どうも、浦和サポブクメです☆
夕方からは、第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会3回戦の試合を観戦に堀崎公園へ行って来ました。2回戦から登場の浦和レッズジュニアユースは、この大会U14のメンバーで戦っています。2回戦で大宮西カリオカを下し、この3回戦では成立ゼブラJrユース15との対戦となります。
対戦相手の成立ゼブラという名前は良く聞くのですが、詳しくは知らないのでちょっと調べてみましたが、調べてみると結構強そうという感じですね(調べた割には大雑把ですがw) このブログを書く頃に、この試合の出場メンバーがアップされていたのですが、ありがとうございます。全員中学3年生の本気メンバーで臨んで来てくれていたということですね。
チームとしての戦い方を試行錯誤しながら作っている段階のスペイン遠征でもそうでしたが、やはりこの時期は1歳違うだけで、体格があから様に違うのが見て分かりました。更に、プレーを見る限りでは、大会を戦うために出来上がったチームで集中力や激しさが凄い。浦和レッズジュニアユースU14にとっては、この試合で通用すること、通用しないこと、スピードや精度に対しての部分などとにかく、出場した選手が多くを感じることが最重要で、その中でも勝ち進むことでもっと多くの経験を積めるですから、勝負にもこだわれればベスト。そんな試合です。
そう簡単には勝利できないと言うことが、試合開始してすぐに分かるようなプレーぶりでした。
この試合のスタメンは以下、
GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに8番高橋聡史、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に20番渡辺将矢と6番影森宇京、FWが左に11番新納大雅、右に19番和久井大輔、真ん中に14番堀内千寛
になります。
堀崎公園で運動量が多くてプレスが激しいチームと言うと、4月のユースの浦和カップの時の浦和東高校がたびたび思い出されるのですが、やろうとするサッカーが難しければ難しいほど、このような激しいプレスを受けても精度の高いプレー、いつも通りのプレーを続けることができないと、試合は完全に受身になってしまいます。このときのユースは相当苦しんでいました。
スペースを狙ってもらえる位置に動く、そこへ呼吸を合わせてパスを出す、動きで相手の攻撃の選択肢を減らして守る、ゆっくりでも難しいことを実戦の中で精度を上げていく必要があるわけですが、今日くらいの激しさがプレスという意味では、来年の全国で戦っていくために慣れなければならないレベルだと思います。
試合自体は、相手の攻撃を受ける場面が多いながらも、声を掛け合いながらギリギリのところでは対応できていたものの、サイドからのクロスの対応にズレが生じてヘディングシュートを許して16番大川圭為が反応したものの、防ぎきれず失点。
浦和の攻撃としては、6番影森宇京からの右前線へのロングフィードを19番和久井大輔に通しての仕掛けなど序盤は通るも、相手の守備ラインのバランスが良くなかなか突破を許してもらえず苦戦する場面が多かったと思います。
相手のエリアに入ったときの攻撃に対してのプレスが厳しいなかで、前半は20番渡辺将矢がこの相手の運動量に上手く対応して、タイミングよくプレスをかけてインターセプトで奪ったり、前線のスペースに上手く入ってパスの経由役、攻撃の起点として良い動きができていたと思います。
20番渡辺将矢のインターセプトから14番堀内千寛へ通してシュートまでの場面を演出した流れ、同様に14番堀内千寛の裏への飛び出しにタイミングよいパスを通し、右サイドから走る19番和久井大輔へつなげるという場面でも上手く攻撃の起点になれていたと思います。
ただ、決定的な場面に関しては相手のほうが多かったと思います、裏へ狙ったパスに対して力強くスピードある選手が突破を狙ってきたところでは、あわや失点という場面が3連続くらいで作られた場面もありました。
結果的に前半は、失点1で持ちこたえ、0-1で終了。
前半で、浦和の攻撃に関して感じたことは、成立に対して、2回戦で通じていた精度、スピードでの裏を狙った攻撃は通用しない。特に、相手守備ラインのカバーの意識が強くて一人抜いても、その後のプレーが少し遅かったり、トラップが伸びたりすると、しっかりカバーされてしまう。ロングフィードに対しても同様に、狙いは良くてもスピードがないとクリアされてしまったり。ただ、攻撃に関しては前半でも、3番石井康輝へのパスをワンタッチで6番影森宇京へつなげ、ワンタッチで11番新納大雅へ、そこから右の19番和久井大輔へ展開など、スピードとテンポの良いパス回しで仕掛けた時には相手が付いて来れていなかったので、このくらいのプレーができると効果的に相手を崩していけるということにはなるかと思います。
後半に入り、12番信沢啓人、15番松尾佑介、20番渡辺将矢に代わって10番中塩大貴、15番松尾佑介、18番村上秀斗が入りました。
夕方キックオフで、後半を迎える頃には真っ暗で照明が入った状態で、ブクメは前半の浦和ゴールに近いところで見ていたために、後半の相手の攻撃の場面があまりよく見えなかったのですが、思った以上に攻められ続けていて余り良く見えないところで成立に攻められている時間が続いていて、そこに関しては細かくは見えなかったので書けませんが、2点目を狙ってきた相手を受け手しまった受身になった結果、完全に相手ペースにさせてしまっていたと言うことかと思います。
受けながら、逃げるためのスペースへ出して、そこへ攻撃の選手が反応して先に触ることができることも多いものの、その次に動き出せる余裕がある選手がスタートできていないために、そこで攻撃が終了して再び反撃という回数が多かったようにも思います。
この受身になっている時間帯に崩されて後半15分に2失点目を喫してしまいます。
数えるほどのチャンスの中で、16番大川圭為が相手の攻撃を防いだところからのカウンターで前線に走る19番和久井大輔にスピードのあるパスを当てて、一旦落として再び前へ走り、仕掛けるという攻撃はなかなか良かったですよ。
交代選手の背番号もよく確認できず、曖昧ですみませんが、30分前後に3人下がり、2番新井克之、5番小田切真人、9番田中拓真が投入されました。残り時間少ない中で、15番松尾佑介がヘッドで落としたところに19番和久井大輔が反応してドリブルで仕掛け、ペナルティエリアに侵入したところで倒されてPKを獲得。このPKを19番和久井大輔自身が決めて1-2とし、ロスタイムでもう時間がほとんどないところで、同点のチャンスを2度ほど作れたものの決めきれず、結局1-2で終了となりました。
結果だけ見れば1点差の試合ですが、内容では相当やられたイメージの残る試合。それでも、終了間際で試合を振り出しに戻せそうなところまで持ち込んだ試合でもあり、今のままでは通じない所も多く見られ、通じる部分も見えた。こういう相手との試合というのは、本当に勉強になります。強制的に、今後どうするべきかを考えさせてくれるような試合。悪くないです。
できれば、どのような形でも良いので、結果的に勝利して、もう一試合くらい、この時期の本気のU15のチームとの試合を経験させてあげたかったとは思いますが、敗戦してしまったものは仕方ないので、今日の相手から学べるものはしっかり学んでレベルアップしてください。来年の今頃には同じような相手を圧倒できるようになっていないと、全国優勝など目指せませんからね!
お疲れ様でした!
ではでは~。