関東クラブユース選手権U-15大会2017/06/24 浦和レッズJrユース vs ウィングスSC 2-0勝利・・・あと1つ!

どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの夏の帯広開催の夏の全国大会出場を決める関東予選が先週からスタートしており、今週は、土曜日に2回戦、日曜日に3回戦と連戦という少し体力的にもきつい日程構成となっています。ノックアウト式の酷なトーナメント戦は、2回戦までは、負けたらその時点で夏の全国の可能性が消えます。

3回戦を勝利すれば、その時点で本戦出場が決定し、3回戦まで進んでいれば(3回戦進出16チーム中15チームまで出場できる)、敗れても負け上りという形で、3回チャンスがあるという形になります。当然、それでも1チームは敗退するので、3回戦をすっきり勝って決めてしまった方が良いですし、全国で優勝を狙うことを考えたら、3回戦で対戦する相手が、まずは、目前の最高レベルの相手になる可能性が高いのでその辺を考慮に入れてしっかり倒しておくというのが望ましいとも考えられます。

ということで、土曜日は、浦和レッズジュニアユースの2回戦となるウィングスSC戦を観戦に鹿沼自然公園サッカー場(栃木県)に行ってきました。

やや会場が遠いですが、昨年も同時期に同じ大会の2回戦で足を運んでいるので問題なくたどり着けました。そして、昨年は、試合を見てすぐにユースの試合に向かうというバタバタした感じがあったのですが、今日は、この試合の観戦のみなので時間に追われる感覚もなく試合観戦ができました・・・試合後に夜に飲みが入っているので早めに帰って、明日は3回戦があるのでそれまでにブログを書いておきたいう意味で寄り道せずに帰ってきたので結局、試合後、すぐに会場を後にしたわけですが。

はい、前置きはそのくらいにして試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに5番遠藤基意、右サイドバックに22番岡田翼(後半12分⇒26番島垣翔)、センターバックに2番奥山圭介(後半⇒19番竹内優眞)、MFが左に9番佐藤優斗、右に11番松村大也(後半12分⇒26番)、真ん中に7番木下翼(24番戸田大翔)と10番稲木蒼史(前半19分⇒30番高橋悠)、ボランチに8番盛嘉伊人と4番根岸恵汰、FWが13番堀井真海(後半29分⇒23番工藤孝太)

となります。

この試合は、3バックでのスタートとなりました。3-4-2-1のような形で始まり、先制点の後くらい(負傷か何かで10番稲木蒼史が下がった後くらい?)に4バックにしたり、バックラインが同じ選手構成の状況でもポジションを移したり、かなり色々な戦い方が1試合の中で試されるという形にも見えましたし、相手チームにサイドからスピードのある仕掛けをしてくる選手が何人かいたので、それに対する対応か、色々考えられますが、なかなか多彩でした。

対戦相手のウィングスSCは、東京ヴェルディの支部クラブということで、応援は、完全に東京ヴェルディという名前を使って応援歌が歌われたりしていました。

ちょうど、1回戦の時に、最近では、Jクラブ以外でも組織的なサッカーをジュニアユース時代からやるチームが多いような気がすると書きましたが、東京ヴェルディ系列だからなのか、よくわかりませんが、今日の対戦相手のウィングスSCには、個の能力、個人技という意味でも面白い選手が何人かいました。それだけに、そういった選手に隙を突かれて得点されると嫌な展開になるかもしれないと思って見ていました。

ただ、試合が始まって見ると、試合全体をコントロールしていたのは、浦和だったのかなと思います。最初3バックでスタートして、その間に長いボールを蹴って、かなりスピードのある選手が走りこんできてかき回すというプレーで、危なくも見えましたが、相手が精度を欠いていた部分もあったものの、後半スタートからの10分くらいまでにやや、失点の空気があるような突破やミドルシュートを打たれた時間帯があったものの、その辺りにも対応できていたのかなと思います。

明日がもう3回戦と言うことで、あまり細かいことには触れません。

前半17分の1点目は、ちょうど下を向いていて頭をあげたら13番堀井真海がループ気味に決めて得点していた状況でした。得点場面をちょうどメモを取っていて見逃すということは、ブクメにはよくあることなのでお許しくださいw

アシストは、11番松村大也か22番岡田翼ではないかと、一緒に見ていたサポーター仲間が教えてくれました。

1-0の状況の時間が長く続き、後半の最初に相手が点を取りに来るためにややリスクを追いながら仕掛けて押し込まれかけた10分ほどを無失点で切り抜けた後半13分に、4バックに戻ってサイドバックに入っていた9番佐藤優斗が左サイドから仕掛けてゴール前へクロスを上げると、13番堀井真海が頭で合わせてゴール。

結果的に、この試合の2得点とも13番堀井真海という結果になりましたが、この得点の場面以外にも、長いボールが入った時のポストプレーでもしっかりキープしたり、競り勝って高い位置からチャンスを作るというプレーも目立っていました。

この試合、一緒に見ていた方と若干の違和感を感じていたのが、なんだかサイド攻撃の際に相手もそうなのですが、なんだか、そこからのクロスボールが雑に見える場面が多く感じられたんですね。とは言っても、結果的に浦和の2ゴールは、サイドからの精度の高いクロスからにはなるのですが、あくまで試合を通してという話です。

で、スタンドからは、きれいに見える人工芝のグラウンドが選手にとっては、何かやりにくさとかがあったのかもしれないとか、そういう見解にもなっていました。実際はどうなのだろう。そういうことがあったからなのか、7番木下翼のサイド深くから、もう一つペナルティエリア内のゴールに近いところまで仕掛けるドリブルなどがより効果的に見えました。

この試合も4番根岸恵汰からの精度の高いパス前線へのパスの供給は印象に残る場面が多かったです。

サッカーのセオリーのようなところでどうしても、1-0の状況が続いても相手に攻撃面で特長のある選手がいるので、危険なので追加点が欲しいとか、そういう考えも持ちつつでしたが、試合全体を通すと、危険な時間帯に深くまでえぐられて、クロスを入れられるという場面が数回作られたところは、反省材料にするべきですが、3バック、4バック、ポジションチェンジを含めて、この試合での守備の集中力も良かったと思いますし、この集中力を持って、明日の3回戦に臨んでもらいたいですね。

結果的に3回戦の対戦相手は、鹿島アントラーズつくばとなりました。今年は直近のリーグ戦で勝利をしているということですが、難しい試合になっていたという話も聞きましたので、勝利したイメージをしっかり持ちつつ、今日のような集中を切らさずに、勝ちきってください。

できることならば、相手に苦手意識を感じさせるような試合ができるとより良いかと思います。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら