高円宮杯プレミアリーグ2012/12/09 最終節 浦和レッズユースvs旭川実業高校 3-0勝利・・・誰が何と言おうと有終の美だと思う

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月9日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、試合のことはさらっとで良いですよね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に4番西澤秀平と34番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に14番関根貴大、FWが左に32番小川紘生、右に10番中村駿介、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

前半は、思ったよりフワッとした感じで入った印象があります。前の試合同様に、やはり裏を狙うプレーが多すぎる印象で相手としては、そこをケアする、というか守備に慣れていてそういう選手に対する対応は想像以上にしっかりされてえしまった印象がありました。

サイドから仕掛けて飛び込んで、コーナーキックなどで、惜しいと思うようなチャンスはあったものの、もしかすると相手のキーパーを脅かすようなシュート自体がなかったような気もします。

ただ、中盤でおさまりが悪い時にパスを受けてキープして捌くというプレーもできる32番小川紘生がポジションチェンジで真ん中に入って、収めどころを作ろうとする動きも見られ、これは選手間でなんとかしようという思いが伝わってくる判断だったと思います。

相手に攻められる場面も全体的にはしっかり対処できていましたが、何本か危険な位置からシュートを打たれた場面もありました。

今年の悪い時の空気が少しでてしまい、ちょっと心配な状況で前半は0-0で終了します。

後半に入り、32番小川紘生に代えて8番繁田秀斗が入ります。

投入された8番繁田秀斗が入って早々の接触プレーで流血し、最初の数分間を一人少ない状況で戦う流れなどもありつつ、そこは問題なく対処し、後半10分くらいからは、浦和の選手の特徴を生かしたような攻撃が要所要所で見え始めます。

10分に4番西澤秀平から左の20番広瀬陸斗へ長いパスが通り(難しいパスでしたが、見事なトラップでおさめていました。)そして、左サイドから14番関根貴大にパスを通すと、ペナルティエリア外くらいからの得意の距離で14番関根貴大が見事なシュート。これは、惜しくもポストを叩いてしまいます。

この流れから2度コーナーキックのチャンスを得て、14番関根貴大がヘッドで狙う場面も見せる場面など前半よりもよりゴールに近いプレーが増えてきます。

後半明らかに変わったのは、2番新井純平の持ち味であるオーバーラップからの再三にわたる攻撃参加。10番中村駿介がタメを作ってだったり、8番繁田秀斗だったり、上手く攻撃参加する2番新井純平のダッシュを生かすようなパスを通し、パスをもらった2番新井純平も、シンプルにクロスを入れたり、行けそうなときには一歩先までドリブルで深くまで仕掛けるなど見せており、浦和の右サイドからの攻撃に対して相手が対処に相当苦慮させることに成功。

同時に、変わって入った8番繁田秀斗の自らで得点を狙う姿勢も今日は一際目立っており、そのようなプレーから徐々に流れも良くなっていきました。

いわゆる数選手が流動的に動くことでより、個々のテクニックも生きるような状況が増えてきました。

ただ、欲しい先制点がなかなか奪えないという状況は、前半とは様相が違うながらも続いてしまいます。

23分に20番広瀬陸斗に代えて7番長谷優が入ります。

この後も押し込む回数は多く、良い流れの中で34分についに浦和が先制点を奪うことに成功します。4番西澤秀平が右前線に攻撃参加する2番新井純平に長いパスを通し、2番新井純平からのクロスに10番中村駿介が合わせてゴール!

相手を何度も脅かしていた形から先制点を奪います。

更に8番繁田秀斗の見事な得点で38分に2点目を奪うことに成功。

この時間帯は、完全に浦和が相手を圧倒している時間で8番繁田秀斗、10番中村駿介、そして攻撃参加する2番新井純平の3人のところで、阿吽の呼吸と言うのがぴったりくるような動きとパス回しが見られ、その動きでできたスペースを14番関根貴大が上手く使って仕掛けていく場面なども多く見られるようになりました。

攻撃参加した2番新井純平に対して、味方から「純平早く戻れ!」みたいな声も上がっていましたが、言う割にはボランチと守備ライン含めたカバーはしっかりできていて守備のバランスは崩れず、なんか、懐かしい風景を見ているようでした。

その後も、2番新井純平のクロスに7番長谷優がヘッドで合わせたり、左から5番佐藤大介がクロスを上げたり、気が付けば2番新井純平のパスに5番佐藤大介が合わせる、両サイドバックがどっちも攻撃参加している状況があったり、凄く楽しい時間がありました。

40分くらいに14番関根貴大に代えて21番進昂平、5番佐藤大介に代えて12番小坂慎太朗が入ります。

そして、交代で入った21番進昂平がアディショナルタイムにゴールを決めて3-0!

その後、19番須藤岳晟に代わり16番岸伯富実を投入。

試合は、このまま3-0で終了となりました。

後半の戦いぶりは実に3年生の選手が伸び伸びとやっていた時のようなプレーの連続で、見ている側としても興奮する場面が続きました。

凄く良い会心の勝利だったと思います!

降格と言う結果にはなりましたが、最後に気持ちの入ったゴールを決めた21番進昂平初め、2年生、1年生、そして来年上がってくる今のジュニアユースの3年の選手たち、この試合を見守っていた多分来年ユースに外部から来る選手たち、そして今年の反省を踏まえてチームや下部組織のサポーターで力を合わせて1年でプレミアまで戻します。その第一歩となるのが今日の試合ですし、だれが何と言おうと今日の試合での勝利は無意味なものではありません。

それが私たちの義務ですし、それを果たして本当の意味で今日の試合が2012年の3年生の選手たちの有終の美だったとなるのだと思います。

正直言って、サポーターとしての自分が今年の状況変化に対応できずに、私の立ち位置や私の性格でどのように向き合って、どう接して行けば、苦しんでいるユースの選手やチームに対して助けになるのかに関して、混乱している時期が多く、もっと自分にも何かができたのではないかという自問自答する時期が続いた今年一年は、私自身にも反省すべき点が多く残ります。

以前にも書きましたが、自らが書いている文章に対しても自問自答することが本当に多かったです。

力になりきれず、本当にすみませんでした。

ただ、今年の3年生が人生のこの時期で普通では味わえないような大変な経験をしたことが糧となって、多少の逆境では負けないくらいの強い精神力を身に付けて、新しい世界で戦っていくのと同様に、私がサポーターとしてこの1年で感じ、考えてきたことも今後の私がやるべきことを考える上では、大きな糧となっていくと思います。

そう考えると、私も選手も、ご父兄の方も、監督もコーチも、年齢や立場は全く違いますが同じように大きな経験を積んで次に生かせる糧を得ることができた1年でしたね。

 

最後に、巣立っていく3年生の選手たちに伝えておきます。

今年1年で起こったことは、私がしっかり見届けさせてもらいました。そして、しっかり記憶しています。色々おかしいこともありましたし、理解できないことも多かったです。でも、そこから感じるマイナスの感情が残っているのであれば、そこは私に預けてもらえませんか?

そして、この経験から得たプラスの感情要素だけを持って、次のフィールドに進んでください。

今年起きたことは、サポーターサイドとして、しっかり責任を持って伝えてきます。そして、良くなるように全力を尽くします!

 

私は、凄いなと思う時期や、情けないなと思う時期も含めて、積み上げてきた、あなたたちの6年間(しっかり見させてもらってからは、3年4年ですが)という時間を共有させてもらったことを誇りに思います。

ありがとうございました!

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/12/02 第17節 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・最終節へつなぐ勝利!

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップ期間でしばらく中断していた残り2節のプレミアリーグが今週から再開されます。ご存知のように、浦和レッズユースは、いわゆる崖っぷちの状況で、残留のためにあと2つを必ず勝つことが残留の最低条件となります。

Jユースカップは2回戦で残念ながら敗退してしまいましたが、予選から2回戦までの戦いの中で、この残り2節のプレミアリーグで勝利するために必要な様々な要素、こういう経験をしておいてほしいというタイプの相手と上手く対戦することができ、また、ある程度の結果も残し、守備の部分での集中力も高まり、決して悪い状況ではなく、良い流れでこの試合を迎えることができたと思っています。

今日は、とにかく勝てばよい試合でした。そういう意味では、狙い通りの結果を残すことができた試合と言えますね。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と34番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に14番関根貴大、FWが左に32番小川紘生、右に16番岸伯富実、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

先週の広島戦で負傷していたらしい10番中村駿介は、スタメンから外れていました。これにより、トップ下の位置には14番関根貴大が入り、この試合の右前線は16番岸伯富実が入りましたね。

今日の勝利につながった第1の要因は、スタートで押し切って得点を決めきってしまうことができたことだと思います。

試合開始早々から浦和が迫力のある攻めを見せ、まず1分にコーナーキックから5番佐藤大介がヘッドで飛び込む惜しいチャンスを作り、その後2分に、2番新井純平が右サイドから鋭い攻撃参加を見せてスピードのあるクロスを上げ、この流れから最後に5番佐藤大介が押し込んでゴールを決めます。

引き分けでもOKという状況だった相手に対して、プランを完全に崩す先制点で1-0と早々に浦和がリードを奪います。

浦和の狙い通りの試合のスタートを切ることができたものの、得点を奪いに来る相手の勢いと、中盤で落ち着けることができない状況が重なり、相手に攻め込まれる回数も多くなる展開になります。

この試合で、トップ下に入った14番関根貴大が、いつもこの位置に入っている10番中村駿介と比べると、しっかりキープしてゲームを作るタイプと言うよりは、簡単にはたいて自らも抜けるようなプレーが得意な選手であることも多少は影響したと思いますが、中盤でのタメがここでは作られにくい状況であり、また2ボランチの19番須藤岳晟と3番寄特直人のところでも、タメを作って落ち着けようというプレーが少なく、相手も中盤を狙って激しく来たり、放り込んでサイドから仕掛けようとしてくるため、後手後手になる時間も多くなりました。

ただ、10分くらいには、ディフェンスラインのところでゆっくりパスを回すなど相手のペースに乗らないようにという意図の見えるパス回しなどもあり、比較的対応できるようになっていたと思います。

また、大前提として守備のところでの集中力の高さが試合を通じて保たれていたために、攻め込まれているという時間自体は多くなってはいたものの、際のところでは集中してほぼ跳ね返せていたと思います。

25分くらいからは、再び浦和が攻める回数も増えてきます。中盤で19番須藤岳晟がインターセプトして16番岸伯富実につなげての仕掛け、前線で14番関根貴大が粘ってファールをもらい直接ゴールを狙いやすい位置でフリーキックを獲得したり、前半の終盤では16番岸伯富実がトップ下に入り、14番関根貴大が右前線に入る時間帯なども作り、試合の中で状況の対処を上手く試みていましたね。

また比較的守備のバランスを取りながら、ここぞという時に右サイドバックの2番新井純平が攻撃参加した場面でも、例えば37分の14番関根貴大と2番新井純平のワンツーからの攻撃参加や40分にも同様の攻めで相手守備陣を脅かす攻撃ができていました。

前半終了間際に、14番関根貴大からのパスを受けた32番小川紘生がドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込んだらしい場面がありましたが、ここはキーパーに防がれてしまいます。

惜しい形は先制点以降も複数回作れていたものの、追加点を決めるというところまでは行かず、スコアは動かず前半は1-0で終了します。

後半はスタートから、14番関根貴大に代えて10番中村駿介が入りました。10番中村駿介は怪我明けで今日は難しいようなこともなんとなく聞いていたことや、ポジション的に思うようにいっていないようにも見えたものの、要所要所ではさすがというプレーを見せていた14番関根貴大を下げるという選択肢に「???」となったのですが、14番関根貴大は、体を痛めてしまってということでの交代だったとのことです。

やや動きが重たそうな様子や、ふんばりが効かない部分などは見られるものの、交代で出場した10番中村駿介にボールが集まる回数は多く、上手くタメを作りながら捌くプレーはさすがだと感じました。

そんな後半ですが、5分にキーパーの頭を越され、後は相手の選手が押し込めば得点されてしまうという決定的な場面で、2番新井純平がギリギリのところで防ぎ、ここでの失点を防ぎます。

この流れで失点しなかったことも、かなり大きかったと思います。

浦和の攻撃では、11分に右の16番岸伯富実から32番小川紘生を経由して左から攻める5番佐藤大介が仕掛ける惜しい場面。

また、16分には32番小川紘生がドリブルでゴール前へ迫り、相手の守備の意識を集中させたところで右から上がる16番岸伯富実に預けるも、狙ったシュートは枠を捉えられず。

更に19分には、10番中村駿介がドリブルで右サイドを攻め上がりクロスを上げると20番広瀬陸斗がヘッドですらし、ファーサイドに走る32番小川紘生に渡りゴールを狙うも決めきれず。

23分には32番小川紘生のクロスから16番岸伯富実がヘッドで狙う惜しい場面もありました。

相手の長めのパスなどからの攻撃は守備陣が集中して跳ね返しつつ、後半の半分くらいまでは浦和も追加点のチャンスは比較的多く作れていたものの、ここで2点目を挙げることはできませんでした。

27分に16番岸伯富実に代わり8番繁田秀斗が入り、33分に20番広瀬陸斗に代わり21番進昂平が入ります。

この残りの10分くらいは、得点を奪わなければならない相手と、失点を防ぎ、狙えるときに追加点をとって決めてしまいたい浦和の気持ちのぶつかり合いの時間となりました。

そんな中で、途中から入った8番繁田秀斗が得点の意識高くシュ
ートを狙う回数も多く、またサイドからのクロスを上げる場面でも行けるならより深くまで切り込んでからクロスを上げるという意識を見せてくれていました。

Jユースカップの1回戦で公式戦初ゴールを決めた19番須藤岳晟が、うまいコースを狙ったシュートを狙い、キーパーにはじき出されてコーナーキックという流れにはなったものの、隙を見てゴールを狙うプレーも見られました。

後半の終盤に、結構ペナルティエリアに近い位置でフリーキックを与えてしまう場面は多かったものの、ここも集中して防ぎ切りました。特に5番佐藤大介が体ごと投げ出すような気持ちの入ったプレーを見せるのと同様に守備陣全体が集中して守るプレーが印象的でした。

44分に32番小川紘生に代わり12番小坂慎太朗を投入し、相手の人数をかけて一点を取りに来る攻めをなんとか防ぎ切り、1-0で試合終了となりました。

相手に勝ち点1でも取られたら降格と言う緊張感のある戦いの中で、よくやってくれました!

それにしても、なかなか楽には勝たせてくれませんね。おそらく、最終戦も守備意識の高い相手でしょうし、簡単には得点を取らせてもらえないかもしれませんが、今日のように、「ここで取ってやる!」という時間帯にしっかり相手を圧倒して得点を奪ってしまえる展開にできると理想的ですね。あの、試合開始の迫力はなかなかのものでしたよ!

勝って待つ。分かりやすい状況です。来週もやってやりましょう!

ではでは。 

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日

 

 

 

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日

 

 

 

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日

 

 

 

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日

 

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

第24回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会1回戦 2012/11/10 – 浦和レッズJrユース vs 前橋Jrユース 1-1(aet=2-1)勝利・・・初戦は難しい。。

しんとう総合グラウンド2012年11月10日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ジュニアユースにとって今年最後の大会となる、高円宮杯出場をかけた戦いが今日からスタートしました。 浦和レッズジュニアユースが年末の高円宮杯に出場するためには、3つのブロックに分けられたトーナメント式の関東予選でブロック1位になる必要があります。要するに、そのブロックで優勝する必要があり、そのためには4試合を勝ち抜く必要があります。トーナメント式になるため、負けてしまうとその時点でシーズンが終了してしまうという本当に過酷な予選です。

浦和レッズジュニアユースは、今日の1回戦を群馬県のしんとう総合グラウンドで戦い、勝利すれば明日も同じ会場で2回戦を戦い、更に勝利すると来週土曜日に秋葉の森で準決勝、そして更に勝ち進むと日曜日に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で決勝が行われます。

昨年は、1回戦2回戦が、近場で準決勝、決勝が山梨県の韮崎だったことを考えると、遠目の会場で2勝あげることができれば、準決勝、決勝をホーム(っぽい)埼玉県の会場で戦えるという流れですので、まずは遠目のアウェイで2つしっかり勝利して、地の利も生かして残り2つを一気に勝ち取る、そんな意識で戦うことができると良いなと思ったりします。

では、試合に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに23番河内渉真、センターバックに4番小木曽佑太と15番石井康輝、MFがボランチに7番高橋聡史と26番松高遼、トップ下に10番堀内千寛、FWが左に11番川上開斗、右に21番萩原大智、真ん中に13番東伸幸

となります。

スターティングメンバーは、関東U15リーグの最終戦と同様になります。ボランチの位置に入っている松高遼の背番号が27から26に変わったようです。

初戦の難しさとはよく言いますが、夏に初戦敗退の悔しさと難しさを経験してしまっている今年のチームですので、初戦にかける思いというものが強く出すぎたのかもしれませんが、前半は硬さばかりが目立ち、なんというか、やろうとする気持ちよりも慎重にリスク少なくやろという気持ちが逆に裏目に出てしまうようなチグハグした攻撃になってしまっていた印象があります。

このチームの一つの武器である、13番東伸幸に当てての展開も、数回は機能した場面もあったものの、相手に跳ね返されてしまう回数の方が多かったように感じます。また、大きな展開だけではなく、つないで打開しようという意図もあるようには見えたものの、中盤で経由するところもなんというか、引っかかってしまうことが多かったように感じます。

対戦相手に関しては、個々の力でいえば、右前線の58番の選手の攻撃力はけっこう厄介ではあったものの、そこを防いでしまえば比較的問題なく対処できるという相手だったと思います。

ジュニアユースの世代くらいだと、身長が大きくて体を生かしてドリブル突破をしてくる相手というのは本当に脅威です。

ただ、高さという意味では、4番小木曽佑太が、ほぼすべて制することができていましたし、例えば、相手のゴールキックの時に58番の選手に当てる狙いで蹴ってくることがわかると、高さではミスマッチのある19番村上秀斗とマッチアップする形から、その時だけ4番小木曽佑太がマークする形をとって跳ね返すなど、見事でした。

その58番とのマッチアップになっていた19番村上秀斗ですが、前半はかなり手こずっていました。しかしながら、うまく対応し、後半は、サイドからの攻撃で58番の選手をほぼ自由にさせない見事な集中した守備を見せてくれました。

また、15番石井康輝のセンターバックから相手の攻撃を摘むプレーも効果的に出ていました。

攻撃に関しては硬さが見えたものの、守備に関しては、前半はサイドから仕掛けられた際には、対応に苦戦していたもののハイボールや、中からの仕掛けに対する対応はほぼ完ぺきにできていたと思います。

攻撃のところでのテコ入れが、必要ということで28分に、21番萩原大智に代えて8番影森宇京が入ります。

確かに攻撃の組み立てというところでは、苦しんだものの、それでも11番川上開斗のシュートがクロスバーを叩いた場面だったり、23番河内渉真からのクロスを13番東伸幸が押し込んでゴールラインを割ったところでキーパーがはじき出したようにも見えたのですが、ゴールは認められなかった場面など、惜しい場面自体は数回ありました。

また、28分に入った8番影森宇京が中盤を活性化させようと試みた場面で、数回惜しい場面があり、前半の終盤には7番高橋聡史や26番松高遼が前のスペースへ走りこんで仕掛けようとする場面も見られました。

前半は0-0で終了。初戦の大変さ、動きの硬さが明らかに影響してしまった前半でした。

後半に入ると、先ほども書いたように前半苦しんでいた相手の58番の選手とのマッチアップのところで19番村上秀斗が見事な対応を見せたことなどもあり、また中盤の選手のつなぐ意識も上がり、球際のプレーも前半よりは激しくできるようになったことで、前半のようにボールを保持する時間は長いが効果的に攻められないという状況から、相手にとって怖さのある攻撃も見られるような浦和ペースになりかけていました。

・・・が、やはりカウンター攻撃に慣れているチームは甘く見てはいけませんね。後半の10分に浦和の攻めが中途半端に奪われたところで一気にカウンターで攻められてしまい、得点を決められてしまいます。

後半10分、0-1。

得点を奪わなければならない浦和は、13分に13番東伸幸に代わり24番川上エドオジョン智慧を投入。

交代直後は、得点を決めた相手の勢いにやや押される形で、決定的な場面を2度ほど立て続けに作られたものの、18番大川圭為が見事な反応でシュートをはじき出して追加点を与えません。ここで、追加点を与えなかったことが大きく、相手の攻勢が落ち着くと、再び浦和の攻勢の時間となります。

いわゆる前線で高さで収めるやり方がここまではうまくいっていなかったところで、一つ変化を加えたわけですが、24番川上エドオジョン智慧が体の強さでしっかり相手に体を入れて受けることで前線でパスが収まる回数が多くなり、前線の攻撃に迫力が出たというやつですね。

そして、20分に、前線で10番堀内千寛や11番川上開斗がうまく絡んだところで、右前線のスペースに19番村上秀斗が駆け上がったところにパスが通り、クロスに24番川上エドオジョン智慧が合わせてゴールとなります。この場面、よくよく考えてみると左サイドバックの19番村上秀斗が、対角で最も遠いこの右前のスペースを見つけて上がったなと思います。

後半20分、1-1。

この後、38分に11番川上開斗に代えて16番新納大雅を投入し逆転を狙うも決めきれず、40分に果敢に走り回り足がつってしまった23番河内渉真に代わり5番水上真が入ります。

前後半80分は1-1で終了し10分ハーフの延長戦に入ります。

延長前半開始から7番高橋聡史に代えて9番和久井大輔が入ります。

延長前半3分に獲得したフリーキックのチャンスで15番石井康輝から蹴ったボールをペナルティエリア内で4番小木曽佑太が胸トラップしてそのままシュートまで持ち込みますが、これはキーパー正面で得点ならず。

そして、迎えた9分についに浦和が逆転ゴールを奪います。

途中交代の5番水上真が右前線からの鋭いクロスに10番堀内千寛が足で合わせて(コースを変えたような軌道に見えました)ゴール!

その後も、狙えるときは得点を狙いつつ、時間もうまく使いつつで結果的に苦しんだものの浦和が2-1で勝利し、2回戦に駒を進めました!

今日の感想は、初戦は難しいの一言に尽きます。

ただ、その中でも守備の中心としての4番小木曽佑太の存在感は突出していたように感じます。相手の狙いであるカウンターで先制されてはしまったものの、やはり全体的には4番小木曽佑太を中心とした守備で相手が思うように攻撃ができなかったは明らかです。

このポジションがドッシリしているチームは、特に前線の選手の高さとか強さで得点を奪おうとするチームが多いであろうこのトーナメントでは、かなりそれだけで強みになると思います。

また、24番川上エドオジョン智慧の前線で体を張ったプレーと仕掛けもかなり相手にとって脅威になっていました。

中盤の選手を経由した組み立てに苦慮していた部分や、トラップが流れたり、普段なら見えているはずの視野が今日は少し狭い印象の選手もいたり、こういう部分は初戦の難しさと考えておきます。一つここを乗り越えたことで、2回戦ではこの部分も改善されることでしょう。

さて・・・、去年は日程がちょうど他と被らなかったこともあり、この予選はすべて観戦することができたのですが、今年はユースのJユースカップの絡みで2回戦は柏レイソルU18戦と被っているため、見られません。

また、来週末の準決勝、決勝に関しても、Jユースカップの本戦が1回戦からになった場合には、どちらかに試合日程が入るために、1試合しか見られない可能性もあります。

やはり、進行形で考えた時には、例えばこの試合の中では、やっかいなサイドの選手相手に最初は対応に苦慮していたのが、後半はしっかり相手を抑えきった19番村上秀斗が顕著な例ですが、1試合の中だけでも明らかに見られた成長というものを考えた時に、これが1試合、2試合で終わっては本当にもったいないと思うんですね。

で、被った時にはユースに行くと決めているブクメですが、もっと今年のジュニアユースの試合も見たいわけですよ。

だから、勝ち進んでください。別の場所にいて、負けの報告なんて聞きたくないですから!

何よりも、今年苦しんだ関東U15リーグで身に着けて終盤披露した、勝負強さを信じて。あとは、初戦の呪縛も解けたでしょから、相手の見極めを冷静にするだけでもっと思うように戦えると思いますよ。

明日の朗報を待ってますね!

ではでは~!

しんとう総合グラウンド2012年11月10日しんとう総合グラウンド2012年11月10日しんとう総合グラウンド2012年11月10日

 

 

しんとう総合グラウンド2012年11月10日しんとう総合グラウンド2012年11月10日しんとう総合グラウンド2012年11月10日

 

 

しんとう総合グラウンド2012年11月10日しんとう総合グラウンド2012年11月10日しんとう総合グラウンド2012年11月10日

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/10/14 第16節 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 2-3敗戦・・・Jユースで勝利の流れを取り戻せ

ヴェルディグラウンド2012年10月14日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今シーズンのこの状況において、いくら相手が断トツの1位の東京ヴェルディユースでも、勝たなければならない試合ではありました。そして、残留争いという神経的に磨り減らされそうな状況の中で、中途半端にJユースカップ予選が入って日程が相手最後に2試合というのは、なんとも複雑なモチベーションのコントロールをしなければならないので嫌だ。

試合前に、そんなことを色々考えていましたが、結果的には、残り2試合の中で、非常に分かりやすい状況になりました。

まず、試合の話を書きますね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と4番西澤秀平、MFがボランチに3番寄特直人、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に32番小川紘生、右に20番広瀬陸斗、真ん中に21番進昂平

となります。

14番関根貴大は累積で出場停止。また、学校行事で数選手がいないとのことでした。

前節と違い、相手は足元のプレーに自信のある選手が揃う東京ヴェルディユースということで、プレッシャーを与える意味での寄せでは、軽くいなされるという場面が多くなり、そういう意味ではなかなか難しいスタートにはなったものの、パス回しやバランスと言った部分では、非常に落ち着いてバランス良く入ることができ、両チーム共にチャンスはあるもののディフェンスラインで跳ね返すという一進一退の攻防に序盤はなっていたと思いますが、セカンドボールは相手に拾われることが多く、このレベルの相手の場合に、このフォーメーションで臨む際には、サイドの前線の選手が運動量多く守備もケアしなければならないところでしたが、左前線の32番小川紘生が上下に運動量多く動くことでこちらの再度は比較的問題なく対応できていたものの、攻撃部分に意識が行きやすい右前線の20番広瀬陸斗と2番新井純平のところで、空いたスペースを相手に使われることが多く、対応に苦慮していた印象がありました。

当然、前節とは相手のレベルが違うため、チャンスの回数を簡単に多く作ることはできないものの、前線で21番進昂平がポストとして当たり負けずにおさめて捌いたり、倒されても足を延ばして繋ごうとするプレーなどが、上手くはまった時にはチャンスが作ることができていました。

プレスから奪って攻撃と言う場面は、なかなかうまく行かないことも多かったものの、23分に10番中村駿介が上手く中盤でボールを奪って右サイドをオーバーラップする2番新井純平に渡して攻撃する場面もありました。

守備に関して、中からの攻撃に関しては、問題なく集中して対処できていましたが、サイドを使った精度の高いパスから狙われる場面では、危ない場面も作られていました。

ポゼッションの時間自体は、相手の方が長いものの、32番小川紘生の狙いどころの面白いパスなどで惜しい場面も作り出す中、迎えた33分に、その32番小川紘生が左前線でボールを受けた際に、シュートを狙うような姿勢からグラウンダーの鋭いクロスを通し、20番広瀬陸斗がスルーして、10番中村駿介が受けて、そのまま見事なシュートでネットを揺らし、浦和が先制します。

しかしながら、得点を取りに来た相手に対して、パス回しが多かった相手が、個人技で抜きにかかったところで、対応できずに抜かれてしまい、深くえぐられたところで、ラストパスを入れられ、押し込まれてしまい、すぐさま同点に追いつかれてしまいます。

まだまだ同点なので切り替えれば良いところでしたが、動揺したのか、直後にミスから更に失点を喫してしまい、先制点を決めた後、あっという間に逆転を許してしまいます。

前半は、このまま1-2で折り返します。

後半スタートから、21番進昂平に代わり35番安東輝が入ります。前線で体を張れるタイプで奮闘していた21番進昂平を下げて、前線の真ん中でプレーするイメージがない35番安東輝をこのポジションで起用ということで、やや意図は分かりませんでしたが、ポストという意味では苦戦していたものの、裏を狙うプレーなど35番安東輝は繰り返ししていたものの、どういう評価をしたのか分かりませんが、後半から投入したこの35番安東輝を30分で下げてしまいます。ポストプレーを求めてそれが、思うようにできなかったから下げたのでしょうか、よくわかりません。

後半は、10分に16番岸伯富実に代えて8番繁田秀斗、19分に32番小川紘生に代えて33番斎藤翔太、そして、30分に35番安東輝に代えて5番佐藤大介という交代だったのですが、どういう判断での交代なのか、少し分かりかねるものは多かったようにも感じます。

後半の出だしは、相手の集中がやや切れたのか、相手が少し散漫なプレーが増えているところで、浦和が攻撃を仕掛ける場面が多くなりますが、そのチャンスで決められなかったことで、試合の流れは5分5分に戻っていきます。

得点を取らなければならない浦和が前がかりになったところで、再びチャンスは増えたものの、その隙を突かれて39分に一本のパスから追加点を奪われてしまい、1-3とされてしまいます。

試合終盤、6番西袋裕太を前線に上げ(おそらく、自らで判断したのだと思います)、パワープレー気味に攻め込む中で、アディショナルタイムに5番佐藤大介がヘッドで押し込んで1点差に迫るものの、同点、逆転までは及ばず。

勝たなければならない試合で2-3と敗れてしまいました。

そこまで相手との差があった試合だとは思いませんでしたが、決めどころでの精度の高さでは正直差が見られた試合でした。

最初に少し触れたように、東京ヴェルディユースのような足元のテクニックに長けた選手が多い相手の場合は、寄せるだけでは、ほぼミスは誘えませんし、インターセプトするのも難しいにもかかわらず、そこまで意識してプレスをかけられていた選手があまりいなかったように感じます。

そういうプレーと言う意味では、後半途中から投入された33番斎藤翔太が、ファールギリギリくらいで体をぶつけて相手にボールコントロールさせないくらいプレスをかけることができており、実際に、そこから奪ってチャンスに繋がった場面が何度もありました。

基本的に、選手のミスに関しては、触れたくはないのですが、ここは触れなければならないと思いますので書きます。あまり書きたくないけど。ここ数試合で、キーパーのミスからの失点が続いています。やはり気になるのは、通常のコーチングは良いものの、際どい場面でのディフェンダーとの連携での声だしがあまり聞こえてこないんですね。

今日言いたいことの一つは、最
後の砦は、自信を持ってやれ! もともと出来ないわけではなくて、出来ていたことまで消極的になっている気がします。だから、それがもったいない。できますよね?

さてさて、鹿島戦に引き続き、東京ヴェルディ戦も、少なくとも残留争いをするチームになるはずないというくらいの水準のプレーができていました。

今日の敗戦は、相当痛いです。残り2節で浦和より上の3チームに追いつける可能性は残ったものの、それらのチームが勝ち点1でも取った時点で望みが消える。

ただ、浦和としては、三菱養和が鹿島に敗れたことで、直接対決で自力で3差に縮める可能性ができた。他力にはなるものの、他力で6差と自力で3差に縮められるのは大きな違いがあります。

で、やはり今日も感じましたが、浦和は、ジュニアユースが良い内容でも勝ちが逃げていったような時期に近い、流れに見放されている時期に似ています。

それを考えると、このままプレミアが来週、再来週と続くよりも、一呼吸おける別の大会で、プレミアの残り試合までに最低でも3試合、最大で5試合戦えます。

これ、大きいですよ。なんか、ドラマな展開の予感がします。

Jユースカップで快進撃、プレミア残り2連勝で残留。

やってやりましょうよ!

ではでは。

 

ヴェルディグラウンド2012年10月14日ヴェルディグラウンド2012年10月14日ヴェルディグラウンド2012年10月14日

 

 

 

ヴェルディグラウンド2012年10月14日ヴェルディグラウンド2012年10月14日ヴェルディグラウンド2012年10月14日

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/10/07 第15節 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 2-3敗戦・・・続ければ良い

鹿島アントラーズクラブハウス グラウンド2012年10月7日

 

 

 

 

浦和サポブクメです☆

試合が終わってから、色々頭の中で整理しようとしましたが、やはり今日の試合での選手のプレーは、これまでで一番良かったと思いますし、それ以外の何物でもありません。追加点を取っていれば? セットプレーでの対応が良くなかった?向かい風、追い風の違いが影響した?

後半は苦戦したのは確かですが、試合全体を通して、この内容でこういう負け方をするのは正直信じがたい。

でも、敗戦と言う結果は覆らないので、敗因は分析して次に生かしてください。

今日は、選手の距離感が最高で、全ての選手が運動量を惜しまずに動き回り、気持ちも入っていた。選手同士のコーチングに関しても、これまでの少しイライラをぶつけあっているような悪い感じから、今日は、お互いを鼓舞する物に変わっていましたし、凄く雰囲気も良く、これまでのように崩れる雰囲気は無かったはず。

なので、今日は一言だけ。今日のような戦いを続けて、今日の戦い方に自信を持って、今日の戦い方に迷いを持たずに次の東京ヴェルディユース戦でも続けてください。これまでの悪い流れが、まとわりついて良い流れを邪魔しているだけで、今日の戦い方(と戦う姿勢)が続けられれば、必ず結果も戻ってきます。

 

スタメン

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に20番広瀬陸斗、真ん中に21番進昂平

交代:(35分)20番広瀬陸斗⇒8番繁田秀斗 21番進昂平⇒35番安東輝

得点:

10分 10番中村駿介(14番関根貴大とワンツーで抜け出して落ち着いてゴールに流し込んでのゴール)

24分 21番進昂平(コーナーキックの場面で2番新井純平がニアで頭ですらしてファーに入った21番進昂平が頭で押し込んでのゴール)

 

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/09/22 第14節 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 2-2引き分け・・・変化の兆しと変わらぬ何か

レッズランド2012年9月22日

 

 

 

 

カメラが明るさと暗さを自動的に判別してくれているようなのですが、太陽の指し方とかでなんか明るくとりたいところが暗くなってしまったりするんですね、なかなか携帯カメラを使いこなすのも難しいものです(言い訳w)

どうも、浦和サポブクメです☆

ブクメは、トップチームの試合には足を運ぶ予定はなかったのですが、掛け持ちでトップチームの埼玉スタジアム2002へ移動するという人には驚きのキックオフ時間変更でした。当初は13:00だったのが、前日くらいに13:30になっていたようです。

さて、午前中のジュニアユースの試合の後は、午後からは浦和レッズユースのプレミアリーグの戦いになります。以前のコンサドーレ札幌U18戦同様に、ピッチサイドまで入って観戦可能でした。午前中は曇ったり雨が降ったりで涼しかったのですが、ユースの時間に合わせてというか、日がさして気温も上がってましたね。更に、ピッチ状態も雨で既に悪くなっている中で午前中に1試合行ったということで、酷な感じになっていましたが、このピッチ状態で一番苦しんだのはもしかすると今日の対戦相手の清水エスパルスユースだったかもしれません。慣れていても浦和の選手もやりにくそうではありましたが、前回のアウェイで対戦した時の清水エスパルスユースの鋭さは影をひそめていたようにも感じられます。

さて、前節の試合後にやや厳しめのことをブログで書きましたが、既に残り試合が少なくなる中で、大幅に改革ができる状況ではないのは、仕方がない状況の中で、色々納得いかないことはあるものの、どんな状況であっても応援する人がいる限りは見せなければならないし、見せてもらいたいもの、そういう部分での変化を求めて見届けたい思いで観戦させてもらっています。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

こういう部分は、自分としても反省しなければならないと思うのですが、上手く行かない流れを多く見てしまっているために、 そういう先入観を持って試合を見始めてしまったと思います。

試合の入りとしては悪くなかったと思います。7番長谷優から10番中村駿介、21番進昂平につなげての仕掛けだったりと前線で3人以上が絡んで仕掛けようとする場面が多く見られました。ただ、指示が出ているのかどうかは分かりませんが、やはり前節同様左前線の14番関根貴大が低めに位置することが多く、だからと言って、左の前線のスペースを空けて意図的に走らせてという印象もなく、どういう意図で配置しているのかな~というところもありつつでしたが、仕掛けの回数は浦和が多く、ただ、中盤でのボールの収まり具合やそこからの展開の部分で上手く行かないことが多く、チャンスの割に決定機が少ないという印象はありました。

逆に、相手の攻撃は回数が多いわけではないのですが、狙いどころが良いのか浦和の守備の連係が上手く行っていないのか、危ない場面となることが多い印象がありました。

前回の対戦の時のように1.5列目くらいから裏へ飛び出してくる選手がいなかったことで助かった部分もあったと思います。

そのような展開の中で、先制したのは浦和。10番中村駿介がパスを受けてペナルティエリア内右から走りこむ21番進昂平に浮き球のパスを送り、そのボールをヘッドで見事に決めて1-0とします。

その後も、得点にはならなかったものの、3番寄特直人から21番進昂平のポスト、10番中村駿介に繋がってドリブルでの仕掛けや、14番関根貴大から7番長谷優へ繋げてからの仕掛け、16番岸伯富実のミドルシュートなど、何度かあと一歩という攻撃の形は見られます。

正直なところ、色々とかき回されてはしまったものの、結果的には昨年の年末のころに安定した守備として確立されていたメンバー構成に大体落ち着いている現在の守備ラインとキーパーの関係性の中で、どうしてこうなるのかと理由がわからないのですが、相手の攻撃に対しての守備の際の連係でやや不安定な様子が見受けられる今シーズンで、受け渡しの部分などで危ない場面が何度か見られ、そのような中で、軽率なプレーから24分に失点して同点に追いつかれてしまいます。

自分としては、マイナスの積み重ねの中で昨年までできていたことが失われてしまった中で、場当たり的に昨年のメンバーに戻していったことで、できていたことができなくなっている(これは、能力の部分と言うより、守備が上手く行かないという雰囲気からそうなってしまうもの)と思うのですが、周りから聞こえる声としては、肝心なところで声が出なくなっていることが原因で、もっと連携の部分でお互いに意見をぶつけるくらい言い合っても良いのではないかという物もありましたが、その意見にも納得します。

さて、試合の流れですが、失点後も浦和の攻撃の回数が多く、16番岸伯富実から19番須藤岳晟に落としてスペースに走る6番西袋裕太に渡して攻め上がる場面や、同様に21番進昂平にパスが入ったところで、再び6番西袋裕太が攻撃参加するなど、これまでとは少し違った攻めの試みなども見られつつも、逆転には至らず前半を1-1で折り返します。

後半スタートから、16番岸伯富実に代えて8番繁田秀斗が入ります。

後半のこの交代が浦和の中で前半にやや苦慮していた中盤でのパス捌きの部分にプラスの影響を与えたと思います。

トップ下の位置に8番繁田秀斗が入ることで、中盤のスペースを上手く探して動き、周りの選手の出しやすいところに動きパスを受けて捌いていくというプレーが加わったことで後半は、前半以上に安定した攻撃の組み立てができる時間が長くなります。

また、後半に入ってからは、前半と比べても14番関根貴大が攻撃参加して仕掛ける形が増え、相手のペナルティエリアで近いところで仕掛ける回数が増えます。

後半の10分くらいまでにセットプレーのチャンスを多く獲得した時間帯があったので、ここで逆転して一気にたたみかけられると楽になったと思うのですが、これも以前からやや気になる部分ではあるもののセットプレーで相手に脅威を与えるような仕掛けがあまり見られず、大きなチャンスを作りきることができていなかったように思えます。トップチームでも浦和はそういう感じなので浦和の伝統と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、やはりあれだけセットプレーのチャンスを多くもらっているのに、相手の守備を混乱さ
せる仕掛けがほとんどできないのは、もったいないと思います。

久しぶりにベンチに入った5番佐藤大介が23分に14番関根貴大に代わって入ります。プレースタイルが違う選手が入ったことで、その5番佐藤大介が仕掛けると見せていきなりループでゴールを狙うなど、可能性を感じさせるプレーを見せたものの、その左サイドがあまり使われることがなく、右ばかりで密集したところでプレーが繰り広げられるなど、やや意図が分からないところもあったものの、浦和の時間帯が多かったことで、それでも8番繁田秀斗の右前線のスペースに大きくボールを出して自らで仕掛けて右サイドを切り裂くようなプレーがあったりと、可能性があるプレーも随所に見られました。

前線で体を張っていた21番進昂平に代えて32分に11番大野将平が入ります。

そこまでの時間帯で、21番進昂平が実際にボールを持たないところで、スペースを作る動きだったり、体を張って相手ディフェンダーの動きを抑えたりと、かなり効いているタイミングだったので、正直「??」が付くタイミングでの交代でもありました。

・・・そして、チャンスで決められないとこうなるという感じで、37分にバックパスを手で扱ったという判定で間接フリーキックを与えてしまいますが、ここは相手が豪快に外してくれて何とか失点は免れましたが、42分に崩されて失点し、試合終了間際で1-2と逆転を許してしまいます。

下を向いてしまいそうな展開ですが、この失点後にあきらめずに浦和が反撃を見せます。前線に上がった6番西袋裕太が落としたボールに8番繁田秀斗が反応して、落ち着いて決めてゴール!

土壇場で2-2に追いつき、試合はそのまま2-2で終了となりました。

すごーーーく評価が難しい試合です。

前節の流通経済大学柏高校戦での完敗からの流れから考えると、変化の兆しが見えるのは確かでしたが、やはり采配で言うと「??」というところは多々あり、気持ちを見せて同点に追いついた8番繁田秀斗のプレーは最高に見ていて興奮しましたし、久しぶりに中盤で組み立てて仕掛ける戦いが見られるのも事実でしたが、今シーズン何度も見てきた試合の最終盤のところでやっとスイッチが入って結果的に同点止まりという結果でもあります。

とにもかくにも国体期間を空けて2週間後には重要な鹿島アントラーズユースとの一戦が待っています。

2週間。この期間で、更にチーム内で話し合い改善できるポイントは改善して、この「変化の兆し」が、更に良い方に向かい、この一戦でその成果を見届ける。

サポーターとしては、試合でそれを見せてもらうことで判断するしかないのですから。

ではでは! 

レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日

 

 

 

レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日

 

 

 

レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/09/16 第13節 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 0-2敗戦・・・負けることに対しての空気感

流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、正直今シーズンは、見る側としても、どこにポイントを置いて見て良いのかシーズンが経過するごとに、どんどんどんどん分からなくなっています。今がピークなのか、更に大変な状況になっていくのか、それすらも常にモヤモヤしたまま、もう新シーズンスタートから半年以上が経過しているのですが、状況は変わらずです。

今日は、浦和レッズユースのプレミアリーグ第13節の流通経済大学柏高校との試合を観戦してきました。

場所は、アウェイの流通経済大学柏高校のグラウンドです。晴れたり曇ったり雨がぱらついたりという一定しない気候条件でしたが、湿度が相当高く、とにかくただじっとしているだけなのに、汗が止まらない、そんな厳しいコンディションでした。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に28番森亮太、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

ここ数試合で試合に絡んでいたメンバーでは、U16の日本代表としてU16アジア選手権に臨むため、32番小川紘生がしばらく不在という状況。また、20番広瀬陸斗は引き続き、学校行事で不在とのことでした。8番繁田秀斗や出場停止明けの12番小坂慎太朗は、ベンチ。また、怪我から復帰して先日の大原でのプレミアリーグの後の紅白戦で早速良い動きをしている印象のあった35番安東輝もベンチに入っていました。

前回浦和のホームで対戦した際には、フィジカル全面の相手のイメージから、中途半端な繋ぐサッカーに代わっていて、その未完成ぶりに助けられた部分もありつつ浦和が快勝したものの、基本的に高校のチームはこの時期に対戦した時が本当の相手の強さというのは、この世代の常識でもあり、つなぐサッカーが上手く行かなくて、またフィジカル重視のサッカーに戻してくるのか、または、つなぐサッカーで持続しているのか、試合の前までは、フィジカル全面に戻して来ていた方が苦しい試合になるかと思っていたのですが、残念ながら、フィジカルもうまく使いながら、ポゼッションをしてつなぐサッカーの質もかなり高いという順調な成長ぶりを相手が遂げていました。

対する浦和に関しては、最近では、多方向から一貫性のない指示が飛び、更に選手たちに混乱がうかがえる状況。メンバーは揃っているものの、教えられていることや、ここまでの積み重ねに自信を持ってプレーできていないため、個々の選手が本来のパフォーマンスをできていない。

その状況がもろに出た試合だったと思います。

それでも、前半のスタートは、21番進昂平、10番中村駿介、14番関根貴大と3人のパス回しからシュートに持ち込む場面や、14番関根貴大から21番進昂平のポストプレーで落として10番中村駿介が仕掛けるという攻撃も見られるなど、仕掛けることはできていたと思いますが、徐々に相手の攻撃への対応で後手後手になり、押し込まれる回数が増えるという展開になっていきます。

19分に失点し0-1となると直後には、10番中村駿介のループシュートでの惜しい反撃の場面はあったものの決まらず、その後もやや単発になりながらも、10番中村駿介からのパスに抜け出した21番進昂平が狙うなど得点のチャンスはあったものの、決めきれず、30分にセットプレーから見事に決められてしまい0-2と更に苦しい展開になってしまいます。

悪い流れの時に陥りやすい、中盤を上手く経由して攻撃を組み立てられない状況も出てしまい、また守備的な展開から、本来はもう少し高い位置で抜け出したい14番関根貴大もハーフライン付近まで下がってプレーすることが多くなり、攻撃面ではやや悪循環に拍車がかかってしまったとも言えるのかもしれません。

相手が組織的にも凄く良くできていたことから、逆に浦和が選手の配置も約束事も、徹底されておらず、ポジション的にもミスマッチな組み合わせ方をしていて窮屈そうにしている選手が多いのも目立っていました、当然セカンドボールをに対する反応も遅くなっていました。

点差以上に差を感じた前半は0-2で終了。

後半スタートから、19番須藤岳晟に代えて35番安東輝が入ります。

後半スタートは、その35番安東輝がトップ下の位置でスペースを探して動き回り、またタイミングよく斜めに相手ディフェンダーの裏に飛び出すことでいわゆる、あてどころができたことで浦和が反撃という時間が多くなります。

7分に35番安東輝が右サイドへドリブルで仕掛けてクロスに21番進昂平がヘッドで合わせる場面や、9分には10番中村駿介がドリブルで仕掛けてのチャンス、更に14分に21番進昂平が裏へ抜け出して相手ディフェンダーに倒されたもののファールはもらえずも、抜け出せばキーパーと1対1と言う惜しいチャンスを作ります。

更に、20分に先ほどと同様に21番進昂平が抜け出したころでディフェンダーを背負いながらもキーパーと1対1でシュートを狙おうかと言うところで倒されます。ペナルティエリアの中だったと思ったのですが、判定はわずか外ということでフリーキックのチャンスを得ます。

怒涛のとまでは行かないものの、後半の最初の20分くらいまでの反撃の狙いは良かったと思うのですが、ここで得点を奪うことができなかったことで、やや試合は落ち着いてしまい、34分に21番進昂平に代えて8番繁田秀斗を投入して更に得点を狙いに行くものの、試合はこのまま0-2で終了となりました。

結果的に攻撃的な時間の中でも14番関根貴大は守備を意識して低めの位置を取ることが多く、そこに対する修正は見られず、試合の終盤に攻撃するしかない状況でやっと高めに配置してシンプルに勝負させてサイドをえぐってクロスを上げる場面を2度ほど作ったものの、本来であればあそこまでえぐれば、あとは誰かが飛び込めば得点と言うところで前線がつめて決めきろうという迫力のある飛込みは見られなかったりでしたね。

そして、試合後の選手の表情を見ると、是が非でも勝ちたかったけど勝てなくて悔しいという表情はあまり見られず、そこにも若干違和感を覚える部分もありました。

・・・そういえば、ジュニアユースで連敗が続いている時に、あまりにも簡単に敗戦を受け入れるような試合をした時に、監督が負けることに慣れてしまっている空気感について、かなり怒っているという状況が今シーズンはありましたが、敗戦後に漂ってくる空気感がその時と同じくらい危険度を感じるものの、ユースの取り巻く環境下ではそういう危機感を指摘する人と言うのはいないようですね。

何度も言っているように、今年のユースはトップチーム変革のとばっちりを受けるような形で、適材適所を無視して、意味の分からないチーム作りの方針(?)に巻き込まれてしまっているのは事実ですが、それでも絶対に失ってほしくないものがあります。こんな状況じゃ仕方がないや、勝てないのは意味の分からないチーム作りのせいだとか、実際にそうであっても応援している人がいる以上は、勝利に対して貪欲であってほしいし、負けたくないという思いを試合終了までぶつけてほしいんですよ。

実際に、今年負け試合をことごとく引き分けに持ち込んできたのは、そういう思いから来たものだと思いますし、現状が納得できないことはわかりますが、その気持ちだけは忘れないでプレーしてもらいたいです。

それだけです。そこを見失うか、そこだけは失わずに続けられるかだけで、積み上げられる勝ち点は全く違ってくると思います。

サッカーに関しては、このまま変化なく進めば、現在のままでは悲観的な流れにしかならないくらい、致命的な状況を作り出してしまっていると思いますが、応援してくれる人がいる状況で、絶対に負けたくないという気持ちを見せ続けて戦えるかは全く別物です。そして、今後プロという道を考えているならば余計に、その要素は重要な位置を占めるものになります。

今年1年にユースで起こっていることを、ブクメは責任を持って見届けさせてもらいます。

うやむやにされないように、証人になれるように。特に今年の3年生に起こったことを。

次節、清水エスパルスユース戦、気迫で勝ってやりましょうよ!

ではでは。

流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日

 

 

 

流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日

 

 

 

おまけの写真。

高円宮杯プレミアリーグ2012/09/09 第12節 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 1-3敗戦・・・後半の劣勢を覆せず

レッズランド2012年9月9日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ホームと言ってもレッズランドには、あまり良いイメージは持っておらず、ピッチコンディションは言わずもがな、それに拍車をかけるのは、観戦のし難さにあったのですが、中で観戦できるとこれだけ大会開催の会場として様になってしまうものなのかと納得させられました。

と言うのは、この試合限定ということらしいですが、今日は土手側のグラウンドでの試合でピッチサイドまで入れるようになっていて、真横から観戦することができるようになっていました。非常に見やすかったです。

先週、大原で青森山田高校に勝利し、連勝で更に残留に向けて良い状況に持っていきたい浦和レッズユースの今日の相手はコンサドーレ札幌U-18となります。アウェイでの前回の対戦では、厳しい試合展開から後半のものすごい反撃で引き分けまで持ち込んだものの、相手のやっているサッカーのレベルの高さを実感した試合でもありました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に28番森亮太、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と14番関根貴大、FWが左に32番小川紘生、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

10番中村駿介と12番小坂慎太朗は、累積で出場停止。20番広瀬陸斗は、学校行事でいないとのことでした。

序盤は、浦和の前線からの超が付くぐらいの攻撃的姿勢が相手の組み立てをさせず、見事にはまった試合展開を見せます。

5分には、21番進昂平からのパスを受けた14番関根貴大がシュート、10分には、14番関根貴大のインターセプトから21番進昂平のポストプレーからの仕掛け、14分には、21番進昂平が裏へ出したパスに14番関根貴大が抜け出して仕掛けるなど、今更ながらではありますが、21番進昂平と14番関根貴大が近い位置でプレーする形でのメンバー構成となったことで、この2人の連係からの仕掛けが何度も見られました。

また、32番小川紘生のシュートや、7番長谷優も惜しいシュート場面を作るなどするものの、決定的な場面が続いた中でシュートが枠をそれる回数も多く、浦和の攻勢ながらもなかなか先制点を生み出すことができません。

18分に2番新井純平のオーバーラップからのクロス、20分には、32番小川紘生からのクロスに21番進昂平のヘディングシュートと攻勢が続く中で、ようやく23分に浦和に得点が生まれます。

中盤でパスを受けた14番関根貴大が右前線を走る7番長谷優にパスを通し、そのまま持ち込んでゴール。

1-0と先制します。

その後も、21番進昂平から7番長谷優にパスが通りシュートまで持ち込む場面や、25分のフリーキックの場面では、珍しく6番西袋裕太が蹴り、グラウンダーで狙ったシュートは、一瞬ミスキックにも見えましたが、ゴールの右にわずかに逸れたものの、枠を捉えていたらゴールになっていたかもという、惜しいシュートでした。

おそらく、決定的な場面は、ゴール以外にも3,4回あったと思いますが、シュート精度を欠いて結果的に前半は1-0で折り返します。ちょうど、出場停止だったりで、組んだやや急造の形だったとは思いますが、実にはまっていて、トップ下の14番関根貴大はトップ下ですが、フォワードに近い位置でプレーすることが多くトップ下の広い位置を16番岸伯富実が上手く使っていましたし、ボランチの19番須藤岳晟も、その16番岸伯富実とちょうど良い距離感を保ちながらバランスよく動けていたと思います。

何より、前線の攻撃が相手の組み立てをさせていなかったことも前半を浦和のゲームにした要因だと思います。

この試合、左サイドバックで初スタメンとなった28番森亮太ですが、最初はやや硬さはあったものの、何度か、らしいプレーも見せることができていました。この経験を、今後に生かしてください。

さて、この流れで後半に上手く追加点を奪えれば、試合を有利に進めて行けると思った矢先、出端にサイドから崩されていきなり失点し1-1の同点に追いつかれると、ここぞとばかりに攻めてくる相手を防ぎきれず、5分に更に失点をしてしまい1-2と逆転されてしまいます。

こういうところが、さすがにプレミアの上位にいるチームだと思わされるような、ここで得点を奪えば試合のペースをひっくり返すことができるというところで上手くやられてしまい、更に逆転まで持っていかれたことで、気持ちがやや守備のところに行き、当然相手も行けると思って自信を持って仕掛けてくることから、今年の浦和が陥りやすい劣勢の時に中盤を省略してしまうような流れになってしまいます。

それでも、これまでの試合に比べると、中盤を経由してだったり、つないで組み立てなおそうという試みも見られたのですが、勢いの出た相手に対して、前半ほど思うように行かず、前線でのプレスも相手のミスを誘うほど激しくできなくなっていたりと、やや悪循環になっていたと思います。

21番進昂平が前線で体を張っても、やや守備に意識を置くために下がってプレーする頻度の増えた14番関根貴大が前線に意識を置いた時には、21番進昂平のポスト、14番関根貴大が受けて、展開して仕掛けるという形を作れてはいましたが、攻撃に転じた時の中盤と前線との距離が引きすぎてしまって、機能しなくなっていました。

例えば、今日のベンチメンバーを見てみると、8番繁田秀斗だったり、23番條洋介と中盤で変化を加えてくれそうな選手はいたのですが、交代の選択肢は、前線の個人技でなんとかしようというものだったのか、29分に32番小川紘生に代えて11番大野将平という選択でした。

劣勢の状況の根本的な改善とは、思いにくい交代の中で、守備の連係が上手く行かなかったところで、PKを与えてしまい1-3と2点差にされてしまいます。

また2枚目の交代は、32分に28番森亮太に代えて4番西澤秀平という選択で、3バックにして、2番新井純平を高い位置に上げるという形にしていました。

実際に、11番大野将平が惜しいシュートを放つ場面も見られたり、7番長谷優のドリブル突破から惜しい場面は作ったものの、これまでのような試合終盤の迫力を見せるまでも至らず、試合はそのまま1-3で終了となりました。

本当に、もろ刃の剣のようなサッカーのため、悪く転んでしまうとこうなってしまうということでまとめて良いのでしょうか。

中村駿介や広瀬陸斗がいれば何とかなった、で片づけて良いのでしょうか。

その試合の中で、何が起こっているから劣勢になっているかとか、深いところまで考えるのではなく、一人に対して一人の交代で個の力で何とかしてもらおうという発想なんですね。1人の交代で、数選手の動きを再び活性化させるような意図とかはないのかもしれませんね。

やっている選手は大変かと思いますが、結果は必要です。踏ん張って次の流通経済大学柏高校戦では、勝ち切ってやりましょう。

 

試合後、いったん車で家に戻り、大原サッカー場で行われたトップチームの栃木SCとの練習試合を観戦してきました。出場停止だった中村駿介はスタメンで前半45分間出場、小坂慎太朗は後半15分から出場。互いにJ2らしい激しいプレッシャーの中でも持ち味を発揮していました。中村駿介の良さは今更説明する必要はないですし、色々な練習生が参加していますが、プレーは一味違います。

また、小坂慎太朗も、まず非常に落ち着いてプレーできていたことや、左サイドバック(途中から左前線)でプレーして、サイドから切れ込んでシュートまで持ち込む場面を作ったり躍動していました。

ユースで少しもやもやしていたのですが、先週の試合後の紅白戦同様、選手が伸び伸びとプレーして持ち味を出してくれている姿を見て、気持ちが結構晴れました。

また、一週間頑張りましょう!

レッズランド2012年9月9日レッズランド2012年9月9日レッズランド2012年9月9日

 

 

 

レッズランド2012年9月9日レッズランド2012年9月9日レッズランド2012年9月9日

 

 

 

レッズランド2012年9月9日レッズランド2012年9月9日レッズランド2012年9月9日

 

 

 

おまけの写真。

高円宮杯プレミアリーグ2012/09/02 第11節 浦和レッズユースvs青森山田高校 3-2勝利・・・打ち合いに転じて今回は競り勝つ

大原サッカー場2012年9月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、大原サッカー場で行われた高円宮杯プレミアリーグの青森山田高校との試合を観戦してきました。昨日に引き続き、天気がやや不安定で、この試合も序盤は結構な大雨の中での試合となりました。その後は降ったりやんだりで、試合が終了するころには、やや晴れ間・・・までは行かないものの、最後の打ち合いでの勝利によって雲を吹き飛ばして光差すというか、そんな感じの天気でした。

さて、なかなか結果が出ない状況の中、先週から再開したプレミアリーグですが、先週の試合もものすごい展開の中で、最終的には、引き分けに持ち込んだものの、試合自体をどのように判断して良いのかは複雑な状況でした。

この試合もまた、時間帯によってはサッカー的な部分を考えて、ここをこうすれば良いのにあまりそういう指示がでないな~とか、思う部分もありつつ、終盤はとにかく打ち合いに競り勝てという展開に持ち込まれました。

それらの時間帯を分けて、考えるべきなのかな~という試合です。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と20番広瀬陸斗、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

中盤省略型の攻撃となった序盤は、やや前線と後ろが分断された形の中で前線に入った時には14番関根貴大が鋭く仕掛けたり、7番長谷優が仕掛けたりでき、この試合では21番進昂平がスタメンに入ったことで前線でのフィフティのボールなどでしっかり競り、ポストとしても機能するような形にはできるはずでしたが、中盤との距離が空いていることで、そこへボールが入った時に上手く生かすという形が思ったほどはできていなかったようにも思います。

それでも、21番進昂平がパスを受けて右の7番長谷優に出してそのままゴールへ向かって走り込み、クロスにヘッドで合わせるなどのチャンスも作れていました。

攻防と言う部分では、どちらに転んでもという感じではありつつ、浦和の方がやや鋭い攻撃をできているというイメージながらも、バックラインからの長いパス、前線の数人で攻めるという形になっていることから、流れが相手に移った時には、前線へのパスがカットされての素早い攻撃から守備が受け身になってという展開にもなりかねないとも言えるものでした。

ただ、中盤省略でボールタッチが少なくなっていた19番須藤岳晟が攻撃に対して意識して動いた時には、チャンスになる場面も多く、例えば、10分に19番須藤岳晟が中盤でボールを受けて右の7番長谷優につなげてクロスから20番広瀬陸斗が狙うなど良い距離で攻撃に絡んだ形で実際に得点に近い形も作れていました。

前半で言うと、もっとも浦和が得点に近づいた形としては、14番関根貴大が縦へのパスで裏に抜け出してペナルティエリアに進入してパスを受けた場面だったと思います。

鋭く攻めてギリギリのところでディフェンダーに防がれてしまったものの、おそらく最初のトラップが思ったより長くなってしまったと思われ、ここが思うようにできていれば、得点できていたと思います。

攻めの形を作る回数では浦和が多かったものの、決定的な場面では青森山田の方が勝っていた前半だと思います。実際、シュートを外してくれたから助かったという場面が2度ほどありました。

しっかり競り、しっかりキープはできていたものの、なかなか思うように結果に結びつくプレーまでは行かなかった21番進昂平ですが、前半終盤には、いずれも14番関根貴大からだったと思いますが、左からのクロスに対して迫力のある飛込みを2度ほど見せていました。ゴール前でああいう飛び込み方ができる選手はなかなかおらず、少しでも緩めると触ってゴールに入れるという動きをしていたと思います。

前半は0-0で終了し、迎えた後半。

前半と比べて、19番須藤岳晟が意識的にタイミングで前線の選手との距離感を縮める動きを見せることで21番進昂平が落として19番須藤岳晟が受けて左右に展開してというい攻撃があったり、16番岸伯富実の攻撃の部分での動きも多くなり、攻撃の連携や崩すための動きなどがかみ合ってきて良い感じになってきたと思っていたところで20分に21番進昂平を下げて10番中村駿介が入ります。

確かに攻めのオプションで10番中村駿介をこのタイミングで投入するのは大賛成なのですが、前線での起点となる動きをしていた21番進昂平をどうしてここで下げるのかと思ったのが本音です。とりあえず、ここまでをサッカー的に考えた、試合の中で修正しながら良い流れになっていく過程として完結させてもらいます。

ここからは、今年は非常にこうなることが多い、打ち合いに競り勝つ戦いの時間と説明するとイメージがわきやすいと思います。

10番中村駿介の鋭い攻めにより、まずはサイドを切り裂いて横パスを受けた20番広瀬陸斗がシュート。これが決まり1-0と先制します。

ただし、この攻撃の形になると、守備も何かおかしくなるということがよくあるのですが、恐れていた通り、27分にヘッドで決められて1-1とされてしまうと、31分には相手も勢いよく攻めてくる中で、守備の寄せが甘くなり、あっさりとゴールを決められてしまい1-2と逆転されてしまいます。

で、浦和も負けじと32分に14番関根貴大がドリブルで仕掛けつつ前線に抜ける10番中村駿介にパスを通し、10番中村駿介がそのまま持ち込んでゴール左隅にグラウンダーでシュートを決めて2-2の同点。

この得点の後、7番長谷優に代えて32番小川紘生を投入します。

ちょうど、この打ち合いに転じた時間帯は16番岸伯富実の攻撃的な意識も相当高まっているのが見ていて感じ取れるくらいで、パスを受けて裏へのパスを何本も狙って通そうとし、そこに14番関根貴大や32番小川紘生、10番中村駿介が勢いよく飛び出していきます。

同様に相手の攻撃も激しく、35分には、ゴール左隅を狙った強烈なシュートを放たれるも18番関口亮助が反応してはじき出し逆転を許しません。

そして後半もロスタイムに入ろうかというところで、まず2番新井純平が左から攻め上がりシュートを放つと、これはキーパーに防がれるもコーナーキックのチャンスを獲得し、このコーナーキックからの(直接か、一人経由したかは未確認)ゴール前への速いボールに対して20番広瀬陸斗がおそらく足先でそらしたと思いますが、これがゴールに吸い込まれて、ついに浦和が逆転に成功します。

3分のロスタイムの中で、上手く時間を使い、16番岸伯富実に代えて17番立野峻平が入り、更に4番西澤秀平も交代で入る準備はしていましたが、試合はこのまま終了しました。

ノーガードの打ち合いと言うか、そういう展開に切り替えて、これまでは引き分けまで持ち込むことがほとんどでしたが、ここに来てついにその戦い方で逆転まで持ち込むことができました、という試合です。

現時点では、残留争いという状況ですので、とにかく欲しかった勝ち点3が、難しい相手と思われた青森山田高校との試合で取れたのはかなり大きいと思います。

これで、順位は8位と降格圏を脱出し、更に上の順位にいる3チームと勝ち点差3という状況になりました。そもそも、今年のプレミアリーグは東京ヴェルディが走っていてそれ以外のチームは混戦状態なので現時点でも2位までは十分に射程圏とも言えるのがなんとも複雑なところです。

こういうスリリングな打ち合いも結果が出るなら受け入れる姿勢を見る側としても持つべきなのかなと思う部分もあります。そして、クラセンが終了した時にも書きましたが、さっさと残留は大丈夫と言う状況まで持って行ってもらって、チームの作り方としておかしいと誰もが思っている部分は、そこからまた考えて行きたいとも思います。

だって、例えば、守備のところでは今日も高さで安定した守備を見せていた6番西袋裕太の狙い澄ましたロングフィードはものすごい武器になるのに、今やっているサッカーだと中盤を経由しないことが多くなっているため、相手ディフェンダーがロングボールに対して警戒している状況がほとんどなので、警戒されてしまっていて活きないとか、守備ラインの攻撃的な部分での特長も見てきている身としては、ほんとうに色々な意味で良さが殺されている部分も感じます。

見方によると、この試合での交代後の攻め中心の構成が悪いと聞こえてしまうかもしれませんが、個人的には、10番中村駿介であったり14番関根貴大の攻撃の部分での本当の凄さというものを見てきている身としては、彼らがもっと攻撃的なところで躍動できるのに、それすらも半減させられているように感じるのも事実。

でも、今は半分「どうしてだろう?」と感じながら、それでも彼らが攻撃を頑張ってくれることで、ここまで得点できているという個人能力的な部分をシンプルに評価して見ようとも思います。

で、今日は試合後に、紅白戦があり、じっくり見させてもらったのですが、怪我していた選手が元気にフル出場している姿があったり(安東輝のこと)、こういうプレーもできるようになっているのかというドリブル突破を見せた選手がいたり(倉本隼吾のこと)、とにかく紅白戦とは思えないくらい全選手が全力のプレーで、見ていて相当楽しい時間を過ごさせてもらいました。

改めて、浦和レッズユースには、能力の高い選手が多いことを実感しつつ、紅白戦でもこれだけの戦いを見せてくれるのを見て、少しホッとした部分もありました。

来週も苦手なコンサドーレ札幌ですが、倒してやりましょう!

ではでは。

大原サッカー場2012年9月2日大原サッカー場2012年9月2日大原サッカー場2012年9月2日

 

 

 

大原サッカー場2012年9月2日大原サッカー場2012年9月2日大原サッカー場2012年9月2日

 

 

 

大原サッカー場2012年9月2日大原サッカー場2012年9月2日大原サッカー場2012年9月2日

 

 

 

おまけの写真。

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/08/26 第10節 浦和レッズユースvs静岡学園高校 6-6引き分け・・・残り5分で勝負する

静岡学園高校グラウンド2012年8月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

夏の暑さのせいか、それ以外に何かあるのかはわかりませんが、最近は判定が「あれ?」という場面が連発する試合があまりにも多いですよね。結果的に、一つ一つにイライラしても仕方ないので、とりあえず、そういう判定に有無を言わせず結果を残して終わった後に、「勝ったから良いけど、いくつか判定に疑問が残るところもありましたよね、はい。」みたいなことを、クールに語れるような感じにできると良いなと、見る側としても考える今日この頃なのですが、今日の試合は、危険な報復行為に対して、そこをスルーされた時には、声が出てしまいました。

と、そんな前置きをしつつ、今日は、クラブユース選手権などでほぼ1か月ぶりに再開されたプレミアリーグの第10節、静岡学園高校戦を観戦してきました。場所は、静岡学園高校グラウンドになります。

対戦相手の静岡学園高校には、ホームで敗れていたり、昨年は、この場所で逆転負けを食らったりと、あまり良いイメージがないので、すっきり勝ってもらいたい部分と、選手たちがストレスを抱えるようなもろもろの状況もなんとなく伝え聞きながら、クラセンは切り替えて応援すると決めたものの、やはり今後のためにも、プレミアリーグはしっかり見届けておかなければならないし、書かなければならないことも多く出てくるんだろうなということも頭にあったり、なんとなく落ち着かない状況で観戦することになりました。今年はなんとも言い難いことがたくさんです・・・。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に8番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

構成や戦術としては、クラブユース選手権の流れを繋いでと言う感じですね。

正直なところ、今日は、実際に聞いたわけではないので良くわかりませんが、試合開始から、プレーが軽い印象がある選手や、必要以上にイライラして試合に入っている印象の選手が見受けられて、何かちょっとおかしな雰囲気を感じました。

それでも、試合の入り自体は悪くなく、8番繁田秀斗から左の14番関根貴大、裏に抜ける10番中村駿介に渡しての仕掛けや、14番関根貴大のシュート、19番須藤岳晟から右の前線のスペースに走る20番広瀬陸斗に鋭いパスを通しての仕掛けなど見られ、10分のピンチの場面でも2番新井純平が体を張って守ったりと大荒れするような試合になるという感じでもなく、実際13分に10番中村駿介のゴールで先制するところまでは、違和感は感じながらも試合の流れとしてはそこまで悪くなかったと思います。

しかしながら、24分に同点に追いつかれると、28分にも再び失点しあっという間に逆転されると、35分にはPKを与えてしまい、1-3とされてしまいます。

ただ、なんというか攻め込まれる場面はあったものの、対処が悪かったと言い切れるものばかりではなく、しっかり対応したはずなのに足に当たったボールが相手に良い位置に流れたり、不運もプラスしてという形からの失点もあったのは事実です。

相手に研究されているな、と感じる部分も多くあり、それに加えてリズムも悪く、どうも攻めが単調になる傾向もあったものの、前半の終盤に直接FKのチャンスで10番中村駿介が見事にゴールを決めて2-3と1点差に詰め寄って前半は終了します。

ビハインドを負った状況で、後半は前半に悪かった部分を修正をして、必要であれば適した交代を適した時間で行ってくれるだろうと、ベンチワークを期待しつつスタート。

5分に失点し2-4、こういう展開になった時には攻撃的な交代が来るかと思ったら、24分に19番須藤岳晟に代えて16番岸伯富実を投入。

25分に再び失点し、2-5。

逆転勝利するには、4点必要ですが、攻撃的なところでの交代をする気配なし。

残り10分についに動きます。

32分に8番繁田秀斗に代えて23番條洋介を投入。更に33分に7番長谷優に代えて32番小川紘生を投入。更に36分に14番関根貴大に代えて21番進昂平を投入。

実際には、上記のような時間帯でしたが、試合が止まった時間などもあったため、時計の上では残り5分くらいというところで、ようやく21番進昂平を投入したような感じですね。

いわゆる、21番進昂平には5分で4点分の仕事をして来いという状況ですね。凄い考え方です。

交代の直後くらいに、更に失点があり2-6という状況で同点まで4点、逆転には5点が必要となりました。

まず、85分に中盤でパスを受けた32番小川紘生が右前線の20番広瀬陸斗にパスをだし、折り返したパスを21番進昂平が合わせてゴール。これで、3-6。

続いて、87分に、ドリブルでディフェンダーを抜いて21番進昂平が再びゴール。これで4-6。

この後、10番中村駿介に代えて34番茂木力也が入ります。

アディショナルタイムに入った直後くらいに、左サイドを突破した32番小川紘生のクロスを20番広瀬陸斗がつめてゴール。これで、5-6。

更に、再び32番小川紘生が左サイドからクロスを入れたところに6番西袋裕太があと一歩でシュートという状況を挟みつつ、試合終了間際にPKを獲得し、2番新井純平が決めて6-6。

結果的に6-6の引き分けで終了となりました。

すごく、今日はブログを書く際のポイントが絞りにくい試合でした。

まず、前半は先制点の後にもう2回ほど落ち着いてシュートを枠に飛ばせばゴールだったという決定的な場面が2回あったけど決められなかった。サッカーでは、こういう展開になると追いつかれて逆転されてという形になってしまうことが多いわけで、そういうありがちな展開になってしまった部分。ここは、単純に同じことを繰り返さないように今後はしてほしいだけですね。

もう一つは、判定に関して。これは、試合終了間際の浦和の同点に繋がる部分で、この判定に関しては細かいところは正直自分が見ていた位置からは判別できないので書きませんし、これについて静岡学園を応援している方とどちらが正しいとか言い合いをするつもりもないのですが、これまで主審から見えていなくて線審からは見えていただろうという部分で、指摘してくれなくて浦和に不利な判定が続いていた中では、やや驚きの、主審が見逃していたPKの判定を線審がしっかり見ていて指摘したというケースでした。

で、ブクメ個人的には、最も判定で許せなかったのは場合によっては怪我に繋がるような報復行為で、14番関根貴大だけに警告が出た場面で、報復行為を行った選手は、当たらなかったものの、倒れながら14番関根貴大を蹴ろうとしていたのは事実だったのにそこが見逃されたことは残念です。

他の判定は、最初に書いた通り、勝ってから、クールに指摘できるような感じで良いかと。試合中にイライラしすぎて、本来の力が出せないのはもったいない。

後は、得点が必要なところで、明らかに相手ペースでチームが機能していない状況で、ベンチワークが後手後手すぎると思うのですが、何かそれに関して深い事情があるんでしょうかね?

正直、残り5分で4点取ってこいの状況で気迫前面のプレーでポストプレーをしたり、2点と言う結果を出した21番進昂平や起点になったりアシストをした32番小川紘生は、さすがだと思いますが、明らかに前線での収まりどころが必要で数選手が消えてしまっているという場面でも21番進昂平はずっと出されずに点差がかなり開いているのに、そこまで彼を使わない理由がどこにあるのか理解できないのが本音です。

帰宅して、夕食をとって、風呂に入って、一息ついて、落ち着いたつもりで書いた文章がこんな感じです。

あとは、現地で試合を見ていた方の判断にお任せします。

 

来週末の試合は行くことができません。ですが、ものすごく試合の時間帯は、選手がどのような表情でどのような難しい状況の中で戦っているか、そこをどう乗り越えてくれるか、すごくすごく気になっていると思います。

その思いが少しでも、届けば嬉しいです。

ではでは。

静岡学園高校グラウンド2012年8月26日 静岡学園高校グラウンド2012年8月26日 静岡学園高校グラウンド2012年8月26日

 

 

静岡学園高校グラウンド2012年8月26日 静岡学園高校グラウンド2012年8月26日 静岡学園高校グラウンド2012年8月26日

 

 

静岡学園高校グラウンド2012年8月26日 静岡学園高校グラウンド2012年8月26日 静岡学園高校グラウンド2012年8月26日

 

 

おまけの写真。