私の視点から見た今の浦和レッズ

埼玉スタジアム2002・2013年10月16日

どうも、浦和サポブクメです☆

先日、浦和の下部組織のサポーターの友人に「○○くんは、ノイローゼだからね~」と言われました。

ある意味正解ですね。まあ、それだけ、浦和の下部組織の環境に関しては、冷静でいられないくらい、危機感を感じているということで褒め言葉として捉えさせてもらっています。

さてさて、先日の天皇杯3回戦で浦和レッズユースの関根貴大と邦本宜裕が途中交代で出場し、邦本宜裕に至っては、ゴールまで決めてしまうという試合がありましたね。率直な感想として、あのゴールには鳥肌が立ちました。調子に乗っちゃって良いくらいのインパクトでした(笑)

ただ、やはりこの試合へのチームとしての取り組み方と指揮官の意図に関しては、批判されてしかるべきだと思っています。ベテランの奮起が足りないとかありましたが、試合勘のない選手をあれだけ急に組ませてしまえば、今回のような展開になることは容易に考えられます。

過密日程とは言いますが、試合の半分くらい戦うだけでも、疲労の蓄積が影響されるほど今のスタメンの選手たちは、ヤワなのですか?個人的には、ユースの選手たちにチャンスを与えてくれるのは嬉しいですが、明らかに、この試合を勝ちに行くための交代ではなかったですよね(交代選手に失礼だと言われても、やはり試合展開から考えてもおかしいです。)

試合後にブーイングも多く出ていましたが、もちろん、プロの試合のピッチで格下に敗れたので当然かもしれませんが、もう少し思慮深ければ、ブーイングという答えにはならないような気もします。

まあ、でもいいです。あまり足を運んでいないので、そこまで語れる立場ではないので自分は。

今回、試合以外のところでブログを書きたくなったのは、別の部分においてです。

以前から、たびたび触れていることですが、私は、邦本宜裕という選手は、既に今回の天皇杯で見せたような水準のプレーのレベルを持って今シーズン外部から浦和レッズユースに加入し、今年の育成の環境の中で、そこでやればやるほど、自信を失う悪い流れにはまってしまっていて、かなり心配していました。

今回のことで、再確認しましたが、浦和レッズユースの育成環境が変わらないのであれば、邦本は、早めにトップチームに入れて、その環境で育てていった方が良いと思います。彼は、そのくらい、高い水準に既に到達した段階で浦和レッズユースにやってきたのですから。

そして、トップ昇格が決まった関根貴大と同時に、この段階で1年生の邦本宜裕が出場したことで、浦和の下部組織の選手がどのように考えているのかが気になっています。

これも、このブログでたまに触れていることですが、ここで悔しさを覚えるのは当然必要なことですが、やはりサッカー選手として飯を食っていくことを目指すのであれば、自分というものを常に冷静に見つめていけなければならないと思います。

選手それぞれピークは違いますし、特徴も違えば、課題も違うし、のびしろも違う。技術面や戦術面の習得、吸収という自らの努力で変えられるもの以外に、身体的な成長という、自らでコントロールしにくい要素でも、人によって全く違ってきます。

筋力をつける、体幹を鍛えるにしても、その選手が最も能力を発揮できるところを見極めていかないといけませんし、やはり、社会人の出世レースと違い、早ければすごいというところに気持ちが行ってしまうと、あまり良い結果は生みません。

サッカー選手の場合は、まずは、強い信念を持ち続ける強さを身に着けることを前提として、あとは、比較ではなく、自分がサッカーで生きていくためにどのように取り組んでいくのかをしっかり見極めて取り組んでいくことが必要になってくると思います。

今の環境では、難しいことが多いとは思いますが、戦術自体は(私は嫌いな戦術ですが)、ようやく固まったようなので、その中でやれることを模索するしかないですね、大変ですが。

だから、今回のケースは、奮起の材料としてしっかり活かすことはすごく良いです。それでも自分がやるべきことは冷静に一つ一つ見つめて、焦らずに取り組んでいってください。

邦本に関しては、目の届く位置にいる間は、調子に乗っていたら突っ込むかもしれません(笑)

さてさて、話に脈絡がなくてすみませんが、今年は、下部組織のサポーターとしては、やや受け入れがたいな、ということが最近何度か起こっています。

関係者の方(コーチの方ではなく、下部組織の環境自体に影響を与えることができると思われる方)に、たまに「いつも応援ありがとうございます。」と声をかけていただくことがありますが、その言葉が本意なら、私たちがどのような思いで足を運んでいるかにも配慮いただける方が言葉をいただくよりもずっと嬉しいです。

私たち下部組織のサポーターの中には、浦和レッズのユースとジュニアユースの公式戦が週末にあれば、どちらの試合も足を運びたいというサポーターも多くいます。

その意味では、今年は、裏切られることが多い変更が何点かあります。日程発表の段階で掛け持ち不可能というケースに関しては、何も言うことはありません。

先日の、トップチームのさいたまダービーの試合の前に埼玉スタジアム第2グラウンドで行われたユースの試合は、当初は日曜日開催の予定で、土曜日にジュニアユースの公式戦、日曜日にユースの公式戦と両方足を運ぶことが可能な日程だったものが、急な変更でそこに組み込まれたんですね。

これには困りました。

そして、今日発表された10月26日のJユースカップのザスパクサツ群馬戦のキックオフ時間の変更。この日は、12時からレッズランドでジュニアユースの関東U15リーグがあり、ユースの試合は18時からなので群馬県太田市での試合でも、移動して掛け持ちは余裕かと思っていたのですが、15:30に変更されたとのこと(わがままを言えば、ジュニアユースの試合の後におそらく組まれるであろう練習試合も見たかったし、その後の選手のあいさつの時の表情まで見られると思っていましたから。)

これでも、渋滞にはまらなければ試合前にはギリギリ到着ができるとは思いますが、こういうことまで考慮していただいての仕方ない理由の時間変更なのでしょうか?

どちらにしても、現時点では浦和レッズの公式サイトでは、18時キックオフから変わってませんねw

そして、さらに言えば、明日の関東U15リーグのクマガヤSC戦は、会場が大野グランドから古河スカイ深谷工場多目的広場にだいぶ前に変更されることが関東U15リーグの公式ページに出ていたのですが、前日の今の段階でも、会場が浦和レッズのオフィシャルだと大野サッカー場になっていますよね。

浦和の育成は手を抜いていると思われてしまいますよ。

ではでは。

 

「私の視点から見た今の浦和レッズ」への2件のフィードバック

  1. ブクメさん、はじめまして。
    よく読ませていただいています。

    確かに浦和のオフィシャルホームページでの下部組織に対する扱いは酷いですよね。
    前は「週末のレッズファミリーの試合」みたいな形で、毎週末トピックスとしてあがってスケジュールが出てた時もありましたが、
    今は、普段から追っていない人には、いつ・どこで試合をしているのか全くわかりません。
    ここは早急に改善していただきたいですね。

    ただ、試合日時の変更に対する考えは、いささか自分本位過ぎではないでしょうか。
    興行ではないのですから、基本的に「下部組織を追いかけてる人」のためにスケジュールを組んではいけないと思っています。
    たとえば、実情は分かりませんが、18時の試合後にもう1試合練習試合を組むことは難しいですが、15時半なら試合後にもう1試合出来ます。
    埼スタのレッズ戦の前に第2グラウンドで試合をすれば普段以上の多くのサポーターに見てもらうことが出来ます。
    下部組織の選手たちにとって、それらは大きなメリットになるはずです。
    再優先されるべきは、選手たちにとってプラスなのかということと、アマチュアスポーツである以上お借りする会場の都合です。
    次いで、「その個々の試合を見に来る方」であり、「掛け持ちの都合」は最後でといいますか、考慮する必要が無いとすら思います。

    もちろん結果的に掛け持ち可能になれば尚良いでしょうし、それをブクメさんがご覧になってレポートしていただけると、読んでるこちらは嬉しい限りではあります。
    ただ、会場や日時の変更はきちんとアナウンスされるべきだと考えますが、
    それと「掛け持ち不可能なことへの不満」は分けて考えるべきだと自分は思います。

  2. 赤鼻様

    コメントありがとうございます!

    このようなコメントをいただけてうれしいです。実は、そのようなコメントをぶつけてきてくれる方っているのかな~と思って、あえて批判をされるような文章を今回加えてみたのです、すみません。

    炎上マーケットではありませんが、最近は、文章が一方通行になってしまっていて、どのようなことを書いてもぶつかってきてくれる人がいないのかな~と思うことが多くあり、そのようなブログになっていることが、浦和レッズの下部組織に対しての、扱いの放置につながっているのかと思う部分があり、少し反応があるように考えあえて、自分本位な文脈を加えてしまいました。

    今後も、何かありましたら、ご意見いただけると嬉しいです。浦和レッズが下部組織に対して真剣に向き合ってくれるように。

    よろしくお願いします!

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