第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/29 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 0-2敗戦・・・ピッチに立った選手は、どう感じているのだろう?

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どうも、ブクメです☆

今日は、短くまとめたいと思います。おそらく、対戦相手や、注目選手で、そういう視点での文章の書き方がされるところが多くなると思うので、試合の細かいことは書きたくないです。

浦和レッズユースが臨んだ夏の全国大会は、今日から決勝トーナメントに入りました。浦和レッズユースは、FC東京U-18と対戦。会場は、前橋総合運動公園になります。

グループステージでは、様々な逆境は、あったものの、ネット上では、群馬が本気を出したと表現する人を多く見かけるように、暑くなると、大変過酷な暑さになる群馬県開催が定着しているこの大会にしては、恵まれている部分もありました。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧、右に23番シマブク・カズヨシ(後半24分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に10番渡辺陽(後半24分⇒時里元樹)と7番伊藤敦樹、FWが14番井澤春輝

となります。

得点経過としては、前半37分にサイドからのクロスにヘッドで合わせられて0-1、後半アディショナルタイムにPKを奪われての0-2で敗戦となりました。

プレミア勢との公式戦での対戦ということでは、今年は、予選で鹿島アントラーズユースを破っていますが、やや今シーズン苦しんでいる鹿島アントラーズユース相手に最終的に勝利をもぎとったものの、プレミアリーグで戦っているチームの試合運びのうまさと大前提としての守備の強さというものを感じました(攻撃のところでは、苦しんでいるように感じましたが。)そして、1年前にさかのぼると、この大会の予選で対戦した時の鹿島アントラーズユースは、プレミアリーグでも好調の状態で対戦したこともあり、攻撃の部分も強く、何より、チームの空気感が違っていたことを今でもよく覚えています。

今日対戦したFC東京U-18というのは、確かに浦和レッズユースとしては、これまでユースでの対戦を長年見て来た中では、相性が悪い時期の方が多い相手ではありますが、現在プレミアリーグで上位争いをしているという状況下での今回の対戦での感想としては、正直なところ差を感じてしまうことになりました。

単純にキープ力のある選手と攻撃面で、預ければ安心という選手がいてという強さもありましたが、それ以上に、ミスの少なさが目立ちました。手数の多さでは、浦和が勝っていたと思いますが、攻撃においての精度という点では、相手の方がシンプルに嫌なところを正確に狙ってくるという印象。トップチームはゴタゴタしていても、育成チームには安定感があるなという印象を見せつけられました。

チームとしてのドッシリ感があるイメージの相手に対して、もしかすると好不調の波で言うと、リーグ戦での好調な時と比べるとこの大会では、やや思うようにプレーができないという選手が多かったのも今大会の浦和レッズユースの特徴だったのかもしれません。

それでも、慣れないポジションの中でこの大会を通じて成長をはっきりと感じ取れる選手もいたことも事実です。ただ、やはり、慣れないポジションの中でもできるようになってきたという状況では、このくらいの相手になると難しくなる部分も多いようにも感じられました。

ただ、私個人的な感想としては、これまで対戦相手に合わせすぎる采配が多かった今の体制で、今回のような対戦相手になった場合には、そのための采配になってしまうかと思っていた中では、比較的自由度とピッチに立っている選手の特長で勝負させたいという意図も感じられる采配で挑ませてくれていた(もちろん、そのポジションが適正ポジションかどうかという点では、色々な意見はあると思います)と思います。

なので、素直に力負けを認められる試合でもあったとは思います。

だからこそ、この試合でピッチに立っていた選手は、ここから多くのことを自分たちの責任として学ばなければならないと思います。

帯同できなかったメンバー、帯同していても、試合に絡めなかったメンバーが、この試合をピッチに立てずに眺めてどう感じたのか。素直に話し合って見ても良いのではないかと思います。

もちろん、この大会を最初から見て来た身からしたら、精神的にも削られるような戦いが続き、大雨での戦いに続き、前日の最悪のピッチコンディションでおよそ、やりたいサッカーをやらせてもらえないような試合を1試合戦った流れからのこの試合だったというのも、少なからず、選手やチームのコンディションに影響したと思います。

でも、それを差し引いても、この試合からは感じ取れることが多かったと思います。

愛媛FCとの試合では、圧倒していながら0-0で逃げ切られてしまった。内容では圧倒していても、勝ち切れなかったというサッカーらしさを考えれば、今日の試合は、全体的には差を感じながらも、試合と言う点では勝利する局面があったことも事実です。

ということで、たらればを言っていても仕方がないですが、来季をプレミアリーグで戦うことを念頭に入れた今シーズンということを考えれば、今日を踏まえて、後半戦をどう取り組んでいくのかがすごく重要になってきます。

 

自分事ですが、仕事で9月から3か月ほど日本を離れることがほぼ決まりました。日本にいないので、当然その期間は、国内の試合には足を運べません。

なので、まだ足を運べるかわからないですが、この後ユースが参加する和倉ユースと、8月後半のプリンスリーグが再開されての2試合ほどまで見た後は、プリンスリーグの5試合ほどは少なくとも自分の目で見ることができず、Jユースカップは、まったく見られないという、今の行動スタイルになってから初めての状況になります。

なので、今回の敗戦から、新たなスタートを切って、見られるプリンスリーグ関東の8月の2試合ほどで、変化と手応え、プレミアリーグで来季から戦うために必要なことをしっかり見据えてチームが進みだしたということを肌で感じて旅立ちたいです。自分事ですが。

なので、私にとっても、今年は足を運べる試合と言うものが一つ一つより重みを増しています。

なので、肌で感じられるような変化をまずは、8月中に見せてください。そこで、取り組みに安心して、いない期間は、その快進撃を文字で見て、足を運んでいる人に聞いて、容易に想像ができる状況になっていれば嬉しいです。

 

ではでは。

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