どうも、浦和サポブクメです☆
30日からのレイソルフェスティバルU-14も今日で最終日となりました。2日間で既に4試合を戦い、移動も含めて、かなり消耗した中で最後のひと踏ん張りとなる3日目最終日の試合は、日立柏総合グラウンドでの7位8位決定戦の愛媛FCジュニアユースU-14戦となります。
日立柏総合グラウンドでの試合は、人工芝と天然芝表記に分かれている中で、この試合だけ野球場とオフィシャルサイトに表記してあったため、これらのグラウンド以外なのかと思っていましたが、天然芝のグラウンドで浦和の選手たちが準備していたので安心しました。
では、試合の話に移ります。
この試合のスタメンは以下、
GK1番柿沼大輔、DFが左サイドバックに13番角田涼太朗、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに6番大西翔也と3番松永悠希、MFが左に9番山崎舜介、右に7番白田颯人、真ん中に8番山下勇希と5番荻原拓也、FWが左に11番樋口颯太、右に10番長倉幹樹
となります。
言い方を悪くすれば、やや大味な展開にはなったものの、両チーム含めてかなり多くの得点が入る展開となりました。
試合開始早々に11番樋口颯太がドリブル突破で仕掛けるも、シュートは打てず。
3分に、5番荻原拓也の裏へのパスに11番樋口颯太が抜け出すも、やや呼吸が合わずにパスがずれてしまい、繋がらずも、スタートから11番樋口颯太のゴールに向かう姿勢が良く見られた中で迎えた4分に、11番樋口颯太が再びドリブルで仕掛け、そのままゴール。
浦和が先制します。
6分には、11番樋口颯太のポストプレーから5番荻原拓也に落とし、左の9番山崎舜介につないで仕掛けます。
7分には、10番長倉幹樹が前線から上下の動きでいったん下がりパスを受けると、5番荻原拓也に落として、右から抜ける11番樋口颯太に長めのパスを通し、シュートを放つもここはキーパーに防がれます。
8分にバックラインでパスを受けた3番松永悠希がディフェンスの隙間を通して、10番長倉幹樹につなげます。
9分に、相手のサイドからの攻撃で抜かれたら、一気にサイドから突破されるという場面で2番山崎広大がしっかり対応し、抜かせず。
10分に6番大西翔也に代わり14番弓削翼が入ります。
13分に5番荻原拓也からのパスを受けた10番長倉幹樹がドリブルで仕掛けるもキーパーに阻まれます。
14分に8番山下勇希から5番荻原拓也に開き、右の7番白田颯人にパスを通し仕掛けます。
全体的に、精度が高ければ面白い仕掛けという浦和の攻撃でしたが、これは、継続中の課題でもありますが、精度がやや低くなるためにそこで奪われて反撃を食らうことがやはりこの試合でも多くなりました。
相手の前線の選手も攻撃的な選手が多い印象で、攻撃の後の守備の負担と言うものがかなり大きいようにも感じられました。
守備のところで、3番松永悠希が相手の攻撃を摘みに出たところを、残りの3人の守備陣が距離を狭めて対応するなどの意識は、これまでの試合の中ではスムーズにできていたように感じられるものの、やはり攻守の入れ替わりがかなり多くなる展開になっていたため、落ち着きなく攻め合うような状況で、そういう動きの良さを実感するというところまでは行かない印象でした。
そういう中で、やはりディフェンスラインの前のスペースを使って相手が仕掛けてきたときに、プレスが甘く、シュートを放たれる場面も、何度か見られました。
打ち合いの展開の中で、19分にミドルシュートを決められ、1-1とされます。
同点ゴール以降は、やや相手の攻撃を受ける時間帯になったものの、25分に7番白田颯人のドリブルでの仕掛けからゴール近くで直接フリーキックのチャンスを得て、このチャンスから惜しい形を作るなど、再び浦和の攻撃も増え始めたところで、28分に11番樋口颯太がゴールを決めて2-1と再びリードを奪い、更に前半終了間際にも、7番白田颯人がサイドチェンジで左に開いた11番樋口颯太にパス、11番樋口颯太のシュート性のクロスをキーパーが弾いたところを13番角田涼太朗が押し込んで3-1。2点差をつけて前半終了。
後半はスタートから、1番柿沼大輔に代わり18番高草木天平が入ります。
後半も、攻守が頻繁に入れ替わる、打ち合いの展開は変わらず。
1分に、10番長倉幹樹が反転しながらの見事なトラップで前線に抜け出してドリブルから11番樋口颯太にパスし、自らはペナルティエリア内に侵入し、再びパスを受けて仕掛けるも決められず。
2分に、9番山崎舜介が中盤でインターセプトし中盤とのワンツーでサイドから攻撃を仕掛けます。
3分に失点し2-3と1点差に迫られます。
7分に8番山下勇希が中盤でインターセプトから前線の10番長倉幹樹へパスも繋がらず。
12分に、8番山下勇希10番長倉幹樹、14番弓削翼と中盤とバックラインでのパス回しから、右前線へ長いパスを通し、反応した10番長倉幹樹がシュートまで持ち込むチャンスを作ります。
13分に、再び失点し、3-3の同点に追いつかれます。
ここからしばらく3-3の状況が続いたものの、23分に10番長倉幹樹のシュートの跳ね返りを9番山崎舜介がきっちり決めて4-3と再び逆転に成功すると、26分には、右に開いた8番山下勇希からのファーへのクロスに9番山崎舜介がダイレクトで合わせてゴール。このゴールは、横に広く使い、クロスの精度も高く、見事な得点でした。
これで、5-3。
28分に、5番荻原拓也が相手ディフェンダーの激しいプレスを受けながらもボールを失わず、キープしてからシュートまで持ち込むも、相手キーパーに防がれます。
29分に、決定的な形を作られるも相手のシュートミスで失点は免れます。
そして、試合終了間際に、この大会で相手キーパーやディフェンダーのちょっとした隙を狙ってかっさらって得点を多く決めている10番長倉幹樹が、キーパーの隙をついて奪ってゴール。
試合展開は、どちらに転んでもおかしくない、打ち合いの状況になっていたものの、終わってみれば3点差をつけて浦和が勝利。
U-14のこの時期で大事にするものは、チームによって様々です。この大会での対戦相手などを見ていると、この時期から、組織的にかなりハイレベルなところを求めてチームを作っているところや、比較的自由にやらせている印象があるので、強くも見え脆くも見えるチームもあり、やはり印象的だったのは、名古屋グランパスのように、決して身長が高くはない選手も含めて、フィジカルが強くしっかりした選手が多く、プレッシャーを受けた中でも精度の高いプレーができている中での攻撃的なサッカーをしていたチームで、これに関しても、体幹や筋力を本格的に鍛える時期を早い時期から行うチームもあれば、ちょうど今くらいの時期から本格的に行うチームもあるため、これに関しても、今の時点で判断するのはいわゆる時期尚早というものではありますね。
浦和としては、やはり大会を通じて、個性や攻撃のセンスからのアイデアはあるものの、そこに連動性が無かったり、意思疎通が上手く行かない部分が、「精度」に影響を与えていたことで、思わぬ苦戦を強いられる試合が多くなった印象もあります。
ただ、この大会の参加チームの中で突出して多い5試合21得点という破壊力は財産ですので、失点も9ありますが、チームとしては、やはりその攻撃力は大事にして欲しいですし、そこに組織的なプレーで会ったり、試合運びをコントロールする選手を作ってみたりすることで、攻撃と守備の部分での連携も高めて行けると、かなり強いチームになっていくと思います。
やはり、これだけの得点力があるというのは、それだけでも財産なんですよ。
ということで、3日間楽しませてもらいました!
ありがとうございました。
ではでは~。
おまけの写真です。