今年も1年お世話になりました。来年のサッカーに関わる自分を模索中

どうも、ブクメです☆

思えば、カンボジアのプノンペンに拠点を移したのが昨年の9月。そこから、これまでの私とは違った生活がスタートし、1年以上をベースが日本ではないという生活に変えて過ごしてきました。日本にいる時の何倍もの経験(特に、危機察知能力とか、予期せぬことが起こることへの準備とか、一方通行でも逆から普通にバイクやトゥクトゥクが走ってくるとかw)ができました。

そして、私を取り巻く環境もこの1年ほどで大きく変わり、生活のベースはカンボジアになっていくのかなと感じていましたが、結果的に、年越しは日本で迎えることになりました。そもそもの予定では、カンボジアにいる予定だったのですが、私がかかわる仕事などの関係で、カンボジアでは効率が悪すぎることが増えてしまったことなど色々ありますが、拠点を日本に戻さないと仕事もうまく行かなそうだという状況まで来てしまい、来年中には拠点を日本にと思っていましたが、11月に日本に戻ってきたタイミングでそのまま日本拠点に戻すことを、一緒に生活する人と話し合って決めました。

拠点を日本に戻したと言っても、これまでの1,2か月カンボジア滞在して、日本に1,2週間というサイクルが逆になるようなイメージでそれほど大きな変化でもないとも言えるのですが、予定の組み方を日本での仕事やイベントベースで決めていくという点は、割と小さな変化に見えて大きな変化とも言えます。

調整して、再び育成系の試合に多く足を運ぶことが可能になります。

ただし、正直なところ、では来年は浦和レッズユースやジュニアユースの公式戦はできるだけ調整して全て足を運ぼうという気持ちにはなっていないのも事実です。

これは、たびたび書いてきていることですが、私は「浦和レッズ」ありきで応援できるというほど一途ではなく、トップチームの応援からも過去は、海外含めてすべての試合に足を運ぶとか、借金してもやっていたような熱中ぶりが嘘のように、チームの方針など納得できなくなって足を運べなくなった(抗議とかではなく、足を運ぶ気がなくなった)ことで、離れていきました。

トップからは離れても、育成チームに出会い、そちらに熱中することができました。そこから、浦和レッズの育成チームを応援するという形になりましたが、そこに関しても、浦和レッズユースありきで応援しているというよりは、そこにいる選手たちに出会ったことで、その環境で選手が成長していく姿を応援していく、特に浦和レッズの育成に入るような選手は、本当に個性的な選手が多く、プレースタイルも含めて特徴、特長を探していくことに楽しさを覚えていたのも事実です。

そこには、そういう選手たちが伸びていくための土壌があったということが、この5年ほどで強く強く感じられています。

育成でも私が好きになった色というものがあるとしたら、長期体制になった現体制で色は全く別のものに変わってしまいました。本当に人間を、世界で戦える選手を育てているんだよな?と思うような響かない育成。無機質な表情。空気感。ただし、別にこのチームだけがそうというわけではないので、正解がどれとかは、言える立場にありません。結果も出している、トップチームに選手も輩出している。成功者です。

別に応援なんて、だれかに頼まれてやることでもなく、ブログだって、私の好きでやっている趣味の延長線上のものですが、割と、本当に選手一人一人を見つめて、選手の特長を見つけるのが自分の役割だなとか思ってやってきました。

再度書きますが、正解はどれなのかは、だれにもわかりません。これは、私の中では完全に不正解と言うだけの話です。

何が今の育成で一番イライラすることなのかなと考えたときに、選手たちの特長を伸ばすよりも、分析の方が重要になってしまい、そこに従うことの方が重要になってしまった。遵守優先になってしまったことが、私個人的な育成のあるべき姿と乖離してしまったことに尽きるのかなと思います。

色々書いても仕方ないですね。本当に、大みそかになんてネガティブな文章を書いているんだと自分でも思います。

それでも、足を運んでいたのは、見てきた選手たちのことが気になるからなのですが、これも、気になるから見に行き、そこでまた新しい選手を見て、というサイクルだと永遠に続いてしまうんですよね。

そして、来年も育成の体制のベース(上に立つもの)は変わらないようだという話が聞こえてきたときに、何か落胆というよりは、決断する時なのかなと感じる自分もいたわけです。

ちょうど、今年は12月は丸ごと日本にいることができたことで、残念ながら、ジュニアユースの全国は見られなかったものの、ユースの残り試合や、新チーム、大学サッカーや高校サッカーなど色々なところに足を運ぶことができ、また、これまで育成に関わる中で見させてもらった選手たちの新しい挑戦のニュースもたくさん入ってきました。

結論から言うと、今の時点での考え方としては、2018年は、足の運び方が変わると思います。

あくまでベースは、「浦和レッズの育成」になりますし、結局気になるからユースにもたくさん足を運ぶかもしれませんが、その幅をこれまで見てきた選手たちの次の舞台にウェイトを置くケースが増えると思います。

ユースのご父兄の方で、私のブログをいつも読んでくださっているという言葉を聞くと本当に嬉しい気持ちになりますし、特に遠方から選手を浦和に預けているご父兄の方はなかなか足を運べないということでできる限り多くの情報を提供させていただきたい気持ちは強いのですが、大変申し訳ありませんが、2018年は、もちろんユースの試合にも足を運ぶ予定ではいますが、これまでとは少し違った足の運び方になることをお許しください。

選手を応援する気持ちは変わりませんが、選手が伸びる環境(あくまで私が思う選手が伸びる環境という意味ですので、お間違えなく)ではないところで、冷めた気持ちでサッカーを冷静に見るだけなことも結構つらくなりました。

「好きなサッカーで情熱を傾けられる場所」を少し探したいと思います。

私はどこへ向かうのか。昔からそうでしたが、海外などに関わることで、よりオブラートに包んだような言い方ができなくなりました。

選手の皆さんには、頑張ってもらいたい。その気持ちだけは変わりません。

ということで、今年も1年大変多くの方にお世話になりました。感謝以外の言葉はありません。

来年も、よろしくお願いします!

ではでは。

「今年も1年お世話になりました。来年のサッカーに関わる自分を模索中」への1件のフィードバック

コメントは受け付けていません。