2015/12/21 2つの最終戦を2日連続で見て、大事なことを再び考える。

どうも、ブクメです☆

土曜日にユースのJリーグインターナショナルユースカップ、日曜日にジュニアユースの高円宮杯U-15 2回戦に足を運びました。

結果的に、今年から始まった大会にJユースカップ上位2チームが参加できるということで、最終戦がここにずれこんだユースの最終戦。残念ながら敗退となってしまったために、最終戦となったジュニアユース。2日間でアカデミーの2つのシーズン最終戦(年内に残っているユースのGo For 2018 Cupは、新チームになるという解釈です。)を見ることになりました。

最初は、それぞれの試合をブログで上げようと考えていたのですが、ちょうどユースの試合の日にブログを書かかなかったこと。2日連続でシーズン最終戦を観戦したことで、まとめて書く機会として捉えるべきかなと思うこともあったので、今回はそういう書き方をします。

文章を書く前に、まず今年のシーズンがスタートする前に書いた「逆境を跳ね返す力」を読んでいただけると、話がつながりやすいと思います。

先にジュニアユースについて書かせてください。

私にとって、浦和レッズというチームは大事なものであり、そこに出合い、かかわり、多くの方と出会い、育成のところまでたどり着き、そこでも多くのことを学ばせてもらいました。

プロのチームの育成組織の中でも知名度がありますから、特に能力の高い選手が多く集まる環境であり、強烈な個性を持つ多くの選手とも出会わせてもらうことができました。

そういう選手が集まるチームということを前提にして、その選手の多くがプロになるために大事な育成というものを、一サポーターという立場から、言いたい放題ブログを始めて書いてきましたが、この何年見つめてきたところから、最低限身に着けなければならない大事な要素が一つあります。

それは、わかりやすい言葉で書けば、「自らに対しての厳しさ」ですね。その厳しさが貪欲さにつながり、強さにつながり、激しさにつながり、見る側に強烈に伝わる要素になります。

よく、サッカーでは、気持ちの強い方が勝つと表現されることがありますが、これも解釈の仕方次第で、これの解釈を間違えると、ある試合は、気持ちがすごく表れているような試合で勝ち切ったのに、その次の試合では、それが帳消しになるような気持負けした試合をしてしまったりします。

トップチームもそういう傾向がありますので、プロだからそれができるとも言い切れないのですが、プロフェッショナルでさらに上に行く、本当に強いプロチーム、プロ選手になっていくというのは、自らに対して常に厳しくできることが大前提だと思います。

その意味では、以前も何度か触れたように、私が思う中では、強さと同時に、必要な要素が見ていて伝わってこない試合が多く、不満でした。

「チームとしての一体感」、大事です。「結果を残すこと」、大事です。

でも、私は、ここまで見てきて大事だと感じたその要素が見えないと不満なんです。

プロになるまでがゴールであれば、もしかすると私が思うことは余計なことなのかもしれません。ただ、能力的に現役のプロ選手よりテクニックがあるような選手は、これまでも多く見てきましたが、「自分に対しての甘さ」に目を向けなかったことで、せっかくの素質を活かしきれていないケースも見てきました。

これは、どの選手でもできることですので、私は、せっかく縁があって応援させてもらえる機会を得て、かかわることができた選手には、まず、そこまで到達してから、巣立って新しい環境で戦ってもらいたいと思っています。

同じ応援する立場であっても、そこにすべてを傾けて、そこでの成功を願って見る方もいるでしょう。チームとして応援できる人もいれば、もちろん、個人を応援するという方もいるでしょう。そして、私のように、それぞれの選手の、その先の未来のほうを重視してみるというタイプもいます。

だから、私は、必要とする要素を感じられなかったことの課題をあえて挙げて、悔しさを共感することは、やめておきます。

私自身も、ジュニアユースに深くかかわることから少し避けてしまうところもあり、多くかかわれなかったのに、偉そうなことを書いていますね、わかります。すみません。

嫌ってもらっても結構です。

ユースの今後の体制もどうなるかわかりませんが、上がるにしても、高校サッカーの道に進むにしても、別の道に進むにしても、厳しさをもってやってほしいです。どんな環境であっても、そこを大事にやっていけば、必ず見えてくるものがあります。今後の、活躍を願っています!

 

ユースに話を移します。

今年のユースの3年生がジュニアユースの頃に、結果の出る出ないは別として、今年のジュニアユースと同じことを私は感じていました。甘い選手が多いなと。ただし、サッカー的なところ以上に大事な部分がちょうどジュニアユースの3年生で徹底的に教えられたことで、ジュニアユースの段階で一つ上の段階に進むことができたのが、今年のユースの3年生だとずっと考えてきました。

それでも、不安定になるのが高校生の時期ですから、本来は、身に着けた厳しさと逆境を超えて得た強さに対して、当然甘さが出てくるのは、わかっていました。本来は、そういうところも見ながら、ブログで触れながらをやってきたかったのですが、すみません、私自身、ユースに起こっていることに、かなり踊らされてしまいました。

方針を見つけて、そこに共感できて、もっと選手それぞれのところに集中して見たかったなと、思い返せば強く感じます。でも、無理でした。

Jユースカップ優勝と、Jリーグが主催していることで露出度も高くなったインターナショナルユースカップの活躍で、メディア的な露出も増え、なんだか、これまで言ってきたことが、実際に結果が出たことで、「そんな育成していたっけ?すりかえていない?」と思う部分もありますが、何度も書きますが、私たち応援する側に見えない部分のことはわかりませんので、監督が本当に大事にしたいことが、そういうことであれば、その部分は私も共感できるな~と思いつつ、でも、コロコロと方針は、多方面からコントロールされて変わっていってしまう、そういうチームなのは、理解しています。大企業は、難しいですね。

そういう部分は、何度も書いているから、やめておこうと思っていても書いてしまう、ダメですね。

ただ、本当にありがとうと言いたいのは、目立つところで結果を出してくれたことによって、大きなところで、育成で大事にしているところが、本当に必要なことであるように語る流れを作ってくれたので、正常なチームであれば、そこを大事にという方向性でしっかり長くやってくる可能性も出てきたのかなと少し期待できるようになりました。

さてさて、とにかく、今年のユースには、感謝の気持ちでいっぱいです。最初にリンクを張った、シーズンが始まる前に書いてことをすべて実行してくれたわけですね。私自身、改めて、その文章を読み返してみましたが、実行が難しいすべてのことを実行してくれた選手たちを誇りに思います。

だからこそ、ここで冷静に考えて言えることは、既にジュニアユースの3年生で強烈に教えられて身に着けていたことを最後に発揮してくれたことは大変評価されることですが、ユースの3年間の中で、自らに対しての厳しさを忘れてしまっている時期も多くあったと思います。

今年の3年生からのトップチームへの昇格はないため、すべての選手が、浦和レッズという組織とは全く違った環境へ羽ばたいていくわけです。

誘惑も多いでしょうね~

甘さを見せても、怒ってくれる人もだんだん減ってくるかもしれません。

より、自分でやることが重要になってくる段階です。

良い環境と感じているところで、仲良くプレーすることで、大事なことを忘れてしまうということも、今年は、少なからず見てきました。環境の良い悪い以上に、その先を考えたときには、厳しく考えて、必要なことを見出して実行していくことが大事になります。

今後の活躍に期待しています!

 

ということで、試合について2試合とも全く触れなかったので、この後に、写真だけそれぞれ載せる記事を上げたいと思います。

ではでは。