2010年 年末のご挨拶

どうも、浦和サポブクメです☆

早いもので2010年も、あと数時間で終わろうとしています。今年も幸運なことに、浦和レッズユースやジュニアユースに多くの時間を使うことができ、多くの試合を現地で見届けさせていただくことができました。

結果という意味では、選手の皆さんにとっては悔しい思いの方が強かったのかもしれません。また、どんなに頑張ってもやはり1チームスタメンは11人ですから、出場機会や戦術面で思うように行かないことで悔しい思いの方も強かったと思います。

一人の浦和サポーターという立場でエゴにはなりますが、所属するすべての選手が力を出し切れる環境を願いながら見させていただいているつもりですが、やはり出場できるメンバーは限られてしまいますし、そのような状況をどう受け止めて良いのか考えさせられることも多々ありました。これは、多く接すれば接するほど強くなるもので辛いものがあります。

トップチームの応援であれば、戦術に合い結果を残せる選手11人を常に応援し、プロという酷な世界という事実も踏まえてある程度、割り切った目線で見ることもできるのですが、ユース世代、ジュニアユース世代の場合は、スタメンに固定されていく選手のみを割り切って応援することなどできないのです。ですから、今年も来年もこれからもずっとそうですが、出場しているしていないに関わらず、すべての選手のことを考えている奴もいるということで、思うような状況にならなくても腐らずに自分を磨き続けてください。

今年は幸いにも、ご家族の方とお話をする機会や選手の方とお話をする機会にこれまで以上に恵まれてきました。ご親切に甘えることも多かったと同時に、少し土足で踏み込みすぎているかもしれないと思いながらも、私自身すごく充実した1年を過ごさせていただくことができました。

今年の反省点としては、トップチームの試合に行かずに集中して下部組織にということで動いていたものの、下部組織の選手の皆さんが目指している浦和レッズのトップチームの現状がわからなくなるという致命的な状況を生み出してしまいました。当たり前のことで何やっているんでしょうか私はという感じですw

ということで、来年は・・・それでも私は下部組織を見守ることが最も重要であり、本末転倒ですがトップチームよりも大切なことになってしまっている。なってしまっているものはどうしようもないので、下部組織の試合や浦和レッズの下部組織から羽ばたいた選手たちの試合を色々調べても、なお行ける場合にはトップの試合にしっかり足を運ばせていただきます。

挨拶なのか総括なのかなんだかゴチャゴチャになってしまいましたw

2010年も大変お世話になりました。

2011年もよろしくお願いします!

ではでは~!

第4回GO FOR 2014 CUP 3位決定戦2010/12/28 vs名古屋グランパス 0-4敗戦・・・これが基準

埼玉スタジアム第4グラウンド2010年12月28日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

早いもので、この3位決定戦が浦和レッズユース今年最後の試合となります。

自分自身、常に状況を冷静に考えなくてはいけないということを、この試合で確認することとなりました。その辺は最後に書きますね。

3位決定戦の相手は名古屋グランパスユースとなります。

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番三上綾太、DFがセンタバック左に13番寄特直人、右に18番西袋裕太、左サイドバックに27番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左サイドに11番堀田稜、右サイドに28番長谷優、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

正直なところ、ここまで苦戦すると思っていなかったので試合開始から浦和のハーフでの攻防が長い時間続く展開に驚きながら見ていました。

ポイントポイントの仕掛けでは、6番野崎雅也から10番矢島慎也、8番片槙吾から10番矢島慎也と細かく10番矢島慎也に集めてそこから打開して行こうという試みは見えるものの、名古屋の動きについていけず、10番矢島慎也をフォローする動きが少なく、1人で打開しようとして最終的に引っかかる場面が多かったと思います。それでも、何本かシュートまで放っていた10番矢島慎也は凄いと思いますが、名古屋の動きにチーム自体が混乱してしまっている状況は否めませんでした。

中盤の距離感が作れない状況で、準決勝の時のようにロングフィードから打開を図るプレーが何度か見られ、20番新井純平と27番小坂慎太朗の両サイドバックから前線の17番カドコダイ・アシカンへロングボールを入れてポストプレーから攻撃をスタートさせる狙いが見られましたが、名古屋にそこを狙われているため、守備陣数人に素早く寄せられて、高めのボールのポストプレーのトラップが長くなってしまい奪われてしまうことが多数ありました。

これまでの試合は、守備ラインから正確なロングフィードでサイドのスピードを生かした攻撃から反撃ということも出来ていたのですが、この試合では名古屋の連動性ある攻撃で守備の対応でいっぱいいっぱいの状況になっていました。

結局前半の段階で守備ラインが崩されて2失点を喫してしまいます。

後半も2失点して結果的に0-4での大敗となりましたが、後半の浦和の試みには面白いポイントもいくつか見られました。

名古屋の攻撃を警戒して中盤が横パスや下げるパスなど消極的になっていたところで、8番片槙吾に代えて24番繁田秀斗、28番長谷優に代えて21番佐藤大介を投入。更に、27番小坂慎太朗に代えて19番西澤秀平を入れ、守備では危険な形にはなりますが、18番西袋裕太、13番寄特直人、19番西澤秀平とバックラインを3バックにして17番カドコダイ・アシカンのところにおさまらないため、10番矢島慎也もトップの位置に上げ、2トップの状況を作り、11番堀田稜、20番新井純平をサイドで攻撃的に位置し、21番佐藤大介と24番繁田秀斗がトップ下に入いる布陣で、10番矢島慎也が存在感を見せ前線でも球が収まるようになり、やや全体的に元気がなくなっているところで、21番佐藤大介が力強いコーチングでチームを鼓舞しながら攻める姿勢で攻め込むシーンも何度か作ることができていました。

周りから攻められている状況で3バックは無謀だという声も聞かれましたが、この試合が絶対に勝たなければならない試合であれば劣勢の状況でこういう試みはダメなのでしょうが、完成度の高い相手に対して攻撃で手応えを見出すという意味では、必要な試みだったと思います。

この大会を通じて、私は初戦のコンサドーレ札幌戦を見ることができなかったのですが、この名古屋グランパス戦を見て、札幌戦の状況を聞いたことをあわせて、自分自身状況をしっかり考えられていなかったと思い知らされました。

例えば昨年2009年の浦和レッズユースのこの大会では、今年の3年生が主力の多くを占めており、ある程度チームは完成に近い状況で手応えを掴んで2010年に向かっていくというチームでしたが、今年の場合は多くの主力となっていた3年生が抜け、新チームとしてこれから作り上げて行くというチーム。更にあくまで現時点ではの話にはなりますが、比較的強い相手の時のスタメンは来季このメンバーで戦って行きたいという構想を見る限りでは、バックラインは1年生で固められ、前線も1年生が多く、おそらくこの大会のどのチームよりも新チームを1から作っていくチームになっていたように感じられます。

課題を多く得られる試合のほうが重要なのに、力の差のあるチームとの対戦で勝利したことに安易に喜んでしまっていました。反省です。最終的にグループ2位以内に入り、名古屋のようなチームと対戦できて課題が多く見えたことをむしろ喜ぶべきでした。

この試合の対戦相手の名古屋グランパスは相当レベルの高い戦いをしていました。おそらく、この大会に出場したチームの中では既に昨年から1年生2年生が多く試合に絡んでいたコンサドーレ札幌や名古屋グランパスが、全国レベルの基準となっていくのだと思います。

スターティングメンバーは11人ですから、この大会で上手く絡めなかった選手も多く出ているのは仕方ないことです。まず、この準決勝、3位決定戦でスタメンとなって戦ったメンバーは、このメンバーでチーム力を上げバランスを考えながらそれぞれの持ち味をタイミングで発揮できるように意識高く高めて行ってください。

名古屋との試合を考えると、前線の選手はトラップの精度をもっと高めないと全国では通用しないということがわかりましたよね。ポストプレーが求められるポジションの選手として、そこに預ければしっかりキープしてくれるという信頼を得ることで周りの選手が思いきってラインを上げ攻撃の姿勢を強めることができます。守備に関しても高さやスピードで勝負できる個々の能力が高い選手でも、相手の攻撃が強烈で劣勢になった時にこそお互いに声を掛け合うことが大切であることが分かったと思います。ロングフィードとサイドのスピードある選手を活かし、バランスを考えながらサイドバックの選手が思いきって攻撃参加できるような動きが出来るようになってください。

ポテンシャルの高さは、全国1のレベルがあることは間違えないのですから、自信を持ってまずは公式戦がスタートするまでに出来る限りチーム力を高めて行ってください。

2日目以降、B戦の試合を全て見させていただきましたが、あと一歩で絶対的な信頼を得られるのにという選手が多く見られます。裏を取る動きが抜群なのに、時々軽いプレーを見せてしまい損をしていたり、力強く突破する力があるのにチャンスを決めきる冷静さに欠けていたり、そこを直せば間違えなく主力として使われるという選手が多くいるんです。

新チームのスタートとなるこの大会を踏まえて、来年のチームの一歩一歩成長していく姿が見られることを楽しみにしています。

そして、新たに加わる新1年生の台頭も楽しみにしています。

ではでは~!

 

第4回GO FOR 2014 CUP 準決勝2010/12/28 vsヴィッセル神戸 0-1敗戦・・・決めきれず

埼玉スタジアム第2グラウンド2010年12月28日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

やはり昨日の藤枝東戦での最後のカドコダイ・アシカンの得点で柏レイソルと勝点が並び総得点で上回ったことで最後の最後で決勝トーナメント進出を浦和レッズユースは掴んでいたのですね。最終日に優勝目指して戦えるか消化試合になるかでは経験面でも大きな差になるため、準決勝進出できたことがまず来年のためにプラスになるため良いことだと思います。

準決勝の対戦相手はヴィッセル神戸となります。

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番三上綾太、DFがセンタバック左に13番寄特直人、右に18番西袋裕太、左サイドバックに27番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左サイドに11番堀田稜、右サイドに28番長谷優、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

前半から、20番新井純平の右サイドからの攻撃参加がこの試合は多く見ることが出来ました。同じ右サイドの28番長谷優との関係性でひきつけてパスを出したり、サイドを駆け上がることでディフェンスをひきつけて28番長谷優が中に切り込んで攻めるという形が比較的スムーズに展開されていたと思います。

また、チーム全体で比較的ラインを高めに保ちながら守備をできていたために、危険なシーンもあまり作られずにバランスよく守備もできていました。

センターバックのラインでボールを奪い、18番西袋裕太からのロングフィードが左サイドの11番堀田稜や真ん中で構える17番カドコダイ・アシカンを狙って何度も出され、高い確率で攻撃に繋がります。

また、中盤の攻撃としては10番矢島慎也がトップ下の位置でポジションを移しながら展開し、例えば左に開きながらスルーパスを受け、持ち上がりクロス、8番片槙吾がシュート(キーパー正面)、という中盤からの攻撃も何度か見せることができていました。

この試合では守備ラインのプレスもそこまで激しくなく、17番カドコダイ・アシカンのポストプレーも、もう少ししっかりおさめた方が良いとは思うもののチャンスに繋げることもある程度はできていたと思います。

グループリーグでは存在感を発揮していた11番堀田稜ですが、この試合は相当相手にしっかりケアされていたためか、パスが渡らないことが多く左サイドからの攻撃がやや停滞する場面もありつつでしたが中盤の10番矢島慎也と8番片槙吾での打開や右サイドの20番新井純平と28番長谷優での打開とシュートまで持ち込める回数は決して少なくなかったと思います。

前半途中からは28番長谷優と11番堀田稜がポジションチェンジ、11番堀田稜は右サイドから打開を図ります。

前半終盤には、立て続けに18番西袋裕太、13番寄特直人からのロングフィードからチャンスを作ります。

圧倒とまでは言わないまでも、浦和ペースで試合は進みながらも先制点は奪えずに前半は0-0で終了。

後半に入り、守備ラインから不用意なパスから相手に攻め込まれてしまい、なんとか防いで逃れましたが、その後のコーナーキックからクリアボールを蹴りこまれ、守備の選手に当たりコースが代わり失点を喫してしまいます。

得点で勢いに乗る神戸のプレスや出足が早くなり守備ラインも前半ほど余裕を持ってボール回しができなくなりつつも、20番新井純平のオーバーラップなどで打開を図りったり、同点弾を狙いますが、なかなか決定機を作ることができず。時間が過ぎていきます。28番長谷優からのパスを受けた10番矢島慎也が強烈なシュートを放つもキーパーにセーブされ、コーナーキックのチャンスは味方が飛び込めず流れてしまいます。後半の最も大きなチャンスは右サイドで11番堀田稜からのクロスに17番カドコダイ・アシカンが足を延ばした場面で、あと数センチ内側に当たっていればゴールになった場面でしたが残念ながら、クロスバーに弾かれゴールならず。

この後、28番長谷優に代えて25番金野僚太、27番小坂慎太朗に代えて21番佐藤大介が入ります。

・・・・とここでブクメは激しい腹痛に襲われ、5分ほど空白。。すみません。

この間に一度大きなチャンスがあったようです。。

結局、浦和は得点が奪えずに試合は0-1で終了。残念ながら3位決定戦に回ります。

ロングフィードからのチャンスメイクや、20番新井純平の攻撃参加など攻撃面でのプラスの要素も見出せたなどプラスの要素も見られましたが結果は残念でした。

この後、3位決定戦で名古屋グランパスと対戦となります。

こちらの試合の更新は、これから出かけるため明日になってしまうかもしれません。しばしお待ち下さい!

ではでは~。

第4回GO FOR 2014 CUP グループリーグ第3日目第2試合 2010/12/27 vs藤枝東高校 4-1勝利・・・錯覚しちゃいました

レッズランド人工芝グラウンド2010年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

お気づきの方、いらっしゃいますでしょうか?はい、写真が昨日の午後の試合の使いまわしなんですw 写真撮り忘れました!今日は、昨日以上に雲がなく日が沈む瞬間まで逆光状態でまぶしかったです(という状況を踏まえて写真から今日の情景を想像してみたください。)

ということで、大会3日目の第2試合は藤枝東高校との対戦となります。

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番三上綾太、DFがセンタバック左に13番寄特直人、右に18番西袋裕太、左サイドバックに27番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左サイドに11番堀田稜、右サイドに25番金野僚太、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

なんか凄い試合でした。来年を見越して新チームが葛藤しながらも戦い続ける姿を見るのがこの大会の醍醐味と考えているわけですが、この試合の展開は見事の一言でした。

試合開始から、オーバーラップした27番小坂慎太朗のヘディングシュートに始まり、シュート意識が一際高くなった10番矢島慎也のミドルシュート、最初のシュートは入らなかったものの、そのすぐ後に同様の場面で放った豪快なミドルシュートがゴールに突き刺さり先制します。

11番堀田稜の存在感は1試合目で書いた通りでこの試合も左サイドから仕掛け、何度もクロスを上げたり、10番矢島慎也とのコンビネーションから何度も攻めます。また、CBの13番寄特直人と18番西袋裕太のロングフィードも1試合目同様に精度高く一気に展開されます。1試合目ではやや攻撃面ではおとなしかった13番片槙吾ですが、らしさ溢れるループシュートでキーパーを見事に越える・・・も、惜しくもクロスバーに当たり得点ならずもらしいシュートを放ちます。

後半に入り、11番堀田稜と25番金野僚太がポジションチェンジして11番堀田稜は右サイドに移ってからも存在感を発揮し、前半の10番矢島慎也のゴールと同様にペナルティエリア外から豪快なミドルシュートを決めます。

17番カドコダイ・アシカンもポストプレーや仕掛けるも、なかなか上手く行きません(後への布石。)

守備ラインでは、センターバックはスピード勝負になると苦戦するため色々工夫していく必要があるわけですが、対応に関してはまだ課題も多く、後半に入ってから真ん中を突破されてしまい、1点を返されてしまいます。ただ、味方のカバーや相手の攻撃の起点にパスが渡った瞬間を18番西袋裕太がプレスをかけてインターセプトするなど、守備面もだいぶバランスがよくなってきた印象があります。

攻撃面では、17番カドコダイ・アシカンのポストから25番金野僚太が受け、そのままサイドを駆け上がりクロスから10番矢島慎也がシュートを狙うなどテンポ良い攻撃を仕掛け、FKのチャンスでは再び11番堀田稜が鋭いシュートでゴール枠を捉え、キーパーが辛くも弾くも惜しいチャンスを作るなど1点返されても浦和ペースは変わりません。攻撃面では抑え気味の20番新井純平も徐々にタイミングで上がるシーンが増えてきます。

後半途中に25番金野僚太に代えて3番小出啓太が入ります。右サイドバックに3番小出啓太が入り、20番新井純平は右サイドの前線に入ります。珍しい布陣ですね。

この交代により、3番小出啓太と20番新井純平で上手く前後のバランスを取りながら仕掛けるシーンが増えます。ちょうどこの辺りから6番野崎雅也がトップ下の攻撃的な位置にポジションを取り、10番矢島慎也からのパスを受けミドルシュートを放つなど攻撃的な動きが増えます。その攻撃的な姿勢が得点に繋がります。6番野崎雅也がボールを持つとドリブルでペナルティエリアに侵入、たまらず相手ディフェンダーがファールで止め、PKを獲得します(このファールで相手ディフェンダーは一発退場。やや厳しい判定泣きがしますが・・。)このPKを10番矢島慎也が落ち着いて決め、3-1になります。

この後、20番新井純平が絡んだ右サイドからの攻撃が増えたかと思うと守備が足りない時にいつのまにか攻められると危険なポジションまで下がって埋めていたり、らしさが多く見られました。

20番新井純平のクロスから17番カドコダイ・アシカンのヘディングシュート、10番矢島慎也からのクロスを20番新井純平がシュート。このシュートは大きく外れる。再び右サイドからの20番新井純平のクロスに17番カドコダイ・アシカンがシュートを放つ。これも外れる。20番新井純平が絡んだチャンスも多くなります。

そして、この試合の最後のゴールが生まれるわけですが、これが先ほどの布石の結末ということで、コーナーキックのチャンスから17番カドコダイ・アシカンがゴールを決めます。

このゴールの瞬間、ピッチサイドも妙に盛り上がったのですが、選手もみんなで17番カドコダイ・アシカンに駆け寄り大喜び。それを見つつ、見ているこちら側も更にテンション上がりまくりで、まるで大きな大会の決勝ゴールを決めたかのような盛り上がりぶりになりました。

チャンスに多く絡みながら得点ができなかった17番カドコダイ・アシカンのようやく決めたゴールだからなのでしょうか、とにかくアシカン決めたぞワー!という感じで良かったです。

結局試合は4-1で終了。

詳しくは、わからないのですがこの勝利と得点でグループ2位以内に食い込めたようです。

結果的にこの試合は、断片断片で新シーズンの浦和レッズユースの成功の可能性を期待させてくれるようなプレーやチームの雰囲気などを見せてくれた気がして妙なお得感をいただいてレッズランドを離れました。

どうせなら優勝したいですよね。せっかくなら、コンサドーレ札幌を下して優勝して終えたいですよね。試す意味の強い大会ですから、見る側もあまり結果を強く求めてはいけないのかもしれませんが、決勝トーナメントに進めているのであれば一つタイトルとって今年を締めくくってくれると嬉しいです!

連日連戦で疲労もたまっているかと思いますが、しっかり休んで明日の決勝トーナメントも今出せる力を見せてください!

ではでは~。

****

追記。グループリーグの最終結果を確認したところ、勝点得失点差も並び、総得点で上回って2位で決勝トーナメント進出だったのですね。すごいことです!

 

第4回GO FOR 2014 CUP グループリーグ第3日目第1試合 2010/12/27 vs八千代高校 2-0勝利・・・決定力

レッズランド人工芝グラウンド2010年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

GO FOR 2014 CUPも3日目に入ります。2日目までの成績で2勝1分1敗ということで、今日2勝すれば、現時点で浦和より上にいるコンサドーレ札幌と柏レイソルの結果次第ではありますが、おそらく2位以内で決勝トーナメントに進めるだろうと大雑把な計算をしつつ、まずは第1試合の八千代高校戦です。

今日も晴天で日向は比較的暖かい気候になりました。

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番三上綾太、DFがセンタバック左に13番寄特直人、右に18番西袋裕太、左サイドバックに27番小坂慎太朗、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに23番立野峻平、トップ下に6番野崎雅也と8番片槙吾、FWが左サイドに11番堀田稜、右サイドに9番長坂竜一、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

昨日に引き続き、17番カドコダイ・アシカンのポストプレーを生かす狙いの攻撃が多い中で、動きながらポストに入るプレーなど試合ごとに動きがよくなっているのがわかる展開となりました。また、左サイドの11番堀田稜の存在感がこの大会に入り際立ってきており、左サイドで11番堀田稜に預けて展開される攻撃が非常に多くなっていました。

試合の流れとしては、まず最初のチャンスは8番片槙吾が前線で倒されて得たFKの場面でこのFKのチャンスを11番堀田稜が直接狙いますが、惜しくもゴール左に外れてしまいます。更に、ポストプレーだけではなく、フォワードとしての11番カドコダイ・アシカンのらしいプレーがでます。23番立野峻平から6番野崎雅也へパス、そこからスルーパスを出すとタイミングよく11番カドコダイ・アシカンが抜け出してキーパーと1対1の状況を作ります。落ち着いて左隅を狙ったように見えたもののシュートは僅かに左に外れてしまいます。

続いて、6番野崎雅也から左に展開され、パスを受けた11番堀田稜がドリブルで仕掛け右サイドの9番長坂竜一へクロスを上げますが、僅かに届かず。9番長坂竜一がこの後、前線で粘り強くボールをキープするなどチャンスを作ります。

更に、またも17番カドコダイ・アシカンがタイミングよく相手守備ラインの裏へ抜けたところにパスが通りますが、放ったシュートは大きくゴールを外れてしまいます。

続いて11番堀田稜が中盤でインターセプトし、そのまま縦へドリブルし右サイドの9番長坂竜一へパスを通し、ゴール前へクロスを上げるも合わず。更に11番堀田稜がペナルティエリア僅か外から豪快なミドルシュートを放ち、枠を捉えたシュートはギリギリのところで相手GKに弾かれます。その後も9番長坂竜一から追い越してオーバーラップした2番西山航平がクロスを上げるも中に走りこむ選手に合わず。

攻勢に試合を進めるもののなかなかゴールを奪えません。

比較的守備は安定していたと思います。センターバックの13番寄特直人、18番西袋裕太と共にロングフィードの精度が高く、守備からのカウンターでは13番寄特直人から9番長坂竜一へのロングフィードや18番西袋裕太から17番カドコダイ・アシカンへのロングフィードなど確率高く長めのパスを通していきます。

前半終了間際にペナルティエリア内に人数多く入り、8番片槙吾⇒23番立野峻平⇒9番長坂竜一とテンポ良く細かいパスからシュートまで行くもこれも決まらず前半は0-0で終了。

後半に入り、GK1番三上綾太に代わり16番大石祐輝、9番長坂竜一に代わり25番金野僚太が入ります。

前半からタイミングで攻撃参加を狙う左サイドバックの27番小坂慎太朗が中盤あたりでボールを受けるとドリブルで前進しミドルシュートを放ち、そのこぼれ球を11番堀田稜がシュート。このチャンスも惜しくも決まらず。

更にチャンスは続き、右に一時的にポジションを移した11番堀田稜が8番片槙吾にパスを出し前線へ走り、再びパスを受けると左サイドから走りこんだ25番金野僚太へとクロスが入りチャンスを作るも相手守備に引っかかります。

今度は、この3人が同じように左サイドからパス回しで展開し、今度は25番金野僚太がシュートを放つもゴールならず。

チャンスが多いもののなかなかゴールが入らないと思い出した矢先、見事な先制点が決まります。

左サイドでパスを受けた11番堀田稜がペナルティエリア外のやや左から思い切りよくミドルシュートを放ち鋭い弾道でゴールに吸い込まれゴールとなります。見事なゴールでした。

この得点の後、17番カドコダイ・アシカンに代わり26番大野将平、6番野崎雅也に代わり14番中村駿介、8番片槙吾に代わり29番岸伯富実が入ります。交代して早速29番岸伯富実が前線でインターセプトからシュートを放ち、これはゴールにはなりませんでしたが惜しい場面を作ります。

この後、11番堀田稜に代わり12番高田拓弥が入ります。

この試合の2点目は、試合終盤に左サイドバックの27番小坂慎太朗から生まれます。左サイドをオーバーラップした27番小坂慎太朗がパスを受け、そのままペナルティエリアに進入し、ラストパスを29番岸伯富実へ、これをしっかり押し込みゴール。

結果2-0で勝利となりました。

この試合では、11番堀田稜の存在感で実際にボールを持った際に高い確率で得点チャンスに結びつけるプレーが際立っていました。

これで、3勝1分1敗となり、決勝トーナメント進出へ一歩前進しました。

続いて午後から、八千代高校とのB戦が行われました。

スタメンは以下の通り、

GK16番大石祐輝、DFがセンタバック左に4番今泉賢人、右に3番小出啓太、左サイドバックに21番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに10番矢島慎也、トップ下に28番長谷優と24番繁田秀斗、FWが左サイドに29番岸伯富実、右サイドに7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

この試合では、7番鈴木悠太の得点に対しての意欲的なプレーが印象的でボールを受けた際には積極的にドリブルで仕掛けシュートを狙う姿勢が良く、先制点も7番鈴木悠太が奪います。相手の守備陣のクリアミスを奪った7番鈴木悠太がしっかりそのチャンスを決めて1-0とします。続いて前線でのプレーが少し軽くなることが時々あるものの、裏を狙ってチャンスを狙うプレーをたびたび見せる12番高田拓弥が立て続けにチャンスに絡みます。4番今泉賢人が相手の攻撃を防いだ後にそのままドリブルで持ち上がり、タイミングよく飛び出した12番高田拓弥にパスを通し、得点にはならなかったもののシュートまで行きます。同じく4番今泉賢人から28番長谷優へパス、そこからスルーパスを通し抜け出した12番高田拓弥が今度はしっかりゴールを決めます。これで2-0となります。

前半は2-0で終了。

後半に入り、GKが16番岸伯富実に代わり22番高浪祐希、10番矢島慎也に代わり14番中村駿介が入ります。

7番鈴木悠太と28番長谷優がポジションチェンジ、3番小出啓太と19番西澤秀平がポジションチェンジ

右サイドバックに入った3番小出啓太と、右サイドに入った28番長谷優がお互い声をかけながらスムーズに攻撃を展開させていたのが印象的でした。立て続けに、この二人のコンビネーションから突破して、ラストで7番鈴木悠太に通り、シュートまで行く場面が2回ほど作れていました。

この後、7番鈴木悠太に代わり25番金野僚太、12番高田拓弥に代わり26番大野将平、28番長谷優に代わり9番長坂竜一が入ります。

試合終盤に突破されてピンチになるシーンもありましたが、1対1の守備に強い22番高浪祐希の好セーブで失点は防ぎました。

結果は2-0で勝利となりました。

・・・やはり、1日3試合はメモを取っても記憶がゴチャゴチャになりますね。もっと書きたいポイントがたくさんあったと思うのですが、モヤモヤしてます。

21番佐藤大介を始め、新チームは意識的に声を出している選手が多くてかなり良い。それだけははっきりしています。

 

第2試合は、夕食を食べてから書きます。脳を活性化させてからです、はい。

ではでは~。

第4回GO FOR 2014 CUP グループリーグ第2日目第2試合 2010/12/26 vs柏レイソル 1-1引き分け・・・締まった試合

レッズランド人工芝グラウンド2010年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

2日目の第2試合は15:30キックオフということで、写真のようにやや薄暗く肌寒さが増してきました。

第2試合の対戦相手は柏レイソルになります。メンバー表を見ると中学3年生のメンバーもいるようでどのような構成なのか今更気になっているのですが、相手チームのスタメンは全くチェックしていなくて今更少し後悔しています。

柏レイソルのユースチームとは相性が悪く、ゲームを支配している印象があっても結果的に負けてしまっていることが多く、この相手とやる時には見る側として、チーム始動という勝敗よりも重視するものがある大会でも勝ちを見たいというエゴの方が強くなってしまいますw

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番三上綾太、DFがセンタバック左に13番寄特直人、右に18番西袋裕太、左サイドバックに21番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に24番繁田秀斗と8番片槙吾、FWが左サイドに11番堀田稜、右サイドに10番矢島慎也、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

第1試合とほぼ同じメンバーですが、センターバックが18番西袋裕太に代わり、トップ下が負傷した15番小峯洋介から8番片槙吾に代わっています。

やはり、思った通りというか球際の激しさやプレスの早さが第1試合の浦和南と比べるとレベルが高く、ボールを持とうとした時のプレッシャーは凄いものがありました。なんというか、大きい大会のようなピリピリした緊張感がある試合というか、両チームがそういう意識で戦っていたからか、非常に締まった試合になっていました。

11番堀田稜から21番佐藤大介へパス。パスを出した11番堀田稜がそのまま前線に上がり、21番佐藤大介のクロスからヘディングシュート。13番寄特直人からの左のスペースへのロングフィードに11番堀田稜が走りこみ仕掛ける。13番寄特直人から21番佐藤大介へパス、深い位置まで持ち上がりマイナス気味に10番矢島慎也へパスを出し、10番矢島慎也がシュート。GK1番三上綾太からのロングフィードを11番堀田稜が落とし17番カドコダイ・アシカンが仕掛けるなど、この試合もやはり1試合目同様比較的攻撃が左に偏る傾向がありました。

右サイドは20番新井純平がコーチングしながら前半はほぼ守備に専念して相手の左サイドからの攻撃を封じていました。また、17番カドコダイ・アシカンは第1戦のときよりも前線で動き回る回数が増え、もらい方に工夫をしている様子がうかがえましたが、相手守備陣も相当その部分から攻撃されることを意識しているのか、時には17番カドコダイ・アシカンがボールを持つと3人が素早くプレスをかけてくることもありました。

また、先ほどのB戦の時と同様にトップ下の位置で8番片槙吾がタイミングよく前線に抜け出して自らゴールを狙うシーンも見られました。10番矢島慎也とのワンツーから抜け出して、惜しいシュートも放ちます。惜しいシーンも何度か作りながら前半は0-0で折り返します。

後半に入り、早々に最終ラインから18番西袋裕太の正確なロングフィードに17番カドコダイ・アシカンが見事なトラップで仕掛けるなど、早いチェックを受けながらも徐々に17番カドコダイ・アシカンのポストプレーが活きてきます。

が、自分の見ていた位置からは遠いサイドだったので細かいところまでは見えなかったのですが、ちょっとした隙を突かれて浦和の左サイドが柏に崩されてしまい、深くまで持ち込まれてラストパスを入れられフリーで押し込まれたように見えましたが、とにかく守備が崩されて失点してしまいました。

その後、やや押し込まれる時間があり劣勢になるかと思われましたが持ち直し、また競った状態に戻り、攻撃のシーンも増えだし10番矢島慎也から24番繁田秀斗にパスが繋がりシュートを放ちます。そして、この後、左サイドの11番堀田稜が仕掛けシュートを放ち、相手ゴールキーパーが弾いた所にしっかりつめていた17番カドコダイ・アシカンが押し込んで同点とします。この後も、18番西袋裕太が相手の攻撃を抑えた後のカウンターの場面で正確なロングフィードを11番堀田稜に通してチャンスを作るなどしましたが、結局どちらにも得点は入らず1-1で終了となりました。

結果的に勝ち切ることはできませんでしたが、集中して戦いきりしっかり失点してからも持ち直して引き分けに持ち込めたことは収穫だと思います。

これで、二日目までが終了し、2勝1分1敗という結果で3日目を迎えることになります。上位2チームの決勝トーナメントを考えると他のチームの今日の結果がまだわかっていないのですが、3日目は最低でも2連勝が必要でそれでももしかすると3位以下になってしまうかもしれませんが、結果にこだわる大会ではないとしてもやはり可能性がある限り優勝を目指して2位以内を目指して戦って欲しいです。

結果的に1日に3試合見たので、正直な所、頭がゴチャゴチャになっている部分もあり、誤っている箇所もあると思いますが悪しからずお許し下さい。

それでは、明日の試合も楽しみにしています。

ではでは~!

第4回GO FOR 2014 CUP グループリーグ第2日目第1試合 2010/12/26 vs浦和南高校 2-1勝利・・・新チーム始動

レッズランド人工芝グラウンド2010年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年も年末恒例のGO FOR 2014 CUPがスタートしました。今年は2日目から3日間たっぷりと新チームの切磋琢磨を見守らせていただきます。

シーズン途中で変更もあるものの、基本的には背番号はこの大会でつけられたもので新シーズンも戦うようなので、まず新背番号を掲載しておきます。

1番三上綾太、2番西山航平、3番小出啓太、4番今泉賢人、5番皆川孝之、6番野崎雅也、7番鈴木悠太、8番片槙吾、9番長坂竜一、10番矢島慎也、11番堀田稜、12番高田拓弥、13番寄特直人、14番中村駿介、15番小峯洋介、16番大石祐輝、17番カドコダイ・アシカン、18番西袋裕太、19番西澤秀平、20番新井純平、21番佐藤大介、22番高浪祐希、23番立野峻平、24番繁田秀斗、25番金野僚太、26番大野将平、27番小坂慎太朗、28番長谷優、29番岸伯富実

1日目の結果は、vsコンサドーレ札幌が1-4敗戦、vs水橋高校が4-1ということで、1勝1敗の状況で2日目を迎えています。

午前中の第1試合は浦和南高校との対戦となりました。

スタメンは以下の通り、

GK1番三上綾太、DFがセンタバック左に13番寄特直人、右に2番西山航平、左サイドバックに21番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に24番繁田秀斗と15番小峯洋介、FWが左サイドに11番堀田稜、右サイドに10番矢島慎也、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

1日目の状況を何人かの方に聞いたところ、当たり前といえば当たり前なのですが、全く新しいチームでコンビネーションもこれからということや、相手のコンサドーレ札幌が既にチームとしてまとまっているということで、相当苦戦を強いられての4失点での敗戦だったということでしたが、この試合を見る限りは比較的スムーズにボールは回っていたように思います。

この試合では、24番繁田秀斗がトップ下の位置で精力的に様々な場所に顔を出し目立っていたと思います。ただ、やはり全体的には新しいチームで回りの動きが把握できていないこともあり、例えば既に多くの試合を一緒にプレーしている11番堀田稜と10番矢島慎也の2人での攻撃の際の絡みや時に右や左にポジションを入れ替えたりという部分でやはりスムーズさを感じました。

更にスタメンを見ていただければ分かるように、スタメンの割合は2年生よりも1年生の方が多い状況であり、これまでとは少し違ったスタートになっていると思います。

試合展開はとしては、前半から比較的攻撃は左サイドに偏っていた印象があります。11番堀田稜に24番繁田秀斗、そして左サイドバックの21番佐藤大介の3人が絡んで展開される攻撃が多い印象。6番野崎雅也やボランチの位置でバランスを取るパス捌きをしていました。

浦和攻勢で試合が進む中で、比較的早い時間に先制点を上げることができました。左サイドの11番堀田稜が放ったシュートをキーパーが弾き、そのボールに10番矢島慎也がつめてゴール。これで1-0となります。

前線真ん中に入った17番カドコダイ・アシカンは、フィットするのはこれからという印象派あるものの、ポストプレーや強く行く部分など昨年より成長が見られます。24番繁田秀斗からのロングフィードを受けた場面や、13番寄特直人からのロングフィードを受けるときの立って待つだけでなく、横に動きながらボールを胸トラップして仕掛けるなど、この形や動きを物にできれば相当武器になると思われるような可能性を見せてくれました。

細かいパス回しの攻撃で印象に残ったプレーは、10番矢島慎也が15番小峯洋介へ短く鋭いパスを入れて前線へ走ると15番小峯洋介が再び10番矢島慎也にパスを戻し、そこから縦のスペースへ走る24番繁田秀斗の方向のスペースへ縦パスを入れ、そのまま24番繁田秀斗がサイドを駆け上がってクロスを上げたシーンで、この際の攻撃はテンポの良さと動きが見事にかみ合った一連の攻撃でした。

前半は1-0で終了。

後半に入り、1番三上綾太に代わり16番大石祐輝、2番西山航平に代わり18番西袋裕太、24番繁田秀斗に代わり7番鈴木悠太が入ります。

後半に入っても、ところどころまだお互いの動きが把握できていないために上手く行かない部分はあるものの、全体的にテンポ良く試合は浦和ペースで進み、追加点も後半早い時間帯に生まれます。この試合では比較的オーバーラップする機会を抑えている印象があった20番新井純平が右サイドからオーバーラップして攻撃参加し、左サイドからやや中に移動してきた11番堀田稜にパスを繋げ、キーパーの位置を見極めて11番堀田稜がループシュートを放ち、これがゴールとなります。

これで、2-0となります。

この後、15番小峯洋介が足をひねってしまい負傷。29番岸伯富実が交代で入ります。

後半から途中出場した7番鈴木悠太は、ここまでの流れの中で全体的にやや強引にでもシュートまでもって行くという姿勢が足りないという中で積極的にボールを受けた際には持ち込んでシュートを放っていました。その中で、1本サイドネットでゴールにはならなかったものの、惜しいシュートがありました。

後半終盤に11番堀田稜に代わり25番金野僚太、17番カドコダイ・アシカンに代わり26番大野将平、10番矢島慎也に代わり23番立野峻平が入ります。

残り時間が少なかったこともあり、この後大きな展開はなかったものの、最後の最後に守備の乱れから失点を喫してしまいます。結果は2-1の勝利となりました。

毎年のことですが、新チームの始動からしばらくは上手く行かないことのほうが多いのは当然のことでこの時期は、自分ができることやチームに求められていることをこなしながら、味方の動きが分かってきて思う存分それぞれの選手が持ち味を発揮しつつ、その際のスペースをフォローしあうなど出来てくるとチームとして強さがでてくるものですから、今は四苦八苦する時。スタメン奪取を狙う選手はチームに求められていることをまず、しっかりこなしつつ、信頼を得てから少しずつ自分の良い意味でのエゴを出すことも必要なこともあると思います。

プレー以外の面で、今年のチームは21番佐藤大介や20番新井純平などバックラインがよく声を出してますね。これは、凄く必要なことです。試合中にみんなで声を掛け合っていくことでチーム力は高まります。どんどん続けてください。

さて、この試合の後、昼に浦和南高校とのB戦が行われました。

スタメンは

GK22番高浪祐希、DFがセンタバック左に4番今泉賢人、右に3番小出啓太、左サイドバックに27番小坂慎太朗、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに23番立野峻平、トップ下に8番片槙吾、28番長谷優、FWが左サイドに26番大野将平、右サイドに9番長坂竜一、真ん中に12番高田拓弥

となります。

この試合の得点経過は以下、

19番西澤秀平の縦のフィードを受けた26番大野将平が左サイドからドリブル、ラストパスを12番高田拓弥へ、このパスをしっかり押し込みゴール。1-0

右サイドからの鋭いクロスボール(29番長坂竜一が入れたと思います。)を相手ディフェンダーがクリアミスし、オウンゴール。2-0

前半2-0

後半、23番立野峻平のスルーパスに抜け出した8番片槙吾がゴール。3-0

右サイドからの9番長坂竜一のパスを受けた8番片槙吾がディフェンダーや味方が密集する中で見事にコースを狙ったシュートでゴール。4-0

コーナーキックから25番金野僚太が押し込みゴール。5-0

12番高田拓弥からのパスを受けた9番長坂竜一のシュートが決まる。6-0

この試合は、12番高田拓弥が上手い動きで多くのチャンスに絡む場面が多い印象。9番長坂竜一は、決定力が上がれば4点くらいとっていたと思われるくらい力強くスピードに乗った攻撃をサイドから多くしかけシュートまで持ち込んでいました。トップ下の位置に入った8番片槙吾が高い位置でプレーすることで決定的なシーンに絡むことが多くらしさを発揮し2ゴール。23番立野峻平の中盤でのパス回しやタイミングでのスルーパスなども良かったと思います。27番小坂慎太朗の試合終了間際のミドルシュートは惜しかった。19番西澤秀平は、いつのまにか攻撃参加していて驚きました。

このB戦はプレーしていた選手が比較的のびのびとプレーしていた印象があり、相手との力の差があるということもあるかもしれませんが、魅せるプレーもありつつ、チャンスが多いためか何人かプレーが軽くなる選手もいたという印象でした。

さてさて、1日3試合ずつの、この大会のグループリーグ。

2試合目の柏レイソル戦は・・・とりあえず、洗濯物を乾して、夕食食べたら書きますのでしばらくお待ち下さい(笑)

ではでは~

高円宮杯第22回全日本ユース(U-15)選手権大会 準々決勝 2010/12/25 vs ヴィッセル神戸U-15 1-2敗戦・・・ありがとう

名古屋市港サッカー場名古屋市港サッカー場

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

1回戦、2回戦と大阪の堺ナショナルトレセンでの戦いを勝ち抜いた浦和レッズジュニアユースは場所を名古屋に移し、クリスマスの今日、ヴィッセル神戸U-15と対戦しました。今回の試合の行われた名古屋市港サッカー場は以前、浦和レッズと名古屋グランパスの試合でこちらに来た時に早い時間帯にJFLの試合があるということで、友人と足を運んだことがあるスタジアムです。スタジアム裏に海がありなかなか素敵な所です(が、今日は強風と寒さでそれどころではなかったですがw)

試合の話に戻ります。

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバックに3番武藤稜、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに8番須藤岳晟、トップ下に13番條洋介、11番進昂平、FWが左に17番木所和樹、右に18番広瀬陸斗、真ん中に9番柳下大樹

となります。

1回戦と同様のスタメンとなりました。

試合開始いきなり守備ラインを抜け出されて決定的な場面を作られてしまいますが、相手のシュートミスで失点は免れました。ただ、この試合で良かったのは、そのあとバタバタせずに集中した守備を行えたこと。今日は、ここまでの試合の中で中盤から前のプレスが最も激しく、前線で11番進昂平や9番柳下大樹が追いまわし、そこで奪って攻撃に転じるシーンや、プレッシャーがかかった状態で中盤に出されたパスを13番條洋介や11番須藤岳晟が囲んで奪うシーンが多く見られました。同様にこの試合でも、センターバックの4番副島暢人がインターセプトから持ち上がりチャンスを作るという場面も見られました。

前半は、左サイドから展開される攻撃が多かったように思います。

攻撃の形をいくつか挙げます。

2番森亮太がサイドバックの位置から持ち上がり、18番広瀬陸斗がヘディングシュート、8番須藤岳晟から左サイドの17番木所和樹に渡し、クロスに9番柳下大樹が飛び込む、4番副島暢人からのロングフィードを18番広瀬陸斗が受け仕掛ける、11番進昂平から9番柳下大樹へパスからシュートへ、4番副島暢人から11番進昂平へパス、持ち上がった11番進昂平が反対サイドの17番木所和樹へクロスからシュート。13番條洋介が中盤から前線右サイドに持ち上がりクロスから11番進昂平がヘディングシュート。

前の試合に引き続き、9番柳下大樹のポストプレーで前線に収まり攻撃が展開されていました。18番広瀬陸斗の個人技からの仕掛けもありました。

そして、守備の部分では右サイドバックの3番武藤稜のサイドからの攻撃に対してほぼ完璧に抑えていました。5番斎藤一穂の読みもすばらしくセンターバックのところでしっかり攻撃を食い止めていました。

相手攻撃陣は浦和のプレスの早さや出足の早さに混乱してミスを連発。

完全に浦和の流れに巻き込んでいましたが、前半25分くらいにワンチャンスを決められてしまいます。

0-1の状況で迎えた後半開始早々から、左サイドの17番木所和樹の仕掛けや、11番進昂平の中盤あたりからのドリブル突破など更に攻勢に出ます。ただ、肝心な得点がなかなか決まらず、後半10分に9番柳下大樹に代えて10番関根貴大が入ります。ここから更に攻勢を強め、17番木所和樹の左サイドからの仕掛けから、10番関根貴大を絡めてのチャンスやミドルシュートなど浦和の時間帯が続く中で、待望の同点ゴールが生まれます。

まず、13番條洋介から8番須藤岳晟へ細かいパス。そこから相手ディフェンダーの裏へ飛び出した10番関根貴大へパスが通り、放ったシュートは惜しくもキーパーがはじき出します。そのコーナーキックのチャンスで13番條洋介が蹴ったボールに5番斎藤一穂が飛び込んでゴール!

試合を振り出しに戻します。

その後も、時々危険な場面もあるものの、ほとんどが集中した守備で跳ね返し失点はせず、浦和も18番広瀬陸斗のクロスバーを叩く惜しいシュートなどあるもののあと一歩で逆転ゴールは入らず、迎えたロスタイムに残念ながら失点してしまいます。結果1-2の敗戦となりました。

細かいことを言えば、ファールを受けた場面で主審が流すべき所で試合を止めてしまい、流してくれれば10番関根貴大がフリーで抜け出してという場面があったなど難癖つけたくなるようなことも結構ありましたが、少ないチャンスで2点を取った神戸の勝利という結果は仕方ないと思います。これがサッカーです。

ただ、今日の試合では、今まで課題とされてきた守備面が相当良くなっていました。高さに対しての強さ、はっきり外に出す時は出す判断、組織的なプレスからのインターセプトなど、これまで時々顔を覗かせるとはまってしまっていた守備のバタバタがなくなり、むしろその守備で相手を翻弄していたことが何より見ていて嬉しかったです。

見事な戦いぶりでした。自分達の戦いに対して胸を張ってください。そして、結果としての敗戦に関しては、振り返り課題を見つけて今後に生かしてください。できたことは今後も続け、できなかったことを直してできるようにしていく、その積み重ねが今後サッカー選手として成長する上では不可欠ですからね。

さて、試合に関してはここまでにしておきます。

たびたびブログに書いているのでご存知の方も多くなってきた(?)と思いますが、ジュニアユースに関してはしっかり頻度多く見始めたのは昨年途中からになります。今年、ユースのU16リーグやトレセンリーグ、高校サッカーなどに足を運ばせていただく中でユースではなく高校進学をした選手も多くおり、ジュニアユース出身の選手が出ているという話を聞きつつも、残念ながら私自身が見させていただいている時間が非常に短いために余り分からないという選手が多いのが事実です。これは、悔しい話ですが事実なので仕方ありません。

そういう意味では、今年のジュニアユースの3年生の選手達は実際に試合を見させていただく頻度も多かったですし、多くの選手を強く印象付けることができています。来年浦和レッズユースに上がる選手達はもちろんですが、上がらずに高校でサッカーをする選手達にも私自身の勝手な思い入れというものが沸いています。浦和と対戦する時には敵として見させてもらいますが、それ以外ではずっと気にして応援していますからね!スケジュールを見つつ、行けそうな時には高校の試合も足を運ばせてもらいますからね!で、最終的には浦和レッズに戻ってきてくださいね!

まずは、お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!

どこかでブクメを見かけたら、お気軽にお声掛け下さい。結構ボーッとしていて気付かないことが多いので、たぶんいきなり呼ばれたらビックリします。はい、そんな事はどうでもいいw

ではでは。

 

高円宮杯第22回全日本ユース(U-15)選手権大会 2回戦 2010/12/23 vs 神戸FC 1-0勝利・・・最後まで集中して勝ちきる

大阪堺市立ナショナルトレーニングセンターメインピッチ

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースが現在戦っている高円宮杯。19日の1回戦から中3日で今日2回戦は神戸FCというチームとの対戦となります。場所は前回と同じく堺ナショナルトレセン、ピッチがメインピッチになります。

どうでも良いことなのですが、今ブクメは彦根にいます。今回の日程が決まった時に23日が大阪、25日が名古屋ということで、車で23日は大阪へ行き、勝ったら大阪~名古屋間のどこかで一泊して観光して25日に名古屋で試合を見ようという日程を考えていました。今彦根にいるのは、しっかり浦和レッズジュニアユースの選手たちが2回戦も勝利してくれたから。ありがとうございます。

では、試合に話を戻します。

ネット越しにゴール真裏から見るしかない1回戦のピッチと比べて格段に見やすいメインのピッチで観戦しました。やや強めの風が吹く、寒い気候でしたね。

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバックに3番武藤稜、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに8番須藤岳晟、トップ下に13番條洋介、11番進昂平、FWが左に右に18番広瀬陸斗、左に17番木所和樹、真ん中に9番柳下大樹

となります。

1回戦のスタメンから17番木所和樹に代わり、7番細田真也が入りました。右に7番細田真也が入ったことで、18番広瀬陸斗が左サイドのポジションに移っています。

相手の神戸FCのことはすみませんがよくわかりません(毎度すみません。)

この試合も開始から集中したプレーから入ることができ、前線で激しいプレスをかけボールを奪取したり、サイド攻撃などすべてにおいて相手を上回り主導権を握ると、開始数分で得たコーナーキックのチャンスで13番條洋介の蹴ったボールをドンピシャで11番進昂平が頭で合わせてこの試合もあっという間に先制点を奪います。

先制点以降も、前回ハットトリックを決めた9番柳下大樹が今日はゴールこそ奪えなかったものの、ポストプレーでチャンスに絡むシーンが非常に多くなりました。そのうちのいくつかを挙げると、相手の攻撃が失敗に終わった後のカウンターのシーンで、GK1番関口亮助からのロングフィードを相手ディフェンダーとの競り合いで上手いタイミングで体を入れて競り勝ち11番進昂平に落とし、そのまま右サイドを少しドリブル、ポストプレーの後に前線に抜けた9番柳下大樹が飛び込むというシーンなどは良かったと思います。

ただ、この試合は先制点以降早い時間帯で落ち着いてしまい、いわゆるこう着状態のまま時間が過ぎて行きます。

ただ、そういう展開になったので今日は特に1回戦で課題となっていた守備の部分を強く意識してやっているかもしれないと考えて、そちらにやや気持ちを置きつつ見させてもらいました。

当たり前のことなのかもしれませんが、今日の場合は右サイドバックの3番武藤稜がインターセプトから攻撃参加をするシーンが多かったのですが、右サイドが上がっているときに、1回戦はやや前がかりに全体を含めてなっていたのですが、今日は8番須藤岳晟が、その時にセンターバックのラインまで下がって守備部分のケアをしていました。また、高さへのケアや、キープするのか大きく蹴りだすのかなどの判断で5番齋藤 一穂や4番副島暢人が上手く判断していたと思います。

また、今日は4番副島暢人のセンターバックながら機を見て攻撃参加するという姿勢が3回ほど見られました。得点を奪えるとなお良いのでしょうが、インターセプトした状況からそのまま持ち上がるプレーは好きですね。これは持ち味だと思うのでややリスクは高くなるものの、是非今後も狙ってほしいと思います。

あ、試合の流れを書き忘れそうなのでざっと書いておきます。

前半先制の後、4番副島暢人のインターセプトからそのまま攻撃参加、右サイドバックの3番武藤稜がインターセプトから鋭い縦パスを9番柳下大樹に通してチャンスを作る。13番條洋介から左サイドバックの2番森亮太へ持ち上がり11番進昂平へ、更にクロスを上げ左サイドの18番広瀬陸斗がヘッドで狙うも惜しくも届かずという惜しい場面、11番進昂平のミドルシュートなどのチャンスを作る場面、また13番條洋介のパスが見事で一発のパスでかなり大きなチャンスにつながるようなパスを前半は連発していました。

ただ、おそらくフィニッシュ決まらず反撃をくらい集中した守備で奪取しカウンター、そしてまたフィニッシュが決まらずということで試合自体は、同じような展開で時間が流れていくという印象になったのかもしれません。

後半に入っても、展開自体は前半と同じような流れでしたね。

後半20分前後に9番柳下大樹に代わり23番清川大輝が入り、その後パスの精度がやや落ちてきていた13番條洋介に代わり、15番池永夏月が入りました。途中交代で入った23番清川大輝が絡んだプレーで18番広瀬陸斗へのラストパスからシュートまで行った場面と、試合終了間際でカウンターから4番副島暢人の惜しいフィニッシュまでの流れでラストパスを出すなど何回かチャンスに絡んでいました。

結局前半早々の1点を守りきって勝利となりました。

追加点を決められれば最高なのですが、今日に関しては一度1回戦のようなラインの隙間を通されて走り込まれてキーパーと1対1にされる危険な場面を作られていましたが、それ以外はセットプレーでもサイドバックの抑えどころなど試合を通して集中して出来ていたと思います。

あと、ぱっと見た目ではそこまでわからなかったのですが、結構ピッチ状態は悪かったようですね。軸足で踏ん張った際にめくれ上がって転倒してしまったり、やや予期せぬバウンドをしたりということも見受けられました。

今日のような試合で勝ちきれることも、勝ち上がっていく上では重要なことですし、1回戦とは違った見るべきポイントもいくつかありましたし、私はこれで良いと思います。

次の準々決勝では1回戦での得点での手ごたえ、2回戦での守備面や勝ちきる集中力をしっかり活かして戦ってもらえれば間違えなく勝利できますからね!

今日はお疲れさまでした!

ここから中1日での戦いになるため総力戦になります。しっかり体を休めて25日に備えてください!

ブクメも寝ますw

ではでは~!

高円宮杯第22回全日本ユース(U-15)選手権大会 1回戦 2010/12/19 vs 名古屋FC 5-1勝利・・・手応えと課題

大阪堺市立ナショナルトレーニングセンター天然芝フィールドS3

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよ浦和レッズジュニアユースの今年最後の大会となる高円宮杯が開幕しました。今大会から、グループステージが廃止され、一つ負けたら即敗退という過酷なトーナメント制の大会となりました。

浦和の1回戦の相手は名古屋FCというチームになります。1回戦、2回戦と試合会場は大阪の堺に新しく出来たトレセンになります。正式名称は大阪堺市立ナショナルトレーニングセンター。

この試合のスタメンは以下の通り、

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバックに3番武藤稜、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに8番須藤岳晟、トップ下に13番條洋介、11番進昂平、FWが左に17番木所和樹、右に18番広瀬陸斗、真ん中に9番柳下大樹

となります。

スタメンは全員3年生ですね。

一週間前の練習試合でチームとしての完成度の高さを見ていたことで、それほど心配せずに、それでも優勝を目指すチームとしてはしっかり快勝して欲しいという気持ちで見ていましたが、期待以上のプレーを前半の立ち上がりから見せてくれました。 

試合開始から、中盤の8番須藤岳晟、13番條洋介が攻撃の起点となるパスを正確に何度も供給し、再度からの攻撃がスムーズに展開され、そこに11番進昂平が力強い突破でシュートまで持ち込むなど完全に相手の出鼻を挫く攻勢を見せて試合の主導権を握ります。そのような展開の中で、開始から数分でコーナーキックのチャンスから11番進昂平が先制のゴールを決めます。

相手守備陣の切り裂くスルーパスが8番須藤岳晟から右サイドの18番広瀬陸斗に出され、サイドを持ち上がりクロス、11番進昂平がシュートを狙うという展開。この試合も序盤は右サイドが使われることが多かったものの、偏りすぎるということはなく、左サイドの17番木所和樹の左サイドへの展開も同様に見られ、その左サイドの攻撃からあっという間の2点目は左サイドの17番木所和樹のスルーパスを受けてそのままドリブルで持ち込んで思い切り良いシュートという流れで決まります。

同時に前線で体を張ってポストプレーをしながら自身も果敢にゴールを狙う動きを見せていた9番柳下大樹も攻撃のシーンでゴール前の良いポジションを取り、ちょうど混戦状態のボールが彼の前に流れてきた所を押し込んでゴール。

更に、右サイドバックの3番武藤稜の攻撃参加で切り込んでゴール前の9番柳下大樹にパスが通り、そのままドリブルで相手守備人を交わしてシュート。これが決まり前半20分くらいの間に4-0と大量リードを奪うことに成功します。

この時には、一体この試合何点入るのだろうというくらい、圧倒的に浦和が攻撃をし続けているような状況でした。実際、4点目が入ってからも11番進昂平が13番條洋介にボールを預けてオーバーラップ、そこに絶妙なパスで再び11番進昂平に通りシュートという場面や、18番広瀬陸斗から9番柳下大樹へパス、このパスをヒールパスで11番進昂平につなぎ攻め込んだり、GK1番関口亮助の正確なフィードから攻撃が展開されたり、30分過ぎには中盤の13番條洋介が、最初は右サイドの18番広瀬陸斗へ相手ディフェダーが届きそうで届かない隙間を上手く狙ったスルーパスで通りチャンスを作り、そのすぐ後に今度は、左サイドの17番木所和樹へ向けて同様に歓声が上がるような見事なパスを通していました。更に、今度は右サイドバックの3番武藤稜がオーバーラップしてくるタイミングを見計らってサイドというよりは、ややゴールに近い位置へ相手ディフェンダーの間を縫って通すパスを出し、少し厳しいパスにも見えたものの、しっかり3番武藤稜が追いつきゴールに近い位置からチャンスを作るという場面もありました。

前半の35分くらいまでは、はっきり言って完璧に近い内容でした。

しかしながら、名古屋FCがこのくらいの時間帯で徹底して浦和の守備の間を斜めに通すパスにスピードのある選手が飛び出すとういプレーをしてくるようになり、この攻撃が通りピンチになるシーンが増えてしまい数本は守備陣のギリギリのところでの粘りやGK1番関口亮助のタイミングの良い飛び出しで防いでいたもののラインコントロールができずにオフサイドも取れず後手後手になったところで同じような形で完全に抜け出され失点してしまいます。

スコア自体は4-1と断然浦和が有利な状況は変わらないのですが、相手の攻撃に慌ててしまい、同時にこれまで完璧だった攻撃のリズムも狂い始めてしまいます。ベンチからは果敢にラインが下がりすぎることに対する指示が飛んだりするものの、ややバタバタしたまま同じような形でピンチをこの後も2回くらい作られて失点こそしなかったものの、やや不安を覗かせた形で前半が終了します。

後半に入り、まだ少しバランスが崩れる部分はあるもののある程度の修正が図られ攻められる場面はあるものの抑えるところではしっかり抑えられるようになり、また浦和の攻撃の場面も増えてきます。後半は左サイドからの攻撃が多く、前半は17番木所和樹にパスが渡るとそのまま持ち込んでクロスということが多く、サイドバックからオーバーラップで追い越してパスをもらおうとする2番森亮太が余り使われないことが多かったのですが、後半は左サイドでこの2人が絡んだプレーも何度か見られるようになりました。

ピンチが多くなった前半終盤と比べて、負けない気持ちを取り戻した選手が多く、例えば対人プレーの部分でも13番條洋介が相手ディフェンダーに一度はボールを奪われても粘ってボールを奪うプレーから、18番広瀬陸斗へパス、18番広瀬陸斗が受けたボールを持ち上がり相手ディフェンダーの裏に小さくボールを蹴ってそのまま抜け出して自分にスルーパスを出すような個人技で突破して行くなど、気持ちと自信を持って仕掛けるプレーが見られペースを取り戻しました。

後半途中で17番木所和樹に代えて19番杉本誠が入り、持ち味である縦への力強い仕掛けを見せ、惜しいシュートも放ちました。前半のように相手を翻弄するような攻めではなかったものの、攻勢の時間が長くなる中で更なる追加点が欲しい所で9番柳下大樹がゴール前でパスを受けるとそのままドリブルでディフェンダーを抜き、キーパーと一対一になるとキーパーが詰める前にゴール右隅に豪快にシュートを放ちゴール!見事なゴールで9番柳下大樹はハットトリック。

この5点目が入ったところで、今後の試合を見越した交代が行われます。まず、この試合は出さないと思っていたのですが、関東大会で怪我をして離脱していた10番関根貴大がこのタイミングで投入されます(9番柳下大樹と交代。)

この後、13番條洋介に代わり15番池永夏月、11番進昂平に代わり23番清川大輝、18番広瀬陸斗に代えて7番細田真也と後半の終盤で多くの選手交代枠を使っていきます。

10番関根貴大は怪我明けとは思えない、存在感のあるプレーを随所に見せ、逆に見る側としては無理しないでいいよと思うくらい問題なく良い意味で普通にプレーをしていました。ドキドキしながら一安心というか・・。

23番清川大輝は決定的なシーンもありましたが、余裕を持ちすぎたのかキーパーに詰められてしまうなど少しもったいなかったですね。

試合は結局5-1と大勝に終わりました。

この試合は、浦和が圧倒しすぎたのでレベル差がある戦いに見えてしまっていましたが、攻撃の際の仕掛け(フィニッシュが甘いから助かった)は思ったより良かったように思いますし、そのおかげで浦和が試合後とに修正していかなければならない課題を見つけたわけですし、それも良かったのではないかと思います。

ややラインズマンの判定が怪しげなところもあったので今日の場合は、守備が少し上手く行かない時は1枚前目の選手を守備的にしてバランスを取れるようにしても良かったのかもしれません。

5番斎藤一穂と4番副島暢人が守備の中心を担う中で今日の試合の終盤にどちらかがしっかり寄せに行って、どちらかがいつでもカバーできるように動けていると感じられたプレーが何度か見えていましたので守備のバランスは今後更に向上していくと信じていますね。

優勝を狙うチームの初戦として、ただ大勝で終わるだけではなく課題もしっかり見えて良かったと思います。

今大会の浦和レッズジュニアユース、かなりいい感じですよ!自信を持って突き進んでくださいね!