どうも、ブクメです☆
今年もGo For 2018 Cupの季節がやってきました。b戦も入れて、1日3試合、35分ハーフとは言っても、冬のレッズランドでほぼ1日を過ごす3日間というのは、プレーする選手にとってはかなり過酷な環境になります。
ただ、見る側とすれば、正式な新チームは現中学3年生の代が新1年生として合流する来年にはなるものの、大まかに新チームの状況を図る上でも楽しみな大会になります。
昨年は、ほとんど足を運べずだったのですが、今大会は、25日、26日の2日間はがっつり観戦できる予定で考えています(もしかすると27日の9時からの試合まで見られるかもしれません。)
1日目の浦和レッズユースは、11時からvsジェフユナイテッド千葉U-18、14時からb戦のvs浦和東高校、17時からvs岡山作陽高校の3試合を戦いました。
まとめて3試合分書くので、メンバーや交代など中心になりますが、今日は、新チーム初日として、また別要素でも、かなり密度の濃い1日になり楽しませてもらいました。
パッと見で、4-4-2に見えるタイミングがあったものの、この大会は、プリンスリーグ最終戦や、Jリーグインターナショナルユースカップの時に見られた4-1-4-1のフォーメーションで戦っていました。
まず、第1戦のジェフユナイテッド千葉U-18戦のメンバーと交代は以下となります。
GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに16番大西翔也、右サイドバックに4番関慎之介、センターバックに3番橋岡大樹と2番遠藤凌、MFがボランチに6番松高遼、左に5番鈴木海都(後半23分⇒13番長倉幹樹)、右に8番高山大智(後半5分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と14番シマブク・カズヨシ(後半32分⇒17番立川将吾)、FWが11番時里元樹(後半15分⇒9番川上エドオジョン智慧)
となります。
結果は、後半29分に川上エドオジョン智慧のゴール、後半34分に13番長倉幹樹のゴールと、後半終盤の2ゴールで浦和レッズユーズ勝利。
続いて、第2戦のb戦、浦和東高校戦のメンバーと交代は以下となります。
GK18番田桑龍輝、DFが左サイドバックに20番荻原拓也、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに21番弓削翼と23番関大夢、MFがボランチに7番伊藤敦樹(後半スタート⇒42番高橋聡史)、左に19番甲斐崇史、右に8番高山大智(後半19分⇒45番松尾佑介)、真ん中に24番関根束真と9番川上エドオジョン智慧(後半スタート⇒44番川上開斗)、FWが13番長倉幹樹(後半スタート⇒43番影森宇京)
となります。
後半から40番台の選手が入ってきて、一瞬、外部からの寮に入るとかですでにこっちに来ている中学3年生かと思ったのですが、よく見たことのある顔だと思ったら、3年生でしたw 1月のメキシコ遠征に帯同する3年生が調整含めてb戦に参加しているようです。今日だけなのか、明日以降もそうなのかはわかりません。
また、対戦相手の浦和東高校の19番が浦和レッズジュニアユース出身の斎木大輔でした。
いろいろな点で見どころの多い1戦となりましたが、結果は、後半7分に43番影森宇京からのマイナスのパスをペナルティエリア外から豪快に決めた20番荻原拓也のゴールで先制すると、その後は、3年生のゴールラッシュとなりました。18分に44番川上開斗のゴールで2-0、20分位44番川上開斗とのワンツーで抜け出した45番松尾佑介が決めて3-0、23分に24番関根束真の見事なタッチでのゴールで4-0。そのあとは、45番松尾佑介が2点追加して、出場時間15分ほどでハットトリックを達成して、終わってみれば6-0の大勝となりました。
第3戦の岡山作陽高校戦メンバーと交代は以下となります。
GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに16番大西翔也、右サイドバックに4番関慎之介(後半28分⇒23番関大夢)、センターバックに2番遠藤凌と3番橋岡大樹、MFがボランチに6番松高遼、左に14番シマブク・カズヨシ(後半16分⇒20番荻原拓也)、右に5番鈴木海都(後半21分⇒9番川上エドオジョン智慧)、真ん中に10番渡辺陽と7番伊藤敦樹(後半25分⇒17番立川将吾)、FWが11番時里元樹(後半スタート⇒13番長倉幹樹)
となります。
前半28分に左サイドに抜け出した10番渡辺陽からのクロス(のあとに、もう一人誰かを経由したような気もする)に2番遠藤凌がヘッドで決めて1-0。
このまま1-0で勝利。
3試合を流れで書いたほうがよく伝わりそうな、そんなスタートの1日だったと思っています。ただ、毎年のことですが、この時期のレッズランドは、寒い!
家を出るときに、思ったより気温が高めだなと思って安心して出てきたのですが、レッズランドについてみたら、かなりの強風。ちょうど、第1戦とb戦は、試合に影響が出るくらいの強風になりました。
ジェフユナイテッド千葉U-18戦は、風を背負う前半は、かなり攻め込み続け、逆に風を受ける後半は、相手に押し込まれて耐える時間も多くなってしまった感じですが、昔からのジェフのユースのイメージ通り、守備が固いな~という印象を持ちましたが、しっかり2点取って勝ち切ってくれました。
b戦は、第1戦より強風の中の試合になりましたが、やや力の差があることに加えて、3年生も入ったということで、やや一方的な試合になりました。
そして、第3戦は、球際の激しさや早い寄せをしてくる相手に対して、対応に苦慮する時間も多くなったものの、結果的に無失点でセットプレーの流れの中から得点を決めることができ、今年のユースの終盤を象徴するかのような、勝負強さも見せてくれました。
個人的に何が楽しかったかというと、Jユースカップからのチームのやり方が継承され続けていて、選手が勝負できるような環境が維持されていたことと、それぞれの選手がある種、スタートの初日から鬼気迫るくらいの強い気持ちで臨んでいるのが伝わってきたことなんですね。
負傷者が多かったことや、1年生の出場する大会やリーグなどを今年はほぼ見られていないため、プレースタイルや特徴が正直わからない選手もいるのですが、その選手の特徴も存分に見ることができ、すごいほめ言葉を使ってしまえば、もし自分がスカウトだったら、今日見た選手の中で、今後もチェックしたいと思うだろうなとういくらい、個々の良さを出すことができていた選手が多かったと思います。
また、起用法についても、b戦まで含めて1日目ということで見ていけば、第1戦のスタメンでなかった選手も、途中出場やb戦でよりよいプレーを見せた選手が、第3戦でもより多くの出場機会を与えられたようにも感じられます。
既に今年も主力で戦っていた1,2年生もいることから、チームとしての動きのところも、スタートとしては、かなりバランスも良かったと思います。
競争がものすごくなることが予感されるくらい、多くの選手が良さを見せていたと思います。
ただ、その反面、今シーズンを長く出場機会を得ていた選手にとっては、戦ってきた試合数や精神的にすり減るような戦いを多く経てきたことでの疲労の蓄積があるようにも感じられ、それに加えて、寒さの中で長い時間外にいるというこの大会の悪い部分での特徴からか、相手選手との接触とは違ったところで負傷(軽いのか、重いのかは不明)するというケースや、思ったより早く体が重くなっているように見える選手がいたのも事実です。
そのあたりが心配されるものの、今年最後の大会、なんとか踏ん張ってやりきってもらえればと思っています。
なんだかんだで、今年残してきた結果が生み出したものは大きいなとも感じています。言われた動きを忠実に実行しないと出場機会を奪われるような、個性が消されてきたやり方がされていたことが嘘のように、選手が勝負すること、やるべきことはしっかりやりながら、個々の特徴を見せることがむしろ求めらえるようになった流れが持続され、そのやり方で結果を出したことで、メディアでも大きく取り上げてもらったことで、おそらく、このやり方が少なくともよくわからないところで、つぶされることは考えにくくなっているのかな~とも皮肉を込めて(良い意味で)考えつつ、純粋にうれしいです。
とりあえず、1日目は、あまり細かい選手のプレーには触れず、2日目の試合まで見て、大会は3日目4日目と続きますが、おそらく個人的には、2日目までが、ほぼ確実に見られる今シーズン最後の見られる試合になるので、そのあとに、まとめて触れようかなと思っています。
2日目も楽しみにしています。
ではでは。