GO FOR 2018 CUP 2011/12/27/ 3日目第2戦 vs 前橋育英高校 2-1勝利・・・2位で決勝トーナメント進出!!

与野八王子グラウンド2011年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今大会のここまでの9試合、ほぼ同じような位置から、1日3試合写真を撮っていたので、毎回同じ写真の使いまわしに見えますが、よく見ると違います。一応試合ごとに撮ってます。言い訳です。

第1戦が終わった後に行われた藤枝東高校vs前橋育英高校が引き分けに終わったことで、浦和としてはこの試合で勝利すれば前橋育英高校を勝ち点で上回れるということは分かっていたものの、柏レイソルU18の1位通過がほぼ確実という状況で2位になるためには、別会場で行われている立正大淞南vs横浜F・マリノスユースの試合で横浜F・マリノスユースが勝ってくれないとならないと言う状況。浦和がこの試合勝っても立正大淞南が勝っていたら2位はないということで、結構気になっていたこの試合。既に浦和の試合の前に結果が出ているのですが、情報もなく、情報を知っている方もおらず、そんな中で試合は始まりました(たぶん、選手は勝てば2位と既に知っていたはず。)

そんな、浦和を応援するために来ていた人たち全てがモヤモヤしながらスタートした試合。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と8番岸伯富実、FWが左に28番広瀬陸斗、右に13番立野峻平、真ん中に21番進昂平

となります。

第1戦に引き続き、左サイドバック本職コンビで左サイドバック、センターバックの左という組み合わせになったことで、第1戦よりも更に5番佐藤大介が高い位置でプレーする機会が多くなったこの試合。更に、既にこの大会でもこのポジションで途中出場した時は高い確率で得点を上げている21番進昂平がフォワードの真ん中でスタメン出場となりました。

期待通り、21番進昂平が前線に入ったボールに対してしっかり競り合い、捌いていき、狙えるときにはゴールも狙いに行くという動きがこの試合でも見られ、開始からすぐに21番進昂平からの惜しいパスが28番広瀬陸斗へ通される場面があり、得点の可能性がいきなり見え、その後の6分に21番進昂平のアシストから8番岸伯富実が決めて、この試合でも早い時間での先制点を奪うことに成功します。

右の前線に入った13番立野峻平もこの試合では、さまざまポジションを動きながらパスの経由役として攻撃のリズムを作る動きができており、攻撃のテンポが非常に良く展開されていきました。

21番進昂平がしっかり競れることで、そこへボールが入った時に8番岸伯富実や7番繁田秀斗がためらわずに裏のスペースへ飛び出すことで大きなチャンスになる場面も多く、攻撃のリズムも良い中で28番広瀬陸斗もこれまでの試合以上に激しく仕掛けていくプレーが見られました。

チャンスメイクと同時に自らが得点を奪うプレーにも貪欲で狙い続ける21番進昂平が21分に抜け出してゴール。前半中ほどの時間で2点のリードを奪うことに成功します。

5番佐藤大介も攻撃に絡むプレーが多く、フリーキックの場面では角度のないところから直接狙うキックを見せたり、6番西袋裕太からのロングフィードを左前線で受けて攻撃を仕掛けるという場面も多く見せていました。この時は、やはりしっかりと左サイドバックの位置は3番小坂慎太朗がカバーしており、そのためにあくスペースも4番寄特直人がしっかりカバーしていました。

2点リードで後半に入ります。細かい内容は分かっていなかったのですが、ハーフタイムの段階でこの試合に勝った方が2位になるという情報が入り、応援する側もテンションが上がりながら後半に入りました。

後半のスタートから、13番立野峻平に代わり24番関根貴大、8番岸伯富実に代えて10番中村駿介が入ります。

後半も、概ね浦和ペースで進みます。10番中村駿介のところでしっかりボールキープされて、タメができたところで15番金野僚太が攻撃参加して攻める場面や、前半同様21番進昂平のシュート場面も多く、守備のバランスもよく、気がついたら珍しく6番西袋裕太がセットプレー以外のところで攻撃参加している場面もあって驚かされたりと、全体的に空いたスペースを埋めあう動きができていることで、こういういつもと違った試みもでてきたのかもしれませんね。良いことです。

後半15分前後に3人の交代がありました。14分に21番進昂平に代えて11番小峯洋介、15分に15番金野僚太に代えて2番新井純平、18分に5番佐藤大介に代えて12番西澤秀平、28分に28番広瀬陸斗に代えて23番條洋介が入ります。21番進昂平が下がったところで少し、シュート場面が減ったようにも感じましたが、10番中村駿介からサイドも広く使ったパス回しで攻撃の仕掛けはできていましたが、フィニッシュのところがややスムーズに行かないなか、24番関根貴大と2番新井純平の右サイドのところで大きな展開でクロスを上げる場面などでチャンスを作るも追加点を奪うところまでは至らず、相手も点を取るために更に激しく仕掛けてくる中で、残り時間数分というところで1点を返されたものの、そのまま逃げ切って2-1で勝利。

未だに、大会の公式ページでは3日目の結果が更新されておらず、言葉では逆転で2位になった(=立正大淞南が横浜F・マリノスユースに敗れた)ということは聞いていても、なんかもしかしたら違ったりしたらどうしようという頭もありつつ、まあ選手も言っていたので2位になれたのでしょう。そして、明日の決勝トーナメント(準決勝)の相手は、コンサドーレ札幌U18らしいのでこれまた因縁。しっかり勝って、その先の決勝も勝って2011年を終えたいですね。

ということで、新チームが始動した浦和レッズユースですが思った以上に早くバランスの良い形が見えつつあるものの、現状では、プレーに迷いがある選手が多くみられるのも事実です。例えば、1年生から既に今年試合に絡んでいる選手でも、少し迷いがあるように見える選手もいますが、近い例で言えば、これも名前はわざわざ挙げませんが、持つところと捌くところのバランスが、どうもうまくいかずにキープして仕掛けては引っ掛かるプレーが増えていた選手がいましたが、時間はかかりましたが今は、本人がその時期を乗り越えてくれ、キープ力と展開力、非常にバランスよくパスを捌いたり仕掛けたりできるようになり、今年の攻撃の組み立ての軸となるであろうところまできた選手もいます。

特に、攻撃の選手であれば、今は失敗しないように安全なプレーをするよりは、豪快にやってみて失敗してしまうくらいの方が良いとも思います。

今年も残り2試合となりましたが、その中で出場機会を得た選手たちは、一つでも二つでもチームとして個人として成長できるような何かを掴んでもらえればと思います。

とにかく!結構厳しい状況からの決勝トーナメント進出は凄い!もう、思いっきりやってほしいです残りは!(個人的な感想です。)

あと、毎年恒例ですが、この大会は結構試合続きになるため、かなりの疲労を抱えているのが見える選手もいたりします。しっかり休んで残り1日踏ん張ってください。

ではでは!