プーマカップ2011/03/06 – 浦和レッズユースBvs成立学園高校B 6-1勝利・・・サッカーに必要なこと

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月6日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

この大会の浦和レッズユース最後の試合は、成立学園高校とのB戦となります。13:00キックオフで気温も上がりポカポカ陽気での試合となりました。

GKが18番大石祐輝、DFがセンターバックに16番西澤秀平と3番西山航平、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに24番金野僚太、MFがボランチに30番立野峻平、トップ下が25番岸伯富実と8番片槙吾、FWが左に14番堀田稜、右に13番長坂竜一、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

まず、この試合の得点経過と選手交代から書きますね。

試合開始数分で、中盤でボールを持った8番片槙吾が豪快にミドルシュートを放ち、これが決まり早くも先制します。1-0

続いて縦の長いパスがディフェンスの裏に抜け出した17番カドコダイ・アシカンに通り、落ち着いて右隅に決めて2点目。2-0

この後、ロングボールのクリアが中途半端になり、そのボールが運悪く相手の方にこぼれて渡ってしまい、失点。2-1

8番片槙吾、25番岸伯富実に代わり27番小峯洋介、28番長谷優が投入される。

13番長坂竜一のゴールで3-1

前半終了

28番長谷優のゴールで4-1

17番カドコダイ・アシカンがドリブルで仕掛けてディフェンダーにかかるものの、こぼれ球を狙っていた28番長谷優が一歩先にボールを奪い、そのままゴール。5-1

17番カドコダイ・アシカンのヘディングゴール。6-1

結果的に6-1の大勝となりました。

まず、この試合の序盤では8番片槙吾が積極的にゴールを狙うプレーが何度も見られます。先制点のゴールを含め、この試合ではパスよりも狙えそうな時は自分でゴールを狙うと言う姿勢が出ていて良かったです。また、14番堀田稜が左サイドでボールをキープした際には、相手ディフェンダーをことごとくドリブルでかわし、クロスボールやシュートなどまで持ち込んでいました。

この大会では以外にも初めてフォワード真ん中の位置でスタメン出場した(この大会ここまでは、トップ下起用でポストプレーやボール捌きの経験を積ませていることが多かった)17番カドコダイ・アシカン。相手のプレスがやや緩い事もありましたが、ポストプレー決めまくってました。

ただ、この試合は連携や攻撃の部分でのテンポやリズムという意味では、試合開始から終了まで上手く回らない印象がありました。

この試合で気が付けば大勝という結果に終わった後にふと思ったのは、相手を翻弄するパスワークなどがなくても、ゴール前での得点を奪うという一点に関しては、決めきることが出来ていたということ。難しいことをして時間がかかって決まらないプレーよりも、シュートを狙えるスペースが空いたからミドルシュートで狙って決めてしまった8番片槙吾のプレーや、ドリブルで仕掛けた17番カドコダイ・アシカンがディフェンスに止められてもこの辺りにこぼれてくるかもしれないと、狙っていた28番長谷優のゴールなど、結果的に試合に勝つためには必要な、得点を奪うと言うサッカーで最も必要なポイント。これが、しっかり出来ていたということなんですよね。

点を取るまでの流れや崩し方の工夫は絶対に必要。その部分はこの試合では、あまり上手く行っていなかったのは確かなのですが、勝つためのフィニッシュという点ではこの試合、何人かの選手は、少ないチャンスを確率高く決めることができていたということなんですよね。

この試合のような勝ち方ができることも凄く重要だと思います。OKです。

ということで、今週末は2日間で5試合見させてもらいましたが、課題と手応えが半分半分くらい見られた面白い2日間でした。

プレーする選手達にとっては、試合数や人工芝ながらちょっとやりにくそうなピッチ、気候条件など過酷な2日間で相当疲れたと思います。

お疲れ様でした!

ではでは~!

 

プーマカップ2011/03/06 – 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 1-3敗戦・・・工夫と対応

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月6日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

プーマカップ2日目。今日は昨日に比べて風もあまりなく、比較的プレーしやすいコンディションとなりました。とは言え、第1試合のキックオフは10時からということで、やや肌寒い気候の中での試合となりました。

今日の対戦相手のサンフレッチェ広島ユースですが、1日目の前橋育英高校戦を見た限りでは、個人の能力は高いもののチームプレーや守備の部分がまだまだこれからのチームという印象を持っていましたが・・・。

この試合のスタメンは以下の通り、

スタメンは第1試合のメンバー中心の構成で組まれるのかと思っていましたが、結構違っていました。

GKが40番高浪祐希、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下が10番矢島慎也と21番繁田秀斗、FWが左に19番大野将平、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

1日目の前橋育英高校戦のメンバー構成に近い形になります。様々なメンバーや戦い方を試している現在の状況ですが、比較的スムーズに戦い結果を残せている印象のある中盤と前線のメンバー構成でしたが、この試合は少し旗色が違う展開となりました。

前半スタートから、相手が守備に人数を割いている割には中途半端な部分が多かったこともあり、バックラインからの縦のロングボールに前線の12番高田拓弥やトップ下の10番矢島慎也が絡んで攻撃と言う攻撃の狙いが多くなりました。前線には通るものの決定的な形まで持っていけない流れで更に、研究してきていたのかどうかはわかりませんが、浦和の両サイドからの攻撃に対する守備を相当しっかりとケアされていたことで、7番鈴木悠太がいつものようにドリブルで抜け出してシュートまで持ち込むという形がかなり減ってしまっていました。対応されていながらもドリブルで突破して右サイドを駆け上がりクロスを12番高田拓弥がヘディングでゴールを狙う形などは何度か作れていたのはさすがですね。足元のパスからドリブルでかかることが多かったので、スピードを生かしてスペースへパスを出してもらい、スピード勝負というシーンをもう少し増やしても良かったかもしれません。

ただ、この試合はこれまでの試合と比べて中盤の距離感やパスのタイミングなどがしっくり行かない様子も多く見られ、19番大野将平から12番高田拓弥を経由して10番矢島慎也に渡ってシュートまで行くような数人でテンポ良く崩していく回数はかなり少なかったように思います。

何か上手く行かない雰囲気が出ながらも、広島の攻撃も意図のないパスが多かったこともあり、ボールキープは浦和の多かったように思いますが、主導権はどちらにも行かないという状況の中、先制したのは広島になります。コーナーキックのチャンスで得点を決めた選手に誰もマークがつけず、フリーの状態でキーパーのポジショニングも少し中途半端になってしまい、キレイにヘッドで決められてしまい0-1となります。

この得点から、広島の攻撃がかみ合いだし、逆に浦和は10番矢島慎也が運動量多く、ボールの経由役となり、攻撃を仕掛けようとするものの、どうも全体的に動きがちぐはぐし、サイドもしっかりケアされることで上手く使えないことからバランスが悪くなり、25分、35分と、更に失点してしまい前半の段階で3点のビハインドを負ってしまいます。

流れが悪くなった時に、選手同士で掛け合う声もほとんど聴こえなくなってしまという悪い時のパターンが出てしまい反撃ができないままに前半は終了。

後半に入り、GKが40番高浪祐希に代わり、1番三上綾太。更に6番野崎雅也に代わり、20番新井純平が入ります。ポジションとしては6番野崎雅也のボランチの位置に15番西袋裕太が入り、4番小出啓太が右サイドバックからセンターバックへ、そして右サイドバックに20番新井純平が入りました。

この交代により、20番新井純平が意識的に声を出し、更に前半なかったオーバーラップからの攻撃参加を行うことで右サイドからの攻撃が活性化されました。次第に流れが浦和に傾き、20番新井純平の声に呼応して、全体的に声が出るようになり、更に動きもスムーズになった印象があります。

そして、この流れの中で、浦和が1点を返します。中盤の21番繁田秀斗にボールが入ったところで広島の激しいディフェンスで倒されながらもそのボールが12番高田拓弥に渡ったためにアドバンテージが取られ、ボールを持った12番高田拓弥がディフェンスをかわしてシュート。これが決まり1-3となります。

明らかに右サイドでの攻撃が活発化され、20番新井純平、10番矢島慎也、7番鈴木悠太の3人が上手く攻撃を作り出せていたと思います。3点リードで比較的前掛かりになっていた広島の隙を突いた部分もありましたが見事に流れが変わりました。ただ、1失点したことで広島が再び守備の意識を強く持つようになったことで前半しばらく続いた浦和のイケイケの時間帯から、終盤はややこう着状態となります。後半は更に19番大野将平に代わり25番岸伯富実、10番矢島慎也に代えて8番片槙吾、終盤に21番繁田秀斗に代わり、17番カドコダイ・アシカンと3人交代を試みましたが、結果的にその後どちらにも得点が入らず1-3で敗戦となりました。

昨日今日と試合が立て続けで、何人かの選手はかなり疲労がたまっている様子で終盤は気持ちで動いて体がついていかない様子も見られ、更に小さい怪我を抱えてプレーしている選手もいたようで、その辺りも影響したのかもしれませんが、この試合は、今年の形にして欲しい中盤での工夫や距離感を考えた連携が思った以上に上手く行っていない様子でした。

相手のやり方に対する工夫や対応がまだ臨機応変にできないことや、流れが悪くなった時に声がでなくなってしまうことなど、今後改善すべき点が多く見られた試合になりました。疲労で体は相当きついながらも、最後まで諦めずにボールを追い続けた姿勢は凄く良かったです。

ではでは。

 

プーマカップ2011/03/05 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 3-3引き分け・・・凄いゴールの応酬

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さてさてさてさて、プーマカップ1日目の3試合目になります。やや寒さが増してきた16時キックオフの今日最後の対戦相手は前橋育英高校になります。

スタメンは第1試合のメンバー中心の構成で組まれるのかと思っていましたが、結構違っていました。

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下が10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左に19番大野将平、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

試合開始から、しばらくは浦和の一方的な展開になります。1試合目の最前線の位置からトップ下に下がった10番矢島慎也が持ち味を存分に発揮し、12番高田拓弥や7番鈴木悠太と見事なコンビネーションを見せて何度もチャンスを作ります。自身も一度豪快なミドルシュートを放つも惜しくもクロスバーに阻まれてしまいます。どちらかというと、ポジションを動き回って攻めるというよりは、中盤がどっしりとボールを捌きながら前の選手の個人技で攻めていくという形が当たり、何度も惜しいチャンスを見せます。15番西袋裕太からの縦のロングフィードから12番高田拓弥が見事なトラップから攻めこむなど、見事な攻撃の形を作ります。

しかしながら、得点を奪うことができず、見ていたこちら側もちょっと攻めこむまでの形に満足してしまって得点した気分になってしまったことを反省します。攻勢が続いている中で、守備も非常にバランス良く守れているという中で、前橋育英高校にサイドからの攻撃で、先制点を奪われてしまいます。

この辺りから、攻撃がうまく機能しなくなり徐々に主導権を前橋育英高校に奪われてしまいます。迫力のある攻撃というわけではないのですが、ゴール前での攻撃でシンプルに落ち着いて攻めてくる相手に攻められるシーンが増えてくるものの、やはり守備のバランスは良く、しっかり抑えて前半は0-1で終了します。

攻めながら得点を奪えず、攻撃が機能しなくなってきた時の状況を打開するために中盤が動き回るような工夫が後半には見られれば良いと思っていました。

1人くらいの交代かと思っていたら、後半最初から浦和は一気に5人選手を交代。

5番佐藤大介、6番野崎雅也、10番矢島慎也、19番大野将平、18番大石祐輝が下がり、

20番新井純平、21番繁田秀斗、25番岸伯富実、26番小坂慎太朗、40番高浪祐希が入ります。

ポジションが結構いつもと違うので、書きなおしますと

GK40番高浪祐希、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに21番繁田秀斗、トップ下に25番岸伯富実と8番片槙吾、FWが左に7番鈴木悠太、右に20番新井純平、真ん中に12番高田拓弥

となります。

繁田秀斗がボランチだったり、新井純平が右ウィングだったり珍しい(違和感のある)ポジションとなりました。

前半の修正というより、後半から別のチームで試してみようという感じですね。

さっそく、攻撃の部分が機能し、7番鈴木悠太が力強いドリブルで仕掛けたところ相手ディフェンダーの激しい接触プレーでファールを受けながらもボールが前線の12番高田拓弥へつながったことでアドバンテージをもらい、12番高田拓弥が相手ディフェンダーのプレスを受けながらボールを失わず、難しい位置から回転をかけたシュートを放ち、巻くような軌道を描いてゴール右隅へ吸い込まれていきます。これで1-1の同点。

攻撃部分が活性化されたものの、同時に中盤での守備意識が薄くなり機能しなくなったことで、前橋育英の攻撃に対応ができなくなってしまう時間帯があり、浦和の攻撃も凄いが、相手の攻撃を防ぎきれない危険な場面が増えるという不安定な時間帯ができたところで、浦和が得点してしまえば良かったのでしょうが、先に失点をしてしまい1-2とされ、その後ルーズボールの浮きだまの処理で相手キーパーが不用意に飛び出していたところをしっかり12番高田拓弥がヘッドでゴールを狙ったもののあと数センチのところでゴール右に外れてしまい、その後、不安定な守備を完全に崩されて3失点目を喫してしまいます。

ここで、20番新井純平が右サイドバックに下がり、右ウィングに21番繁田秀斗が入り、15番西袋裕太がボランチへ入り、4番小出啓太がセンターバックとポジションチェンジをします。

それぞれの選手が慣れたポジションに移ったことで守備のバランスが戻ります。

ここからの攻撃陣が凄かったです。2点のビハインドを奪い返すべく、とにかく7番鈴木悠太が果敢にドリブルで何度も仕掛け、この仕掛けが実り個人技で見事なゴールを決め1点差とし、U16リーグの時に多くボランチのポジションもやっている15番西袋裕太が守備のバランスを保ちながら、タイミングで前線に抜け出したところに中盤からの見事なパスが通り、パスを受けた15番西袋裕太は左サイドをドリブルで持ち上がり、鋭いクロスをゴール前に入れるとそこに25番岸伯富実がタイミング良く飛び込みゴール。3-3の同点に追い付きます。

残り5分くらいのところで、12番高田拓弥に代えて27番小峯洋介を投入し、あと一歩で逆転ゴールという惜しいシーンを作りながらも決められず結果として3-3の同点で終了となりました。

なんというか、凄い試合でした。

さてさて、1日3試合ということで、やや雑な感じで3試合それぞれのブログを投稿させてもらいましたが、色々な選手が色々なポジション、組み合わせを試されながら、既に何パターンか、今年のチーム構成で全国でも戦えそうという形も見えてきており、その中から更に新しい別の形の模索もされているという、見る側も頭を使って見ることが必要となる。

そんな状況が今の浦和レッズユースなのかと思います。

それらを踏まえながら、明日の2試合も楽しみに見させてもらいたいと思います。

ではでは~!

プーマカップ2011/03/05 – 浦和レッズユースB vsサンフレッチェ広島ユースB 4-1勝利・・・トップ下に彼が

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

たびたび失礼します。プーマカップ1日目の2試合目。今度は浦和レッズユースBvsサンフレッチェ広島ユースBの試合となります。広島がBチームだかどうだかはわかりませんが、浦和はBチームというよりは、公式戦開幕前の様々な試みの中の人試合になりますので解釈としてはB戦ということでもありません。

この試合のスタメンは以下となります。

GKが18番大石祐輝、DFがセンターバックに22番寄特直人と16番西澤秀平、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに24番金野僚太、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下が30番立野俊平と17番カドコダイ・アシカン、FWが左に19番大野将平、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

得点を奪うという気持ちが強い、7番鈴木悠太と12番高田拓弥が入ったことで、この試合は最初から得点が入る空気が強く見られた試合展開となりました。そして、トップ下の位置に17番カドコダイ・アシカンが入りました。珍しいポジション配置ですが、今後のワントップでやっていくことを考えて、このポジションでの経験というのは非常に大切になるため、違和感はあるものの、面白い配置だと感じました。

試合は、思った通り浦和レッズユースのペースで進みます。1試合目よりも、ポジション的には慣れない選手がいるにもかかわらず、動きがスムーズに展開されていました。試合開始すぐは8番片槙吾がボランチかと思っていたのですが、すぐに30番立野俊平がボランチの位置に移動していたと思います。ブクメ個人的にですが、最近ボランチで出場することも多い8番片槙吾はトップ下で攻撃を強く意識したプレーをする方が能力を発揮できるという印象があり、この試合で見せていた攻撃の部分でのプレーや、スルーパスの際のボールのため方など、彼独特の上手さがあり良かったと思います。中盤でのプレスという意識も8番片槙吾がひときわ強く、インターセプトから攻撃に転じるという部分でも多く貢献していたと思います。

さて、トップ下に入っていた17番カドコダイ・アシカンですが、思った以上にスムーズにボールをさばけていたと思います。リズムよく、左サイドバックの5番佐藤大介からのパスをテンポよく12番高田拓弥につなげた場面など、逆に難しいことをせずに周りを使うための経由を意識していたのかもしれませんが、そらが凄くテンポを良くしていました。

先制点は浦和で、その際のアシストも17番カドコダイ・アシカンになります。12番高田拓弥の裏へ抜け出すための前後の動きもかなり効果的で、上手くタイミングが合い相手ディフェンダーの裏に抜けた12番高田拓弥がキーパーと1対1の場面を作り、アウトサイドでキーパーを越えてゴールに吸い込まれる見事なゴールを決めました。

前半は1点のみでしたが、7番鈴木悠太のドリブルでの仕掛けや、30番立野俊平から左サイドに開いた19番大野将平へパス、ドリブルでサイドを駆け上がりゴール前に入れたボールを12番高田拓弥がシュートなど、迫力のある攻撃を何度も見せていました。

また、右サイドバックに入った24番金野僚太が周りの動きを本当によく見ながら上手く動きまわっていた印象があり、時折タイミングででスルスルと上がっていき、ミドルシュートを放ったり、目立たないながら、右サイドのテンポの良い展開を作る役割を上手くやっていたと思います。

後半に入り、12番高田拓弥に代わり、13番長坂竜一が入ります。後半は、トップ下の位置に入った30番立野俊平が左サイドの19番大野将平、13番長坂竜一と距離感をかなり上手くコントロールし、多彩な攻撃を作り出す動きをしていました。そのような展開から、19番大野将平が2点目を決め、その後すぐに13番長坂竜一の右サイド深くからのピンポイントクロスをヘッドで合わせて3点目、その後1点返されるものの、コーナーキックのチャンスで8番片槙吾が左足で上げたボールに対して、17番カドコダイ・アシカンが競り合いこの動きが上手い具合にオトリとなり、飛び込んだ22番寄特直人がヘッドで押し込んで4点目。結局この試合は4-1での大勝となりました。

それぞれの選手の持ち味が発揮された試合となりました。トップ下アシカン、なかなか良い感じに機能していました。

2試合目のブログでした!

プーマカップ2011/03/05 – 浦和レッズユースvs成立学園高校 0-0引き分け・・・フィニッシュの精度

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今週末、浦和レッズユースは前橋育英高校の高崎グラウンドで行われているプーマカップ2011に参加しています。今日は、初日の3試合を観戦してきました。3試合あるので情報などかなりごちゃごちゃになっていますのでご了承ください。なお、この大会は35分ハーフの試合形式となります。

細かくというよりは、ポイントポイントで感じたことなどをまとめてこの大会は試合ごとに書いていこうと思います。

まず、11:30から行われた1試合目の成立学園高校のスタメンは以下となります。

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに15番西袋裕太と4番小出啓太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下が21番繁田秀斗と27番小峯洋介、FWが左に28番長谷優、右に25番岸伯富実、真ん中に10番矢島慎也

となります。

この大会も、メンバー構成を見る限り、色々なポジションや組み合わせを試すという意味合いを強くしている様子がうかがえます。典型的なフォワードタイプを置かないこの試合は、前線が勝負を仕掛けるという得点を奪う気持ちが突出している選手がいないような印象で、なかなかフィニッシュまで行かないという展開になりました。オーバーラップの攻撃参加が得意な両サイドバックも上手く動きが合わなかったのか、ウィングの2枚とタイミングを合わせての攻撃参加が、やや上手くいっている時と比べるとぎこちない様子も見られました。

この試合の攻撃では、動きにくそうな様子はうかがえたものの、10番矢島慎也が存在感を見せていて、FKのチャンスで28番長谷優に合わせてシュートという場面や、スルーパスから25番岸伯富実のクロスバーを直撃するループシュートを演出するプレーや、自身もキーパーと1対1になるというシーンを作ったもののいずれもキーパーに当ててしまいゴールを奪うことはできませんでした。

全体的に、互い互いの動きと自分の意図が合わずという流れから、試合終盤にはパスがずれてしまうということも何度かありました。

ちぐはぐした展開が多かったものの、後半途中からは、10番矢島慎也の近い距離で21番繁田秀斗と27番小峯洋介が細かいパス回しから相手守備陣を崩そうという動きが見られました。この試みは良かったと思います。

試合の結果は0-0

全体的に自分たちでリズムを悪くしてしまったという試合にはなりましたが、決定機は何度か作れており、試合自体は勝つことができた試合だったと思います。

本当にあと少しのところなのですが、やはりフィニッシュの精度に課題を感じた試合となりました。試合終盤に中盤が意識して崩しにかかっていたところは良かったと思います。

第1試合でした~!