どうも、ブクメです☆
今年から新設されたJ リーグインターナショナルユースカップ。Jユースカップの決勝進出の2チームが参加できる大会ということで、優勝の浦和レッズユースも当然参加することになりました。
平日開催で、場所も長野ということで、やや実際に足を運べる方が少なく、設定に難ありだったり、日程的に難しいタイミングに組み込んだことなどで、ゆるい大会になってしまうのではないかと思う部分もあるのかと思っていましたが、試合自体は、なかなか見どころの多い部分も多く感じられました。
まず、スタジアムが良いですね。AC長野パルセイロがホームとして使っている、南長野運動公園総合球技場は、サッカー専用スタジアムでピッチも近く非常に観戦者にとってもありがたいスタジアムでした。
天気が崩れるという予報もあったですが、幸い試合の多くの時間が晴天の中でという状況も良かったですし、気温も思ったより上がったので、「冬の長野は無謀だろう」という部分もまったくありませんでした。
浦和レッズユースの初戦の相手は、オランダの最優秀育成に輝いたAZアルクマールのユースチームということですね。
動画もありますし、Jリーグが主催している大会ということで、そのカテゴリの専門家的な方も文章を書いていると思うので、試合の詳細に関しては、あまり触れなくても良いかな~と思っています。(Jリーグ公式の大会ページ)
とりあえず、スタメンと交代得点経過など書きますね。
この試合のメンバーと交代は以下となります。
GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに7番高橋聡史、右サイドバックに22番遠藤凌、センターバックに36番橋岡大樹と4番小木曽佑太、MFがボランチに5番中塩大貴、左に2番川上開斗(後半40分⇒31番シマブク・カズヨシ)、右に10番堀内千寛(後半45分⇒12番松尾佑介)、真ん中に14番渡辺陽と8番影森宇京(後半44分⇒20番関慎之介)、FWが21番時里元樹(後半8分⇒13番新井瑞希/後半17分⇒24番松高遼)
となります。
プリンスリーグ最終戦で採用された、4-1-4-1でそのまま、メンバーもキーパー以外は同じという布陣でした。
試合スタートすぐは、割とプレスで相手のパスミスが出たりと、効果的かと思われたものの、すぐに対応されたというか、うまくパス回しでいなされることや、1トップのマイナス面が出たというか、積極的にプレスをかけたものの、単発なプレスでは、あまり効果がないという状況になっていたと思います。
攻撃に関しても、攻め込む回数は多く見えるものの、相手のリーチの長さに、かわし切れないケースが多く、これもまた普段やらないタイプとやる試合の醍醐味かな~と思いつつ、攻撃の際のシンプルで精度の高いプレーで浦和のゴールに仕掛ける相手と対照的に打開策がなかなか見られない状況に前半は少しイライラしてみてしまう部分もありました。
守備的に行くための4-1-4-1という意図だったのかもしれませんが、攻撃の工夫と中盤に収まらないことでのもどかしさは、感じました。ただ、18番山田晃士のビッグセーブもありつつスコアレスで前半を終えられたことは評価に値するかと思います。
で、後半は、ある意味Jユースカップでもそうだったように、セットプレーからの得点という強みを見せてくれたという展開ですね。
後半17分に24番松高遼が入ったあたりから、攻撃面での中盤での収まりどころもでき、14番渡辺陽が、攻撃参加する回数を少しずつ増やしていき、相手ゴールを脅かすプレーを見せつつ、ペナルティエリアわずか外でファールを受けて得たフリーキックのチャンスで8番影森宇京が直接決めて1-0と先制し、さらに34分にコーナーキックのチャンスで2番川上開斗のクロスが混戦の中そのままファーまで抜けたところで、36番橋岡大樹が押し込んでのゴールで2-0。
苦しい試合になっているという印象の試合でしたが、終わってみれば、今シーズンの浦和レッズユースらしい勝ち方になった感じですね。
さてさて、
以前は、私がよく海外サッカーの視聴に利用しているストリーミング(違法のところではありません)で、オランダリーグも対象になっていたので、時々見たりしていたのですが、ここ2年ほど視聴できないため現在のオランダリーグがどのようなサッカーをしているかは、あまりわからないものの、オランダリーグは、比較的得点が多く入るリーグという印象があります。そのトップリーグのおそらく若手が出場しているであろうBチームで2部リーグまで昇格して戦っているチームもありますが、そちらでもかなり得点がよく入っている印象があります。アヤックスとかPSVアイントフォーヘンのBチームとか、1試合6点とかよくあったり。
そういうところから、オランダの育成は、攻撃のところに重きを置いていて、おもしろい戦い方をするのかな~という印象だったのですが、今回対戦したAZアルクマールのユースチームは、少しそれとは違う印象があったような気もします。
つなぐサッカーをするな~という印象と同時に、特に、守備のところで効率よく、効果的なプレスのかけかたをしてくるチームだな~という印象が強かったです。それでいて、オランダ人特有の慎重と足の長さで、一つ深く来るので、それに苦しむ選手も多かったのかな~と。
一つ後ろから抜け出してくる選手のスピードがあるので、おそらく、これが得点パターンなのかな~という仕掛けに対しては、結果的に、苦慮したものの、完全に抜け出されたのは、1度だけで、それは、18番山田晃士が防いでくれたものの、それ以外は、最後のところでやらせていなかったので、OKかなとも今考えれば思います。
始まる前は、この大会の意義はなんなんだろうなと思ったりもしていましたが、実際に足を運んでみると面白いもので、なんだかんだで、これまでに見てきたユースの海外のチームとの試合をするような機会同様に、いつもと違う部分に触れることができ、これはこれで楽しい。
でも、やはりホームであり、日本では、そこまでこういう大会に人が多く集まることがないので、ヨーロッパの育成チームの大会でよくある、育成なのに異常な盛り上がりを見せるスタジアムの中で同じ相手との試合とかも経験させてあげたいなと思ったりもしつつ。ユースの3年生であれば、ケラミックカップのドイツの本選に出場した選手は、その異様な盛り上がりを肌で経験していますから、なんとなく伝わると思います。
17日は、名古屋グランパスU-18との再戦という形になるんですね。
正直、ここ最近、これまでのように、「見たい試合があるときは、その前までに仕事をがっつりやって調整して」ということができてきたのですが、最近、ちょっと作業量が増えているというか、そのバランスがうまくとれていなくて、恥ずかしながら、スタジアムで集中力が持続できないくらい頭がボーっとしているときがあったりします。
なので、少し気持ちにゆとりを持つべく、ユース3年生の最終戦となる19日の試合には足を運ぶことにしました。17日も見たい気持ちは凄く強くなったので、調整できて、頭に余裕があったら足を運びます!
なので、ジュニアユースの高円宮杯の1回戦には、足を運べません。しっかり勝ってくれるでしょうから、2回戦からしっかり見させてもらいます!