【アニ山】プリンスリーグ北信越を観戦してきました(星稜高校-カターレ富山U-18)

どうも、ブクメです☆

昨日アップしました総理大臣杯の北信越予選に引き続き、先週末のアニ山さんの北信越方面のサッカー観戦の別の試合の記事が届きました。

いや~、本当に試合観戦の幅が広いなと思います。

では、記事をどうぞ!

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。
6月22日は日中に前回の記事にありました総理大臣杯の北信越予選を、夜は石川県西部緑地公園に移動しJ2・金沢-新潟を観戦。翌23日は午前中に北信越プリンスリーグ、午後は富山に移動してJ3・富山-八戸というハシゴを試みました。
レッズの下部組織がらみでは、アルビレックス新潟の大谷、広瀬、戸嶋はスタメンだったのですが、カターレ富山では新井瑞希がリザーブからも漏れ、コンコースでのサイン会に参加していました。ですから彼を間近では見られたのですが、やはり遠くて構わないからピッチで活躍する姿を確認したいものです。

で、今回はハシゴ観戦の行程中、レッズの下部組織に関係ないカード、北信越プリンス第9節・星稜高校-カターレ富山U-18です。

【星稜 2 – 1 カターレ富山U-18】

会場は金沢大学の「SOLTILO FIELD」。金沢駅から35分ほどバスに揺られます。
前日に来た北陸大学の、一つ手前の山を登って行くような感じです。
昨日といい、今日といい、県の中心駅から路線バスで35~40分、さらに停留所から5~6分歩けばピッチにたどり着くので、アクセスが悪いというワケではないのですが、山肌を切り開いた広大なキャンパスと、眼下に広がる青々とした稜線を眺めると、「タイヘンな立地だなぁ」と感慨にふけってしまいます。

この日は一般観戦エリアがベンチ側に設定されていて、僕は星稜ベンチのすぐ脇で観戦。監督・コーチの指示がよく耳に入る環境でした。

星稜高校のアップを眺めていると、マイボールでは「あいだを取る、あいだを通す」、ディフェンス面では「間合を詰めるだけでは意味がない。寄せたら取り切る」といった指示が出されます。
練習やアップからの見学は、そのチームが大事にしている姿勢・方針が伺い知れるので、僕にみたいな素人には勉強になります。

試合は開始5分のところで星稜が先制。右からのクロスに#11白鳥橘平が合せます。
早い時間帯にゲームが動いたからか、その後はどちらかといえばカターレがボールを保持する時間帯が増え、そして、星稜の選手の動きが、やや鈍くぎこちなく映ります。ベンチからは「速く捌く」そして「もっと高い位置にボールを運ぶ」という趣旨の声がかけられます。
その後、前半41分、失点には繋がりませんでしたが、星稜のサイドバックの選手が出し処に困り、迷った揚げ句に選択したバックパスが弱く、これをスチールされピンチを迎えます。なるほど、ベンチの危惧が具現化したようなシーンです。

また、窮屈な試合運びを強いられたのでアンカー役の#9廣島大雅への負担が大きくなり、かつ、ここを狙われ潰され…といった流れになり、星稜がよりリズムを失っていきました。

前半は26分にオウンゴールで追加点と、星稜リードの2-0で折り返し、後半は3分にカターレ富山が後半から出場した#20丸山陽大のゴールで追い上げてからは、カターレがペースをつかんで勢いを増しますが、なんとか逃げ切っての星稜勝利。監督さんは非常に不満だった様子です。

ベンチからは様々な指示があったのですが、「全く駆け引きがない」といった内容の指摘もありました。マーカーがついている選手にパスを出す。また、そのマーカーをずらす努力をしていない。そういう細部を怠ると丁寧に繋ぐサッカーはできなくなるというのには納得です。

星稜側で観戦していたのでどうしても星稜目線での感想になってしまうのですが、粗が出てしまった感のある星稜に対して、カターレ富山は選手・ベンチ共に落ち着いたゲーム運びだったかと思います。
カターレ富山は逆転まで行ってもおかしくなかったのですが、枠を捕らえられないシュートが多かったのが、ひとつ残念。
帰宅後に公式記録を確認してみると、カターレ富山は3年生がスタメンに2人、リザーブに1人と大変若いチーム構成でした。
この内容で勝ち点という結果に繋げられなかったのは勿体ないのですが、選手構成を考慮すると、今後の上積みに期待といったところでしょうか。