第67回国民体育大会サッカー競技(少年男子) 準々決勝2012/10/2 埼玉県vs大阪府 1-3敗戦・・・勝つためのチームと育成

飛騨古川ふれあい広場2012年10月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

国体の少年サッカーも3日目に入りました。1回戦、2回戦と勝利した埼玉県は、シードで2回戦から登場してその2回戦を快勝で勝ち上がってきた大阪府との準々決勝に臨みました。

この国体に臨む大阪府のチームと言うのは、直接毎大会見ているわけではありませんが、どの大会でも強烈なメンバーを組んできて強さを見せているため、この準決勝で大阪府と当たる可能性が高いということで、見る側としてはこの準々決勝が、埼玉県の優勝へ向けての大きな山と考えられていました。

毎大会、強いというのですから、とにかく国体で勝つためのメンバーを作り上げるという方針のチームなのでしょう。

今日は、試合に関してはあまり細かく触れるつもりはありません。

大まかにまずは書かせてもらい、この大会の埼玉県のチームについて思ったことを書かせてもらいたいと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番佐川雅寛(本庄第一高校)、DFが左サイドバックに13番長嶋巧、右サイドバックに2番細田真也、センターバックに4番髙山和真(大宮アルディージャユース)と3番吉原大、MFが左に9番橋岡和樹、右に14番清川大輝、真ん中に6番勝野瑛と8番小野雅史(大宮アルディージャユース)、FWが11番里見直樹(大宮アルディージャユース)と7番菅原朋也(大宮アルディージャユース)

となります。

2回戦同様センターバックが集中力高くプレーできていたことで、相手の人数をかけた迫力のある攻撃の多くを摘むことができていたと思います。そして、やはり両サイドバックに関しては、攻撃参加する機会をあまり作れず、守備に回ることが多くなってしまっていたと思います。

中盤でのプレスに関しても、効果的に作用していたと思いますし、そこで奪うことで相手の攻撃を摘めた部分も多かったと思います。

ただ、攻撃に移った際の仕掛けが単発でサイドから攻めても人数が足りないことが多い印象がありました。

5分に崩されて失点し0-1とされてしまいます。

展開としては、押される時間が大半を占めるものの、失点して数分後に7番菅原朋也のゴールで同点に追いつきます。

この同点ゴールの後は、埼玉が攻撃する回数も増えるものの、逆転までは至らず前半は1-1で終了。

後半は、更に攻められる時間が増えてしまい、10分に失点を喫して1-2と再びリードを許してしまいます。その後は、なんとか堪えていたものの、28分に追加点を決められてしまい、結果的には1-3で敗れました。

交代の流れですが、後半スタートは交代なし。10分くらいに11番里見直樹に代えて10番ンドカ・ボニフェイス、26分に13番長島巧に代えて15番岡野森、後半終了間際に9番橋岡和樹に代えて5番池田壮太朗という交代でした。

そもそも、今年の埼玉県のチームに関しては、既に質の高いプレーが見せられるポジションではないポジションに配置される選手が多いチームの作り方というのが、浦和レッズユースの選手のポジションを見ていると分かるのですが、あえてそういうポジションで経験させつつ、視野を広げて成長させることを目的とするのは、凄く納得できる育成の方法だと私も思っています。

そういうチーム方針が明らかに見える中で、初戦の愛媛県との試合は苦しみながらも、勝ちに持っていくことができ、2回戦の富山県は、やや力の差があり快勝。冷静に大阪府を分析して、あと一つ勝てば最低限あと2試合このチームで経験を積めることを考えて、勝つために展開によっては、慣れたポジションでプレーさせる形をとってみるということをするのか、それとも頑なに、どういう展開でも貫くのか、そういう部分にも注目していたのですが、あくまで方針を貫く交代の流れになっているように感じました。

もちろん優勝を目指して戦っていたとは思いますが、勝つためよりも育成を重視したのかな~という印象も感じました。

ね、見る側は勝手でしょう?1サポーターから見るとこういう風に見えていました。また、このチームに関しては、絶対に負けたくないという気持ちで大差のリードから逆転勝利を飾ったプレ国体の神奈川県との試合を見ていますので、その試合とどうしても比較してしまいます。そこと比べた時には、絶対に負けたくないという気持ちがこの試合では弱かったのではないかと感じる部分もあります。

だから、単純に一つのハイレベルな相手に対してのハイレベルな試合ということを考えて見た時には、その選手の得意なポジションで構成して戦わせてみたらどうなったかな~と思う部分もあります。

それも、育成世代を見るサポーターとしては完全なエゴになります。

最後の最後に出場した5番池田壮太朗がロングスローをした瞬間に、ふとプレ国体の試合を思い起こし、ロングスローから10番ンドカ・ボニフェイスがすらしてというプレーが強烈な武器になっていたその試合で見えた勝つための強みの一つの登場が後半終了間際だったことも含めて、9番橋岡和樹が右でプレーしたのがほんの数分だったことも含めて、なかなか色々なことを考えさせてくれる今日の試合でした。

後は、埼玉県が連戦で既に2試合を戦う中で、その2試合は人工芝の杉崎公園グラウンドで、対する大阪府はシードになっていたために1試合のみしかまだ戦っていない状況で、その試合を今回の天然芝の古川ふれあい広場で戦っているという部分も影響していた部分があると思うので、同条件で戦ってみたらどうなっていたかな~と思う部分もあったりなかったりです。

 

・・・そんな、厳しめのことばかり書いてみましたが、本心はと言うと、チーム作りが難しいトレセンリーグからの国体という戦いの中で、怪我で外れた選手や代表に選ばれてメンバーから外れた選手など、チーム作りの終盤のところで色々な変化を余儀なくされたチームの中で、準々決勝まで勝ち進んでくれたのは、応援する側としては凄く嬉しかったですし、勝利の喜びを2度分かち合わせてくれたことにも凄く感謝しています。

また、車で当日に現地に入り、負けたらその日に帰り、勝ち進むごとに宿をとって観光を楽しもうと決めて行ったので、2つ勝ってくれたことで、かなり飛騨高山という観光地を楽しむこともできましたし、国体の雰囲気を味わわせてもらうこともできました。

そのおかげで、今回の岐阜国体を町ぐるみで協力し合って盛り上げている部分までしっかり体感することもできました。

今回の国体の経験をどれだけ各チームに戻って今後に生かせるかが本当に重要ですからね。生かしてなかったら怒りますからね!

毎回国体の時に書いている言葉で絞めます。今回の国体のように浦和レッズ絡みの選手以外も参加するようなチームを応援すると、他のチームの選手でも愛着が湧くのです。なので、今回の埼玉県のメンバーとして戦った選手は今後気にして見るようになると思いますし、応援します・・・・が、浦和レッズユースと対戦する時は敵ですからね!

それぞれの選手が、今回の経験を良い方向に活かして活躍してください。

ではでは。

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おまけの写真。

 

第67回国民体育大会サッカー競技(少年男子) 2回戦2012/10/1 埼玉県vs富山県 3-0勝利・・・望ましい展開で準々決勝へ

杉崎公園グラウンド2012年10月1日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、U16日本代表のAFC U16選手権に参加するため、国体のメンバーから外れた浦和レッズユースの茂木力也と小川紘生がやってくれましたね! 勝てば来年のU17ワールドカップ出場が決まる準々決勝のシリア戦で勝利して、しっかり代表に参加した意味を示してくれました。

この2人の活躍の吉報を受けて、国体の埼玉県も流れに乗って頂点目指して快進撃を続けてほしいと思っていたら、今日2回戦では、その期待を強くさせるような見事な戦いぶりでの勝利を見せてくれました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番佐川雅寛(本庄第一高校)、DFが左サイドバックに13番長嶋巧、右サイドバックに2番細田真也、センターバックに4番髙山和真(大宮アルディージャユース)と3番吉原大、MFが左に9番橋岡和樹、右に14番清川大輝、真ん中に6番勝野瑛と8番小野雅史(大宮アルディージャユース)、FWが11番里見直樹(大宮アルディージャユース)と7番菅原朋也(大宮アルディージャユース)

となります。

スターティングメンバーは、1回戦と全く同じです。

2回戦の相手は、1回戦で徳島県を破った富山県となります。正直、あまり富山に絡むチームの試合を見たことがないため、どのようなチームというイメージが全くわかないのですが、1回戦を勝利してきたチームですので、基本的にはどこが相手でも気を抜けば、やられるというイメージは持って見させてもらいました。

開始早々に6番勝野瑛が思い切ったシュートを狙うところからスタートし、3分には13番長嶋巧からのロングフィードを受けた7番菅原朋也からのクロスに11番里見直樹が合わせたり、8番小野雅史のクロス気味のシュートなど、埼玉が攻撃のチャンスを積極的に多く作る展開で序盤の主導権を握ります。

少し気になったのは、手を使って相手を引っ張ったり押したりした際のファールの基準がものすごく厳しくて、このくらいは流しても良いだろうというプレーでもすぐにファールを取られることがありました。ぶれるわけではなく、一貫してだったため問題はないものの、いつもならOKのプレーでファールになるためその部分で最初はやりにくそうにも感じられたものの、今日は埼玉県の選手たちがその基準に早めに対応してプレーできていました。

また、ピッチコンディションなのか、詳しい理由はよくわからないのですが、一人の選手がということではなく、多くの選手がドリブルの際のボールコントロールが序盤はうまくいかない印象があり、仕掛けた際にうまくコントロールできずに奪われる場面がすごく目立っていました。

それでも、この試合は埼玉の攻撃の仕掛けがはまる場面が多く、また相手のプレスの速さや仕掛けなどが昨日の愛媛県と比べると緩く、守備のところでも簡単に蹴りだしてくれるなどもあり、終始埼玉県のペースで進められたといえると思います。

特に4番髙山和真と3番吉原大のセンターバックコンビが、すごく落ち着いて安定した守備を試合を通じてできていたこともあり、失点の危険をあまり感じることなく安心して見られましたし、その分、右サイドバックの2番細田真也が攻撃参加する回数も昨日に比べてかなり増えていました。

ただ、昨日と同様だったのは、攻めるもののゴール前で相手にとって危険な場面を作るところまでなかなか持って行けず、得点が奪えないまま前半も終盤まで進んでしまった部分。今日も、前半はスコアレスで後半勝負になっていくのかと思っていた前半32分にコーナーキックのチャンスから、3番吉原大が競ったボールのこぼれ球を11番里見直樹が豪快に蹴りこんでゴール!

すごく良い時間に先制に成功し、1-0とします。

前半でリードを奪えて後半はやりやすくなると思っていたら、更に前半のうちに追加点を決めてくれます。このゴールは、左サイドバックの13番長嶋巧の攻撃参加からの流れでの得点になります。まず、左サイドバックの位置から中盤くらいまで押し上げたところでパスを受けて、そこからドリブルで仕掛け、クロスを上げると見せかけて一つフェイントを入れて相手ディフェンダーを完全にかわしきったところでファーサイドへクロスを上げると、14番清川大輝がヘッドで折り返したところに11番里見直樹が押し込んでゴール。

見事な展開で2-0とし、前半2点のリードで折り返すことに成功します。

後半スタートから、11番里見直樹に代わり10番ンドカ・ボニフェイス、14番清川大輝に代わり15番岡野森が入ります。

この段階で、15番岡野森は左の前線に入り、14番清川大輝のいた右の位置には9番橋岡和樹が入りました。

たびたびブログで触れているので、なんとなくピンときたかたもいるかもしれませんが、9番橋岡和樹にとっては右の前線はもっとも慣れた得意なポジションで、ここに入るとプレーの質が明らかに変わるのですが、後半右に移ってからのプレーは、かなり迫力のあるものを見せてもらいました。前半の左の位置でも仕掛けてチャンスを作るプレーは多いものの、右の場合は直接狙っていく姿勢や動きの質も変わります。

中のスペースへ移動してパスを受けた9番橋岡和樹が、オーバーラップする2番細田真也にパスを出して、クロスから10番ンドカ・ボニフェイスのヘディングシュートまでのプレーも結果的に、スペースに動きスペースを空けて2番細田真也が攻撃しやすい形に動いたことで更に効果的になったもので、前半も多くみられた受けて、サイドに出してクロスに誰かが合わせるという3人での得点への仕掛けよりも更に得点の可能性が感じられるプレーになっていたと思います。

また、前の試合で決勝ゴールを決めた10番ンドカ・ボニフェイスのポストプレーの強さは、この試合ももちろん健在で、今日はそれに加えて直接ゴールを狙う姿勢も強くプレーしていたことで攻撃の迫力は増していました。

そのような流れの中で、この試合を更に楽にする3点目が決まります。

10分に、右サイドをオーバーラップする2番細田真也に向けて4番髙山和真の正確なロングフィードがつながり、2番細田真也がゴール前へクロス。ここに10番ンドカ・ボニフェイスがヘッドで合わせてゴール。

35分ハーフの試合で後半の10分で3点目が入ったことで、かなり楽な展開に持ち込むことに成功します。

この3点目の後の13分に13番長嶋巧に代えて16番松崎洸星が入ります。この交代により、9番橋岡和樹が再び左に戻り、16番松崎洸星は右の前線に入ります。

U16日本代表でもそうなのですが、結構今年の埼玉県のチームは、あえて選手を本来のポジションではないところで起用するというケースが多く見受けられるのですが、ここも3点リードしたことで再び9番橋岡和樹を左に戻したことや、右前線であまりプレーしているのをいたことがない16番松崎洸星をあえて右前線に入れるというのは、やや驚きましたし、同時に、リスクはあるものの、選手の成長を促すうえでも、凄いことをするなと思う部分もありました。

この3点目が入ったところで、相手が攻撃に比重を置いてきたことなどもあり、埼玉県は攻撃に気持ちが行っている選手が多くなっていたことから、16分に決定的な場面を作られてしまったものの相手のシュートは枠をそれて失点は免れ、さらに22分にも決定的な場面を再び作られるものの、ここは1番佐川雅寛の好セーブでなんとか防ぐことができました。

3点をリードした状況で残り10分くらいの時間まで来て、埼玉県は、今後の試合のことも考えて控えの選手を含めて全選手がピッチに立てるような交代をしていきます。

まず、25分に1番佐川雅寛と12番後藤大輝(大宮アルディージャユース)というゴールキーパーを交代。この時間帯、やや相手の攻撃を受けることもあったところなので、ここでのゴールキーパーの交代の時も凄いことするなと感じつつも、そういう場面での交代は、ただ出場機会を与えるための交代ではなくて、しっかりそういう時間帯を凌げというメッセージでもあるでしょうし、選手としてはプレッシャーがかかる部分はあるものの、無失点で抑えれば、得られるものは、大きいよなとも思いました。

29分に7番菅原朋也に代えて5番池田壮太朗(浦和東高校)が入り、これで登録メンバー全員がピッチの上に立つことになりました。

3得点を奪った以降も埼玉には多くのチャンスがあり、その中でも惜しかったのは、最初は右前線のプレーで思うようにプレーできていなかった16番の松崎洸星が、29分に2番細田真也からのクロスに対してうまくゴール前のスペースに入り込んでボレー気味に合わせるもののキーパーに防がれてしまいます。ゴール左隅に低い弾道でかなりスピードのあるシュートになっていたので、これは相手のキーパーを褒めるしかない場面だと思います。ゴールにはならなかったものの、こういうスペースを見つけて入り込んで先に触るプレーは流石でした。

同様に、試合終了まであと数分というところで、15番岡野森からのクロスにピンポイントで16番松崎洸星が合わせて、これもかなり良いコースに飛んだもののゴールにならず。

この2つの惜しいチャンスは、得点にはならなかったものの、いわゆるゴール前で相手に脅威を与えるプレーでしたので、失敗したと思わずにこういうプレーを続けてもらいたいです。

そして、3点目を奪った10番ンドカ・ボニフェイスが残り時間も、ポストプレーでの強さを存分に見せつける場面が多くみられました。

勝ち進めば毎日試合が続く中で、うまく交代を使い全選手がピッチでプレーする展開を作れたことや、短い時間ながら、その選手が得意なポジションでプレーさせながら、ある程度伸び伸びとプレーさせたところで、再び別のポジションで経験を積ませるとかもありましたし、そういう一つ一つのベンチワークも含めて、見る側としても、こういう意図があるんだろうな~というのが伝わってきたことも含めて、密度の濃い試合になっていたと思います。

そして、この試合でもそうだったのですが、直接ゴールに絡むプレー自体はそこまで多くないために、あまり名前は出てこないのですが、中盤での6番勝野瑛の摘むプレーがあることや、8番小野雅史の左右にパスを散らすプレーが、かなり効果的に機能していると思います。

ただ、やはりまだ個々の持ち味を周りが生かし切れないために単発的なプレーになってしまう回数も多いので、そういう部分は1回戦より2回戦が良くなったように、準々決勝では更に良くなるように期待しています。

さてさて、明日の準々決勝の相手は大阪府になりましたね。

国体において、毎大会安定して強いチームですし、下馬評通りに勝ち進んできていますので、手ごわい相手だと思います。ただ、今日のセンターバックの安定感をベースに集中して戦っていければ、実際に見ていないのでわかりませんが、相手の攻撃陣が迫力のある攻撃を仕掛けてきても、十分対処できるでしょうし、今日よりはサイドバックも守備の意識を強くする必要が出てくるかもしれませんが、今日攻撃参加した時に精度高くチャンスにつなげていたように、少なくても攻撃参加できる時には、決定的な仕事ができるような集中力を持って臨んでください。

1回戦2回戦が人工芝で、残り試合は場所が変わって天然芝になるらしいですが、それも人工芝の今回のグラウンドでやや苦しんでいる印象があった埼玉県の選手にとってプラスの変更として出てくるようにも期待しています。

勝ちましょう!

ではでは。

杉崎公園グラウンド2012年10月1日杉崎公園グラウンド2012年10月1日杉崎公園グラウンド2012年10月1日

 

 

 

 

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おまけの写真。

 

第67回国民体育大会サッカー競技(少年男子) 1回戦2012/09/30 埼玉県vs愛媛県 1-0勝利・・・運も味方につけ前進

杉崎公園グラウンド2012年9月30日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

やってきました国体の季節!この大会の出場権を決めるプレ国体では、劇的すぎる試合を見せてくれた埼玉県少年男子。

今年の国体の本戦は岐阜県で開催されています。サッカーの少年男子の開催地は、岐阜の市街よりも富山に近い、飛騨高山になります。

ちょうど台風18号が日本を直撃していて、予報ではキックオフ予定の13:30くらいが結構まずいということでしたので延期になってしまうことも覚悟しつつ足を運びましたが、試合開始時間を1時間早めるなどの措置が取られて、結果的に雨の時間帯とやや風が強くなる時間もありましたが、試合には影響せず開催されました。

さて、埼玉県の1回戦。対戦相手は愛媛県となります。昨年の国体に行けなかったこともあり、愛媛県と聞くと2年前の千葉国体の時に埼玉県を敗退に追いやったチームとして強く印象に残っていてちょっと怖い存在として頭に残っていることもあり、戦っている選手たち以上にリベンジしてくれと勝手に思って見させてもらった部分もありつつです。

では、試合に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番佐川雅寛(本庄第一高校)、DFが左サイドバックに13番長嶋巧、右サイドバックに2番細田真也、センターバックに4番髙山和真(大宮アルディージャユース)と3番吉原大、MFが左に9番橋岡和樹、右に14番清川大輝、真ん中に6番勝野瑛と8番小野雅史(大宮アルディージャユース)、FWが11番里見直樹(大宮アルディージャユース)と7番菅原朋也(大宮アルディージャユース)

となります。

怪我の関係、U16日本代表の関係などもろもろもあり、当初のメンバーや国体のプログラムに載っているメンバーとは、代わっている部分もあります。結果的に、メンバーを書き出してみるとキーパーの佐川雅寛の本庄第一高校を除いては、浦和レッズユースと大宮アルディージャユースで構成されたチームで臨む形になりましたね。

あえてそうしているのか、ポジションに関して、本来の得意とするポジションが右の選手が左になっていたり、いくつか気になるポイントがありつつ、その影響もあったのか、初戦の硬さもあったのか、試合にリズムよく入ったのは愛媛県の方だったと思います。

細かいパス回しからテンポよく攻めてくる相手に対し、浦和は全体的にボールの収まりや連携があまりうまくいかないようでした。

その中で、6番勝野瑛が中盤でプレスをかけて相手の攻撃を摘んだり奪って攻撃を仕掛けるという意味で、精度の高いプレーを見せ、そこから奪っての埼玉の攻撃という形では何度か惜しい形を作り出すことができていました。

ただ、やはり前線での攻撃に関しては、個々の持ち味は出そうな動きはしているものの、それが数人でつながって連携で相手を脅かすところまではいかないという印象。

埼玉の攻撃を試合の流れで見ていきますと、怪我から復帰して本大会に間に合った2番細田真也のオーバーラップからのクロスに11番里見直樹がヘッドで狙った場面が3分。9番橋岡和樹と7番菅原朋也がうまくパス交換とポジションの移動をしながら攻め上がった13分。6番勝野瑛から大きく左に展開して14番清川大輝に繋げて仕掛けた15分。8番小野雅史がループ気味に狙ったシュートを放った17分。2番細田真也からの縦方向のロングパスに抜け出した11番里見直樹のループ気味のシュート。22分に相手のミスパスを奪った14番清川大輝のシュート。11番里見直樹のポストから、6番勝野瑛にあてての右前線の14番清川大輝へ繋げての攻撃、左前線の9番橋岡和樹にパスが出る場面も多かったと思います。

狙いとして、「お!」と思う場面を簡単に書き出しただけでも結構あるのですが、ゴール付近でのプレーが相手の集中した守備のためか、埼玉の選手が急ぎすぎていたのか、もったいない失い方をしてチャンスを逸するという形も多かったように感じます。

相手が鋭く仕掛けてくる場面に前半の序盤は受ける時間もたびたびあったのですが、ある程度慣れてきたところで守備陣も安定して跳ね返せるようになり、試合としてはどちらにも大きな主導権を与えずに、0-0でハーフタイムを迎えます。

後半に入り、11番里見直樹に代わり10番ンドカ・ボニフェイスが入ります。

ちょうどハーフタイムに入る直前くらいからぽつぽつと雨が降り出し、後半は時間帯によってはやや雨が強めに降る時間帯もあったりで、前半以上に滑りやすくボールをコントロールしにくい状況になりました。

プレ国体の時に、かなりの確率で高いボールに対してしっかりポストプレーを成功させていた10番ンドカ・ボニフェイスが後半から入ったことでシンプルに当てた時に意識的に近い位置やこぼれ球を生かそうとする動きをする選手が出てきて、攻撃に厚みが加わったように思います。

実際10分の10番ンドカ・ボニフェイスのポストプレーから14番清川大輝が抜け出しての仕掛けや、8分にも同様のポストプレーで7番菅原朋也が抜け出して仕掛けるなど、ここからの攻撃が最も得点のにおいのする流れになっていました。ただ、やはりゴール近くまで持って行ってからの決定機を作るという部分では少し工夫が足りないことも多く、チャンスの多さを生かせないという印象も同時にありました。

よく主導権を握っているチームには、フィフティのボールがこぼれてきやすくなることがサッカーではありますが、その意味では、こぼれ球が埼玉の選手に来る確率は高く、主導権はやや埼玉にあると言える展開にはなっていたのかもしれません。

大きなピンチという場面では、後半はそこまで多くはなかったものの、そのピンチになった原因が埼玉の選手の連係ミスからなど来ていたことで、相手の選手のシュートミスに助けられて失点を免れた本当に見ている側はやられたと思ったくらいの大きなピンチがありつつ、もちろんキーパーの1番佐川雅寛の好セーブに助けられた場面や2番細田真也や13番長嶋巧のサイドバックが守備に比重を置いてうまく対応していたことで防いピンチもありますが、決定的なチャンスを作られた場面で失点しなかったのは、運が味方してくれたのでしょう。

試合終盤になると、なんとなく延長戦に入りそうだという雰囲気にもなっていたのですが、アディショナルタイムに入ろうかというところで、14番清川大輝が右サイドからドリブルで持ち上がりクロスを上げると相手ディフェンダーのクリアボールが真上に高く跳ね上がります。そのボールに対して10番ンドカ・ボニフェイス高い打点でヘッドで合わせてゴール右隅に決まります。

土壇場で1点を奪った埼玉県が残り時間をうまく使い、結果的に1-0で勝利を収めました。

試合自体は、どちらに転んでもおかしくない展開でしたが、こういう展開の試合をしっかり勝利で終えることができたのは大きいと思います。今日の埼玉の出来自体は、何度か観戦したトレセンリーグや、プレ国体の試合での良い時の攻撃の迫力や連携と比べると、あまり良さが出せていなかったような印象がありましたが、その中で結果が出たことが多きく、いわゆる連日試合を行って優勝を目指す形式の戦いなので、試合を経るごとにチームの状態が上がっていく形が望ましいとも言えますので、明日さらによくなり勝利して、明後日はさらによくなり勝利して、ピークのところで決勝で優勝、そんな流れになれば良いかと思います。

今日の試合でも、なかなか得点が奪えないところで、一瞬ポジションチェンジをして前線の右左を入れ替えたところで大きなチャンスが作れた場面もありますし、やや攻撃は自重して守備に重きを置いていた13番長嶋巧が後半終盤に左サイドを攻め上がって仕掛けた場面で大きなチャンスになったように、リスクを負うことで大きなチャンスを作ることも今後は更に試合展開によっては必要になってくると思います。

ただ、何はともあれ初戦というのはこういう試合になりがちなので、そこを勝てたことが大きいです!

この勝利を勢いにして、明日の富山県では、さらに前進したチームの強さを見せてください!

ではでは~。

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おまけの写真。

 

国体関東ブロック少年男子 代表決定戦2012/08/19 埼玉県vs神奈川県 3-3 延長4-3勝利!・・・ 大逆転で本大会へ!

駒沢オリンピック公園総合運動場(第二球技場)2012年8月19日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いやはや、ものすごい底力、凄いものを見させてもらいました!

ではでは。

・・・と、まとめてしまっても良いくらいの凝縮した強さを今日は見せてもらいました。

9月末からの国体出場を目指しての戦い。昨日の東京都との試合でも、その底力の片鱗は見せてくれていたものの、結果的には敗れてしまい、グループ3位vsグループ4位の試合を勝利した神奈川県と、グループ1位との戦いに敗れて1試合の勝利での国体出場を逃したグループ2位の埼玉県が、1枠を争い行われる代表決定戦が今日でした。

場所は昨日の夢の島競技場から駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場に移しての試合になりましたが、やや古めの人工芝グラウンドという感じで、ちょっと代表決定戦をやるにはピッチコンディションとしてはやりにくそうな印象がありました。

見る側としても、スタンドだと完全に逃げ場がなく、日が出ていると観戦するだけでも結構過酷な環境になっていました。

さて、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番佐川雅寛(本庄第一高校)、DFが左サイドバックに5番荒木聡太、右サイドバックに15番小島幹敏(大宮アルディージャユース)、センターバックに2番植木亮太(大宮アルディージャユース)と3番吉原大、MFが左に14番清川大輝、右に9番橋岡和樹、真ん中に8番小野雅史(大宮アルディージャユース)と7番小川紘生、FWが11番里見直樹(大宮アルディージャユース)と16番ンドカ・ボニフェイス(浦和東高校)

となります。

浦和の選手に関しては、ある程度このポジションはできるだろうというのは選手ごとに分かるものの、他のチームの選手はどうであるかわからないのですが、おそらく今日は、慣れないポジションの選手も含め、基本的にはスタメンメンバーのみで戦わなければならないような状況だったように見えました。アップしている選手はいたのですが、「もう出られるのかな~?」みたいな声がその選手に対しての近くにいた人の会話で聞こえてきたりしたので、そういうことなのだと思います。

この国体のブロック予選のメンバー選出の条件など少し分からないことが多いのですが、埼玉県に関しては、怪我人、怪我明け数名が登録メンバーに入っており、出場できるメンバーの中でも昨日2名退場者を出しているので2人出られない状況。

昨日の試合で群馬県を4-0で下して勢いのある神奈川県で相手の攻撃力に苦しむ可能性があることは予想されていましたが、予想以上に相手の前線の勢いに苦しめられる展開でスタートします。

U16で、神奈川県で印象のある選手として、昨年浦和レッズジュニアユースが高円宮杯出場を決めた関東予選の決勝戦の川崎フロンターレU15との試合に出場していた三好康児という選手が記憶に残っていて、この選手がいると厄介だと思ってプログラムの神奈川県の選手を眺めていて、14番三好康児と載っているものの横浜F・マリノスユース所属となっていて「同姓同名の別人がいるのかな?」と思っていたものの、実際にプレースタイルを見ていると、おそらくその厄介な三好康児だったと思うんですね。

前半は、正直やや攻撃を受ける時間が長く、前線でもなかなか球が収まらない中で、14番清川大輝の個人突破などで時折惜しい場面を作るものの、主導権は神奈川県が握っていたと認めるしかないと思います。

6分に、ペナルティエリア内でハンドという微妙な判定でPKを取られて失点し0-1

そこからは、なんとか堪えるものの、前半終了間際の32分と34分に連続失点で0-3

PKの判定が微妙なところを考えると、30分くらいに7番小川紘生がドリブルでペナルティエリアに進入して倒された場面もPKになるべきだったとは思いますが、その場面はPKにならず。

35分ハーフの試合と言うことを考えると、この時点での3点ビハインドというのは、かなり厳しい状況でハーフタイムを迎えることになったのですが、3点を取った後に、なんとなく、相手のチームの攻撃陣にいつでも点が取れるという雰囲気で更に追加点を奪えるような決定機を外しても、ベンチも含めて気が緩んできているような雰囲気も感じ、更に昨日の試合の結果というものを考えると、無失点で大量得点で比較的楽に勝ててしまっていた神奈川県と、一人少ない状況でも、あきらめずに一時はリードするかなりの接戦を繰り広げた埼玉県という状況を考えると、後半の速い時間に1点返せれば、何かが起こる可能性は十分にあるだろうとも考えることはできました。

後半がスタートし、やはり相手の攻撃陣には、やや雑な部分が見られるようになり、埼玉の選手は、更に気持ち強く試合に入っている様子がうかがえる中で、3分にコーナーキックのチャンスで8番小野雅史の蹴ったボールを14番清川大輝がヘッドで押し込んで1-3とします。

この追撃弾により、更に勢いを増した埼玉は、前半はややポストプレーという部分で期待されながらも思うようにできていなかった16番ンドカ・ボニフェイスが、かなり高確率でロングボールに対してタイミングよくジャンプし競り勝って頭ですらしてこぼれ球に他の選手が反応して攻められる場面が多くなります。

その形がピタリと決まったのが13分のゴールの場面で、ロングボールを16番ンドカ・ボニフェイスが頭ですらして前線のスペースへ落とし、そこに11番里見直樹が走りこんで受けて持ち込んでのゴールで2-3と1点差に迫ります。

この後も、16番ンドカ・ボニフェイスのポストプレーからのチャンスも多く、そこに今度は2番植木亮太のロングスローという武器が加わり、相手ゴールに近いところではスローインでもコーナーキック並に相手を脅かせる機会が増えます。

ただ、決まりそうで決まらない状況が続き、時計は進んでいき、後半も残り数分となったところで、ついに同点ゴールが決まります。

ゴールに近い位置での2番植木亮太のロングスローから混戦状態になったところで、7番小川紘生が気迫のゴール!

ついに試合を振り出しに戻すことに成功します。

このまま試合は3-3のまま終了し、昨日に引き続き延長戦に突入します。

そして、延長後半に逆転ゴールが入るのですが、この場面もロングスローからのゴールになりました。

試合時間も残り3分くらいのところで、2番植木亮太のロングスローを16番ンドカ・ボニフェイスが頭ですらし、14番清川大輝が気迫で押し込み4-3。

後は守りきればというところで、相手にペナルティエリア内の混戦で決定的な場面を作られたものの、おそらく9番橋岡和樹だったと思うのですが、キーパーも飛び出していて押し込まれていたら同点にされていたというところで、相手のシュートを体でブロックして失点を防ぎ、後は上手く時間を使い、勝利!

もう、お見事と言うほかないくらいの後半からの戦いぶりで見事逆転勝利を果たし、同時に9月末からの国体出場を決めてくれました。

後半の一つ一つのゴール(やシュート)は、まさに一つ一つに「気迫の」という形容詞を付けても良いのではないかというくらい気持ちの入ったものばかりでした。

色々細かいことをもっと書きたいところですが、今日は、余韻に浸っていたい気分です。浸らせてください!

ではでは~。

駒沢オリンピック公園総合運動場(第二球技場)2012年8月19日駒沢オリンピック公園総合運動場(第二球技場)2012年8月19日駒沢オリンピック公園総合運動場(第二球技場)2012年8月19日

 

 

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おまけの写真。

 

国体関東ブロック少年男子2012/08/18 埼玉県vs東京都 2-2 延長3-5敗戦で代表決定戦へ・・・ プラスの要素を大事に戦えば問題なし

江東区夢の島競技場2012年8月18日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

国体出場を目指す埼玉県のU16トレセンメンバーが、国体出場を決める最後の舞台がやってきました。1年は早いもので、昨年ひたちなかで、トレセンリーグでは苦しんだ埼玉県のメンバーが戦ったこの舞台での様子が昨日のことのように記憶に残っています。

今年のトレセンメンバーはグループ2位で通過したため、昨年のように1つ負けたら終わりという状況ではなく、まずは1位のチームと対戦して勝てば国体。負けても、3位vs4位の勝者と戦って勝てば国体と2回チャンスを与えられます。ただ、1つ勝てば良いから楽と言えるものではなく、逆に2位でここに来た場合には、1位のチームと対戦することになり、敗れた場合には、翌日に勝って勢いに乗る相手と対戦するので、条件としてはどのチームも同じかと思う部分もあります。

今日の試合に関しては、メモも取りながら見ていたのですが、大まかなポイントだけ書き出したいと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番佐川雅寛(本庄第一高校)、DFが左サイドバックに2番植木亮太(大宮アルディージャユース)、右サイドバックに9番橋岡和樹、センターバックに13番茂木力也と3番吉原大、MFが左に5番荒木聡太、右に14番番清川大輝、真ん中に6番勝野瑛と8番小野雅史(大宮アルディージャユース)、FWが11番里見直樹(大宮アルディージャユース)と15番小島幹敏(大宮アルディージャユース)⇒訂正:廣井恭平(武南高校)

となります。

関東ブロック大会のプログラムのメンバーの中には怪我をしているメンバーもいることから、照らし合わせて違う選手も何人かいますので、浦和の選手に関してはあっていると思いますが、その他のメンバーに関しては、確認できた部分掲載していますが、間違っていたらすみません。

このチームを見たのは、一か月前のトレセンリーグが初めてでしたが、浦和レッズユースと大宮アルディージャユースのメンバーの長所がうまくミックスされていて、チームとしても可能性がある、構成になっているという実感がありました。

正直なところ、今日は、試合開始からの相手の迫力ある攻撃に対して、危険な場面を多く作られ、前回の試合ではできていた中盤からの組み立てや、前線でのポストプレーを使った形ができなくなっており、いつ失点してもおかしくないような状況が多かったものの、1番佐川雅寛の好セーブでギリギリ失点を防いでいたものの15分にセットプレーから失点。

受け身の時間が長い試合の中で、失点したことで、やや苦しい展開が予想されたものの、そこは、ジュニアユース時代から決めるべきところで決めるサッカーを見せてくれていた浦和レッズユースさすがというところで、少ないチャンスの中から6番勝野瑛からスタートした攻めから14番清川大輝が、決めて24分に1-1の同点に追いつき、この得点から埼玉の攻撃のチャンスも増えたものの逆転ゴールは奪えず、前半は1-1で終了。

後半も、やや相手の攻撃にてこずる場面が多かったものの、前半と比べるとチャンスの数も増えました。ただ、やはりポイントポイントで相手が勝る(上手く研究されている?)部分があり、埼玉としては、本来できるはずの形ができずに苦しんでいる様子。

後半は、11分に5番荒木聡太に代わり7番小川紘生、26分に11番里見直樹に代わり16番ンドカ・ボニフェイス(浦和東高校)と2人の交代がありましたが、この交代自体、一つのオプションとして上手く機能したと思います。

試合展開としては、やはり東京の攻撃陣に苦しめられる時間が多く、25分に逆転ゴールを奪われて1-2とされてしまいます。

更に攻勢に来た相手に対し、裏に抜け出されてそのまま行かれるとキーパーと1対1で失点の可能性がかなり高く、この時点で2点差に開かれてしまうと、かなり厳しい状況になるところで、13番茂木力也が相手選手を倒して退場となり1人すくない状況になります。ここで相手にフリーキックを決めさせてしまったら、退場覚悟で倒したことが無駄になる可能性もあるものの、ここを防げば残り時間の追いつくチャンスを考えると、必要なプレーだったと意味が出てきます。

で、ここのピンチは切り抜け、一人少ない状況ながらも、最後の最後にセットプレーから、16番ンドカ・ボニフェイスのヘッドで落としたボールを7番小川紘生が押し込んで同点。

2-2で70分が終了し、10分ハーフの延長戦に入ります。

この延長前半の6分に7番清川大輝が決めていったんは3-2とリードを奪ったものの、後半の相手の猛攻の中で3-3の同点にされ、その後、6番勝野瑛が退場し、直接フリーキックから決められ3-4。2人少ない中で同点に追いつこうとしたものの、及ばず、もう1失点して3-5という結果で残念ながら、この試合での国体出場を決めることはできませんでした。

なんか、周りから、この試合の展開に関してややマイナスの言葉が聞こえてきて、少しイライラしてしまう自分もいたりもしましたが、冷静に見たら、この試合はプラスの要素も多く、切り替えて良い試合だと思うんですね。逆に言うと、引きずって次を落としたら絶対にいけない試合とも思います。

退場とか、ミスとかの時には基本的にブログでは名前は出さないようにしているのですが、あえて13番茂木力也と6番勝野瑛の退場を名前を出して書いた理由は、13番茂木力也に関しては、試合を左右する時間帯での判断とすれば、問題ないと思います(ただ、その前で食い止められるように今後はできればベスト。)

また、6番勝野瑛に関しては、これもまたジュニアユース時代にもよく書いていたと思いますが、彼らが終盤にチームとして良くなっていった時に、パスや魅せるプレー以上に、局面で中盤で6番勝野瑛が激しいプレスをかけるための労力を惜しまなくなっていて、それにより危険な場面を事前に回避できたり、奪ってすぐさま攻撃に転換ということもできていました。

今日の試合でかなり押される展開の多い試合の中で、こういう展開にできた一つの理由が6番勝野瑛のそういうプレーだと思いますし、その結果の退場になったと思うので、これも確かに警告を出されないように上手くプレスをかけることを更に磨く必要はあるにしてもプラスの要素です。

14番清川大輝の舞台度胸というか、ああいうチャンスで高確率で決めてくれるプレーや、7番小川紘生のゴールに向かったプレーとか、ポストプレーに関しても、今日は11番里見直樹が苦しんだものの、代わった16番ンドカ・ボニフェイスに可能性が見えましたし、そういうタイプが2人いるので組み合わせ方、相手のやり方次第でのバリュエーションも多いと言えますし、これもプラスの要素。

ただ、今年に入って右サイドバックをやるケースが多くなった9番橋岡和樹は、まだこのポジションでの経験値からすると、今日のような攻撃が鋭い相手に対しては大変な要素も多く、むしろ攻めに魅力がある選手なので前で使う選択肢もあるような気もしましたが、これに関しても、サポーター側からは見えない起用の意図があると思いますので、見守ります。

とにもかくにも、このメンバーには勝負強さがありますから、明日の代表決定戦はそれほど心配はしていません。延長戦を戦って体力的には厳しいかもしれませんが、それすらも跳ね返せるでしょう。

明日の試合を楽しみにしています!

ではでは。

江東区夢の島競技場2012年8月18日江東区夢の島競技場2012年8月18日江東区夢の島競技場2012年8月18日

 

 

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おまけの写真。

関東トレセンリーグU-16 IN関東2012/07/16 – 埼玉県vs神奈川県 1-1引き分け・・・シード獲得らしい

 群馬県立敷島公園 サッカー・ラグビー場2012年7月16日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

関東トレセンリーグU16~国体の時は、埼玉県サポーターとなり、ここに出場している浦和レッズユース以外の選手たちにも愛着を持ち、大会が終わっても、浦和の試合ではないときには埼玉県として戦った選手を応援し続けてしまうという、浦和サポに怒られてしまうであろう恒例のイベント、それが関東トレセンリーグなのです!

毎年、レギュレーションを人に聞き、理解したはずが、次の年にはまた忘れて人に聞いてしまうということで、今年もレギュレーションが微妙にわからない中で、既に国体予選に影響する3試合のうちの2試合が消化された段階で、その2試合は見られておらず、国体予選のシード権を獲得できるかが決まる3試合目で初めて足を運ぶこととなりました。

今年は、関東トレセンリーグU16は、ここまでかなり混戦状態になっているようで、今日の試合の結果でシード権が獲得できるかできないかが決まるというチームがほとんどだったそうです。

埼玉県は、1勝1敗で、当面の順位を争う相手は、山梨県と茨城県と神奈川県で、その中では得失点差で1位という状況でこの試合を迎えました(きっと。)

で、この4チームの中で2位以内で終われればシード権を獲得することができるとのことでした。4チームすべてが1勝1敗でこの試合を迎えており、得失点差で最も優位に立つ埼玉県なので、今日の神奈川県との試合で引き分け以上であれば1位通過か2位通過でシードは獲得できるということです。

ちなみに、シードを獲得できれば、国体予選で一つ勝てば、国体出場が決まり、負けてもシード権を獲得できなかったチーム同士の初日の試合の勝者と対戦し、勝利すれば国体出場できるんですね。

要するに、シードを獲得の利点は、一つ勝てば良く、負けてももう一度チャンスがある、そんな感じです。

さて、試合に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番佐川雅寛(本庄第一高校)、DFが左サイドバックに5番植木亮太(大宮アルディージャユース)、右サイドバックに2番橋岡和樹、センターバックに4番高山和真(大宮アルディージャユース)と3番吉原大、MFが左に9番荒木聡太、右に7番清川大輝、真ん中に6番勝野瑛と8番小野雅史(大宮アルディージャユース)、FWが11番里見直樹(大宮アルディージャユース)と13番廣井恭平(武南高校)

となります。 フォーメーションは4-4-2だと思います。

*()で所属チームや学校を追記していない選手は浦和レッズユースの選手となります。

メンバー表に名前がある選手で言えば、例えば、現在U16日本代表のイラン遠征で不在の茂木力也や小川紘生、斎藤翔太がいなかったり、早生まれで参加している細田真也が怪我ということでいないらしく、実際今年の埼玉県のメンバーでのベストメンバーがどのようなメンバーに該当するのかは全くわかりませんが、今日の試合のメンバーでも、その強さは十分見せてくれたと思います。

まず、試合を見ながら、良い意味で「おかしいな~」と思ったのが、先日埼玉県U16リーグの時に、浦和レッズユースの選手たちの動きにまとまりが見られずに単発単発になりすぎてみたいな文章を書いたのですが、この試合は、周りを生かすプレーが得意な他チームの選手たちと混ざったことからか、個性と連携がうまくできたサッカーができていたように感じました。

特に、この試合でキーになっていたのは、8番小野雅史と11番里見直樹だと思います。8番小野雅史は中盤のバランスを保つプレーができており、プレスで奪いに行くところであったり、いったん落ち着けるプレーだったり、中盤が落ち着いて展開できるために重要な動きをしており、11番里見直樹は、とにかく前線でボールをしっかり収めてくれるため、これによって全体的に特徴を生かしたプレーで攻撃を展開することができていたように思います。

その中で、左前線から9番荒木聡太が仕掛ける回数も多くなり、16分に、この9番荒木聡太からのクロスを7番清川大輝が見事なトラップからシュートを決め、埼玉県が先制します。

その後も、9番荒木聡太が8番小野雅史とのワンツーで抜け出し、再び7番清川大輝にパスを通したチャンスを作った場面や、11番里見直樹のサイドチェンジから7番清川大輝の仕掛けなど、前線での7番清川大輝の動きもうまく引き出され、そのチャンスに絡めるような動きの質も7番清川大輝は見せていました。

右サイドバックの2番橋岡和樹も、時折簡単にディフェンダーに抜かれてしまう場面などはあったものの、攻撃参加の時にはやはり精度の高いクロスを見せていましたし、6番勝野瑛も中盤から前線への早い展開で効果的なパスの供給も多くできていました。

前半を1-0で折り返し、後半も攻撃の際の埼玉県のリズムはよく、8番小野雅史を起点に、左サイドバックの5番植木亮太、7番清川大輝と繋げ、ディフェンダーに囲まれたものの、ボールを受けられる位置にうまく入った11番里見直樹にパスを通して仕掛けていくなど、攻撃の際のリズムは後半も良かったと思います。

守備も、バランスよくできていたとは思いますが、後半の9分にサイドからの厚みのある攻撃から失点してしまい1-1とされてしまいます。

後半は、20分くらいに6番勝野瑛に代えて17番松崎洸星、40分に13番廣井恭平に代えて18番小島良太が投入され、逆転ゴールを狙いつつ、危険な場面も作られつつ、結果的には1-1の引き分けに終わりました。

9番荒木聡太のクロスバーを叩いて、わずかにラインを越えなかった惜しいシュートなどもあったんです、本当に惜しかったです。

この1試合しか今年の埼玉県のチームを見ていないので、わからないことも多いのですが、今日のメンバーは、浦和選手の個性と、周りを生かすプレーをする大宮の選手のバランスが良く、一つの浦和レッズユースのU16が今後チームとして熟成されてくるとこういうサッカーができるようになってくるのかな~という未来予想てきな部分も見ることができて楽しかったです。

日程的なことなどで、確実に行けるかはわからないですが、来月(?)の国体予選と国体本戦と、このチームが今後どのように戦っていくのかも見たくなりました。

国体予選も楽しみにしています!

お疲れ様でした。

ではでは~。 

群馬県立敷島公園 サッカー・ラグビー場2012年7月16日群馬県立敷島公園 サッカー・ラグビー場2012年7月16日群馬県立敷島公園 サッカー・ラグビー場2012年7月16日

 

 

 

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おまけの写真。