今年も1年ありがとうございました。

落ち葉も積もり、決してきれいな道ではないけど、その道のりを阻む川を渡す一本の細い橋。これは、サッカー選手のプロへの道につながる・・・とか、完全に後付けですw

基本的に、サッカー以外の写真を撮らないようなスタイルなので、締めくくりの時の写真と言うのは、PC内に残っている写真をボーっと眺めながら、これだというものをピックアップしてアイキャッチ画像に使ったりしています。今回は、11月の嵐山渓谷に少し遅めの紅葉を見に行った時の写真が残っていたので、その時の1枚を使いました。

何にでも意味を持たせようとするとすれば、写真を眺めている時に、これも良いかなと思ったのが、次の写真。

ね、意味深でしょ。これを付けた方からすれば、普通に毒蛇のまむしが出るから、気を付けましょうという意味だけで、つけて注意をさせたところで、マナーとしてのゴミの持ち帰りも見てもらうことを目的にした看板。これも、「サッカー選手にも通じるところがある」と書けば、思い当たるような場面を想像したりもできる。

ということで、本編(?)に入ります。

どうも、ブクメです☆

このブログを書く前に、昨年年末に何を書いたかなと読み返してみました。(気になる方は、昨年末のブログは、『今年も1年お世話になりました。来年のサッカーに関わる自分を模索中』です。)

あの時からの変化とすれば、浦和レッズユースの体制に大きな変化があった(中途半端なタイミングでしたが)1年でした。当然ながら、ユースだけではなく、ジュニアユースも含めて、トップチームも(色々笑)。

結論から言えば、おそらくどんな年でもこれまでは、ユースのシーズンが終了し、その最後の試合に立ち会えた時には、思うことが色々あっても、切り替えて前向きな文章を卒業する選手に向けて書いていたことが、書けなかった。今回は、本当にずっと悔しかった、今でも悔しい。体制が変わっても、深いところは、同じだから、結局、振り回されてしまうのかというショックを受けた1年でした。選手がもがいていることが分かっていただけに、切り替えたかったけどできなかった。終わってから、自分では育成カテゴリの段階では、直接選手のフォローはしない方針なので、誰かがいいねしたり、リツイートした時にしか選手直接のつぶやきというのは、ツイッターでも見ないのですが、同じ育成を見ているサポーター仲間のいいねで目にした試合後のツイートなど見つつ、誇らしくも辛い気持ちになるという、なんとも言えない感情を抱いてしまった。

その後、ジュニアユースの高円宮杯での戦いぶりに心を躍らせてもらい、同時に、彼らがユースに上がった時に、その特徴はどうなるんだろうという心配もしつつ、でも埼玉県S2リーグが来年も同じ体制なら、そこの段階では大丈夫かとか、もう、何の心配をしているのか自分でもわからない状態。

そして、年末最後にGo For World Cupで新チームを見て、良いとこ探しをしながら、私にとっての年内最終観戦となった12月28日の試合では、練習試合も含めて2勝と得点後の良い表情も見ることができて終われた。締めくくりとしては良い終わり方をさせてもらいました。

*2018年12月28日の浦和レッズユースの年内最終試合(vs国学院久我山高校戦)後の挨拶。

 

私自身の活動としては、2018年は、結果的に、昨年末に書いていたように、拠点を日本に戻しながら、カンボジアと行ったり来たりという1年になりつつ、夏くらいまでは、J1の試合には結局行かなかったものの、J2、J3、JFLなど、アカデミー出身選手の試合などにも足を運べる機会も比較的増えたものの、その時期は、どちらかというと大学サッカーの方にあまり足を運べなかったかなと思います。そして夏以降は、逆に大学サッカーなどが多くなるという。

浦和レッズユース出身の寄特直人がプレーしているタイにも2度ほど足を運ぶことができました。ただ、まあ、お恥ずかしながら、今年は、仕事の調子というか、予定外の出費が膨大になり、例えば、同じくアカデミー出身選手の中村駿介がマルタリーグでプレーしていると聞き、足を運びたいと思ったり、ヨーロッパでプレーしている選手を見にドイツ付近を拠点に回りたいとか、思いはあっても、悔しいながら、行ける資金力もなくなってしまいましたw

逆に言えば、そういう状況下にあったことで、時間はかかっても車で下道で気合でほとんどのところに行ける国内の試合には、多く行けたということもありますが。

本当に、よく運転をした1年になりましたし、自損で事故ったり(雨でぬれた道でスピンして土手に激突とか)、年末には、玉突き事故(目の前の3台が追突して、その4台目でギリギリブレーキが間に合って回避できた)とか、割とぎりぎりなこともありました。これも、考え方によっては、不運でしたが、それによって大きな怪我をする(これより嫌な、人を怪我させる)ことがなかったのは、逆に運が良かったのかもしれません。ただ、直前に動き回っていた北海道のまさに動き回っていたエリアでその少し後に大きな地震があったりと、直接自分が遭遇しなかったものの、記憶に新しいエリアで大きな被害に遭われた方がいることを知った出来事では、心が痛くなりました。

サッカー的には、私自身としては、自分の視野を広げることと希望というところでは、新しい出会いもありました。

既にこのブログを読んでくださっている方であれば、今年たびたび登場したチーム名なので、ご存知かと思いますが、FC Goisという埼玉県春日部市を拠点として活動されているチームとご縁があり、足を運んでしっかりとブログを書かせてもらえる機会を何度か持つことができました。

このチームの方針には、時にこれまでと違った雰囲気で冷や冷やしてしまうところもありましたが、かなり救われたところがあります。

浦和レッズの育成の見方と同様に、直接チームとは関係なく、自分が見て感じたことをそのまま文章に書かせてもらいました。今年最後に見た試合のブログでは、少し乱暴なことも書いてしまいました。これは、実際の指導や指導方針を越えて、選手が育つためには、見る側の質も高めていかないとならないと感じている(これは、浦和レッズのトップの試合を見ている時からずっと感じていることでもある)ので、そこに通じるものがあり、おそらく、その場での今の正解がそれであっても、どちらにしても、その見方や声のかけかたが、今後も続いていき、そこを含めて方針ですとなると、私は指導方針や選手の取り組み方が好きでも、足を運ぶのが嫌になるから。

なので、おそらく、私に良いイメージを持たないという方も出してしまっているとは思いますが、「もう来ないでください」と言われない限りは、選手の個性を最大限まで伸ばす指導をされて育っていく選手たちを今後もしっかり見させてもらい、そこからプロ(以上のサッカーで生き抜く選手たち)が出てくる姿も見届けていければと考えています。

プロフェッショナルではないですけど、私もこのカテゴリの高いレベルの組織を真剣に見つめてきて年月が経っていますので、それなりに、考え方には自信を持っています。

 

さてさて、サッカーに関わる私を持続させるために、仕事の面も重要なのですが、2018年は、実際収入はそこまで落ちてはいないものの、出費が増えるとか、そういう環境になぜかさせられてしまう1年ということで、気が付けば、馬鹿みたいに浦和レッズを海外含めて全試合足を運んだ2007年以来の借金がかなり増えるという終わり方をしてしまいます。

あの時は、ほぼ仕事での収入が期待できない状況で無理した若気の至りだったかもしれませんが、その後に私は、飛躍しました(仕事面で。)

で、そこから10年ほどでマイナスがある時の苦しさを強く経験したことで、割と周りには豪快にお金を使って海外に行きまくっているように見えて、かなり節約できるところは節約して、マイナスは作らずに貯金も増やして行こう見たいな生活をしてきたのですが、私を知る人には笑われる理由もいくつもありますが、そういう時に限って、自分が節約するところとは、別のところでお金がどんどん出ていくような出来事が起こったりします。

特に今年の強烈さは、文章を書くときには笑ってケセラセラな感じで書いていますが、精神的に不安定極まりない時期も多く作ってくれましたw

これだけは、確実に言えるのは、過去の経験からしてマイナスなことが起こりすぎる時には、飛躍のチャンスがあるということなんですよ。そう思っていても、ネガティブになることばかりですが、そう思って止まらないことが重要なわけでして。

確かに思い返すと、ここ数年は、確かに、はた目から見れば、カンボジアに住んで仕事したりとか挑戦していると見てくれる方もありましたが、私の中では、どこか現状維持を目指していて、このくらいの収入をキープするための生き方を選びつつあったのかもしれません。

だから、私に起こるマイナスな出来事は、おそらく「私が、一番大事にしているサッカーの育成カテゴリに関わって、文章で伝えていく生き方」をするために、私自身が、現状維持を目指すようであれば、サッカーで生き抜くという難しい人生を目指している選手に伝えられることもなくなるし伝わらなくなっていくというメッセージなのかと考えています。

なので、2018年中には、結果に全く結びつかなかったものの、かなりその流れもあって、私自身もがいて色々なことをしました。

出会った方に、現状を伝えて「私が貢献できる仕事があればください」と、伝えることも増えました。実際に検討してくださっている方もいるようですし、この辺は、本当に以前はしてこなかったことです。縁があって、育成で見てきて今プロになっていたり、海外挑戦している選手の中で今も連絡をしたり、くれたりする選手には、「いつか一緒に仕事がしたいな」というニュアンスの言葉も伝えるようにしている。

割と喧嘩もよくする父ですが、会うと時々言われることの中で、時間をおいて思い出すと響く言葉があり、その中でも自分のフリーランスのこれまでやってきた仕事だけで問題なくやりたいことができていたころには響かなかった「経験をお金にする方法も意識して活動しないと意味ないよ」(今年ちょっと話題になった言葉なので「意味ないよ」を入れて見ましたw)というニュアンスの言葉を今年は、かみしめています。

「待ちの姿勢 」でも見てくれている人が運よく声をかけてくれて可能性が広がることもあるのも事実。でも、努力していることや自分の特徴を伝えることで、より可能性が広がるのは事実。既にサッカーと関係ないところですが、自分がやってきた仕事の分野では、伝えてみたら「あなたなら、いくらでも仕事ふれますわ!」という声もいただいたりしています。光栄なことです。

なので、昨年末には、来年のサッカーの足の運び方ばかりを語ることが多かったですが、2019年は、仕事のプラスアルファも明確に意識してやります。目標と言うよりは、これをやらないとたぶん私自身が、終わってしまうのでw

 

ということで、最後には、なりますが、今年1年もありがとうございました!来年もよろしくお願いします!

ではでは。