高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2021/04/11 第2節 浦和レッズユース vs 流通経済大学柏高校を視聴して(レポートではありません)

*写真は、公開試合だった浦和カップの3位決定戦の時のものです

どうも、ブクメです☆

前回のブログで書いたように、調整できれば試合は見られないけど、週に1回くらい練習を遠目から眺めて雰囲気を感じつつ、週末は、ライブ映像でユースの試合を視聴するという流れでやれればと思いつつ、その状況も、少し許されにくいのかなとも感じる今日この頃です。

1日だけですが、先週は練習に足を運ぶことができ、少し写真を撮ったりもしていたのですが、それも公開していないものなので、許されないのかなとも思いつつです。なので、写真は載せません。

まあ、仕方ないですね。

ということで、プレミアリーグ第2節の流通経済大学柏高校戦ですね。

その前に、土曜日に埼玉県S2リーグの浦和東高校戦があり、その結果がオフィシャルに上がっていましたが、4-7敗戦という状況だったようなのですが、この試合の得点経過を見ながら、前半で0-5の状況になってから、1点返し、更に2失点して一時は1-7という助教からの4-7ということで、試合内容は当然わかりませんが、心が折れるような点差で、そこで下を向かずに終盤に猛反撃を見せて3点取ったのだろうなということが、経過でうかがえるわけで、気持ちよく勝つ試合以上に、こういう試合は現地で見たかったなと強く感じていたりします。

で、プレミアの話ですが、今年は、トップチームの試合もほぼ全試合をDAZNでライブで視聴していて、新しい戦い方の新しいチームを長い目で見ていく楽しさを感じられる久しぶりのシーズンになっているのですが、なんというか、ユースにも共通するところがあって、やろうとしていることも、近いものを感じますし、トップチームのスタートの頃と比較しても、似ているところが多いなと思いながら見ています。

良い形を作れている序盤にシュートが0だったとか、そういうところまでトップチームのスタートの頃と似ているんですよね。そして、相手ペースになった時もそう。

トップチームも、今シーズンは、J1の経験のない選手が入って、戦術を実行するためには不可欠な能力特徴を持っていても、慣れるまでには時間がかかりましたし、時間帯によってプレーの精度にもムラがあったのと同じ。

戦術を実行するためには、第1節の時も書いたように、プレミアリーグの中でも上位で戦う力を持っている開幕からの2試合の相手のような、やりたいことをさせてくれない強度の中で、この試合でも何度かできたような、相手が対応できないようなポジションと動きと連携で崩し切る場面を作りながら、更に、ゴールへの意識を強く持つことが必要になりますよね。

具体的にいくつか書くと、特に試合開始から目を引いたのは、前線に入っていた9番伊澤壮平の前線での気の利いた位置取り(中盤で味方が囲まれた時のパスコースに上手く入って受けるプレーなど)だったり、連動した守備で摘み取るプレーも目立ってました。

ここに14番萩元雅樹が絡み、右から2番岡田翼の攻撃参加が組み合わさった時の攻撃は迫力がありましたし、実際に惜しいチャンスにもつながっていました。2番岡田翼からのクロスに19番岡本岳がヘッドで競る場面などもありました。

セカンドボールへの意識も相手を優って入れていましたし、ここでより相手ゴールを脅かすプレーをできてれば、相手にペースを持っていかれ、やや不運な形でPKを与えての失点で、より相手が思い切ってプレーできる状況になってしまったことで、試合が難しくなりましたね。

1点を追う後半は、8番戸田大翔の思い切ったミドルシュートなど、ゴールを奪う意識も高まるなどプラスに捉えられる要素も多くなったものの、同時に、後半は、追う立場という状況での消耗なのか、相手の強度に対する圧によるものなのか、不用意なミスも多くなった印象もあります。

セットプレーで0-2となり、更に相手が気分よくプレーできる状況になった中で、選手交代やポジションの入れ替えなどで、打開を図ろうとするも、相手のリズムを壊すところまでは行けない中でしたが、最後の最後に15番舘樹が右前線で諦めずに競ってマイボールにして、そのまま持ち込み、フィニッシュまで持って行き、相手キーパーが弾いたところにしっかり9番伊澤壮平がつめて1点返してくれました。

大事です。本当に大事。

どうして点が取れたのか。それは、諦めなかったからであり、球際で強く行くことができたからであり、シュートを枠に放ったからであり、キーパーが弾くことを想定してしっかり詰める選手がいたからです。

やりたい戦術があり、でも戦術が全てではなく、そこに、個々の特徴が加わり、気持ちが加わり、得点を奪うために、戦いに負けない強い気持ちが必要であり、それをくじく要素が多い中でも、跳ね返していくことで、得点が奪える。そして、得点や勝利は、チームの自信につながり、戦術の精度が増して行く。不思議なスポーツですよね。

本当は、現地にいて、控えの選手のアップの状況や表情だったり、ベンチから外れた選手がどのような表情をしているかだったりを見て、応援する側としても理解するために色々考えていきたいところですが、それが許されないわけですよね。

まだ、特徴すらわからない選手も多いですし、プレミアが映像で見られることは幸せなことかもしれませんが、そこで戦う前の段階の競争や、S2リーグでの戦いも見られない。

・・・正直、本音は、映像で試合を見るだけでブログを書くのは気が進まないというのは、以前書いたまま残りますが、やはり、昨年全く関わらなかったことは、私にとっての反省点であり、今年は、稚拙でも、関わり方は浅くても、試合を視聴した後には、何かしら感じたことを残そうかなと思っています。

変に頑固なところがあり、映像を何度も見直すこともできるのですが、あえて、ライブで1回見て感じたところで文章を書くことにはしています。

2試合を踏まえて、次の市立船橋高校戦では、どのような戦いを見せてくれるのか、楽しみに待ちます。

ではでは。