どうも、浦和サポブクメです☆
浦和レッズユースの新井純平が参加しているU18日本代表のイスラエル遠征。彼自身のプレーは良かったとは思うのですが、2日前のU18ドイツ代表との試合は、試合自体は完敗ということで、悔しい思いを払しょくするべく、今日のU18イスラエル代表にはすっきり勝利して欲しいと思っていました。
まず、スタメンに選ばれるかどうかということが気になっていたのですが(U17の時は、前の試合スタメンの時には次の試合が控えになることが多かったので・・)、この試合もスタメン出場となりました。ただ、ポジションがいつもの右サイドバックやたまにやるセンターバックでもなく、左サイドバックでの出場でした。
この試合は、ビンヤミナという駅の目の前にある、ペタフ・チクヴァ・スタジアムという新しいスタジアムで行われました。なかなか良いスタジアムでした。試合の動きがしっかり見たいということで、バックスタンドの一番上あたりで観戦していたので、ただでさえぼやけ気味の写真が、今回は更に遠くなっております。ご了承を。。
ということで、スタメンは以下になります。
GKが18番中村航輔(柏レイソルU-18)、DFがセンターバックに3番田口翔太郎(JFAアカデミー福島)、2番ハーフナー・ニッキ(名古屋グランパスU18)、左サイドバックに8番新井純平(浦和レッズユース)、右サイドバックに6番川口尚紀 (アルビレックス新潟ユース)、MFが真ん中が16番松本昌也(JFAアカデミー福島)、7番秋野央樹(柏レイソルU-18)、左に9番早川史哉(アルビレックス新潟ユース)、右に14番中川寛斗(柏レイソルU-18)、FWが11番鈴木武蔵(桐生第一高校)、19番南野拓実(セレッソ大阪U-18)
となります。
交代は、いずれも後半で、63分に14番⇒12番溝田光(三重県立津工業高校)、68分に9番⇒13番小林祐介(柏レイソルU-18)、16番⇒17番三島頌平(帝京大学可児高校)、73分に11番⇒15番木下康介(横浜FCユース)、76分に19番⇒20番田村亮介(京都サンガF.C.U-18)、82分に8番⇒10番平澤俊輔(JFAアカデミー福島)
実力では明らかに日本のが勝っているはずですが、イスラエルは初戦でドイツに勝っているということで、どういう戦いになるのか注目しながら試合が始まったわけですが、前線に勢いのある選手がいるものの、だいぶ攻めるためのスペースは簡単に開けてくれるという印象だったのですが、センターバックの選手の対応がやや散漫な部分がありつつ、両サイドバックとの連携も少しずれているところで簡単に突破される場面が多く、その流れで前半の早い時間に一気に2失点というまずい流れになるものの、やはり攻撃選手がやりやすいようなスペースは空くために攻撃で攻めこめる回数も多く、23分に同点ゴール、34分にはコーナーキックから2番ハーフナー・ニッキが打点の高いヘッドでゴールし2-2、さらにすぐ後に今度はショートコーナーからのクロスに3番田口翔太郎が合わせて3-2、一気にたたみかけるかと思ったら前半終了間際に同点に追いつかれて3-3。
後半の18分に11番鈴木武蔵が決めて4-3、更に35分に20番田村亮介が決めて5-3、最後は15番木下康介がダメ押しで40分にゴールで6-3ということで終わってみれば大勝となりました。
左サイドバックでスタメン出場した8番新井純平は、さすがに右サイドバックの時と比べてやりにくそうな印象は受けましたが、要所要所では落ち着いたプレーで守備もできていましたが、攻撃参加に関してはドイツ戦の時ほど迫力のあるオーバーラップからのクロスなどは、見られませんでした。
今の時代のサイドバックは両サイドができて当たり前という印象をフル代表のクラスでも見ているので、今後左でも右と同じくらいのクオリティのプレーができるようになるためには、今日の経験はプラスに作用すると思いますし、何よりこのイスラエル遠征は、U18のメンバーがほとんど呼ばれていなかったり、国内の大会で重要な試合が控えているような選手の招集もなかったことから、今後このカテゴリで再びそれらのメンバーも含めて先行されたときに呼ばれるためのアピールができるかどうかという意味でも、注目していたのですが、浦和サポとしてひいき目に見てしまう部分を差し引いても、かなりしっかり存在感を見せつけたと思いますし、起用されていた出場時間を考えても、評価されていたのではないかと思います。
この試合も前の試合同様の現地に住む方と一緒に見ていたのですが、前回同様、8番の新井純平は唯一守備ラインで安心して見ていられると評価してくれていました。そういうことだと思います。
今回のU18日本代表を見たときには、センターバックに関しては、得点に名前を連ねているようにセットプレーでの攻撃力や高さと言う意味での強さではレベルの高さを見せてくれてはいたものの、正直なところ簡単に裏を取られる場面も多かったり、致命的なパスミスをしたりが何度も見られたことが事実で、攻撃の部分でも、能力の高さを見せる選手が多い分、ゴール前でのプレーがやや雑だったり簡単に失う部分も見られましたので、このチームとしては2年後のU20ワールドカップを目指したチームだったと思いますので、ある程度メンバーが固定されてきた時にどれだけ今回苦戦した選手たちも含めてチームが成長しているか楽しみです。
ということで、写真載せます。
ということで、見られなかったU18ポルトガル代表との試合も含めて1勝2敗という結果に終わったU18日本代表。確かに直近に本気で臨む大会がない限りは、特に代表チームの場合には、育成や選考など含めた、勝負よりも大事にされるものがあるかとは思いますが、過去のウズベキスタンやメキシコの時にしろ、今回のイスラエルにせよ、特に今回イスラエルでは現地で働いている日本人の方やそのお子様と一緒に試合を見たり話を聞いたりしていると、日本から離れた場所に住み働いている日本人ほど、カテゴリは関係なく日本代表がその場所で試合をすることが分かった時には相当活躍を楽しみに試合に足を運んでいる様子がうかがえます。
今回、知人の息子さん(イスラエル人の奥さんを持つ方の息子さん)は、イスラエルより日本が好きでこの試合がサッカー観戦初体験ということで、試合前から相当楽しみにしており、正直最初にいきなり散漫なプレーで2失点を喫した時には、少しがっかりしたような表情を見せていました。
ただ、結果的には6点取って勝ったことで、試合後相当機嫌良く試合を振り返って、楽しかったと言っていました。代表を背負って遠征して試合をするということの意味を見る側としてこういうケースを見たときに知ることになりました。
ということで、あっという間の4日間でしたが、イスラエルの本当の試練は出国の時と強く強く言われているので、気合いを入れて明日空港へ向かいたいと思いますw
少し迷ったものの、足を運んで良かったと強く思える遠征でした。
ではでは~。
・おまけ
ちょうど運よく、この大会の空き日の14日にヨーロッパリーグのマッカビ・ハイファvsシャルケ04の試合があり、ハイファまで足を運び、試合を見て来ました。なんか、一番前で、なんか目の前に内田がいましたよ。でも、ここに連れて来てくれた方が、マッカビ・ハイファの熱烈なファンの女性で、シャルケ04が2点リードした後半終盤に「帰る!」の一声でスタジアムを後にしたんですけどね。マッカビ・ハイファは今シーズンが例年にないほど苦しいシーズンになっているらしく、調子の悪いチームにありがちなチャンスに決められず、相手にはしっかり決められてしまうという悪循環の試合となりました。内田は、飄々と良いプレーしてました。