っているくらいなので(怒られますねw)

だいぶそれてしまいましたが、私にとって、育成のカテゴリで最も好きなチームのユースを、どう見て良いのかわからないという時期が何年も続いていました。今も進行形であるとも言えます。

そんな中で、今年声をかけていただき、もともと、私が尊敬する以前の育成組織で監督コーチーをやっていた方のつながりで出会った流れでその方がオーナーを務めるクラブチームということで、FC Goisの試合を初めてしっかりFC Goisサイドとして見させてもらったのが7月9日のSS1(埼玉県南部支部リーグ1部)の試合だったわけですが、まあ、シンプルな感想が、面白かったんですよね。

だって、開始早々に相手が試合の入りが緩いとわかった瞬間にセンターバックの選手がスルスルとドリブルで持ち上がっていきなりゴールですよ。

そして、物凄くドリブルが細かい選手がいるかと思えば、メモが取れないくらいポジションは動くし、味方同士の動きを理解した上での自由なプレーの連続。わかりやすく縦に抜け出す力の強い選手がいたり。すぐに、このチームは、面白いと。そして、ベンチからかかる声も、褒めるポイントも怒るポイントも、「そうだよな」と感じるものだったという。

こういうのは、縁もあると思うんですよね。もし、最初に足を運んだ試合が、その後の、農大との練習試合だったり、浦和北高校との試合だったら、また少し感想は違っていたかもしれません。この時は、過密日程の間に強引に組まれた練習試合だったり、若干気持ちが入れにくい状況の試合でその辺が試合に出てしまっていたりはありましたが、その辺は、見る側には関係ないので。

とにかく、私にとっては、見始めた最初の試合で、「このチームは面白い」と思えたことが全てです(これ、スカウトの方でもよくあることですから、重要なんですよ。私は、ただ、ブログを書くだけの人ですが、たまたまスカウトが見に来ていた時に、良いプレーが見せられないというのは、確実に損ですから。)

さてさて、

SS1リーグのでの戦いを見たところから、続いてJユースカップ予選のトリプレッタ戦と横河武蔵野との2試合を連続で観戦することになったわけですが、ここでは、ユースカテゴリで町クラブとしての全国大会の常連チームとの戦いと言うことで、FC Goisの現在地というものを含めて、少し力の差のあるSS1での相手との試合と変わって、比較的拮抗したクラブ同士での戦いでは、どうだろうというところを見させてもらいましたが、この2試合も、相手のレベルが上がってもFC Goisは面白いという感想そのままでした。

実質、3年生中心のフルメンバーで試合を見られたのがここまでで、ここから後の試合は、3年生も背番号大きめに変更して入っていたものの、新チームとしてのスタートという意味も含めた流れでのS2参入戦やタウンクラブカップでの戦いになっていたと思いますが、初めて見た選手たちがいる中で、その選手たちにも個性と特徴が感じられ、面白そうだと感じるとともに、自由が許されるためにやるべきことができないとすぐ交代させられたりする様子を見ていたり、あれだけ、味方との動きの連携やお互いの動きがわかりあっていたものが、メンバーが変わってくることで、ちょっとしたズレがリズムを崩してしまったりする難しさも感じられる点も多くなりました。

今年の中心メンバーだった選手たちも、この段階を経て今年の強さを身に着けていたと思いますが、私にとって未開の、これから作っていく段階のところを、数試合ですが見させてもらいました。

そして、今日の最終戦では、特にGKの位置からの声など含めて聞いていても、最後の試合で勝利のためにという声と同時に、新チームに足りないところを強く伝えようとしてやっていたのかなという意味合いにも私には聞こえていました。粗削りが研ぎ澄まされていく過程というのも、来シーズンは、今年の段階で新チームの葛藤を少し見させてもらったことで、もう少し理解しながら見られるのかなと思います。

結局、顔を見て選手名がわかるという選手があまりいないという中途半端な回数の観戦数で、今年の3年生は巣立っていくという形になるのですが、この先の進路でも注目して、名前を見つけたときには、今年見させてもらった個性や特徴が、次の舞台でどのように研ぎ澄まされていくのか、楽しみに見させてもらえればと思います(進路が全然わからないんですけどねw)

あと・・・これは、書こうかどうか少し悩みましたし、そんな甘い姿勢ではと怒られてしまうかもしれませんが、覚悟のうえで書かせていただきますと、今日もそうでしたが、応援する側のところが少し怖く感じることが何度かありました。戦う姿勢とかデュエルで負けないとか、ファールギリギリのプレーになることももちろん試合ではあるとは思いますが、ボールに行っていても足裏を見せてタックルをしたら危険なプレーとしてファールを取られます。また、選手を鼓舞する声以外のところでの声が多すぎたり、審判を恫喝するような怒鳴り声とか、プロの試合のサポーターとしての応援と同じレベル(プロの試合でも私は、あまり執拗に抗議して試合の雰囲気をおかしくするのは、審判の心証を悪くすることや、冷静にプレーしなければならない選手に悪い意味で伝染することがあることも何度も経験しています。

もちろん、明らかにおかしいことに対して抗議することは必要ですが、そのやり方としては、好ましくない場面が見られることもありました。

ちなみに、以前、浦和レッズジュニアユースの夏の遠征を応援にスペインに行ったときにスペインの同カテゴリのチームと試合をした時に、ご父兄の方が、私含めて2名ほどの浦和レッズジュニアユース側の応援に来ていた人を挑発するかの如く、看板をバンバン叩いていたりしてきたことがありました。育成カテゴリでも海外は、そんなのが普通だと言われてしまうとそれまでなので、なんとも言えませんが、私は、苦手ですし、プラスになるとは考えていません。

浦和レッズユースを応援しだした時から、長く応援している方に聞いた。「ユースは見守るスタイル」と言うのが非常に私は好きでして、「トップチームのような応援が受けたければ、トップチームまで上がってこい」という姿勢。これも好きです。そして、この環境のおかげで、私は、ユースに関しても、近い位置で見ながらも、冷静に選手の良さを見つけるという形を長年続けてこられたということもあります。

FC Goisの育成スタイルが好きです。今年きっかけを与えていただき、再び特徴を見つけて応援できる育成に出会えたことに大変感謝しております。そして、これは、浦和の育成に限らず、自分が関わり、特徴を見つけた選手は、自然とその後も気にしてしまうという癖がありますので、今年のFC Goisの3年生の選手は、残念ながら私に特徴を見つけられてしまったので、そのプレーのイメージを残したまま、その後もチェックされることになります、悪しからず。

書きたいことをたくさん書かせてもらいました。

ここまで書いたのは、来年以降も長く、FC Goisを応援していきたいと考えたからでもあります。

新チーム。粗削りだらけ。でも、選手の特徴は良く見える。だから、3年生が残したものを大事に、研ぎ澄ましてもっともっと強いチームになってください。

1年間ありがとうございました。

ではでは。

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埼玉県南部支部リーグ(SS1)S2参入戦 2018/12/02 FC Gois vs 花咲徳栄高校 2-3敗戦・・・前半のみ観戦、記録として残しておきたかった

どうも、ブクメです☆

FC Goisが今シーズン戦っていた南部支部リーグ(SS1)で、相手チームが原因の不成立の試合は、不戦勝ではなく1試合分がなかったことになるという不思議な計算式となるという話は聞いていましたが、勝ち点を考えた上(その1試合をFC Goisが勝てば1位のチームを上回るといういびつな状況)で、再考されることもあるかと思っていましたが、そのまま、2位で終了したFC Goisが来シーズンのS2リーグ参入をかけた戦いに参加することになりました。

その試合の日程が、他の試合とかぶらない状況になればと願っていたものの、ある意味酷な日程になりました。現状では、私の中で最も優先している浦和レッズユースのプレミアリーグの柏レイソル戦の2時間前キックオフの12時からの試合。ただ、会場は、レッズランドへ移動しやすい浦和南高校での試合。

30分くらいで移動ができるので、前半だけであれば、観戦できるという日程で、「前半だけでも今年の公式戦最終戦を見届けよう」とすぐに心は決まったものの、実際に、今年多めに観戦させてもらったFC Goisというチームの最終戦を、前半のみ、そして、0-2ビハインドという段階で会場を後にしなければならないというのは、なんとももどかしいというか。

こういった重要な公式戦最終戦で、前半のみ観戦と言う形になり、決して見届けたという形にできない状況でブログに残すのが良いのかどうか、特に結果的に敗戦したということで迷いましたが、記録としても、私自身今年見させてもらった流れを記録して、来シーズン以降のFC Goisを見ていく、語るうえで、残しておきたいと思ったので書き進めています。一番必要な後半の反撃のところが見られていないので、そこももどかしいですが、そこは想像しながら。

まず、軽くですが、観戦した前半の内容を書きますね。

前半のみのメンバーと交代になります。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番加藤蓮、真ん中に18番金山俊介、右に21番熊田佳太、MFが左に8番佐原颯馬、右に6番横山成希(前半26分⇒13番荒木翔)、ボランチに10番横田啓一郎と7番中嶋陽基、真ん中に11番太田峻輔と20番大室雄幹、FWに22番中村海渡

ぱっと眺めてテンパることがなくて良かったのは、メンバーを眺めたときに、11月23日に観戦した、タウンクラブカップ同様にFC Goisは、新チームで試合に臨んでいたこと。大きい番号で3年生も出場していましたが、参入戦のみ今シーズンを戦ってきた主力メンバーに戻してということではなく、ここからスタート(厳密に言うとタウンクラブカップから新チームがスタート)というメッセージも込められたような、来シーズンS2で戦いたいのであれば、まだチームとして成熟していない状況で勝ち抜けと言うようなメッセージも込められたようなメンバー構成になっていましたね。

おそらく、花咲徳栄高校は、シーズンを戦ってきたベストメンバー(怪我とかは知りません)で臨んできたと思います。試合開始の勢いでは、FC Goisがドリブルの仕掛けなどで攻め込むような形も多く、相手の攻撃を早めに摘み取るようなプレーもできていて、行けるのではないかという感じもあったのですが、細かいプレーの精度が高いわけではないものの、相手の攻撃の際の思い切ったプレーやシュートが思った以上に良いコースに飛んでしまっているという印象もあり、そのうちに1本は、12番馬場拓朗の好セーブで防いだものの、前半10分の失点の場面は、見事なシュートを決められてしまったなという印象。

徐々に相手ペースになっていくなかで、少ないチャンスの中でも決定機があった中で、決められない場面が数回。この辺は、3年生の選手の課題として、これからの活躍を期待する意味で、書き残しておくと、私が見ていた前半の場面では、決定機で22番中村海渡が決められないという場面がありました。

ただ、私が会場を後にしてから、幸い、ツイッターで検索したら、この試合の得点経過と結果を速報でツイートしてくださっている方がいたので、その後、レッズランドに移動した段階でチェックしたところ、後半1点返した際のゴールは、その22番中村海渡だったということ。

勝敗を左右する局面でのゴールというところでは、私が見てきた中では、22番中村海渡は、決めていたこともあったものの、はずしてしまうということも多かったと思います。そういったところでは、この試合の後半のゴールがどのようなゴールだったのかは、わかりませんが、試合の中で一つ、課題を残して、そこを超えるプレーも見せた最終戦になったのかなと感じるところもあります。

また、この試合でもタウンクラブカップ同様に感じられたのは、連携のところが上手く行かないところで、チャンスのきっかけとなった11番太田峻輔のドリブルでの仕掛け。この仕掛けで、セットプレーを獲得できる回数も多く、来年も残る戦力として、楽しみな要素もしっかりと見られました。

スタートしたばかりのチームなので、やはりこの試合でも流れが難しくなったところでは、バックラインから3年生の21番熊田佳太が攻撃参加した時などに打開の可能性が見られるなど、今年主力として戦った選手の存在感が目立つところもありました。

2失点目は完全に崩されることになりましたが、この辺りは、3バックが中盤の選手と攻守の連携が上手く行かずに3人で守るような形になってしまう典型的な失点になっていたと思います。

この辺りは、FC Goisらしく、攻撃と守備の連係部分は、まだまだ(まだまだ)これからなので、3バックが3人で守るにならない、サイドバックが守備に回ってしまい5バックになるという他チームでよくあるようなケースにならない、バックライン以外の選手の守備の連係攻撃した時のバランスなど、今後どのように新チームで修正されてい来るのかと言う伸びしろの部分に期待しています。

私が見た前半というところでは、ここまでになります。中途半端な私の観戦になりましたが、それでも得ることが多く、ここまでを踏まえて、また来シーズンも見させてもらうことができますので、結果的には、足を運んで良かったと思っています。

でも、やはり後半の早い時間に1点返し1-2として反撃ムードから、再び1-3と2点差に開かれ、残り5分くらいで再び得点し、2-3と1点差に迫りながらそのまま試合終了という情報がありましたが、その経過だけ見れば、この試合のハイライトは後半で、その部分を見られなかった私は、なんだったのかという。

たぶん、こういう風にブログを書く身としては、1試合として、興奮して、そこだけの感想に留まるなと言うメッセージなのかなと勝手に考えています。

自分ができなかったことを後悔しつつも、そこにどういう意味があったのかなと考えるのは、最近私がよくやることです。

なので、前半のみ実際に見たことと、その後わかる情報の範囲内で考えながら文章を書いています。

FC Goisというチームにとっては、最後に反撃をしたことをプラスに捉え、そして、この試合での私が見られた時間帯にあったわかりやすい課題とこれから、そして、私は、見られなかったものの、後半に前半の悪い流れを断ち切った反撃の流れ、これら全てが3年生にとっては、これからの進路で、2年生以下来年FC Goisを背負っていく選手にとっては、来シーズンのプレーに確実にプラスになっていくと思います。上手く行ったことはプラスに上手く行かなかったこともプラスに考えて、様々なことに取り組めていくことが重要ですね。

今年は、私自身もプライベートでは、屈辱的なことがこれまでにないくらいたくさん起こりました。負の流れってやつです。でも、その負の流れの中で、それが起こらなかったおそらく取り組まなかっただろうなと言うことも、がむしゃらにやることができました。それが、プラスに働くかも全くわかりませんが、割と過去同じようなことが起こったタイミングで、がむしゃらに取り組んだことが、数年後にプラスになったということは多いです。

長年ブログを書いていますが、割と、その時その時の自分の状況を照らし合わせて文章を書いているのは、意識的に書いているというよりは、思うままに書いているというところはあるにせよ、私が、ブログを見たサッカーの内容を記録するというよりも、プレーしている選手のことを考えることの方が良いから、自然とそういう文章になるのかもしれません。だから、今年は、私自身が良くない流れにあるということも書きながら、文章を書くことも多かったですね。

このような1年の中で、私が最も多く足を運んでいるチームの育成に関しても、納得できないことがピークに達してきている中で、今年FC Goisと言うチームを発見(既に、だいぶ前から縁はあったのですが、しっかり見るようになったという意味)したことで、少し、心にゆとりをもって2つの育成を眺めて考えることもできるようになりました。

サッカー好きは、特に1つのサッカーチームを熱狂的に応援するようになると視野が狭くなりやすいとは言いますが、そういった点では、私の考え方の答え合わせもできるわけですし、方針と言う点で、FC Goisとの出会いと言うのは、かなり大きかったなと言う素直な感想です。

選手には、私は、ほとんど知られていないと思いますが、今年で会ったFC Goisの選手たちの動向は、これからも気にしてチェックしてくことも多くなると思いますので、今後の様々な舞台での活躍にも期待しています。

新しい出会いに感謝しています。

ではでは(締めのような文章にしてしまったものの、まだ公式戦がありますとかだったらどうしよう・・・。)

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タウンクラブカップ(Town Club Cup)2018/11/23 FC Gois vs ヴァンラーレ八戸 2-1、vs愛知FC 1-0勝利・・・強風と苦戦も結果はしっかり残す

どうも、ブクメです☆

前回のSS1リーグから1か月ほど空きましたが久しぶりに、FC Goisの試合を観戦できました。

この期間に、なんだか、SS1リーグの相手チームのミスでの不成立になっていた試合が不戦勝ではなくて、計算しない状況になって、残り試合を勝っても、2位でプレーオフを戦うことになるらしいなど、「!!??」という話も入ってきつつ、若干混乱しつつ、Goisにとっての3年生も参加しての最後に戦う真剣勝負の大会が、このTown Club Cupになるかと思っていたものの、そうでもないようだとか、プレーオフがどうなのか、日程的に、足を運べるかもわからず。

では、この大会を全てしっかり見られるのかと言うと、明日、明後日は、浦和レッズユースの試合に足を運ぶことになるため、1日目だけしか見られないという、本当に中途半端で、そういう見方で、どういう文章を書けばよいのか、「う~ん」となっています。

で、考えた挙句、この大会の1日目の2試合のことだけで感じた部分に集中して書こうという感じになります。

夏のクラブユース選手権のように、前橋フットボールセンター(下増田)を中心に開催される大会で、タウンクラブ(街クラブ)の強豪チームでNO.1を競う大会(こまかい参加チームのレギュレーションは、調べてみてください、と逃げるw)となります。で、Jリーグのクラブユースは参加できないとありますので、今回FC Goisが対戦したヴァンラーレ八戸は、来シーズンからJ3に昇格するので、この大会に参加できるのは、今年までになるということかとか、あとで調べてわかったり。

試合時間は、3日間連続開催や、1日に2試合組まれることから、30分ハーフで行われる仕組み。

各グループ4チームで上位2チームが上位トーナメントに進むという流れ。

FC Goisのグループは、ヴァンラーレ八戸、愛知FC、RAFAの4チームで争われ、今日は、そのうちの2試合でFC Goisは、ヴァンラーレ八戸と愛知FCと対戦し、明日に残りの1試合のRAFA戦を戦い、決勝トーナメントに進むという流れですね。

会場について、プログラムを購入し、まずFC Goisのメンバーと背番号などをチェックした時に感じたのが、今年見た試合で主力として出ていた3年生の選手の背番号がほとんど変わって大きくなっており、まだプレーを見たことがない1,2年生の選手が小さい番号で掲載されているんですね。

それで、キックオフ前には、3年生は、控えで1,2年生主体のチームで戦うのかなと思っていましたが、出場していない選手も複数いたものの、3年生も多くスタメンに入っているメンバーでしたね(プログラムがなかったら、だいぶ混乱していたと思いますw)

実際の2試合の出場メンバーと交代を書きますと、

11時30分キックオフのvsヴァンラーレ八戸FC U-18戦のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番加藤蓮、真ん中に18番金山俊介、右に21番熊田佳太、MFが左に8番佐原颯馬(後半9分⇒14番佐藤斗波)、右に5番渡辺颯樹(後半13分⇒13番荒木翔)、ボランチに10番横田啓一郎と7番中嶋陽基(後半18分⇒6番横山成希)、真ん中に11番太田峻輔と20番大室雄幹、FWに22番中村海渡(後半7分⇒19番菅原怜)

となり、

15:00キックオフのvs愛知FC U-18戦のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番加藤蓮、真ん中に18番金山俊介、右に21番熊田佳太、MFが左に8番佐原颯馬(後半14分⇒14番佐藤斗波/後半20分⇒13番荒木翔)、右に5番渡辺颯樹、ボランチに10番横田啓一郎と7番中嶋陽基、真ん中に11番太田峻輔と20番大室雄幹、FWに22番中村海渡

となります。

 

これまで私が観戦してきた中では見たことがなかった選手も数名出場しており、こういった選手や、これまで途中出場していた2年生の選手が、この大会でどれだけ、色々なことを感じ取り、今年の3年生とプレーできる残り少ない時間の中で、自分たちがやるべきことを学ぶ時間としても強く位置付けられているのかなと言うイメージも試合を見ていてありました。

結果的に、今日の2試合は、2連勝で他チームの成績を計算する限りは、既に2位以内は確定して明日を迎えるという状況で、より強い相手と戦える舞台が既に用意された中で、明日以降も戦えるという良い状況が作れています。

結果的に2連勝はしましたが、試合内容で見れば、1試合目のヴァンラーレ八戸戦では、ゲームとしては、支配していたものの、前半チャンスが多くても決めきれず、後半に相手の隙をついて抜け出した22番中村海渡が倒されて、獲得したPKを21番熊田佳太が決めて先制した後の、数分で同点に追いつかれるという課題を残し、試合を決めた決勝点も、21番熊田佳太が直接フリーキックで見事に決めたゴールによるもの。

ゴール以外にも、局面打開のパスを出していたのも、多くが21番熊田佳太のプレーによるものだったと考えると、この大会のMVPになる活躍を楽しむというところでは、面白いものの、新チームのことも考えてとなると、課題が残るとも言えますよね。

11番太田峻輔と10番横田啓一郎の見事なパス交換からの抜け出しからの11番太田峻輔のクロスをディフェンダーとディフェンダーの間に走りこんだ19番菅原怜に合わせてという惜しい形までの崩しを2年生の2人で作りだしたり、ドリブル突破では、11番太田峻輔が相手ディフェンダー数名を抜き去ってシュートまで持ち込むという形は作っていたものの、枠を捉えられないシュートも多かった。

抜き去ってから決めきれないなどはあったものの、突破して決定機に繋げてキーパーに防がれるなどで得点はなかったものの、22番中村海渡が見せていたペナルティエリア付近での怖さというところがあったかどうか。

2試合目の愛知FC戦では、相手の体格が良くて突破力もある前線に苦しめられる場面も多く、決定機の数では、かなり相手に分がある試合になっていたものの、その試合の決勝点PKを獲得したのが途中出場した13番荒木翔がペナルティエリア付近で、相手ディフェンダーの激しいチャージに負けずに粘りを見せて抜け出したところでのハンドを誘発したプレーということも考えると、1試合目で22番中村海渡が見せたようなプレーを新シーズンでチームを引っ張るべき選手が見せての決勝点演出とも言えます。

2試合通して3バックの左でフル出場した4番加藤蓮も、守備に集中するところから、更に慣れてきたところで、攻撃の仕掛けを見せた場面もありました。

また、途中から出場した14番佐藤斗波は、わかりやすいテクニックのある選手で細かいドリブルや仕掛けが面白い選手だと思って見ていましたが、2試合目の愛知FC戦では、同じように後半途中から交代出場して、数分で下げられていたので、おそらく、自由なプレーをする上での約束事みたいなものができなくて下げられたのかなとかもありつつ、普通に相手がフィジカルが強い感じの選手が多かったので出場させてみて現時点では、体格差で怪我するかもしれないとか、そういうことなのかもしれませんが、すべて推測です。ただ、小柄でドリブルが上手い選手と言うのは好きなので、今後が楽しみです。

・・・と、勝手に、この大会のテーマを考えて文章を進めてしまいましたが、2試合通して見ていて、やはりFC Goisというチームは特徴を生かすようなプレーを選手皆がしようとしていて面白いですし、足元足元でプレーするチームが多い中で、動きながら、スペースに出して味方が感じる、あえて近い距離で細かいパス回しやワンタッチプレーでの打開を狙う、特にヴァンラーレ八戸に関しては、結構真ん中に人数をかけて密度濃く守備をしてくるので、サイドサイドに逃げたくなる(確率でサイドを使わないと怒るチームも多い)ところで、あえて、そこを崩すために仕掛けていくところも好きなんですよね。

ということで、この大会が1日しか見られないため、大会を追うような形の文章は書けませんでしたが、タウンクラブの頂点を目指して見られない明日以降も快進撃で頂点まで上り詰めてくださいね。

出場している3年生の集大成と、新戦力の成長、同時にできるのが一番良い。簡単ではないけど。この大会で得られるものは確実に大きいなと感じます。あと、自信持ってプレーしよう(と感じた選手もいた。)

そんなところです。

ではでは。

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埼玉県南部支部1部リーグ(SS1)2018/10/21 FC Gois vs 浦和北高校 1-0勝利・・・その試合でも見ている人はいる

どうも、ブクメです☆

日曜日は、午前9時30分キックオフの浦和北高校で開催されたFC Gois vs 浦和北高校の埼玉県南部支部リーグ1部の試合と14時キックオフの浦和レッズユースのJユースカップ2回戦vsコンサドーレ札幌U-18の2試合を観戦しました。

この2つの会場は、1キロ程度の距離にあるということで、早めにレッズランドに車で行き、運動不足解消も兼ねて、レッズランドに車を停めて、徒歩で浦和北高校へ移動して、その後、またレッズランドまで徒歩で戻ってと言う感じの動きですね。

まずは、FC Goisの試合を観戦です。

以前、足を運んだ試合がいつの間にか延期になっていて、浦和北高校のグラウンドに行ったら誰もいなかったということがあったのですが、その延期された試合が日曜日にありました。今回も、浦和レッズユースの試合とかぶることなく、しっかり足を運ぶことができて良かったです。

FC Goisの試合に関しては、前回の浦和南高校B戦に引き続き、2週連続で観戦することができました。

FC Goisが戦っている南部支部リーグ1部も残り2節となり、前節浦和南高校Bには、敗れたものの、残りを勝てば自力で1位になれるという状況。

まあ、戦う条件としては、両チーム同じとなりますが、このカテゴリでもあまり利用されなくなった土のグラウンドでの試合になり、ボールのバウンドも含めて、細かいプレーをしようとした時の感覚など、様々な部分で少しやりにくそうだなという印象にも見えた試合ともなりました。

対戦相手の浦和北高校に関しては、ほとんど知らない状況なので、数字や直近の結果などで見るしかないのですが、Goisとの1回目の対戦では、5-1でGoisが圧勝しているという状況。ただ、浦和レッズユースの試合でも何度か書いているように、そもそも冬の全国大会を目指す高校サッカーのチームは、この時期が一番ピークで強いチームになっていることが基本ということで、そのあたりが加味される部分と、既に始まっている埼玉県予選では、浦和北高校は、2回戦を突破して3回戦まで進んでいることなどもあり、簡単な相手ではなくなっている可能性もあるかなと思いもありましたが、どちらかというと、今日はGoisがこれまで見てきた試合とは、少し違った苦戦の仕方をしているようにも感じられた試合でした。

試合全体で見れば、 Goisの方が強いことは、わかるのですが、ところどころで雑に見えるプレーが多くなってしまっていたんですよね。これが、割と強めの風の影響なのか、ピッチの影響なのか、また別の要因なのか、考慮しようと思えば、多くの考慮できる要素がありますが、これまでにあまり見られなかったような枠の外れ方をするシュートが多かったり、試合を読む力があると書いていた選手も無駄に低めの位置で仕掛けてテクニックを見せて奪われるという場面も見られたり。

少数精鋭のGoisなので、スタートのメンバーが少しでも違うと気になってしまうところもありますが、例えば、中盤でパスを捌いたり決定的なパスを通したりで存在感を見せていた8番岩本空竜がこの試合いないとか、両サイドの2番榎本遼太と3番榎本翔太もいなかったので、少しリズムが違うことで乗り切れなかったのかとか、見る回数も少しずつ増えてきたので、考えるところも実際はあります。

と、色々書いては見たものの、実際ポイントポイントのメモを見返してみても、前半6分の10番大室雄幹の下げたパスから7番熊田佳太が長い展開で裏へ抜ける18番渡辺颯樹へ通して仕掛けた形だったり、8分の、サイドから14番中村海渡が仕掛けてのシュート気味のパスが18番渡辺颯樹が先に触れればというところで、相手キーパーに防がれた形だったり、同じく8分の5番金山俊介からの展開で13番荒木翔につなげ、テンポ良く17番横田啓一郎に通してからの仕掛けなど、数選手が絡んだ形での仕掛けもできてなかったわけでもないのですが、相手の守備の集中力に対して、ゴールを奪う意識のところでいつもより強さが足りなかったのか、なんだか、ゴールに近いところでのプレーがGoisらしくないという印象も持ってしまったのも事実です。

奪うところとかは、しっかりできていましたし、インターセプトからの攻撃の回数も多くありましたし、相手キーパーに対してのバックパスに対して、サボらずに18番渡辺颯樹だったり、14番中嶋海登がプレッシャーをかけることで相手キーパーのミスを誘ったりというのもありました。

そういうこともできていたのに、なんだか不思議な感覚です。

前半を0-0で折り返しての後半も、前半と同じようなリズムで進む展開でGoisの攻撃も多かったものの、相手の反撃を受けて危険な場面も少し増えてきた印象もありつつ、ただ、Goisの決定機も出てきます。特に後半16分の10番大室雄幹のミドルシュートや、17分の14番中村海渡がサイド深くまでえぐっての折り返しのスピードのあるクロスに対して、20番中嶋陽基が飛び込んでいった場面、4番武田直也がドリブルで仕掛けて高い位置まで持ち上がってクロスまでもっていった25分くらいの場面は、かなり得点に近づいた場面でした。それでも決まらないまま時間が過ぎていきます。

相手の守備の集中力が切れないこともあり、なんとなく0-0で終わりそうだなと感じた試合終了まで残り2分ほどというところで、17番横田啓一郎がペナルティエリア内右辺りから、ゴール左隅に狙いすまして値千金のゴールを決め、結果的に1-0でGoisの勝利となりました。

ややらしくないプレーも多く見られたのがこの試合では、気になるところでしたが、それでも、結果的に勝ち切る力は見せつけられたということになります。

これで、得失点差は関係なく、最終節で勝利すれば、1位で昇格を決められます。

現時点で、目標の置き方が正直なところ難しいとは思います。考慮はできてしまいますが、あえて書くとすれば、それでも、人が見ている試合では、最善を尽くすのがプロであり、プロを目指す選手がまず意識を変えなければいけないところです。

私が長年見てきた育成世代の選手でも、例え練習試合でも、不本意な形でBチームに落とされていた時ですら、私たちが見ている時に、緩んだプレーを見せることがなかった選手が、様々なカテゴリで信頼を掴んで、プロになり、世界の舞台に進み、一歩ずつ高いレベルに進んで行っています。まだ進行形です。

そして、そういうきっかけをつかむ可能性があるのが、大舞台だけではないのも事実です。たまたま、足を運んでいたスカウトが、たまたま見る予定がなかった試合で、選手を見出して、声をかけ、そこから未来が開けるケースもあります。だから、直近の大きな目標が途絶えても、より高い先の目標のために切り替えて、見せていく必要があります。ここは、本当に重要なポイントです。

・・・なんか、わかったようなことを書いてしまいましたが、これが私の思い込みであればすみません。

ではでは。

この試合のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に13番荒木翔、右に10番大室雄幹、ボランチに20番中嶋陽基と17番横田啓一郎、真ん中に11番太田峻輔と18番渡辺颯樹(後半14分⇒6番櫻井政樹)、FWに14番中村海渡

 

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埼玉県南部支部1部リーグ(SS1)2018/10/13 FC Gois vs 浦和南高校B 0-1敗戦・・・首位攻防戦に相応しい戦い

どうも、ブクメです☆

今日は、当初、大学サッカーに行く予定だったのですが、行動する時間、私的な理由(・・・寝坊ですw)で、動けず、もともと足を運びたい試合として考えていたFC Goisの試合に足を運ぶ流れになりました。この試合は、以前延期になった試合分なんですね。

昨年は、浦和レッズユースのBチームも戦っていた埼玉県の3部リーグにあたるリーグの南部支部リーグ(SS1)で来期のS2昇格を目指して戦っているFC Goisですが、試合の消化数にばらつきがあるものの、消化試合数が少ない中でも、ここまで、無敗で首位と言う状況の中で、リーグ戦も終盤まで来ています。

昨シーズンと変わっていなければ、S2への昇格は、南部支部リーグでは、1位は自動で2位は参入戦という形になると思います。探しても2017年の大会要項しか見つからずですが、変わっていないと思います。高校などでBチームが参加しているところもあり、Aチームとの兼ね合いで昇格チームの順位が変わったりすることもあるようですが、ざっと終盤までの全支部リーグの1位2位を眺める限りは、Bチームがそこに入っているという感じでもなく、唯一Bチームとして絡んでいる今回の対戦相手の浦和南高校Bも、Aチームは、2つカテゴリが上のS1リーグで戦っているため、おそらく、S2リーグへの昇格ということを考えたときには、普通に1位が自動、2位が参入戦というわかりやすい形になると思います(詳しい方、誤っていたら指摘してくださいw)

このリーグでは、一つ抜け出した結果を出しているFC Goisですが、今回の浦和南高校Bも同じくこのリーグで抜け出した結果を出しているチームです。

FC Goisが4試合残して9勝1分けの勝ち点28、浦和南高校Bが3試合残して、8勝2分け1敗の勝ち点26という状況、3位以下は、かなり勝ち点差が開いているので、実質2位以内は、この2チームでほぼ決まりと言う中での直接対決になります。

1回目の対戦では、FC Goisが勝利しており、見ていただければわかるように、浦和南高校Bの唯一の敗戦が、FC Gois相手だったということです。

どこかで、夏の全国大会に出場した浦和南高校を簡単な表現で、堅守の浦和南と書かかれているのを見たのですが、結果的に、私の頭の中では、埼玉県の高校では競合であっても、Bチームであれば、第1戦も3-1で勝っているし、FC Goisが支配するようなゲームになるのではないかなと思っていたのですが、今思えば、堅守の浦和南という言葉にFC Goisは苦しめられたのかなという感想もあったりします。

まあ、甘く見てました、レベルの高い対戦でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に2番榎本遼太、右に3番榎本翔太(後半スタート⇒13番荒木翔)、ボランチに17番横田啓一郎(後半10分⇒20番中嶋陽基)と10番大室雄幹、真ん中に8番岩本空竜(後半34分⇒18番渡辺颯樹)と11番太田峻輔(後半20分⇒19番菅原怜)、FWに14番中村海渡

となります。

今年は、10月に入っても気温が結構上がったり、かと思えば肌寒くなったり、なかなか読めないのですが、今日は、朝から曇りでキックオフも気温が下がり始める15:30からということで、涼しいくらいの昼間から、試合の時間帯によっては、肌寒いと感じるくらいになってはいましたが、選手としては、プレーしやすい気候だったと思います風もほとんどなかったし。

試合開始から、若干、Goisの選手で体が重いというか、切り返しで滑ったりするような様子が見受けられたのが気になりましたが、あれは何だったんだろう(雨は降っていなかったはず。)と思いつつ。

モチベーションとしても、前回負けている相手であり、追いかける立ち位置で勝てば暫定でも1位に浮上できる直接対決なので十分。勢いとしては、相手の方があるかと思っていましたが、実際、試合展開としては、とにかく相手の守備の集中力と裏へのパスを出させないような読みであったり、運動量であったり、とにかく、Goisの攻撃の狙いをフィニッシュのところまでやらせてもらえない場面が多いというか、跳ね返されてのカウンターで序盤から、12番馬場拓朗の出番が多くなっていましたね。

もともと、各ポジションでドッシリとというサッカーをGoisはしていないので、数選手での工夫やバックラインの選手も攻撃参加する、その連携や連動で相手を突破していくため、今日の場合は、とにかく相手の堅守により、気持ち前目に行ったところで反撃を受けるケースが多くなったため、体力的に問題ない前半は、17番横田啓一郎や、10番大室雄幹、8番岩本空竜など、中盤の選手が、相手の反撃の際に、戻って対応して跳ね返していたものの、試合の終盤は、攻撃的な交代や疲労から、反撃を受けた時の対応が中途半端になり、相手にスペースを与える形で仕掛けさせてしまう回数が増えたのかなと思います。

ただ、結果的に崩し切れなかったものの、攻撃の試みは、面白い局面が多く、まずは、前線で14番中村海渡が裏を狙う動きと同時に、相手キーパーや、ディフェンダーに対してチェイスすることで、精度を落としたりミスを誘うプレーを前半から、後半までサボらず行えていたことで、相手がクリアせざるを得ないような追い込み方でチャンスにつなげる形も多く作っていました。

細かい仕掛けでは、前半7分の10番大室雄幹から11番太田峻輔が相手ディフェンダーのプレスを受けながらワンタッチで流して3番榎本翔太が受けて仕掛ける形のように、中盤のところでは、こぼれた後のセカンドボールの予測も含めてGoisが優っている場面が多くなりました。

局面局面では、バックラインに入っていた4番武田直也の攻撃参加も見られ、10分には、2番榎本遼太とのパス交換からの4番武田直也の仕掛けで突破を試みる場面も見られました。

相手のプレッシャーがあるところでのバックラインでのボールの処理で、割と、とにかく大きく蹴るだけと言う選手もいる中で、5番金山俊介が前半で2度ほど見せた、結構難しい状況でのロングフィードで2本とも前線に合わせやすいコースに飛ばし、そこから攻撃と言う形につながっていたのも印象的でした。

前半14分には、オフサイドになったものの11番太田峻輔からのパスを8番岩本空竜が見事なワンタッチプレーで前線のスペースに出し、そこに14番中村海渡が抜け出して、決定機になるかと思いましたが、ここはわずかに出ていたようでオフサイドになりました。

この前半15分前後では、7番熊田佳太からの狙いすました相手キーパーと14番中村海渡がどちらが先に触るかくらいのパスでの惜しい場面があったり、8番岩本空竜が強めのくさびのパスを前目のスペースに入っていた17番横田啓一郎に出し、これをミスすることなく再び8番岩本空竜に戻して、裏に抜け出した14番中村海渡にパスを供給した場面など、相手との駆け引きで14番中村海渡が抜け出すプレーとそこへのパスを導き出すまでの味方の狙いなどが、面白い場面が続きました。

ただ、とにかく相手の守備の対応がよく、少しずつプレー精度を悪くさせられていたのも事実で、そこからの反撃でのピンチも多くなったのが今日の試合。

何度か、GK12番馬場拓朗が高めの位置を取っている時に前がかりの攻めからの反撃で早めにロングシュートを狙ってくる場面などあったり(相手のシュートは精度を欠いていましたが、危険な場面ではありました。)、前半18分は、その全体的に前がかりなところで、ディフェンダーの裏にきれいなパスを出されて、相手の前線の選手の飛び出しも良かったのですが、ここをGK12番馬場拓朗が素早く察知して飛び出し、相手選手より早く対応したことで決定機を免れることに成功していました。

そして、やや攻守の切り替えが遅くなってきた前半終盤のところでは、相手の反撃を食らったときに対応しきれない場面が何度か出てきて、相手のシュートミスなども含めて1本は、GK12番馬場拓朗のスーパーセーブで何とか守り、1本は、ポストを豪快に叩くようなシュートを放たれるなど、仕掛けの工夫や考え方は、Goisの方が上でも、わかりやすい決定機の数は相手の方に多く作られながら0-0で前半終了となりました。

後半スタートは、より足元ではなく、選手同士の良い距離間とスペースに動きながらの細かいパス回しなどで仕掛ける回数を増やし、Goisが攻め込む形が多くなります。

ただ、相手の守備の集中力も全く落ちることなく、中盤で支配しても、その後のプレーのところで決定的な形をなかなか作らせてもらえず、やはり徐々に反撃を受けたときに相手の方がわかりやすいチャンスを作る回数が増えてきます。

後半の大きな決定機は、15分の相手にサイドを突破されてのラストのクロスを入れらて、詰めてきた選手が合わせきれなかったので助かったものの、決められていてもおかしくない場面でした。

ただ、その直後にGoisも決定機を作ります、14番中村海渡がパスを受けて相手のプレスを受けながらもキープして2番榎本遼太に展開して、自身はそのまま前線へ走り、折り返しのパスをキーパーと競り合う形で、結果的には、決められなかったものの、かなりゴールに迫った場面でした。

その直後にも、再び前線のペナルティエリアに近い位置で14番中村海渡がパスを受けると、相手ディフェンダー2人がすぐに寄せてきたものの、パスを受けた時の体の向きが良く、ディフェンダーを背負いながら、もう一人のディフェンダーにも奪われずに抜け出して仕掛ける形を作りました。

試合が進むにつれて、やはり前半と同じように反撃を受けた時の対応が遅れて、相手が攻め込む場面が増えてくる時間となり、連続でコーナーキックを与える場面なども出てきます。

後半20分に、19番菅原怜が投入され、前線でスピードのある抜け出しができるような状況(初めてGoisの試合をここで見たときに、19番菅原怜は途中交代であっという間に結果を出したのですごく印象に残っていた)になったものの、やや相手の仕掛ける勢いが優ってしまっていることで、逆に試合に入りにくい状況になってしまっていたというか、なかなか、そのスピードを生かせる形が出ない状況。カウンターの形で、19番菅原怜の抜け出しを目がけたパスの狙いは何度かあったものの、パスが長すぎてしまったり、相手ディフェンダーが走るスペースをしっかりカバーしていたりという感じ。

良い狙いはしていても、相手が最後のところで対応して、決定機を作らせてもらえないという状況の中、迎えた後半30分に、パスの出し手は、8番岩本空竜だったと思いますが、左前線のややペナルティエリア寄りのスペースにパスを通し、ここに反応して抜け出した2番榎本遼太がそのままゴールに向かってドリブルし、強烈なシュートを放つも、このシュートは、バーを叩いてゴールならず。本当にそのままゴールになっても良いだろうというくらいの良いシュートだったのに。

その直後にも、相手の対応に対して裏をかくような、8番岩本空竜の相手がパスを出すと感じたところで、ワンテンポずらした裏へのパスに対して14番中村海渡が抜け出して狙った場面も相手の意地の守備に防がれ、その後に、8番岩本空竜と13番荒木翔のパス交換から、前線へ走る19番菅原怜へのパスは、相手キーパーが先に触りクリアされる形に。

残り10分ほどのところで、18番渡辺颯樹が投入され、前線に更に高さを加えてゴールを狙おうとするも、最終盤の5分ほどで相手の反撃を受けることとなり、コーナーキックを連続で3本奪われるなど、運動量も集中力も途切れない相手の攻撃を跳ね返す時間が続いていたものの、アディショナルタイムに入るかというところでのコーナーキックで、クリアしたかと思われたボールがラインを割っていたという判定になり、最後の最後で失点。

その後、少しして試合が終了。0-1の敗戦となりました。

シンプルに、浦和南は、Bチームだと思って侮って見ていましたが、普通に強かったと思います。何が強かったかと言えば、とにかく、決してGoisのパスの狙いが甘くはなく、普通であれば、決定的なパスになっていたような場面も実際かなりあったのですが、そのパスをミスパスのように防いでいた守り。

同時に、では、Goisの課題が反撃を受けた時の守備かと言われれば、Goisは、おそらくそれを承知で、全てのポジションの選手が状況によってポジションを移動させて攻撃参加するようなサッカーをしていると思うので、ある程度、相手によっては、こういう展開になることは想定してやっていると思いますし、今日は、相手の対応が相当良かったというのもありますし、考えるべきことは守備の修正よりは、今日くらいの守備をしてくる相手に対しても崩して点を取るには、どうすべきかという方なのかなとも思ったり。

今日の試合では、思い切ったシュートがあまりなかったようにも感じますし、なんだか、崩してやろうというプレーが多すぎて、相手もそこに集中すれば良いという感じになっていたかもしれない。確か、Jユースカップ予選のトリプレッタ戦の時だったか、シュート練習を見ていたときに、見事なシュートをガンガン決めている選手が多かったんですよね。シュート練習だから当たり前と言われるかもしれませんが、日本では、シュート練習で枠を外す選手も結構いるんですよね、プロでも。そういうところって、Goisは重要視しているんですよね?ヨーロッパの強豪チームのように、ゴールが見えたらシュートを狙う。そのシュートは、基本的に枠を捉える。

実際、そういうシュートが打てる選手も多いと思うのですが。

ということで、思った以上のハイレベルな試合を見ることができたことに満足しつつ、Goisを応援しているので、結果と負け方は、残念でした。

でも、継続していれば良いことも多い。別に守備のチームなんて見たくもないので。キーパーの仕事は大変になりますが、それも含めての動きができるキーパーがいるんだから、攻撃と守備のカバーで貢献すれば良いとも思う。ダメか!?w

敗れたけど、まだ自力で1位になれるのは、Goisなので状況は何も変わっていません。リーグ戦は積み重ねた勝ち点での勝負ですから、最後に1位に入れば良いので、残り全勝、問題なし(埼玉栄B戦の不成立って何?w)

ではでは。

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Jユースカップ2018関東予選 2018/09/22 FC Gois vs 東京武蔵野シティFC 1-1pk=5-6敗戦・・・色々色々考えました。

どうも、ブクメです☆

9月22日からの3連休は、22日は、横河電機グランドでFC Goisの試合を観戦し、その足で、23日は、富山へ移動し、富山第一高校グラウンドの浦和レッズユースのプレ見リーグ、そして、埼玉に戻り、一度力尽きて、翌日24日は、レッズランドでS2リーグの浦和レッズユースBの試合を観戦してきました。

以前から書いているように、私が書くブログというのは、その時の感情に左右されるところもあり、試合を見て帰宅して、そのままの流れで文章を書いた時に書こうと思っていたことと、実際それができなかった時に、1日2日空いた時と言うのは、最初に考えて書こうかなと思っていた内容が変わることも良くあります。

今の感情はまずいなと思ったときには、あえて書かずに翌日書くこともあります。

試合レポートというよりは、私は、その時に、こう書いたほうが良いなと思ったことで書いています。なので、書かない時には、試合の細かい内容をほぼ書かずに書くブログも多いので悪しからずです。

そして、浦和レッズのアカデミー系のブログを読んでいただいている方なら察しがつくかもしれませんが、今日は、試合レポートをあまり書かない方のブログです。

 

今回は、FC Goisの22日の試合のブログを書くのですが、試合から丸2日後に書き始める形のブログになります。試合が終わってから、色々考えました。そして、実際にブログを書くまでに、2つの浦和レッズユースの試合を観戦しました。

結果的には、感情も落ち着き、そして、2つの今回観戦したFC Goisと同じユース世代の別の試合を観戦してから、この試合のブログを書けることで、また少し違った視点での内容も書けるかなと思います。

ちなみに、試合当日の試合が終わって電車遅延を食らって、バタバタ動きながら、友人と合流し富山へ移動するという時間を経過する前に感じていたのは、中立地でやらせてあげたかったなということや、試合で起こったことに関して、私は、その選手の肩を持ちたいなというところが強かった点です。

その辺も書いておきます。

まず、対戦相手の東京武蔵野シティU-18の試合は(遅刻しましたがw)、クラブユース選手権の関東大会の2回戦での浦和レッズユースとの試合を1度今年は既に観戦しています(『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会2回戦 2018/5/26 浦和レッズユースvs東京武蔵野シティU-18 1-0勝利・・・苦戦した内容も、見る側に伝わる気迫満載の試合!』←浦和レッズユースを応援する立ち位置でのブログです)。

この時は、浦和レッズユースがかなり勢いに乗っている時期で、その時の対戦で、苦戦を強いられた相手なので、私がFC Goisの試合を見始めてから、初めて最もわかりやすいユースのカテゴリでの私がイメージできる強いチームとの対戦ということになったわけです。

それと同時に、相手側の応援に関しても、そのブログで触れていると思いますが、これは、どれが正解とかではなく、私の好き嫌いですが、どちらかというと、苦手なタイプの応援なので、その辺も気になってはいたのですが、もちろん、相手側のチームとしては、その応援に力を与えられていると思いますが、局面でのやり取りで、凄く残念な気持ちになりました。

それは、Goisの選手がファールを受けて負傷した時に、味方の選手が審判にアピールした時のこと。味方がファールを受けて負傷して倒れている状況を伝えているその声に対して、相手応援側から野次が飛び、その際に、その選手が、本来だったら、声を荒げて伝えてもおかしくないようなシチュエーションで、すごく丁寧に状況をその方に説明しようとしたのですが、そこでの返された言葉が「態度が悪い」という言葉。

今回の会場が、東京武蔵野シティのホームとなる横河電機グラウンドで開催された中で、観戦スペースが結構狭められていた中で、できるだけフラットに試合を眺められるような場所を探していたのですが、結局、見つからず、相手応援エリアの後ろの方で見ていたので、このやり取りを目の前で見てしまい、凄く残念な気持ちになりました。

逆に言えば、私は、主張ができる選手が好きですし、その説明の仕方も含めて、凄く好感を持ったのですが、流れがそういう状況になってしまったことがずっと頭に残っていました。私は、その選手の行動を誇りに思いますし、そういう姿勢を持ち続ければ、必ず高い位置まで行けます。

2日空いても、このことがずっと頭に残っていたので、冒頭で書きました。

落ち着いた感情と言うのは、その出来事に対しての「怒り」の部分ですね。その日のうちにブログを書いていたら、もっと乱暴なことを書いてしまいそうだったので。

 

さて、試合内容は、細かいことは、先ほど触れたように書きません。

大まかに書くと、試合のスタートのところでは、やや硬さが見えたポジションの選手がミスをしていたところをついて、17番横田啓一郎から14番中村海渡へ狙ったパスがあと一歩で通るかと言う場面や、相手のミスをついてインターセプトしての14番中村海渡が持ち込んでのシュートなど、2度ほど開始数分で作った大きなチャンスを迎えたところで、Goisが得点できてしまっていれば、もう少し展開が変わったというところで決めきれず、相手の強みのサイドからの速さと前線の高さというところで、逆に早い時間に失点をしてしまう形になったことで試合が難しくなってしまい、それでも、失点を喫した8分以降は、Goisペースで試合を進められる形が多かったと思います。

後半25分にGoisが同点ゴールを決め(ちょうど、見ていた位置で右サイドの攻防がほとんど見えない場所に陣取ってしまい、誰が決めたのかは、わかりませんでした。)残り20分もチャンスの数では、Goisが上回る形で逆転を狙ったものの、結果1-1で終了し、PK戦で敗戦となりました。

ちなみに、PK戦に関しては、基本的に触れないのも私のブログの特徴ですので、書きません、すいません(態度悪いw)

 

相手チームでは、わかりやすい特徴を持ったサイドバックの18番の選手のロングフィード、7番のサイドバックの選手のスピードある攻撃参加、そして、長身の9番の選手と、浦和を苦しめた時と同じかは別としても、印象通りのポイントでのレベルが高い選手がおり、危険なプレーはされたものの、全体で見れば、Goisの方が優っていたと私は思っています。

そして、これを書くと浦和レッズユースの選手に反感を買うかもしれませんが、攻撃のアイデアとか、テクニックを試合でしっかり見せて、ミスを恐れずにプレーするという点では、Goisの方が優っているようにも感じています(こういう時に、レッズユースの場合は、プレーしているカテゴリが違うから、相手の圧力とかが違うから、参考にならないとか、そういう意見が来そうなので、私は、Goisがもっと上のカテゴリでプレーしている姿が見たいと最初の時に書いていました。ただ、この試合は、それほど昔ではないクラブユース選手権予選で浦和レッズユースが戦った東京武蔵野シティを見ているので、その時を踏まえての今回の印象なので、全く同じチームではないとしても、そこそこ説得力のある感想には近いのではないかと思いますよ。)

これは、チームの育成方針などもあると思いますし、この辺は、もっと見る回数を重ねてから確認していきたいとは思ってまだ細かくは聞いていないところで、他の高校生カテゴリのチームと比べて、かなり少数精鋭型で戦っているのがGoisで、味方同士の連携連動のところで長く同じ選手同士でプレーできているところもあるのかなとも思っています。

これに関しての賛否は・・・とか、そういう議論は面倒なので、別のところでやってくださいという感じで、もちろん、負傷者が増えたりした時には大変なことになるかもしれませんが、プロを目指す選手でやっていく中で、技術の高い選手が、そのプレーをこの時点での最高値まで到達させて、羽ばたいていくことを考えたら、必要なことだと思いますし、実際に、相手が付いてこられないようなテクニックや連携を何度も見せていたのはGoisだったわけです、このクラスの相手に対して。

ただ、勝負事で敗れたので、敗戦の理由を運だけにせずに考えていくこともチームや個々の選手には、必要なことですよね。

この辺が、浦和レッズユースのプレミアリーグと、S2リーグ2試合を見た後に、このブログを書いたから書けたことです。

この試合を含めても、まだGoisの試合を観戦したのは、4試合です。

まだ、よくわからないことが多いですよ。第3者から聞いたような話になると、試合によっては、暴言とかで雰囲気が凄く悪くなっていたので、あまり良い印象がない方もいたような話も聞いたことがあります。でも、状況がわからないですからね、私は見ていないので。

私が見てきた試合の中では、ファールの基準にイライラするようなところはあっても、試合を壊すような出来事があったわけでもないので。おそらく、今後、私が見ていく中では、私が応援したいチームの雰囲気とか、もちろん応援する方の雰囲気とかもありますし、それに関しては、学年によっても色が出るでしょうし、このカテゴリでの主役は、私ではなく、プレーする選手であり、その選手を本気で応援しているご父兄の方ですので、そこに関しては、浦和レッズの育成を応援させてもらえる時同様に、私は、引きます。

この試合の良かったポイントは、実は、前の試合と変わっていません。この試合でも、良かったと感じたポイントは、継続されていて、それでも、相手が、そのプレーをゴールと言う形にさせないという気迫が、90分を戦って決着がつかないという結果をもたらして、PK戦まで行ったということです。

なので、この試合では、主張というところで新しい発見もありましたし、そういうところも試合ごとに増えてきています。

さて、本当に悔しい試合にはなりましたが、見る側には、Gois強いというイメージを焼き付けた試合になり、同じく、これからが楽しみという印象を持ったブクメなのですが、私の無知なところを挙げると、Goisというチームが、1年をどのような戦い方で進めていくのかがわかっていません。

これまでに、浦和レッズユースを長年見てきた中でも、冬の全国大会が終わったら、世代交代をするという時期もあったり、今は、冬の大会まで3年生がフルメンバーで戦うという形になっていますが、そういうところは、チームによって傾向が全く違うと思います。

だから、書き方がよくわからないのですが、FC Goisというチーム自体が成長していくためには、より高いレベルの詰める環境を増やして行くことが一番でして、その点では、さすがというか、海外での戦いの場なども用意されているGoisですが、今回のメンバーベースでリーグ戦終了まで戦うということであれば、現在の南部支部リーグ(SS1)からの昇格を圧倒的に決めて、来年は、S2で戦うところから。

幸い、今年は浦和レッズユースBがこのカテゴリまで昇格してきたことで、S2リーグのレベルというものも多く見ることができています。

もちろん、Goisが目指すところは、更に上ですが、チーム自体の当たり前のレベルを1つ上げるためには、S2昇格は、絶対にしておかなければなりません。

敗れはしたものの、今回の試合や選手や諸々を見て、私は、今後もできる限り調整できれば、足を運びますし、これは、誰のためとか、頼まれたからとかではなく、昔から、応援したいという気持ちや方針や環境、人がいないと、足を運ばなくなります。なので、声をかけていただいたことから、足を運び始めましたが、今は、頼まれなくても足を運びたいチームとしての優先度がかなり上まで来ています。

そういう気持ちにさせてくれたのが、ここ数試合での、あなたたちのプレーです。

今後も、ここから羽ばたいた選手のその先もチェックしていきたいですし、このチーム自体が、どう上昇していくのか、苦しい時期が訪れたとしても、そこも含めて見つめていければ良いなと思っています。

あとは・・・夜の試合が多いのであれば、夜の撮影に強いデジカメに変えなければと金欠なのに真剣に悩んでいる今日この頃でした(写真が惨くてすみません。。)

最後に、この試合のメンバーと交代を載せておきます。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に2番榎本遼太、右に3番榎本翔太(後半30分⇒13番荒木翔)、ボランチに17番横田啓一郎(後半10分⇒20番中嶋陽基)と10番大室雄幹、真ん中に8番岩本空竜と9番細川聖馬(前半30分⇒11番太田峻輔)、FWに14番中村海渡

となります。

 

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Jユースカップ2018関東予選 2018/09/15 FC Gois vs FCトリプレッタ 2-1勝利・・・勝負所での迫力。一気に2得点で勝利!

どうも、ブクメです☆

割と大学サッカーには、良く足を運ぶ方なのですが、大学サッカーの会場としても良く使用される拓殖大学の八王子キャンパスのサッカーグラウンドには、今回大学サッカーではないJユースカップ予選のFC Gois vs FCトリプレッタ戦を観戦するという形で初めて足を運ぶことになりました。

「結構な山だよ」と言われていて、八王子だからそうだろうなとは思っていましたが、思っていたよりも山でした・・・でも待てよ、私が住んでいる鳩山町とあまり変わらないではないか・・・と割とどうでも良い話から入りつつ、そこそこ余裕を持って車で向かったはずが、なんだか、もう拓殖大学八王子キャンパスまであと2キロ程度というところで渋滞で車が動かなくなるという、おそらく夕方に慢性的に渋滞するであろうエリアに驚きつつ、それでも、余裕を持って会場には到着できました。

人工芝と、照明の具合、そして、観戦エリアがピッチよりも少し低いところから見るような状態と言うことで、ネット越しではないので、臨場感は味わいやすい場所ではあったものの、少し離れたところでの攻防がわかりにくいことや、私のデジカメの限界があり、経験上、写真がぼやけまくってしまうので、とにかく枚数を撮って、なんとかぼやけていない写真をfacebookページの方には載せています。

はい、ということで、ご縁があって、時間の調整がつくときにはFC Goisの試合を観戦するようになって、ようやくこれで3試合目になります。

あまり感覚を空けずに試合を見ようと思い、9月2日のSS1リーグの浦和北高校戦を観戦しようと思って足を運んだら、会場の浦和北高校のグラウンドでは、何もやっていなかったという、育成系の試合名物の直前延期(?)で、見られなかったので、また少し期間が空いてしまいました。

見たかった試合が1つ見られなかったということで、より楽しみに足を運んだ試合だったので、余計に今日の終盤の戦いぶりには、心を躍らせてもらいました。

さてさて、

Jユースカップには、基本的にJリーグのユースチームが参加する大会になりますが、日本クラブユース連盟に所属する地域の代表チームが出場できる枠が4つ用意されているため、関東地域での予選を勝ち抜けば、本選に出場することができます。関東の枠では、三菱養和SCユースが出てくることが多いですが、FC Goisは、この関東の枠を獲って全国出場を目指した戦いを繰り広げているわけです。

関東の最終予選は、トーナメント制で、1次予選のグループステージを突破した16チームが参加し、優勝すれば、本戦出場が決まり、準優勝の場合は、北海道・東北地域とのプレーオフを戦い、勝利すれば本戦ということで、FC Goisにとっては、まずなんとしても決勝進出まで行く必要があるわけです。

1回戦は、私は足を運べなかったのですが、知人で足を運んだ方がいて、FC Goisがほとんどの時間を攻めていたものの、先制点までが遠かったが、1点決めってからは、大量得点で終わってみれば快勝大勝だったと聞いています。

今回は、2回戦で対戦相手は、FCトリプレッタとなります。FCトリプレッタに関しては、細かい情報は、ないものの、夏のクラセンの予選で浦和レッズユースと対戦があったりしていたので、何度か見ていますが、全国への戦いの最終予選まで勝ち上がってくる常連チームで、1次予選のグループステージでは、全勝で合計得点も結構物凄いことになっているチーム(夏の予選で好成績を収めたFC Goisは、シードでトーナメントから出ている)になります。

FCトリプレッタ戦のスターティングメンバーと交代の流れは以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に、5番金山俊介と7番熊田佳太、右が3番榎本翔太、MFが左に2番榎本遼太、真ん中に10番大室雄幹と17番横田啓一郎(後半30分⇒11番太田峻輔)、右に9番細川聖馬(後半スタート⇒20番中嶋陽基)、前線に8番岩本空竜と14番中村海渡

となります。

*フォーメーションや、配置などは、ざっくりです。「違っている!」と言われても謝りませんw

まず、試合開始からすぐに気になったのは、相手チームの前線の高さと縦への強さ。

そして、高さに対してのミスマッチのところをわかりやすく狙ってくる相手。そこに対して、序盤は、対応に苦慮してバタバタしてしまったように見えました。

ポジションによっては、Goisがボールをキープしても、そこまでプレッシャーが強くない箇所もあるものの、全体的に、急いで急いで動かそうとして、相手のプレーのペースに乗ってしまっていたようにも感じられます。

7番熊田佳太からのロングフィードから裏へ味方が抜けてという形など、長いパスで裏に抜けてという狙いがあったとは思いますが、約束事としてあったのかもしれませんが、受け手側が、そのスペースに動き出せていないタイミングでそのスペースにパスが出されることが多く、相手にとってあまり脅威にならない形が多くなります。

それでも、前半4分の前線で上手く14番中村海渡がくさびとして受けて、9番細川聖馬に渡して仕掛ける形など、上手く入った時には、テンポ良く攻撃に行ける場面もありました。

全体的に攻撃的な特徴を持った選手が多いということで、受ける形になった時に対応する落ち着けどころというのが、難しいのかもしれませんが、スタートのところは、先ほど書いたように相手の前線の大きさと強さ、サイドからのミスマッチを狙った縦への仕掛けに対して、しっかり守備に対応する意識を置くべきところの判断とポジションがやや上手く行かないところで、不用意なファールなども多くなっていたようにも感じます。

とは言え、この辺も味方との連携で前半15分を過ぎたころには、そこまで危険な形で持ち込まれる形は作らせないようになってきてはいました。

中盤から前線あたりで保持した時の相手のプレッシャーがきつい中で、20分くらいまでは、攻めに転じたときに個の仕掛けで相手に奪われてカウンターを受ける形が多くなっていたため、その時間帯に失点していたら、展開的に難しくなっていたかもしれませんが、1,2本の相手の決定機を外してくれたところと、あとは、キーパーの12番馬場拓朗の好セーブで失点0で切り抜けられたことや、特に攻撃的なチームなだけに(良い意味で)大変かとは思いますが、キーパーが落ち着いてコーチングをできていたことも大きかったと思います。

その前半20分くらいからは、例えば、22分の17番横田啓一郎から右の3番榎本翔太、サイドチェンジで、2番榎本遼太、また中盤8番岩本空竜へなど、サイドを広く展開しながら、そこに真ん中の選手が細かいワンタッチで経由するなどのプレーは、かなり効果的で相手もついてこれていなかったですよね。見ていて面白かったし。

26分には、細かいテンポ良いパス回しから、9番細川聖馬にパスが入り、前線の裏のスペースへ14番中村海渡が走り込み仕掛ける惜しい場面を作ります。

29分には、7番熊田佳太が思い切ったロングシュートを狙うなど、序盤に比べると、よりゴールを意識してフィニッシュに近づけるようなプレーが増えてきます。

32分には、突破を試みて、ペナルティエリア僅か外でファールを受けてかなりゴールに近い位置でのフリーキックのチャンスを得て、14番中村海渡から8番岩本空竜へとつなげ惜しい形を作ります。

直後にも8番岩本空竜の仕掛けで惜しい形を作ります。

前半残り10分くらいは、Goisの攻撃の回数と相手ゴールを脅かす回数が増えてきてはいたものの、再び相手の反撃を受けたりゴールに近いところで直接フリーキックを与えるなど、どちらかがゴールを決めてもおかしくないような場面がなどかありました。

今思えば、後半のゴールの布石だったのかとも思うのですが、前半残り5分ほどで2度ほど4番武田直也の鋭い仕掛けやシュートで惜しい形を作っての前半終了となりました。

後半スタートから、20番中嶋陽基が投入されます。

後半スタートは、この時間で得点を奪おうという意識高くスイッチを入れてきた相手の攻撃を受ける回数の多い形になります。前半5分くらいまでにコーナーキックを3,4本しのぐような場面がありつつも、ここをしっかり耐え、9分には、17番横田啓一郎からの裏へのパスに14番中村海渡が抜け出して惜しい場面を作ります。

同じく9分に、今度は、20番中嶋陽基から左前線のスペースに走る2番榎本遼太へパスを通し仕掛ける形を作ります。

10分には、縦の細かい早いパス交換から右に展開し、そこからのクロスを受けた14番中村海渡がシュートを放つも惜しくもポストに弾かれます。

今日は、ピッチすぐ横なので、見やすそうに見えて、実際は、ナイターで暗さと照明の加減もありますが、グラウンドレベルで少しくぼんだ所に立ってみているため、細かいパス回しでの打開などあった時に、その細かいプレーが誰が絡んでどういうパスやドリブルで突破したのかが本当にわかりにくいという勝手にストレスをかかえていたのですが、後半のGoisの攻撃では、中盤で細かいパス交換(ワンタッチパスも多い)で相手の守備を突破していく場面が増えており、ポジション的には、8番岩本空竜や、10番大室雄幹、20番中嶋陽基辺りでそういうプレーが多かったのかと思います。

その中でも、中盤でキーになっていたのは、8番岩本空竜だったと私は思っています。理由は、そういう細かいプレーの中で、粘ってファールを受けてセットプレーのチャンスを取っていたり、その細かいプレーの中で、よりゴールに近いところへのスイッチを入れるパスを出した選手を見たときに8番の背番号だったことが多いから。

また、ハーフタイムの指示もあったのかもしれませんが、前半と比べると、特に19分の2番榎本遼太がサイドからドリブルで仕掛けていたときに、相手の守備ブロックができていたときに、一度作り直すプレーを入れていたことなど、それでも、特徴を生かしての突破を試みる回数の方が多いのがGoisの魅力なので、やり続けてもらいたいですが、時々、こういう作り直すプレーを入れることで、対峙する相手にとっても、全て勝負してくる相手に対しての対応と、別のやり方をしてくるかもしれないという意識をつけさせるだけで対応がまた変わってきますから効果的だと思います。

試合全体では、Goisの攻撃が相手を上回る場面は増えてきていたものの、やはり相手には、高さと強さのシンプルなプレーと言う反撃の武器があるだけに、反撃を受けたときにシュートまで持ち込まれる場面自体は、後半も少なくはなかったものの、それでも、本当に危なかったのは後半20分ですね。

比較的、シュートを放たれても、確率が低い位置からの精度の低いシュートが多かった中で、その場面は、本当に相手が枠にシュートを放てばゴールされていたというくらいのピンチ。ここを相手が外してくれたことは、一つ勝負をわけた一つの要因となるかもしれません。

そして、この後からのGoisの攻撃が、本当に面白かった。

まず、21分の攻撃のところで、中盤を経由して細かいテンポ良いパス(たぶん、8番岩本空竜⇒10番大室雄幹というパス交換だったと思う)で相手が中央に守備意識が行っていたところで、裏への強めのグラウンダーのパスが出たところで、一瞬私は、コースも甘い(ゴールの少し左に抜けていくようなパスでキーパーからも対応ができるような位置)し、パスが強すぎてそのままゴールラインを割るなと思って見てしまったのですが、そこに14番中村海渡が絶対に届くとばかりに走り出し、相手キーパーも逆に処理が難しいようなボールでもあったので、ゴールラインを割るギリギリのところでアウトサイドで14番中村海渡が先に触って結局は、サイドネットでゴールキックになったものの、これが狙い通りのプレーだとしたら、凄いなと。

そして、残りの15分ほどの中でのGoisのゴールにつながっていくわけですが、この時間帯が凄かったわけですよ。

先ほどのようなプレーをしたところから、14番中村海渡の前線でのプレーもさえ渡り、ポストプレーから相手プレッシャーを受けてもキープして味方に繋げるプレーも見られ、同時に、他の選手にも攻撃のスイッチが入り、この時間帯には、相手の疲労も重なり、前半は集中力で対応できていたGoisのパス回しやドリブル突破にも対応できない箇所が増えてきており、その時間帯を読み切ったのか、30分に4番武田直也が突破から強烈なシュートを放ち、一瞬ゴールしたかと思ったのですが、サイドネットでした。

そして、迎えた35分に、待望のゴールが生まれるわけですが、ここも、やや後ろ目のポジションでパスを受けた4番武田直也が、猛然と縦へのドリブルをスタートし、相手ディフェンダーも対応できないまま中央付近まで持ち上がると、サイドの裏に良いタイミングで走る14番中村海渡に預け、そのままゴール方向へと走り、再びパスを受けるとそのまま持ち込んでゴール!

この先制点の勢いそのままに、36分には、8番岩本空竜が中盤で相手のプレッシャーを受けながらも粘って10番大室雄幹につなげ、技ありのシュートで追加点。

残り10分ほどで一気に先制から、追加点を決めて2点リードと言う状況まで持っていきます。

その後の、相手の反撃から、40分にPKで1点は奪われたものの、その後も、2度ほど惜しい形も作りつつ、相手の反撃をしっかり跳ね返して、2-1で勝利となりました。

前半終盤のプレーのところでも書いた、4番武田直也が結果的にゴールを決めたわけですが、突破力もシュートもゴールも良かったのですが、それ以上に、初めてGoisの試合を見たSS1リーグの試合で、開始早々にあっという間にゴールを決めた4番武田直也の特徴というか凄さと言うものが一つ確認されたなと感じたわけです。突破力とかドリブルとか、そういうところもありますが、それ以上に私が好きなというか、全ての選手に持ってほしい「試合を読む力」のところ。

サッカーは、基本90分間のスポーツで、90分間全てをピーク状態で戦えるチームというのは、まずいないので、試合の中での流れを読むんでプレーを選んでいくことが必要になるわけですが、相手の集中力がものすごく、研究された状態で、その選手を止める方法を相手が実行してきたときに、それでも突破できればスーパーなのでもちろん、できるならそこを目指してほしいのですが、技術だけではなく、駆け引きをすることも必要なんですね。布石とも言いますが、100%突破なら、相手は、傾向を見つけてそこだけを考えれば良くても、そのうち1%でも、別の事をしてくれば、別の事をしてくるかもしれないというイメージが植え付けられるわけです。

疲労させるプレーをさせ続けるのも一つの読みですよね。

「ゴールを奪う」というところで、それが最も確率が高いタイミングを相手の動きとか試合の流れで読んで「ここだ」というところで、より強度の強い仕掛けをする、相手の不意を衝くなど、そういうところでの読みが特にこの試合での4番武田直也には、見られたということです。

ちなみに、この試合全体で言えば、試合の入りのところ。お互いに相手のチームのことを研究していたとして、その狙いと言うところでは、相手の方が、思った通りのプレーをできていたと思いますし、そこに対して、慌ててしまったのも確か。

ファールの判定のところも、海外の基準で言えばとか、そういうところで言ってしまえば、このくらいのプレーはファールではないというのは、わかります。

プレミアリーグなど見ていれば、ファールにならないプレーも多いですよね。でも、日本ではファールになる。そこを、無駄に主張しているところも多いようには見えました。もちろん、私も、簡単に笛を吹きすぎる傾向は好きではないですが。

これって、ユースの試合を見ていてもよくあるのですが、日本だからというよりは、当然、審判によって若干基準が変わってくるので、これに関しても、「読む力」って重要で、その試合での相手の審判の判定基準が大体読めたら、そこに合わせてしまった方が早いです。

その点では、おかしな判定の場面で、主張はするけど、カードはもらわない程度に引き下がれていた選手が多かったのは、さすがだなと感じるところです。

・・・あ、

書きたいことが多すぎて文章が長くなってしまいましたね。そのくらい感じることが多くて楽しい試合だったということなんですよ。

今は、Jユースカップの関東代表にGoisがなるために大事なこととか書いたほうが良いですよね。

次の対戦相手は、東京武蔵野シティですかね。今年は、私自身は、東京武蔵野シティのジュニアユースの試合を1度しか見ていないので何も言えませんが、高さ強さ、縦への速さを生かしてくるようなチームだった場合は、今日の試合での経験を活かせば逆に言えば問題ないのかなとも感じます。そして、細かいパス回しとか技術勝負をしてくるチームだったら、Goisに勝るチームはそうそういないと思うので、畳みかけてしまえば良いとも思うところもあります。

過信、慢心しない程度の自信と、相手の狙いを読んでいち早く対処できるようにして、あとは、自分たちの特徴で戦えば、大丈夫ですよ。

ではでは。

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練習試合2018/08/10 FC Gois vs 東京農業大学 1-3敗戦・・・vs大学のチーム、違った条件の経験はどのくらいか

どうも、ブクメです☆

1か月ぶりくらいのFC Goisの試合になります。前回のSS1リーグを見たときに、上のカテゴリでの戦いが見てみたいと書いたのですが、その時の意味としては、ユースのカテゴリの上位のリーグでプレーしているようなチームとの真剣勝負が見たいという部分が強かったのですが、足を運べる試合を探していて、ちょうど、東京農業大学との練習試合ということで、結果的には、見えることも多かったものの、また特殊なカテゴリーの特殊な条件下の試合を選んでしまったなと後になって思っていたりもします。

まず、東京農業大学には、浦和レッズユース出身で長く見てきた影森宇京(3年)や荒木聡太(4年)がいるものの、大学として頻度多く見ているわけではなく、今回の東京農業大学のメンバー構成は、彼らが入っているチームではないようなので、おそらく、1,2年生中心などのメンバーかと思われる構成。かなり情報が少ない。そして、今回の45×2の練習試合に臨むメンバーで、東農大は、前半と後半でほぼメンバーを総入れ替えに近い形でやっていたので、出ていたメンバーは、その45分間だけに集中して90分を考えたプレーをする必要がなかった。対するFC Goisは、交代メンバー数名しかいないぎりぎりのメンバーで来ていたようです。

さらにプラスすると、東農大ホームの慣れたグラウンドであり、キックオフが35度近くまで上がったこの日の気温がかなり上がる12時キックオフだったこと。

簡単に思い返しただけでも、考慮される要素がかなり盛りだくさんなんですよね。

そして、FC Gois自体もしっかり見るのは2回目ということで、わからないことも多い。この試合にどのようなテーマを持って戦っていたのかも、わからない。

ということで、書けるだけ条件を書いたところで、そのような条件をなかったものとして、書くと、かなり相手のやりたいようにやらせてしまった試合だったかなという感想です。

単純に表面的に見れば、前線で収まらない、中盤でのパスミスが多い、守備への切り替えが遅いということで、割と相手に突破を許した時には、そのまま決定機と言う形でGK12番馬場拓朗の仕事がかなり多くなっていたという印象で、それでも相手のミスもありましたが、最後のところは体を投げ出して、僅かに足を延ばしてシュートの勢いを弱めたり、枠をそらせたりというところは評価できると思いますが、結果的に、1本目に1失点、2本目に2失点で合計で3失点という結果以上に、相手に決定機は作られていました。

後で、東京農業大学のツイッターを眺めていたら試合結果が3-0になってましたが、後半終盤に高めの位置に上がって攻撃に関わる回数が増えた4番武田直也が2本目41分に、右からの3番榎本翔太の仕掛けから中盤(その時は13番荒木翔だったか?)を経由して速いテンポで抜け出す形で決めた見事なゴールは、何かで取り消されていたのかな?

さてさて、1本目から簡単に感じたところを拾い上げていきます。

まず、今日は、ちょうど、一緒見見ていた方もいて、その方も言っていたこととしては、「FC Goisには、高い技術を持っている選手が多いね~」と言うことで、初見で見た方にもそれぞれの選手の持っている技術に関しては、評価されていましたよということを伝えつつ、それを踏まえつつ、相手の高い位置からの早く強いプレッシャーを受けることで、プレッシャーを受けた側の中盤で組み立てたい選手が、より早い判断が求められる中で、その求められるスピードと実際のプレーで連携が上手く行かない場面が多くなっていました。

相手の集中力も高いので、おそらく、これまでの他の相手であれば、通ってきたような、受けてヒールで落としたところに味方が遠く、むしろ相手のほうが先に反応して奪われてしまう場面や近い距離でのパス回しでも、パススピードが弱く、そこに慌てて味方が走るような形でつながらないことも多く、つながっても、スピードが出ないような形が多かったと思います。

この辺は、同じように大学のチームと練習試合を多くこなしていて、このスピード感を経験していて、同じように引っかかっていたのであれば、意識を変えないとダメだよとなるのですが、こういうタイプの相手との試合がほとんどないのであれば、この試合の中で感じたこと経験したことから、パススピードとか、より近い位置で連携を深めたい選手とのコミュニケーションをしっかりとるようにして、適応できるようにすれば良いだけかなとも思います。

それができるくらいの技術がある選手が多いようなので特に。

前線のところでは、今回初めて14番中村海渡を見たのですが、相手の大型ディフェンダーと対峙する形で、ほとんどやりたいことができていなかったように見えます。

プレースタイルとして、高さでの戦いも強みとしているのであれば、確かに相手のフィジカルや高さはあったと思いますが、もう少し激しく競らないと味方がそこにパスを出しにくいかなという印象はありました。1本目に2度ほどあった、8番岩本空竜からの裏へのパスに14番中村海渡が抜け出してというところで、この辺も相手の守備に苦戦して合わなかったり、パスの狙いと逆に走ってししまったということもありましたが、この辺りが一つ狙いとしてはあったのかなとは感じました。

おそらく、これを強く思ったのは、味方からのパスが、14番中村海渡に対して高さで競り合ってくれと言うボールが多い中で、高さで強く競るということができていなかったからだと思います。求められているプレーがそこであれば、体のぶつけ合いのところでは、もっと戦う必要があったという意味です。

2本目の途中から前線に入った13番荒木翔になってからの方が前線でパスが収まっていたのは、強さで高さでではなく、体格の良い相手ディフェンダーに対して、高めのボールではない形で競り合えるようなパスに対して、13番荒木翔がタイミングで上手く体を入れてボールを収めるというプレーをしていたからかなと。実際に、シュート自体がほとんど打てなかったそこまでの展開で、タイミングと狙いどころでの運動量多く相手に向かっていくプレーで13番荒木翔が相手キーパーからボール奪取して決定機を作った場面もありました(実は、私は、こういう場面をちょうど下向いていて見逃すことが多く、ここも見逃していたので、この場面は、一緒に見ていた方に教えてもらいました。ほんの数秒メモするために下向いていただけなのですが、見逃すことが多い。嗅覚がないのかw)

いずれにしても、さすがに、大学生で、それぞれの高校などで3年間やってきた選手たちだけあって、フィジカルは強いし、守備の集中力も高い。簡単には、真ん中から突破はさせてもらえないという印象は、プレーしていた選手たちには残ったのではないかと思います。

そして、逆に言えば、相手のサイド攻撃にも手を焼いてはいたものの、FC Goisとしては、サイド攻撃では、この試合でも手ごたえを感じる場面は多く、サイドからの崩しでは、特に試合の終盤では、多くチャンスを作れていたとも思えます。

だから、こういう試合は、サイド攻撃以外の真ん中は攻撃するなとは、思わないわけでして、そもそも、FC Goisと言うチームは、より確率が高い方向にパス回してパス回してというサッカーをするようなチームコンセプトではないですよね。

だから、もちろんサイド攻撃もそれぞれの選手の特徴を見せつける武器として研ぎ澄ましていくのは当然として、こういう試合で見つける課題としては、真ん中から崩すことができなかった。あの強さ、あのプレスをしてくる相手と次にやった時には、今いる選手たちの特徴を生かしてどうすれば、打開できるか、そういうところを考えて目指していく、前線での競り方も含めて、強さ勝負だけだと媚しいのであれば、もう少し上下の動きを入れて見ようとか、そういう成長がこの試合の経験から出てくれば良いなと思ったりします。

・・・とはいえ、まだ2回目なので、見当違いな見方になっていることも否めず、すみません。

あ、この試合のメンバーと交代を最後になってしまいましたが、書きます。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太(後半スタート⇒18番渡辺颯樹)の3枚でMFが左に8番岩本空竜、右に3番榎本翔太、真ん中に10番大室雄幹、17番横田啓一郎、前線左に14番中村海渡(後半11分⇒13番荒木翔)と右に9番細川聖馬

となります。

今私が考えているのは、もちろん、私は、ベースとして浦和レッズの育成のカテゴリを中心に足を運んでいるのですが、まだどうするのがベストかは、よくわかっていないのですが、今後は、もう少しFC Goisも頻度多く見られるような形で調整をしていくことも検討しています。

やはり、月1とかの観戦だけでは、そのチームのことは、よくわからないので。

ということで、暑い中の暑い時間帯の、相手が1本目2本目でがらりとメンバーを入れ替えたところでの、ほとんどの選手が90分を戦うという条件下での試合、お疲れさまでした。

ではでは。

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埼玉SS1リーグ2018/07/08 FC Gois vs 県立浦和高校 3-0勝利・・・上のカテゴリでの戦いが見てみたい

どうも、ブクメです☆

縁と言うのは不思議なもので、私も、浦和レッズの育成にどっぷりと浸かった生活になって期間も経ち、その中で、色々な出会いと言うものがある中で、浦和レッズの育成以外のところでも、良い刺激を与えてくれる存在にも幸いいくつか出会うことができています。その中でも「思い」に対する共感ができる方と言う部分での出会いもあり、そういう方の存在により、「○○ありきで依存する」ことができない自分にとっては、最も大事にしていた空間のベースのところが、私の中にある「育成にとって最も大事にすること」からどんどん離れていくことが怖いくらいの時期をしばらくは過ごしてきました。

正直なところ、離れる寸前まで行っていたところで、大きな変化があり、最も大事にしている空間での育成も、もちろん、私が思う育成の正解が全ての選手にとって正解とは思いませんが、少なくとも、正常になった(本音を言えば、新しい体制での選手の育成は、期待以上に良い方向に進んでいると思う)なかで、再び、もともとの私の見方で全ての選手の特徴を見つけ出して、発見して、表情を見て、全ての選手がサッカーで生きていくことを決断するのであれば、その後押しがしたいという思いで足を運べるようになっています。

それと同時に、私自身のサッカーに対する自分ができることに対しての向上心の部分もかなり刺激されており、わかりやすいくらいにワールドカップにも感化され、新しいことにも挑戦してみたいという気持ちも強くなっています。簡単に言えば、幅を広げたいということでしょうか。

そんな中で、私の生き方の中では、今後のサッカー界に必要なことと言うことで、「思い」がが共感できる方に出会い、今回、その方が関わるFC Goisというチームを時間の空いている時に見て、思ったことなんでも書いてくださいという、なんというか提案のようなものをいただきまして、実際のところ、数年前のFC Goisができてスタートしたころにケラミックカップなどで他の試合観戦の流れで少し見たときには、やんちゃな選手が多いなというイメージくらいしか持てておらず、その後は、なかなか試合を見る機会もないままに期間が経ってしまったということもあるのですが、「思い」で共感できる方が、作り上げてきて数年が経つこのタイミングで見てほしいと言っていただいたことに縁を感じたという経緯で、足を運べる時に足を運び、ブログを書くことにしました。

これまで、私のサッカー観戦とブログを書くスタイルと言うのは、浦和レッズの育成に関しては、できる限り細かく試合の流れも含めて書いていくという形でやっていて、それ以外の足を運んだ試合に関しては、基本的に、あまり細かいことには触れないという感じでしたが、素直に言うと、今回実際に足を運んで、しっかりと試合を観戦した中で、私自身もこのチームのことをもっと知りたい、面白いと感じることもできたので、浦和レッズの育成と同じような形で足を運んだ試合に関しては今後書いていこうと考えています。

完全にFC Goisに関しては、観戦初心者のブクメですので、ある程度回数足を運んで見ていくことで見えてくることも多いと思いますので、外れたことも書いてしまうかと思いますが、その辺は、流してください、謝りませんw

まあ、今日の試合に関しては、度肝を抜かれたというか、まずは、背番号をチェックして、フォーメーションを見ながらどんな戦い方をするのか探っていこうと思ったら、背番号1の選手が開始早々に仕掛けていって、ややポジションが前目になっていたキーパーの頭を越えるシュートで決めて、まだ1分も経っていないよとメモするにもバタバタさせられてしまったわけでして、「面白いなGoisはフィールドプレーヤーに1番をつけるんだ、で、その選手が個人技があってゴールを常に狙っていていきなりインパクトのあるゴールを決めるんだ」とか勝手に思っていたら、少し遠めだと1に見えるだけで実際の背番号は4番だったと後で気づいたり。

割と、感覚で試合を見ていく私としては、とにかく、型にはめてくれないチームだなと言う初見(良い意味で)でしたね。

ということで、おそらく間違っているだろう私のメモのスターティングメンバーと交代の流れは以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが4番武田直也、5番金山俊介、3番榎本翔太の3枚でMFがボランチに20番中嶋陽基、右に13番荒木翔(後半21分⇒6番櫻井政樹)、左に9番細川聖馬(後半スタート⇒2番榎本遼太)、真ん中に10番大室雄幹(後半35分前後⇒15番廣井偉)と11番太田峻輔、前線に17番横田啓一郎(後半15分⇒19番菅原怜)と8番岩本空竜

となります。

*ちなみに、後に、普段スタメンの7番熊田佳太と14番中村海渡が累積により出場停止。監督も前回退席処分になったらしく不在だったらしい!?

特に中盤と前線は、動きの中での入れ替わりが多かったので、一応のポジションは、こんな感じでしょう程度で勘弁してください。

先ほど書いたように、試合開始あっという間に4番武田直也が先制することとなったわけですが、試合の入り方をしっかりの前に、開始から既にゴールを見ていて、相手がまさかいきなり来ないだろうというころで一気に仕掛けていくというプレーに驚かされましたね。

対戦相手の県立浦和高校もあまり見たことがないチーム(だいぶ前ですが、浦和レッズユースが練習試合でた対戦したのを観戦したことはあるのですが、だいぶ前ですので参考になりませんw)ですが、この試合の前に見た順位表では、SS1(埼玉県南部支部リーグ1部。この上がS2リーグね。)で首位のチームということで、まず、埼玉県の3部と言うカテゴリでは最も勢いのあるチームであり、実際、それほど攻撃に怖さはなかったものの、最初の失点の後は、Goisは、相手の守備を崩すという点では、かなり苦戦を強いられていたと思います。

単純にサイドからのクロスに対してとか、真ん中からの突破は、コンパクトな守備で跳ね返されるケースが多かった。

ただ、ここを崩そうとするGoisのプレーでは、例えば、7分の8番岩本空竜のパスが結果的に17番横田啓一郎には通らなかったのですが、この時のパスの狙いが面白いなと。ディフェンダーを前にして、少し右寄りに17番横田啓一郎がいる状況で、あえて、そこを切ろうとした相手ディフェンダーに対して左から巻くようなパスを通そうとしたんですね。ここの意思疎通が合っていて、そのパスコースに走れていれば、一気に大きなチャンスになるプレーでした。

こういう感じで、やはりチームコンセプトにもあるように、それぞれの選手が、面白いイメージを持ってプレーしている印象があり、なるほどそこを狙うのか、というプレーも多い中で、プレーの判断のスピードが若干遅く、中盤を経由して相手ディフェンダー2枚が詰めてきているところで、10番大室雄幹を経由してサイドに展開しようというときにいくつかの選択肢があってプレーが遅れているところで奪われる場面などがありました。こういうところは、このカテゴリで首位に立っているチームの寄せの速さなども影響はしていたと思いますけどね。

あとは、多少強めの風の影響もあったと思いますが、サイドに広く展開するところなど、長めにパスを通そうとするときには、精度がもう少し必要かなと思う場面も多く、味方の走り出しがの良さに対して、パスがその選手の後方に行ってしまったりして、いったん止まって戻って受けなおす必要があるプレーなどもありました。

前半の攻撃で惜しかった場面をいくつか挙げると、20分の4番武田直也の独特のリズムとストライドを活かしたドリブルでの突破での仕掛け、28分の8番岩本空竜がヘッドで流したボールに9番細川聖馬が抜け出してシュートまで行った場面や、30分の20番中嶋陽基、9番細川聖馬とテンポ良くパスが通り、ややその後のパスが相手ディフェンダーに有利な形でカットされるかというところで、17番横田啓一郎が、より素早い反応で、受けて仕掛けていった形なども良かったです。前半終了間際の、3人くらいで相手ディフェンダーが結構密集していたところを細かいパス交換で突破して、11番太田峻輔が抜け出してのシュートも惜しかった場面。

回数は多くなかったものの、33分に相手のシュートミスに助けられたピンチなどもありましたが、1-0とリードして前半を折り返します。

後半もGoisが攻勢となる場面が多く、その中でも前半にもあったような密集地帯での良い距離間でのパス交換で相手を翻弄するような場面が何度か見られました。同時に、味方同士のプレーで面白いイメージでパスを出すものの、味方がそのパスを感じていないというケースも何度か見られました。ただ、逆に言えば、これが味方と合ってくると、より一気に決定機になるくらいのプレーでもあるなと。

ペースは握っているものの、なかなか追加点が奪えない中で、後半15分に投入された19番菅原怜と後半スタートから入っていた2番榎本遼太によって18分にゴールが生まれます。縦への迫力があるスピードのある仕掛けを見せていた19番菅原怜に対して2番榎本遼太が見事な縦パスを通し、抜け出した19番菅原怜がキーパーと1対1になるような状況で落ち着いてアウトサイドでキーパーの頭を越えるシュートを決め、2-0とします。

このゴールの後の23分にも10番大室雄幹の裏へのパスに抜け出した19番菅原怜のシュートは、枠を捉えられなかったものの、試合終了間際にも今度は、8番岩本空竜からのパスに抜け出した19番菅原怜が決めて、終わってみれば3-0で快勝。

特に、試合の終盤は、疲れてきた相手に対して、19番菅原怜の運動量とスピードに相手がついていけないという場面が目立っていました。

チームコンセプトにある「個性派集団」そのままに、初めて観戦したブクメでも、わかりやすいくらいの個性を見せる選手が多かった印象がありますね。今日の試合では、4番武田直也のドリブル、パスの狙いが面白い選手が多い中で、特に途中から入った2番榎本遼太のパスの狙いやタイミング、そして、最終的には、19番菅原怜のスピードと縦への迫力が当然のように印象に残っています。

今日のような試合を見ると、このチームは、上のカテゴリのチームとやった場合に、どのくらいのことが現時点でできるのかなという素朴な興味も沸いてきます。

実際には見れていませんが、クラブユース選手権の関東予選では、FC東京U-18相手にかなり手ごたえのある試合をしたとも聞いています。

より速く強くプレスをかけてくる相手に対してどこまでできるのか、相手にスーパーな選手などがいて、攻撃に危険な選手がいる時の守備はどうなのか、などなど、やはり、このレベルに対して、カテゴリがもったいないなと感じるところもあり、まずは、浦和レッズのセカンドチームが参加しているS2リーグは実際に数試合見ていて、そのレベルの高さを感じることができていますので、まずは、リーグ戦としては、しっかり今年結果を残してS2まで上がることで、できる経験も変わってくるでしょうし、今年で言えば、Jユースカップでの勝ち上がりなどもありますよね。

いずれにしても、面白いチームを見つけたなというのが素直な感想で、今後も調整しながら足を運べる回数を増やしていければと考えています。

ではでは。

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