どうも、ブクメです☆
清水駅周辺に宿をとってフットワーク良くブログをアップしようと思っていたのですが、今回は、清水フェスティバルのB戦には参加していないということで、10時キックオフの試合の後に、欲を出して車でJリーグU16チャレンジリーグの最終日を観戦に時之栖スポーツセンター(裾野グラウンド)まで足を延ばして、再び車で清水駅のホテルまで戻ってきたら、思ったより疲労がたまったようで、数時間気を失ったように眠っていましたw
静岡県内で近い移動と思っていたのですが・・・いや、体力がないだけかw
ということで、清水フェスティバルの2日目になります。
今大会は、まだ対戦カードが決まっていない最終日以外の3日間は、すべて蛇塚グラウンドでの試合になるのですが、同じ蛇塚グラウンドでも、見る側とすると南側のグラウンドの方は、見やすいのでありがたいです(明日はまた北側になりますが。。)
今日の対戦相手は、清水桜が丘高校ですね。この高校には、ジュニアユース出身の関根陸斗が在籍しているのですが、いるかどうかを確認することはできませんでした。
寒くなるとか天気が悪くなるとか、気になる予報も出ていたのですが、幸い昨日に引き続き、海風は冷たいものの晴れて暖かめのコンディションでの試合となりました。
浦和レッズユースは、前日、トップチームの練習試合に参加していた、大西翔也と井澤春輝の2人が合流していました。
メンバー構成や交代を見ていると、やはり、この大会は、プリンスリーグの開幕前の最終調整という位置づけではなく、あまりメンバーを固定しない感じで臨んでいるという印象があったものの、バックラインに関しては、ある程度、足は運べていない試合でのメンバー構成を含めて頻度の多い組み合わせということもあり、この試合では、その部分での安定感は、交代も含めてあったように感じました。
ということで、まずは、メンバーと交代の流れと試合経過、得点経過を簡単に触れますね。
GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに5番鈴木海都(後半スタート⇒4番関慎之介)、右サイドバックに16番大西翔也、センターバックに2番遠藤凌と23番関大夢、MFがボランチに15番井澤春輝、左に9番川上エドオジョン智慧、右に24番関根束真(後半6分⇒20番荻原拓也)、真ん中に14番シマブク・カズヨシ(後半13分⇒13番長倉幹樹)と8番高山大智(後半スタート⇒17番立川将吾)、FWが11番時里元樹
となります。
試合スタートから、8番高山大智の仕掛けからさっそくコーナーキックを獲得したり、14番シマブク・カズヨシのミドルシュート、16番大西翔也のサイドバックからの攻撃参加からディフェンダーのプレッシャーをかいくぐっての折り返しからの攻撃、9番川上エドオジョン智慧に左前線での運動量と果敢な仕掛けなど、攻めあがる場面を多く作れている状況の中で、相手選手もテクニックとパスの精度などが高く、反撃を受けた際には、早い展開でサイドも広く使われたりするなど、気を抜けない状況で試合の序盤が進みました。
特に、相手の前線選手が、浦和のバックラインに対して、キーパーに戻すようなボールに対して、かなりしっかりとプレッシャーをかけて来るため、そのあたりでの対応に苦慮する場面も見られつつですが、実際、最初に書いたように守備の安定感があり、攻められる場面でも、しっかり最後のところで仕事をさせないような守り方で跳ね返すことができていたと思います。
しかしながら、ちょうど、その直前の場面を見ていなかったので、失点の形を正確に確認することはできなかったのですが、前半32分の失点の場面は、おそらく、高い位置からの奪取を狙っている相手選手にバックパスを狙われたような失点になったのだと思われます。
内容としては、やや有利に試合を進めている印象があったものの、昨日同様0-1とまずビハインドを背負う形になりました。
攻撃面に関しては、回数は多いものの、やや中盤で持ちすぎたり、味方との意図がずれてしまうような形で、ここの仕掛けの迫力はあるものの、数人で打開するということでは苦戦している印象もありました。特にサイド攻撃でかなり深い位置まで持ち上がれて折り返しの精度、ペナルティエリア内に入る選手のポジショニングなどが合えばもっと得点を積み上げられるだろうなという場面で、得点まで届かなかったという場面はこの試合でも多かったように感じます。
それでも、この試合では、勝負の局面での特に11番時里元樹の相手ディフェンダーとの駆け引きが絶妙で、前半19分のチャンスでもペナルティエリア内でうまくパスをもらって相手がプレッシャーをかける前に早いふりでシュートを放って惜しくもバーに当たる場面だったり、縦パスに対して、相手ディフェンダーと並走するような形になっても、それをマイボールにして前を向いた形でゴールに向かって仕掛けられるという場面が何度もあり、実際に、前半38分の同点ゴールの場面では、パスの出し手がはっきり確認できなかったのですが(たぶん、15番井澤春輝からのパス)長めのディフェンダーの間を通すようなパスにたいして、うまい体の使い方でディフェンダーを背負いながらも抜け出してペナルティエリアに侵入したところで、たまらず相手選手に倒されてPKを獲得したことによりものです。
そして、このPKを8番高山大智がしっかりと決めて1-1と同点に追いついた形で前半を終えます。
また、きっかけで得点を量産する可能性がありそうだというプレーを見せていたのが9番川上エドオジョン智慧で、左前線で21分に見せたヒールリフトで浮かして相手ディフェンダーを抜いて深くまで持ち上がるプレーだったり、ゴールに迫るという意味では、最も迫力をもって相手ゴールに迫るプレーを連発していたことが印象に残りました。先ほどの同点ゴールの直後に、14番シマブク・カズヨシからのパスを受けて狙いすましたシュートを放った場面が、左ポストに当たり、跳ね返ってゴール右隅に向かって入るかと思いきや、右ポストに当たって外れるという、やや不運なシュートもありました。
後半は、後半スタートから代わって入った17番立川将吾が、さっそくサイドからのパスを受けて枠をとらえたシュートでゴールを脅かす場面を作ったり、同じく後半スタートから入った4番関慎之介がインターセプトから早い展開で11番時里元樹に預けて前線に駆け上がり、9番川上エドオジョン智慧も絡んで3人で突破して惜しい形を作り出すという、良い形でスタートし、後半6分に交代で入った20番荻原拓也も左サイドから鋭く仕掛けて惜しいクロスを上げるなどチャンスを作るなど、逆転ゴールへ向けて交代した選手のゴールを意識したプレーでチャンスを作るも、なかなか2点目を奪うことができず、そんな流れの中で、9分に相手選手に突破を許してしまい、キーパーと1対1の場面を作られてしまうものの、ここも昨日同様1番山田晃士が落ち着いて詰めて相手のシュートコースを限定させる形で防ぎ切り、相手のゴールも許さず。
その後、それぞれの選手のゴールへの意識の高さは随所にみられるものの、試合としては決定機というところまで行かない形で若干落ち着いて一方が攻めて、跳ね返して、反撃してが繰り返される時間が長く続いたものの、31分に見事な展開で浦和が2点目を奪います。
右前線に抜け出した11番時里元樹からのクロスに対して(13番長倉幹樹だと思いますが定かではない)、オーバーヘッドでゴールを狙い、こぼれ球を17番立川将吾が押し込もうとし、いったんはキーパーに反応されるも、最後は、詰めていた2番遠藤凌が決めてのゴール。多くの選手が絡んでの厚みのあるペナルティエリア内での攻撃でのゴールは見事でした。
結局、そのゴールが決勝点となり、2-1で勝利となりました。
試合自体は拮抗したものとなり、相手の攻撃陣の質も高く危険な場面も何度か作られていたものの、この試合では、まず守備のところでの安定感があったこともあり、接戦の展開ではあったものの、実際に見る側としては、ある程度戦える形が見えた中で、よりもう一つ上の段階まで行くにはということを考えながら、各選手のプレーを見ることができた、そんな試合でした。
これを踏まえての明日3日目の試合を楽しみにしています。
この後観戦した、JリーグU16チャレンジリーグですが、一応、ブログとして別途書きますが、写真中心であまり細かい内容には触れないで書こうと思っています。
ではでは。