高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 ラウンド16 | 2010/09/20 vs コンサドーレ札幌U-18 2-4敗戦・・・不可解ですね

大和市営大和スポーツセンター競技場2010年9月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

中一日で早くも高円宮杯の決勝トーナメント・ラウンド16の試合となりました。対戦相手は、クラブユース選手権でも対戦しているコンサドーレ札幌U-18。その時の結果は引き分けでしたね。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に7番矢島倫太郎、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

この試合は、開始から浦和ペースで展開されていきます。

特に試合開始から14番矢島慎也のポジショニングやボールを持って仕掛ける姿勢がさえわたっており、そこから度々チャンスが作られていました。

14番矢島慎也の右から突破からクロスを7番矢島倫太郎がヘッド。同じく14番矢島慎也がペナルティエリア少し外でボールをキープし相手ファールを誘い、直接FKのチャンスを獲得し、そのチャンスで11番鈴木大輝が直接ゴールを狙い、惜しくもポストに弾かれるなど、前半は、コンサドーレ札幌U18を圧倒していたと思います。また、この試合でスタメンに戻った10番礒部裕基が中盤を広く動き回り、チャンスメイクをします。激しいながらもファールをしないプレスのかけかたで上手くボールを奪ってそこから攻撃するシーンも多かったと思います。

コンサドーレ札幌U18は、どちらかというとカウンター狙いというか自分達手動でゲームを作るということではなく、浦和のボールキープに対して積極的に前線がプレスをかけてきて守備ラインは守りに集中しているという印象でした。攻撃の数は浦和が圧倒するものの、前半10分に一度前線でボールを奪われて鋭いシュートを放たれます。低い弾道でゴール済みを狙った危険なシュートでしたが、GK16番小笠原正人がギリギリでボールにさわりコーナーに逃げます。ファインプレーでした。

浦和の攻撃は、右サイドの8番若井祥吾のオーバーラップを上手く生かしたサイドからの崩しや、左サイドバックの18番堀田稜のサイドからのクロスなどチャンスは作るものの、最後のところでゴールには結び付けません。守備意識の高かったコンサドーレ札幌U18は真ん中からの突破に特に集中して守備をしていたように感じ、14番矢島慎也、11番鈴木大輝、10番礒部裕基、7番矢島倫太郎、5番藤野友則などワンツーなどコンビプレーから真ん中を突破しようと何度も試みていましたが、スペースを消されたり、早めに2人で囲んだり、上手く展開していることでパスが走りこむ選手と合わなかったりで、攻勢ながらも得点が奪えない時間が前半は長くなります。

明らかに主導権を握っている展開で得点が奪えない時間が続き、このような時に起こりがちといえば起こりがちなのですが、前半35分前後に相手のゴール前からのやや強引なシュートが浦和の守備に引っかかりこぼれた所に2人ほどつめていて先制を許してしまいます。相手がシュートを打った時点でその2人の選手がいた位置がオフサイドっぽかったのですが、これに関してははっきりとはわかりません。

攻めながらも得点が奪えず、逆に失点してしまうという少し嫌な展開で前半は終了したものの、後半に同点に追いつければ一気に逆転できるだろうとある種、楽観しできるくらい攻撃は充実していたと思います。

後半に入り、コンサドーレ札幌の前線からのプレスがより激しくなり、最初は少しだけ守備陣が慌てる場面もあったのですが、大きな混乱もなく落ち着いてプレーできるようになり、逆に浦和も前半より更に10番礒部裕基と11番鈴木大輝の前線でのプレスが激しく効果的になり、相手守備陣を混乱させます。

そして、後半の早い時間で前線で11番鈴木大輝がイーブン気味の縦パスを上手く横に走りこんでポスト役となり、良い距離感に走りこんだ10番礒部裕基へとボールを出し、抜け出した10番礒部裕基が相手ゴールキーパーの股を抜く見事なゴールを決め、試合を振り出しに戻しました。

印象としては、前半からポジショニングや動きがかみ合っていたチームが更にギヤを一段上げたという感じでしょうか。ただ、人数はかけてこないものの、時折札幌も抜け出して仕掛けてくる場面があり、同点ゴールのすぐ後も、強烈なシュートを放たれるシーンもあったのですが、これもGK16番小笠原正人が見事なセーブで防ぎました。

3番畑本時央、4番広瀬健太の安定した守備でピンチの数自体は最小限に抑えているものの、数少ない少し距離のあるところからの思い切りの良いシュートが際どいコースに飛んでいたというイメージです。

後半では5番藤野友則も守備に攻撃に精力的に走っていたことで攻撃の芽を摘んでいました。また、試合を通して6番野崎雅也も今日は、特に極端に守備に気持ちを置いているように見えましたが、中盤の底のバランスを上手く取っていたと思います。

全体的に攻撃面での動きは良かったものの、フィニッシュの場面で相手のゴールを脅かす精度という意味では10番礒部裕基がかなり存在感ある攻撃を見せ、中盤からドリブル突破で数人を抜いてシュートまで持っていったシーンなど迫力がありました。

とにかく前線で追いかける姿勢が見事で、その姿勢が逆転ゴールを導きます。相手守備とキーパーの間くらいに出されたパスに10番礒部裕基がプレスをかけ相手が処理にもたついたところを奪ってゴール!

これで2-1となります。

ここから更に攻勢に入る浦和ですが、審判の厳しすぎるジャッジに苦しめられてしまい、故意に出したわけはない走る際に普通に出るであろう肘の動きでファールをとられてしまうなど、左サイドから攻撃を仕掛けていた7番矢島倫太郎など数選手が勢いを止められてしまいました。

浦和の攻勢で、相手守備陣が落ち着かない状況から、逆転ゴールと同じような場面に今度は7番矢島倫太郎がプレスをかけてこぼれたボールを10番礒部裕基がループで狙いますがゴールを超えてしまいます。

後半30分前後からは前半の最初のように14番矢島慎也が絡んだ攻撃でのチャンスも再び増え、14番矢島慎也から11番鈴木大輝へパス、そこからゴール前へクロスを上げて7番矢島倫太郎がヘディング、14番矢島慎也から7番矢島倫太郎へパス、そこからシュートなどテンポ良くゴールに迫るプレーが多くなりますが、追加点が奪えません。

ペースは完全に浦和でしたが、後半40分前後に相手のコーナーキックのチャンスからゴール前に入ったボールが落ち着かない状態から相手選手の前に運悪く転がってしまった所を豪快にけりこまれてしまい、2-2の同点に追いつかれてしまいます。

同点に追いつかれてからも下を向くことなく、90分間での逆転を狙って浦和が果敢に攻めて行きます。前掛かりのために時折危険なシュートを浴びることもありましたが、勝ちに行く姿勢にありがちなリスクなのでOKです。

特に、普段セットプレー以外ではドリブルで持ち上がることはまずない3番畑本時央がディフェンスラインで相手のボールを奪った際にその勢いでそのままドリブルで前線まで仕掛けていき、中盤の選手とパス交換をしながら、後一歩でゴールというところまで持ち込んだ攻撃の姿勢は凄かったです。

さて・・・ここから後の出来事は非常に残念なことであってはならないことなのですが、あえてサポーター目線だから言っても良いであろうということでしっかり書いておきます。後半もロスタイムに入ろうかというところでコンサドーレ札幌の前線へのパスがキーパーと飛び込んだ選手と同じくらいの距離に入り、GK16番小笠原正人がコースを消すように前進したところで、相手の選手が足で触ったボールはゴール上へと外れて行き、そのままの勢いで少し接触したのかもしれませんが、ここで主審の判定はPK。 PK? どこが?相手選手が先にボールに触っていてそのボールが外れて、その後に勢いでキーパーと接触すると相手にPKが与えられるのですか?

そして、このタイミングで与えるPKが試合にどれだけの影響を与えるか分かっているのですか?

正直、後半に10番礒部裕基がイエローカードをもらったシーンもそうですが、基準がぶれすぎです。試合をコントロールしてください。だから良いということではありませんが、リーグ戦などでまだ次があるとかであれば良いですが、高校生世代の選手達が最大目標として臨んでいる大会の負けたら終わってしまう決勝トーナメントですよ。

特に試合を決定付ける判定には最大限の注意を払い、しっかり試合をコントロールしてください。

完全に試合が壊されてしまい、最終的には14番矢島慎也、5番藤野友則に代えて19番高田拓弥、15番小峯洋介が入り残り少ない時間で反撃を試みましたが、もう1失点して2-4で敗れてしまいました。

もどかしいとしか言えない幕切れになってしまいました。

今日のような戦いぶりができるチームがここで消えてしまう。更に、実際どのようになるか分かりませんが、3年生の中ではこの大会を最後に次のJユースカップには参加しない選手も出てくる可能性があること。そのくらい重さのある試合が不可解な判定で終わってしまったこと。残念です。

ただ、判定にグチグチ言うのはサポーターだけで十分ですので、選手の皆さんは辛いでしょうが次に気持ちを切り替えてください。今日の戦いぶりは見事でした。下を向く理由は全くありません。人生を語れるほど成熟した人間ではないですが、こういう、不可解なことは人生ではよくあることで、ここでの悔しさをバネにして次に不可解な判定で左右されないくらいの試合展開ができるくらい強さを身に着けてください。

一試合一試合の戦いぶりを見てきて、今日の試合は決勝トーナメントに焦点を合わせてコンディションを上げて挑んだ見事な戦いぶりでした。本来であれば勝ち進んで更に勢いを増していくはずの試合であり、それはできていたと思います。もちろん、フィニッシュの部分の貪欲さを10番礒部裕基のくらい多くの選手が持つことが今後の課題だろうと感じる部分もありましたが、それは積み重ねでいくらでも改善できたことだったと思います。

本当に本当にお疲れ様でした。

ではでは、失礼します。

高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 第3節 2010/09/18 vs 滝川第二高校 0-2敗戦・・・布石になればOK

さいたま市浦和駒場スタジアム2010年9月18日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

グループステージも最終節となりました。

最初に、この状況を踏まえればということを付け加えておくと今日の展開もしっくりきます。

最終節なので各グループは同会場開催はなくなり、別の会場で同時刻キックオフになります。浦和レッズユースの試合は第2試合の13:20キックオフだったのですが、既に11時キックオフの2試合が試合開始前に終了しており、そのうちの2グループの3位チームが勝点3以下ということで既に試合開始の段階で順位は未確定ではあるもののグループステージ突破は決まっていた状況だったということになります。

この状況を知らず、引き分けでOK負けると敗退の可能性もあるという考え方でこの試合を見始めましたので結構ドキドキものでしたw

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に13番片槙吾と14番矢島慎也、FWが右に7番矢島倫太郎、左に18番堀田稜、真ん中に9番高木凛

となりました。

イエローカードを1枚前までの2試合で受けている、8番若井祥吾、10番礒部裕基、5番藤野友則の3人はこの日は出場がありませんでした。この段階で初めて競技規則を読むのはどうかと思いますが、1次ラウンドの警告は決勝トーナメントに持ち越されないものの、累積警告2枚での出場停止が消化されていない場合には持ち越されるということで、今日の試合で累積2枚での出場停止にならなければ、決勝トーナメントは0枚の状態に戻るということなんですね。また、決勝トーナメントの初戦が2日後にあるため、過密日程も考慮してスターティングメンバーを組んだということもあると思います。

既にご存知の方も多いかと思いますが、駒場スタジアムのピッチ状態が大変なことになっています。どれだけ大変かというとグラウンダーのパスがかなりの確率でイレギュラーバウンドします。

試合開始から、浦和レッズユースの選手達は本来であればアウェイである滝川第二高校のほうが苦しむはずの状況で相手以上にピッチ状態にてこずっている印象がありました。ただ、既に敗退が決まっている滝川第二は失うものがない状況で思いっきりプレーできることと、既に突破が決まっていて尚且つこれまでと多少スターティングメンバーを入れ替えている浦和という状況もあったかと思いますので、そのあたりも少なからず影響が出たとは思いますが、試合自体はどちらの展開にもなっていなかったものの、浦和の中盤からディフェンスラインのちょっとしたパスミスを狙う意識などは滝川第二が勝っていたと思います。

実際に、前半15分ごろの失点も中盤でのミスから抜け出されという形でした。特に相手の10番樋口寛規の動きが鋭く、この時も3番畑本時央が体を寄せ、絞り込んだコースをGK16番小笠原正人がつめたのですが、低い強いシュートがキーパーを掠めてゴールに吸い込まれていきました。

決定的なシュートシーンがほとんど作れなかった浦和レッズユースですが、久しぶりのスタメン出場となった13番片槙吾は前半からミドルシュートを狙うなど攻撃に絡むシーンも多かったですが、やや全体的にバランスが悪かったようにも見えました。

前半の崩しにかかったシーンの中では18番堀田稜から出したパスを14番矢島慎也が簡単に捌いて7番矢島倫太郎が抜け出してシュートという形などありましたが、ディフェンスに引っかかる場面が多く、相手の守備の意識の高さに崩しきれませんでした。前半はこの3人が絡んだプレーが多かったと思います。

センターバックの位置から少しボールを持ち上がっての4番広瀬健太のシュートは相手の意表をついて面白かったと思いますがこれも得点には至らず。決定的なシーンになりかけた中盤やや低めの位置からの14番矢島慎也の縦に切り裂くような長めのパスに7番矢島倫太郎が走りこんでというチャンスがありましたが、これも得点までは結びつきませんでした。

逆に悔しいことに、同じようなプレーを相手にされて結果をだされてしまいます。中盤からディフェンダーの間に早いスルーパスを通されてしまい、そこに10番樋口寛規が抜け出してキーパーと1対1になり落ち着いて決められてしまいます。

この後、9番高木凛の前線での粘りから13番片槙吾が絡んでのシュートや14番矢島慎也と7番矢島倫太郎のワンツーからのシュートなど反撃も見せますが得点は出来ず前半は0-2で終了します。

後半に入り、前半は動きが思うように回りとかみ合っていなかった9番高木凛の前線でのやや強引なプレーなどがチャンスに繋がってくるシーンが増えてきます。後半開始早々に力強く抜け出した9番高木凛がゴールライン際で粘ってコーナーを奪ったと思ったら、なぜかゴールキックだったり(自分の位置から良く見える場所だったので間違えなくコーナーだったw)、後半は、上手く攻撃がスタートできると思ったらジャッジが逆で、勢いをそがれてしまうシーンが多かったような気がします。

後半少しして、13番片槙吾に代わり11番鈴木大輝が入ります。

前半は時間帯で18番堀田稜が右サイドに入っていることが多く、やはり利き足ではないためにサイドから駆け上がった際にテンポ良くクロスが挙げられないなども見られたのですが後半は本来の左に入り、度々左サイドからチャンスを作っていました。同様に18番堀田稜と絡む形で攻撃を仕掛けていた14番矢島慎也でしたが、少し足を痛めたようで(次の試合まで響くということではないと思います)前半10分ほどで15番小峯洋介と交代します。

この後、左サイドの18番堀田稜と9番高木凛のコンビで惜しいチャンスを作り、その後も9番高木凛の前線での粘りがチャンスを生み出すことも増えていたようにも思えましたが、25分くらいになりその9番高木凛に代わって28番小出啓太が入ります。

この辺りから、なんとなくですが色々試してみるというポジションチェンジが多いように見えました。28番小出啓太がセンターバックに入ったことで一時的にですが4番広瀬健太がセンターフォワードの位置くらいの高い位置でプレーしたり、試合終盤では28番小出啓太が今度はセンターフォワード的な位置でプレーしたり、パワープレイなのか試しているのかだんだん分からなくなってきました。

それでも、何か判定の基準がゴチャゴチャしてきていて、28番小出啓太がボールをキープするシーンになるとちょっとした事で彼のファールを取られてしまいます。う~ん、ボールをキープする時の手の使い方とか厳しくなったように聴きますが、それでもちょっと厳しかったように思えます。

そして、判定自体も浦和の流れに味方することがなかったな~という究めつけは試合終了間際に6番野崎雅也からの左サイド18番堀田稜への見事なパスから少し切り込んでのクロスが完全に相手ディフェンダーの手に当たっていたのに流されました。

そんな感じで試合は0-2で敗戦。結果、3位でグループBを突破し、グループC1位のコンサドーレ札幌U18との対戦が決まりました。公式戦で考えると、昨年末のGO FOR 2014 CUP、夏の全国共に90分間では引き分けている相手なので、今度こそしっかり90分で勝ちきって欲しいと思います。

タイトルに書きましたが、今日の試合は内容的には余りよくありませんでしたが、前の試合で得た勝点1によって今日は次を考えたことができたという考え、そしてこれが布石となって今後の試合で勝ちあがれれば今日の試合はOKだと思います。

それでも、モチベーションやピッチ状態は別として、今日上手く行かなかったことは事実ですし、試合自体は0-2の敗戦ですから、その点はしっかり反省して修正していってもらいたいとも思います。

結局、初戦ほどではないものの9月に入ったというのに1次ラウンドは全ての試合が、暑い中での試合でしたので疲労もたまっていると思います。回復できるだけ回復して中1日の苦しい日程を乗り越えてください!

お疲れ様でした。

ではではー!

 

高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 第2節 2010/09/12 vs 流通経済大学付属柏高校 1-1引き分け・・・意地の同点弾

埼玉スタジアム第3グラウンド2010年9月12日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中に駒場サブグラウンドでも浦和レッズユースの試合に足を運んだのですが、そちらは後ほどアップします。まずは、午後に埼玉スタジアム第2グラウンドで行われた高円宮杯グループステージ第2節の流経大柏高校戦のほうを書きますね。なぜ?午前の試合のほうは、ちょっと情報がごちゃごちゃになっていてどう書いてよいか分からないからなんですw

さてさて、初戦の清水エスパルスユース戦を6-2で大勝しての浦和レッズユースの第2戦ですが、相手の流経大柏高校は滝川第二高校相手に7点を取って圧勝しているということやプリンスリーグの最終結果などを考えてもプリンスリーグの初戦で3-0で勝利した時のデータはあてにならないという状況です。イメージとしては、大きい選手が揃っているチームでチーム状態が上がっているということは、前半最初に勢いよく来るだろうからそこを上手く往なせれば浦和のペースに持っていけるかな~という感じでした。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

となります。先日二種登録された矢島倫太郎もこの試合はこちらでスタメン出場となりました。前の試合から、4番広瀬健太がセンターバック、6番野崎雅也がボランチ、トップ下の位置に5番藤野友則が戻りました。また、左サイドに7番矢島倫太郎が戻りました。前回のスタメンからは12番皆川孝之と9番高木凛がスタメンから外れています。

試合の入り方が見る側としては(堀監督のインタビューでは前回の試合の入り方は良かったと言っていたので)、あまり良くなかったように見えた前回の試合からこの試合はどう入るかを見ていたのですが、開始からいきなり6番野崎雅也が大きく蹴り出してスタート、やや長めのボールに前線が体をぶつけるような勢いのある入り方をして、出鼻という意味では浦和が掴んだ印象がありました。

大きい選手がガツガツきてバタバタするという恐れていた展開は全くなく安心しました。むしろ、浦和のほうが前線からガツガツ攻めていたようにも見えます。

ただ、やはり流経大柏も勢いがあるため、力強く攻めてくる、更に前線でプレスをかけてくることでお互いに攻める抑えるの繰り返しで流れ自体は実際試合全体を通じて拮抗した展開だったといえるかもしれません。

攻めに関しては相手が大きいということもありますが、サイドからの7番矢島倫太郎や10番礒部裕基がドリブルで仕掛けたり、そこに運動量多く11番鈴木大輝が走り回りチャンスを作るシーンや、時折相手の攻撃を止めてからのカウンターの場面で3番畑本時央がロングフィードで7番矢島倫太郎を狙って走らせるという攻撃なども見られました。

しかし、相手の守備陣は大きくてしっかり蓋をしてくるので、決定的なシーンまで持っていくことができません。この試合スタメン復帰した5番藤野友則が、裏に抜け出す動きを頻繁に狙っている印象があり、そこから抜け出すかというシーンも見られましたが最後のところで止められてしまうことが多かったものの、狙いは良かったと思います。

相手の攻撃も大きい選手がどんどん走りこんでくる、浦和の選手がバックラインでボールを持った時には決まりごとのように素早いプレスをかけてくるのですが、慌てることなく守れていたと思います。特に3番畑本時央の守備の仕方には安定感があり、いわゆる相手の攻撃を積む動きや競り合った時の体の使い方など、ほとんど完璧に抑えきっていたと思います。

また、今日はボランチの6番野崎雅也との距離感が非常によく守備の際のパス回しが6番野崎雅也と3番畑本時央で細かく展開されて、そこで相手のプレスを交わして攻撃をスタートという場面が何度も作られていたと思います。

やはり守備のバランスが非常に良い印象があります。攻撃に関しては前半の終盤に、11番鈴木大輝がミドルシュートを放ったり、右からややドリブルでえぐって10番礒部裕基が放ったシュートが惜しくもキーパーに触られてサイドネットを掠めたり、直接FKのシーンで8番若井祥吾が狙ったシュートは残念ながらキーパーにセーブされてしまうなど、ゴールの匂いのする時間帯が増えていたと思います。この後、8番若井祥吾が交代します詳細は分かりませんが、交代の前に接触プレーなどで負傷した可能性が高いと思います。交代で右サイドバックには2番西山航平が入ります。

この後2回ほどシュートチャンスがありました。一つは、見事な展開。まず、バックラインでボールを持った3番畑本時央が左サイドを走る18番堀田稜めがけてロングフィード。このパスが見事に通り、堀田に近い位置を併走していた7番矢島倫太郎へパス。7番矢島倫太郎が真ん中に走りこんできた14番矢島慎也へラストパスを送りシュート。このシュートは相手ディフェンスに引っかかってしまいますが、見事な展開でした。

更に14番矢島慎也のドリブルからのシュートなどもありましたが、結果的にはゴールまでは至らず前半は0-0で終了します。流れとしては、拮抗しているものの浦和がやや優勢という前半でした。

後半に入っても、試合の流れは同様で拮抗した展開で相手の迫力のある攻撃は最後のところで守備陣がしっかり抑え、攻撃はサイド深く切り込む所までは行くものの最後のところで相手に跳ね返されてしまうという展開が多くなりました。浦和の攻撃のいくつかを挙げると、トップ下の位置やや右サイド寄りでボールを受けた14番矢島慎也がキープして、右サイドを駆け上がってきた2番西山航平にパスを送りシュート。7番矢島倫太郎が左サイドからドリブルで仕掛けてシュートやクロス。前半何度も狙っていた5番藤野友則の裏を抜け出す動きが機能して7番矢島倫太郎から抜け出した5番藤野友則へのパスからシュートという形も見え、後半15分~20分にはセットプレーのチャンスを連続で得るものの、やはり最後のところで跳ね返されて得点には至りません。この時間までに流経柏も何度か、浦和の陣内に鋭く攻め込んで危険なシーンも作られますが、こちらも最後のところで堪えていました。

しかし、後半30分過ぎに自分が見ていたところから遠い位置だったので細かい部分までは見えませんでしたが、右サイド深く相手選手に切り込まれてやや角度のないところから豪快にシュートを決められてしまいます。

大きくて迫力のあるタイプのチームだと以前は失点の後にバタバタしてしまうシーンはあったのですが、やはり今年のチームの守備陣は安定していて失点後も相手に押し込まれることはなく、勢いの出た相手攻撃陣もしっかりと抑えて反撃の機会を狙います。

戦術的な交代という意味ではこの試合はなかなかカードが切られなかったものの、後半35分過ぎくらいに11番鈴木大輝、5番藤野友則に代えて、15番小峯洋介、27番高田拓弥が投入されます。

最初はややボールが足につかないようにも見えましたが、ベンチから前線に入るように大声で言われてその後は前線でタイミングよく相手守備陣の間に入り込んでチャンスメイクするシーンが増えてきます。15番小峯洋介も決定的なプレーはなかったものの前へ進める気持ちを前面にボールを持った時は力強くプレーしていました。

試合終盤、27番高田拓弥が前線でポスト役になり、そのパスを受けた7番矢島倫太郎がシュートを放ちますが惜しくもゴールならず。終盤の猛攻もゴールまでとどかないままロスタイムに入ります。ロスタイム3分で最後の猛攻を仕掛けた浦和レッズユースに待望の得点シーンが訪れます。

左サイドの18番堀田稜が上手く抜け出した所にパスが繋がり、相手守備がプレスをかけきれないところで強めのグラウンダーのパスをゴール前に入れ、そこにまず27番高田拓弥が走りこみ惜しくも届かなかったものの、守備についていた選手がつられてボールがそのまま右サイドまで流れ、そこにしっかり走りこんだ10番礒部裕基がゴール!

最後の最後で見事に崩してゴールを奪いました。ロスタイムの残り時間逆転できそうな空気があったものの結局試合は1-1で終了。大勝できる試合ではないものの、負けるにはもったいない試合だっただけに、諦めずに最後の最後で追いついて奪った勝点1でグループステージ突破に大きく近づきました。

勝点計算せずに勝てば良いのですが、これで第3節の滝川第二高校戦で引き分け以上で突破(2位以内)が決まります。

得失点差では流経柏の方が2点上なので、負けた場合は3位になる可能性もありますが、初戦の+4の得失点差と2試合で奪った勝点4があるのでおそらく突破はほぼ決まりだと思います。そのくらい、ロスタイムに決めた1得点は貴重だと思います。

後は、決勝トーナメントに弾みを付けるために最終戦をしっかり良い形で戦えればベストだと思います。

それにしても、流経柏のような大きく力強く攻めてくる相手に守備では失点の場面、セットプレーで一度危ないヘディングシュートをされた場面はあるもの、全体的に落ち着いて守りきったことも凄くこの試合では重要なことだったと思います。

まずは、お疲れ様でした。来週末くらいにはもう少し涼しい気候になると良いですね。

ではではー!

高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 第1節 2010/09/04 vs 清水エスパルスユース 6-2大勝・・・10分間で4得点

埼玉スタジアム第2グラウンド2010年9月4日

 

 

 

 

いつの間にか眠ってしまい、気が付いたら日本代表の試合が終わっていた・・・まあ、いいやw

どうも、浦和サポブクメです☆

今年も高円宮杯の季節に入りました。早いものです。

ありがちなネタになりますが、9月に入ったのに日本の暑さは相変わらず。はっきり言ってスポーツを外でする気候ではなくプレイする選手達は一体どれだけ大変なんだろうと思うくらいの気温になりました。おそらく、予報どおり36度以上にはなっていたでしょう。見ているだけのブクメも靴が熱くなってしまいそのまま立っていられず、あわせて暑さで集中力が散漫になっていました。いい大人なのにダメですねw

さてさて、パッと見では前回のクラブユース選手権に比べると3位の上位4チームまでが決勝トーナメントまで進めるこの大会なので多少は、条件としてはやりやすいのも事実ですが、難しい状況に追い込まれないためにも初戦はしっかり勝利しておくことが非常に重要になります。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、12番皆川孝之、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに4番広瀬健太、トップ下に6番野崎雅也と14番矢島慎也、FWが右に10番礒部裕基、左に11番鈴木大輝、真ん中に9番高木凛

となります。これまでと違い、いつもはボランチが6番野崎雅也1枚ということが多かったそのポジションに4番広瀬健太が入り、6番野崎雅也はボランチよりは少し前目で攻撃も守備もできるようなトップ下という位置に入っていたと思います。

7番矢島倫太郎はトップチームの明日の天皇杯に帯同する(?)ということで、この試合はベンチにも入っていませんでした。

この試合は先に書きますと結果的には大勝しましたが試合自体は、初戦の難しさと相手の試合の入り方の良さに苦戦させられた試合になりました。なんというか、チームプレイは重要、それでも流れが作れない時には個人技も必要だと強く感じた試合になりました。

序盤から、簡単に突破されてしまったり、中盤から攻撃に移る前に相手のプレスで奪われてピンチになるなど清水エスパルスユースペースで試合が進み、その流れから反撃に転じる間もなく前半5分に早くも失点してしまいます。暑さや初戦の緊張感もあったのかもしれませんが、簡単にサイドを攻め込まれ、簡単にラストボールを入れられて失点してしまったという印象がありました。

・・・で、申し訳ないです前半この後しばらくはブクメは暑さで集中力を欠いてしまいしっかり思い出そうとしてもはっきり思い出せる部分が少ないので書けません。言い訳ですw ただ、上手くボールが回らずフィニッシュまで行かないシーンが多いな~と感じてはいました。前半は、苦しい展開で時間が経過して行き、気が付くと守備ラインがいつもの3番畑本時央と4番広瀬健太のセンターバック、左に12番皆川孝之、右に8番若井祥吾という布陣に戻っていて、18番堀田稜が左の前目にポジションを移していたと思います。そんな感じで30分あたりからでしょうか、浦和の攻撃がはまりだしてきます。35分に9番高木凛からの高めのパスを10番礒部裕基が落として8番若井祥吾がシュートを放つなど3人が絡んでの攻撃なども見え始め、やや浦和にも得点の気配がしだしました。

そして、40分前後に得点ラッシュが始まります。

まずは、前線でパスを受けた10番礒部裕基が見事なドリブルで相手ディフェンダー2人を完全に交わしきってそのままシュートを放ちゴール!最近の浦和ではあまり見られなかった、個人技での見事な得点で試合を振り出しに戻します。1-1

そして、その直後に14番矢島慎也が一旦10番礒部裕基にはたき、そこからサイド14番矢島慎也にパスが渡り、ここからドリブルで抜け出してゴール!目の覚めるような(暑さでボーっとしていたブクメをしゃきっとさせるようなという意味w)ゴールが決まって劣勢からあっという間に2-1と逆転してしまいます。

そして、流れそのままに前半のうちに更に得点が生まれます。左サイド前目の位置に入った18番堀田稜が頻繁にチャンスを作り出すようになっており、アシストの雰囲気は感じていたのですがサイドからドリブルで切り裂き、上げたクロスがそのままゴールに突き刺さり得点という形で表れます。あれ、狙ったんですよね?たぶん、狙ったのでしょう。

更にこの後前半ロスタイムに試合開始から、ポストプレーが思うように行かずに苦しんでいた9番高木凛が、前線で体をはってボールをキープし自らでゴールを決めて4-1

今年の初戦は難しいな~と思っていた前半30分過ぎくらいまでの0-1劣勢の状態が嘘のように前半終わって4-1という願ってもない展開。

その一つのきっかけになっていたのは紛れもなく9番高木凛の見事な判断だったと思います。相手コーナーキックになった時に、おそらくキッカーの選手が一旦セットして別のキッカーに蹴らせようとしたと思うのですが、その際になぜか軽くボールに触っていたんですね、これで試合はスタートしていたことをしっかりと9番高木凛が見ていてそのボールを取り(審判もこれにOKを出していたので、プレーオンになっていたということでしょう)、そこから反撃が始まったのは間違えありません。そして、相手の動揺をついて一気に2点リードまで持っていったのですから、見事です。

お疲れ様でした・・・ではなく、ここから後半がスタートします。

後半も浦和の攻撃の勢いは衰えず、3点のリードもあることで、個人技のある選手達が比較的ドリブルで仕掛けるシーンが多くなり、この攻撃もかなり機能していました。18番堀田稜がサイドからの攻撃で再三チャンスを作り、前半と同様のクロスかシュートか際どい位置にボールを入れたりしていました。後半のは確実に狙っていましたね(惜しくも外れましたけど。)

そして、その18番堀田稜が5得点目を決めるのですが、このゴールをお膳立てしたのは14番矢島慎也。中盤でボールを受けてそのまま左サイドからドリブルで仕掛け、ペナルティエリア付近で更にディフェンダーを一人抜いてキーパーと1対1の状態ながらも角度がほとんどない状態だったためラストパスを選択し、そこに飛び込んだ18番堀田稜が押し込んでのゴールとなります。

この数分後に失点をしてしまい5-2になります。

浦和が圧倒しているように感じるかもしれませんが、実際は清水エスパルスの攻撃のシーンでは結構危険なシーンも多くなっていました。得点差があるためにゴールを奪わなければならない状況もありますが、ピンチの数という意味では拮抗していたとも言え、修正するべき点はしっかり今後修正する必要があると思います。それでも、相手が放った強烈なミドルシュートも16番小笠原正人がなんなくキャッチするなど、最後の部分ではしっかり抑えてしまうところが、今年の浦和レッズユースの守備面での勝負強さなんだとも思いますが。

後半15分前後に12番皆川孝之が2番西山航平と交代、更に14番矢島慎也が5番藤野友則と交代します。

得点差リードが良い意味で攻撃に余裕を生み、普段パスしてしまうところでも勝負できる所では仕掛ける選手も多く、それが見ている側としては非常に面白くもありました。特に後半の9番高木凛の動きが良く、その気持ちが充実した動きが象徴されるようなゴールが後半20分前後に生まれます。

GK16番小笠原正人からのゴールキックが大きくワンバウンドして相手ゴール前に入ったところで9番高木凛がそのボールを相手ディフェンダーを背負いながらもマイボールにし、更に飛び出してきたキーパーが触れないタイミングでゴールに流しこんでゴールにしてしまいました。これで6-2となります。

試合は結局、このスコアで終了し、まず欲しかった勝点3が手に入り、尚且つ得失点が一気に+4になるという最高の形で終了しました。

ありえない暑さの中、運動量豊富に動き回って、浦和側には途中で足をつってしまう選手も何人かいましたが、そのくらい過酷な環境だったと思います。

とにかく、しっかり体を休めて来週の流通経済大学柏高校戦に備えてください!なんとか、もう少しサッカーをやりやすい環境で試合をさせてあげたいので、来週末は9月らしい気候になってほしいと思いつつ・・・。

以上、暑さのせいでもしかしたら今回のブログの内容には妄想が入っているかもしれないですが、悪しからずですw

ではでは!

高円宮杯2009 準々決勝 – 10/3 vs 横浜F・マリノスユース 0-2敗戦・・・悔しい敗戦

ひたちなか市総合運動公園陸上競技場

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

本日はトップのジェフ千葉戦がありましたが、こちら高円宮杯準々決勝に足を運びました。

場所は、ラウンド16と同じく、ひたちなか市総合運動公園陸上競技場になります。まず、レポを期待していた方すみません。今回はレポとしてはあまり機能しないブログになります。

高校世代の最高峰の大会となる高円宮杯ですが、残念ながら浦和レッズユースはこの準々決勝で敗退となってしまいました。内容だけで言えば、横浜F・マリノスユースの強さが出た試合と言えますが試合で考えると、1番中村隼の好セーブの連発で絶体絶命のピンチを凌ぎ続けた浦和レッズユースが試合の終盤まで失点1で凌いでいたため、流れが来れば追いつけるチャンスもあるのではという展開も期待できる流れでした。

チャンスは少なく、型にはまった攻撃が出来る時間がほとんど出来ないながらも、数回決定的チャンスを浦和レッズユースも作り出していました。結果的には、その時間帯にゴールを決められなかったことが響いてとどめの2点目を決められてしまい、結果的に0-2で敗戦してしまったと言う試合になります。

***

非常に悔しかったです。特に昨年と悪い意味で比較されてしまった今年の浦和レッズユースだったので、余計に決勝の埼スタという舞台へと進ませてあげたかったんです。苦しんで苦しんで強い相手を破って一歩一歩チームとして成長していく姿を見てきただけに余計にその思いが強くなっていました。

でも、勝者がいれば敗者がいる。これが勝負の世界なんですよね。

高円宮杯ベスト8です。立派な記録です!

10月17日から今度はJリーグクラブユースの最高峰を目指す戦いとなるJユースカップがスタートします。

3年生の中では高円宮杯を最後に引退するという選手もいるのが例年の流れと言うことですが、今シーズンの詳細はまだよくわかりません。

次のJユースカップも楽しみにしています。

まずはお疲れ様でした。

この高円宮杯でも多くの感動を与えてもらいました!

 

高円宮杯2009 ラウンド16 – 9/21 vs 東京ヴェルディユース 1-0勝利・・・チームでもぎとった勝利

ひたちなか市総合運動公園陸上競技場

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

写真暗っw やっぱりブクメの写真の腕はダメなようです。・・・誰も私の写真に期待はしていませんねw

ということで、グループステージを突破した浦和レッズユースはここからノックアウト形式の決勝トーナメント。本日はラウンド16の東京ヴェルディユース戦がひたちなか市総合運動公園陸上競技場で行われました。写真は曇っていた時で暗めですが、この日の天気は晴れている時間帯も多く、それ以上に風がやや強めという少しプレーに影響するかと言う感じでした。

勝手に試合ごとに因縁を持ち上げてしまうのはダメかもしれませんが、ブクメ個人的には勝てば全国出場が決まると言う試合で敗れたクラブユース関東2次予選の悔しすぎる敗戦を払拭するために用意された対戦相手だと考えていました。

スタメンは18番鈴木大輝のワントップ、中盤がサイドに11番礒部裕基と17番矢島倫太郎、真ん中に13番岡田昌巳と10番石沢哲也、ボランチに8番池西希、守備陣が21番若井祥吾、5番大里康朗、3番畑本時央、6番岡本拓也でした。試合は前半からテクニックのある東京ヴェルディユースに主導権を握られてしまい、浦和レッズユースが良いときの形がほとんど作れず守備に追われる時間帯が非常に多くなりました。少しバタバタした感じでしたが、最後のところで抑えきって0-0で前半を持ちこたえられたのが良かったと思います。

後半に入ってから徐々に浦和レッズユースの良いときの形が作れるようになりつつあるものの、やはり東京ヴェルディユースの攻撃陣が強力なために押し上げがやや消極的になっていた部分もありましたが、11番礒部裕基が右サイドを上手く抜け出したタイミングで17番矢島倫太郎が絶妙のポジショニングから相手の裏を取り、そこへ見事にパスが繋がりゴール!得点シーンはおそらくこの2人だけで崩してとったと思います。

この得点から浦和レッズユースの攻撃が積極的になり逆に東京ヴェルディユースの守備がバタバタし始めたことで浦和の攻勢が続きました。前線の18番鈴木大輝へのロングボールのパスでつぶれた所に13番岡田昌巳や10番石沢哲也がこぼれ球を奪取して攻撃の形を作る。ブクメ個人的には珍しく感じたのですが、13番岡田昌巳の右サイドへのオーバーラップが度々見られたのも印象的でした。得点を上げた17番矢島倫太郎は左サイド、右サイドとその後も数回チャンスを作っていました。完全にディフェンス陣の背後を付いてオフサイドトラップをかいくぐって10番石沢哲也が抜け出したと思ったのですが、線審の判定はオフサイド。チャンスは増えたもののその後はゴールが奪えずに時間が過ぎていきます。後半終盤は1点ビハインドの東京ヴェルディユースも攻勢に出るシーンが増え、決定的なシーンを数回作られるものの守備陣が踏ん張り無失点。クライマックスは相手の決定的なゴールチャンスをゴール直前で10番石沢哲也が跳ね返したシーン。また、浦和が攻勢に出だした頃からは8番池西希のアグレッシブなプレーやチームの勢いを現す大声でのコーチングがたくさん聴こえてきたのも印象的でした。その中でも得点にはならなかったものの、低めのかなりスピードのあるロングパスを17番矢島倫太郎へ、かなり難しいであろうそのボールを見事にトラップしてゴールまであと一歩というシーンは鳥肌者でした。

・・と言う試合で結局1-0で試合終了となり、ラウンド16突破が決まりました!スゲーです!

試合全体で見たら内容では負けていたかもしれませんが、チーム全体で戦った浦和レッズユースに勝利が転がり込んできました。これで、まず一つ苦手で因縁のある相手を破りました。

準々決勝の相手は、予想通り横浜F・マリノスユースとなりました。プリンスリーグの時に圧倒的不利といわれていた試合で主導権を握った試合ながら、相手の決定力ある攻撃で2-2の引き分けに持ち込まれたという、ある意味勝てる試合で底力を見せ付けられたという悔しさが残ったのを思い出します。手強い相手ですが、精一杯戦い抜いてほしいですね。

気持ち良い勝利と共に思ったよりも晴れている時間が長かったようで、顔が日に焼けてましたw 赤い顔になってら自分w

高円宮杯2009 グループステージ9/19 vs 米子北高校 1-3敗戦・・・3位で突破

 さいたまスタジアム第2グラウンド

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

写真暗っ!・・・ブクメの技術がないせいなのか、逆に曇天模様を表現するのに最適なのか分かりませんが、曇りで涼しい埼スタ第2グラウンドで高円宮杯グループステージ最終戦の米子北高校戦が本日行われました。

トップの等々力の試合もハシゴしたのでこの時間の更新となります。

既に第2戦までで2勝していたため、この試合は敗れてもほぼ3位の上位4チーム以内は確定している状況。更に、早ければ2日後の21日にラウンド16が行われると言うことで、今日は若干スタメンのメンバーを入れ替えての試合となりました。最初、周りの方と累積の関係で持ち越さないためにメンバーを入れ替えているのかという話をしていたのですが、良く考えたら決勝トーナメントに累積は持ち越されないんですよね。

ということで、今後の戦いを見据えたという戦いと疲労度を考慮したということなのでしょう。

この試合の嬉しいポイントは、怪我で離脱していて静岡学園高校戦で後半の短い時間ながら復活を果たした8番池西希とこの試合が復帰戦となる9番葺本啓太がスタメン出場していたことですね。

今日の試合に関しては特に細かい内容とかに触れるつもりはありませんが、試合自体は守備の乱れから失点を重ねてしまい敗れましたが内容自体は前回の静岡学園高校戦同様に一進一退の攻防だったと思います。前半失点してからその前半終了間際に同点に追いついたプレーは見事でした。ゴールは13番岡田昌巳。

この試合一試合がどうということではなく、非常に簡単なことなのですが、感覚として、また実感として、この高円宮杯に臨んでいる現在の浦和レッズユースはベストのプレーをできれば、どの相手にでも勝利が出来るチームにまで成長しています。

ということで、もう次の話に移ります。結局浦和レッズユースはグループFの3位で突破し、トーナメントで言うと左側のブロックの一番上に入り、グループD1位の東京ヴェルディ1969ユースと準々決勝進出をかけて対戦します。

このチームも苦手にするチームの一つですね。クラブユース選手権でも勝てば全国というところで内容では拮抗しながら敗れてしまった悔しい思いもあります。でも、こういう対戦相手は逆に望むところです(ブクメ的に勝手にですがw)

一つ一つ、難しく悔しい思いを味合わされたチーム相手にぶつかって上っていくのを見守れるのは余計に楽しみです。

次からは負けたら終わり、ノックアウトです。延長、PKまで想定して勝ち抜くというノックアウトの難しさ。今年のチームはクラブユース選手権の順位決定戦でPKで勝つ喜びと同時にPKで敗れる悔しさも経験しているチームです。苦しい試合という経験はどの世代よりも積んできています。その経験が生きるシーンも出てくると思います。

最後にラウンド16の前にここ最近使っていなかった言葉を書きます。「今年の浦和レッズユースは型にはまればツエーんだよ!」

ゆっくり休んで次の戦いに臨んでください~!

高円宮杯2009 グループステージ9/13 vs 静岡学園高校 1-0勝利・・・一進一退を制す

 さいたま市浦和駒場スタジアム

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

FC東京U-18を下して1週間。今日の対戦相手は初戦を落として負けられない静岡学園となりました。浦和レッズユースの歴史の中で苦手な相手として組織が完成してくるこの時期の高校のチームとの対戦ということで苦しい戦いになるかもしれないと考えていた試合がこのカードになります。特に初戦落としているチームだけにやりにくいかもと。

スタメンは18番鈴木大輝をワントップとして置く(ブクメ個人的にはこの形のときは動き回ってチャンスを作るサッカーになるのでゼロトップと勝手に考えています)布陣でトップ下に13番岡田昌巳と10番石沢哲也、両サイドが11番礒部裕基と17番矢島倫太郎、ボランチが20番広瀬健太、守備陣が2番森田健介、5番大里康朗がサイド、6番岡本拓也と3番畑本時央がセンターバックとなっていました。一応こういう布陣と言うことで実際は流動的なんですけどね(言うまでもないですがw)

晴れ、30度近い天気、昼ごろの試合と言う事で選手たちも相当体力的にきつかったと思いますが、両チームとも最後まで足を止めずに走り回っている姿が印象的でした。試合自体は浦和レッズユースがやや押し気味でしたが、ゴールまでが遠く、また静岡学園高校もサイドから上がった選手がテクニックで一人交わして数的優位な形でクロスを上げるところまで持っていかれる危険なシーンも多かったものの、こちらも決定力が欠けていて得点が入らず。なんとなく、こういう試合は0-0で終わることも多いかな~と感じていましたが、後半に入り静岡学園が最終ラインを上げながらもラインの統率が上手く行かずにぶれるシーンが増えてきたところで浦和レッズユースの選手が裏に抜け出すことが多くなってきたところでチャンスかな~と思っていたら、見事に10番石沢哲也がスルーパスに抜け出してキーパーと1対1の局面を作り、上手く頭でキーパーを交わすかと思ったところで倒されてPKを奪取。

キッカーは13番岡田昌巳でしたが残念ながら失敗・・・と思ったら、キーパーが先に動いたっぽくてやりなおし。そのやり直しのPKを11番礒部裕基が決めて待望の先制点。その後、どちらも決定的なチャンスに近い所までは何度も行くものの決めきれずに試合自体は1-0で終了しました。

それにしても、静岡学園高校の試合終盤の前線のプレスは凄かった。相当疲れているはずなのに3人くらいで常にプレスをかけていてそれがボール奪取に繋がって浦和レッズユースがピンチになるシーンも結構ありましたから・・・。

勝負強さも身について来ましたね。苦しんでスタートしたチームだけにこういう試合で勝ちきれると一際嬉しいですね。

あと、怪我で離脱していた8番池西希が終盤交代出場していましたが、この復帰は嬉しかったです。怪我と聞いてもしかしたらこの大会で結構後のほうまで難しいのかと思っていたので。

これで2勝0敗ということになりましたので、3位の上位4チームまで突破できると言うことを考えると、グループステージ突破はほぼ決定。

浦和レッズユースが2勝(得失+2)、FC東京U-18が1勝1敗(得失+1)、米子北高校も1勝1敗(得失0)、静岡学園高校が2敗(得失-3)

最終戦引き分け以上で1位通過となります。大勝大敗が今のところないので負けると1位~3位までどこになる可能性も十分あります。

ということで、石巻に行く準備も十分出来てますからね(足はないけどw

・・・で、トップの試合はどうしたの?という質問が出るかで無いか、ブクメのことなんかどうでも良いという話もあるかもしれませんが、今日はユースの試合が終了してから自転車で埼スタに向かい、後半からゴール裏に入ることができトップの久々の勝利も体感できました。レディースも勝利したということで気持ちよい週末でした。

高円宮杯2009 グループステージ9/6 vs FC東京U-18 2-1勝利・・・スペインの流れそのままに

NACK5スタジアム

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いや~、若い選手は回復が早いですな・・・と思ったらユースの選手は1日に帰国してた、ブクメは4日・・・でも同日でも疲れを残すのは自分の方だろうなw

ということで、スペイン遠征で可能性を見せてくれた選手達は本日より高円宮杯での戦い。

いきなり初戦の相手がプリンスリーグで大敗を喫していたFC東京U-18ということで回りは失点少なく終えられれば・・という声も聞かれましたが、ブクメ個人的には3番畑本時央がセンターバックに復帰したことで得た守備の安定感を実際に見ていたので集中力さえ切らさなければ、良い試合が確実に出来ると考えていました。

この試合守備ラインはスペイン遠征に帯同していなかった6番岡本拓也が右サイドに入り、センターバックに3番畑本時央、5番大里康朗、左サイドに21番若井祥吾という布陣でした。

ボランチの位置に20番広瀬健太が入り、スペイン遠征ではボランチを務めていた10番石沢哲也と13番岡田昌巳がトップ下という布陣になっていました。

この試合のポイントは、やはりスペイン遠征で見せていた守備のバランスの良さと、ボランチに20番広瀬健太が入ったことで10番石沢哲也が更に流動的に前目に動くことが出来ていました。プラスして13番岡田昌巳との距離感も引き続き良い感じで前回あれだけいいようにやられていたFC東京U-18相手に互角以上の戦いをすることができました。

それでも、決定機を決めきれずに内容は良いものの得点は動かない展開で試合が続きました。

前半は0-0で終了して後半に入っても流れは浦和ペースだったものの、決定力に勝るFC東京U-18に先制されてしまいます。で、その後少しバタバタしそうな雰囲気もありつつも持ち直し、後半終盤にいくつもチャンスを作り出します。そして、まずは右サイドを抜け出した6番岡本拓也からのドンピシャクロスを11番磯部裕基がヘッドであわせて同点、そしてその後相手の攻撃を凌ぎながら最後の最後に17番矢島倫太郎の左サイドからのパスを受けた18番鈴木大輝が技ありの逆転ゴールを決めて逆転勝利!

嬉しすぎる勝利でした!

ブクメ個人的には、以前から期待していると度々書いて来ながら精細を欠く動きが多かった21番若井祥吾のこの試合の動きには驚かされました。守備を含め、パス交換の際の距離感やロングパスの精度含めて目を見張るものがありました。

まずは強敵のFC東京U-18から勝点3を奪い取りましたが、ここからは毎年浦和レッズユースが苦戦する組織で戦うことに長けている高校のチームとの対戦が2つ続きます。気持ちを入れ替えて2つを戦って一歩一歩前進してもらいましょう。試合ごとに成長する姿が見られるのは非常に嬉しいですね。

・・・で、ここでブクメ的不満。

ユースの大会では珍しい有料試合なのに、なんでゴール裏開放しないの?(無料の試合でも開放することが多いのになんで?)

なんで、電光掲示板使わないの?(国立までお預け?)

まあ、嬉しいのでいいですが。

☆知り合いから写真送られてきたら数枚追加するかもしれません、よろしくです~。

高円宮杯2009浦和レッズユースはグループF

どうも、浦和サポブクメです☆

ご無沙汰しております。現在クラブユース選手権の全国大会で戦っている浦和レッズジュニアユースは決勝トーナメント進出と言う事で、優勝目指して突き進んでもらいたいですね!

ということで、今日8月18日は高円宮杯2009の組み合わせ抽選会。

浦和レッズユースはグループFに入りました。

日程は以下

9月6日 13:20- vs FC東京U-18(ナックファイブスタジアム大宮)
9月13日 13:20- vs 静岡学園高校(駒場スタジアム)
9月19日 13:20- vs 米子北高校(埼玉スタジアム第2グラウンド)

FC東京U-18が入っているんですね。苦しいグループです。でも、予選に関しては3位の上位4チーム(6グループ中)まで決勝トーナメントに進めることからもある程度計算して戦えればOKということなんですよね。

見る側としたらその後が気になるわけですが、ベスト16の場所と日程が何位で通過するかによって大きく異なってきます。

1位通過⇒9月21日(石巻フ)*宮城県ですw
2位通過⇒9月23日(夢の島)
3位通過⇒9月21日(ひたちなか)

1位で通過して宮城県まで行く勢いでいいんです。その結果2位なら夢の島(近場w)、それでも良い、ひたちなかでも良い。とにかく、3試合を上手く戦い抜いて通過してくれればいいんです!

日本サッカー協会高円宮杯日程のページ

 

ということで、ブクメは月末はユースを追いかけてある場所にいると思います。詳細は実際に辿り着けて見られたら書きます~。