【アニ山】JFL第1節・Honda FC-松江シティ戦を観戦してきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。浦和レッズユース出身の長谷優の所属する松江シティ絡みの試合。松江シティは、今年からJFLに昇格してのプレーになりますが、長谷優が松江シティに所属してから、私自身は、昨年何度か、足を運べるチャンスもあったものの結果的に行けず、結果的に1度も行けておらず、今年こそは観戦したいと考えているチームです。

ちなみに、特に私自身、関りがある選手ではないものの、今回の文章の中に、多木という名前が出てきて、「あれ?」と思ったら、やはり昨シーズン、野崎雅也が所属していたラインメール青森に所属していた多木理音だったという。そして、青森の時は前をやっていた印象でしたが、松江シティではディフェンダーやっているのかと思ったり、松江シティを見に行ければ、多木理音も見るということで、徐々に勝手に縁を感じる存在になったりしそうな雰囲気を感じつつw

では、アニ山さんの記事をどうぞ!

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。 今回は【JFL第1節@Honda都田サッカー場】です。 今年、JFLに昇格してきた松江シティには、レッズユースOBの長谷優が所属しています。 一応、彼の姿を見る目的で、浜松のHonda都田サッカー場に行ってきました。 長谷はベンチスタートで、出場機会はありませんでした。いずれ、島根まで行かないといけませんね。 Honda都田サッカー場は、シッカリとしたメイン・バックスタンドが設えられた小規模のスタジアムで、ピッチにも近く、臨場感のある良いサッカー場なのですが、座席によってはメインスタンドに架設された屋根の支柱や構造物等が視界を遮ってしまうのが残念です。 もうひとつ残念なのがアクセスで、あまり公共交通機関の便が良くありません。 浜松駅からバスに揺られて40分あまり。だいたい1時間に1本発車しています。 ただし、スタジアムの前を通るバスは、13時キックオフにちょうどいい1本だけで、それ以外の時間帯は1500メートルほど離れたバス停が最寄になります。復路もそちらを利用しないといけません。 スタジアム裏の込み入った路地を抜けていくと、2500メートルほどで天竜浜名湖鉄道の「常葉大学前駅」に出られますが、掛川行は15時13分発。ロスタイムの具合にもよりますが、20分弱で歩かないといけません。2015年の開幕節に訪れた際は、僕はこちらのルートを利用したのですが、終始小走りだった記憶があります。 今回は、素直にバスルートを採用しました。
【Honda FC 1 – 1 松江シティ】 このゲームの僕の興味は、「昇格組の松江シティが、Honda FCを相手にどのような戦いをするか」という点。ひいては、松江がJFLで何処まで通用するか? 今季を占うことにもなります。 前半はHondaが支配し、特に立ち上がりは、相手の攻守の切り替えの速さに松江が翻弄される場面が続き、「松江は正直、厳しいかな…」という感覚でした。特にツートップの一角#26遠野のスピードある縦の突破には手を焼いていて、コーナーに逃げるのが精いっぱいということもしばしば。 マイボールになっても、Honda守備ブロックのチェックの速さ、囲い込みの巧みさに阻まれて、出し所に苦慮し、アメフトでいう「サック」を受けたように潰され中盤を使えず、やむなくディフェンスラインからフォワード#19酒井達磨をロビングボールで狙うも収まらず、と攻撃の切っ掛けがつかめない。 そういった中で、Honda先制点は前半24分。フリーキックから#2川嶋が胸で押し込んでのゴール。松江はこの後もピンチが続くものの、キーパー#21船川のファインセーブなどもあって、なんとか0-1でハーフタイムに。 後半は、Hondaが少し落ちてきたのか、松江がスピードに慣れてきたのか、その相対的なところで、松江が攻撃を仕掛ける場面が増え、徐々に松江のやりたいサッカーが見えてきました。 前半はマイボールになっても窮屈な状況にされていた松江が、スムーズにボールを動かせる。動かしながらの縦のクサビ、裏へのスルーパスといったフォワードへの配球と、逆サイドに寄せておいての効果的なサイドチェンジを織り交ぜ、ホンダに後手を踏ませる展開に。選手の動きひとつひとつにも余裕が出てきたのか、セカンドも拾えて良いリズムが回り出してきました。 特に後半20分以降は、すっかり松江のゲーム。波状攻撃で押し込んでいき、逆にHondaがディフェンダーの身体を投げ出したシュートブロックや、ゴールマウスでのクリアで、水際の防戦を強いられる我慢の時間帯に。 Hondaはさすがの底力で、粘りのある守備で幾度と決定機を凌ぐも、ようやく後半25分、松江#20礒江の中央を縦に割るスルーパスに抜け出した#10宮内が、キーパーと1対1を冷静に決めて、同点のゴール。 この後はHondaの足がすっかり止まった感じになり、松江には勝ち越しのチャンスまであったのだけれど、後半39分に最終ラインでの不用意な横パスを#26遠野に奪われた局面で、#4多木が身体で止めに行き、2度目の警告で退場。これで流れが止まってしまった。これ以降は、数的不利の中、なんとかドローのまま終わらせるのが精いっぱい。 松江にすれば、良い面も悪い面も見えたゲームだったけど、「松江のサッカー、結構面白いんじゃないですか?!」と観客に思わせるものを提示してくれたと思う。僕の隣に座っていた親子連れのお父さんも、ディフェンスの裏を突く仕掛けのパスに、「いやー、面白い!」としきりに声を上げていたけど、昨年のリーグ王者を向こうに回して、自分たちのサッカーを体現しつつの勝ち点1で、僕もこの試合を通して、今季の松江のJFLでの戦いには期待を持ってしまいます。