第23回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会の兼高円宮杯なんたらの方 2013/10/14 準々決勝 vs FESTA 2-3敗戦・・・守備の連動、試合を落ち着ける力など

レッズランド2013年10月14日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

3連休最後の月曜日は、朝からレッズランドの1日になりました。風は涼しい日陰も涼しい、でも、日なたの暑さは夏並み。そんな気候が10月の中旬になっても続いていますね。

さてさて、大会名は部分的に2日前のものと同じなのですが、部分的に違う大会です。浦和レッズジュニアユースは、決勝トーナメント(?)の準々決勝から参加します。

大会のもろもろに関しては、更新が遅いので参考にはしにくい部分もありますが、説明がめんどうなので、埼玉県クラブユースサッカー連盟のページで確認してください。

2日前の大会同様、浦和レッズジュニアユースは、U14のメンバーを中心に臨む形をとっていました。

昨日に関東U15リーグが既に消化されたこともあり、そちらに帯同していた2年生もスタメン、または控えに入り、2年生の出場メンバーに関しては、また2日前の大会とは少し根本的なメンバー構成を変えて、別の意図をもって臨ませていた意図もあるように感じます。

当然、勝ち進んで多く戦えることで経験は積める大会ではありますが、この大会では、3年生も数人加わった急造のチームになるという部分もあり、またU14ということで言うと、守備の連係連動というところでの課題を抱える中で、さらにいつもとは違った構成になることで、対戦相手を考えても、相手がU15のメンバー主体で臨んでくることを考えても、簡単な試合にはならない。それが、この大会です。

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK25番柿沼優輔、DFが左サイドバックに2番大西翔也、右サイドバックに6番斎木大輔、センターバックに16番山崎舜介と4番小崎魁、MFが左に15番荻原拓也、右に23番長谷川魁哉、真ん中に21番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に13番樋口颯太、右に17番長倉幹樹

となります。

背番号も、また2日前のものとは違う選手が多く、確認するまでに時間がかかってしまいましたw

3年生は、2日前の試合同様、斎木大輔と小崎魁が出場。おそらく、昨日の関東U15リーグに帯同していた立川将吾、荻原拓也、樋口颯太の3人がスタメン出場となりました。

対戦相手のFESTAは、埼玉県の大会の上位進出の常連チームであり、U15中心のメンバーで臨んできたと思われるため、かなり厳しい立ち上がりになると思われましたが、前半は、浦和が攻める時間帯を多く作ることができる展開になりました。

一つには、中盤に8番立川将吾が入ったことにより、ここでボールを落ち着けて展開できることや、同様に中盤の守備に関しても、かなり8番立川将吾が気の利いたプレーで相手の攻撃の起点を積むことができていたため、相手の中央からの組み立てての攻撃を機能させず、主導権を握ることができたことにあると思います。

相手の攻撃に関しては、全体的にはそこまで個で怖さのある選手は見当たらなかったものの、43番の選手は、スピード、テクニック、体格がある印象で左サイド(浦和の右サイド)から仕掛けてきたときには、怖さを見せていました。

それでも、ちょうどそのサイドが4番小崎魁と6番斎木大輔の3年生の2人の守るサイドになっていたことで、個人突破に関しての対応はできていたと思います。

さらに、浦和にとっては、先手先手で得点を奪えたことも序盤を有利に進められた理由かと思います。

浦和は、6分に13番樋口颯太からのパスを受けた15番荻原拓也がゴールを決め、1-0と先制すると、左サイドバックで攻撃参加も多く見せていた2番大西翔也が豪快なミドルシュートで19分にゴールを決めて2-0と2点差に広げることができ、試合の進め方としても悪くはなかったと思います。

しかしながら、25分くらいから相手に攻められる機会が増えてくる中で、サイドからの攻撃に対してある程度プレッシャーをかけた中で限定させた形でクロスを上げられるような状況にはできていたものの、急造の守備構成による難しさというか、クロスに対して誰が誰をケアしてどのコースをしめるなどの守備の連係の部分が、うまくいかず、25分のピンチの場面はオフサイドで助かったものの、26分のサイドからのクロスに対して、フリーにしてしまった選手に簡単に入り込まれて合わされてしまい失点。1-2とされると、1点返して勢いが出た相手に対して、浦和がバランスを少しずつ失ってしまい、前半終了間際に同点に追いつかれ、2-2で前半を折り返すことになります。

後半スタートから、21番弓削翼に代わり24番山下勇希が入ります。

前半終盤の勢いを持続した相手に対して、浦和はいったん落ち着けて流れを戻したいところでしたが、後半開始早々の1分に逆転ゴールを許してしまい、2-3とリードされる形になります。

この失点以降は、少しずつ浦和も落ち着きを取り戻し、対応しつつ攻撃できる時間も増えてきました。

ただ、やはり2年生の試合でよく見られるように、こういう得点経過になった場合に、バランスを考えずに突っ込んでしまう選手が多くなり、仕掛けて奪われてという忙しない展開になるケースが多くなりました。

6分に、13番樋口颯太に代わり20番角田涼太朗が入り、14分に23番長谷川魁哉に代わり5番橋岡大樹が入ります。

おそらく、こういう試合でしっかり計算して逆転まで持っていくということであれば、8番立川将吾同様に、中盤でボールを収めてキープして展開できる菊地泰智などを投入して落ち着きどころを作りながら、何度か8番立川将吾が狙っていた中盤でさばいて裏へ抜けていくプレーを使う側の意識を持つことができるキープできる選手を入れて攻撃に工夫が加わる中で、攻撃に特徴のある選手が絡んでいけば、もしかすると問題なく、逆転まで持って行けたかもしれませんが、この試合は、ある程度、出場する選手と出場しない選手を決めていたこともあると思いますが(小さな怪我とかがあるとかはわかりませんが)、結果的に、逆転されてからの落ち着きどころというのが作りにくく、8番立川将吾がリスクを負いにくい状況になっていたように感じます。

5番橋岡大樹に関しては、昨日の関東U15リーグでサイドバックでスタメンでフル出場したという話だったので、今日は出場はないのかと思っていたのですが、このタイミングで前のポジションで入ってきたので、ある程度逆転を狙って勝利という形に持っていく可能性も高める起用という意図もあったと思います。

実際、終盤に関しては、浦和が相手ゴールに迫り、より得点の匂いのする場面も多くなったものの、結果的には、後半早々の失点での逆転ゴールを跳ね返すゴールを奪うことができずに試合は2-3で終了。残念ながら、このラウンドで敗退となりました。

毎年思うんですね、2年生のチームというのは、監督にとっても非常に頭を悩ませる事柄が多い。3年生のメンバーに加わって戦えるようにするためには、どうするかを考えながら、2年生で戦う試合なども意識して、チームとしてどっしりした部分も作りたいところですが、そういうことができるタイプの選手は、3年生に加わるために2年生の試合に参加できないことが多く、2年生のチームとしては、そこをどうするか頭を悩ませることになる。

だから、特に今年の2年生のように個性の部分が際立った選手が多い場合には、より弱点もはっきりしてしまうため、結果的にドッシリ熟成できないために、打ち合いのようなスコアになるケースが増えてしまうような気もします。

だから、当然プレーする選手も、見る側としても、良い試合、良い結果を期待はするのですが、実際のところ今年は、チームとして2年生で安定して結果を出していくというのには条件としては難しい部分が多いと私は思っています。

今回のようにディフェンスラインに3年生が2人入っても、連携を深めるほどの試合数がないため、この大会が終わればこの構成で戦うことは少ないため、熟成や、このメンバーで深めていくという考え方は現実的ではない・・・などなど。

逆に、こういう戦いが続く2年生が、3年生になってどうなるか心配という部分に関しては、実はそこまで大きな心配ではなく、今3年生に参加している選手たちも加わって3年生のチームを作るので、今年の3年生が、2年生の時に苦しんで、今年スタートからどっしり戦えたように、チームとしての戦いの軸になる部分を、準備期間で深めて望めれば、同様のスタートを切り、高い水準で戦いながら、さらに高めるための課題を見つけながらチームが成長していくことはできると思います。

今年の3年生の指導体制がそのまま持続すれば、今年のチームがただ強いチームというところから、更に成長を続ける姿を見られていることを見れば、来年に関しても、同じような曲線が描けるチームだと思っています。

ただ、昨年のチームと今年のチームの違いとして、コミュニケーションや連動連携に対しての自発的な意識がチームとして足りないように感じる部分があります。人に対してのやさしさが少ないと言うと極端かもしれませんが、主張が先行しすぎていたり、思い込みが強くなっていたり、そういう部分が強くないですかね?

やりやすいやりにくいで、決めつけて、ポジションが近い選手とのコミュニケーションをとってどのようなケースでもできるだけ早く連携を高めようとする自発的な意識とか持ってやっていませんか?人のせいにしていることが多くありませんか?

この大会は、敗退してしまいましたが、2日前の大会は、勝ち進んでいます。次の対戦相手を考えれば、同様の手ごわさがあります。今日の課題を踏まえて、どのようなメンバー構成になるとしても、同じ部分での失敗はしないようにコミュニケーションをとる必要があると思います。

すべてを聞き入れ、言われたとおりに動くことが良いとは思いませんが、受け入れて意図を理解しようとするスペースは、常に持っておくことで見える世界も変わってくると思います。

どちらかというと、私が今のチームで心配している部分は、そういうところだけなんですよね。でも、そこを曖昧にしていくと、面倒な壁に来年ぶつかる可能性もありますよ。

余計なことを長々と書いてしまいましたw

そういう部分での前進をこのチームでは見逃したくないので、次の試合もすごく足を運びたいので、ユースの16時大原と掛け持ちができるスケジュールになってくると助かるな~と強く思っています。

ではでは!

レッズランド2013年10月14日レッズランド2013年10月14日レッズランド2013年10月14日

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おまけの写真です。