浦和レッズユースプレミアリーグ昇格おめでとうございます!【わたしは、カンボジアです。】

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どうも、ブクメです☆

ものすごーーくベタなのですが、こういうことをしてました。

日本時間の11時、カンボジアでは2時間時差があるので9時に、今住んでいるカンボジア、プノンペンのアパートにて、google mapで広島方面を調べてそちらの方向を見て、ツイッターで試合チェックする体制を整えてという写真です。試合に足を運べなかったので、facebookに挙げてました写真をここに持ってきました。

プリンスリーグ関東を1位で通過した浦和レッズユースが、広島で戦ったプレミアリーグ参入戦。おそらく、そうなるであろうという決定戦の相手になりました。最初、この入れ替え戦の前に、アイキャッチで入れた、今年の清水フェスティバルで今回の対戦相手となった長崎総合科学大学附属高校と対戦した日に蛇塚グラウンドで撮った、澄んだ空、海、地平線の写真を入れて、プレミアリーグへの道は、ここで敗れた相手を倒して・・・みたいな文章を書こうと思っていたのですが、なんとなく、終わってから書く方が良いかなと思って、to_premierというフォルダを作って保存してたりしました(笑)

試合には、足を運べていませんが、多くのサポーターの方が現地に足を運んでくれ、つぶやきや部分部分の動画を挙げてくれたので、遠くにいながらも臨場感を味わうことができました。

実際に現地で見ていないので、細かいところまではわかりませんが、パワフル(という表現が適切かわかりませんが)な相手に対して走り負けず、競り合いでも戦うことができ、しっかり先制して、後半の相手の猛攻にも耐えきっての勝利ということかと思います。相手の猛攻を受けた時間帯を強い気持ちで跳ね返して、勝ちきったと聞いた時には、成長したなとシミジミと感じていました。

今年のユースの3年生は、ジュニアユースの3年生の時に高円宮杯で優勝していたことや、昨年のJユースカップ優勝にも絡んでいた選手が多くいたことから、周りから聴こえる声としては、この世界ではよくあることですが、昨年とは逆に、今年は当然昇格するんでしょ?みたいなレッテルを貼られている印象を強く受け、逆に難しい思いを抱えながら戦ってきた選手もいたのではないでしょうか?

一人一人の選手の置かれる立場や境遇などは、意識して見ようとする人でないと見てもらえないのもサッカーの宿命と言えば宿命なのですが。

だからこそ、そういう状況を乗り越えて、そして、私が勝手に思っていたことですが、強いけど、難しい展開や相手に猛攻を受けた時に弱さを見せる選手が多いなという印象を持っていたのも今年のチームでした。そこを乗り越えられるか、もちろん勝ちやすい相手と当たって、問題なく関東1位の力を見せつけて昇格でも結果としては同じなのですが、なんとなく、同じ山に清水フェスティバルの時に強烈な印象を受けた長崎総合科学大学附属高校が入った時には、最後の最後に試練を与えられたなと感じていました。

それだけに、その試練を乗り越えての勝利を誇らしく思っています。

 

今年は、私にとっては、自分がどうすべきかを考えた中で、思い切って(サッカーとは関係ないですが)海外のチャンスが与えられたので、そこからサッカーで何かできることにつなげていけること、できることが見いだせるのではないかと、勢いで飛び出して今カンボジアにいるわけですが、9月にこちらに渡って、4か月ほどになりますが、実際に来たことで、環境を変えたことで多くのことを学び、同時に自分を見つめなおす良い機会にもなっています。

今関わらせていただいている仕事には、魅力を感じていますが、私にとって最も重要なことが何なのかを考えた時には、サッカーと関わり続けること、そして、そのベースとして、私の生活の一部となっていた、浦和レッズの下部組織に縁があって加入した選手を近くで多く見守り、そこでの成長を見守り、色々な世界へ羽ばたいていく姿を見届けていく、そしてプロになるポテンシャルを持った選手たちが、方向性を見失わないように、何かをする以上に、私の中でのウェイトは見守ることが優先されるべきなのかなとこちらに来て強く感じています。

カンボジアに来ても、試合に多く出場している選手の情報は、たくさん入ってきます、良い表情の写真もたくさん入ってきます。試合の情報もたくさん入ってきます。だから、ブログで、昇格と言う結果が出た時に、私は浦和レッズユースのサポーターだ、最高の結果が入ってきてうれしい。と結果に対して文章を書くことはできます。例えば、ずっとこちらで今のような生活をして、プレーしている選手のことがほとんどわからない状況になっても、同じことはできます。

今の生活を続けて、サッカーとのかかわりを見出して、選手にチャンスを与えられるようなポジションを見つけたとします。でも、その時には、浦和レッズの下部組織が続いていても、成長を見て来た選手はいないという状況になっていたりするのは、私としては無意味なのです。この辺りが、深く浦和レッズを応援している方に私が嫌われる(?)理由なのでしょうが、私にとっては浦和レッズがきっかけであり、その下部組織は最も応援するチームですが、最も重要なのは、そこで関わる選手や関わる人々なのです。期間は開いてしまいましたが、今戦っている選手たちは、ここまでの過程を長く見て来た選手です。

こちらにいると、ここ最近出場していないけど、この選手はどうしたかな?とか、ある程度足を運ばないと見えない状況に関しては、ほとんど入ってきません。

関わっている環境で思うようにいかず、苦しむ選手を何とかしたい気持ちの強さと、そこに対して何かをするために、私自身も環境を変える必要を考えての今がありますが、想像以上に、ウェイトが、今の環境に重きを置かなければならなくなり、それに対しての無理が私にも生じてきてしまいました。

このままでは、ブクメがブクメでなくなるというかw

なので、近いうちに、また色々変わると思います。

 

ということで、自分の話が長くなりましたが、進路というのは、一つ決まったら完了ではなく、常に考え続けるものだということです(と、強引に人生論に結び付けてみたり。)

今年は、日本に帰れないので、ユースの3年生がユニフォームを着ている姿というのは、見ることができません。私自身が中途半端になってしまった今年ですので、この先に進む道をしっかり見届けさせてもらいます、とだけ書いておきますね。

全国の舞台が来年用意されたということは、「全国の舞台に引き上げたのだから、もっとブクメもユースの試合を見に来いよ!」とか「上げた俺たちのプレーを大学サッカーなど次に舞台で今年あまり見に来なかったぶん、見に来いよ!」とか、「入れ替え戦の舞台には立てなかったけど、この悔しさを来年プレーにぶつけるので来年から絡むから、見に来いよ!」とか、選手からのメッセージと受け止めて、感謝の気持ちを持って、心に刻んでおきます。

今年は、シーズン最後の試合の後のまとめの文章を書くには私自身が大変中途半端。

でも、ありがとうございました。

ではでは。

プリンスリーグ関東2016/12/11 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 0-0引き分け・・・安定感のある試合運びで久しぶりのプレミアの舞台に昇りつめてください!

 

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どうも、ブクメです☆

日本に帰ってきました!と思っていたら、もうカンボジアに戻ってきていますw

この試合を観戦するために、ちょうど土曜日がカンボジアの祝日になって連休という形にできたので、金曜日の夜の便で土曜日の朝に到着し、土曜日は、大学サッカーの試合に足を運び、実家で今後のことなど相談しつつ、日曜日は、ユースの試合を観戦して、その日の夜、日付が変わるくらいの飛行機でプノンペンに戻り、そのまま月曜日は、朝から仕事ということで、ブログを書くのが、日本ではすでに火曜日になるころになってしまいました。

この強行日程で、移動を助けていただいた方や、時間つぶしに付き合っていただいた方、ありがとうございました。おかげさまで、その時間帯は久々の自分が最も心地よくいられる空間を楽しませてもらいました。

ただ、その後は、また、あまり考える余裕のない生活に引き戻されましたが笑

ということで、前回のユースの試合を観戦できたのが8月下旬でしたから、実に3か月以上ぶりのユースの試合の観戦になります。

メモも取ったので、久しぶりにレポートぽく長く文章を書こうとも思いましたが、スタメンと交代と少し触れるくらいにします。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都(前半37分⇒15番荻原拓也)、右サイドバックに26番池髙暢希(後半11分⇒20番長倉幹樹)、センターバックに5番遠藤凌と3番関慎之介、MFがボランチに16番大西翔也(後半30分⇒29番大桃伶音)と8番松高遼、一列前の左に10番渡辺陽、真ん中に7番伊藤敦樹、右に9番川上エドオジョン智慧(後半21分⇒23番シマブク・カズヨシ)、FWが11番時里元樹(後半21分⇒14番井澤春輝)

となります。

試合は、全体を通じて、常に3枚を残し、守るときは5枚のラインを引く守備的な相手に対して浦和が攻め込む回数が多くなりましたが、なかなか相手の集中した守備を崩して決定的な形を作ることができない、もどかしい展開にはなりましたが、試合運びとしては、安定したどっしりした戦いぶりが見られ、ホッとする部分もありました。

まあ、欲を言えば、浦和にとってプレミア参入戦前の最後の試合ということと、横浜FCユースにとっては、勝てば他力ではあってもまだ3位以内の可能性があるのだから、がむしゃらな攻撃意識を見せれてくれると良かったのになと思う部分は正直ありました。

おそらく、残り10分くらいでは、などと思っている間にスコアレスで試合が終わってしまったという印象です。

さすがに、ツイッターで毎試合情報をつぶやいていただく方がいるので、大まかにどのような状況なのかはつかめてはいましたが、実際に足を運べない期間が3か月以上空いてしまうと、今スタメンの選手、ベンチで控える選手、ベンチ外になっている選手など、それぞれの今現在と言うものが、特にスタメンで出ている選手以外には、ほぼわからないのもつらいものですね。

怪我なのか、うまくアピールができていないのか、何かやらかしてしまったのか、色々考えられますが、それもよくわかりません。そういうところを確認するのに十分な時間日本にいることもできません。

ただ、これに関しては、私自身が選んでしまったことなので、私にとってのあと3か月は、愚痴をこぼしながらも、やらなければならないのかなと思っています。

まあ、私のことはどうでも良いとして、今重要なのは、浦和レッズユースの今シーズンは、プリンスリーグ最終節では終わらないということですよね。参入戦です。ついに、プレミアリーグに復活するチャンスをつかみ取ってくれました。

プレーオフというのは、またリーグとは違った強さが必要になりますが、まずベースとなる安定したどっしりしたチームになっているというところまでは、久しぶりの試合観戦で確認することができました。

あの戦い方と、勝負所での決定機をどれだけ大事に確率高く、決定機に結び付けるかが重要になりますね。リーグ戦での勝ち点が物語るように、強豪が多いと言われる関東プリンスリーグで独走して優勝したという事実が強さを裏付けていると思います。

あとは、サッカーなので、当然、納得できないような運に左右されるようなことが試合中に起こることは予想されます。そういったところで、しっかり感情をコントロールして強い気持ちで戦いきることがピッチにいる選手、指示を出す方、そして、足を運べるサポーターの方にも求められますね。

もちろん、今年の勢いを見ていれば、問題なく強さを見せて、2連勝して決めるという可能性も十分あると思います。

やや強引ですが、縁というかモチベーションを高めるという意味では、まだどこが勝ち上がってくるかはわかりませんが、1回戦勝利して、2回戦が長崎総合科学大学付属高校になれば、国内での最終調整でシーズンが本格的にスタートを意識する大会である清水フェスティバルの今年の初戦で対戦しており、激しさのある戦いぶりに苦しめられてその試合では、敗れている相手になります。期間は経っているのでチームそのものは別の強さを持っているかもしれませんが、その時敗れた要因と言うのをしっかり踏まえて戦うこともできますし、そこを破ってプレミアが決まるというのは、また格別かと思います。

遠くカンボジアから吉報を待っています!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/08/28 – 浦和レッズユースvs桐光学園高校 1-1引き分け・・・競争も生まれ、チャンスで結果を出す形、良いことです。

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どうも、ブクメです☆

土曜日に、天皇杯の水戸ホーリーホックvs東京国際大学の試合に足を運んだのですが、時間の関係で、こちらのブログは、今日の夜から明日までに挙げようと思います。

8月最後の週末は、結果という意味では、応援しているチームにとっては、勝てなかったという試合にはなりましたが、勝敗以外で見たときには、凄く充実した2試合の観戦となりました。

関東地方は、ちょうど金曜日くらいはかなりの暑さになっていたものの、天気の崩れもあり、週末からは、比較的涼しいというか、夜になると半袖では人によっては寒いくらいの気候となったものの、逆に試合に関しては、選手がプレーしやすい環境になりました。暑さに対する対応やペース配分を考えた戦いも必要ですが、やはり、そういう要素なしに、雨の影響で多少ピッチがスリッピーになっていても、こちらの方が良いと感じますね。

私事にはなりますが、以前にも少し触れましたように、9月からしばらくの間、カンボジアに仕事で行くことになり、この週末の試合観戦を持って、最低でも3か月ほどは日本で試合観戦ができない流れになる可能性が高くなります。

その意味では、一つの区切りとなるユースの試合観戦で心に伝わるような試合が見たいと思って足を運びました。

チームにとっては、追いつかれた試合ということで、課題も反省も残る試合になったかもしれませんが、私としては、心に伝わる、この先を想像して旅立つことができる有意義な試合にもなりました。

そのあたりは、最後に触れるとして、まず試合のことを書きますね。

あ、試合会場は、昨年は、桐光学園高校とのアウェイの試合は、かもめパークでしたが、今回は、県立保土ヶ谷公園サッカー場となりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFが真ん中に16番大西翔也と8番松高遼、左に20番長倉幹樹(後半30分⇒14番井澤春輝)、右に24番関根束真(後半20分⇒9番川上エドオジョン智慧)、FWが左に23番シマブク・カズヨシ(後半12分⇒11番時里元樹)と右に10番渡辺陽

となります。

守備のポジションは、前回と同様の布陣で、中盤から前線にかけては、2人スタメンが変わりつつ、ポジション的にいくつか変更点があるため、なんとなく、多く変わっているような印象の攻撃の布陣という形でのスタートとなりました。

一緒に見ていたサポーターの方の話で、前回は、相手の先行してリードし、試合内容も主導権を握った戦いをしながら、セットプレーのところで精度高くやられて結果的に追いつかれて終わったという話を聞きつつ、その時のことを思い返しながら、見ていました。

この試合も、攻撃の主導権が握れるという展開になり、印象としては、前回のそれよりも、どっしりとした強さを相手に対して見せながら試合を進めていくことができていたと思います。

ただ、守備も集中してできていながらも、細かいところを見ると、精度の高いセットプレーという武器がある相手に対して、嫌な位置でのセットプレーを与えることなどが多いようにも感じられました。

試合開始から、フォワードの位置に入った10番渡辺陽のところは、かなり相手ディフェンス陣がケアしているようで、なかなか、そこを使うプレーというものができていなかったものの、その分、前線からの激しいプレスなどで相手の守備陣にプレッシャーを与える動きなど意識的にやれているのが良かったです。

前半3分に、6番鈴木海都からの展開で8番松高遼が精度の高いクロスを20番長倉幹樹に供給してチャンスを作ります。そこから3回ほど連続で、6番鈴木海都が攻撃に絡んだ形での前戦の選手へのラストパスからの惜しい形が続き、そのうちの一つは20番長倉幹樹がヘッドで合わせる惜しい形になりました。

見どころの多かった一つのポイントとして面白かったのが、この試合右の前線でスタメン出場した24番関根束真が、マッチアップした相手ディフェンダーとの体格差や身体能力手的なところで、ドリブル突破が持ち味の24番関根束真が仕掛けるときに、最初は、なかなか思うように行かずに奪われる場面が多くなったものの、試合の中で工夫しながら、対応しながら、結果的には、何度か、抜き去っったり、早めにクロスを上げることでチャンスを作るなどできるようになり、後半途中にマッチアップの相手が疲れて来たように見えたところで、より効果的に仕掛けられると思われたところでの交代となりましたが、ここの攻防は面白かったです。

中盤のところで、ポジションが色々動く選手が多い中で安定してボランチのポジションでプレーし続けている16番大西翔也の中盤での安定感もこの試合では際立っていたように感じられます。しっかり狙えるところでは、この試合でもミドルシュートで得点も狙うような意識も見せていました。

前半12分にサイドバックのポジションに入った3番関慎之介が狙えると見ると、スルスルと前線に持ち上がっていき、攻撃に絡んでいくプレーもこの試合では、効果的に作用していました。豪快に攻めあがってスピード勝負というサイドバックというのは、比較的多いものの、3番関慎之介のように、状況を見極めて、狙いすまして上がった時に、中盤的という表現があっているのかはわかりませんが、持ち上がった時に対峙したディフェンダーとの駆け引きにもしっかり勝ち、前線でしっかり効果的なプレーを見せてしまうというタイプの選手も珍しいなと思いますが、数は多くはなかったものの、この試合でも、そういう要素での攻めあがる形というのは、印象に残っています。

前半13分に、危険な形を作られたときに、6番鈴木海都がしっかりカバーして失点を免れます。

この試合では、フリーキックでの23番シマブク・カズヨシと6番鈴木海都のやり取りもなんとなく、見る側としては楽しんでいました。普段は、11番時里元樹がいない状況下では、6番鈴木海都が蹴ることが多くなりますが、この試合では、フリーキックの局面では、23番シマブク・カズヨシが蹴る場面が多く、その際に、何か6番鈴木海都が、伝えてから、キッカーの位置から外れて、ペナルティエリアの中に入っていくことが多いのですが、前半14分のフリーキックを獲得した場面では、低めの速い浮き球を6番鈴木海都がヘッドで合わせる形で、枠は捉えなかったものの、捉えていたら決まっていたかもというような形にはなっていました。

その目線で見つつ、フリーキックの局面も次は何をやるかなと考えながら見たり、なかなか面白かったです。

前半21分には、フリーキックの場面で23番シマブク・カズヨシからのボールがわずかに40番橋岡大樹に合わなかったものの、これがあっていればという形がありました。

前半32分には、23番シマブク・カズヨシ、10番渡辺陽、8番松高遼とテンポよくパスが回り、8番松高遼がシュートを狙うもここは、枠を取らえきれず。

35分には、フリーキックのチャンスで23番シマブク・カズヨシが直接狙うも、枠をとらえきれず。

37分には、24番関根束真のドリブルでの仕掛けから、フリーキックを獲得しチャンスを作ります。

前半の終盤では、何度か相手セットプレーから危険な場面を作られるものの、ここは凌ぎつつ、カウンターの形で10番渡辺陽のキープ力を生かして反撃という形も何度かありました。

チャンスの回数はかなり上回っていたものの、決定機の数では、同数くらいにも感じられた前半は0-0で終了。

後半スタートは、攻めの狙いなどでいえば、浦和が攻める回数が多くは見えるものの、前半よりうまく対処されてしまう場面が多く、2分にセットプレーからポストを叩く(枠に行っていたら1番山田晃士が反応していたと思いますが)シュートを打たれるなど、やや相手のペースにも感じられるスタートとなりました。

7分に、3番関慎之介の前線スペースへのスローインに10番渡辺陽が上手く入って仕掛ける形を作ります。

9分には、24番関根束真が右サイドの駆け引きに勝ち、ドリブルで深くまで持ち込んでクロスを入れるも味方と合わず。

10分のコーナーキックのチャンスでは、6番鈴木海都からのクロスを5番遠藤凌が合わせる惜しい形を作ります。

11分のピンチの場面は、1番山田晃士の好セーブで失点は免れます。

13分には、16番大西翔也がミドルシュートでゴールを狙うも枠をとらえられず。

18分には、24番関根束真が、ディフェンダー2人を引き付けながら、上手くためを作り、3番関慎之介が右サイドから上がったところへパスを通し、精度の高いクロスに10番渡辺陽がヘッドで合わせるも、わずかに枠をそれます。ここは、かなり惜しいチャンスでした。

後半20分あたりから、途中交代で入った選手たちがチャンスに絡む形が多くなり、22分には、10番渡辺陽からのパスに9番川上エドオジョン智慧が抜け出して仕掛ける形を作ります。

26分には、9番川上エドオジョン智慧のシュートがディフェンダーに当たってこぼれたところを10番渡辺陽が狙い、再びこぼれたところ11番時里元樹が狙うという、厚みのある攻撃も見られました。

28分には、8番松高遼の仕掛けから、6番鈴木海都がゴールに迫る形を作ります。

そして、待望の先制点は、35分。交代で入った14番井澤春輝がペナルティエリア内でラインを割りそうなボールを粘ってキープし、折り返したところに9番川上エドオジョン智慧が走り込んでゴール!

前節は、怪我の影響などもあって、ピッチサイドでボールボーイとして、チームの大量得点を見ていて、嬉しい反面、悔しい思いも強かったであろう9番川上エドオジョン智慧が、しっかり結果を残す形で1-0とリードを奪います。

その後も、特に守備的に行きすぎて反撃を受けるという印象ではなかったものの、やはり相手にセットプレーを与えたときの怖さを見る側としても感じていた中で、アディショナルタイムに入ったくらいのところで、コーナーキックの形から、決定機を作られ、それでも、集中していったんは跳ね返したものの、こぼれ球をけり込まれてしまい、1-1の同点に追いつかれてしまいます。

4分あったアディショナルタイムの中でも、14番井澤春輝から11番時里元樹へ通し、ペナルティエリア内で、密集した中でループ気味におそらくその位置から狙えるギリギリのところを狙えたシュート気味のクロスに、9番川上エドオジョン智慧が飛び込むも、わずかに合わずという惜しい形もありました。

結果的に、1-1の引き分けという悔しい結果に終わりましたが、見事な戦いぶりでしたし、プレミア昇格を目指したときに、プレーオフを視野に入れたグループの中では、問題なく残れるようなレベルのところまで到達していることは実感できています。

層の厚さも感じますし、試合に出られず悔しい思いをしている選手がピッチに立った時に、この試合の川上エドオジョン智慧のゴールだったり、スタメン出場となった24番関根束真のプレーも含めて、出たときに見せてやるという気持ちを持ってプレーできている選手が多いのも実感できましたし、そのプレーが、出られなかった選手に闘志を植え付けるであろうことも実感できました。

チーム内での競争が激しくなる状況、そして、後半戦に入り、ある程度、プレミア昇格を視野に入れたチームや、前半戦苦しんでいた昇格争いの常連チームが、本来の力を見せている中で、上位で終われば昇格ということではない難しい関東プリンスリーグですから、もちろん勝ち点を積み上げて楽な状況になった方が良い部分もありますが、難しい戦いでしっかり勝ち点を積み上げながら、ピークを終盤に持っていくことができることも重要になりますよね。

その意味では、この後半戦での首位対決となったこの一戦で見られたものは、関東プリンスリーグのレベルの高さを感じられる試合でもあり、快勝できる試合以上に、チームが成長できる要素も詰まっている引き分けだったと思います。

勝てなかったのだから、課題がしっかり残ったというのは当然ですが、この試合を持ってしばらく見られなくなるという試合で、心配という要素はなく、今のチームの流れができていれば、この先の戦いも大丈夫という気持ちが生まれました。感謝の気持ちでいっぱいです。

これからしばらくは、少し遠くから、試合に足を運んでいる方のSNSの情報などをチェックして勝利を願うという立場になります。

まあ・・・わかりやすいのは、勝利という結果を見ることですので、そういう試合ばかりになれば、より安心してニヤニヤしてられます。

これからの活躍に期待しています!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/08/20 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 5-1勝利・・・天気とともに、前半苦戦も後半圧倒!

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どうも、ブクメです☆

前日、北海道の帯広でジュニアユースの試合を観戦し、その日の最終便で帰ってくる予定でしたが、いや、帰って来たのですが、ちょうど、夜になるにつれて、霧がかなり濃くなったということで、1つの便で羽田と帯広を往復しているらしく、羽田からの便が霧で帯広空港に下りられない可能性があるということで、その場合は、今日は飛びませんみたいな話があり、冷や冷やしたものの、結局なんとかなり、今日の試合に足を運べました。

レッズランド開催から、埼玉スタジアム2002第3グラウンドに変更になって開催されたユースのプリンスリーグの後半戦最初の試合。

トップチームの試合が夜から、ユースの試合が10時からなので、駐車場も問題なく使わせてくれるのかと思っていたら、「役員以外は止められません(あなたはどう見ても偉い人には見えませんよ/心の声w)」とお断りをくらうなど、引き続き移動に関しては、冷や冷やする状況を今日も作られながらも、その辺は、なんとかなし、問題なくスタートから試合観戦ができました。

なんだかんだ言っても、埼玉スタジアム2002第2、第3グラウンドは、ピッチコンディションが最高なので、レッズランドの方が行きやすかったですが、今日の大量得点を考えても、会場変更は良いことだ、ということでしたが、なんだか、すごい天気でしたね。

一時は、大雨と強風の時間帯もありつつの、遠くの台風の影響を受けてやや天候には邪魔される時間帯もあるような試合になりました。

今年は、和倉ユースに足を運べなかったため、群馬でのクラブユース選手権以来の観戦となります。

対戦相手も前半戦で唯一敗れた相手となる山梨学院高校ということで、ホームでしっかり叩いて、勢いに乗りたい試合でした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFが真ん中に16番大西翔也と7番伊藤敦樹(後半31分⇒23番シマブク・カズヨシ)、左に11番時里元樹(後半35分⇒26番池髙暢希)、右に8番松高遼(後半45分⇒24番関根束真)、FWが左に10番渡辺陽(後半43分⇒21番弓削翼)と右に20番長倉幹樹(後半40分⇒28番大城螢)

となります。

2トップだったような、1トップだったような、4-2-3-1のような、4-1-4-1のような、よくわかりませんが、オフィシャルに沿って4-4-2であてはめました。その辺気にされる方、すみません。

怪我で離脱していて、クラブユース選手権で短い時間ですが復帰を果たしていた5番遠藤凌がスタメンに復帰しています。

ちなみに、U17日本代表に召集されている井澤春輝が不在、現在どのような状況下はわからないものの、開幕戦で苦しめられた前線で迫力のあるプレーをしていた山梨学院高校の加藤拓己も同じU17日本代表で不在でした。

台風の影響ということですが、欧州サッカー好きの方向けに書けば、英国の天気っぽいと言えば、伝わりやすいかもしれませんが、厚い雲とともに時折晴れ間が見えたり、明るくなったり、暗くなったり、大雨が降ったり何もなかったかのように止んだりという天候下での試合になります。

特に前半は、降ったりやんだりの雨の中でも降る時間帯は、大雨と風も強くなる瞬間もあったりと若干大荒れ。それでもピッチコンディションの良さは際立っていましたね。

試合開始から、浦和が主導権を握って攻撃を仕掛ける展開になります。

10番渡辺陽が高い位置から躍動する場面がスタートから見られ、抜け出す20番長倉幹樹への見事なパスだったり、サイドから6番鈴木海都が仕掛けた際にペナルティエリア内に3選手が走り込んでいるなど、攻撃にも勢いがあり、7分には、20番長倉幹樹が決定機を作り、シュートをキーパーがはじいたところを10番渡辺陽が詰めてあと一歩でゴールと惜しい形は多く生まれ、いつでも得点が入るような雰囲気は見られるものの、相手の守備の集中力の高さで、最後のところで跳ね返されるという状況の中で、8分に反撃を許して0-1とビハインドを背負う形になります。

失点後は、より相手の集中力が高まり、攻めの回数の割には、攻め切れていないという形と、反撃を受けた時に雨の影響もあり、やや危険な場面を作られることもあり、試合としては、浦和ペースにも見えつつ、どちらに転んでもおかしくないようにも見える形で進みましたが、今日の試合の一つのポイントとして、前半の間に同点に追いつけたことが大きいかもしれません。

前半36分に、得たフリーキックの場面で11番時里元樹からのクロスを5番遠藤凌がヘッドで押し込んでゴール。1-1と試合を振り出しに戻します。

崩して決め切るというところでは、なかなかうまくいかなかったものの、セットプレーでは、コーナーキックで6番鈴木海都がゴールに向かって直接枠に向かっていくようなボールでチャンスを作るなど、よりゴールに近い形を作れていました。

後半も同じような展開になるかと思われましたが、天候が安定してきた中で、後半は、メンバー交代はなかったものの、ポジションなど少し動かしたりした中で、あとは、パススピードも前半より一段階上げた様に思われる中で、相手守備が対応できないうちに、右サイドに抜けた7番伊藤敦樹からのクロスを11番時里元樹がスルーし、その奥に走り込んでいた20番時里元樹が決めて2-1としたのが後半2分。

対応できないうちにあっという間に失点したことも加わって、ここから相手の守備のバランスがおかしくなっている間に、崩して決定機を作るという形が増え、その流れのままに、8分には、再び20番長倉幹樹が決めて3-1とリードを2点に広げます。

直後にも10番渡辺陽のゴール右隅を狙った鋭いシュートは、キーパーがギリギリではじいて決まらなかったものの、直後の3番関慎之介の思いきいたミドルシュートなど、守備的なポジションの選手も含めて、攻撃に参加できるなど、かなり浦和の攻撃が相手を圧倒する時間帯が続きます。

時間が経つにつれて相手の守備も再び落ち着きを取り戻すものの、23分のコーナーキックの場面で6番鈴木海都から長いボールを5番遠藤凌がヘッドで折り返したボールに40番橋岡大樹が詰めるもわずかにゴールをとらえきれず。

24分にも11番時里元樹が起点の攻撃から、7番伊藤敦樹のヘディングシュートがバーを叩く惜しい場面を作ります。

29分には、8番松高遼からの長い正確な左前線へのパスを20番長倉幹樹が受け仕掛けてコーナーキックを奪います。

30分には、11番時里元樹の前線での粘りから、ゴール前に走り込んだ16番大西翔也にパスをつなげて枠をとらえたシュートを放つもこれは、ディフェンダーのブロックで跳ね返されます。

2点リードを保った状態で、30分あたりから、立て続けにメンバー交代を行い、31分に投入されたシマブク・カズヨシは、果敢に突破を狙う場面を見せ、35分に投入された26番池髙暢希、40分に投入された28番大城螢、43分に投入された21番弓削翼の3人は、右サイド寄りでパス回しからゴールを狙っていく形を何度も作りました。誰が決めてもおかしくないようなチャンスを作り続ける中で、

28番大城螢が42分に8番松高遼からのクロスをヘッドで合わせてゴールし4-1とします。

アディショナルタイムが5分と長めの中で、45分から投入された24番関根束真も、ドリブル突破から深くまで持ち込んで折り返しを26番池髙暢希がシュートし、相手守備陣のブロックで跳ね返ったところを裏へ走り込んだ21番弓削翼がシュートを試みるも、オフサイドの判定。

このまま4-1で終わるかと思われた試合終了間際に、23番シマブク・カズヨシからのパスに抜け出した16番大西翔也がキーパーと1対1になり、キーパーが飛び込んできたところを落ち着いて浮かせて決めてゴール。

終わってみれば5-1の大勝となりました。

前半戦最終戦の横浜FCとの4-0の勝利に続いての4点差勝利になりました。

厳しい見方をすれば、前半は、課題の残る場面も多かったですが、先に失点しても、前半のうちに追いついて終わることができたことや、後半相手の出鼻をくじく試みの成功からの、逆転ゴール。そこから時間を空けずに、追加点。

試合運びとしては、完勝と言える試合でした。そして、多くの選手にチャンスが与えられ、その選手も結果を残すことができました。

次戦の相手は、ホーム開幕戦として第2節で対戦して、前半2点のリードを追いつかれて引き分けに持ち込まれている桐光学園高校。

順位的にも勝ち点4差の2位につけられている相手なので、相手ホームに乗り込んで、しっかり勝利で勝ち点差を広げてやりましょうね。

気持ち良い試合でした。

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/29 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 0-2敗戦・・・ピッチに立った選手は、どう感じているのだろう?

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どうも、ブクメです☆

今日は、短くまとめたいと思います。おそらく、対戦相手や、注目選手で、そういう視点での文章の書き方がされるところが多くなると思うので、試合の細かいことは書きたくないです。

浦和レッズユースが臨んだ夏の全国大会は、今日から決勝トーナメントに入りました。浦和レッズユースは、FC東京U-18と対戦。会場は、前橋総合運動公園になります。

グループステージでは、様々な逆境は、あったものの、ネット上では、群馬が本気を出したと表現する人を多く見かけるように、暑くなると、大変過酷な暑さになる群馬県開催が定着しているこの大会にしては、恵まれている部分もありました。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧、右に23番シマブク・カズヨシ(後半24分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に10番渡辺陽(後半24分⇒時里元樹)と7番伊藤敦樹、FWが14番井澤春輝

となります。

得点経過としては、前半37分にサイドからのクロスにヘッドで合わせられて0-1、後半アディショナルタイムにPKを奪われての0-2で敗戦となりました。

プレミア勢との公式戦での対戦ということでは、今年は、予選で鹿島アントラーズユースを破っていますが、やや今シーズン苦しんでいる鹿島アントラーズユース相手に最終的に勝利をもぎとったものの、プレミアリーグで戦っているチームの試合運びのうまさと大前提としての守備の強さというものを感じました(攻撃のところでは、苦しんでいるように感じましたが。)そして、1年前にさかのぼると、この大会の予選で対戦した時の鹿島アントラーズユースは、プレミアリーグでも好調の状態で対戦したこともあり、攻撃の部分も強く、何より、チームの空気感が違っていたことを今でもよく覚えています。

今日対戦したFC東京U-18というのは、確かに浦和レッズユースとしては、これまでユースでの対戦を長年見て来た中では、相性が悪い時期の方が多い相手ではありますが、現在プレミアリーグで上位争いをしているという状況下での今回の対戦での感想としては、正直なところ差を感じてしまうことになりました。

単純にキープ力のある選手と攻撃面で、預ければ安心という選手がいてという強さもありましたが、それ以上に、ミスの少なさが目立ちました。手数の多さでは、浦和が勝っていたと思いますが、攻撃においての精度という点では、相手の方がシンプルに嫌なところを正確に狙ってくるという印象。トップチームはゴタゴタしていても、育成チームには安定感があるなという印象を見せつけられました。

チームとしてのドッシリ感があるイメージの相手に対して、もしかすると好不調の波で言うと、リーグ戦での好調な時と比べるとこの大会では、やや思うようにプレーができないという選手が多かったのも今大会の浦和レッズユースの特徴だったのかもしれません。

それでも、慣れないポジションの中でこの大会を通じて成長をはっきりと感じ取れる選手もいたことも事実です。ただ、やはり、慣れないポジションの中でもできるようになってきたという状況では、このくらいの相手になると難しくなる部分も多いようにも感じられました。

ただ、私個人的な感想としては、これまで対戦相手に合わせすぎる采配が多かった今の体制で、今回のような対戦相手になった場合には、そのための采配になってしまうかと思っていた中では、比較的自由度とピッチに立っている選手の特長で勝負させたいという意図も感じられる采配で挑ませてくれていた(もちろん、そのポジションが適正ポジションかどうかという点では、色々な意見はあると思います)と思います。

なので、素直に力負けを認められる試合でもあったとは思います。

だからこそ、この試合でピッチに立っていた選手は、ここから多くのことを自分たちの責任として学ばなければならないと思います。

帯同できなかったメンバー、帯同していても、試合に絡めなかったメンバーが、この試合をピッチに立てずに眺めてどう感じたのか。素直に話し合って見ても良いのではないかと思います。

もちろん、この大会を最初から見て来た身からしたら、精神的にも削られるような戦いが続き、大雨での戦いに続き、前日の最悪のピッチコンディションでおよそ、やりたいサッカーをやらせてもらえないような試合を1試合戦った流れからのこの試合だったというのも、少なからず、選手やチームのコンディションに影響したと思います。

でも、それを差し引いても、この試合からは感じ取れることが多かったと思います。

愛媛FCとの試合では、圧倒していながら0-0で逃げ切られてしまった。内容では圧倒していても、勝ち切れなかったというサッカーらしさを考えれば、今日の試合は、全体的には差を感じながらも、試合と言う点では勝利する局面があったことも事実です。

ということで、たらればを言っていても仕方がないですが、来季をプレミアリーグで戦うことを念頭に入れた今シーズンということを考えれば、今日を踏まえて、後半戦をどう取り組んでいくのかがすごく重要になってきます。

 

自分事ですが、仕事で9月から3か月ほど日本を離れることがほぼ決まりました。日本にいないので、当然その期間は、国内の試合には足を運べません。

なので、まだ足を運べるかわからないですが、この後ユースが参加する和倉ユースと、8月後半のプリンスリーグが再開されての2試合ほどまで見た後は、プリンスリーグの5試合ほどは少なくとも自分の目で見ることができず、Jユースカップは、まったく見られないという、今の行動スタイルになってから初めての状況になります。

なので、今回の敗戦から、新たなスタートを切って、見られるプリンスリーグ関東の8月の2試合ほどで、変化と手応え、プレミアリーグで来季から戦うために必要なことをしっかり見据えてチームが進みだしたということを肌で感じて旅立ちたいです。自分事ですが。

なので、私にとっても、今年は足を運べる試合と言うものが一つ一つより重みを増しています。

なので、肌で感じられるような変化をまずは、8月中に見せてください。そこで、取り組みに安心して、いない期間は、その快進撃を文字で見て、足を運んでいる人に聞いて、容易に想像ができる状況になっていれば嬉しいです。

 

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/07/17 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 4-0勝利・・・理想的な展開。プレーする選手の表情が物語っていた。

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どうも、ブクメです☆

試合翌日の午後くらいの更新になりましたということで、恒例の試合後に気分よくお酒を飲ませてもらいましたので、更新がこのタイミングになりましたというお決まりのパターンです。

予定より早めに帰国したので観戦できた試合シリーズ第2弾です。本来は、足を運ぶことができないと思っていたプリンスリーグの前半戦最終節であり、25日から開幕するクラブユース選手権前の最後の公式戦となる、17日の横浜FCユース戦を観戦してきました。割と余裕を持って車で向かったつもりが、ところどころで渋滞にはまり、一時はカーナビの到着時間がキックオフ時間を指すなど、だいぶ慌ててしまいましたが、試合開始には、なんとか間に合いました。

どちらかと言えば、天気予報では、曇天で雨が降る時間帯もあるかもしれないみたいな感じだったと思いますが、試合中は、日が陰る時間もあったものの、日が差す時間も長く、ただ暑いと言うだけでなく、蒸し暑さでダルさを覚えるくらいの過酷な過酷な状況下でのアウェイゲームとなりました・・・が、その環境下で躍動したのは浦和レッズユースだったわけで、対戦相手が、実際に試合を見てはいないものの、今シーズンのここまでのプリンスリーグの結果や順位表を眺めてきた中で、最も手ごわそうな相手と思っていた横浜FCユース相手に、来週末日曜日にジュニアユースが対戦し、その翌日のクラブユース選手権の初戦で再び同じ対戦カードがユースでもあるという、妙に短い期間の中で縁のある対戦相手に対して、浦和は手ごわいぞというイメージを植え付けるのにも十分な90分を見せてくれました。

もしかすると、相手を研究するということや、激しいプレスなどで相手の良さを封じることを前提に戦うチームがこの育成世代でも増えてきているところで、この試合の対戦相手が、首位争いをしているという自信を持って、自分たちのサッカーをやることをメインに戦う方法を選んでいるということなのかもしれませんが、比較的、この試合では浦和レッズユースが攻撃の選手が特徴を発揮しやすい試合になったのは事実。

出鼻をくじき、早い時間に先制し、立て直す前に追加点をあげて、そこで早い段階で気持ちを切らしてしまう3点目がなかなか取れないところが、浦和レッズユースらしいとも言えなくもないのですが、支配する展開が続き、何度か相手の鋭い攻撃で危ない場面を迎える時間帯もあったものの、この時間帯をしのぎ、折り返しの後半も相手が点を奪いに来る時間をいなしながら、逆にその時間帯に反撃で3点目を奪うことに成功。

そこから残り30分くらいは、さすがに試合展開と、3点のリードもあり、相手が気持ち的に切れてきているところなどもあったので、采配としても、取られないこと、追いつかれないことに意識が行きがちな傾向がいつもはありますが、今日は、1年生に多く出場機会を作ることができるなど、まさに理想的な展開となりました。

と、理想的な展開を、ギュッとまとめてまず書いたところで、細かいところにも触れていきますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都(後半44分⇒34番白土大貴)、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半25分⇒7番伊藤敦樹)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半36分⇒29番大桃伶音)、真ん中に10番渡辺陽(後半37分⇒28番大城螢)と8番松高遼、FWが20番長倉幹樹(後半45分⇒4番轡田登)

となります。

浦和レッズユースは、負傷で離脱しているメンバーに加え、ここ数試合のメンバーからは、井澤春輝がU17日本代表で不在、時里元樹が出場停止で臨む試合となりました。

先ほど書いた、まとめた内容を前提にして書いていきますと、試合開始から、特に10番渡辺陽の躍動が見られ、攻撃的な意識高く、チャンスを作り仕掛けるプレーなどが印象的なスタートとなりました。

2分には、9番川上エドオジョン智慧のドリブルの仕掛けから、コーナーキックを奪うなど両サイドの攻撃もより積極的に仕掛ける形が見せられるスタート。

4分には、サイドからのクロスに対してのクリアボールを16番大西翔也がダイレクトでシュートを狙い、枠をとらえられなかったものの、とくにかく全体的にゴール意識の高いというのがうかがい知れる展開。

そんな流れで迎えた7分に23番シマブク・カズヨシからの裏へのパスに抜け出した20番長倉幹樹が決めて先制に成功。

直後も、8番松高遼からの裏へのパスに再び20番長倉幹樹が抜け出して惜しい形を作ります。続いて、23番シマブク・カズヨシが自らドリブルでかかんにゴールに向かっていく流れから、こぼれ球を26番池髙暢希が狙うこちらも惜しい形(結果的に、守備的なポジションの26番池髙暢希がこの試合の最後のゴールを決めた場面の布石になったようなプレーかもしれない。)を作ります。

そして、迎えた10分。最初に書いたように、この試合もっとも躍動して見えた10番渡辺陽が、中盤で相手にプレッシャーをかけてインターセプトに成功すると、ドリブルで持ち上がり、ラストパスを20番長倉幹樹に送ると、これを落ち着いて決めて2-0とします。

主導権は浦和レッズユースが握ってという展開ですが、相手の10番などは、シュート精度が高く、シュートコースを開けると、枠をとらえた結構嫌なコースを狙ってくるという場面が何度かあり、2点目を奪った後の12分、18分に、そのようなプレーで危険な形を作られるも、ここは1番山田晃士が好セーブで反撃を許さず。

2点目を取ってからは、カウンターの場面などでは、若干、ここでもう一人走れば、追加点奪えそうなのにな~と思うところで持ち上がった選手が単発で攻めあがるのみという場面には、物足りなさを感じつつも、気候もあるので、ある程度試合運びも大事ということで、これは、見る側のエゴとして、3点目はなかなか奪えなかったものの、チャンスの数自体は、浦和が多く作りながら前半の残りの時間も進んでいきます。

21分には、3番関慎之介のロングフィードを右前線で23番シマブク・カズヨシが受けるとそのままドリブルで仕掛け、ディフェンダーにかかったこぼれ球を8番松高遼が受け取る形で仕掛ける場面を作ります。

26分には、9番川上エドオジョン智慧が自陣からの長い距離をドリブルで力強く仕掛けていく形でチャンスを作ります。

33分には、10番渡辺陽が、2点目の時のように中盤でインターセプトして9番川上エドオジョン智慧につなげてというチャンスを作ります。

36分には、左サイドから6番鈴木海都が持ち上がり、精度の高いクロスを右サイドの23番シマブク・カズヨシまで通すと、近い位置でパスを受けた8番松高遼がシュートを狙うも、ここはわずかにゴール左にそれます。

45分には、フリーキックのチャンスで23番シマブク・カズヨシのゴール前への浮き球を40番橋岡大樹が合わせるも、わずかに相手ディフェンダーに当たって枠を外れるもここも惜しい形になりました。

上記の他にも攻撃の回数は多く、カウンターの形で先ほど書いたように、もう一人走れば、一気にゴールに迫れる可能性もあるかな~という場面で単発で仕掛けて攻めきれずという場面が何度かあったのは気になりつつ。

あえて、前半での課題を上げれば、少ないチャンスながらも、何度か、ここにパスを出されていたら完全にフリーでゴールに向かって仕掛けられてしまうという場面があるも、相手が精度を欠いてくれたり、その良い走り出しの選手を見ていなかったりで助かったなという場面もありつつですが、そのくらいです。

後半も、スタートは、2点ビハインドの相手が点を取りに来ようとする展開には当然なりましたが、思ったほどの迫力はなく、守備も集中して対応して相手にチャンスを作らせずに、攻撃に関しても、まず3分に、40番橋岡大樹のロングフィードから23番シマブク・カズヨシに通し、8番松高遼、10番渡辺陽とテンポよくパスを回し、最後は9番川上エドオジョン智慧がシュートを狙う場面や、4分に6番鈴木海都が左サイドから持ち上がり、クロスに対して20番長倉幹樹が頭でコースを変えてゴール右に流し込みますが、ここは、惜しくもオフサイドの判定。さらに、高い位置での相手スローインを10番渡辺陽が、奪い取って、そのままペナルティエリアまで侵入し角度が全くない位置だったので、直接シュートを狙うのは難しいものの、折り返すにも良い形で入りこめている選手がいないという中で、仕掛けてコーナーキックを奪うなど、大きな得点チャンスは、後半に入っても浦和が多く作る状況は続きます。

そして、迎えた8分。コーナーキックのチャンスで6番鈴木海都からのクロスを16番大西翔也が競り、ディフェンダーがクリアしたから跳ね返ってかはわかりませんが、ペナルティエリア外まで転がっていったボールを23番シマブク・カズヨシが、豪快にゴール右隅にけり込んでゴール。試合展開としても、決定的な3点目を後半の早い時間に決めることに成功します。

楽な展開にはなったものの、気を抜くことなく、例えば、13分には、相手キーパーがフィードする際に、20番長倉幹樹が、果敢にプレッシャーをかけに行ってミスキックを誘うようなプレーもしっかり続けるなど、さらにゴールを奪ってやろうという姿勢がチームから感じられたのも良かったと思います。

17分には、40番橋岡大樹が、センターバックの位置から思い切って攻撃参加する場面もありました。

21分には、この試合最後のゴールの布石その2と勝手に思っている、コーナーキックからの場面でこぼれ球を26番池髙暢希が狙い、わずかに相手ディフェンダーに当たり枠は捉えられずも果敢に攻撃の部分でのアピールも見せるプレーがありました。

26分には、直前に交代で入った7番伊藤敦樹が、パスを受けるとキーパーの位置を見て、ループシュートを狙い、わずかに枠をそれるという惜しいチャンスを作ります。フォワードとして入った時によく得点を取っていた時の7番伊藤敦樹を思い出す様な投入していきなりのプレーでした。

そして、迎えた34分に、2つの布石(と私が勝手に思っている)プレーの集大成として、この試合最後のゴールが決まります。ドリブルで持ち上がった10番渡辺陽が、ペナルティエリアに侵入し、得意の角度(と私が勝手に思っている)ところから狙ったシュートがポストを叩き、大きく跳ね返ったボールを、26番池髙暢希が豪快にけり込む見事なゴール!

攻撃が得意な選手ながら、サイドバックで、なかなか攻撃ができないところで、守備のところも習得しながら、ここ最近は、少ない攻撃に参加できる機会で、よりゴールに近いプレーが増えつつある中でようやく決めることができた嬉しいゴールですね。

このゴールがダメ押しとなり、ここからは、34番白土大貴などプリンスリーグ初出場(のはず)の1年生が多く出場経験を積む時間も作ることができました。サイドバックに入った29番大桃伶音、中盤に入った28番大城螢と身長の大きい1年生も入ったりで、気が付けば、かなり大きい選手が多い状態になったりしていましたね。

そして、残り時間は少なかったですが、4番轡田登が久しぶりに攻撃的な位置で投入されたのも嬉しかったですね。

結果的に、理想的な展開で、新しい戦力が経験を積んだり、割って入るためのアピールの時間が短いながらも作られたり。さらに言えば、こういう展開になったことで、ベンチに入りながら出場機会を得られなかった、チームとしては喜びながらもプレーヤーとしては悔しい思いをしたであろう選手もいるわけで、出場停止となっていた時里元樹は、もしかすると悔しい気持ちが強かったかもしれません。

見る側として楽しい試合。プレーしている選手の表情が生き生きとしていた試合。攻撃的な選手が攻撃のところで、勝負を多くしてくれた試合。勝ち点を積み上げるために、負けないために守備意識を高めて、リードが小さい時には、守ることが優先になるのも、仕方がない部分はあると思いますが、今回の試合のように、多くの選手にチャンスが与えられ、アピールの時間が作られる試合がやはり理想的ですよね。

ただ、育成世代でも研究しあって長所つぶしになるような戦いが普通になっているプリンスリーグなので、良いところをぶつけ合ってという試合には、なりにくいのが現状ですし、こういう試合がもっと多くなれば良いのにというは、甘い話かもしれませんが、とにかく、今日のような試合をより多く見たいですね。

この試合を踏まえて、また一週間後に対戦する横浜FCユースが、今度はどのような戦いをしてくるのかも含めて、興味深く待ちたいと思います。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/07/09 – 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・チーム一丸、リードを守り切った!

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どうも、ブクメです☆

同じ1-0の勝利でも、今日は、やりきってやったという充実感のある勝利でしたね。

長めのボールでシンプルに仕掛けてくる相手。過去、試合運び自体は上手くいっている印象があるのに気が付くと1点取られていて、そのまま逃げ切られていたり、なんとなく、手応えと結果が比例しないタイプの相性が悪い相手というのが三菱養和SCユースではありますが、今年の浦和カップでの対戦や、昨年のプリンスリーグ関東開幕のホームだったり、ホームでの対戦では、その僅差の勝負のところで勝利する試合も多くなっており、苦手意識は少なくなっているような気もします。

今シーズンのプリンスリーグでの初対戦は、早い時期ではなく、折り返し直前という状況で、さらに、リーグ自体は混戦状態になっているものの、浦和レッズユース1位、三菱養和SCユース2位という首位攻防直接対決という形で迎えることとなり、1試合少ない横浜FCユースとの上位対決も前半戦最終節として来週に控えることもあり、ここで勝利できるかどうかが、今後に大きく影響してもおかしくないようなタイミングでの対戦となりました。

そんな状況で迎えるこの試合の天候は、雨と強風がセットになる、やりにくいコンディションとなりました。ただ、逆に、その状況下で躍動したのは浦和レッズユースだった。そういう試合になりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半36分⇒14番井澤春輝)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半20分⇒8番松高遼)

となります。

今日の試合は、書く側としては、非常にギュッと凝縮して書くことができる展開になりました。

前半は、浦和レッズユースが風上になり、若干後半は、横風に変わる時間もあったものの風下になるという試合の中で、特にだからロングボールを有効に使うということは関係なく、この試合は、中盤より後ろで組み立てて長いボールを狙おうとする相手に対して、前線からのプレッシャーが効果的で、出足も浦和の方が早く、これも、長いボールを入れられにくいということもあったとは思いますが、いつもよりもサイドバックの選手も攻撃に加わる回数が多い形で、チャンスを多く作っていました。

パススピードもスリッピーなピッチのために速くなり、その速さもテクニックに勝る浦和にとってはスムーズな攻撃を作り出せる一つの理由となっていたように感じます。

相手のコントロールミスを狙う意識も高く、特にボランチの位置で16番大西翔也が、高めの位置で摘んでそこから反撃が始まるという形が多くなりました。細かく、早く、選手同士の距離も近くパスを回せる展開で、11番時里元樹と10番渡辺陽も、本来のらしさというものが多く見られる展開で、そこに、サイドの9番川上エドオジョン智慧と23番シマブク・カズヨシも絡んでという、簡単に言えば、攻撃の選手が単発ではなく、数選手が絡んで攻撃を仕掛けていく場面の多い、面白い試合展開を序盤から作り出していました。

良い入りをした中で、早い時間に先制点を奪うことにも成功します。

前半8分に、16番大西翔也が中盤でボール奪取すると、テンポよく10番渡辺陽にパスをつなぎ、裏に抜け出す11番時里元樹にパスを通して、このチャンスを11番時里元樹がしっかり決めて先制。

先制してからも、浦和がゲームを支配する展開で、また、コーナーキックのチャンスでは、風上を利用して6番鈴木海都が直接ゴールを狙うような弾道でコーナーキックを数回蹴り、実際、枠をとらえて惜しい形になる形も2本ほどありました。10番渡辺陽がディフェンダーの間を狙ったパスに9番川上エドオジョン智慧が力強く抜け出して仕掛ける場面や、高い位置に張らずに、いったん下がった20番長倉幹樹がワンタッチで10番渡辺陽からのパスを前線に流して9番川上エドオジョン智慧が攻めあがるという形、右サイドバックの26番池髙暢希が力強くサイドを攻めあがる場面もありました。

そして、やや全体として勢いよくなりすぎていた時間だったからとも言えるのかもしれませんが、34分に11番時里元樹が攻撃を仕掛けた流れからの勢いでこの試合2枚目(1枚目のプレーは見逃してしまいました)のカードで退場となります。

もちろん、このまま退場者なしで試合が進めば、もっと得点を奪える展開を作ることができたかもしれませんが、ある意味今日の試合では、ここからチーム一丸でしっかり試合を戦い切るという、前節の1-0での勝ち方を結果的に消極的な戦いに見せてしまった勝利とすれば、この試合は、積極的に(隙を見せたらもう1点取るという空気感を相手に与えることもできるような)守り切った1-0の勝利だったというような試合になりました。

後半の戦いは、おそらく、相手にとっては、積極的に守る相手に対して、ペナルティエリア近くでプレーする時間は長くなっていたものの、得点が奪えそうな雰囲気をあまり感じられる時間帯がないまま、1-0で逃げ切られてしまったという印象があったかもしれません。

確かに、決定機も何度か作られました。40番橋岡大樹が体を投げ出して防がなければゴールになっていたような場面もありました。それでも、この試合には、プレーしていた選手からも、絶対に前半奪った1点を守り切るという気迫が伝わってきましたし、それをやりきってくれました。

難しい展開が結果的にプラスになるような試合。良かったです。

結果的に、1点を奪った11番時里元樹が悔しい退場をする流れになった流れをチームで、その1点で勝ち点3奪ってやるよ、という感じで実行してくれたという感じの試合。

こういうチームで戦っている感が出る試合というのは、応援していても楽しかったです。

結果的に、11番時里元樹は、次節のプリンスリーグ関東の横浜FCユース戦には出場できませんが、そのあとのクラブユース選手権の同対戦カードで、力を見せれば良いことですし、プラスにプラスに考えられる展開、対戦相手の流れになっていますね。こういうのも好きです。

そんな次節の横浜FCユース戦もしっかり見届けたいのですが、残念ながら足を運べません。今シーズンは、ここまで2度ほど若干の遅刻はあったものの、プリンスリーグ関東はすべての試合に足を運べていたので、見られないのは悔しいですが、1試合消化試合が少なくて2位の横浜FCユースの現在の勝ち点と得失点差を見れば、まだ浦和レッズユースの首位には暫定という言葉が付く状態ですよね。

これを、折り返しの時点でまずは、暫定が付かない首位という形にして、クラブユース選手権へ乗り込める状態にしちゃってください!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/07/02 – 浦和レッズユースvsヴァンフォーレ甲府 U-18 1-0勝利・・・勝ち点を積み上げることも重要

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どうも、ブクメです☆

今週末は、少し行動がハードな2日間となります。土曜日の今日は、山梨県の押原公園で開催されたユースのプリンスリーグ、ヴァンフォーレ甲府U-18の試合、そして、明日は、ジュニアユースの夏の全国をかけた戦いを群馬県の宮城総合運動場に行く予定です。しかも、土曜日のユースが夕方からの試合で、日曜日のジュニアユースが午前中キックオフの試合なので、この間の時間があまりないんですね。

なので、割と私にしては珍しく、試合が終わって少しの雑談で会場を後にして、車でささっと帰り、やることもささっとすませ、日付が変わる少し前からブログを書き始めることができています。そう、3時間とか運転した後に気が緩んで力尽きて眠ってしまう時間を今回は作らずに行動できています、はい。

運よくなのかは、わかりませんが、下道中心の帰路は渋滞にも捕まらずにその距離で帰れる最短の時間で帰れたと思います。

はい、雑談終了。

ということで、ユースのプリンスリーグ関東が先週末から再開されていて、そこで先制するも追いつかれて引き分けに持ち込まれるという流れで迎えた試合になります。中断期間から勝てない試合が続くと、悪い流れに乗ってしまうこともあるので、今日の試合は、上手く先制できてから、追加点が奪えそうな時間帯に追加点が奪えないという、少し先週に似た流れになる中で、そのリードを守り切ることが優先されるような、采配が早めにされた試合になりましたので、選手としては若干ストレスがたまる部分もあったと思いますが、勝ち点を積み上げることが重要ということです・・・ね。

浦和レッズユースにとっては、勝ち切った試合ながらももしかすると、充実感は少なかったかもしれない試合かもしれませんが、私としては、以前の前橋育英高校戦の時に続いての、気持ち複雑な対戦カードとなります。

ヴァンフォーレ甲府U-18の今シーズンの正ゴールキーパーを務める関敦也が浦和レッズジュニアユース出身選手なんですね。

キーパーの選手なので浦和に得点が入るということは、キーパーが守るゴールが破られるということで、そのあたりは、若干複雑な気持ちを持ちつつ、好セーブには、「なかなかやるな~!」と思いつつ、勝利に関しては浦和レッズユースの勝利を願って見るという感じです、はい。

試合について書きます。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半45分⇒7番伊藤敦樹)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半43分⇒17番立川将吾)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半22分⇒8番松高遼)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半35分⇒15番荻原拓也)、FWが20番長倉幹樹(後半16分⇒14番井澤春輝)となります。

フォーメーションとしては、1トップに戻ったという感じなんだと思いますが、先週2トップでも実際は1トップのような形になってしまっていたりなので、あまり細かくわかりませんし、それがそれほど重要ということでもないので、絶対フォーメーションがわからないと気が済まないという方は、試合を見に来てください。

試合開始から、浦和が相手陣内でプレーする時間が長くなります。

相手の攻撃も上手く奪ってカウンターを狙ったり、長めのボールで両サイドの選手を、走らせるような攻撃が多い中、2分のカウンターの形で1番山田晃士からのロングフィードを11番時里元樹がワンタッチで流し、前線に走る6番鈴木海都につなげて仕掛ける形や、3分のフリーキックの場面では、6番鈴木海都からのパスを受けた26番池髙暢希が、仕掛けてコーナーキックを奪うプレーなど見られました。

ただ、やや中盤省略になり、長いボールでサイド攻撃を狙う攻撃に偏りすぎて、1トップの20番長倉幹樹のところにパスがなかなか入らないという状況と、同時にサイド攻撃に対しての相手のケアがしっかりしていて、両サイド共に個人で仕掛けようとすると引っかかってしまうという場面が多くなっていたように感じました。

パスが入らない分、20番長倉幹樹は、相手のバックラインやキーパーに対してのプレッシャーをかける動きでミスを誘いチャンスを誘発するようなプレーが多くなっていましたね。

浦和にとっての最初の決定的なチャンスは、12分くらい。10番渡辺陽からのパスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧が決めたように見えましたが、これはオフサイド。

この試合では、特に前半はオフサイドの判定になるプレーが多く、長いパスでの攻撃が多くなる中で、ラインコントロールで上手くオフサイドにかけられていたという場面が多かったと言えるのかもしれませんね。

攻め込む時間は多いものの、決定的と言える場面がなかなか作れないままでしたが、迎えた28分に、11番時里元樹からのパスに抜け出した20番長倉幹樹が見事に決めて1-0と先制に成功します。

単発な攻撃がやや多くなっていたものの、この試合では、右サイドバックの26番池髙暢希が、攻撃に参加すると決めて持ち上がったり、スペースに入っていった時のプレーからは、数名が絡んでより相手にとって対応しにくい攻撃になっている確率が高いようにも感じられました。本来攻撃的な選手ですので、我慢しながらも、攻撃参加した時に、今日のようなプレーが見せられるのは、良いことです。

チームとして采配として、もしかすると采配としては、長めのボールを多用するようになっているのかもしれませんが、前半終了間際の20番長倉幹樹が右前線のスペースに斜めに走り込むタイミングで26番池髙暢希がそのスペースに出して、チャンスを作っていくプレーのように、ポジションを流動的に、裏へ抜け出しての攻撃でのチャンスの作り方が上手い選手も多い中で、やや攻撃の狙いがどっちつかずになっていたのかもしれませんね。

1点リードして迎えた後半も、浦和が相手陣内でプレーする時間が長くなりました。

後半もフォーメーションは、同じだったと思いますが、1トップの下からあまり出ないイメージがあった11番時里元樹も2トップに高い位置に攻撃の時には上がってくるような場面が増え、細かいプレーができる2人が近い距離でプレーすることでのチャンスが増えたり、両サイドの2枚の攻撃に対しても、仕掛けたときに、6番鈴木海都や10番渡辺陽が、その選手の比較的近い位置にいるという状況が作られることで、サイドから仕掛けて、跳ね返されても、そこを味方がカバーできるような場面が増え、16番大西翔也が守備のバランスのところを考えながら、時折守備を意識しすぎて、ベンチから声が飛んでいたこともありましたが、後半スタートからしばらくの時間帯の方が、より前半よりゴールに近づく場面の多い、相手陣内での時間が長い時間帯になりました。

実際、後半は9番川上エドオジョン智慧の突破からのポスト直撃の惜しいシュートや、セットプレーからのこぼれ球に対して26番池髙暢希のわずかにゴール左にそれるシュートや、枠は捉えられなかったものの10番渡辺陽もセットプレーからのこぼれ球に反応してのシュートで枠をとらえればというチャンスが作れていました。

相手が守備をしなければという意識にさせられる部分でも、この戦い方で続けていれば、追加点も取れそうだなと感じていましたが、リードしているという状況が、采配をよりしっかり勝ちたいというものにさせたのかもしれませんが、16分に14番井澤春輝を投入したところから、ワントップに長いパスを入れるようなスタイルに変え、それでも流れとしては、チャンスが多く生まれていたのですが、30分くらいに5バックに変更したと思うんですね。

私の感覚がおかしいのかもしれませんが、5バックにしたことで、相手の攻撃を受けて立つという構図に部分的に変わってしまったところがあるように感じ、しっかり集中して跳ね返すのですが、相手が守備をしなければという意識から、攻撃できる時間が増えて来たと感じるような展開になってしまったような気もします。

実際、終盤に2度ほど、決められていてもおかしくない場面を作られるところもあったりしましたが、結果的には、1点リードを奪うことに成功して、その1点を守り切ることに成功した試合です。

プレミア昇格のためには、我慢してでも3ずつ積み上げていくという姿勢ですね。

この辺が、育成を見るサポーターの中でも、よく意見がぶつかるところなのですが、どちらかと言うと、私は、結果としては守り切って勝っても、選手が窮屈そうなサッカーをやっていると心配になる部分が強くなります。

でも、割と最近は、話をできる育成のサポーターの方とは、意見をぶつけることもあるのですが、「それでも勝たないと意味がない」という意見も、一理あるよな、と頑張って思うようにしています。

なので、一番よくないのは、2試合連続で追いつかれて引き分けになるような状況だという、この試合ではなくて、この先の試合を考えたときに、チームとしての不必要に悩んでしまう危険性がある展開だから、守備に重きを置いて勝ちにこだわることを優先したと考えれば納得です。

特に、今年のプリンスリーグ関東は混戦ですからね。

なので、勝ち点3をしっかり積み上げられたことが重要な試合でした。

その辺を考慮して、1点だけ、そういうプレーしていても、浦和レッズユースの選手だったらできるだろうなと思っていて、なかなか見せてもらえないのが、パスのスピードの強弱の使い分け。なんか、パススピードが遅いせいで相手に奪われていた近い距離でのパス回しのところなどが多く感じられる部分がありました。これは、やってはいけないと言われるわけはないだろうし、選手の質を考えたら、できると思うんですよね。あとは、欲を言えば、上下の動きがもう少し増えると今日のような相手に対しては効果的だったのではないかなと、これも、戦術というよりは、個人がやるかやらないかのプレーだと思うので。

いや、なんとなく感じただけです。

さて、浦和レッズジュニアユース出身の関敦也のプレーですが、まあ実際には、夏の全国の予選の日立柏グラウンドで、一度見る機会があってその時にも触れているのですが、安定した守備でキーパーと1対1という場面がこの試合2度ほど(要するに浦和の選手が突破してあとはキーパーに止められなければゴールという場面)で、タイミング良い飛び出しで防がれたり、グラウンダーのコースをとらえていたシュートにも反応してコースを変えられて防がれたという場面など見ても、質の高いプレーを見せてもらいましたし、味方選手を鼓舞する声も終始聴こえていましたし、続けてほしい部分をずっと続けてくれていることも見られたことが嬉しかったです。

チームとしては、苦しい状況に入っているようですが、関敦也には、チームを鼓舞し続けてもらって、浮上のきっかけを見つけてもらって、前橋育英高校戦の後にも書きましたが、次の対戦の時には、両チームとも調子が良い状態での試合が見られことを願っています。

ではでは!

あ、あと、日曜日は、ジュニアユースの試合のあと、いったん家に帰り、私用でまた出かけてと、かなりバタバタした1日になることが確実のため、ジュニアユースの試合のブログは、おそらく、月曜日中とか、遅めになると思います。

でもね、日曜日の試合は、ジュニアユースが、ここ数試合の良くなった部分をすべて出し切って、問題なく勝利して、全国を決めて、喜んでという流れになるはずなので、遅めでも良いですよね!

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プリンスリーグ関東2016/06/26 – 浦和レッズユースvs帝京第三高校 1-1引き分け・・・後半のみ観戦のためざっくりとですが。。

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どうも、ブクメです☆

結果的に、13時キックオフのジュニアユースの試合を最後まで見てからの移動になったため、土曜日のユースの試合は後半45分間のみの観戦となりました。

移動時間的には厳しかったものの、ジュニアユースの会場だった栃木県の鹿沼サンエコ自然の森サッカー場から割とすぐに高速道路に乗れる位置関係だったので、その移動自体はスムーズで助かりました。

結果論ですが、こういう試合移動での観戦になると、見る側の私の集中力が散漫になっているのが自分でもわかりますので、今日は、本当にざっくりと書きたいと思います。

良かった、良くなかったとか、あまり書けるほど、私が集中して見られていなかったということです。夕方キックオフなのに、相変わらず湿度が高くて蒸し暑くて汗が止まらないし(言いわけですw)

さてさて、夏の全国出場を決めて、ここから7月下旬の全国大会までの期間は、再びプリンスリーグ関東が再開されます。再開後初戦の対戦相手は、帝京第三高等学校となります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFが左に9番川上エドオジョン智慧、右に23番シマブク・カズヨシ(後半29分⇒2番高山大智)、真ん中に10番渡辺陽と16番大西翔也(後半29分⇒20番長倉幹樹)、FWが11番時里元樹(後半14分⇒7番伊藤敦樹)と14番井澤春輝 (後半33分⇒24番関根束真)となります。

*後半のみの観戦ですが、前半から来ていた方に、スタメンなど確認しました。

ちょうど、全国大会の予選が終了してから2つのユースの公式戦のない週末を挟んでの試合になります。この期間で、柏レイソルU-18とアルビレックス新潟ユースと対戦して、なかなか手ごたえをつかんでのこの試合という話でした。フォーメーションも4-4-2に戻して、より攻撃的に行くとかそういう話も聴こえたりしました。

後半から眺めた限りでは、確かにパッと見のフォーメーションは変わったようには見えるのですが、メンバー構成と役割にあまり変化があるようには感じられず、むしろ選手によっては、動きにぎこちなさが見えるような部分もあるようには見えましたが、これも、後半のみ見ただけなのでよくわかりません。

相手チームの印象をじっくり観察することもできずですが、浦和の攻撃面では、15分の先制点の形は見事でしたね。

40番橋岡大樹の縦パスからスタートして、14番井澤春輝が収めて、下げたところで7番伊藤敦樹がテンポよく左前線の9番川上エドオジョン智慧にパスを通し、9番川上エドオジョン智慧がしっかりフィニッシュでゴールという形。

その直前のセットプレーからの16番大西翔也のヘディングシュートや、カウンターの形で、全体的に少し出足が遅いところで、26番池髙暢希が勢いよく走りだして、9番川上エドオジョン智慧と仕掛けた形とか、先制点の後の攻撃で10番渡辺陽がプレッシャーを激しくかけてくる相手に対してワンタッチではたいて6番鈴木海都につなげてサイドから仕掛けるなど。

4-4-2だからこそ、左サイドの9番川上エドオジョン智慧と左サイドバックの6番鈴木海都が攻撃参加して厚みのあるサイド攻撃を仕掛けることができていたのかなと感じる部分もあります。

20分の失点の場面は、見ていた位置的に細かい部分が良く見えなかったのですが、プレッシャーをかけて狙ってきた相手に、不用意なプレーから奪われたとか見ていた方から聞きました。

30分あたりからは、4-1-4-1に変更したようで、交代出場した24番関根束真の果敢な仕掛けなどで逆転ゴールを狙いに行くも、結果的に1-1で終了という結果になりました。

順位表を眺めてみれば、唯一の3つ目の引き分けの帝京第三高等学校ということで、こういう試合に持ち込むのが上手いチームだと考えておきます。

まあ、大混戦ですし、抜け出してもらいたいですが、そんなに簡単ではないです。過酷な夏の戦いですから、色々な要素が絡んでくるとも思います。

少し、連携面で気になるところがありましたし、以前から書いているように、もう少し味方の動きや味方の意図をお互いに理解することで、ミスパスも狙いどころの良いパスになるのかと思うところもありますし、果敢な突破を許される選手に関しては、ある程度、失敗が多くても仕掛けさせてあげられ続けるか。

そのあたりは、来週のヴァンフォーレ甲府戦はスタートから見られる予定なので、そこでしっかり見られれば良いかなと思います。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/05/08 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-1勝利・・・3連勝で中断を迎える良い状態も、気持ち複雑に。

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どうも、ブクメです☆

ゴールデンウィーク最後の週末の土曜日は、当初、筑波大学で活躍している浦和レッズジュニアユースの戸嶋祥郎を見にフクアリに行こうと思っていたのですが、諸事情で、その試合はサッカー観戦自体ができず、その試合でも戸嶋祥郎がゴールを決めたようで、より見に行きたい気持ちが強くなりました。

そんな、思っていたサッカー観戦ができなかった土曜日から、実は、今日日曜日も若干バタバタした中で、頭の中では集中しにくい状態ではあったのですが、しっかり足を運ぶことができました。 浦和レッズユースの試合の中では、アウェイの前橋育英高校戦というのは、なんだか今日のような晴天で暑いようなイメージがあります。若干苦手意識を感じるような部分もあったのですが、思い返せば昨年の開幕戦は、ここで勝利しているんだなと。遡った時の引き分けに持ち込んだりはしたものの、苦戦するイメージというのが強く残ってしまっているのかなと思ったりしますが、それは、プレーしている選手にはあまり関係ないことですね。

さてさて、よく浦和レッズありきで応援できるかどうかということを最近は書くことがありますが、私が応援するベースは浦和レッズのアカデミーになるものの、そのチームの試合では、完全に知っている選手がいても相手チームを敵とみなせるという状況下にないわけで、これは、サポーターとしては、完全にダメなタイプなのでしょうが、実際そうなので、それを隠すこともできないわけです。 これまで、浦和レッズのアカデミー出身選手が別のチームになっての試合というものは、それぞれでは、見ることがありますし、チームを離れた大学などでは、出身選手同士の対戦というもの、それぞれの選手の成長を見る場としても、多少どちらかのチームによって見る形になることはあれども、割とフラットに楽しませてもらえるわけです。

もちろん、浦和レッズユースvs対戦相手にアカデミー出身選手がいるというケースはこれまでにあったものの、プリンスリーグなど公式戦の真剣勝負の場でということで言えば、スタメン出場で相手チームに2名アカデミー出身選手が出場しているというケースは、私が観戦した試合ではあまり記憶にないような。世代別代表で関わった選手や、国体がらみで関わった選手との対戦ともまた別の意味で、今日は、若干私としては、気持ち複雑に観戦した部分もあります。でも、一つの戦いとしては、浦和レッズユースを一番上に置いてこのカテゴリは純粋に応援しています。

はい、ということで、今日の対戦相手の前橋育英高校には、浦和レッズジュニアユース出身の3年生の浅賀祐太(18番)、2年生の角田涼太朗(3番)の2選手がセンターバックでスタメン出場している状況下での対戦となりました。その辺は、また最後に触れるとして、結果的に浦和レッズが難しい試合をものにして3連勝した試合のことを書いていきますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半29分⇒15番荻原拓也)、右に2番高山大智(後半35分⇒17番立川将吾)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半44分⇒14番井澤春輝)、FWが20番長倉幹樹(後半17分⇒23番シマブク・カズヨシ) となります。

前節と同じスタメン構成になりますね。

終始明らかに試合に影響するような強風が吹く中、おそらく、前橋育英高校に選択権があったと思いますが、前半風下で、後半有利になる風上を選択するという形を取り、今日は、前半のうちに2点を浦和レッズユースが奪うことができたことで相手のプランが若干崩れたところはあると思いますが、確かに相手の狙い通り、後半は、細かくつなぐようなサッカースタイルではない浦和が、風も味方にした相手の攻撃に対して、苦しめられたなという印象は残ります。

また、ちょうど、今日は試合を一緒に見ていた方が、割とフラットにサッカーを色々見ている方で、前節の前橋育英高校の試合も観戦したということで、その時からの変化などの情報もいただきながら、サイド攻撃のところでの対応などこの試合のために若干変更してきたのではないか(そもそも、前節退場者を出して出場停止の選手がいるとかですよね)ということでした。 確かに、9番川上エドオジョン智慧のサイドからのドリブルでの仕掛けなどは、それでも突破してチャンスを作る回数は多かったと思いますが、意識的にいつもよりもケアされてしまっていたようには感じます。

また、中盤の11番時里元樹と10番渡辺陽のところも、これまで通りにはやらされてもらえていない印象もありました。 集中力高く、風向き的には決して有利ではないものの、ディフェンダーの間に細かい動きができる選手が、裏を狙って走り込んでくるプレーなどは、毎回見ている前橋育英高校らしいなと感じさせられ、何度か、そのプレーで危ない場面も作られていたのも事実ですが、結果的に、チームとしての調子の差もこういうところで出るのかもしれないなと思うくらい、フィニッシュのところで相手は精度を欠くことが多かったですね。 浦和レッズの攻撃ですが、前半序盤は、例えばオフサイドになったものの、前半4分の9番川上エドオジョン智慧と6番鈴木海都の左サイドからのパス交換からのクロスに20番長倉幹樹がヘッドで合わせてネットを揺らした場面など、突破の部分でケアされていたものの、その分サイドバックの6番鈴木海都が絡むことでの打開の試みが多く感じられました。

18分の2番高山大智がパス交換からサイドを攻め上がり、折り返しから10番渡辺陽が狙う惜しい場面など、単独の突破に関しては、サイド、真ん中ともになかなか隙を見せない相手に対して、一人二人を経由してサイドからの攻撃でチャンスを作りながら、逆に相手の攻撃の際には、セットプレーを与えてしまう回数も多く、試合の流れ自体は、どちらに転ぶかわからない中でしたが、この流れを浦和レッズユース有利の流れにした先制ゴールは、28分。

この試合は、得点や失点の流れをちょうど見逃してしまうことが多く、先制点も別のところを見ていて、気が付いたら、20番長倉幹樹が豪快にけり込んでゴールになっていたのですが、見ていた方に聞くと相手のミスからの得点ということだったのと、プリンスリーグの公式記録で見ると6番鈴木海都のアシストになっていたので、相手ミスからボールをキープした6番鈴木海都が落として20番長倉幹樹がペナルティエリア外くらいから豪快にけり込んでのゴールという感じなのでしょうか。 いずれにしても、この時間帯に得点したのが浦和レッズユースだったというところが、勝てているチームと、なかなか勝てていないチームの差として出てしまうのかもしれないなと感じる部分もありつつ。 更に、前半終了間際にこの試合では、サイドからのマッチアップの流れから、足を痛める場面もありましたが、それでも果敢な仕掛けを止めなかった9番川上エドオジョン智慧のドリブル突破から、11番時里元樹をを経由して最後は、10番渡辺陽が決めて2-0とした瞬間に笛がなり、前半2点リードで折り返すことに成功します。

そして、先ほども書きましたが、強風を受ける形になった後半は、かなり苦戦を強いられましたね。

後半5分に、周りからはオフサイドじゃないのかという声も聞こえたものの(すみません、この失点の場面も、ちょうど別のところ見ていて見逃してしまいましたので細かいことはわかりません)、相手の反撃を受けて1点返されます。 強風で高めのボールがかなり戻されるような状況でしたが、相手のプレッシャーを受けて、バックラインの細かいパス回しが狙われるなどあり、クリアボールを大きく蹴ろうとするものの戻されるというような、なかなかディフェンスラインは神経をつかうような場面が多くなる後半でしたが、受けてカウンターという場面も、前節に比べると、切り替えが若干遅くなっていたのか、相手に対応されていたのかは、判断が難しいところですが、数回カウンターでチャンスは作ったものの、相手が攻め込む時間帯で効果的なカウンターをあまりできていない印象がありました。

そんな中でしたが、後半16分には、厚みのある攻撃で追加点が決まったかと思われるくらいのチャンスが作れた場面があったのですが、ここで押し込み切れず。また、25分くらいには、カウンターから9番川上エドオジョン智慧がシュート性のクロスがゴールを襲う惜しい場面もありました。 30分には、右サイドから突破した2番高山大智からのクロスに交代で入った15番荻原拓也がヘッドで合わせる惜しい場面があったものの、これは、相手キーパーに阻まれます。

38分には、カウンターの形で数的優位な状態で23番シマブク・カズヨシが中盤で受け、右サイドを走る2番高山大智にラストパスを狙いますが、ここは相手キーパーが反応して防がれます。 互いにチャンスを作りながらも2-1の状態から得点が動かず、残り10分くらいからは、35分に投入された17番立川将吾が、あまり攻撃の方に意識を置きすぎずに、風向きからも、残り時間を考えて、上手く時間を使うプレーなども見られつつ、15番荻原拓也と23番シマブク・カズヨシがパス交換からゴールを狙うなど、狙えそうなときには狙いながらでしたが、残り時間がわずかになったところで、数回相手の反撃からコーナーキックを与える場面があり、そのうちの一つがバーに当たって、ラインを割ってもおかしくないようなピンチになりましたが、ここは、なんとかラインを割らなかったようで失点にならず、結果的に2-1で逃げ切る形で浦和レッズユースの勝利となりました。

今日の試合は、浦和レッズユースにとっては、ある意味アウェイらしい、天候も含めて、上手く相手の戦い方にはまりかけたところがある決して強さを見せて勝ち切ったという試合ではなかったですが、総合的に勝利に値したということなのだと思います。

この試合の後に、40分ハーフで練習試合(主審が公式戦仕様だったので、練習試合ではなかったかもしれません)がありましたので、メンバーと交代、得点経過だけ書きますね。

スタメンと交代は以下、

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに15番荻原拓也、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに4番轡田登と22番関大夢、MFが真ん中にに13番樋口颯太と14番井澤春輝、左に23番シマブク・カズヨシ(後半20分⇒20番長倉幹樹)、右に26番池髙暢希、FWが42番練習生、43番練習生 となります。

埼玉県支部リーグも今日はレッズランドであった関係で、こちらの人数は最小限で、また、詳細不明(少し聞きましたが、書く段階ではない)ですが、中学3年生の別クラブ所属の練習生が2名参加していました。 この試合に、同じく前橋育英高校に進学した浦和レッズジュニアユース出身の1年生森隼平が出場するような話も聞いていたので、「どの選手かな?あれかな、これかな、でも違うような気がするな」と若干気持ちがそれてしまいながらの観戦になったしまったところもありました(結局、控えに入っていて出場は、なかったようです。)

この試合は、前半0-0で折り返し、後半3分に26番池髙暢希のゴールで先制し、同点に追いつかれ、42番練習生のゴールで2-1と逆転し、再び追いつかれ、終了間際に逆転されという後半から一気に得点が動く試合でしたが、結果的に2-3で敗れるという結果になりました。 浦和レッズユースにとっては、連勝を3に伸ばし、さらに、ここからクラブユース選手権の予選に入り、1か月半くらいプリンスリーグは中断期間に入りますので良い流れで中断期間に入れましたね。 えと、レギュレーションが変わったらしいのですが、細かいことがよくわかっていないのですが、今年からクラセン予選もジュニアユースのようにトーナメント制になったらしいので、1戦必勝で、3勝くらいすれば全国にたぶんなると思います。

プリンスリーグ関東での今年の戦いぶりを見ていれば、開始から相手の勢いに飲まれることは考えにくいくらいどっしりした戦いをできているので、予選でつまずくことはないと思いますが、それでも何が起こるかわからないトーナメントですので、気を引き締めて、また別の大会として頭を切り替えて準備をしてもらえればと思います。

さてさて、ここで最初の話に戻りますが、前橋育英高校のスタメンセンターバックに2人の浦和レッズジュニアユース出身選手が先発していて、特に、以前から出場機会を得ているらしいと聞いて、ちょうど足を運べたタイミングなどでは、怪我などで出場していなかったために、ようやくこのタイミングでスタメン出場していた浅賀祐太のプレーを見られるのは嬉しかったですね。

そして、一気に身長が伸びて、だいぶ印象が変わった角田涼太朗も含めて、浦和を応援しながら、真ん中からの攻撃を食い止める二人に嬉しい部分もあったり。本当に複雑でした。言葉で表すのが難しいです。

さらに、ユース世代の観戦では、完全に浦和レッズユース側に立って応援する形にはなっているので、試合が終わって帰り際に二人ともにちょうど会うことができたものの、どう声をかけて良いかよくわからず、意味のわからないことを口走ってましたね、すみません。 今年の前橋育英高校がなかなか結果がついてこないという状況下で、難しい局面も多いとは思いますが、ピッチに立てているのであれば、気持ち切らさずになんとかチームを浮上させ、次に試合を見られる機会があれば、勝利して良い表情で会えると嬉しいです。

その時は、がっしり握手しましょうね!

前橋育英高校に進学した浦和レッズアカデミーの選手はここ数年増えていて、全員把握できているか若干不安ですが、あとは、1年生の森隼平、2年生の山崎舜介と山崎広大の2名も試合に絡んで、次回浦和レッズユースのホームで戦う時は、大いに浦和レッズユースを苦しめてもらいたいです。

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状態の良いチーム同士の真剣勝負という構図で見られると、また違った気持ちで見ることができると思います。その時を楽しみにしています! ではでは!