高円宮杯プレミアリーグ2012/09/22 第14節 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 2-2引き分け・・・変化の兆しと変わらぬ何か

レッズランド2012年9月22日

 

 

 

 

カメラが明るさと暗さを自動的に判別してくれているようなのですが、太陽の指し方とかでなんか明るくとりたいところが暗くなってしまったりするんですね、なかなか携帯カメラを使いこなすのも難しいものです(言い訳w)

どうも、浦和サポブクメです☆

ブクメは、トップチームの試合には足を運ぶ予定はなかったのですが、掛け持ちでトップチームの埼玉スタジアム2002へ移動するという人には驚きのキックオフ時間変更でした。当初は13:00だったのが、前日くらいに13:30になっていたようです。

さて、午前中のジュニアユースの試合の後は、午後からは浦和レッズユースのプレミアリーグの戦いになります。以前のコンサドーレ札幌U18戦同様に、ピッチサイドまで入って観戦可能でした。午前中は曇ったり雨が降ったりで涼しかったのですが、ユースの時間に合わせてというか、日がさして気温も上がってましたね。更に、ピッチ状態も雨で既に悪くなっている中で午前中に1試合行ったということで、酷な感じになっていましたが、このピッチ状態で一番苦しんだのはもしかすると今日の対戦相手の清水エスパルスユースだったかもしれません。慣れていても浦和の選手もやりにくそうではありましたが、前回のアウェイで対戦した時の清水エスパルスユースの鋭さは影をひそめていたようにも感じられます。

さて、前節の試合後にやや厳しめのことをブログで書きましたが、既に残り試合が少なくなる中で、大幅に改革ができる状況ではないのは、仕方がない状況の中で、色々納得いかないことはあるものの、どんな状況であっても応援する人がいる限りは見せなければならないし、見せてもらいたいもの、そういう部分での変化を求めて見届けたい思いで観戦させてもらっています。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

こういう部分は、自分としても反省しなければならないと思うのですが、上手く行かない流れを多く見てしまっているために、 そういう先入観を持って試合を見始めてしまったと思います。

試合の入りとしては悪くなかったと思います。7番長谷優から10番中村駿介、21番進昂平につなげての仕掛けだったりと前線で3人以上が絡んで仕掛けようとする場面が多く見られました。ただ、指示が出ているのかどうかは分かりませんが、やはり前節同様左前線の14番関根貴大が低めに位置することが多く、だからと言って、左の前線のスペースを空けて意図的に走らせてという印象もなく、どういう意図で配置しているのかな~というところもありつつでしたが、仕掛けの回数は浦和が多く、ただ、中盤でのボールの収まり具合やそこからの展開の部分で上手く行かないことが多く、チャンスの割に決定機が少ないという印象はありました。

逆に、相手の攻撃は回数が多いわけではないのですが、狙いどころが良いのか浦和の守備の連係が上手く行っていないのか、危ない場面となることが多い印象がありました。

前回の対戦の時のように1.5列目くらいから裏へ飛び出してくる選手がいなかったことで助かった部分もあったと思います。

そのような展開の中で、先制したのは浦和。10番中村駿介がパスを受けてペナルティエリア内右から走りこむ21番進昂平に浮き球のパスを送り、そのボールをヘッドで見事に決めて1-0とします。

その後も、得点にはならなかったものの、3番寄特直人から21番進昂平のポスト、10番中村駿介に繋がってドリブルでの仕掛けや、14番関根貴大から7番長谷優へ繋げてからの仕掛け、16番岸伯富実のミドルシュートなど、何度かあと一歩という攻撃の形は見られます。

正直なところ、色々とかき回されてはしまったものの、結果的には昨年の年末のころに安定した守備として確立されていたメンバー構成に大体落ち着いている現在の守備ラインとキーパーの関係性の中で、どうしてこうなるのかと理由がわからないのですが、相手の攻撃に対しての守備の際の連係でやや不安定な様子が見受けられる今シーズンで、受け渡しの部分などで危ない場面が何度か見られ、そのような中で、軽率なプレーから24分に失点して同点に追いつかれてしまいます。

自分としては、マイナスの積み重ねの中で昨年までできていたことが失われてしまった中で、場当たり的に昨年のメンバーに戻していったことで、できていたことができなくなっている(これは、能力の部分と言うより、守備が上手く行かないという雰囲気からそうなってしまうもの)と思うのですが、周りから聞こえる声としては、肝心なところで声が出なくなっていることが原因で、もっと連携の部分でお互いに意見をぶつけるくらい言い合っても良いのではないかという物もありましたが、その意見にも納得します。

さて、試合の流れですが、失点後も浦和の攻撃の回数が多く、16番岸伯富実から19番須藤岳晟に落としてスペースに走る6番西袋裕太に渡して攻め上がる場面や、同様に21番進昂平にパスが入ったところで、再び6番西袋裕太が攻撃参加するなど、これまでとは少し違った攻めの試みなども見られつつも、逆転には至らず前半を1-1で折り返します。

後半スタートから、16番岸伯富実に代えて8番繁田秀斗が入ります。

後半のこの交代が浦和の中で前半にやや苦慮していた中盤でのパス捌きの部分にプラスの影響を与えたと思います。

トップ下の位置に8番繁田秀斗が入ることで、中盤のスペースを上手く探して動き、周りの選手の出しやすいところに動きパスを受けて捌いていくというプレーが加わったことで後半は、前半以上に安定した攻撃の組み立てができる時間が長くなります。

また、後半に入ってからは、前半と比べても14番関根貴大が攻撃参加して仕掛ける形が増え、相手のペナルティエリアで近いところで仕掛ける回数が増えます。

後半の10分くらいまでにセットプレーのチャンスを多く獲得した時間帯があったので、ここで逆転して一気にたたみかけられると楽になったと思うのですが、これも以前からやや気になる部分ではあるもののセットプレーで相手に脅威を与えるような仕掛けがあまり見られず、大きなチャンスを作りきることができていなかったように思えます。トップチームでも浦和はそういう感じなので浦和の伝統と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、やはりあれだけセットプレーのチャンスを多くもらっているのに、相手の守備を混乱さ
せる仕掛けがほとんどできないのは、もったいないと思います。

久しぶりにベンチに入った5番佐藤大介が23分に14番関根貴大に代わって入ります。プレースタイルが違う選手が入ったことで、その5番佐藤大介が仕掛けると見せていきなりループでゴールを狙うなど、可能性を感じさせるプレーを見せたものの、その左サイドがあまり使われることがなく、右ばかりで密集したところでプレーが繰り広げられるなど、やや意図が分からないところもあったものの、浦和の時間帯が多かったことで、それでも8番繁田秀斗の右前線のスペースに大きくボールを出して自らで仕掛けて右サイドを切り裂くようなプレーがあったりと、可能性があるプレーも随所に見られました。

前線で体を張っていた21番進昂平に代えて32分に11番大野将平が入ります。

そこまでの時間帯で、21番進昂平が実際にボールを持たないところで、スペースを作る動きだったり、体を張って相手ディフェンダーの動きを抑えたりと、かなり効いているタイミングだったので、正直「??」が付くタイミングでの交代でもありました。

・・・そして、チャンスで決められないとこうなるという感じで、37分にバックパスを手で扱ったという判定で間接フリーキックを与えてしまいますが、ここは相手が豪快に外してくれて何とか失点は免れましたが、42分に崩されて失点し、試合終了間際で1-2と逆転を許してしまいます。

下を向いてしまいそうな展開ですが、この失点後にあきらめずに浦和が反撃を見せます。前線に上がった6番西袋裕太が落としたボールに8番繁田秀斗が反応して、落ち着いて決めてゴール!

土壇場で2-2に追いつき、試合はそのまま2-2で終了となりました。

すごーーーく評価が難しい試合です。

前節の流通経済大学柏高校戦での完敗からの流れから考えると、変化の兆しが見えるのは確かでしたが、やはり采配で言うと「??」というところは多々あり、気持ちを見せて同点に追いついた8番繁田秀斗のプレーは最高に見ていて興奮しましたし、久しぶりに中盤で組み立てて仕掛ける戦いが見られるのも事実でしたが、今シーズン何度も見てきた試合の最終盤のところでやっとスイッチが入って結果的に同点止まりという結果でもあります。

とにもかくにも国体期間を空けて2週間後には重要な鹿島アントラーズユースとの一戦が待っています。

2週間。この期間で、更にチーム内で話し合い改善できるポイントは改善して、この「変化の兆し」が、更に良い方に向かい、この一戦でその成果を見届ける。

サポーターとしては、試合でそれを見せてもらうことで判断するしかないのですから。

ではでは! 

レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日

 

 

 

レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日

 

 

 

レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。