【アニ山】戸嶋祥郎を集中的に観てきました- J2リーグ・第2節 –

どうも、ブクメです☆

最近文章を書いていないですが、そろそろまた文章を書いてくれそうな以前登場した「ブクメ助手」に続いて、新しい方にも文章を書いてもらうことになりました。ハンドルネーム何にしますか?と聞いたら「助手見習い・アニ山」にしてくれということなので、その名前のカテゴリを追加しました・・・が、私よりずっとサッカー観戦の歴史は長い方で、更に国内サッカー観戦の幅がすごく広いです。そもそも、サッカー観戦に上も下もないのですが、控えめな方なので(笑)、そのままハンドルネームは採用させていただき、容赦なく助手見習い扱いをしつつ(w)、長いので「アニ山さん」と呼ばせてもらいます。
直接書いて良いですよとお伝えしたのですが、原稿渡すので都度上げてくださいと言うことだったので、アニ山さんの文章に関しては、最初に私が少し語った後に、文章を載せさせてもらう形になると思います。

とにかく幅広い方ですが、サッカー観戦の仕方とか、育成への目線とか、そういうところでは共通するところがあります。性格が合うということではありません笑

ブクメ助手も含めて、今後も、目線が合う方で文章書きたい方がいたら、ここで書いてもらうこともあります。

今回は、割とこのブログを意識してもらってか、浦和レッズのアカデミー出身の選手のネタをちりばめてくれていますが、幅広い方なので「目線」が合うネタであれば、浦和レッズのアカデミーに関係ないことも色々書いてもらいたいと思っています(私も読みたいし。)

では、今回いただいた文章です。


おはようございます。ブクメ氏の助手見習いのアニ山です。 日頃、レッズユース観戦に軸足を置きながら全国をウロウロしています。専門的な内容は書けませんが、通りすがりのサッカーファンとしての観戦記を寄稿させていただくことになりました。よろしくおねがいします。

【J2リーグ・第2節@フクダ電子アリーナ】です。

この日は、アルビレックス新潟#6戸嶋祥朗を目当てに、千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)に足を運びました。 前日(3月2日)は、横浜FCからFC琉球に移籍したレッズユースOBの#16新井純平を確認したくて大宮公園サッカー場に行ったのですが、新井は残念ながらベンチ外。

しかし、試合自体はとても見応えのあるもの。琉球のサッカーの内容が良くて、今後の活躍を予感させるものでした。 たとえるなら、「昌平高校と浦和南高校のゲームのようだった」というと分かりやすいでしょうか。

#6戸嶋祥朗は、レッズのジュニアユースから市立浦和高校-筑波大という経歴。僕は、彼を初めて見たのが高校時代、ジックリ見たのは筑波に進んでからなので、レッズの下部組織からの成長を見守ってきた訳ではないのですが、「また見たい」と思わせる魅力のあるプレイヤー。

【市原千葉 1 – 4 新潟】

キックオフからしばらくは膠着状態というような様相だったのだけれど、前半30分に#14田中達也のゴールが決まると、続けて新潟に決定機が訪れ、流れがグーっと傾いていった。

この1点目のアシストが#6戸嶋。

2点目、4点目も戸嶋が起点になってのものだし、ゴールに至らなかった場面でも、シュートの2つ前、3つ前という「お膳立て」のところで戸嶋が絡む場面がしばしば。

僕が見ていて戸嶋の素晴らしいところ…というか好きなところは、ボールへの身体の入れ方で、空中戦にしろ地上戦にしろ、ルーズボールへの寄せにしろ、その競り合いのところでの身体の使い方が本当に上手だ。当然、彼が奪って前へ…と、攻撃の起点にもなりやすい。そのあたり、この試合でも堪能させてもらった。

もうすっかり心配ないというか、プロプレイヤーとして遜色ない。今年は背番号が#26から#6変更になり、中心選手としての風格もあるのだけれど、来年あたりはキャプテンマークを巻いているんじゃないか…なんていう予感もある。

市原千葉は2月17日のちばぎんカップを観戦していて、その時は4-4-2。この日は4-1-2-3で試合が始まっている。

ちばぎんカップでは、ツートップの一角・#10船山が若干引き気味にボールを受けてタメを作りながら捌いたり、#8堀米・#25茶島の両ハーフがサイドから仕掛けたりと、攻撃面で一定の成果が出ていたように思う。

その後、前節・愛媛との開幕戦では、茶島にボランチの#20矢田と、前半のうちに二人も負傷退場を余儀なくされたようで、このアクシデントを引き摺っての新潟戦だったようだ。前半35分ごろから右ワイドの船山と2列目左の堀米を入れ替えてみたり、後半頭から4-4-2気味にシフトしてみたりと、試行錯誤がみてとれた。

エスナイデル監督は就任3年目。不運が重なったとはいえ、スタートダッシュに失敗すると、急速に求心力を失い、いきおい、早期の監督解任…なんて流れになりかねない。 そういう、ちょっと邪な視点からも、今月の市原千葉の動向からは目が離せないなぁ、と思う。