プリンスリーグ関東2015/12/06 – 浦和レッズユースvs桐光学園高校 1-0勝利・・・笑顔の最終戦

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どうも、ブクメです☆

まず、メンバーや得点を書いてしまってから、色々書きますね。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに7番高橋聡史、右サイドバックに22番遠藤凌、センターバックに36番橋岡大樹と4番小木曽佑太、MFがボランチに5番中塩大貴、左に2番川上開斗(後半37分⇒24番松高遼)、右に10番堀内千寛、真ん中に14番渡辺陽と8番影森宇京(45分⇒11番中塚貴仁)、FWが21番時里元樹(後半13分⇒19番川上エドオジョン智慧/後半26分⇒13番新井瑞希)

*終了間際に交代準備をしていた3番東伸幸は、入る前に試合終了となりました。

となります。

後半4分に、ペナルティエリア外からの14番渡辺陽の枠をとらえていたシュートが、相手ディフェンダーに当たり少しコースが変わってゴール。

この1ゴールを守りきり、1-0で勝利となりました。

はい、ということで、2015年のプリンスリーグ関東も最終戦となりました。既に前節ホーム最終戦を終えている浦和レッズユースは、アウェイの、かもめパークというところで、最終戦を迎えることになりました。

この3年間、結果的にプリンスリーグ関東では、最終節まで降格の可能性を残すという不本意な連続記録のようなものを残してしまいました。ここ2年は、最終節自体は、勝ち点をしっかり取って終えることができたものの、その残留は、プレミアリーグ参入戦出場チームの結果を待ってからという状況でした。

今回は、前節の翌日のプレミアリーグで降格の可能性があった関東勢が結果を残してくれたことで、ほぼプレミアリーグからプリンスリーグ関東への降格チームが0になった状態で、少し良い風が吹く中での最終節となり、対戦カード的にもここまでの流れを考えると順位も8位から下がる可能性が低いという流れにはなりました。

そんな話を他方から聞きつつ、実際私は、前回のブログで書いたように、プリンスリーグ最終戦は、とにかく悔いを残さずやりきってくれれば良いかなくらいの気持ちでいました。

そんな最終戦は、スタートからそれで臨むのが珍しい4-1-4-1のフォーメーションでスタートとなりましたが、結果的には、その戦い方がしっかりはまったという印象で、同時にやはり長所を消してくるという戦い方を相手がしてこなかったことで、それぞれの選手の特長が出せる試合にもなったと思います。

ワントップの選手は、1人でも、相手バックラインやキーパーへのプレッシャーをかけることを要求されていたことで、かなりの消耗を強いられたと思いますが21番時里元樹は、その役割をしっかり果たしてくれたと思います。はまったとは書きましたが、交代の流れでは、このフォーメーションの1トップに適さないタイプのフォーワードの選手にとっては、かなり難しい起用になったようにも感じられました。でも、頑張ってくれました。

ホームでの対戦の時に、個の力でやられたようなところもあった、相手の危険な数選手が自由にできないような守備もしっかりできていたと思います。結果的に、印象的な選手は何名かいましたが、危険な選手があまり目立たないような試合になったのは、しっかり対応できていたということなのだと思います。

そして、結果的に、2年生ながらキャプテンの9番松澤彰が怪我で離脱してから、そのキャプテンの役割を背負って戦った14番渡辺陽が、奪ったこの試合唯一のゴールが決勝点となりました。今シーズンは、14番渡辺陽が、奪ったゴールが結果的に当該チームから勝ち点を奪い、勝ち点を積み上げさせなかったことも、大きいのかなと勝利した試合や勝ち点1を積み上げた試合を振り返ると思います。

どうしても育成のところを見ていると、早い学年の選手が早くからチャンスを得ると、色々な話が耳に入ってきてしまいます。そういう意味では、ポジションを奪われた上の学年の選手が悔しいのと同時に、早くから出番を与えられる選手や関わる方にも重圧が強いだろうなと言うのは、実際伝わってきます。だからこそ、その中で、最終的にその得点で12得点をあげた渡辺陽が4選手同時にはなりますが、得点王と言う結果で終えてくれたのは嬉しいです。

Jユースカップで優勝をという結果を残してくれたことで、今シーズンのチームに対して、色々言っていた人を黙らせる結果というものを残してくれた3年生の選手の活躍と同様に、結果で示してくれた14番渡辺陽を誇りに思います。

単発の試合にはなりますが、それと同じくらいに誇りに思うのは、累積警告で残念ながら最終戦が出場停止になった20番関慎之介に代わって最終戦の右サイドバックを務めた22番遠藤凌は、おそらく、途中出場はあっても公式戦では初出場だったと思いますが、相手の攻撃を封じる意味で守備力を評価されての抜擢だったと思いますが、公式戦の経験が少ないとは思えないくらい堂々と相手の攻撃を跳ね返してくれました。

不動のセンターバックとして、怪我せずに後半戦を戦った1年生の36番橋岡大樹も同様にこの試合でも、存在感を見せてくれました。

そして、選手によっては、この試合で引退となる選手もいる3年生。

頼もしいの一言に尽きます。

まだ、長野の大会が残っているでしょ?と言われると、頭がややごちゃごちゃしますが、一つの大きな締めくくりとして考えたら絶対にこの試合でしたし、そういう締めくくりの試合で、浦和レッズユースの、「これまで」と「ここから」において、色々なことがしっかり感じられたのも嬉しかったです。

浦和レッズユースには、魅力的な選手がたくさんいることを誇りに思います。

今年の3年生は、表面的なところでの下馬評が低くて、そこしか見ない人にごちゃごちゃ言われるのも悔しいから、結果で示せばよいと、たびたび触れてきましたが、その結果を残してくれて嬉しいです。昇格争いには絡めませんでしたが、逆境下で今年のプリンスリーグは、しっかり最終節で自力で残留をつかみ取りました。

一つ一つ、上回っていく結果もしっかり残してくれたことを見届けました。

また、今年は負傷者が多い1年だったことで、3年生の選手の中にも長期離脱を強いられた選手が多くなりました。

その点では、長く負傷離脱していた11番中塚貴仁が終盤出場して力強くプレーしてくれたことも嬉しく、また、この試合の後に行われた練習試合では、9番松澤彰や12番松尾佑介がプレーしている姿を久しぶりに見ることができたのも嬉しかったです。

ここ最近では、このチームには「不本意」なことが多く起こり、それにより最後まで悔しさを残してという選手も実際に多かったと思います。

色々なことがありましたが、試合後に、選手とご父兄の方々で恒例の写真会があり、その様子を眺めていましたが、その時の選手の笑顔がとても印象的でした。そこでの短い時間が、私たち、このチームの選手たちを見てきたサポーターにとっての財産となるでしょう。

今年は、特に3年生の次の舞台について考える時間や、それを踏まえて、他の試合に足を運ぶということも多くなった1年になりました。そこまで頭に入れながら、3年生の次の舞台での活躍を今から楽しみにしています。

「この大学は、こういうサッカーをしていたから、ここにこの選手が加入したら、このポジションでこういうプレーをしてほしいな」とか、本来の特性がしっかり生かしてもらえると良いなとか、そんなことばかり考えています。

ということで、お疲れ様でしたにならずに、まだ長野で3試合公式戦を戦う3年生の選手もいるという話なので、そこまでを見届けてから、今年のユースのまとめのブログを書ければと思っています。

ただ、最終戦の19日がジュニアユースの全国大会の1回戦と被ってしまっているので、ここはすごく悩んでいます。しばらく悩んで決めたいと思います。

ではでは。

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