第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 決勝トーナメントラウンド16 2014/08/20 浦和レッズJrユースvs清水エスパルスJrユース 1-2敗戦・・・あと一歩及ばず

222

どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの臨んでいる、クラブユース選手権U-15も決勝トーナメントの2回戦、ベスト16ラウンドまで来ました。

昨日の大雨の中での試合を制した浦和は、このベスト16ラウンドで清水エスパルスジュニアユースと対戦しました。会場は、同じく帯広の森球技場となります。昨日の大雨が嘘かのような、晴れ間も見える良いコンディションの中での試合となりました。

ざっと試合のことを大まかに先に書いてしまいますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに23番白土大貴、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に11番白田颯人、右に27番二見健太、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹

となります。

予想通り、相手のレベルも高く、スタートしてから手ごわさがすぐに伝わってくるような相手でしたが、浦和レッズジュニアユースもこの大会に入ってからの4試合と比べても最大の集中力で試合に臨むことができていたと思います。

試合開始から、前線の20番長倉幹樹と10番シマブク・カズヨシが、前線でポスト役としての動きもしっかりこなすことができており、例えば、3分には、21番北村龍馬からの長い縦パスをしっかり10番シマブク・カズヨシが収めて仕掛けるような形が作れていました。

前線でのプレスもしっかりできていましたし、守備に関しても警戒すべき選手に対して簡単には仕事をさせないような粘りのあるプレスだったり、カバーリングもスムーズにできていたと思います。

試合自体は、一進一退になっていたのですが、この大会でやや課題となっていた相手セットプレーに対しての守備で、失点した20分までは、集中して跳ね返すことができていたのですが、20分に与えたコーナーキックから、決められてしまい0-1とビハインドを背負う展開になります。

ただ、この失点の直前の浦和のチャンスの場面で、8番立川将吾がからの縦パスを受けた10番シマブク・カズヨシが、見事なシュートでコースもかなりしっかり狙うことができており、ぎりぎりでキーパーの攻守に阻まれたものの、これまで全体的にチャンスの場面でのシュート精度に課題があったチームの中で、これまでと違った雰囲気を感じ取ることができるプレーもありました。

しかしながら、試合展開としては、前半終盤の37分に、一瞬の隙をつかれて、追加点を奪われてしまい、前半を0-2で折り返すことになりました。

後半開始から、27番二見健太に代わり19番山下勇希が入ります。

後半のスタートから、しばらく間、相手の攻撃を受ける時間が続き、苦しい展開になるものの、今時間を耐えきったことで、少しずつ流れが再び浦和に戻ってきたところで迎えた9分に、直接狙える位置でフリーキックのチャンスを得ると、これを10番シマブク・カズヨシが見事に決めて1-2と1点差に詰め寄ります。

勝負というところでの展開としては、2点のビハインドは背負ってしまったものの、後半に決定的な3点目を狙いに来た相手の猛攻に耐え、その直後に1点差に詰め寄るという、願ってもない展開に持ち込むことができました。時間もまだ30分ほど残っています。

後半の浦和は、相手の中央からの突破では、なかなか活路を見出すことができなかったものの、サイドからの攻撃を高頻度で成功させており、チャンス自体は多く作ることもできていました。

後半は、14分に11番白田颯人に代わり6番荻原拓也を投入。残り20分くらいは、かなり浦和がサイドから仕掛け続けるような時間帯や連続でコーナーキックのチャンスを得ることができていました。運動量、球際の激しさも含め、最後まで気持ちも運動量も切らさずに、ゴールを狙い続けましたが、同点ゴールを奪うことができず、結果、残念ながら1-2で試合終了となり、敗退となりました。

相手の守備も集中を切らさず、かなりプレーの選択を早くしないと詰められてしまうような状況の中でも、攻撃の回数、サイドからの崩しは相当数できていたのですが、そこからの1点を奪うことができなかったために、相手は、ある程度サイド攻撃を許しても良いだろうというプランに変わっていたかもしれません。

サッカーと言うのは、駆け引きがうまく行くかで一気に流れが変わったりするものですが、今日の試合の場合は、サイドからの崩しから得点を奪うことができていれば、相手の守備の意識をサイドにもふることができ、結果的に中央からのミドルシュートのチャンスなども作ることができたかもしれません。

なかなか、難しいところです。サイドからの崩しだって、今日に関しては、その後の精度が雑になっていたわけではなく、少し時間を作って人数をかけてという形で精度の高いクロスを上げることもできていた場面も決して少なくありませんでした。

相手の集中力が一歩勝ったということなのかもしれませんが、本当にちょっとしたことで勝敗が決まったと思います。

残念ながら、この敗戦をもって大会は終了となってしまいますが、敗れはしたものの、この大会で最も良い内容と集中力で戦う姿を見ることができて、応援していても自然と気持ちが入りました。

言葉で書くと簡単ですが、全国の舞台で、強豪チームと対戦するときには、もちろん今日の試合も、ちょっとした展開で結果がどちらに転んでもおかしくないような流れにはなりましたが、この舞台で優勝をするためには、やはりまだ足りないことがあることも、プレーした選手、帯同していた選手は、強く感じることができたのではないでしょうか?

試合によって、集中力にムラがでてしまうこと、ドッシリしたサッカーはできるものの、より得点のチャンスにしっかり得点を決めることができていれば、更にもう一つ上のレベルの強いチームになれると思います。

私は、決めきる部分では課題は抱えているチームではありますが、前からも書いているように、全国大会で優勝できる、それに値する最低条件となるチームとして持つべき土台と言うものが今年のチームには既に備わっていると思います。

それでも、1つの大会で基本的に優勝できるチームは1チームです。そう考えると、より頂点に近づくためには、やはり、紙一重の差で、より先に勝ち進むために必要なものを模索していく必要があると思います。

夏の大会は、終わってしまいましたが、今年の戦いは、まだまだ続いていきます。

まずは、お疲れ様でした。

そして、高円宮杯では、更にうえ、一番上を奪い取ってやりましょうよ!

ではでは。

223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251

第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 決勝トーナメントラウンド32 2014/08/19 浦和レッズJrユースvsジュビロSS磐田 4-3勝利・・・接戦を制してベスト16進出

195

どうも、ブクメです☆

大会前のこの時期の週間予報では、しっかり雨という予報はなく、曇りは多くても小雨くらいですみそうだったと思うのですが、予報が変わって、今日はこの大会で初めて完全に雨の中での試合となりました。その雨も、結構本降りの雨が続くような状況で、グリーンパークに比べれば、ピッチコンディションがかなり良い帯広の森球技場でも、やはり影響を受けざるを得ないような状況にはなりました。

最初の写真で、雨の状況はお分かりいただけると思います。

グループステージを1勝2分けの2位で突破した浦和レッズジュニアユースは、決勝トーナメントの初戦でジュビロSS磐田と対戦しました。一応位置づけとしては、ジュビロ磐田U-15の下にジュビロ磐田のサッカースクールがいくつかあるようで、そのうちの一つがジュビロSS磐田ということで良いのでしょうか。

表面的な情報で考えれば、一昨日対戦したジュビロ磐田U-15よりもやりやすい相手とは思うものの、別のグループを1位で通過してきたチームなのでどのようなものかと気になりつつ。

実際試合を見てみると、やはり差がある相手という感じではありましたが、それでも、試合自体は、思わぬ点の取り合いの大接戦という形になってしまいました。

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に27番二見健太、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に11番白田颯人、右に20番長倉幹樹

となります。

試合の展開としては、グループステージの第2戦、第3戦同様に、全体的には浦和が主導権を握って進める試合にはできていたと思います。

開始早々にインターセプトの流れから、5番山崎舜介がそのまま前線に攻撃参加していく場面など、これまでの試合ではあまり見られなかった形も見られつつ、3分には、20番長倉幹樹のポストプレーからの流れで右に展開されてパスを受けた27番二見健太が、ペナルティエリア外から放ったシュートがクロスバーを叩くなど開始から決定機もあり、実際に浦和が押し込むような形が多くなります。

6分にも、混戦状態から押し込めればというチャンスがあり、7分にもコーナーキックのチャンスから11番白田颯人を経由して14番弓削翼がシュートを放ちます。

ただ、明らかに主導権は握っているものの、崩して決定的というチャンスがなかなか作れなかったことや、これは、雨も影響しているのは確かですが、一つ一つの精度が低く、奪われ方の悪い形で相手の反撃を受けるのは気になりました。

25分には、そのような形で相手が人数をかけた攻撃をできる状況になってしまい、決定的な形でシュートを打たれてしまったものの、これは相手が外してくれて失点は免れます。

チャンスの数は多い中でも、先制点がなかなか奪えないなかで、33分に6番荻原拓也に代えて10番シマブク・カズヨシが入ります。

それでも先制点が奪えない流れの中、前半終了間際の39分に失点を喫してしまい、前半を0-1で折り返します。

後半開始直後に、11番白田颯人がペナルティエリア付近でドリブルからの見事な枠をとらえたシュートを放ち、ここはキーパーに弾かれ、そのこぼれだまを10番シマブク・カズヨシがこちらも枠にしっかり放ったシュートは、相手ディフェンダーがぎりぎりでコースに入り、得点にはならず。

その直後の4分に、右前線でパスを受けた27番二見健太がゴール前にシュート気味のクロスを上げると、混戦の中で8番立川将吾が最後に触ったようにも、相手ディフェンダーにあたったようにも見えましたが、公式では27番二見健太のゴールになっていましたね。とにかく、これで1-1の同点に追いつきます。

試合のペース自体は、浦和が握っていたので、この同点ゴールで一気に逆転して突き放せると思っていたのですが、8分に再び、やや不用意なプレーから失点を喫して1-2と再びリードを許してしまいます。

その直後の10分にセットプレーのチャンスで3番大西翔也のヘッドから最後は21番北村龍馬が押し込んで2-2と同点に追いついたところで、このあとようやく浦和がリードする流れになっていきます。

12分に、10番シマブク・カズヨシからのクロスを11番白田颯人が決めて3-2と逆転に成功します。

17分に27番二見健太に代わり19番山下勇希が入ります。

18分に、11番白田颯人からの浮き球のパスを10番シマブク・カズヨシがヘッドで狙うなど決定機を作りながら、19分に、20番長倉幹樹が技ありのループ気味のシュートを決めて4-2として勝負あり・・・と思ったのですが、なんというか、今日は、不用意なプレーが入ったところで少ないチャンスを相手にしっかり決められてしまう失点が多かったのですが、2点リードの後も同様の失点を喫してしまいます。

25分に11番白田颯人に代わり23番白土大貴が入ります。

攻撃の回数はより増えていく流れの中でしたが、32分にやはり守備のところでの不用意なプレーから失点を喫してしまい4-3と一点差まで詰め寄られます。

38分に20番長倉幹樹に代わり22番大桃伶音が入ります。試合終了間際に10番シマブク・カズヨシの惜しいシュートや、23番白土大貴の見事なドリブルからのシュートがポストを叩いてそのままゴールに入ってもおかしくないような軌道に飛んだのですが、これが残念ながら入らず。

結果的には、4-3で勝利しベスト16進出を決めました。

タイトルに書いたように、ありがちな結果に対しての言葉としては、接戦を制してという言葉で表現しやすいスコアですが、少し皮肉がこもっていますよ。

だって、失点は不用意な形なのでもったいないですし、得点ももっと奪えたはずでしたから。

でも、大雨を考慮しないで言いたいことを言えるのがサポーターのわがままなところですので、今日は、正直プレーの精度や、守備なども難しいくらいの雨の影響はあったと思います。

なので、今日の試合は全然問題なしです。

明日は、天気も晴れるまでは行かなくとも雨は降らないような予報ですし、会場も帯広の森球技場ですので、強敵と思われる清水エスパルスジュニアユース相手に、昨日は雨の影響だったんだなというくらい、守備も盤石、決めるところで決める試合を見せてください!できます!

ではでは。

196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220

 

第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第3日2014/08/17 浦和レッズJrユースvsジュビロ磐田U-15 1-1引き分け・・・優勝するなら楽な相手を求める必要はない

166

どうも、ブクメです☆

グループステージも3日目となりました。昨年は、グループステージが早い時間の試合ばかりでしたが、今年は、1日3試合の予定の中での一番遅い14:40キックオフになり、グループステージ最終日の今日は、既に浦和の試合の前に第2試合まで終了している状況で、当然と言えば当然ですが、試合前の段階で3位の8位以内という条件は、試合前の段階で容易にクリアという状況にはなりました。

初戦からトーナメントという大会の酷さもどうかと思いますが、全国大会という舞台を不必要に拡大することでグループステージが緩くなってしまい、第3戦の臨み方がおかしくなるようなチームが多く出てくるのもどうかと思いますが・・・。まあ、そこを言っても仕方ないですし、頭の中で2位以内で突破という条件が正常だと考えても、その条件もしっかりクリアしてくれたので、頼もしいわけですが。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに16番角田涼太朗、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に27番二見健太、右に19番山下勇希、真ん中に23番白土大貴と8番立川将吾、FWが左に11番白田颯人、右に20番長倉幹樹

となります。

昨日の帯広の森球技場の芝の状態の良さを考えると、グリーンパークに戻った今日の芝の状態の悪さが目立ってしまう中での戦いになりました。条件はどのチームも同じとは言っても、やはり細かいプレー、精度を考えた時にスピード感なども考えても、よりよい環境でやらせてあげたいとは思います。

それでも、第1戦と比べると、この芝の環境でもそこまでバタバタするようなことはなく戦えていたと思います。

第2戦で、セレッソ大阪U-15相手に前半だけで3-0とリードするような相手ということで、どんなものかと思っていましたが、組織的なところでは、セレッソ大阪U-15の方が、良かったようにも見えました。ただ、第2戦までで2連勝で既に引き分け以上で1位通過を決めている相手だったので、どのようなメンバー構成で来たのかはわかりませんが、なんとなく。

ということで、試合ですが、スタメンという点では、大幅に第1,2戦から変えた形でのスタートとなりましたが、既に第2戦で途中から出場している選手も多いことなどから、バランスが崩れるようなこともなく、むしろ終盤に相手ペースになった時間帯を除けば、より長い時間自分たちのペースで試合を進めることができていたと思います。

言うまでもないことですが、課題は継続中で、今日の場合は、崩すという点では、相手の守備の組織が思ったより緩かったこともあるかもしれませんが、できている回数は多くなっていたと思いますが、フィニッシュの精度のところは、この大会で継続した課題として、この試合でも感じられました。

試合開始早々の1分に、8番立川将吾のミドルシュートをキーパーがはじいたところに20番長倉幹樹が押し込んで早くも先制かと思われましたが、ここはオフサイドの判定。

その直後にも、11番白田颯人が抜け出してキーパーと1対1の状態になるものの、キーパーの早い飛び出しでシュートは、キーパーに当たり、ゴールならず。

ただ、崩して大きなチャンスまでつながる回数は、この試合はかなり多かったですね。

そのような流れの中で、16分に右サイドから2番山崎広大のスピードのある攻撃参加から、グラウンダーの強めのクロスがディフェンダーの隙間を縫って、ファーサイドからペナルティエリアに走りこんだ11番白田颯人まで届き、これをしっかり決めて1-0と浦和が先制します。

19分にも、11番白田颯人の突破から27番二見健太が惜しい形を作るもキーパーに阻まれます。

24分に、相手に決定的な場面を作られるもシュートが枠を外れて失点は免れます。

28分には、3番大西翔也がバックラインからの長いパスから、最後は20番長倉幹樹がシュートまで持ち込みます。

前半終盤の36分に、浦和が再び決定的なチャンスを作ります。19番山下勇希が左前線でパスを受けると、いったん16番角田涼太朗に下げて精度の高いクロスを入れると、これは相手ディフェンダーに跳ね返されたものの、そのこぼれ球を11番白田颯人が思い切ったシュートを放つもこれは、ポストにあたりゴールならず。

前半は、1-0で終了します。

後半スタートから、20番長倉幹樹に代えて10番シマブク・カズヨシ、2番山崎広大に代わり5番山崎舜介が入ります。

前半同様に、守備陣などのバランスはよく、問題なく戦えていたとは思いますが、5分に相手に与えたコーナーキックのチャンスで失点してしまい、1-1と同点に追いつかれます。

失点直後の7分に、23番白土大貴から右の27番二見健太にパスが通り、折り返しを11番白田颯人がシュートも枠をとらえきれず。

8分に27番二見健太に代わり6番荻原拓也が入ります。

10分にその6番荻原拓也から左前線に展開され、最後は10番シマブク・カズヨシが惜しいシュートを放ちますが、これは僅かに枠をそれます。

14分に、11番白田颯人に代わり14番弓削翼が入ります。

20分前後の時間帯は、浦和の決定的な場面が多かったものの、相手のプレッシャーとかは関係なしに、決めきれないシュートも多かったと思いますので、この時間帯でのシュートミスは、課題としてより考えた方が良いと思います。

決まってもおかしくなくてわずかに外れたという決定機では、29分にペナルティエリア内への高めのボールに対してキーパーの間に上手く5番山崎広大が入り競る形となり、キーパーがクリアしきれずにこぼれたところに14番弓削翼が良いポジションで詰めた場面は、難しいところでなんとか足を延ばして触ったものの、ぎりぎりで枠を外れました。

終盤の10分間くらいは、どちらかというと相手の攻撃が多くなるような展開になりましたが、得点は動かず、結果1-1で試合終了となりました。

これで、浦和レッズジュニアユースは、勝ち点5となり2位でのグループステージ突破が決まりました。

この試合は、グループステージ突破と言う意味では、既に決まった状態での試合でしたが、試合を決めてしまえるような決定機が多かったところを多く外してしまったのは、もったいなかったと思います。でも、昨年も同じようなことを書いていたと思いますが、決定機で決められないな~という感覚が逆にシュートミスにつながってしまっているのであれば、そこはいったんおいておいて、今日の場合は、より決定機を多く作れていたことを重要視して、まずそこが重要であるというところに頭を置いて、もう少しリラックスした形で決定機に臨む(?)ようになれれば良いかなとも思います。

さてさて、決勝トーナメントの組み合わせが発表されて、対戦相手がまたジュビロ磐田?と思ったら、ジュビロSS磐田というチームなんですね。一応、順列的には、ジュビロ磐田U-15がこの世代で一番強化に力を入れている世代だとしたら、その下に位置するのがジュビロSS磐田ということにはなっているようですが、グループ1位で突破してきた相手ですし、意識としては、今日対戦したジュビロ磐田U-15よりも強い相手であるという意識で臨んだ方が良いですね。

そして、一番気になっていた会場は、ここから先は、ずっと帯広の森なんですね。決勝は陸上競技場ですが、そこまでは、ずっと球技場。思いっきり力が発揮できるピッチ状態のグラウンドで安心しました。

そして、タイトルでも書きましたが、そもそも出場することが目標ではなく、より多く勝ち進めれば嬉しいというチームでもないですし、関わるすべての人たちの気持ちを背負って優勝をするために、この大会を獲りに来たのが浦和レッズジュニアユースなのですから、決勝トーナメント以降は、正直、気の緩むような相手との対戦はいらないと思います。

全て強い相手と戦いながら、試合の中でも更に成長を遂げて、頂点まで上り続ける戦いを見せてもらいたいです。

昨年の高円宮杯もそうでしたし、一つも気の抜けない相手と戦ってぎりぎりの勝負で勝ち抜いていくことでチームが成長して勝ち進んでいったことで最終的に頂点に上り詰めたという流れが望ましいです。

ということで、決勝トーナメントに進んでいくわけですが、連戦で疲労がたまるタイミングでもあると思いますので、明日の休息日を有効に使って、最高の状態で火曜日からの決勝トーナメントに臨んでください。

私が見られる試合は、あと2つですが、そのあたりから足を運んで見届けてくれるサポーターの方などに引き継ぐべく、しっかり見させてもらいますね!

ではでは。

167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193

 

第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第2日2014/08/16 浦和レッズJrユースvsヘミニス金沢FC 7-0勝利・・・理想の展開。決勝トーナメントの戦いも視野に入れて第3戦へ

141

どうも、ブクメです☆

大会2日目に入りました。今日も、雲は多めだったものの晴れ間が多い1日となりました。北海道らしいというか、晴れていると夏らしく、暑く感じられるものの、日が陰った時には、風が冷たく寒くも感じる、そんな試合観戦の環境でした。

プレーする選手としては、連戦で疲労も考慮しながらにはなるとはいえ、やりやすい環境だったと思います。また、昨日のグリーンパークと比べて断然芝の状態が良いため、こちらに関しても今日は、芝の状態に苦しめられてということがなくやれたのも良かったですね。

逆に、明日の第3戦は、再びグリーンパークに戻るため、今日しっかり快勝して、おそらくレギュレーション上では、安全圏になると思われる勝ち点4と、念のため得失点差で有利な状況を作れるかと言うのが、単純にグループ突破ということを数字で考えた時には求めれるような一戦となり、その意味では、しっかり結果を残せた試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に27番二見健太、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

あまり名前を聞かないようなチームであっても、突出した個性のある選手がいて、そのような選手を乗せてしまうと難しくなってしまうのが、全国大会ともいえるのですが、今日の対戦相手にも、スピードがありテクニックのある小柄なフォワードの選手が非常に目立っており、やや手こずるような場面は、あったものの全体としては、力の差がある印象で、プレッシャーがそれほど強くもない状況であ、るにも関わらず、攻め急いでしまうようなプレーを浦和はしてしまうことで、攻撃に厚みがかけられない前半となりました。

それでも、ペースとしては試合を通して浦和という試合ではありましたが。

攻め急ぎということは書いたものの、攻撃のパターンとしては、早い展開で前線の10番シマブク・カズヨシや20番長倉幹樹にあてて、中盤やサイドの選手の上りを使ってサイドからしかけるという展開は多くできていました。

例えば、2分の大きなチャンスの場面では、10番シマブク・カズヨシが前線でパスを受けて、高めの位置まで上がってきた2番山崎広大に下げて、クロスを上げ、20番長倉幹樹がすらしてペナルティエリアに侵入していた14番弓削翼がシュートという場面などが一つの形ですね。この場面は、枠をとらえることができませんでした。

浦和の先制点は、5分、直前に相手に決定的な場面を作られたところを18番高草木天平の好セーブで防いだ直後で、8番立川将吾から右前線に開いた10番シマブク・カズヨシに通し、クロスを20番長倉幹樹がヘッドで合わせてゴール。1-0と先制します。

浦和の攻勢は続くものの、相手がそれほどプレッシャーをどのポジションでもかけてこない状況や、守備に人数を割いているにも関わらず、中盤を省略して長いパスで人数の多い相手に対して1人2人で仕掛けるという場面が多くなったり、跳ね返されたりと言う場面が多いことで、効果的に得点を重ねられない状況が続きました。

印象としては、10番シマブク・カズヨシが中盤あたりに降りてきたりしていったん中盤を経由してなかで、他の中盤の選手やサイドバックの選手が攻撃に参加する時間が作れた時に、より大きなチャンスになっていたと思いますが、前半は、この回数が少なかったと思います。

1-0という状況では、何が起こるのかわからない状況。連戦の続くこの大会では、できる限り多くの選手がプレーして大会の雰囲気に慣れておくことなどを考えて、3点差くらい早くつけてしまい、ベンチで控える選手たちが、出場できるのがこの試合ではベストと考えると、1点差だと、なかなかそういうこともできないですよね。

ただ、こういうところでしっかり必要なことを実行してくれるのが、今年のチームの強みでもあり、前半終了間際のコーナーキックのチャンスで8番立川将吾からのボールを3番大西翔也がドンピシャで合わせて決めて2-0とし、2点差にして前半を終えることに成功します。

そして、後半に入ると、指示もあったでしょうし、選手自身で考えて修正した部分もあると思いますが、他の選手が上がれる時間を作るような、長いパスではなく、中盤の選手を経由してタメを作ったり、横パスでもう一人経由してサイドバックの選手が追い越していくなどのプレーが増え、攻撃の厚みが増していくことで後半はゴールラッシュとなりました。

後半のゴールラッシュのきっかけとして、後半早々に追加点を奪って3点差にできたことも大きいと思います。

10番シマブク・カズヨシのシュートをキーパーがはじき、再びそのボールを10番シマブク・カズヨシが拾い、角度のないところから折り返し、最後は8番立川将吾が決めて3-0とします。後半3分くらいですね。

後半の序盤の浦和の攻勢では、特に右サイドで27番二見健太と攻撃参加した2番山崎広大のパス交換で切り裂いていくような場面が多かったと思います。

3点差になったことで、ここから交代枠をフルに使いながら、それでも得点を重ねていく展開を作ることができます。

11分に、6番荻原拓也に代わり、19番山下勇希、21番北村龍馬に代わり22番大桃伶音。14分に20番長倉幹樹に代わり、11番白田颯人が入ります。

短い時間に3人交代したものの、ペースは浦和のまま、これも強みですよね。

15分には、10番シマブク・カズヨシがヘッドで決めて4-0とします。

続いて、19分に8番立川将吾に代えて23番白土大貴が入ります。

23分には、3番大西翔也がこの試合2ゴール目となるヘディングでのゴールを決め5-0とします。この得点場面は、ペナルティエリア内ではあったもののややゴールから遠く、直接だとキーパーに反応される可能性が高かったところでしたが、左下隅のちょうど触りにくいところにでバウンドするような見事な狙いのシュートでした。

26分に5番山崎舜介に代わり16番角田涼太朗が入ります。

38分には、19番山下勇希の技ありのスルーパスを、27番二見健太がディフェンダーの裏で受け、折り返しを10番シマブク・カズヨシが決めて6-0となります。

そして、この試合最後のゴールが、39分に入ります。

このゴールは、どの選手だか確認できなかったもののグラウンダー気味のミドルシュートを11番白田颯人が上手く触って流し込んでのゴールとなります。

思ったより少し長めのアディショナルタイムにも決定的な場面が、あったもののシュートがポストに当たり、キーパーにあたりと、やや不運な形で得点にはならず。

それでも、しっかり7得点を挙げての大勝となりました。

2日目までの成績をざっと眺めてみて、グループJで2チームが勝ち点6をとっていて、3位が勝ち点4以上にならないので、3位になった場合でもこのグループよりは上回ることは確定。あとは・・・計算がめんどうなのでやめましたw

グループ3位の上位8チームまでが突破なので、あと3つのグループより上回れば良い感じで・・・とか、考えるのもちょっとめんどうですね。

チームとしてどのように第3戦に臨むのかにもよると思いますので何とも言えないのですが、初戦でレベルの高いサッカーをしていたセレッソ大阪U-15に3-1で勝利していたジュビロ磐田U-15が相手ということで、2連勝で突破を決めている相手がどう臨んでくるのかもありますが、今後の決勝トーナメントを考えたうえでも、相手がどう戦ってくるにしても、決勝トーナメントでの厳しい戦いを視野に入れて、レベルの高い相手と、しっかり課題についても取り組んで、手ごたえを掴みながら、結果も残せるような戦いをしてくれればと思いますね。

後は、決勝トーナメントもグリーンパークになる可能性もありますし、せっかく第3戦がまたグリーンパークでの試合となるので、あの芝の状態でどこまで思うようなプレーができるかということにも挑戦してもらいたいなと思います。

ではでは。

142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164

第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第1日2014/08/15 浦和レッズJrユースvsセレッソ大阪U-15 1-1引き分け・・・試合の中で立て直し、しっかり追いつく

111

どうも、ブクメです☆

昨年同様に、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会となるクラブユース選手権を観戦に北海道の帯広に来ています。

なんとなく、昨年は、北海道だけどそこまで涼しいという印象は、なかったような気がしたものの、今回は、飛行機で帯広に降り立った時から、涼しさを感じ、夜になると半袖だと肌寒さを感じるような気候だと思います。

雨は、ほぼ降らないものの、帯広についた昨日今日と曇っていたこともあるかもしれません。そして、湿気がないのもありますね。

昨年は、帯広駅から遠い、中札内のサッカー場での試合がメインになりましたが、今回は、1日目と3日目は、帯広駅から徒歩でも十分行ける(20分くらい)グリーンパークでの試合となり、アクセスとしては、だいぶ助かる日程。明日2日目の帯広の森球技場は、歩けなくもないですが、7キロくらいあるので、バスかレンタサイクルか悩みつつ、いずれにしても、グループステージは、なかなかの好アクセスです。

浦和レッズジュニアユースの試合は、7月23日に、練習試合を観戦した以来、公式戦では、7月6日の三菱養和戦以来の観戦と言うことでだいぶ空きました。

8月初旬に、千葉でフェスティバル系の大会に参加するとは聞いていたのですが、そちらに行く予定で考えていたものの、結果的に足を運べませんでした。

やや、この大会も強引な拡大路線でグループステージ突破の条件が、3位の上位8チームまでと緩くなりすぎて、これはこれでどうなのかと思う部分は、ありつつ、今年、順調にチームが前進を続けている浦和レッズジュニアユースなので、この大会の優勝を目指して、どう戦っていくべきかと考えた時に、単純に、グループステージは、突破の条件は、当然クリアするものとして、その3試合が、容易なものにならずに苦しい展開、苦しい試合になることも必要かな~と思いつつの初戦のセレッソ大阪U-15戦を観戦しました。

そういった意味では、今日の試合は、うまく行かなかった部分も含めて、スタートとしては、悪くない試合になったと思います。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

112

上記の写真で、少し伝わるかもしれませんが、グリーンパークの芝は、やや長めで、でこぼこしたところもあり、グラウンダーのパスが思ったほど伸びなかったり、細かいプレーをする選手にとっては、やややりにくいところもあり、これは、この会場でプレーした選手にとっては同条件には、なるものの、一際これに序盤苦しんだのが浦和だったと思います。

序盤は、相手ペースで進みます。開始2分の相手フリーキックだったり、5分に作られた決定的な場面では、18番高草木天平の好セーブで防ぐなど、危険な場面が作られる立ち上がりになりながら、それでも、やられてはいなかったものの、これも、直接的な要因とは言えないかもしれませんが、相手の攻めのところで、ちょうど主審にボールが当たり、これがポストプレーのような形になったところから、裏へパスを通されて抜け出されてという形で早い時間での失点を喫してしまいます。

0-1の状況で、いったん落ち着いてプレーしたいところでしたが、相手の中盤の選手の質の高いプレーや早い寄せ、シンプルな裏へのパスなどに苦しんで15分前後くらいまでは、そのまま相手ペースが続く状況になります。

ただ、いつ失点してもおかしくないというよりは、攻撃の組み立てが思うように行かない中で攻めから奪われて相手の攻めを受けて、跳ね返してという感じだったので、守備のところは序盤は、ややバタバタしたところもあったものの、前半の途中くらいからは、攻められるものの、守備が崩されたということは、ほとんどなくという感じだったとも言えます。要するに相手の守備も良かったということにはなりますが。

前半の浦和の攻撃は、中盤で8番立川将吾が存在感を見せてパスを狙ったり自ら仕掛けたりという場面が多く、6番荻原拓也の攻撃の狙いなどで味方と意図が合えば大きなチャンスになりそうという場面が多く感じられたものの、前線の選手がなかなか自由にスペースを与えてもらえず、パスを受けてもその次まで行けないという形が多かったと思います。

決定的な場面と言うことでは、オフサイド判定になったものの、19分のコーナーキックのチャンスでファーサイドでディフェンダーの間を抜けて来たボールに14番弓削翼が合わせてネットを揺らしたという場面がありました。

そのほかに、11番白田颯人が突破してペナルティエリアまで侵入し、折り返しのパスが合えばと言う場面だったり、20番長倉幹樹が前線でパスを受けて6番荻原拓也が追い越したところにパスを通してキーパーと1対1になるかと思われたところがオフサイドの判定だったり、ミドルシュートを狙ったりなどはありました。

前半は、大きなチャンスという意味では、あまり作れず0-1で終了したものの、なんというか、相手にリードはされてはいたり、データの上ではフリーキックやコーナーキックを数多く与えていたとはいっても、なんというか、割と浦和レッズジュニアユースらしい展開かな~という、相手の攻めの回数でどうこうよりも、攻撃のところで、なかなかうまく組み立てられないところの課題が出てしまう時の序盤という印象で、それでも0-1で終わっていたので、まあ、大丈夫かな~というなんというか、それほど心配にはならなかったというか、そんな感じでした。

で、後半に入ると、また最初の方では相手に攻め込まれて5番山崎舜介のカバーで失点を防ぐ場面など、少し相手の攻撃を受けるところはあったものの、5分過ぎくらいからは、少し攻撃にウェイトを置くような形で主導権を奪ってからは、ほぼ後半は浦和のペースで試合を進めることができていました。

後半の浦和の攻撃では、

10分に10番シマブク・カズヨシから6番荻原拓也に下げて、8番立川将吾にパスを通すと裏に抜け出した14番弓削翼がシュートを狙う場面を作ります。

11分に11番白田颯人に代わり27番二見健太が入ります。

13分に、8番立川将吾のパスに抜け出した20番長倉幹樹の攻め上がりから、コーナーキックを獲得します。

続いて15分にフリーキックのチャンスで、8番立川将吾から27番二見健太、サイドから高めの位置に上がった2番山崎広大とのパス交換で27番二見健太が抜け出しチャンスを作ります。

更に、16分には、相手キーパーがペナルティエリア外くらいでクリアしてゴールから離れた位置にいる状況で、14番弓削翼が直接ゴールを狙う面白い狙いもありました。

24分には、前線で10番シマブク・カズヨシがヘッドでゴールを狙う場面を作ります。このタイミングで、右から6番荻原拓也もペナルティエリアに侵入してきていましたので、そちらに落とすという選択肢も含めて、厚みのあるチャンスでした。

浦和がペースを握った公判でも特に25分過ぎくらいからは、相手を押し込む場面が増え、より相手ゴールに近いプレーが増えてきます。

前半と比べると、よりゴールに近い位置までボールを持ち込む、シュートチャンスを作ることができていたので、前半とは全く意味が違うものの、後半はシュートの数が多いものの、枠をとらえきれなかったり、枠をとらえてもコースが甘くなったりという場面が多いのが少し気になりました。

そんな流れの中で、迎えた後半38分に出し手が誰だか確認できなかったのですが、おそらく20番長倉幹樹からだったと思いますが、裏へのパスが8番立川将吾に通り、落ち着いてゴール右隅を狙って決めて1-1と同点に追いつきます。

勢いで言えば、逆転まで行ってもおかしくない展開ではあったものの、その後得点は動かずに結果1-1の引き分けで試合終了となりました。

今日の試合で楽な形で勝利するよりもずっと良い、課題の詰まった試合展開となり、その課題を試合中に修正する力も見せてくれたことを考えると、やはり今年のチームは、経験を含めて、ドッシリした力があるチームになっているという印象があります。

初戦でレベルの高い相手と当れたことと、その相手に対して、今日のような修正力を見せられたことは大きく、あとは、試合を楽しんでいる雰囲気も感じられたことも見ていて嬉しく、明日以降の戦いぶりが、更に楽しみになりました。

普通に高いところまで勝ち進むべくチームになってきていることを感じます。

今大会は、20日の決勝トーナメント2回戦までしか現地で見ることはできなくなってしまいましたが、そのくらいから、足を運べるというサポーターの方もいますし、引き継ぐべく、そこまではしっかり、見させてもらえればと思います!

データのみを見たら、おそらく相手に圧倒されてなんとか追いついたようなデータになるかもしれませんが、実際は、浦和の下部組織を見て来たものが見れば、今日の試合は、うちの試合だったということです。

ではでは。

113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139

 

日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 準々決勝2014/07/6 浦和レッズJrユースvs三菱養和SC巣鴨Jrユース 1-0勝利・・・相手の時間帯を凌ぎ、集中した守備をなんとか破る

088

どうも、ブクメです☆

タイトルを考えながら、課題はありつつ、これが強いチームなんだよな~と思いつつ。今日の対戦相手の三菱養和、強かったですね。なんというか、チーム力としては、浦和の方が上なのですが、その守備の集中力だったり、球際だったり、より判断を高くしないと、こういう相手を崩すのは難しいんだな~と実感するという試合。

夏の大会に向けて、また一つ大きな経験と課題を感じられる、でも結果はしっかり出せた試合でした。

ということで、埼玉スタジアム2002第3グラウンドのユースの試合を観戦後、マリノスタウンに移動しまして、浦和レッズジュニアユースのクラブユース選手権関東予選の準々決勝の試合を観戦してきました。

夏の全国大会の出場権は、既に先週3回戦を勝利した時点で確定させており、ここからは、よりチームとしてのレベルアップを目指して、それでいながら、この大会が終わってしまうと、1か月以上公式戦がないため、勝利して公式戦での真剣勝負を多く行うことも目指して、そんな戦いが続きます。

今日勝利すれば、来週の土曜日準決勝、そこに勝てば日曜日に決勝と、真剣勝負の公式戦を2試合戦い、そこまで戦い切っても1か月は公式戦がない期間が続いてはしまうのですが、あるかないかでだいぶ違うんですよね。

準備期間に強豪と練習試合を戦うことで得られる経験とはまた別の経験が得られます。

ということで、試合の話に移りますね。

前の試合が延長、PKまで行ったということでキックオフが16時15分からになった試合になります。天気は、比較的涼しくなってきたところ、風が強くなってきて少し影響があるようなコンディションでした。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに5番山崎舜介、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に9番樋口颯太、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と23番白土大貴、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に7番菊地泰智

となります。

この試合で、スタートから目を引いたのは、前線に入った7番菊地泰智の前線での動き。守備の意識の高い相手に対して、前線で左に右に、真ん中に、少し下がり目にとポジションを移すことで、 「3トップかな?」と一緒に見ていた人が言うくらい、攻撃の際に厚みを加えることができていました。

また、中盤も、バックラインも、相手よりも一つ上の動き、早い反応、摘み取る意識の高さ。これらにより、主導権を握ってプレーすることができていました。

ただ、多くの相手の場合は、この状況で集中を切らしてくれて、決定的な形を多く作ることができて、得点をという形にできるのですが、今日の相手は、本当に守備の集中力が凄かったですね。

決して、浦和の試みが悪いということではなく、動きの質の高さは多く見られるのに、決定的な形はほとんど作らせてもらえない、ある意味、誇らしくある意味もどかしい展開が続きます。

崩しのところでは、なかなかうまくいかない中で、16分のセットプレーからの3番大西翔也のヘディングシュート、25分の21番北村龍馬のヘディングシュートなどで惜しい形は何度か作ることに成功します。

割と高めの位置からインターセプトに成功することも多かっただけに、やはり相手の守備の集中力は見事だったとは思うんですよね。

ということで、前半は0-0で終了。

主導権は握りながらも攻めきれない展開が続くと、こういうこともありますという後半のスタートは、一転して相手ペースで押し込まれる形で15分くらいまで、いわゆる耐える時間となります。

今日の試合での勝利のポイントの一つはこの時間帯の相手の攻撃を耐えきったことにあると思います。本当は、前半のうちに先制して、有利な展開で進められれば言うことはないのですが、今後の全国大会を想定した時も守備の意識の高い相手に0-0の時間が続くということは考えられますし、そこで訪れた相手の時間帯に今度はこちらが失点しない戦いができるということも重要です。

そこを耐えきっての15分過ぎ辺りからは、再び浦和の攻撃の回数も増え、比較的守備のバランスに比重を置いていた23番白土大貴が、タイミングで10番シマブク・カズヨシから受けたパスから、11番白田颯人とワンツーで抜け出して前線に攻めあがる場面や、中盤でのインターセプトから11番白田颯人がシュートまで持ち込む場面、更には、思い切った10番シマブク・カズヨシのミドルシュートがクロスバーを叩く惜しい形につながるなど、よりゴールに近ずくチャンスも増えてきます。ただ、相手のキーパーの好守もあり、なかなか先制点を奪うところまでは行きません。

そんな中で迎えた、後半30分に、浦和に待望の先制点が生まれます。

細かいパスから相手にディフェンダーの隙間に上手く入り込んでパスを受けた7番菊地泰智が、キーパーの位置をよく見てシュートを決めて1-0とします。

先制してからの残り10分ほども、どちらかと言えば、相手の反撃よりも浦和の追加点の可能性の方が高いような展開で進めつつ、終了間際に危険な場面もありましたが、結局、そのまま1-0で終了となりました。

凄く極端なことを言えば、今日は、前線の選手にとっては個人技で打開するということをほとんど許してもらえなかった、悔しい試合とも言えたかもしれませんが、これは、今後の高校生世代に入った時に、多くの前線の選手が直面する課題のようなものです。

プレーさえてもらえるスペースが少なくなり、ボールを持ったらすぐに詰められてしまう。ただ、こういう経験を多くしないと、感覚はつかめないものですし、今日感じたことは大事になります。

そういった相手を崩すためには、何が必要か?

連係連動、スペースへの動き、スペースに動く選手を理解してそこにパスを出せる力、受ける力、トラップだったり、その後の体の向き、思い切った判断、駆け引き、きれいに崩せなくても、枠にシュートを飛ばす、ゴール方向へ鋭く蹴ることで何かが起こるかもしれない。でも、わがままになりすぎてはいけない。シュート意識は忘れてはいけない。

チームとしての戦い方を、最低限やり続ける中で、個々の持ち味を理解し合いながら、突き抜けるために、今日の課題の部分も噛みしめて。

同時に、勝負のところで優ったことに自信を持って、まずは、この大会のあと2試合でできる限りの成長を目指してくださいね。

準決勝、決勝は、足を運べませんが、吉報(結果だけではなく、またチームとして成長しているという話)を足を運んだ方から聞けるように楽しみにしています。

ではでは。

089 090 091 092 093 094 095 096 097 098 099 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109

 

日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 3回戦2014/06/29 浦和レッズJrユースvsGRANDE FC 2-0勝利・・・まずは全国決定!ここからの時間をどう使う?

054

どうも、ブクメです☆

最近は、ゲリラ豪雨雷雨的な、急な天候悪化からの、中断や中止という試合が多くなっていますよね。勝てば全国大会出場が決まる重要な今日の一戦が、まさに、雨雲レーダーを見れば、試合時間にそうなる可能性が高い感じになっていたのですが、はい、食らいましたね。

この3回戦の対戦相手は、同じ埼玉県で埼玉県の大会ではお馴染みのGRANDEということで、同じ県同士の対戦となることで、相手の気合いも数倍になるでしょうし、更に、昔から、なんか嫌いな、三菱養和巣鴨スポーツセンターが会場。長いボールを多用するチームが力をより発揮できるグラウンドという印象。

全国が決まる一戦としては、少しやりにくさを見る側として勝手に感じてしまった今日の試合ですが、選手は頼もしいものですね。問題なく戦い抜いて勝利してくれました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲(後半25分⇒23番白土大貴)、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に9番樋口颯太、右に19番山下勇希(後半スタート⇒11番白田颯人)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に15番長谷川魁哉

となります。

15:30キックオフ予定の試合は、少し遅れた38分くらいのキックオフになったのですが、キックオフ前くらいの段階で急激に天候が悪化して、ゴロゴロと聞こえ始めてはいたのですが、試合自体はキックオフ。

雨も降り始めて、雷も近づいてきているのが明らかな状況で、いつ中断するかな~という流れではありましたが、試合としては、この重要な一戦で早い時間帯の4分に15番長谷川魁哉のゴールで先制に成功します。

で、ここから更に勢いが上がってくるかと思った12分くらいのところで、大きな雷がなって、この直後に中断となります。

試合が再開されたのは、17時5分ということで、1時間ほど中断してからの試合と言うことで、いわゆるここでも見る側としては、先制して良い入り方をしたチームほど、こういう中断が入ると、その後に流れが変わることがあるのもサッカーだからと思ってしまうものですが、それに関しても、選手は頼もしいもので、再開後も集中して試合に入って戦ってくれました。

かなり雨も降ったのですが、少しいやな印象があった三菱養和の人工芝のグラウンドでしたが、水はけは、かなり良かったようで再開前は水たまりになっている個所も多く見受けられたのですが、試合が再開して少しで、試合に大きく影響するような水たまりはなくなっていました。

今日印象的だったのは、全員で円陣を組んだ後に、ディフェンスラインのメンバーでも円陣を組んでいたんですね。なんか良いですね。決めさせないぞという気持ちが伝わってきました。

試合としては楽な展開とは言えず、球際の激しさ、寄せの速さ、そして長いボールを多用してくる相手に対して、問題なく集中して対応はできていたものの、オフサイドの判定などで微妙なものも多く、試合のペースを握っていたのは、浦和でしたが、なかなか自由にプレーをさせてもらえない展開になっていました。

特に前線の選手がパスを受けた時やサイドから攻撃を仕掛けようとするときの寄せが早かったので、おそらく前線の選手にとっては、いわゆるフラストレーションがたまる試合になっていたかもしれません。ただ、それでも焦れずに仕掛けられていたのが良かったと思います。

長いボールを多用してくる相手に対してのラインコントロールも神経を使うものだったでしょうし、その部分では、本当に守備陣も集中できていたと思います。

前半を1-0で折り返し、後半も同様の展開が続くながらも、セカンドボールへの反応や、高めでボールを奪える回数が徐々に増える中で浦和が相手陣内に攻め込む回数も増えてきます。

それでも、相手も集中をなかなか切らしてくれず、追加点が奪えないままに進んで行きましたが、ある意味、そういう相手をうまくいなした形で貴重な追加点を後半27分に決めることに成功します。

後半25分から入った23番白土大貴が左前線に持ち上がったところから、ペナルティエリア近く中ほどに走る11番白田颯人にパスを出し、この段階で前にはディフェンダーが数人いる状況で、再びサイドにはたくか、強引に突破するかかな~と思っていたところで、相手もそこを警戒していたと思うのですが、そこでヒールで軽く後ろに流すという選択をしたこと、そこに反応した9番樋口颯太が迷わず、少し前に出ていたキーパーを超すような高めの軌道でコースを狙うことで、見事に追加点を奪うことに成功しました。

今のチームの守備の集中力を考えれば、事故のような失点が仮にあったとしても、2点のリードがあればセーフティと言っても良いとおもいますが、その事故のような失点もなく、きっちり無失点で試合を終えてくれ、2-0で勝利。

苦戦はしていたと思います。やりにくい相手だったと思います。でも、結果的には、ここしばらくずっと感じているチームとして既に次の段階まで行っている、なんといか、どっしりとした強さがあり、何かが起きて、不運があってとか、色々な難しい要素を加味しても、このラウンドで負けることはない、ありえない、そんな強さがこの試合でも感じられました。

ということで、まずは、全国大会出場は、決まりました。

関東U15リーグの再開は、9月になるため、ここから、8月の大会までの間の公式戦というものは、今臨んでいるクラブユース選手権の関東予選しかないため、関東の力のあるチームとの公式戦が最大であと3試合戦えるかどうかというのも重要と言えば重要です。

でも、課題を見つけながら、更なるチームの底上げや、どんな相手に対しても適応できるように攻撃や守備、戦術、選手の個性など、色々組み合わせなど、バリュエーションを増やして行くこと。いわゆる、試すことも必要になる時期でもあるとも思います。

その辺り、ここからまずは夏の大会までの時期で、どのようにチームが更に変化していくのかも含めて、足を運べる限り、しっかり見させてもらえればと思います!

楽しみにしています。

ではでは。

055
056
057
058
059
060
061
062
063
064
065
066
067
068
069
070
071
072
073
074
075
076
077
078
079
080
081
082
083
084
085
086

日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 2回戦2014/06/28 浦和レッズJrユースvs柏レイソルAA TOR’82 4-0勝利・・・このタイプの相手にも大勝できる。

025

どうも、ブクメです☆

今日の対戦相手は、組織的な決まり事を良く守る良いチームだったと思います。柏レイソル系のチームになって、徐々に近いサッカーが徹底されるようになっている印象でしたし、おそらく、チーム状況が今ほどのところまで来ていなければ、かなり苦しむ相手だったと思います。とかく、名前やカテゴリで当たり前に勝つべき対戦相手だと言われがちですが。

ということで、夏の全国大会出場をかけた、一つ負ければ即敗退となる厳しいトーナメントでの予選。この2回戦を勝利すると、とりあえずは、負ければ即敗退と言う状況は抜けることができます。

それにしても、埼玉スタジアム2002の第3グラウンド、素敵ですね。さいたま市浦和駒場スタジアムも思い入れの深い会場ではありますが、コンディション的なことや、すぐ隣に埼玉スタジアムがある環境。そして、近い位置で応援できることも含めてやはり、ここと隣の第2グラウンドでの試合は良いですね。

もっと、ジュニアユースの公式戦でも使わせてくれれば良いのにと思いつつ。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに21番北村龍馬(後半18分⇒22番大桃伶音)、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太(後半21分⇒11番白田颯人、右に23番白土大貴(後半スタート⇒19番山下勇希)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半33分⇒27番二見健太)、右に15番長谷川魁哉(後半14分⇒7番菊地泰智)

となります。

ちょうど、この時期が修学旅行とぶつかる中学校が多いらしく、今日に合わせて途中で帰って来た選手や、行かなかった選手、今日までで今日の試合後に修学旅行に合流する選手など、下部組織らしい学校行事に影響される難しいやりくりのようなものがこのタイミングであるようですね。

ただ、チームとして一つにまとまってきている今の浦和の強みがよりここででるかな~とも思いますね。

今日の試合をすごく大まかに言えば、序盤は、久しぶりに相手ペースで思うように行かないところからスタートした中で、それでも飲まれることはなく、徐々に浦和ペースに持っていき、先制してからは、完全に浦和ペースで追加点を重ねていき終わってみれば大勝となったという感じでしょうか(ざっくりすぎますねw)

きれいに並んだバックライン、前線中盤の距離の取り方、逆サイドへの展開とそこに飛び出す選手の約束事。そんな、柏レイソルの下部組織と試合をやる時によく見られる光景を相手に見たものの、これは、あくまで相手が主導権を握って精度高くやられた場合に怖いということではあるものの、ここに「あれ?上手くいかないぞ?」という感覚を植え付けてしまうことができた。そこも大きかったと思います。

個人技での仕掛けも含めて、また、ただ追いかけるだけでない意図のある高い位置からのプレスと連動性。中盤で攻撃の起点を作らせない守備などなど。

まあ・・・、こういう相手に対してまず打開するのに効果的なミドルシュートでの得点を11分に8番立川将吾が豪快に決めてくれた場面を、私含め数人のサポーターは、見逃してしまったわけですがw

組織的な相手を打ち破るミドルシュートからの得点に続き、おそらく今日の試合の2点目が今のチームの強さの一つのポイントとなると思います。まあ、簡単に言えばインターセプトからの速攻みたいなものですが、それもカウンターとは全く違うんですね。組織的な守備からの奪って速攻ですから、受け身ではないのです。

ということで、2点目は、5番山崎舜介の中盤でのインターセプトからの縦パスに10番シマブク・カズヨシが抜け出してのゴールでした。時間は35分くらいですね。

前半を2点のリードで折り返すと、後半は、早めの追加点、ダメ押し点で試合を決めてしまうわけですね。

まず、3点目は5分。左前線から9番樋口颯太が突破して狙いすましたシュートは、キーパーかディフェンダーにギリギリのところでクリア(この時点でゴールラインを超えていたような気もするのですが)このクリアボールが甘くなったとこで数人の選手が飛び込んだ中で、15番長谷川魁哉が一歩はやく反応しゴールに突き刺します。

そして、4点目は、サイドからのクロスボールに対し、19番山下勇希がフリーでヘディングで決めてのゴールとなりました。

これで4-0とします。

こうなってくると無失点で終わることが重要ですね~みたいな話をしていたら、しっかり無失点で終えてくれましたね。

ただ、相手のセットプレーに対しての対応では、まだ甘いと思われるような場面もあるのでこの辺りは、セットプレーに強さを持つような相手との対戦では致命的なことになりかねないので上手く修正はしていくと、より良いですね。

大きくリードをした状況で、この試合では、長らく怪我で戦列を離れていた11番白田颯人も復帰していましたし、負傷の多かったチームで少しずつ、復帰したり、近いうちに復帰する選手の話も聴こえてきます。

今日のようなタイプの相手に対しても、主導権を握り返して最後には突き放すような試合ができたことの意味は非常に大きく、ここ数試合で長いボール主体のチームに対しての臨機応変な戦術変更での対応も含めて、隙がないチームになりつつあるのかなと思います。

それを踏まえての3回戦。今の強いチームに自信を持って、でも奢らず課題は探しつつ、試合の中でも前進して、まずは全国出場を決めてしまいましょう!

ではでは。

 

026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043 044 045 046 047 048 049 050 051 052

日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 1回戦2014/06/22 浦和レッズJrユースvsJSC CHIBA 6-2勝利・・・やはり、既に次の段階まで行っているチームかと。

001

どうも、ブクメです☆

日曜日は、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会をかけた戦いとなるクラセンの関東大会の1回戦を観戦してきました。ユースのようにグループステージでトータルの勝ち点で2位以内に入れば全国大会が決まるのとは違い、ジュニアユースの場合は、トーナメントで一つ負けたら終わりの戦いとなるので、1試合の重要性が段違いになってしまいます。

レギュレーションは、今年も3回戦を勝てば全国が決まり、3回戦で敗れた場合には、負け上がりのトーナメントがあるものの1回戦、2回戦は、負けたら即全国大会出場が潰えるという酷なものになります。

その1回戦と言うことで、これまでも力の差のある対戦相手であっても、ノックアウト式の対戦方式や初戦の緊張感で、難しい試合になることが多かったのですが、今年は、少し心配な点もあったものの、初戦の緊張感というものは、良い意味で感じられず、頼もしい戦いを初戦から見せてもらいました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太(後半27分⇒19番山下勇希)、右に15番長谷川魁哉(後半スタート⇒23番白土大貴 後半32分⇒27番二見健太、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹

となります。

*ここ最近3バックでの戦いに変わっていますが、ベースは4バックで書いておいた方がわかりやすそうなので、4バック表記のままでスタメンを書いています。

対戦相手のJSC CHIBAも最近よく名前を聞くチームですし、決して弱い相手ではないものの、力の差はあるチームで、守備的な意識高く望んできたことで、序盤から浦和が、主導権を握り攻撃を繰り返すも、特にサイド攻撃に対する守備がうまく、なかなか決定的な場面は作れない、崩しきれない状況にはなりました。

そんな流れではありましたが、変に緊張して堅くなることもなく、そして、特に良かったのが、一つレベルが落ちる相手だからということで、軽いプレーをする選手がなく、運動量豊富に厳しく厳しくプレスをかけられていたのも良かったと思います。

結果的に、崩せない中で引き気味の相手に対して、先制点が14番弓削翼のミドルシュートでの得点だったというのが、なんというか、嬉しくも頼もしくもあったわけです。

攻めの形は多く作れる、崩したいという気持ちで同じパターンの攻撃ばかりを繰り返して、相手が守り慣れてきて、跳ね返され続ける中で、カウンターでの1失点が決勝点になってしまうような試合も、ジュニアユースに限らず多く見てきていますから、思い切ったミドルシュートで均衡を破れたということは、この試合に限らず今後の戦いにおいても重要なことだと思います。

ということで、13分に1-0で先制すると、27分にも相手のボールコントロールがうまくいかずに、こぼれたところをすかさず、やや距離があるところでしたが、10番シマブク・カズヨシがミドルシュートで決めて2-0とし、更に、前半終了間際のフリーキックのチャンスで9番樋口颯太からのボールを3番大西翔也がヘッドで押し込んで3-0と大きく差を広げて、前半を折り返すことに成功します。

後半も試合の主導権自体は、浦和が握っていたと思いますが、8分に相手フリーキックの場面で、クロス気味のボールに誰も触れなかったら、そのままゴールに入ってしまい、3-1となります。

しかしながら、その4分後に、20番長倉幹樹がゴール(こちらから見て遠かったのですが、得点は9番樋口颯太のようにも見えたのですが、オフィシャルに長倉幹樹と出ていたので、長倉幹樹のゴールだと思います。)し、4-1と再び3点差に開きます。

前半から降っていた雨が、後半は強くなってきたことで、少し試合としては精度の高いプレーが難しい状況になってはいたものの、後半16分の2失点目は、サイド攻撃に対して、クリアが中途半端になり、そのまま持ち込まれて、守備のカバーも遅れて決められての失点になるので、少し課題として残ると思います。

ただ、課題を強引に探していけばという程度のもので、結局相手が勢いに乗って、更に失点と言うことはなく、逆に25分に10番シマブク・カズヨシが、決めて5-2とし、更に37分には、14番弓削翼がダメ押しのダメ押しで6点目を決めて結果として6-2で圧勝となりました。

既にチームとしての動きの意識が浸透しているチームなので、4バックでもOK、3バックも試しても、動きの連動はスムーズにでき、相手の戦術によっては、5バック気味でも、ただのドン引きにならずに、動きがつけられる。その辺りの精度は、チーム内で更に高めてもらうとして、後は、課題としては、やはり、相手の守備意識が高い中で、それでも付け入るスキがなかったかと言われると、もう少し強引に行っても良かったかなというところや、シュートを打つという判断を早くすればゴールで来ていたという場面も何度かありました。

本当に守備的で隙の無い相手に対しての戦い方としては、今日のようにミドルシュートでこじ開けて、という展開はベストですが、前線の崩しのパターンというものをもう少し工夫していくことができると、更に試合を楽に進められる展開にできるとも思います。

まあ、強引に課題を見つけてみただけなので、より相手にとって脅威になるチームとしてやるべきこととして、頭の片隅に置いてもらえれば程度のものです。要求を高くしているだけです。

ではでは。

002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021 022 023