日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 1回戦2014/06/22 浦和レッズJrユースvsJSC CHIBA 6-2勝利・・・やはり、既に次の段階まで行っているチームかと。

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どうも、ブクメです☆

日曜日は、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会をかけた戦いとなるクラセンの関東大会の1回戦を観戦してきました。ユースのようにグループステージでトータルの勝ち点で2位以内に入れば全国大会が決まるのとは違い、ジュニアユースの場合は、トーナメントで一つ負けたら終わりの戦いとなるので、1試合の重要性が段違いになってしまいます。

レギュレーションは、今年も3回戦を勝てば全国が決まり、3回戦で敗れた場合には、負け上がりのトーナメントがあるものの1回戦、2回戦は、負けたら即全国大会出場が潰えるという酷なものになります。

その1回戦と言うことで、これまでも力の差のある対戦相手であっても、ノックアウト式の対戦方式や初戦の緊張感で、難しい試合になることが多かったのですが、今年は、少し心配な点もあったものの、初戦の緊張感というものは、良い意味で感じられず、頼もしい戦いを初戦から見せてもらいました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太(後半27分⇒19番山下勇希)、右に15番長谷川魁哉(後半スタート⇒23番白土大貴 後半32分⇒27番二見健太、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹

となります。

*ここ最近3バックでの戦いに変わっていますが、ベースは4バックで書いておいた方がわかりやすそうなので、4バック表記のままでスタメンを書いています。

対戦相手のJSC CHIBAも最近よく名前を聞くチームですし、決して弱い相手ではないものの、力の差はあるチームで、守備的な意識高く望んできたことで、序盤から浦和が、主導権を握り攻撃を繰り返すも、特にサイド攻撃に対する守備がうまく、なかなか決定的な場面は作れない、崩しきれない状況にはなりました。

そんな流れではありましたが、変に緊張して堅くなることもなく、そして、特に良かったのが、一つレベルが落ちる相手だからということで、軽いプレーをする選手がなく、運動量豊富に厳しく厳しくプレスをかけられていたのも良かったと思います。

結果的に、崩せない中で引き気味の相手に対して、先制点が14番弓削翼のミドルシュートでの得点だったというのが、なんというか、嬉しくも頼もしくもあったわけです。

攻めの形は多く作れる、崩したいという気持ちで同じパターンの攻撃ばかりを繰り返して、相手が守り慣れてきて、跳ね返され続ける中で、カウンターでの1失点が決勝点になってしまうような試合も、ジュニアユースに限らず多く見てきていますから、思い切ったミドルシュートで均衡を破れたということは、この試合に限らず今後の戦いにおいても重要なことだと思います。

ということで、13分に1-0で先制すると、27分にも相手のボールコントロールがうまくいかずに、こぼれたところをすかさず、やや距離があるところでしたが、10番シマブク・カズヨシがミドルシュートで決めて2-0とし、更に、前半終了間際のフリーキックのチャンスで9番樋口颯太からのボールを3番大西翔也がヘッドで押し込んで3-0と大きく差を広げて、前半を折り返すことに成功します。

後半も試合の主導権自体は、浦和が握っていたと思いますが、8分に相手フリーキックの場面で、クロス気味のボールに誰も触れなかったら、そのままゴールに入ってしまい、3-1となります。

しかしながら、その4分後に、20番長倉幹樹がゴール(こちらから見て遠かったのですが、得点は9番樋口颯太のようにも見えたのですが、オフィシャルに長倉幹樹と出ていたので、長倉幹樹のゴールだと思います。)し、4-1と再び3点差に開きます。

前半から降っていた雨が、後半は強くなってきたことで、少し試合としては精度の高いプレーが難しい状況になってはいたものの、後半16分の2失点目は、サイド攻撃に対して、クリアが中途半端になり、そのまま持ち込まれて、守備のカバーも遅れて決められての失点になるので、少し課題として残ると思います。

ただ、課題を強引に探していけばという程度のもので、結局相手が勢いに乗って、更に失点と言うことはなく、逆に25分に10番シマブク・カズヨシが、決めて5-2とし、更に37分には、14番弓削翼がダメ押しのダメ押しで6点目を決めて結果として6-2で圧勝となりました。

既にチームとしての動きの意識が浸透しているチームなので、4バックでもOK、3バックも試しても、動きの連動はスムーズにでき、相手の戦術によっては、5バック気味でも、ただのドン引きにならずに、動きがつけられる。その辺りの精度は、チーム内で更に高めてもらうとして、後は、課題としては、やはり、相手の守備意識が高い中で、それでも付け入るスキがなかったかと言われると、もう少し強引に行っても良かったかなというところや、シュートを打つという判断を早くすればゴールで来ていたという場面も何度かありました。

本当に守備的で隙の無い相手に対しての戦い方としては、今日のようにミドルシュートでこじ開けて、という展開はベストですが、前線の崩しのパターンというものをもう少し工夫していくことができると、更に試合を楽に進められる展開にできるとも思います。

まあ、強引に課題を見つけてみただけなので、より相手にとって脅威になるチームとしてやるべきこととして、頭の片隅に置いてもらえれば程度のものです。要求を高くしているだけです。

ではでは。

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