日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 2回戦2014/06/28 浦和レッズJrユースvs柏レイソルAA TOR’82 4-0勝利・・・このタイプの相手にも大勝できる。

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どうも、ブクメです☆

今日の対戦相手は、組織的な決まり事を良く守る良いチームだったと思います。柏レイソル系のチームになって、徐々に近いサッカーが徹底されるようになっている印象でしたし、おそらく、チーム状況が今ほどのところまで来ていなければ、かなり苦しむ相手だったと思います。とかく、名前やカテゴリで当たり前に勝つべき対戦相手だと言われがちですが。

ということで、夏の全国大会出場をかけた、一つ負ければ即敗退となる厳しいトーナメントでの予選。この2回戦を勝利すると、とりあえずは、負ければ即敗退と言う状況は抜けることができます。

それにしても、埼玉スタジアム2002の第3グラウンド、素敵ですね。さいたま市浦和駒場スタジアムも思い入れの深い会場ではありますが、コンディション的なことや、すぐ隣に埼玉スタジアムがある環境。そして、近い位置で応援できることも含めてやはり、ここと隣の第2グラウンドでの試合は良いですね。

もっと、ジュニアユースの公式戦でも使わせてくれれば良いのにと思いつつ。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに21番北村龍馬(後半18分⇒22番大桃伶音)、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太(後半21分⇒11番白田颯人、右に23番白土大貴(後半スタート⇒19番山下勇希)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半33分⇒27番二見健太)、右に15番長谷川魁哉(後半14分⇒7番菊地泰智)

となります。

ちょうど、この時期が修学旅行とぶつかる中学校が多いらしく、今日に合わせて途中で帰って来た選手や、行かなかった選手、今日までで今日の試合後に修学旅行に合流する選手など、下部組織らしい学校行事に影響される難しいやりくりのようなものがこのタイミングであるようですね。

ただ、チームとして一つにまとまってきている今の浦和の強みがよりここででるかな~とも思いますね。

今日の試合をすごく大まかに言えば、序盤は、久しぶりに相手ペースで思うように行かないところからスタートした中で、それでも飲まれることはなく、徐々に浦和ペースに持っていき、先制してからは、完全に浦和ペースで追加点を重ねていき終わってみれば大勝となったという感じでしょうか(ざっくりすぎますねw)

きれいに並んだバックライン、前線中盤の距離の取り方、逆サイドへの展開とそこに飛び出す選手の約束事。そんな、柏レイソルの下部組織と試合をやる時によく見られる光景を相手に見たものの、これは、あくまで相手が主導権を握って精度高くやられた場合に怖いということではあるものの、ここに「あれ?上手くいかないぞ?」という感覚を植え付けてしまうことができた。そこも大きかったと思います。

個人技での仕掛けも含めて、また、ただ追いかけるだけでない意図のある高い位置からのプレスと連動性。中盤で攻撃の起点を作らせない守備などなど。

まあ・・・、こういう相手に対してまず打開するのに効果的なミドルシュートでの得点を11分に8番立川将吾が豪快に決めてくれた場面を、私含め数人のサポーターは、見逃してしまったわけですがw

組織的な相手を打ち破るミドルシュートからの得点に続き、おそらく今日の試合の2点目が今のチームの強さの一つのポイントとなると思います。まあ、簡単に言えばインターセプトからの速攻みたいなものですが、それもカウンターとは全く違うんですね。組織的な守備からの奪って速攻ですから、受け身ではないのです。

ということで、2点目は、5番山崎舜介の中盤でのインターセプトからの縦パスに10番シマブク・カズヨシが抜け出してのゴールでした。時間は35分くらいですね。

前半を2点のリードで折り返すと、後半は、早めの追加点、ダメ押し点で試合を決めてしまうわけですね。

まず、3点目は5分。左前線から9番樋口颯太が突破して狙いすましたシュートは、キーパーかディフェンダーにギリギリのところでクリア(この時点でゴールラインを超えていたような気もするのですが)このクリアボールが甘くなったとこで数人の選手が飛び込んだ中で、15番長谷川魁哉が一歩はやく反応しゴールに突き刺します。

そして、4点目は、サイドからのクロスボールに対し、19番山下勇希がフリーでヘディングで決めてのゴールとなりました。

これで4-0とします。

こうなってくると無失点で終わることが重要ですね~みたいな話をしていたら、しっかり無失点で終えてくれましたね。

ただ、相手のセットプレーに対しての対応では、まだ甘いと思われるような場面もあるのでこの辺りは、セットプレーに強さを持つような相手との対戦では致命的なことになりかねないので上手く修正はしていくと、より良いですね。

大きくリードをした状況で、この試合では、長らく怪我で戦列を離れていた11番白田颯人も復帰していましたし、負傷の多かったチームで少しずつ、復帰したり、近いうちに復帰する選手の話も聴こえてきます。

今日のようなタイプの相手に対しても、主導権を握り返して最後には突き放すような試合ができたことの意味は非常に大きく、ここ数試合で長いボール主体のチームに対しての臨機応変な戦術変更での対応も含めて、隙がないチームになりつつあるのかなと思います。

それを踏まえての3回戦。今の強いチームに自信を持って、でも奢らず課題は探しつつ、試合の中でも前進して、まずは全国出場を決めてしまいましょう!

ではでは。

 

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