埼玉SS1リーグ2018/07/08 FC Gois vs 県立浦和高校 3-0勝利・・・上のカテゴリでの戦いが見てみたい

どうも、ブクメです☆

縁と言うのは不思議なもので、私も、浦和レッズの育成にどっぷりと浸かった生活になって期間も経ち、その中で、色々な出会いと言うものがある中で、浦和レッズの育成以外のところでも、良い刺激を与えてくれる存在にも幸いいくつか出会うことができています。その中でも「思い」に対する共感ができる方と言う部分での出会いもあり、そういう方の存在により、「○○ありきで依存する」ことができない自分にとっては、最も大事にしていた空間のベースのところが、私の中にある「育成にとって最も大事にすること」からどんどん離れていくことが怖いくらいの時期をしばらくは過ごしてきました。

正直なところ、離れる寸前まで行っていたところで、大きな変化があり、最も大事にしている空間での育成も、もちろん、私が思う育成の正解が全ての選手にとって正解とは思いませんが、少なくとも、正常になった(本音を言えば、新しい体制での選手の育成は、期待以上に良い方向に進んでいると思う)なかで、再び、もともとの私の見方で全ての選手の特徴を見つけ出して、発見して、表情を見て、全ての選手がサッカーで生きていくことを決断するのであれば、その後押しがしたいという思いで足を運べるようになっています。

それと同時に、私自身のサッカーに対する自分ができることに対しての向上心の部分もかなり刺激されており、わかりやすいくらいにワールドカップにも感化され、新しいことにも挑戦してみたいという気持ちも強くなっています。簡単に言えば、幅を広げたいということでしょうか。

そんな中で、私の生き方の中では、今後のサッカー界に必要なことと言うことで、「思い」がが共感できる方に出会い、今回、その方が関わるFC Goisというチームを時間の空いている時に見て、思ったことなんでも書いてくださいという、なんというか提案のようなものをいただきまして、実際のところ、数年前のFC Goisができてスタートしたころにケラミックカップなどで他の試合観戦の流れで少し見たときには、やんちゃな選手が多いなというイメージくらいしか持てておらず、その後は、なかなか試合を見る機会もないままに期間が経ってしまったということもあるのですが、「思い」で共感できる方が、作り上げてきて数年が経つこのタイミングで見てほしいと言っていただいたことに縁を感じたという経緯で、足を運べる時に足を運び、ブログを書くことにしました。

これまで、私のサッカー観戦とブログを書くスタイルと言うのは、浦和レッズの育成に関しては、できる限り細かく試合の流れも含めて書いていくという形でやっていて、それ以外の足を運んだ試合に関しては、基本的に、あまり細かいことには触れないという感じでしたが、素直に言うと、今回実際に足を運んで、しっかりと試合を観戦した中で、私自身もこのチームのことをもっと知りたい、面白いと感じることもできたので、浦和レッズの育成と同じような形で足を運んだ試合に関しては今後書いていこうと考えています。

完全にFC Goisに関しては、観戦初心者のブクメですので、ある程度回数足を運んで見ていくことで見えてくることも多いと思いますので、外れたことも書いてしまうかと思いますが、その辺は、流してください、謝りませんw

まあ、今日の試合に関しては、度肝を抜かれたというか、まずは、背番号をチェックして、フォーメーションを見ながらどんな戦い方をするのか探っていこうと思ったら、背番号1の選手が開始早々に仕掛けていって、ややポジションが前目になっていたキーパーの頭を越えるシュートで決めて、まだ1分も経っていないよとメモするにもバタバタさせられてしまったわけでして、「面白いなGoisはフィールドプレーヤーに1番をつけるんだ、で、その選手が個人技があってゴールを常に狙っていていきなりインパクトのあるゴールを決めるんだ」とか勝手に思っていたら、少し遠めだと1に見えるだけで実際の背番号は4番だったと後で気づいたり。

割と、感覚で試合を見ていく私としては、とにかく、型にはめてくれないチームだなと言う初見(良い意味で)でしたね。

ということで、おそらく間違っているだろう私のメモのスターティングメンバーと交代の流れは以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが4番武田直也、5番金山俊介、3番榎本翔太の3枚でMFがボランチに20番中嶋陽基、右に13番荒木翔(後半21分⇒6番櫻井政樹)、左に9番細川聖馬(後半スタート⇒2番榎本遼太)、真ん中に10番大室雄幹(後半35分前後⇒15番廣井偉)と11番太田峻輔、前線に17番横田啓一郎(後半15分⇒19番菅原怜)と8番岩本空竜

となります。

*ちなみに、後に、普段スタメンの7番熊田佳太と14番中村海渡が累積により出場停止。監督も前回退席処分になったらしく不在だったらしい!?

特に中盤と前線は、動きの中での入れ替わりが多かったので、一応のポジションは、こんな感じでしょう程度で勘弁してください。

先ほど書いたように、試合開始あっという間に4番武田直也が先制することとなったわけですが、試合の入り方をしっかりの前に、開始から既にゴールを見ていて、相手がまさかいきなり来ないだろうというころで一気に仕掛けていくというプレーに驚かされましたね。

対戦相手の県立浦和高校もあまり見たことがないチーム(だいぶ前ですが、浦和レッズユースが練習試合でた対戦したのを観戦したことはあるのですが、だいぶ前ですので参考になりませんw)ですが、この試合の前に見た順位表では、SS1(埼玉県南部支部リーグ1部。この上がS2リーグね。)で首位のチームということで、まず、埼玉県の3部と言うカテゴリでは最も勢いのあるチームであり、実際、それほど攻撃に怖さはなかったものの、最初の失点の後は、Goisは、相手の守備を崩すという点では、かなり苦戦を強いられていたと思います。

単純にサイドからのクロスに対してとか、真ん中からの突破は、コンパクトな守備で跳ね返されるケースが多かった。

ただ、ここを崩そうとするGoisのプレーでは、例えば、7分の8番岩本空竜のパスが結果的に17番横田啓一郎には通らなかったのですが、この時のパスの狙いが面白いなと。ディフェンダーを前にして、少し右寄りに17番横田啓一郎がいる状況で、あえて、そこを切ろうとした相手ディフェンダーに対して左から巻くようなパスを通そうとしたんですね。ここの意思疎通が合っていて、そのパスコースに走れていれば、一気に大きなチャンスになるプレーでした。

こういう感じで、やはりチームコンセプトにもあるように、それぞれの選手が、面白いイメージを持ってプレーしている印象があり、なるほどそこを狙うのか、というプレーも多い中で、プレーの判断のスピードが若干遅く、中盤を経由して相手ディフェンダー2枚が詰めてきているところで、10番大室雄幹を経由してサイドに展開しようというときにいくつかの選択肢があってプレーが遅れているところで奪われる場面などがありました。こういうところは、このカテゴリで首位に立っているチームの寄せの速さなども影響はしていたと思いますけどね。

あとは、多少強めの風の影響もあったと思いますが、サイドに広く展開するところなど、長めにパスを通そうとするときには、精度がもう少し必要かなと思う場面も多く、味方の走り出しがの良さに対して、パスがその選手の後方に行ってしまったりして、いったん止まって戻って受けなおす必要があるプレーなどもありました。

前半の攻撃で惜しかった場面をいくつか挙げると、20分の4番武田直也の独特のリズムとストライドを活かしたドリブルでの突破での仕掛け、28分の8番岩本空竜がヘッドで流したボールに9番細川聖馬が抜け出してシュートまで行った場面や、30分の20番中嶋陽基、9番細川聖馬とテンポ良くパスが通り、ややその後のパスが相手ディフェンダーに有利な形でカットされるかというところで、17番横田啓一郎が、より素早い反応で、受けて仕掛けていった形なども良かったです。前半終了間際の、3人くらいで相手ディフェンダーが結構密集していたところを細かいパス交換で突破して、11番太田峻輔が抜け出してのシュートも惜しかった場面。

回数は多くなかったものの、33分に相手のシュートミスに助けられたピンチなどもありましたが、1-0とリードして前半を折り返します。

後半もGoisが攻勢となる場面が多く、その中でも前半にもあったような密集地帯での良い距離間でのパス交換で相手を翻弄するような場面が何度か見られました。同時に、味方同士のプレーで面白いイメージでパスを出すものの、味方がそのパスを感じていないというケースも何度か見られました。ただ、逆に言えば、これが味方と合ってくると、より一気に決定機になるくらいのプレーでもあるなと。

ペースは握っているものの、なかなか追加点が奪えない中で、後半15分に投入された19番菅原怜と後半スタートから入っていた2番榎本遼太によって18分にゴールが生まれます。縦への迫力があるスピードのある仕掛けを見せていた19番菅原怜に対して2番榎本遼太が見事な縦パスを通し、抜け出した19番菅原怜がキーパーと1対1になるような状況で落ち着いてアウトサイドでキーパーの頭を越えるシュートを決め、2-0とします。

このゴールの後の23分にも10番大室雄幹の裏へのパスに抜け出した19番菅原怜のシュートは、枠を捉えられなかったものの、試合終了間際にも今度は、8番岩本空竜からのパスに抜け出した19番菅原怜が決めて、終わってみれば3-0で快勝。

特に、試合の終盤は、疲れてきた相手に対して、19番菅原怜の運動量とスピードに相手がついていけないという場面が目立っていました。

チームコンセプトにある「個性派集団」そのままに、初めて観戦したブクメでも、わかりやすいくらいの個性を見せる選手が多かった印象がありますね。今日の試合では、4番武田直也のドリブル、パスの狙いが面白い選手が多い中で、特に途中から入った2番榎本遼太のパスの狙いやタイミング、そして、最終的には、19番菅原怜のスピードと縦への迫力が当然のように印象に残っています。

今日のような試合を見ると、このチームは、上のカテゴリのチームとやった場合に、どのくらいのことが現時点でできるのかなという素朴な興味も沸いてきます。

実際には見れていませんが、クラブユース選手権の関東予選では、FC東京U-18相手にかなり手ごたえのある試合をしたとも聞いています。

より速く強くプレスをかけてくる相手に対してどこまでできるのか、相手にスーパーな選手などがいて、攻撃に危険な選手がいる時の守備はどうなのか、などなど、やはり、このレベルに対して、カテゴリがもったいないなと感じるところもあり、まずは、浦和レッズのセカンドチームが参加しているS2リーグは実際に数試合見ていて、そのレベルの高さを感じることができていますので、まずは、リーグ戦としては、しっかり今年結果を残してS2まで上がることで、できる経験も変わってくるでしょうし、今年で言えば、Jユースカップでの勝ち上がりなどもありますよね。

いずれにしても、面白いチームを見つけたなというのが素直な感想で、今後も調整しながら足を運べる回数を増やしていければと考えています。

ではでは。

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