どうも、浦和サポブクメです☆
上の写真は、左からトルコのヨーロッパ側とアジア側を結ぶフェリーの写真、真ん中はフェネルバフチェのグッズショップのフェネリウム、右はスタジアム外観になります。
前回のイタリア編に続き、今回が旅のメインとして考えていたトルコでのサッカー観戦のお話となります。トルコサッカーは危ないみたいな話を聞いていたのでどんなものかと思っていましたが、やはり部分的に危なげでしたw そのお話は後ほどということで。
深夜にイスタンブールのアタトゥルク空港に到着し、空港で高額ホテルに連れてかれる日本人が多いという噂が本当かを確かめるべく動いてみる。深夜だからか日本語を流暢に話すトルコ人なしw 英語で話しかけてくる人数人。一人と話をしてみた。親切だ。その人が悪人だったら騙される日本人は多いだろう・・・・。正直なところよくわかりませんが、普通に親切ではっきり言うこと断ることを言えば問題ないとも思います。イタリアもそうですが、ガイドブックは過剰表現が多いような気もします。でも、実際に悪い人も多いらしいので書かないわけには行かないんですよねw
話しかけてきた人に最後に「おやすみなさい」の日本語を教えてさよならして、タクシー乗り場に行きホテルへ。
ホテルは快適だったものの、ミニバーとか異常に高かったです。空港近くのホテルの物価が高いのは噂どおりですね。
で、翌日移動開始!
ヨーロッパ側からイスタンブールに入ったのでアジア側にあるフェネルバフチェのシュクルサラジオウルスタジアムに行くために、海を渡りカドキョイという地域に向かいます。
写真6枚一気に載せました。左上はスタジアムの入り口、真ん中はゴール裏なのですが、金網+アクリル板、上部に防護ネットのようなものが張られていて乱闘はできないものの、いわゆるゴール裏と相手サポが透明の壁一枚で区切られているというイメージで驚きました。右上の写真は反対側のゴール裏。横断幕がでていました。ゴール決めろ決めろ見たいな内容でしょうか細かくはわかりません。左下は得点ボードですね。真ん中下はスタジアムの隙間から見えた夜景。右下は試合後に反対側のゴール裏の1階隅辺りでサポ同士が乱闘している写真。
ざっと写真を並べてみましたが、フェネルバフチェのスタジアムのゴール裏はいわゆる座ってゆっくり見られる場所というのはありません。
こんな感じにコールリーダーが上る台のようなものがあり、ここに数人が乗って周りを煽ります。反対側ゴール裏にも同様にあるのでしょう。
文字でどこまで伝えられるかは判りませんが、とにかくフェネルバフチェの試合は凄かったです。大げさに言うとゴール裏の雰囲気として感動させられました。
比較的、ゴール裏はどちらのサイドも年齢が若いサポが集まっていて活気のある応援をしています。とにかくまとまりがある応援で声質は男性が多いことと人種的なものもありますが、野太い感じで迫力があります。おそらく人数が少なくても凄いのでしょうが、これがほぼ満席のゴール裏でまとまりのある応援を繰り広げます。
声の掛け合いも凄く、スタジアム全体の様々な場所から声が聴こえます。自然発生的でないところがイングランドとの違いかと思いますが、とにかくゴール裏限らずにエリアエリアでの統一感が凄いんですね。ゴール裏2階がバックに声をかけ、バックが応える、今度はメインにかけて応える、そんな応援です。ゴール裏以外は座ってみているサポが多いエリアも多いのですが、応援の時にはみんな立ち上がって声を張り上げます。
そして、思っていた以上にフェネルバフチェのやるサッカーがレベルが高い。ブラジル代表のアレックスとかスペイン(元?)代表のグイサやトルコ代表のエムレなどメンバーも凄いのですが、ボールコントロールとパスの質の高さとゴール前での迫力、守備の堅さ、全てにおいてハイレベルでした。
今シーズンの得点ランキングを独走気味に走っているマッククラというポルトガル人選手がいるカイセリシュポルが相手だったのですが、チームとしてのサッカーのレベルが違いすぎて他のチームが相手だったら凄い選手に見えるであろうその個人能力に長けたその選手が全くいいところのなしでした。更にフェネルバフチェの選手達は個々のフィジカルが相当強く、体は小さい選手でも当たり負けせず、更に体の入れ方が上手いので仮に相手選手に奪われそうになってもファールをもらいやすい体の使い方をしていました。こういうサッカーをするチームに、このまとまったサポーターがいるのですから、とにかく雰囲気は凄すぎます。
これまでにいくつかの海外のサッカーの雰囲気を見ていますが、トルコのクラブチームのサポーターははもしかするとJリーグのゴール裏がやろうとしている形の理想に近い形を体現しているのかもしれません。私は少し距離を置いてしまったので何も言える立場ではありませんが、浦和のゴール裏を何とかしたいと思う方ならフェネルバフチェのサポーターのやり方は参考になると思いますのでイングランドやイタリアばかりでなく、トルコリーグも見ていただくのも良いかと思います。
個人技は別としてフェネルバフチェの試合を見ていて、チームとしてのサッカーをやる上で非常に参考になると思う部分も多々ありました。ただ、やはりフェネルバフチェがこういうサッカーをやれるようになったのもUEFAチャンピオンズリーグなどでハイレベルな相手との戦いを多く経験したからということもあるのかもしれません。
ということで、強引に浦和レッズユースの話につなげますが、今週末に浦和レッズユースのプリンスリーグが開幕します。ブクメの中では待ちに待った開幕なのですが、育成だから勝利が全てではないという意見は私も持っていますが、私としては浦和レッズユースに入る選手はプロを目指し、更に上を目指す選手達と考えていますので強い相手と多く対戦をすることでプレーのレベルを上げたりフィジカルの重要性を知ることが非常に重要だと考えています。
なので、プリンスリーグでは貪欲に勝利を求め、上を目指して欲しいと思います。強いチームと1試合でも多く戦うことが成長だと思っていますのでそのためには勝利が必要、これは必然ですから。ただ、勝利のために小さくまとまるなら、成長のために時には大きなプレー(パスよりもシュートを狙う気持ちなど)も見せて欲しいとも思います。
今シーズンも、「型にはまったらスゲー」浦和レッズユースに期待しています!!
ではではー!