浦和レッズユースのプリンスリーグ残留が決まって。

208

やはり、世界の様々なスタジアムを回っていますが、慣れてしまった風景で忘れがちですが、改めて眺めてみれば、埼玉スタジアムは、他と比較できない魅力を持っていますよね。この魅力的なスタジアムには、魅力的なチームが似合いますよね。

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースのプリンスリーグ関東残留が決まるかどうかが決定する16日のプレミアリーグ入れ替え戦決勝の今日、その試合のキックオフの時間帯、ブクメは、埼玉スタジアム第4グラウンドで行われていた、アルビレックス新潟シンガポール、カンボジア、JAPANサッカーカレッジの合同セレクションをボーっと眺めていました。

長い期間、頻度多く見て、長所や短所、持ち味を知り、人間部分の成長を含めた育成を考えて選手の良さを見つけていく私の観戦スタイルとは、真逆の世界となるセレクション(トライアウト。)

もちろん、名前が知れた選手であれば、それなりに事前の情報は見る側も知っているとは思いますが、基本的には、短い時間の中で、選考する人に強い印象を植え付けなければならない、過酷な環境ですよね。チームが絞られたトライアウトであれば、そのチームの現状まで知り、どういう選手を欲しているのかを、選考される側が理解して見せていく必要があります。

事前情報何もなく足を運んで眺めてみると、やはりまずは外見で目立つ選手だったり、声を大きく出している選手に目が行きます。それぞれの用意したウェアにビブスを付けて練習試合形式でセレクションが行われおり、おそらく同じチーム(または、何かしらで一緒にプレーしている友人)で参加している選手らしき組み合わせだと連携も良い。ひときわ目立つ選手が一人いた。

そういう選手が、そのチームのセレクションに合格するのか、それとも、もっと細かい部分を評価されて、目立たなくとも、評価されて合格する選手がいるのか、今回の選考する側のことをもう少し知っていれば、もっと面白かったかなと思ったりしました。

そんなこんなで、プリンスリーグ残留が決まったのは、実は、その場所にいて情報をチェックしたわけではなく、移動して東川口にある、とある整骨院で、マッサージを受けている最中に決まっていて、その後に情報をチェックして残留を知りました。

最近、あまり見かけなくなってしまったのですが、以前は、かなりの頻度で下部組織の試合に足を運んで一緒に試合を見ることも多かった浦和サポーターの友人が、トップ昇格ではないものの、その頃のユースの選手のプロ入りが決まった時に涙を流したと聞いたことがあります。

私は、そういう思い出がなく、喜びますが、涙は流せない。自分は冷たい人間なのかなと思うことも時々あります。

涙と言えば、思い返してみても昨年のユースの最終節終了時に、明らかにおかしな環境だった昨シーズンのユースを問題視しながらも、結果的に何もできずに降格になった最終戦の後に、自分でも驚くくらい、悔しさから涙が出ました。

おかしな状況を指摘することばかり考えていた昨年の反省を踏まえ、そこは抑えて選手をチームを応援する姿勢を強くやっていこうと決めた今年でしたが、気が付けば途中からは、同じような状況になっていました。

浦和レッズの育成を指示するような方にも、ブログを読んでいただいていると直接言っていただいたため、ニュアンスを文章に入れていけば、気づいてもらえるかもしれないと思って、結構そういう内容を入れることも増やしたのですが、変わりませんでした。

そうすると、もっと上の方から言われているのかもしれないと思うしかないのですが、どちらにせよ、私もいけないと思うのですが、途中からは、「今年もか・・・」と、育成に対しての浦和レッズの考え方が私が浦和レッズの下部組織に求めるものとはかけ離れていること、そこだけはブレないことに、ある意味、必死に伝えようとしてきたことに対しての気持ちが冷めてしまいました。

それでも、選手は応援したいという気持ちには、まったくブレずに、私の「浦和レッズの下部組織に入った選手はすべての選手がプロになれる力を持っている」という基本姿勢のもとにブログを書いてきたつもりでしたが、今年は、特定の選手を贔屓して、個人攻撃をしている、と指摘された試合も下部組織の試合に関してのブログの内容を通じて出てきてしまいました。まったくそういう意図はなく、チームとしてよくなるために書いた文章のつもりでしたが、結果的に関わる方を傷つけてしまったケースが、初めて出てしまいました。

これも以前に書きましたが、関わる人を傷つけるようなことをした場合には、潔くブログを止めるくらいの気持ちでこのブログはやってきましたので、正直、悩みました。

ただ、この頃には、私の中である種の決意が出てきていた時期だったので、その出来事は、そのことへの後押しとして受け止めることにさせてもらいました。そのことに関しては、年末くらいに実家でダラダラしているタイミングの今年最後のブログで書かせてもらえればと思います。

そんなこんなもあり、プリンスリーグ残留は、来年以降もユースに所属する選手たちにとっては、かなり重要なことではあっても、私としては、残留と言う結果によって、また浦和レッズと言うチームは、育成に対してのここ数年の課題を真剣に見つめることをせずに、最低限の結果は残ったから継続、となるのではないかとそちらの心配が先に立ってしまいました。

ユースに長くかかわっているのに冷たいと言われても、それが素直な気持ちでした。

それでも、Jユースカップからの浦和レッズユースの選手たちの思いと意地で、最後の3試合で這い上がった1つ上の順位が結果的に、残留に結び付いたのは間違えのない事実です。采配によって失った勝ち点を、選手の意地で取り戻して残留。そう考えると合点がいきます。

正直なところ、浦和レッズの育成に関しては、真摯に受け止めて変化がされるとは期待していません。

希望の光はあります。ただ、そこが重要視されているとは到底思えないので、希望の光がこれ以上消えないように、それだけは切に願っています。

今年最も私が悔しかったことは、ご父兄から度々聞かれる、「○○(ご子息の名前)が不甲斐なくて申し訳ない」というニュアンスの言葉。いえ、勝ち点を稼げなかった原因の大半は、別のところにありますとは思いながらも、ご父兄の方からすれば、そう感じてしまっているような状況になりえているのが、本当に悔しかったです。

はっきり言って、ユース世代くらいになれば、人間育成のところのみしっかりやれる人が付けば、後は選手で考えてやってみろというチームの作り方でも、選手は育つと思います。実際、そういうやり方で結果を残している高校もありますよね。

育成の世代で私が最重要だと考えるポイントは、人として向き合える人が携わること(仕事だけど、仕事と思って取り組む人は、やることがきっちりできても向いていないと思います。)

絶対にやめてほしいのは、考えなしに人を置き換える(あてがう)こと。

はっきり言って、トップチームと同じ戦術をユースでやる必要はないと思います。だって、トップチームのやっている戦術(?)は、狭い世界でしか通用しないですから。育成の段階でそれを徹底したら、オフィシャルページのユースの紹介のところにある

“浦和レッズのアカデミーセンターでは、プロのトップチームで活躍できる選手および世界に通用する選手を輩出することを目標にしています。

「GOOD PLAYER」とは個性、特徴があり、高い技術と戦術、フィジカルをもった闘える選手であり、アカデミーセンターでは選手個々の個性を伸ばす方針で指導しています。"

という目標からは、かけ離れていきますよ。個性や特徴も尊重されていないですよね、現在。

今年のやり方を継続するならば、是非、この文言は変更することをお勧めします。この文章を信じて預けたご父兄に嘘をつくことになりますから。

私は、監督やコーチの変更を希望しているわけではありません。だって、深いところが影響していてやむを得ず実践した結果が今年だとしたら、今年の体制は、その影響を受けていただけであって、そこは、1サポーターの私が知りえることではないですから。見えない深いところから変わらないと、浦和レッズも浦和レッズの下部組織も変わらないと思っていますので、やっぱり難しいですかね?

と、ある程度の覚悟を決めて、批判が集まりやすい文章にしてみました。でも、本音です。一個人の意見です。

209

埼玉スタジアム2002サブグラウンド横の道。その道の先に光はあるか?