アカデミー卒業生関連2015/04/29 AFCカップ サウスチャイナ(香港)vsグローバルFC(フィリピン/佐藤大介所属)を観戦。

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どうも、ブクメです☆

この時期に香港に行きますとかいうと、「ゴールデンウィークは、香港ですか?」と聞かれたりしているのですが、特に今回は、ゴールデンウィークを香港で過ごすためではなく、佐藤大介の所属するグローバルFCが臨んでいるAFCカップ(ACLの一つ下にカテゴリされるアジアレベルのクラブチームの大会)の試合観戦のための短期滞在になります。木曜日にには、帰国します。今年のゴールデンウィークは、日本でサッカー観戦しまくる予定です。

さてさて、アジアのサッカー事情と言うのは、結構シビアなものがあり、フィリピンは、これまで、東南アジアでそれなりのレベルがありながらも、AFCカップやACLの出場資格が与えられていなかったのですが、今大会よりAFCカップの出場枠が与えられました。

その出場チームとして、浦和レッズユース出身の佐藤大介が所属するグローバルFCが参加しているのですが、初挑戦と言うこともあり、かなり苦しいスタートを切ったのですが、第2戦で、苦しみながらもアウェイで勝ち点1を獲得し、グループステージ第4戦では、ホームで初勝利を記録して勝ち点4を獲得して、グループステージ突破の可能性を持ちながら、この第5戦で、初戦ホームで1-6と屈辱的な敗戦を喫した香港のサウスチャイナと、今度は、相手ホームで対戦となりました。

佐藤大介は、不動の左サイドバックとして、この試合もスタメン出場となりました。その他、日本人選手としては、柳川雅樹が左センターバックでスタメン出場していました。

東南アジアでは、よくありがちなよくわからない事情で、星出悠さんが登録メンバーに入っていなかったり、色々あるようですが、目的の佐藤大介のプレーを見るということは、しっかりできました。

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状況だけ見てみれば、今回の対戦相手のサウスチャイナは、既に4連勝でグループ1位通過を決めているということで、今回の試合にどのようなモチベーションで臨んでいるのかは、わかりませんが、試合全体を眺めてみると、内容では、5分5分の展開で、むしろ攻撃のチャンスは、グローバルFCの方が多く作っていたように感じられましたが、脅かすほどの場面は、ほとんど作れておらず、実際、そういう場面を作っていたのが、佐藤大介が左サイドから攻撃参加して仕掛けた数回だったというのが、ある意味印象に残りました。

そのうち一つは、ペナルティエリアに侵入して、相手選手に倒されたものの、PKはとってもらえなかった場面だったりしました。

そして、サウスチャイナに関しては、あまりチャンスは作れていなかったものの、一つ目の大きなチャンスで1点を奪い、後半は、セットプレーで1点奪い、そして、試合終了間際には、前がかりになった相手の隙をついて3点目を奪う。

確かに、チームとしての経験の差が出たのかとも感じられます。

ただ、最近、フィルタのかかった見方になるかもしれませんが、細かい状況を知らずに、この試合を見た場合には、この試合での佐藤大介の評価は、相当高いです。両チーム通してでも、最もクオリティの高いプレーをしていたのは、佐藤大介だったと思います。

グループ全勝のサウスチャイナが相手と言うことで、こういう結果になることも予想は、していましたが、結果的にサウスチャイナは、5連勝ですね。

ただ、この試合に足を運んだ理由として、AFCカップにおいて香港勢は、結構良い成績を収めることもあり、一つレベルで上を言っているという感覚は、ありましたので、その相手に対して、佐藤大介がどのようなプレーをするのかが見たかったことが、今回の訪問の一つでもあり、その意味では、質の高いプレーをこのレベルでも見せることができていたので個人的には、一定の満足感もありつつ、実際、グローバルFCは、この大会では、運も持ち合わせており、第5戦を迎える前の段階で、サウスチャイナにもし敗れても、当該チームで最終戦次第で勝ち上がれる可能性は高いと踏んでいた通り、順位的には、3位で2位のマレーシアのパハンとは、勝ち点3差、得失点差でも不利な状態ではあるのですが、第2戦でアウェイでのパハンとの対戦を0-0でしのぎ切っているので、最終戦で今度は、ホームでパハンと戦うため、結果的に、勝てば、勝ち点で並び、当該成績では、自動的に上回るので、最終戦勝利すれば、グループ2位通過可能という自力突破の可能性を残すこととなりました。

来月5月13日のグループ最終戦での勝利とグループステージ突破を期待しつつ、アカデミー出身の選手が、アジアでの戦いで躍動している姿を見られたことを嬉しく感じつつの1日でした。

今回の試合観戦ですが、試合以外のところで少し面白い出来事があったので、おまけとして書いておきますね。

まず、以前香港プレミアリーグの試合を観戦した時のように、チケットが共通で、ホーム側にもアウェイ側にも行けるのかと思っていたら、分かれていたようで、買ったチケットが、ホーム側しか座れないということで、バックスタンドのちょうど、ホームとアウェイの境い目くらいのところで見ていたのですが、アウェイ側もスタンドの通路を通っていく導線になっていて、私も一度、アウェイ側に行けると思っていこうとして、係員の方に止められて、ごねるのも面倒なので、そのままホーム側に座ったのですが、割とバックスタンドのホーム側が混んできたところで、ホームのファンと思われる数人が、係員に食って掛かっているんですね。ものすごい剣幕で、おそらく、アウェイ側がガラガラだから、そこに座らせろと言っていると思ったんですよね。。。で、そのやり取りがしばらく続いて、境い目の柵を係員が動かして、何列分か、ホーム側にするのかな~と思っていたら、境い目の通路のところから、トイレに行けるらしく、そこがアウェイ用になっていたことに対しての抗議だった模様で、そのトイレに行ける通路が解放されて、なんだか円満解決みたいな雰囲気になってましたw

でも、もともと指定されていたホーム側のトイレも決して、そのエリアから遠いわけではなく、そのために、わざわざあれだけの剣幕で怒っていたのかと思うと、面白くなってしまいました。

ではでは。

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