Go For 2018 Cup 2日目 2015/12/26 – 勝負強さと、攻守の割合。課題というよりは、今後の変化を考え楽しめる1日

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どうも、ブクメです☆

師走なのでバタバタしています。いろいろやっていたら、ブログの書き始めが日付が変わってからになってしまい、今日の3試合を見て、ギリギリ見に行けそうな3日目の1試合目(9時キックオフ)に足を運ぶべく、本来は、2日目までの6試合が終わった段階で細かくがっつり書こうと思っていたのですが、2日目もざっくりと書かせてもらいます。

3日目の1試合目までを見て、年内にまとめのブログを1回書かせてもらう流れで考えています。

大会2日目!まず安心したのは、1日目で負傷交代した選手たちが問題なくプレーできていたこと。そして、1日目がすごく寒かったと書いていたら、2日目は、風がなくポカポカ陽気になって、うれしい反面、防寒対策万全で足を運んだ方は、逆に荷物にさせてしまったような感じになっていました。観戦環境としても、しっかり風に左右されない1日になったので良かったですが。

ということで、各試合のメンバーと結果など書きます。

まず、第1戦のアルビレックス新潟U-18戦のメンバーと交代は以下となります。

GK1番山田晃士(後半25分⇒18番田桑龍輝)、DFが左サイドバックに16番大西翔也(後半スタート⇒17番立川将吾)、右サイドバックに4番関慎之介(後半14分⇒11番時里元樹)、センターバックに3番橋岡大樹(後半スタート⇒23番関大夢)と2番遠藤凌、MFがボランチに7番伊藤敦樹(後半14分⇒8番高山大智)、左に14番シマブク・カズヨシ(後半14分⇒24番関根束真)、右に5番鈴木海都(後半スタート⇒19番甲斐崇史)、真ん中に10番渡辺陽(前半29分⇒20番荻原拓也)と6番松高遼(後半11分⇒21番弓削翼)、FWが13番長倉幹樹(後半スタート⇒9番川上エドオジョン智慧)

となります。

来季プレミア昇格になるアルビレックス新潟U-18ということで、手ごわい相手と思っていたのですが、相手のメンバーやどのくらいの本気度で大会に臨んでいるかはわからないものの、やや浦和レッズユースペースの一方的な試合になりました。

前半17分に13番長倉幹樹のゴールで先制すると、21分には、1点目を決めた13番長倉幹樹がディフェンダーの裏に抜け出してペナルティエリアでパスを受けたところで相手ディフェンダーに後ろから倒されてPKを獲得。これを10番渡辺陽がしっかり決めて2-0とリードを広げるとさらに、29分に再び13番長倉幹樹が決めて3-0として前半を終了。

点差以上にやや一方的な展開になっていたことから、後半は、結果的にディフェンダーの2番遠藤凌以外の選手がすべて交代してプレーすることになりました。

その後半は、8番高山大智がまず25分に17番立川将吾がサイドから仕掛けてのクロスに合わせてのゴール、そして34分に11番時里元樹のペナルティエリア内での見事な追い込みからのインターセプトからのパスを決めてのゴールと2ゴールを追加して、合計5-0で勝利となりました。

 

まず、第2戦のb戦、アルビレックス新潟U-18戦のメンバーと交代は以下となります。

GK18番田桑龍輝、DFが左サイドバックに21番弓削翼、右サイドバックに24番関根束真、センターバックに42番高橋聡史と23番関大夢、MFがボランチに17番立川将吾、左に44番川上開斗、右に43番影森宇京、真ん中に45番松尾佑介と8番高山大智、FWが19番甲斐崇史

となります。

1日目同様3年生が4選手参加したb戦、この試合はスタートから3年生4人が入る形での試合となりましたが、若干フワッとした試合になってしまったような印象があります。

前半始まって数分であっという間に43番影森宇京からの折り返しのパスを44番川上開斗が決めて先制して一方的な試合になると思われたのですが、11分に同点ゴールを決められると、13分に逆転ゴールを許しビハインドを背負う展開になってしまいます。

それでも、圧倒する感じの試合ではなく、やや相手の攻撃を受ける形もありつつ、29分に、45番松尾佑介からのクロスを19番甲斐崇史がヘッドで決めて2-2と同点にし前半で追いついての後半は、7分に8番高山大智からの裏への見事なパスに抜け出した43番影森宇京のシュート性の折り返しを45番松尾佑介が押し込んで(触らなくても43番影森宇京のゴールになっていたかもしれない)3-2と逆転すると、その後は、13分に45番松尾佑介が倒されて獲得したPKを8番高山大智が決めて4-2、21分には、44番川上開斗のパスを受けて再び8番高山大智が決めて5-2、さらに、22分には45番松尾佑介の果敢な仕掛けからの流れで最後は19番甲斐崇史が決めて6-2とし、終わってみれば、4点差での圧勝となりました。

第3戦のベガルタ仙台ユース戦のメンバーと交代は以下となります。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに16番大西翔也(前半28分⇒20番荻原拓也)、右サイドバックに4番関慎之介、センターバックに2番遠藤凌と3番橋岡大樹、MFがボランチに7番伊藤敦樹、左に9番川上エドオジョン智慧(後半7分⇒17番立川将吾)、右に5番鈴木海都、真ん中に10番渡辺陽と6番松高遼(後半7分⇒8番高山大智)、FWが11番時里元樹(後半スタート⇒13番長倉幹樹)

となります。

ある意味、新チームは、課題を与えてくれるような良い相手とこの段階で対戦できるという点で、恵まれているなとも感じた一戦です。

スムーズにb戦も含めて全勝で来た中で、もちろん、チーム内の意識が高く、レベルも高い戦いができていることで、強さを見せている流れですが、こういう試合も経験しておかないと、今後どこかで躓いたときにバタバタすることも考えられるわけで、その点では、強烈なプレスとサイドからのスピードを武器に、サイド攻撃でガンガン行く中でのすきを狙われたときの守備の課題などが見られた点でもこの試合は良かったと思う部分と、それでも最後は勝ち切ってしまう2015年の終盤の浦和レッズユースの勝負強さを継続した形で結果も残してくれた1戦となりました。

試合開始から、浦和のバックラインに対しての相手のプレッシャーが激しく、その流れの中から、開始早々に失点を喫して0-1とビハインドを背負う形でスタートするも、5分に10番渡辺陽の力強いドリブルからの突破から、最後は11番時里元樹が決めてすぐさま同点と追いつくと、その直後の7分には、左前線を突破した9番川上エドオジョン智慧からのファーへのクロスを7番伊藤敦樹が折り返し、これを10番渡辺陽が見事なコースにシュートを決めて2-1と逆転に成功します。

この段階で、相手の攻撃や狙いに怖さもあるものの一方的な展開になる可能性もあると思われたのですが、逆転の少し後の11分に、左サイドからスピードある突破で仕掛けられて、折り返しのグラウンダーのクロスをバックラインとキーパーのやや中途半端になったスペースを突かれて反対サイドまで通されてしまい、走りこんだ選手に決められてしまい2-2と再び同点にされると24分にサイド攻撃からでサイドの守備がやや手薄になっているところを狙われて、失点を喫して再び2-3とビハインドを背負う形で前半終了となります。

後半に入り、早い時間での同点ゴールが必要な流れの中で、9分に10番渡辺陽のドリブル突破の仕掛けから、たまらず相手に倒されて得たペナルティエリア少し外くらいで得たFKのチャンスを5番鈴木海都が見事に決めて3-3の同点とします。

その直後にも、13番長倉幹樹のペナルティエリア内侵入からのクロスがちょうど相手ディフェンダーにブラインドになる形で抜けたところで10番渡辺陽が合わせるも、シュートは枠をとらえきれず。

それでも、ゴールが必要なところで10番渡辺陽が存在感を見せる状況が立て続けにあり、その後も、8番高山大智からのパスを受けた20番荻原拓也が突破からシュートを狙う形など、相手ゴールを脅かす場面が増えて、迎えた28分に、13番長倉幹樹、10番渡辺陽とパスがつながり、最後は5番鈴木海都が決めて4-3と逆転に成功。

その後も、ペナルティエリア内まで侵入した8番高山大智が倒されてPKではないかという場面もありつつ、そこは取ってもらえなかったものの、逆転ゴール後も追加点のチャンスもしっかり作りつつ、試合はそのまま4-3で終了となりました。

守備に課題が出たものの、それは、守備力がどうということではなく、攻守のバランスの調整を考えたときに、この試合のようにサイドでかなりスピードのある選手がいた場合に、どう対応していくかという課題を早くに得られたという考え方でよいと思います。

守備の意識を高めるというよりは、反撃されたときのリスクをしっかりサイドバックに入る選手が計算してできるようになれば良いということですね。

また、ものすごく速い展開の中で、シンプルに効率の良い展開を見せた7番伊藤敦樹の展開力や、4番関慎之介のサイドから仕掛ける際のテクニックなど、こういう試合の中でより力を見せる選手というのも見られたのも良かったですし、2日目ということでいえば、1日目で思うように結果を出せなかった選手の多くもゴールを決めたことも大きいと思います。

2日目も楽しませてもらいました。

明日も1試合目、足を運べるように私も頑張りますw

ではでは。

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Go For 2018 Cup 1日目 2015/12/25 – 継続、理解できる起用法、競争、疲労の蓄積、様々見られた新チーム初日

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どうも、ブクメです☆

今年もGo For 2018 Cupの季節がやってきました。b戦も入れて、1日3試合、35分ハーフとは言っても、冬のレッズランドでほぼ1日を過ごす3日間というのは、プレーする選手にとってはかなり過酷な環境になります。

ただ、見る側とすれば、正式な新チームは現中学3年生の代が新1年生として合流する来年にはなるものの、大まかに新チームの状況を図る上でも楽しみな大会になります。

昨年は、ほとんど足を運べずだったのですが、今大会は、25日、26日の2日間はがっつり観戦できる予定で考えています(もしかすると27日の9時からの試合まで見られるかもしれません。)

1日目の浦和レッズユースは、11時からvsジェフユナイテッド千葉U-18、14時からb戦のvs浦和東高校、17時からvs岡山作陽高校の3試合を戦いました。

まとめて3試合分書くので、メンバーや交代など中心になりますが、今日は、新チーム初日として、また別要素でも、かなり密度の濃い1日になり楽しませてもらいました。

パッと見で、4-4-2に見えるタイミングがあったものの、この大会は、プリンスリーグ最終戦や、Jリーグインターナショナルユースカップの時に見られた4-1-4-1のフォーメーションで戦っていました。

まず、第1戦のジェフユナイテッド千葉U-18戦のメンバーと交代は以下となります。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに16番大西翔也、右サイドバックに4番関慎之介、センターバックに3番橋岡大樹と2番遠藤凌、MFがボランチに6番松高遼、左に5番鈴木海都(後半23分⇒13番長倉幹樹)、右に8番高山大智(後半5分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と14番シマブク・カズヨシ(後半32分⇒17番立川将吾)、FWが11番時里元樹(後半15分⇒9番川上エドオジョン智慧)

となります。

結果は、後半29分に川上エドオジョン智慧のゴール、後半34分に13番長倉幹樹のゴールと、後半終盤の2ゴールで浦和レッズユーズ勝利。

続いて、第2戦のb戦、浦和東高校戦のメンバーと交代は以下となります。

GK18番田桑龍輝、DFが左サイドバックに20番荻原拓也、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに21番弓削翼と23番関大夢、MFがボランチに7番伊藤敦樹(後半スタート⇒42番高橋聡史)、左に19番甲斐崇史、右に8番高山大智(後半19分⇒45番松尾佑介)、真ん中に24番関根束真と9番川上エドオジョン智慧(後半スタート⇒44番川上開斗)、FWが13番長倉幹樹(後半スタート⇒43番影森宇京)

となります。

後半から40番台の選手が入ってきて、一瞬、外部からの寮に入るとかですでにこっちに来ている中学3年生かと思ったのですが、よく見たことのある顔だと思ったら、3年生でしたw 1月のメキシコ遠征に帯同する3年生が調整含めてb戦に参加しているようです。今日だけなのか、明日以降もそうなのかはわかりません。

また、対戦相手の浦和東高校の19番が浦和レッズジュニアユース出身の斎木大輔でした。

いろいろな点で見どころの多い1戦となりましたが、結果は、後半7分に43番影森宇京からのマイナスのパスをペナルティエリア外から豪快に決めた20番荻原拓也のゴールで先制すると、その後は、3年生のゴールラッシュとなりました。18分に44番川上開斗のゴールで2-0、20分位44番川上開斗とのワンツーで抜け出した45番松尾佑介が決めて3-0、23分に24番関根束真の見事なタッチでのゴールで4-0。そのあとは、45番松尾佑介が2点追加して、出場時間15分ほどでハットトリックを達成して、終わってみれば6-0の大勝となりました。

第3戦の岡山作陽高校戦メンバーと交代は以下となります。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに16番大西翔也、右サイドバックに4番関慎之介(後半28分⇒23番関大夢)、センターバックに2番遠藤凌と3番橋岡大樹、MFがボランチに6番松高遼、左に14番シマブク・カズヨシ(後半16分⇒20番荻原拓也)、右に5番鈴木海都(後半21分⇒9番川上エドオジョン智慧)、真ん中に10番渡辺陽と7番伊藤敦樹(後半25分⇒17番立川将吾)、FWが11番時里元樹(後半スタート⇒13番長倉幹樹)

となります。

前半28分に左サイドに抜け出した10番渡辺陽からのクロス(のあとに、もう一人誰かを経由したような気もする)に2番遠藤凌がヘッドで決めて1-0。

このまま1-0で勝利。

3試合を流れで書いたほうがよく伝わりそうな、そんなスタートの1日だったと思っています。ただ、毎年のことですが、この時期のレッズランドは、寒い!

家を出るときに、思ったより気温が高めだなと思って安心して出てきたのですが、レッズランドについてみたら、かなりの強風。ちょうど、第1戦とb戦は、試合に影響が出るくらいの強風になりました。

ジェフユナイテッド千葉U-18戦は、風を背負う前半は、かなり攻め込み続け、逆に風を受ける後半は、相手に押し込まれて耐える時間も多くなってしまった感じですが、昔からのジェフのユースのイメージ通り、守備が固いな~という印象を持ちましたが、しっかり2点取って勝ち切ってくれました。

b戦は、第1戦より強風の中の試合になりましたが、やや力の差があることに加えて、3年生も入ったということで、やや一方的な試合になりました。

そして、第3戦は、球際の激しさや早い寄せをしてくる相手に対して、対応に苦慮する時間も多くなったものの、結果的に無失点でセットプレーの流れの中から得点を決めることができ、今年のユースの終盤を象徴するかのような、勝負強さも見せてくれました。

個人的に何が楽しかったかというと、Jユースカップからのチームのやり方が継承され続けていて、選手が勝負できるような環境が維持されていたことと、それぞれの選手がある種、スタートの初日から鬼気迫るくらいの強い気持ちで臨んでいるのが伝わってきたことなんですね。

負傷者が多かったことや、1年生の出場する大会やリーグなどを今年はほぼ見られていないため、プレースタイルや特徴が正直わからない選手もいるのですが、その選手の特徴も存分に見ることができ、すごいほめ言葉を使ってしまえば、もし自分がスカウトだったら、今日見た選手の中で、今後もチェックしたいと思うだろうなとういくらい、個々の良さを出すことができていた選手が多かったと思います。

また、起用法についても、b戦まで含めて1日目ということで見ていけば、第1戦のスタメンでなかった選手も、途中出場やb戦でよりよいプレーを見せた選手が、第3戦でもより多くの出場機会を与えられたようにも感じられます。

既に今年も主力で戦っていた1,2年生もいることから、チームとしての動きのところも、スタートとしては、かなりバランスも良かったと思います。

競争がものすごくなることが予感されるくらい、多くの選手が良さを見せていたと思います。

ただ、その反面、今シーズンを長く出場機会を得ていた選手にとっては、戦ってきた試合数や精神的にすり減るような戦いを多く経てきたことでの疲労の蓄積があるようにも感じられ、それに加えて、寒さの中で長い時間外にいるというこの大会の悪い部分での特徴からか、相手選手との接触とは違ったところで負傷(軽いのか、重いのかは不明)するというケースや、思ったより早く体が重くなっているように見える選手がいたのも事実です。

そのあたりが心配されるものの、今年最後の大会、なんとか踏ん張ってやりきってもらえればと思っています。

なんだかんだで、今年残してきた結果が生み出したものは大きいなとも感じています。言われた動きを忠実に実行しないと出場機会を奪われるような、個性が消されてきたやり方がされていたことが嘘のように、選手が勝負すること、やるべきことはしっかりやりながら、個々の特徴を見せることがむしろ求めらえるようになった流れが持続され、そのやり方で結果を出したことで、メディアでも大きく取り上げてもらったことで、おそらく、このやり方が少なくともよくわからないところで、つぶされることは考えにくくなっているのかな~とも皮肉を込めて(良い意味で)考えつつ、純粋にうれしいです。

とりあえず、1日目は、あまり細かい選手のプレーには触れず、2日目の試合まで見て、大会は3日目4日目と続きますが、おそらく個人的には、2日目までが、ほぼ確実に見られる今シーズン最後の見られる試合になるので、そのあとに、まとめて触れようかなと思っています。

2日目も楽しみにしています。

ではでは。

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2015/12/21 2つの最終戦を2日連続で見て、大事なことを再び考える。

どうも、ブクメです☆

土曜日にユースのJリーグインターナショナルユースカップ、日曜日にジュニアユースの高円宮杯U-15 2回戦に足を運びました。

結果的に、今年から始まった大会にJユースカップ上位2チームが参加できるということで、最終戦がここにずれこんだユースの最終戦。残念ながら敗退となってしまったために、最終戦となったジュニアユース。2日間でアカデミーの2つのシーズン最終戦(年内に残っているユースのGo For 2018 Cupは、新チームになるという解釈です。)を見ることになりました。

最初は、それぞれの試合をブログで上げようと考えていたのですが、ちょうどユースの試合の日にブログを書かかなかったこと。2日連続でシーズン最終戦を観戦したことで、まとめて書く機会として捉えるべきかなと思うこともあったので、今回はそういう書き方をします。

文章を書く前に、まず今年のシーズンがスタートする前に書いた「逆境を跳ね返す力」を読んでいただけると、話がつながりやすいと思います。

先にジュニアユースについて書かせてください。

私にとって、浦和レッズというチームは大事なものであり、そこに出合い、かかわり、多くの方と出会い、育成のところまでたどり着き、そこでも多くのことを学ばせてもらいました。

プロのチームの育成組織の中でも知名度がありますから、特に能力の高い選手が多く集まる環境であり、強烈な個性を持つ多くの選手とも出会わせてもらうことができました。

そういう選手が集まるチームということを前提にして、その選手の多くがプロになるために大事な育成というものを、一サポーターという立場から、言いたい放題ブログを始めて書いてきましたが、この何年見つめてきたところから、最低限身に着けなければならない大事な要素が一つあります。

それは、わかりやすい言葉で書けば、「自らに対しての厳しさ」ですね。その厳しさが貪欲さにつながり、強さにつながり、激しさにつながり、見る側に強烈に伝わる要素になります。

よく、サッカーでは、気持ちの強い方が勝つと表現されることがありますが、これも解釈の仕方次第で、これの解釈を間違えると、ある試合は、気持ちがすごく表れているような試合で勝ち切ったのに、その次の試合では、それが帳消しになるような気持負けした試合をしてしまったりします。

トップチームもそういう傾向がありますので、プロだからそれができるとも言い切れないのですが、プロフェッショナルでさらに上に行く、本当に強いプロチーム、プロ選手になっていくというのは、自らに対して常に厳しくできることが大前提だと思います。

その意味では、以前も何度か触れたように、私が思う中では、強さと同時に、必要な要素が見ていて伝わってこない試合が多く、不満でした。

「チームとしての一体感」、大事です。「結果を残すこと」、大事です。

でも、私は、ここまで見てきて大事だと感じたその要素が見えないと不満なんです。

プロになるまでがゴールであれば、もしかすると私が思うことは余計なことなのかもしれません。ただ、能力的に現役のプロ選手よりテクニックがあるような選手は、これまでも多く見てきましたが、「自分に対しての甘さ」に目を向けなかったことで、せっかくの素質を活かしきれていないケースも見てきました。

これは、どの選手でもできることですので、私は、せっかく縁があって応援させてもらえる機会を得て、かかわることができた選手には、まず、そこまで到達してから、巣立って新しい環境で戦ってもらいたいと思っています。

同じ応援する立場であっても、そこにすべてを傾けて、そこでの成功を願って見る方もいるでしょう。チームとして応援できる人もいれば、もちろん、個人を応援するという方もいるでしょう。そして、私のように、それぞれの選手の、その先の未来のほうを重視してみるというタイプもいます。

だから、私は、必要とする要素を感じられなかったことの課題をあえて挙げて、悔しさを共感することは、やめておきます。

私自身も、ジュニアユースに深くかかわることから少し避けてしまうところもあり、多くかかわれなかったのに、偉そうなことを書いていますね、わかります。すみません。

嫌ってもらっても結構です。

ユースの今後の体制もどうなるかわかりませんが、上がるにしても、高校サッカーの道に進むにしても、別の道に進むにしても、厳しさをもってやってほしいです。どんな環境であっても、そこを大事にやっていけば、必ず見えてくるものがあります。今後の、活躍を願っています!

 

ユースに話を移します。

今年のユースの3年生がジュニアユースの頃に、結果の出る出ないは別として、今年のジュニアユースと同じことを私は感じていました。甘い選手が多いなと。ただし、サッカー的なところ以上に大事な部分がちょうどジュニアユースの3年生で徹底的に教えられたことで、ジュニアユースの段階で一つ上の段階に進むことができたのが、今年のユースの3年生だとずっと考えてきました。

それでも、不安定になるのが高校生の時期ですから、本来は、身に着けた厳しさと逆境を超えて得た強さに対して、当然甘さが出てくるのは、わかっていました。本来は、そういうところも見ながら、ブログで触れながらをやってきたかったのですが、すみません、私自身、ユースに起こっていることに、かなり踊らされてしまいました。

方針を見つけて、そこに共感できて、もっと選手それぞれのところに集中して見たかったなと、思い返せば強く感じます。でも、無理でした。

Jユースカップ優勝と、Jリーグが主催していることで露出度も高くなったインターナショナルユースカップの活躍で、メディア的な露出も増え、なんだか、これまで言ってきたことが、実際に結果が出たことで、「そんな育成していたっけ?すりかえていない?」と思う部分もありますが、何度も書きますが、私たち応援する側に見えない部分のことはわかりませんので、監督が本当に大事にしたいことが、そういうことであれば、その部分は私も共感できるな~と思いつつ、でも、コロコロと方針は、多方面からコントロールされて変わっていってしまう、そういうチームなのは、理解しています。大企業は、難しいですね。

そういう部分は、何度も書いているから、やめておこうと思っていても書いてしまう、ダメですね。

ただ、本当にありがとうと言いたいのは、目立つところで結果を出してくれたことによって、大きなところで、育成で大事にしているところが、本当に必要なことであるように語る流れを作ってくれたので、正常なチームであれば、そこを大事にという方向性でしっかり長くやってくる可能性も出てきたのかなと少し期待できるようになりました。

さてさて、とにかく、今年のユースには、感謝の気持ちでいっぱいです。最初にリンクを張った、シーズンが始まる前に書いてことをすべて実行してくれたわけですね。私自身、改めて、その文章を読み返してみましたが、実行が難しいすべてのことを実行してくれた選手たちを誇りに思います。

だからこそ、ここで冷静に考えて言えることは、既にジュニアユースの3年生で強烈に教えられて身に着けていたことを最後に発揮してくれたことは大変評価されることですが、ユースの3年間の中で、自らに対しての厳しさを忘れてしまっている時期も多くあったと思います。

今年の3年生からのトップチームへの昇格はないため、すべての選手が、浦和レッズという組織とは全く違った環境へ羽ばたいていくわけです。

誘惑も多いでしょうね~

甘さを見せても、怒ってくれる人もだんだん減ってくるかもしれません。

より、自分でやることが重要になってくる段階です。

良い環境と感じているところで、仲良くプレーすることで、大事なことを忘れてしまうということも、今年は、少なからず見てきました。環境の良い悪い以上に、その先を考えたときには、厳しく考えて、必要なことを見出して実行していくことが大事になります。

今後の活躍に期待しています!

 

ということで、試合について2試合とも全く触れなかったので、この後に、写真だけそれぞれ載せる記事を上げたいと思います。

ではでは。

プリンスリーグ関東2015/12/06 – 浦和レッズユースvs桐光学園高校 1-0勝利・・・笑顔の最終戦

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どうも、ブクメです☆

まず、メンバーや得点を書いてしまってから、色々書きますね。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに7番高橋聡史、右サイドバックに22番遠藤凌、センターバックに36番橋岡大樹と4番小木曽佑太、MFがボランチに5番中塩大貴、左に2番川上開斗(後半37分⇒24番松高遼)、右に10番堀内千寛、真ん中に14番渡辺陽と8番影森宇京(45分⇒11番中塚貴仁)、FWが21番時里元樹(後半13分⇒19番川上エドオジョン智慧/後半26分⇒13番新井瑞希)

*終了間際に交代準備をしていた3番東伸幸は、入る前に試合終了となりました。

となります。

後半4分に、ペナルティエリア外からの14番渡辺陽の枠をとらえていたシュートが、相手ディフェンダーに当たり少しコースが変わってゴール。

この1ゴールを守りきり、1-0で勝利となりました。

はい、ということで、2015年のプリンスリーグ関東も最終戦となりました。既に前節ホーム最終戦を終えている浦和レッズユースは、アウェイの、かもめパークというところで、最終戦を迎えることになりました。

この3年間、結果的にプリンスリーグ関東では、最終節まで降格の可能性を残すという不本意な連続記録のようなものを残してしまいました。ここ2年は、最終節自体は、勝ち点をしっかり取って終えることができたものの、その残留は、プレミアリーグ参入戦出場チームの結果を待ってからという状況でした。

今回は、前節の翌日のプレミアリーグで降格の可能性があった関東勢が結果を残してくれたことで、ほぼプレミアリーグからプリンスリーグ関東への降格チームが0になった状態で、少し良い風が吹く中での最終節となり、対戦カード的にもここまでの流れを考えると順位も8位から下がる可能性が低いという流れにはなりました。

そんな話を他方から聞きつつ、実際私は、前回のブログで書いたように、プリンスリーグ最終戦は、とにかく悔いを残さずやりきってくれれば良いかなくらいの気持ちでいました。

そんな最終戦は、スタートからそれで臨むのが珍しい4-1-4-1のフォーメーションでスタートとなりましたが、結果的には、その戦い方がしっかりはまったという印象で、同時にやはり長所を消してくるという戦い方を相手がしてこなかったことで、それぞれの選手の特長が出せる試合にもなったと思います。

ワントップの選手は、1人でも、相手バックラインやキーパーへのプレッシャーをかけることを要求されていたことで、かなりの消耗を強いられたと思いますが21番時里元樹は、その役割をしっかり果たしてくれたと思います。はまったとは書きましたが、交代の流れでは、このフォーメーションの1トップに適さないタイプのフォーワードの選手にとっては、かなり難しい起用になったようにも感じられました。でも、頑張ってくれました。

ホームでの対戦の時に、個の力でやられたようなところもあった、相手の危険な数選手が自由にできないような守備もしっかりできていたと思います。結果的に、印象的な選手は何名かいましたが、危険な選手があまり目立たないような試合になったのは、しっかり対応できていたということなのだと思います。

そして、結果的に、2年生ながらキャプテンの9番松澤彰が怪我で離脱してから、そのキャプテンの役割を背負って戦った14番渡辺陽が、奪ったこの試合唯一のゴールが決勝点となりました。今シーズンは、14番渡辺陽が、奪ったゴールが結果的に当該チームから勝ち点を奪い、勝ち点を積み上げさせなかったことも、大きいのかなと勝利した試合や勝ち点1を積み上げた試合を振り返ると思います。

どうしても育成のところを見ていると、早い学年の選手が早くからチャンスを得ると、色々な話が耳に入ってきてしまいます。そういう意味では、ポジションを奪われた上の学年の選手が悔しいのと同時に、早くから出番を与えられる選手や関わる方にも重圧が強いだろうなと言うのは、実際伝わってきます。だからこそ、その中で、最終的にその得点で12得点をあげた渡辺陽が4選手同時にはなりますが、得点王と言う結果で終えてくれたのは嬉しいです。

Jユースカップで優勝をという結果を残してくれたことで、今シーズンのチームに対して、色々言っていた人を黙らせる結果というものを残してくれた3年生の選手の活躍と同様に、結果で示してくれた14番渡辺陽を誇りに思います。

単発の試合にはなりますが、それと同じくらいに誇りに思うのは、累積警告で残念ながら最終戦が出場停止になった20番関慎之介に代わって最終戦の右サイドバックを務めた22番遠藤凌は、おそらく、途中出場はあっても公式戦では初出場だったと思いますが、相手の攻撃を封じる意味で守備力を評価されての抜擢だったと思いますが、公式戦の経験が少ないとは思えないくらい堂々と相手の攻撃を跳ね返してくれました。

不動のセンターバックとして、怪我せずに後半戦を戦った1年生の36番橋岡大樹も同様にこの試合でも、存在感を見せてくれました。

そして、選手によっては、この試合で引退となる選手もいる3年生。

頼もしいの一言に尽きます。

まだ、長野の大会が残っているでしょ?と言われると、頭がややごちゃごちゃしますが、一つの大きな締めくくりとして考えたら絶対にこの試合でしたし、そういう締めくくりの試合で、浦和レッズユースの、「これまで」と「ここから」において、色々なことがしっかり感じられたのも嬉しかったです。

浦和レッズユースには、魅力的な選手がたくさんいることを誇りに思います。

今年の3年生は、表面的なところでの下馬評が低くて、そこしか見ない人にごちゃごちゃ言われるのも悔しいから、結果で示せばよいと、たびたび触れてきましたが、その結果を残してくれて嬉しいです。昇格争いには絡めませんでしたが、逆境下で今年のプリンスリーグは、しっかり最終節で自力で残留をつかみ取りました。

一つ一つ、上回っていく結果もしっかり残してくれたことを見届けました。

また、今年は負傷者が多い1年だったことで、3年生の選手の中にも長期離脱を強いられた選手が多くなりました。

その点では、長く負傷離脱していた11番中塚貴仁が終盤出場して力強くプレーしてくれたことも嬉しく、また、この試合の後に行われた練習試合では、9番松澤彰や12番松尾佑介がプレーしている姿を久しぶりに見ることができたのも嬉しかったです。

ここ最近では、このチームには「不本意」なことが多く起こり、それにより最後まで悔しさを残してという選手も実際に多かったと思います。

色々なことがありましたが、試合後に、選手とご父兄の方々で恒例の写真会があり、その様子を眺めていましたが、その時の選手の笑顔がとても印象的でした。そこでの短い時間が、私たち、このチームの選手たちを見てきたサポーターにとっての財産となるでしょう。

今年は、特に3年生の次の舞台について考える時間や、それを踏まえて、他の試合に足を運ぶということも多くなった1年になりました。そこまで頭に入れながら、3年生の次の舞台での活躍を今から楽しみにしています。

「この大学は、こういうサッカーをしていたから、ここにこの選手が加入したら、このポジションでこういうプレーをしてほしいな」とか、本来の特性がしっかり生かしてもらえると良いなとか、そんなことばかり考えています。

ということで、お疲れ様でしたにならずに、まだ長野で3試合公式戦を戦う3年生の選手もいるという話なので、そこまでを見届けてから、今年のユースのまとめのブログを書ければと思っています。

ただ、最終戦の19日がジュニアユースの全国大会の1回戦と被ってしまっているので、ここはすごく悩んでいます。しばらく悩んで決めたいと思います。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/11/29 – 浦和レッズユースvs川崎フロンターレU-18 2-3敗戦・・・残り1試合、悔いを残さずやってほしい。

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どうも、ブクメです☆

駒場スタジアムでのプリンスリーグホーム最終戦は、カラッとした晴天の中での試合となりました。残り2試合となり、ここ3シーズンは、不本意ながら毎シーズン自力の状況よりも、他チームの状況に左右されるような終盤戦、つまり残留争いという構図に巻き込まれてしまっています。

本当は、今日の試合に関しては、点の取り合いと言う構図になったので、その勝負の分かれ目は、運が左右した部分も大きかったと書きたかったのですが、トップチームの監督も結果を運を理由としてしまったようなので、さてどうしたものかと思いつつ、ブログを書いています。

まず、試合得点経過などを先に書いてしまいますね。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに7番高橋聡史、右サイドバックに20番関慎之介、センターバックに36番橋岡大樹と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半33分⇒17番伊藤敦樹)、右に8番影森宇京、真ん中に5番中塩大貴と14番渡辺陽、FWが左に13番新井瑞希(後半13分⇒19番川上エドオジョン智慧)、右に21番時里元樹(後半27分⇒10番堀内千寛)

となります。

得点経過を書きますね。

前半7分に、14番渡辺陽がペナルティエリア外からシュートを決め1-0。

前半45分に、決められて1-1。

後半9分に決められて1-2。

後半16分に、フリーキックのチャンスから8番影森宇京⇒4番小木曽佑太というここ最近のセットプレーからの相手が警戒していても、得点になる可能性が高いパターンで4番小木曽佑太がヘッドで競り勝って落としたところを5番中塩大貴が受けて反転しながらシュートを放つとこれが相手のハンドを誘い、これで得たPKのチャンスを14番渡辺陽がしっかり決めて2-2の同点に追いつきます。

しかしながら、後半32分に再びゴールを決められてしまい、2-3。

このまま2-3で敗戦となりました。

前節の横浜F・マリノス戦とは違い、相手の特長も存分に発揮されてしまう部分もあったものの、その分長所を消しあうわけではなく、浦和レッズユースの選手の特長も出せるような試合になったと思います。

序盤は、川崎フロンターレの育成チームはこうであろうというやり方を存分に発揮されて、かなり危険な攻撃に苦しめられるという状況でスタートしましたが、この状況をしっかり耐えつつ、早い時間帯で思い切りよいシュートから先制点を奪えたことで、これもまた、相手の印象通り、守備がバタバタし始めたところで、一気に浦和のペースに変わり、攻め込むことができる回数、大きな決定機も数回作ることができたところで、追加点が奪えなかった。

そして、リードして折り返したかった前半のうちに追いつかれて折り返すことになったのも、やや試合の進め方としては、難しくなってしまいましたね。

そして、後半の早い時間に前半の同点ゴールと同じような形で決められて逆転されてしまったわけですが、ここで突き放されなくなったのは、ここしばらくの戦いでの成長の証だと思うのですが、しっかりセットプレーの流れから、同点ゴールまでつなげて2-2にできたわけです。

ただ、そこから逆転して突き放すというところまで持って行けなかったわけですが、その間も決定機は結構あったと思いますが、シュートコースを上手くふさがれてしまってというケースが多かったですね。これを、運が悪かったというのか、それとも、相手のその守り方がやられているようで、意図して防がれていたものなのかは、実は、意図してコースをふさがれていたようにも見えたのも事実です。

しつこいようですが、こういう拮抗した試合や難しい試合で、結果的に敗れるという結果になるときは、積み重ねの差が大きな理由であると私は考えてしまいます。

前節の横浜F・マリノスユースと比べると、かなりつけ入るすきは多くあった今回の相手だったと思います。その相手に対して、現体制で浦和レッズユースでやってきたチーム作りは、選手が自ら状況に対応することを求めることと、やるべきプレーを細かく指示して能力を締め付けることを、どちらも中途半端にやってきてしまったために、必要な状況判断が少し足りなかったことと、相手の攻撃として脅威になる選手、その数選手が力を発揮するエリアを開けてしまうことが多かったところを修正する指示がなかった(あったのかな?)

要するに、見る側としても、それがコロコロ変わる姿を見続けてしまったことで、選手側に原因のウェイトがあるのか、指示を出す側に原因があるのか、それすらも良くわからないのが事実なんですね。

ただ、1つのシーズンという考え方では、もうそういうことを細かく言っていても仕方がないところまで来てしまっています。

残留ということを考えると、日曜日の当該チームの結果だったり、プレミアから降格するチームや、プレミアへ昇格するチームなどによっても変わってくるので、終わったことは仕方がないので、残り1試合では、今のチームで出せる力をすべてぶつけてほしいです。おそらく、最終節も長所をつぶし合うような戦い方ではなく、お互いの武器を出し切ることができた方に結果が付いてくるというような試合になるような気が、なんとなくします。

だから、個性の強い選手が集まる浦和レッズユースの出場するすべての選手が、わかりやすいくらいにその特徴を出し切って、その特徴に自信を持って、最終戦を戦い抜いてください。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/11/23 – 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 1-3敗戦・・・関東勢とのリーグ戦は別物

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どうも、ブクメです☆

ちょうど、プリンスリーグが中断される山梨学院戦の時のブログで書きました、Jユースカップで得られる真剣勝負という経験。負傷者などがあり、Jユースカップからの戦い方も変更になったりしたので、実際にその時に思い描いていた方向とは違うものの、Jユースカップで戦える最大試合数の6試合を戦うことができ、優勝という最高の結果までたどり着くことができ、更に公式戦での空きがなく一週間おきの真剣勝負の流れで、プリンスリーグの再開となりました。

正直、横浜F・マリノスユースというのは、これまで浦和レッズユースを応援する側として見てきた中では、嫌な対戦相手の筆頭ともいえるような相手です。

Jユースカップで残した優勝という結果は、間違いのない実力です。ただし、個々の能力を最大限発揮できるという意味では、対戦相手が、他地域のチームが多かったということが、プラスに作用したこともあると思います。

その個々の能力を最大限に生かすという意味では、再開後初戦のこの試合は、かなり相手に研究されてしまったという印象が否めない試合となってしまったと思います。

優勝という大きな結果から一週間という流れになるため、もしかすると、少し気持ちが緩んでしまうかと心配する部分もあったのですが、その点は、全くなく、よくコントロールできたなと試合開始からすぐに感じることはできたのですが、それでも、体力面、試合への意識の切り替え以外の部分で、大きな大会で精神的にも負荷のかかる試合が続いたことでの疲れが、思ったよりも蓄積されている選手が多かったようにも感じられる試合でした。

それを踏まえて、相手が個々の足元の技術が高い選手が多いために、自信を持ってやってきたプレッシャーをいなされるケースも多いという、やや、状況としては、ここ最近積み上げてきた戦い方では、相性の悪い相手と対峙してしまったともいえるかもしれません。

ということで、試合のメンバーと得点経過など書きますね。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに7番高橋聡史(後半22分⇒10番堀内千寛)、右サイドバックに20番関慎之介、センターバックに36番橋岡大樹と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半15分⇒24番松高遼)、右に8番影森宇京、真ん中に5番中塩大貴と14番渡辺陽、FWが左に13番新井瑞希(後半39分⇒31番シマブク・カズヨシ)、右に21番時里元樹(後半15分⇒35番長倉幹樹)

となります。

前半37分失点0-1

前半38分、21番時里元樹がタイミングよい抜け出しとタッチで駆け引きに勝ち決めての同点ゴール1-1

前半41分失点1-2

後半35分失点1-3

結果1-3の敗戦となりました。

割と落ち着いた展開で試合がスタートするも、要所要所でかなり研究されている印象があり、個々の突破でのこれまで通じた仕掛けが、封じられる印象が強く、攻め込む回数はそこそこあるものの、ゴールを脅かす(ペナルティエリア近くまで持ち込んだということではなく、シュートがキーパーを脅かすようなという意味)形がほとんど作れず。

守備ブロックの作り方も、上手くやられたなと言う印象はありました。それでも、数回精度が高ければゴールの可能性もというプレーが、個々ではなく、中盤やサイドの選手が攻撃参加して、前線と絡んだ場面では作れていましたが、最後のところで枠をとらえられないなどが多かったと思います。

セットプレーでも、数回大きなチャンスを作れていたと思います。

よく、この相手との対戦では、前線攻め込んで圧倒しているような雰囲気でリードを奪って、ハーフタイムに修正されて一気に流れが変わるということも経験してきているのですが、この試合では、得点経過もありますが、後半途中から得点を奪うために、布陣を変えるなど、対応されにくい時間帯での変化という試みによって、打開を図るという意味では可能性のある変更で同点逆転を狙うという点では、良かったと思いますが、結果的に、パワープレーを行う時間帯には、かなり選手が疲弊してしまっていたようにも感じ、そのあたりが、全国大会で戦った時の一週間空いたからということではない疲労の蓄積が出てしまったのかなとも思います、合わせて、身長の大きめの選手としては、一番対峙するのに体力を削られるようなタイプの相手前線の選手を抑えなければならなかったことも響いたかもしれませんね。

これまでできていたことができなかったということは、反省点かもしれませんが、それが同様にできていても苦慮するような相手だったという印象が強いです。

さてさて、プリンスリーグも残り2試合となりました。

残りの相手も、どちらかというと苦手なタイプの相手だと思います。ただ、この短い期間に得てきたもの、自信を持って良い部分を確実に出し切り、その中で、同じ関東勢で2度目の対戦、研究されやすいという点を試合の中で、プレーする選手が意識して、打開することがチーム内、選手間でできていければ、決して悪い結果になるとは思えません。

もしかすると、またよくわからない変更などが起こるかもしれませんが(これまでも度々あったので・・・)、浦和レッズユースに所属するすべての選手の特長を十分に見極めてもらって、総力戦で今年の残り試合を戦い切ってほしい、そういう思いが非常に強いです。

Jユースカップ優勝により、長野での大会が3試合加わり、3年生にとっての今シーズンの残り試合と言うのが、ややあいまいになり、更に、その大会は、最終戦がジュニアユースの全国大会の初戦と重なるため、足を運べないため、今年は、アカデミーを応援する側としては、ややスケジュールには恵まれていない(でも、優勝により得られる公式戦での経験のチャンスが増えるのは良いこと)と思いつつ、まず、プリンスリーグ残り2試合を一つの締めくくりと考えて、しっかり2試合見届けさせてもらいたいと思います。

結果的に、まる3年間、不本意な状況と戦ってきた現在の高校3年生の最後の意地、今後も不安定な状況の中でこのアカデミーで過ごしていく2年生1年生の戦いぶり、そこをしっかり目に焼き付けておきたいと思います。

ではでは。

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2015/11/21 – 平成27年度 第48回関東大学サッカー大会 昇格決定戦2試合目の東京農業大学vs中央学院大学の試合を観戦。

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どうも、ブクメです☆

行楽シーズンをなめてはいけないですね。もともと出足が遅れて、当初3時間くらい余裕をもって下道で行こうと思っていたところを時間的に厳しくなり、圏央道経由で中央道も(ナビがそう言ってた)利用すれば、第2試合に間に合うということで、バタバタと準備をして、Jユースカップ準決勝の会場でも足を運んだ味の素スタジアム西競技場に向かいました。

圏央道は渋滞しない。そんなイメージを持っていたのですが、青梅~高尾山で14キロの渋滞とか。晴天の土曜日の行楽シーズンは、パンチ力が違いますね。結果的に、あきる野ICで降りてそこから下道で行ったところ、部分的に渋滞はしていたものの、試合開始15分後くらいには到着できました。そうしたら、既に1-1になっていました。

ということで、今年は非常に縁のあった、関東2部リーグの下に位置する関東の都県リーグで来季関東2部への昇格をかけた最終決戦を見てきました。

浦和レッズのアカデミーで見ると、残念ながら、埼玉県の代表として数名の浦和レッズのアカデミー選手が在籍する平成国際大学がこの舞台まで進めず、城西大学が出ている状況。そして、3枠がこの戦いにコマを進めた東京都リーグでは、立正大学が残念ながら予選リーグ敗退。最終的に、この日の2チームの昇格チームを決める戦いでは、東京農業大学のみがアカデミー選手が所属しており、来期も1名が行く予定のチームということになりました。

立正大学のことを考えると、第1試合で東京都リーグの明治学院大学が昇格を決めたことで、昇格チームのいるリーグにこの関東大学サッカー大会の出場枠が1追加されるということで、もともと2ある東京都リーグには、今期と同様の3枠が与えられることが確定していました。

そして、観戦したこの試合ですが、先ほど書いたように既に着いた時には1-1になっていたので、出だしの良いところを完全に見逃してしまったわけですが、中央学院大学が東京農業大学の長所を消す戦いを徹底しながら、サイドから攻撃をするという戦いで、ペース的には、東京農業大学ペースにも見えたものの、どちらに転んでもおかしくないという展開だったように見えました。

スコア動かず、後半に入ってからは、前線からのプレッシャーが激しくなり、思うような攻撃ができない農大にミスが目立ち、中央学院大学のペースになりましたが、その時間帯で失点をせずにこらえたところで、疲れか何が原因かはよくわかりませんが、後半の終盤の時間帯にコンパクトな守備が緩くなった時間帯からペースが変わり、その時間帯でのコーナーキックから勝ち越し点を奪った農大が結果的に2-1で勝利し、来期の関東2部リーグ昇格を決めました。

ということで、東京都リーグから2チームが昇格することになり、立正大学にとっては、もちろん、リーグ始まってみないとわかりませんが、通常4位より下になることは考えにくいくらいの差のある実力があるので、来期のこの舞台を視野に入れて、そして、来期加入する選手も早く絡めて、昇格に貢献という構図がまたみたいなと思いつつです。

結果的に、関東2部リーグを戦うチームでアカデミー出身選手がいるチームがかなり増えるため、それぞれのチームが目指すところがあるので、どこかのチームに肩入れして応援するのは難しくなりますが、多くの選手がプレーしている姿をおそらく、来期も近場の東京国際大学のグラウンドで見られるのかなと思ったりしつつです。

さてさて、そんな流れで、明日から、プリンスリーグが再開されますね。

残留を決めて、参入戦の可能性を探っていく重要な残り試合を考えると、Jユースカップ優勝という結果で一つの大会は先週終了しましたが、対戦相手の強さや、嫌な部分など考えると、対戦相手の強さは、もしかすると決勝戦以上かもしれません。残る対戦相手を考えても、そういう相手ばかりが残っているので、一つの大会が終わって切り替えるというよりは、大会が続いていると考えて、総力戦で残り試合を戦い抜いてほしいと思っています。

楽しみにしています。

ではでは。

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Jユースカップ第23回Jリーグユース選手権大会 決勝 2015/11/16 – 浦和レッズユースvs名古屋グランパスU-18 2-1勝利・・・実は既にそろっていた優勝するべき条件

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どうも、ブクメです☆

Jユースカップ決勝の会場。実は、到着する当日の現地に着く間際まで、ヤンマースタジアムとキンチョウスタジアムを勘違いしていて、勝手にキンチョウスタジアムの方で、2年前に敗れた悔しさを同じ場所で晴らしてくれるんだな、とか思っていたら、隣の方が会場だと気が付き、長居公園自体何度も来ているのに、夏にも一度大学サッカーで来ているのに、相変わらず、覚えられていないダメっぷりを前面に出してからのスタートになりました、Jユースカップ決勝の日。そんな、私のダメっぷりに比べて、ユースの選手の頼もしさときたら。。。

ということで、浦和レッズユースの歴史に名を刻む、Jユースカップ初タイトル、おめでとうございます。そして、応援する立場として、幸せな時間を与えてもらい、ありがとうございます。

決勝もテレビで放送されたり動画で色々流れているので、細かい試合内容は、省きますね。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに7番高橋聡史(後半34分⇒27番大西翔也)、右サイドバックに20番関慎之介、センターバックに4番小木曽佑太と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半31分⇒35番長倉幹樹)、右に8番影森宇京(後半29分⇒24番松高遼)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に13番新井瑞希(後半24分⇒31番シマブク・カズヨシ)、右に21番時里元樹(後半14分⇒17番伊藤敦樹)

となります。

立ち上がり、緊張感たっぷりでした。そして、相手の名古屋グランパスU-18は、あまり回数は多くないものの、いくつかのユースの対戦での印象通りの攻撃の鋭さがありました。

正直、前半で落ち着く前に大量失点してしまってもおかしくないくらいの、試合の入り方をしてしまい、前半3分に失点してスタートしましたが、その後は、やや運も味方にしつつですが追加点を許さずこらえて、15分くらいからようやく、この大会の浦和レッズユースらしい戦いぶりに戻ってくれて、特に、13番新井瑞希の攻撃での仕掛けがかなり相手の脅威を生み、チャンスが増える流れから、2枚目の警告で前半25分くらいに相手選手が一人退場してからは、よりゴールの可能性が広がっていきましたね。

相手が一人減るというのは、実はプラスにもマイナスにも働くもので、特に相手がリードした状態での数的有利になると、より統率した守備をされて崩しにくい状況になることもよくあるのですが、ある種、この大会の浦和レッズユースの強さでもある、必要な時間帯で3年生の選手が勝負強さを見せて、そこからゴールが生まれるという状況にできたという点が大きかったですね。

数的に有利になってから、数分後に13番新井瑞希がループ気味のシュートを狙い、これがクロスバーに当たって跳ね返ったところを、しっかりゴール前に入っていた14番渡辺陽がヘッドで合わせてゴールでまず同点。

そして、相手が立て直してくるであろう後半に入る前に、前半終盤でコーナーキックのチャンスで8番影森宇京からのクロスボールを4番小木曽佑太が完全に競り勝ってヘッドで狙い、形はオウンゴールになったものの、2-1と逆転してリードした状況で後半を迎えることができました。

後半は、相手の前線の質の高い選手の突破力に、苦しめられる時間も実際多くなったと思います。

3点目が入れば楽になるという状況で、得点を狙いに行く状況で何度も相手ゴールを脅かすものの、決められなかったり、試合の中で収まりどころが必要な時間帯で、この試合で最もボールが収まっていた13番新井瑞希が下がった時には、正直「なぜ?」と思いましたが、足がつって(プレーが難しいくらいかは、わからないけど、そう書いてあったので)らしいですので、まあ、しょうがないのかなと思いつつ、8番影森宇京も下がり、相手の攻撃がやや怖い時間帯は、やや落ち着きどころを失うような状況にはなったと思います。

決勝戦という状況で、後半終盤、相手の攻撃がはまってきている危険な状況という中では、やや、途中から入った選手が、やるべきことをやりきれない時間があったものの、その辺は、経験で感覚としてつかんでいないと難しいものもあるので、今後の課題にはなると思いますが、アディショナルタイム7分と言う、珍しい数字が出た後には、時間を使いながら、行けそうなときにはゴールを目指すというプレーをできるようになっていき、結果的に、後半は得点が動かず、ただ、試合運びで言えば、やはり今大会の浦和レッズが勝ち進んできたことを裏付ける必要な時間帯で必要なプレーを感じて実行して、結実させることができたことがすべてだったと思います。

 

さて、Jユースカップに入り、ガラッとやり方が代わり、選手に求める指示も、前言っていたことと全然違っているとすごく違和感を感じつつも、私個人的には、育成世代はこういう風にやってほしいなと言う戦術というか、選手が能力を発揮できる戦い方になっていたJユースカップ。結果論と言われればそれまでになるのですが、積み重ねがなく、選手としても苦労する戦いが続いてきた、特に今年の3年生にとっては、ユースの最初から、そういう状況に巻き込まれていた中でしたが、この大会に出場していた各学年を見ていて、思ったことがあるんですね。

まず、ユースの3年生は、ジュニアユース時代に残留争いに巻き込まれたものの、その年1年で、的確な指導の下で、逆境を跳ね返し、今の状況で何をしなければならないのかということを判断して、そして、あきらめずに、実行して成し遂げる力を身に着けていました。既に身に着けていたその部分が、少し時間がかかりましたが、目に見える結果として結実したと言えると思います。

そして、ユースの2年生(出場していた1年生も含む)は、ジュニアユース時代の全国優勝の経験があります。その経験を特に2年生ながら、怪我で離脱することになった9番松澤彰からキャプテンマークを引き継いだ14番渡辺陽を筆頭に、必要な場面で見せてくれたと思います。はまった時のボールの奪い方などは、優勝した時に見せてくれたプレーそのものでした。

そして、ユースの1年生は、経験値としては、まだ少ないと思いますが、攻撃的な特徴が抜群の選手が集まっていて、その選手が、相手にとって非常に嫌な時間に投入されて、実に相手守備陣にとって嫌なプレーをしてくれたと思っています。

そこに、特徴を評価されて、外部から浦和レッズユースに来てくれた選手たちの特徴も加わった。入ってから苦しい時間を過ごし、選んだことを後悔していた選手もいると思います。私も、応援する立場ながら、申し訳ないなと思うことも多々ありました。結果的に、プラスアルファの要素を加えてくれました。

積み重ねがないという書き方を今シーズンは、たくさんしてきましたし、実際に、長い期間かけて積み重ねることを許されないようチームだったので、それ故に、正直、この大会で優勝まで駆け抜けてくれるとは、最初は思っていませんでしたが、実は、その条件は、各世代がこれまでにジュニアユース時代に蓄積された「強み」として、それが花開くのを待っていた状況だったのかなと今考えれば思えます。

写真を載せた後に、ちょっと追記で文章載せます。優勝の余韻に浸っている方は、ここまでで良いかと思います。

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***追記****

私個人的な立場は、サポーターです。その意識というのも、関わりだして年月が過ぎていく中で色々変化しています。浦和レッズの単体のサポーターとして、浦和レッズありきで楽しめていた時期もあります。チームの成功があればOKという状況ですね。

そこから、育成年代と出会い、ユースメインのサポーターとなりました。人間育成という部分を見つめられる、成長を見られる育成世代を見つめていくことに魅力を感じ、その部分をやろうとしたそぶりを見せてあっさりあきらめたトップチームからは、気持ちが少しずつ離れていきました。サポーターの方向性にもやや疑問を持ってしまう部分もありました。

そして、育成年代では、人間育成を本当に大事にする尊敬できる多くのコーチの方にも出会いました。この方たちがいれば、良い選手が育っていくだろうなと。そう思っていたのですが、やはりそのチームのピラミッドの一番上にあるのが、トップチームですから、徐々にその影響が育成のやり方にも出てきました。その中でも特に許せなかったのが人間を大事にしない部分(などなど。。)

色々な流れから、現在地というのは、浦和レッズの育成をひとつにまとめた単体のサポーターという状況でもなくなっています。

細かく書けば、そこに在籍している(した)選手たち、関わった選手たちのサポーターとしてやっていきたいという意識ですね。

ですから、優勝を喜んでいるという部分と同様に、その場に関われなかった選手たちのことも、少し時間を置いてじっくり思うようになっています。

怪我で出場できなかった選手しかり、あまりわからない理由で、スタメンで重用していたのにいきなりベンチ外になってしまった選手、本当に色々です。

もちろん、こういう理由で外されてしまっているんだろうなという選手もいますので、なんでも選手側の意見を尊重しますなんてことはないですけどね。

だから、今回の優勝を純粋に喜びながら、その後ろにある様々な悔しさも考えながらかみしめています。

優勝するべきチームになっていた、今大会のチームに、より多くの選手に絡んでほしかったなと思う気持ちも残ります。ただ、それができないのもサッカーというスポーツです。

簡単な言葉になりますが、起こった事実を糧にして、前に進んでいくしかありません。

ただ、今回の場合は、残された結果が、今浦和レッズの育成に在籍するすべての選手の今後にプラスに作用する可能性を広げたことに関しては、ものすごく喜んでいます。

ピッチに立っていた選手は、多くの方に、映像で見てもらえています。そこから可能性が広がる選手もいるでしょう。

また、Jユースカップ優勝チームと言うことで、他の選手にとっても関係者やサッカーファンに今後プレーを意識的に見てもらえる機会が増えます。それは、サッカー選手としての夢が実現する可能性をより広げてくれる事実です。

私がよく書く、点ではなく線で見るという部分では、今回の優勝も一つの大きな点であって、この点をゴールと思って満足することはしてほしくないです。

だから、再開するプリンスリーグでは気を引き締めろということは、言うまでもなく、そんなこと当然選手は知っていると思います。もっとその先を見つめて、一つの大きな点を通過したことで次の大きな点を目指して、成長して行ってもらいたいと思います。

このくらいで締めておきますね。

ではでは。