関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/10/19 第22節 浦和レッズJrユースvsクマガヤSC U-15 3-2勝利・・・夏の中断明けから6連勝で優勝決定!

古河スカイ多目的広場2013年10月19日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、関東U15リーグの最終節vsクマガヤSC U-15戦を観戦に古河スカイ多目的広場まで行ってきました。最終節とは書きましたが、浦和レッズジュニアユースのみ、ジェフユナイテッド千葉戦が延期の延期になったため、実質今日が最終節だけど、来週にももう1試合あります。

不思議な感じです。

当初開催が予定されていた大野グラウンドから変更になり今回の会場になったのですが、足を運んだ方はご存知かと思いますが、大野グラウンドは、どうしても強風でサッカーにならないというイメージが強くなり、会場変更になり、一安心。

しかしながら、今日の古河スカイ多目的広場に関しては、別の要素での難しさがある会場でした。天然芝ではありますが、ところどころ凸凹なところがあったり、芝が長いのかなと思うようなボールの動きをする個所もあったりで、プレーしている選手は、相当ボールコントロールに苦戦を強いられるピッチだったように感じます。

いまだに、何位までが高円宮杯本大会にダイレクトに出場できるのかが、微妙にはっきりしない状況の中ですが、浦和レッズジュニアユースとしては、その枠を目指すという順位勝ち点でクラブユース選手権期間中の中断期間を迎えていたのですが、中断期間明けの快進撃でここまで5連勝。そして、気が付けば優勝が現実的に狙えるというところまで勝ち点を積み上げており、残り2試合で1勝1分以上であれば自力で優勝を決められるという展開で今日の試合を迎えました。

要するに、その枠は最低でも3くらいは与えられるようだから、そこに関しては、気にする必要がないところまで来ていますよという状況ですね。

実際に足は運べませんでしたが、前節の柏レイソル戦も内容も含めて良い形で勝利したという話を聞きましたし、全国へ向けて、一つ一つ、課題となるようなタイプの相手にも対応して勝利して進んでいるイメージですね。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに28番橋岡大樹、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と15番高橋海翔、MFが右に11番川上エドオジョン智慧、左に24番シマブク・カズヨシ、真ん中に2番浅賀祐太と17番平野正人、FWが左に4番轡田登、右に10番萩原大智

となります。

試合開始から感じたのは、ここ最近のチームのイメージからすると、メンバー構成にはほとんど変化はないのに今日は何か、プレーがぎこちないというか、ずれるというか、どうしたんだろうという、スタートの中、相手の激しいプレスだったり、長いパスからの力強い展開で、10分くらいまでは、相手に攻め込まれる回数もやや多い印象がありました。

同じ埼玉県のチームだからやりにくいのかな~とか、状況として、得失点差で残留が絶望的な相手の開き直った勢いにおされているのかな~と思う部分もありましたが、よくよく見てみると、ピッチコンディションが、先ほど書いたような状態で、ボールコントロールに関して複雑な難しさを作り出していたというか、とにかく、踏み込めば滑る、転がせばイレギュラーバウンドするなど、細かいプレーはより慎重にやらないといけない状況に苦しんでいた印象があります。

そのような流れの中でしたが、6分の17番平野正人の仕掛けや、オフサイドになったものの8分の15番高橋海翔から5番河内渉真を経由しての10番萩原大智の裏への抜け出しなど、通れば決定的という形は何度か作れていました。

しかしながら、序盤に決定的な場面を作ったのは相手で、13分に危険な場面を作られ、直後にも1番関敦也の好セーブで防いだものの、決定的な形を作られるなど、相手の力強い攻撃に苦しめられる時間帯が15分前後は続きました。

ピッチコンディションを考えてか、14分に11番川上エドオジョン智慧が浮き球のパスに浮き球のトラップでピッチ状態に左右されないような狙いと思われる抜け出しを試みていました。

やや難しい時間帯が続く中で、それでも崩し切られて失点することはなかったのですが、17分に相手にコーナーキックのチャンスを与えると、これを直接決められてしまい0-1と先制を許してしまいます。

これで、さらに相手の勢いが増した直後の19分には、ディフェンスラインの間にパスを通されて決定的な場面を作られるもののここは、相手のシュートミスに助けられます。

こういう展開でずるずる行かないのが今のジュニアユースの強さで、20分に10番萩原大智の仕掛けから、裏へ抜け出す4番轡田登にラストパスを通し、これをしっかり決めて1-1の同点に追いつきます。

23分には、28番橋岡大樹からのロングフィードに11番川上エドオジョン智慧が相手ディフェンダーと競ったところで、こぼれ球を奪った5番河内渉真がサイドから仕掛けます。

守備のところでは、左サイドのところでサイドバックの28番橋岡大樹が攻撃参加した時にタイミングよく、24番シマブク・カズヨシが、そのサイドのスペースに下がって守備の部分をフォローする動きを見せていました。こういう動きもチームとしてスムーズになっている印象があります。

前半も30分くらいになると、気が付けば浦和が主導権を握った展開に代わっていました。コントロールには苦戦していたものの、うまく対処できるようになっていました。

浦和のチャンスとしては、31分に17番平野正人のシュート、キーパーがはじいたところに4番轡田登がシュートと連続シュートでゴールに迫る場面や、左サイドから24番シマブク・カズヨシがドリブルで仕掛けてシュートを放ち、キーパーがはじいたところに17番平野正人が角度のないところからシュートを狙うも、惜しくもサイドネットという場面がありました。

コーナーキックも多く獲得したものの、前半のうちに逆転はできず、1-1で折り返します。

後半も浦和が主導権を握る流れは変わらず、スタートからシュートまで持ち込むチャンスを多く作ります。

そして、迎えた5分に、24番シマブク・カズヨシが左前線でパスを受けるとディフェンダーに囲まれる難しい状況で、ボランチの位置で良いポジションを取った2番浅賀祐太にいったん下げると、そこから2番浅賀祐太が右サイドをかけあがる5番河内渉真に展開。

この段階で、ペナルティエリア内には、浦和の選手が3人入っている状態で、クロスを上げても得点のチャンスも高い形を作りつつ、5番河内渉真がそのままドリブルで切り込み、角度がないところから見事にシュートを決め2-1と逆転に成功します。

この得点は、決めた5番河内渉真も見事でしたが、得点までの形自体も見事なものでした。

その後も、8分には11番川上エドオジョン智慧、10番萩原大智、クロスに17番平野正人がシュートまで持ち込む形や、9分の11番川上エドオジョン智慧から、17番平野正人を経由し、10番萩原大智が抜け出してシュートを狙うも惜しくもキーパーに防がれた場面、さらに11番川上エドオジョン智慧の右前線からのクロスを17番平野正人がスルーし、24番シマブク・カズヨシがシュートを狙うもキーパーに弾かれるなど、ゴールに近い形でのチャンスを多く作りだしました。

そのような流れの中迎えた18分に、右前線に脱け出した10番萩原大智からのクロスをペナルティエアリア内で受けた4番轡田登が、シュートコースがないため、左から走りこむ24番シマブク・カズヨシにパスを供給すると、このパスを相手ディフェンダーがクリアし、これが24番シマブク・カズヨシに当たり、ちょうどループシュートの軌道となり前目に出ていた相手キーパーを超えてゴール。

3-1と2点差に広げます。

20分に、24番シマブク・カズヨシに代えて13番中嶋海登が入ります。

21分に、コーナーキックのチャンスで28番橋岡大樹が強烈なヘッドでゴールを狙うも、わずかに枠を左に外れてゴールならず。

22分に、17番平野正人に代わり23番立川将吾が入ります。

34分に、11番川上エドオジョン智慧に代わり9番町田ジェフリーを投入します。

35分に、1点返され3-2と1点差に詰め寄られますが、39分に10番萩原大智に代えて16番斎木大輔を投入し、この差をしっかり守りきり、思ったよりは苦戦したものの、しっかり勝利で終了。やはり、2点差にできたことが大きかったですね。

今日は、ややピッチコンディションや相手のプレスの速さに苦しむ時間帯もありましたが、終わってみれば、やはり浦和が強かったなという印象の試合となりました。

この後、40分1本の練習試合がありましたので、そちらも簡単に触れますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK30番柿沼優輔、DFが左サイドバックに21番大西翔也、右サイドバックに16番斎木大輔、センターバックに23番立川将吾と20番小崎魁、MFが右に13番中嶋海登、左に26番荻原拓也、真ん中に6番知久航介と8番松高遼、FWが左に9番町田ジェフリー、右に7番伊藤敦樹

となります。

この練習試合のメンバーを見る限りは、ここ最近試合に出ていなかった8番松高遼は怪我明けで、そろそろ大丈夫な状況なのかな~とか、姿は見かけたものの、こちらでも出場がなかった3番渡邉陽は、怪我をしているのかな~という状況がうかがえますね。

この練習試合は、40分1本という短い時間でしたが得点ラッシュとなりました。

まず、5分に13番中嶋海登からのクロスを7番伊藤敦樹がダイレクトで合わせてゴールし1-0。

10分に26番荻原拓也がゴールを決め2-0。

19分に9番町田ジェフリーが決めて3-0。

23分にも、今度は6番知久航介からのクロスを狙い澄ましたヘッドで9番町田ジェフリーが決めて4-0。

24分に7番伊藤敦樹がミドルシュートを決めて5-0。

ということで、5-0と大勝となりました。

交代は、35分くらいに、21番大西翔也と16番斎木大輔に代わって10番萩原大智と15番高橋海翔でした。

さてさて、ちょうど試合が終わる直前くらいに優勝争いの当該チームの横浜F・マリノスジュニアユースが敗れたという情報が入り、これで1試合残した状態で今日の勝利で浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグ優勝が決まりました!

夏の悔しい敗戦から、さらに成長を見せ、上位チームが苦しむ中、浦和はリーグ戦6連勝という形で、見事優勝となりました。

毎試合課題になる部分は見つかりながらも、様々なタイプの相手、コンディションの中でも、先制されないに越したことはないのですが、2試合連続で先制されてからしっかり逆転して勝利しているなど、上昇曲線を描き続ける中での優勝は、見事です。

そう考えると、12月に高円宮杯を控えるチームにとって、関東予選がないために公式戦がない状況で2か月近く空いてしまうことを考えても、来週末にジェフユナイテッド千葉戦があるのは、逆に良いことなのかもしれません。

ここからの準備期間をどのように使い、12月の戦いでどのようなチームで全国の舞台に乗り込むのか、楽しみです!

個人個人の課題を強く心においている選手も多いようですし、勝っても自らのプレーに満足せずに悔し涙を流している選手の姿も見られます。

ここからは、どこまで貪欲に成長を目指して追い込めるかがカギになると思います。

そして、練習試合に出場したメンバーでの5-0の勝利というのも、大きなことであり、今Aチームで出場機会が多い選手の中でも、気を抜けば、すぐにほかの選手に追い抜かれてしまうという緊張感を保てるくらい、練習試合に出場していた方のメンバーのプレーの質も高かったと思います。

もうね、今日の結果を見れば、古河スカイ多目的広場の入り口がわからなくて、車でぐるぐる回ることになった大変な思いも一瞬で消えますよ(笑)

さてさて、本当は、明日の埼玉県クラブユース選手権のHAN FC戦も通常であれば、大原でのユースと掛け持ち可能なのですが、ちょっと事情があり、足を運べません。この3年生のチームを追う、2年生の戦いもすごく見たいのですが、行けません。

なので、前回のFESTA戦での経験を生かして、勝ち進んでほしい!

よろしくお願いします!

ではでは。

古河スカイ多目的広場2013年10月19日古河スカイ多目的広場2013年10月19日古河スカイ多目的広場2013年10月19日

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おまけの写真です。