【アニ山】滝川第二高校でインターハイ予選を見てきました

どうも、ブクメです☆

先ほどアップした5月18日の大阪に引き続いて、19日の兵庫でのサッカー観戦の記事もアニ山さんから届きました。

最寄駅から3キロでもバスの本数も多いと書いているものの、たぶん、アニ山さんのことだから、バスを使わずに歩いて向かったんだろうなとか勝手に思いつつ、私の行動スタイルでは、ほぼカバーできないエリアの高校サッカー世代の内容と言うことで、実際に自分で観戦していないので強い印象を残すことはできないものの、神戸星城高校が全国大会の舞台などに上がってきた時には、「アニ山さん、やるな!」と思うことでしょう。

ちなみに、私もシュートを打たないサッカーは好きではないですが、明らかに枠を外れていくシュートを強引にただ放つというのもあまり好きではありません。

では、アニ山さんの記事です。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

5月19日は兵庫県の総体予選が動いている滝川第二高校にお邪魔してきました。

前日の5月18日は、東大阪市・花園でのJFLを見た後、吹田サッカースタジアムに移動し、J1・G大阪-C大阪を観戦しました。こちらは、#21矢島慎也がボランチでスタメン出場ということで、足を運んだ甲斐があったのですが、写真が上手く撮れなかったこともあって、ブログ用に文章をしたためるのは諦めました。
この日は来場者に「アリエール」試供品の配布がありました。ひとり暮らしには嬉しいお土産です

さて、滝川二高は神戸市の西区。神戸市営地下鉄に乗り、ユニバ競技場のある総合運動公園を通り越し、終点の西神中央駅からさらに3キロほど。距離は結構遠いのですが、学校から徒歩5分ほどの最寄りの停留所まで、休日の日中でも1時間当たり3本ほどバスが運行されているので、アクセスとしてはさほど気にはなりません。

こちらも今年3月に人工芝グラウンドが完成したとのこと。
グラウンドの入り口には、2006年度の全日本ユースと、2010年度の高校選手権、二度の全国優勝を顕彰する記念碑が建っています。

この日は4回戦でベスト32。滝川二高では午前10時から計4試合が予定されていたのですが、帰りの飛行機に間に合うように2試合だけを観戦しました。

【滝川二 5 – 0 加古川南】

【神戸星城 3 – 0 川西北陵】

第一試合の滝川二高は、出場選手の背番号が軒並み大きい。ラウンドが低いということで、Bチームベースなのか? とも思たのですが、帰宅後に確認した新人戦の公式記録でも、ほぼ同じような背番号が並んでいたので、どうやら固定番号のよう。
加古川南は健闘したものの、マイボールになったところで抗う武器がない。
ボールを運ぶ、あるいは仕掛ける段で、綺麗にノーファウルで奪い返されてしまう。
守備面は5失点したものの、前半セットプレイからの3ゴールと、後半PKによる2ゴール。滝川二高の仕掛けには粘り強く対応できていたように思うので、惜しいなぁと思うところ。

逆に滝川二高は、後半攻撃陣を頻繁に組替えてきたことからも、流れから崩してゴールを奪いたかったのではないかと想像する。

さて、滝川二高もさることながら、自分の中の目玉は、第二試合の神戸星城。
組合せが発表されるまで知らなかったのだけど、神戸星城は今大会の第2シード。ということは直近の大会である新人戦で準優勝を飾ったことになる。調べてみると、報徳学園、神戸弘陵、滝川二高を倒して勝ち上がってきている。
これはやはり、どんなサッカーを見せてもらえるか興味がそそられる。

試合は神戸星城が押しながらも、35分ハーフの後半28分……つまり残り10分を切るところまでスコアレスが続き、神戸星城が攻めあぐねた展開にはなったのだけれど、実際に観戦してみると、なるほど、端々に面白味がある。
ベースとして、繋いでビルドアップ指向であるのだけれど、4-1-2-3の前3枚、センターに身体を張ってボールを納められる#21島田が入り、両翼にスプリント力のある#9吉見、鋭いドリブルで仕掛けていける#8熊元と、それぞれ個性のあるアタッカーを前線に揃えている。
そして、その前線を司る2列目のキャプテン#10福西が、能力的にひとつ抜けている。試合中のコミュニケーションの様子を見ても、チームの核という雰囲気が滲み出ている。
後半28分の先制点も#10福西。
クロスを胸で受けて、ゴール前の密度が高いところだったが、しっかりコースに、枠内に蹴り込んだ。
何気ないシュートだけど、ディフェンスに当ててしまうことが少なくないシチュエーション。こういうシュートひとつからも、基本的な技術力の高さが垣間見える。

静岡の富士市立であったり、愛知の名経大高蔵であったり、福岡の飯塚高校であったり、各地て新興勢力が伸びてきているけど、兵庫でもフレッシュな顔が出てきた。
全国大会出場に手が届くかどうか、キーマンになる福西のマークがキツくなったときにチームが総合力でそれを跳ね返せるかが鍵になると思うけど、群雄割拠の様相を呈している最近の兵庫県、充分チャンスは巡ってきそうな気がする。